JP6876386B2 - 直流電源装置および空気調和機 - Google Patents
直流電源装置および空気調和機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6876386B2 JP6876386B2 JP2016127253A JP2016127253A JP6876386B2 JP 6876386 B2 JP6876386 B2 JP 6876386B2 JP 2016127253 A JP2016127253 A JP 2016127253A JP 2016127253 A JP2016127253 A JP 2016127253A JP 6876386 B2 JP6876386 B2 JP 6876386B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- switching
- control
- switching element
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B70/00—Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
- Y02B70/10—Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
Description
このような直流電源装置は、入力する交流電圧から直流電圧をより高くするため倍電圧整流回路を備えており、力率改善や電源高調波電流の低減、直流電圧の昇圧を目的にリアクトルとスイッチング素子を用いて能動動作を行う。
図12に示すように、電力変換装置501は、電源505、コンバータ回路502、インバータ装置503、制御回路504、および電動機506を備える。
コンバータ回路502は、リアクトルLと、スイッチング素子T1,T2、整流ダイオードD1〜D4、および平滑コンデンサC1,C2からなるダイオードブリッジ回路502aと、を備える。
コンバータ回路502は、スイッチング素子T1,T2をオフした状態では倍電圧整流回路となり、正の半周期においては電源→L→D1→C1→電源の経路で平滑コンデンサC1が充電され、負の半周期において電源→C2→D2→L→電源の経路で平滑コンデンサC2が充電される。正の半周期においては整流ダイオードD1に電流が流れるときにスイッチング素子T1を、整流ダイオードD2に電流が流れるときにスイッチング素子T2をオンすることにより同期整流回路として動作する。
図1に示すように、直流電源装置1は、リアクトルL1と、平滑コンデンサC1,C2と、ダイオード特性を有するスイッチング素子Q1、Q2と、双方向スイッチS1(双方向スイッチ回路)と、電流検出部11と、交流電圧検出部12と、負荷検出部15と、直流電圧検出部13と、制御部18と、を備える。
直流電源装置1は、交流電源VSに接続され、直列に接続されたダイオード特性を有するスイッチング素子Q1,Q2と、交流電源VSに接続され、直列に接続された平滑コンデンサC1,C2とからなる倍電圧整流回路10と、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2の接続点N1にリアクトルL1の一方の点を接続し、リアクトルL1の他方の点と交流電源VSの一方を接続し、交流電源VSの他方の点と、平滑コンデンサC1と平滑コンデンサC2の接続点N2とを接続し、リアクトルL1と倍電圧整流回路10の間に双方向スイッチS1が備えられる。
なお、図1では、ダイオード特性を有するスイッチング素子Q1,Q2は、ダイオード特性の極性がわかりやすいようにダイオードを併記している。このダイオードのアノード側は、スイッチング素子Q1のソースとなり、ダイオードのカソード側は、スイッチング素子Q2のドレインとなる。
ダイオード特性を有するスイッチング素子Q1、Q2は、導通については双方向に可能であるが、導通阻止については片側にしかできないため、ここでは双方向スイッチS1と区別する。双方向スイッチS1として、SiC−FET、GaN−FETを使用して、より高効率な動作が行うこともできる。
交流電圧検出部12は、交流電源VSの電圧を検出し、制御部18に交流電圧情報を送る。
直流電圧検出部13は、平滑コンデンサC1とC2間の直流電圧を検出し、制御部18に直流電圧情報を送る。
負荷検出部15は、直流電源装置1に接続された負荷H(例えば、モータ駆動用インバータ)の負荷情報(例えば、インバータの回転周波数、インバータの変調率直流電流、モータ電流、モータトルクなど)を制御部18に送る。
この場合、制御部18は、交流電源VSの半周期間に双方向スイッチS1を20回以下の回数でスイッチングする部分スイッチング制御と、交流電源VSの半周期間に双方向スイッチS1を80回以上の回数でスイッチングする高速スイッチング制御と、を実行することが好ましい。
図2に示すように、双方向スイッチS1は、ダイオード特性を有するスイッチング素子Q11,Q12を向かい合わせに接続した回路構成がある。
図3に示すように、双方向スイッチS1は、ダイオードスタックD11〜D14と、スイッチング素子Q13とを組み合わせる回路構成がある。
本実施形態では、直流電源装置1は、複数の動作モードを有する。
直流電源装置1の動作モードを大別すると、ダイオード特性を有するスイッチング素子Q1,Q2をオフしたままで行う「倍電圧整流モード」、「部分スイッチングモード」および「高速スイッチングモード」と、ダイオード特性を有するスイッチング素子Q1,Q2をダイオード特性に電流が流れるタイミングに同期させて同期整流を行う「倍電圧整流モード」、「部分スイッチングモード」および「高速スイッチングモード」と、の6つがある。
「部分スイッチングモード」は、交流電源半周期の間に双方向スイッチS1を1回から20回以下の回数で部分的にスイッチングを行う。また「高速スイッチングモード」は、電源周期のほぼ全域で双方向スイッチS1を80回以上のスイッチングを行う。ただし「高速スイッチングモード」においても、直流電圧と交流電圧の大小関係によりある範囲でスイッチングを停止することもある。ちなみに、「部分スイッチングモード」および「高速スイッチングモード」において、21〜79回のスイッチングを避けるのは、周波数が人間の可聴範囲と重なり、リアクトル等から発生する音を不快と感じるからである。特殊な防音効果をもつリアクトルを用いるならば、上記スイッチング回数はこの限りではない。
同期整流を行う「倍電圧整流モード」は、ダイオード特性を有するスイッチング素子Q1、Q2をダイオードに電流が流れるタイミングに同期させて同期整流を行うモードである。同期整流を行う「倍電圧整流モード」は、スイッチング素子Q1,Q2をオフしたままで行う「倍電圧整流モード」に対して、より高効率動作を行うためのものである。
電源電圧Vsが0となる点を電源電圧のゼロクロスと呼ぶ。本実施形態では、電源電圧Vsが0となるゼロクロスまたはその近傍に双方向スイッチS1とスイッチング素子Q1およびスイッチング素子Q2をオフする期間を設ける。
そこで直流電源装置1は、電流検出部11が回路電流を検出し、制御部18は、検出された電流情報を基に、スイッチング素子Q1のダイオード特性に電流が流れるタイミングを検出し、電流がある閾値より大きくなった場合にスイッチング素子Q1をオンする。
スイッチング素子Q1をオンオフする別な方法としては、交流電圧検出部12による交流電圧情報と直流電圧検出部13による直流電圧とを比較し、直流電圧よりも交流電圧が大きくなった後でスイッチング素子Q1をオンする。交流電圧が直流電圧よりも小さくなった後でスイッチング素子Q1をオフする。
同期整流を行う「部分スイッチングモード」は、同期整流を行いながら部分スイッチングを行うモードである。
図5は、同期整流を行う「部分スイッチングモード」の電圧・電流波形図である。より具体的には、図5は、同期整流を行う「部分スイッチングモード」における交流電源電圧Vsと回路電流Isとダイオード特性を有するQ1,Q2および双方向スイッチS1の駆動パルスの波形図を示す。
上述したように、電源電圧Vsがゼロクロスから正となる正の半周期のとき回路電流Isが流れていない状態でスイッチング素子Q1をオンすると平滑コンデンサC1から交流電源VSへ電流が逆流してしまう。
また電源電圧Vsが正の半周期において、ダイオード特性を有するスイッチング素子Q1をオンした状態で双方向スイッチS1をオンさせると、平滑コンデンサC1の電圧が放電してしまうので、双方向スイッチS1がオンのときにはスイッチング素子Q1はオフしている必要がある。
したがって、電源電圧Vsのゼロクロスから正の半周期のとき、双方向スイッチS1,Q1、Q2がオフの状態から、始めにS1をオンさせる。
スイッチング素子Q1をオンオフする別な方法としては、交流電圧検出部12による交流電圧情報と直流電圧検出部13による直流電圧とを比較し、直流電圧よりも交流電圧が大きくなった後でスイッチング素子Q1をオンする。交流電圧が直流電圧よりも小さくなった後でスイッチング素子Q1をオフする。
これにより、回路電流Isが0となった後は双方向スイッチS1およびスイッチング素子Q1,Q2がオフの状態となる。
交流電流が小さいときは、電流と電圧の過渡現象の時間も短いので、デッドタイムは短くてもよい。デッドタイムが短い方が同期整流の効果が大きくなるので、電流値に合わせてデッドタイムを可変させることが望ましい。
同期整流を行う「高速スイッチングモード」は、同期整流を行いながら「高速スイッチングモード」を行うモードである。
図6は、同期整流を行う「高速スイッチングモード」の電圧・電流波形図である。より具体的には、図6は、同期整流を行う「高速スイッチングモード」における交流電源電圧Vsと回路電流Isとダイオード特性を有するQ1,Q2および双方向スイッチS1の駆動パルスの波形を示す。
同期整流を行う「高速スイッチングモード」は、同期整流を行う「部分スイッチングモード」よりもスイッチングの回数が多くなるので高調波抑制効果、力率改善効果、直流電圧の昇圧効果が向上する。しかしながらスイッチング回数が多くなることでスイッチング損失が増え、回路効率は低下するという特徴がある。
電源電圧が再びゼロクロスに近づいたときはスイッチング素子Q1と双方向スイッチS1とを共にオフするのが望ましい。スイッチング素子Q1と双方向スイッチS1とを共にオフするのは、電流のリアクトルによる位相遅れを解消するためである。
電源電圧Vsが負の半周期のときは、正の半周期のときに双方向スイッチS1とスイッチング素子Q1に行ったのと同様の制御を双方向スイッチS1とスイッチング素子Q2に対して行う。
直流電源装置1は、前記のように、スイッチング素子Q1,Q2をオフしたままで行う「倍電圧整流モード」、「部分スイッチングモード」および「高速スイッチングモード」と、スイッチング素子Q1,Q2をダイオード特性に電流が流れるタイミングに同期させて同期整流を行う「倍電圧整流モード」、「部分スイッチングモード」および「高速スイッチングモード」と、の6つのモードがある。
低負荷の場合には、高調波電流も小さくなるので必要以上に力率を確保する必要が無い場合がある。しかし、高負荷の場合には、高調波電流も大きくなるので、高速スイッチングモードのようにショット数を増やして力率を確保する必要がある。
低負荷時に高速スイッチングを行った場合、必要以上に力率を確保することになる。更にスイッチング損失も同期整流制御に対して増大する。換言すれば、負荷条件に応じて効率を考慮しつつ最適なスイッチング制御を行って力率を確保することで高調波電流を低減すればよいと言える。
第1制御方法は、予め決められた第1の閾値情報に基づいて、同期整流制御を実行するモードと、同期整流制御および部分スイッチング制御を同時に実行するモードとを切り替える。なお、図面では、部分スイッチング制御のことを「部分SW」と省略して記載している。
第2制御方法は、予め決められた第1の閾値情報に基づいて、同期整流制御を実行するモードと、同期整流制御および高速スイッチング制御を同時に実行するモードとを切り替える。なお、図面では、高速スイッチング制御のことを「高速SW」と省略して記載している。
なお、この第3制御方法は、ダイオード特性を有するスイッチング素子Q1,Q2に、高速タイプのSJ−MOSFETを用いることで、導通損失とスイッチング損失の低減を両立させる効果が最も良く現わされるモードである。
第5制御方法は、予め決められた第1の閾値情報に基づいて、同期整流制御を実行するモードと、ダイオード整流制御および高速スイッチング制御を同時に実施するモードとを切り替える。
第6制御方法は、予め決められた第1、第2の閾値情報に基づいて、同期整流制御を実行するモードと、ダイオード整流制御および部分スイッチング制御を同時に実施するモードと、ダイオード整流制御および高速スイッチング制御を同時に実施するモードとを切り替える。
第7制御方法は、予め決められた第1、第2の閾値情報に基づいて、同期整流制御を実行するモードと、ダイオード整流制御および部分スイッチング制御を同時に実施するモードと、同期整流制御および高速スイッチング制御を同時に実施するモードとを切り替える。
第8制御方法は、予め決められた第1、第2の閾値情報に基づいて、同期整流制御を実行するモードと、同期整流制御および部分スイッチング制御を同時に実施するモードと、ダイオード整流制御および高速スイッチング制御を同時に実施するモードとを切り替える。
このような、直流電圧Vdの急激な変動を回避するために、「部分スイッチングモード」から「高速スイッチングモード」に切り替える際に、回路電流Isが通常値(従前の値)よりも低くなるように制御することが好ましい。回路電流Isを操作する具体例について説明する。
図8(a)は、部分スイッチング制御時の交流電源電圧Vsの瞬時値と入力電流Isとを模式的に示している。
図8(b)は、「高速スイッチングモード」に切り替えたときの交流電源電圧Vsの瞬時値と入力電流Isとを模式的に示している。図8(b)に示す、「部分スイッチングモード」におけるピーク値よりも、高速スイッチングモードにおけるピーク値が低くなっている。このように、「部分スイッチングモード」から「高速スイッチングモード」への切り替えの瞬間に、「部分スイッチングモード」における回路電流Isに対して、「高速スイッチングモード」における回路電流Isのピークが低くなるように、オン時間を調整して切り替えることで、直流電圧Vdの変動を抑えることが可能である。
更に、各制御の切り替えは電源電圧のゼロクロスのタイミングで行うことで、安定的に制御の切り替えを行うことができる。
負荷H(図1参照)が高負荷である場合には、直流電圧Vdを高くする(特に、交流電源電圧実効値Vsの√2倍よりも高くする)ことがある。このような場合の動作モードは、「高速スイッチングモード」を選択することが好ましい。直流電圧Vdが交流電源電圧実効値Vsの√2倍よりも高い状態で、「部分スイッチングモード」を採用すると、高調波電流が大きくなってしまうからである。
図9に示すように、消費電力Pが所定値P1以下であれば、直流電圧Vdは、√2×2×Vs以下の値になっている。消費電力Pが所定値P1よりも高い所定値P2以上になると、直流電圧Vdは、√2×2×Vsよりも高い所定値になっている。また、消費電力Pが所定値P1〜P2の範囲では、消費電力Pの増加に伴って直流電圧Vdが単調増加している。
そして、制御部18(図1)は、倍電圧整流を行う倍電圧整流制御と、交流電源VSの半周期間に双方向スイッチS1を部分的な範囲でスイッチングする部分スイッチング制御と、交流電源VSの半周期間に双方向スイッチS1を略全域でスイッチングする高速スイッチング制御と、倍電圧整流制御、部分スイッチング制御、および高速スイッチング制御のいずれか1つと、スイッチング素子Q1およびスイッチング素子Q2をオンする同期整流とを組み合わせて行う制御と、を実行する。
図10は、本実施形態の直流電源装置1を用いた空気調和機の室内機、室外機、およびリモコンの構成図である。
図10に示すように、空気調和機Aは、いわゆるルームエアコンであり、室内機100と、室外機200と、リモコンReと、図示しない直流電源装置1(図1参照)とを備えている。
室内機100と室外機200とは冷媒配管300で接続され、周知の冷媒サイクルによって、室内機100が設置されている室内を空調する。また、室内機100と室外機200とは、通信ケーブル(図示省略)を介して互いに情報を送受信するようになっている。更に室外機200には配線(図示省略)で繋がれており室内機100を介して交流電圧が供給されている。直流電源装置は、室外機200に備えられており、室内機100側から供給された交流電力を直流電力に変換している。
直流電源装置1は、高効率動作と力率の改善による高調波電流の低減と直流電圧Vdの昇圧を行うものである。そして、動作モードとしては前記のように、6つの動作モードを備えている。
例えば、負荷H(図1参照)として空気調和機Aのインバータやモータを考えた場合、負荷が小さく、効率重視の運転が必要であれば、直流電源装置1を「同期整流モード」で動作させるとよい(図7の「#1」〜「#8」参照)。
負荷に、閾値#1,#2を設けて、かつ機器として空気調和機Aを考えた場合、負荷が小さい中間運転領域において、直流電源装置1は同期整流を行い、定格運転時には部分スイッチング(ダイオード整流または同期整流の何れかを組み合わせる)を行い、必要に応じて高速スイッチング(ダイオード整流または同期整流の何れかを組み合わせる)を行う。
例えば、負荷の大きさが閾値#1以下ならば、直流電源装置1は同期整流を行い、閾値#1を超えたならば部分スイッチング(ダイオード整流または同期整流の何れかを組み合わせる)を行う。または負荷の大きさが閾値#2を超えたならば、直流電源装置1は、高速スイッチング(ダイオード整流または同期整流の何れかを組み合わせる)を行い、閾値#2を以下ならば部分スイッチング(ダイオード整流または同期整流の何れかを組み合わせる)を行う。
以上のように直流電源装置1は、負荷の大きさに応じた最適な動作モードに切り替えることで、高効率動作を行いつつ、高調波電流の低減を行うことが可能である。
空気調和機以外の機器に、本実施形態の直流電源装置1を搭載してもよく、空気調和機以外の機器において高効率かつ信頼性を高めることができる。
例えば、本実施形態では、MOSFET(Q1)乃至MOSFET(Q4)としてSJ−MOSFETを使用した例を説明した。SJ−MOSFETに代えて、このMOSFET(Q1)乃至MOSFET(Q4)としてSiC−MOSFETやGaN−MOSFETを用いたスイッチング素子を用いることで、更なる高効率動作を実現することが可能である。
また、上記した実施形態例は本発明をわかりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態例の構成の一部を他の実施形態例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態例の構成に他の実施形態例の構成を加えることも可能である。また、各実施形態例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
各実施形態において、制御線や情報線は、説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10 倍電圧整流回路
11 電流検出部
12 交流電圧検出部
13 直流電圧検出部
15 負荷検出部
18 制御部
100 室内機
200 室外機
VS 交流電源
Vs 電源電圧
Is 回路電流
L1 リアクトル
S1 双方向スイッチ(双方向スイッチ回路)
Q1 ダイオード特性を有する第1スイッチング素子
Q2 ダイオード特性を有する第2スイッチング素子
Q11,Q12 ダイオード特性を有するスイッチング素子
Q13 スイッチング素子
C1 平滑コンデンサ(第1平滑コンデンサ)
C2 平滑コンデンサ(第2平滑コンデンサ)
D11〜D14 ダイオードスタック
A 空気調和機
Claims (12)
- 交流電源に接続され、直列に接続されたダイオード特性を有する第1スイッチング素子および第2スイッチング素子と、前記交流電源に接続され、直列に接続された第1平滑コンデンサおよび第2平滑コンデンサとを有してなる倍電圧整流回路と、
前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子の接続点にリアクトルの一方の点を接続し、
前記リアクトルの他方の点と前記交流電源の一方を接続し、前記交流電源の他方の点と、前記第1平滑コンデンサと前記第2平滑コンデンサの接続点とを接続し、
前記リアクトルと前記倍電圧整流回路の間に双方向スイッチとが備えられ、
さらに、倍電圧整流を行う倍電圧整流制御と、
前記交流電源の半周期間に前記双方向スイッチを部分的な範囲でスイッチングする部分スイッチング制御と、
前記交流電源の半周期間に前記双方向スイッチを略全域でスイッチングする高速スイッチング制御と、
前記倍電圧整流制御、前記部分スイッチング制御、および前記高速スイッチング制御のいずれか1つと、前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオンする同期整流とを組み合わせて行う組合せ制御と、を実行する制御部を備える
ことを特徴とする直流電源装置。 - 前記制御部は、
前記同期整流と前記部分スイッチング制御または前記高速スイッチング制御を組み合わせて行う制御の場合、前記双方向スイッチをオンするときには前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフする
ことを特徴とする請求項1に記載の直流電源装置。 - 前記制御部は、
前記交流電源の半周期間に前記双方向スイッチを20回以下の回数でスイッチングする前記部分スイッチング制御と、
前記交流電源の半周期間に前記双方向スイッチを80回以上の回数でスイッチングする前記高速スイッチング制御と、を実行する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の直流電源装置。 - 前記双方向スイッチと前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子の駆動パルスにデッドタイムを設ける
ことを特徴とする請求項1に記載の直流電源装置。 - 電源電圧が0となるゼロクロスまたはその近傍に前記双方向スイッチと前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフする期間を設ける
ことを特徴とする請求項1に記載の直流電源装置。 - 前記制御部は、
前記部分スイッチング制御または前記高速スイッチング制御を行う場合、前記ゼロクロスにおいて、前記双方向スイッチを始めにオンさせる
ことを特徴とする請求項5に記載の直流電源装置。 - 前記制御部は、
前記同期整流を行っている場合、回路電流が所定の電流閾値より小さくなったときに前
記同期整流を行うためオンしている前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフする
ことを特徴とする請求項1に記載の直流電源装置。 - 前記制御部は、
前記同期整流を行っている場合、交流電圧が直流電圧よりも大きくなったときに前記同期整流を行うためオンしている前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子をオフする
ことを特徴とする請求項1に記載の直流電源装置。 - 前記制御部は、
各制御を切り替える場合、電源電圧が0となるゼロクロスで行う
ことを特徴とする請求項1に記載の直流電源装置。 - 前記制御部は、
前記部分スイッチング制御から前記高速スイッチング制御に切り替える場合に前記交流電源から流れる回路電流のピーク値が従前の値よりも低くなるように制御し、
前記高速スイッチング制御から前記部分スイッチング制御に切り替える場合に前記交流電源から流れる回路電流のピーク値が従前の値よりも高くなるように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の直流電源装置。 - 前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子のいずれか1つは、スーパージャンクション構造のMOSFET、SiC(Silicon carbide)−MOSFET、GaN(Gallium nitride)、またはIGBT(Insulated-Gate-Bipolar-Transistor)とダイオードの並列接続である
ことを特徴とする請求項1に直流電源装置。 - 請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の直流電源装置を備える
ことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016127253A JP6876386B2 (ja) | 2016-06-28 | 2016-06-28 | 直流電源装置および空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016127253A JP6876386B2 (ja) | 2016-06-28 | 2016-06-28 | 直流電源装置および空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018007329A JP2018007329A (ja) | 2018-01-11 |
JP6876386B2 true JP6876386B2 (ja) | 2021-05-26 |
Family
ID=60948229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016127253A Active JP6876386B2 (ja) | 2016-06-28 | 2016-06-28 | 直流電源装置および空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6876386B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021038867A1 (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-04 | 三菱電機株式会社 | 直流電源装置、モータ駆動装置、送風機、圧縮機及び空気調和機 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003153534A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-05-23 | Sony Corp | スイッチング電源回路 |
JP4784207B2 (ja) * | 2004-11-18 | 2011-10-05 | パナソニック株式会社 | 直流電源装置 |
JP2008259395A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 直流電源装置 |
JP5228609B2 (ja) * | 2008-05-08 | 2013-07-03 | パナソニック株式会社 | 電源装置 |
KR101345282B1 (ko) * | 2008-08-26 | 2013-12-27 | 삼성전자주식회사 | 대기모드 저전력이 가능한 전원공급장치 |
JP2010246204A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Panasonic Corp | 直流電源装置およびそれを備えた冷蔵庫 |
JP5058272B2 (ja) * | 2010-01-22 | 2012-10-24 | 三菱電機株式会社 | 直流電源装置、これを備えた冷凍サイクル装置、並びに、これを搭載した空気調和機及び冷蔵庫 |
JP5638585B2 (ja) * | 2012-10-29 | 2014-12-10 | 三菱電機株式会社 | 直流電源装置、冷凍サイクル装置、空気調和機および冷蔵庫 |
JP5743995B2 (ja) * | 2012-10-30 | 2015-07-01 | 三菱電機株式会社 | 直流電源装置、冷凍サイクル装置、空気調和機および冷蔵庫 |
-
2016
- 2016-06-28 JP JP2016127253A patent/JP6876386B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018007329A (ja) | 2018-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107546991B (zh) | 电力变换装置、以及具备电力变换装置的空调机 | |
JP6478881B2 (ja) | 直流電源装置および空気調和機 | |
CN109874379B (zh) | 电力转换装置和空调机 | |
AU2009285313B2 (en) | Converter circuit, and motor drive controller equipped with converter circuit, air conditioner, refrigerator, and induction cooking heater | |
JP6798802B2 (ja) | 直流電源装置および空気調和機 | |
CA2929041C (en) | Dc power-supply device and refrigeration cycle device | |
JP7104209B2 (ja) | 電力変換装置、及びこれを備える空気調和機 | |
CN109937531B (zh) | 电力转换装置及冷冻空调机器 | |
JP6038314B2 (ja) | 直流電源装置、およびそれを備えた冷凍サイクル適用機器 | |
JP6671126B2 (ja) | 直流電源装置および空気調和機 | |
JP2017055475A (ja) | 直流電源装置および空気調和機 | |
JP6876386B2 (ja) | 直流電源装置および空気調和機 | |
JP6955077B2 (ja) | 直流電源装置および空気調和機 | |
JP6906077B2 (ja) | 直流電源装置および空気調和機 | |
JP6982254B2 (ja) | 電力変換装置及び空気調和機 | |
JP7359925B2 (ja) | 直流電源装置および空気調和機 | |
JP7333450B2 (ja) | 電力変換装置及び空気調和機 | |
AU2013270449B2 (en) | Converter circuit and motor drive control apparatus, air-conditioner, refrigerator, and induction heating cooker provided with the circuit | |
JP7238186B2 (ja) | 電力変換装置、及びこれを備える空気調和機 | |
JP6884254B2 (ja) | 電力変換装置および空気調和機 | |
JP6959400B2 (ja) | 直流電源装置および空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20161130 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210330 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210426 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6876386 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |