JP6876134B2 - 工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、落下した切屑を排出装置へと送り込むための傾斜したガイドテーブルを有し、そのガイドテーブルに対して左右両側からクーラントを流し込むようにした工作機械に関する。
工作機械の加工室内では、加工点にクーラントが噴き出され、切削加工などに対する潤滑や切屑の洗い流しが行われる。また、工作機械には切屑の排出装置として排出コンベアが設置され、その貯留槽に入った切屑が機外へと送り出されようになっている。そのため、加工点の下側には貯留槽への投入口が設けられ、落下した切屑やクーラントがその貯留槽に集められるようになっている。そして、投入口の外側には、その投入口へ直接入らなかった切屑をクーラントで流し込むようにした構成がとられている。例えば、クーラントを利用して切屑を洗い流すようにした工作機械としては、下記特許文献1,2に開示されたものを挙げることができる。
特に、同文献の従来例には複数箇所からクーラントを噴出する工作機械が開示されている。特許文献1には、複数ある洗浄箇所の一部について、クーラントの噴き出しに関してON/OFFを切り換えるようにした構成が開示されている。すなわち、切屑が堆積し易い洗浄箇所には常時若しくは長い時間クーラントを流し、切屑の堆積量が比較的少ない洗浄箇所には短い時間クーラントを流すような構成が記載されている。一方、特許文献2は、リリーフ弁などを使用し、管内のクーラントの圧力が一定値に達することによって弁が開くようにし、通常よりも強い圧力でクーラントが噴き出されるようにした構成が開示されている。
特開2007−030109号公報 特開2015−080830号公報
ところで、洗浄箇所においてクーラントの流れが単調であると、流れの弱い箇所の切屑が流れずに残り易くなってしまう。そして、残った切屑が更に流れを妨げるようになり、切屑が堆積してしまことになる。前記従来例の場合は、弁のON/OFFなどによってクーラントの流れに変化が付けられているが、流れの範囲や方向は一定になってしまっているため、切屑を流し難くなっている箇所が生じてしまう。一方で、排出コンベアの投入口付近には、切屑を落し込むための傾斜したガイドテーブルが設けられている。そして、確実に切屑を投入口へと導くためにガイドテーブル表面にクーラントが流される。しかし、クーラントの流れが従来例にように単調になってしまうと、流れの弱い箇所の切屑を投入口へと送ることができず、ガイドテーブル上に残してしまうことになる。特に、ガイドテーブルに大きな傾斜が付けられないような場合にはなおさらであり、切屑が堆積しやすくなる。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、ガイドテーブル上の流れの範囲を切り換えるようにした工作機械を提供することを目的とする。
本発明の一態様における工作機械は、主軸チャックに保持されたワークに対し工具によって加工を施す加工装置と、ワークの加工によって発生した切屑を排出する排出装置と、落下する切屑を前記排出装置内部へと案内する投入口および、その投入口に向けて傾斜したガイドテーブルを備えた切屑投入部と、ワークの加工点および前記ガイドテーブルの上位両側部分に対してクーラントを噴出する複数のノズルを備え、その複数のノズルから噴出されたクーラントをタンクへと回収し、ポンプにより前記複数のノズルへの供給を繰り返すクーラント装置と、前記複数のノズルには各々に電磁弁が設けられており、当該電磁弁の各々の開閉を制御する制御装置とを有し、前記複数のノズルは、ワークの加工点にクーラントを噴出する第1ノズルと、前記ガイドテーブルの上位両側部に対してクーラントを噴出する第2ノズルおよび第3ノズルであり、前記制御装置は、前記第1ノズルに対応した第1電磁弁の開弁時に、前記第2ノズルに対応した第2電磁弁および前記第3ノズルに対応した第3電磁弁の一方を開弁して他方を閉弁させ、前記第1電磁弁の閉弁時には、前記第2電磁弁および第3電磁弁の両方を開弁させるものである
前記構成によれば、工作機械内でクーラントを噴出させる複数のノズルに電磁弁を設け、その電磁弁の開閉を制御するようにしたので、ガイドテーブルに設けられたノズルの電磁弁について開閉を切り換えることにより、そのガイドテーブルを流れるクーラントの流れの範囲に変化が付けられ、切屑が堆積しやすい流れの弱い箇所を無くして切屑を効率よく投入口へと流すことができる。
工作機械の一実施形態についてその内部構造を示した側面図である。 第2ノズルと第3ノズルが取り付けられた機体カバー前面部を加工室側から示した図である。 第2ノズル側を示した機体カバー前面部の断面斜視図である。 ガイドテーブル上を流れるクーラントの第1パターンを示した略図である。 ガイドテーブル上を流れるクーラントの第2パターンを示した略図である。 第1乃至第3電磁弁の切り換え制御の一例を示した図である。
次に、本発明に係る工作機械の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、工作機械の一実施形態についてその内部構造を示した側面図である。工作機械1は、ベース2の上に加工モジュール5が搭載され、不図示の機体カバーによって全体が覆われている。加工モジュール5は、車輪を備えた可動ベッド3の上に設けられ、レールに沿ってベース2の上を機体前後方向に移動可能な構成になっている。
工作機械1は、エンドミルやドリルなどの回転工具、或いはバイトなどの切削工具を装着した工具台15を備えるタレット旋盤である。また、工作機械1は、2軸旋盤であり、主軸台12の主軸チャック13に把持されたワークWに対して、工具台15に装着された切削工具などをZ軸方向およびX軸方向に移動させる駆動機構が設けられている。なお、Z軸方向は、主軸台12の回転軸と平行な機体前後方向である。そして、X軸方向は機体上下方向であり、Y軸方向は機体左右幅方向である。
工作機械1の加工モジュール5は、可動ベッド3の上に主軸台12が固定されている。主軸台12は、回転する主軸に対して機体前方側に主軸チャック13が設けられ、例えば加工に際し、オートローダによって搬送されるワークWの着脱が行われる。可動ベッド3の上には、主軸台12に近接して機体幅方向にコラム18が立設され、そのコラム18に対してX軸駆動装置16及びZ軸駆動装置17が組み付けられている。タレット装置14は、この各駆動装置によりX軸方向とZ軸方向に移動可能になっている。
工作機械1では、タレット装置14の旋回割出しによって工具台15の工具が選択され、X軸駆動装置16及びZ軸駆動装置17の駆動により、その工具についてX軸方向およびZ軸方向の所定位置への移動が行われる。そして、主軸台12では主軸チャック13に保持されたワークWに回転が与えられ、そのワークWに工具が当てられて切削加工や中ぐり加工などが行われる。その際、工作機械1の加工室6内では加工点にクーラントが噴きかけられ、加工に対する潤滑や切屑の洗い流しなどが行われる。
クーラントは、ワークWに工具が当たる加工点に噴きかけられるほか、切屑を機内から排出させため、その加工点の下側にも流されるようになっている。本実施形態の工作機械1は、ベース2の内部に切屑やクーラントを溜めることができる貯留槽22が設けられ、その貯留槽22には排出装置としてスクリューコンベアが組み込まれている。従って、工作機械1では、ワークWから切り出された切屑は、貯留槽22に溜められ、そこからスクリューの回転によって掻き出され、さらに機体外部へと送り出されて、回収ボックスへと集められるようになっている。
工作機械1は、加工室6の下方に貯留槽22内部へと切屑を導くための投入口21が形成されている。よって、ワークWから切り出された切屑は、クーラントとともに落下してその投入口21から貯留槽22内へと集められることとなる。その際、落下した切屑が投入口21の周りに残ってしまわないように、投入口21の周りに落ちた切屑をクーラントによって貯留槽22内部へと流し込むようになっている。特に投入口21の前部に切屑が落ちるため、その箇所にガイドテーブル23が設けられている。そして、ガイドテーブル23の上に落ちた切屑がクーラントによって投入口21へと流される構成がとられている。
ところで、工作機械1のクーラント装置は、貯留槽22の外側にクーラントタンク25が設けられており、貯留槽22内のクーラントは、切屑が除かれた状態でそのクーラントタンク25へと送られるようになっている。更に、クーラント装置は、フィルタを介して切屑などを排除したクーラントを溜めるためのタンク26が備えられ、そのタンク26にはポンプ27を介してクーラント管28が接続されている。つまり、クーラント装置では、クーラントタンク25に戻ったクーラントがフィルタを通して再生される。そして、そのクーラントがポンプ27によって加工点などへ送られ、再び貯留槽22へと溜められてタンク25に戻ることで繰り返し使用される。
ポンプ27は機体後方側に配置され、そこに接続されたクーラント管28が機体上方を通って前方へと送られ、図示するように機体前部の加工室6へと延びている。図示しないが、そのクーラント管28には途中でタレット装置14側へと分岐する分岐管が形成され、その先には第1ノズルが形成されている。そして、その分岐管を流れたクーラントが第1ノズルから噴出され、加工点へと噴きかけられるようになっている。一方、加工室6へと延びたクーラント管28は、図2及び図3に示すように、機体カバー前面部に取り付けられた第2ノズル32と第3ノズル33に接続されている。すなわち、機体前部側に延びたクーラント管28は二股に分かれ、それぞれの先端部に第2ノズル32と第3ノズル33が接続されている。
ここで、図2は、第2ノズル32と第3ノズル33が取り付けられた機体カバー前面部を加工室6側から示した図であり、図3は、第2ノズル側を示した機体カバー前面部の断面斜視図である。工作機械1では、加工部を構成する加工モジュール5が機体カバーによって覆われている。図1には、機体カバー前面部7と、その機体前部に取り付けられた前カバー8が示されている。機体カバー前面部7の後方側の空間は、タレット装置14に保持された工具が移動し、主軸チャック13に把持されたワークWに対して加工を行う加工室6となっている。その加工室6を構成する機体カバー前面部7には、前カバー8内を移動するオートローダによってワークWの出し入れができるように通し口701が形成され、上下にスライドする開閉扉38が設けられている。

また、機体カバー前面部7の裏側には、その左右両側に第2ノズル32と第3ノズル33とが下向きになって配置されている。第2ノズル32と第3ノズル33は、それぞれ第2電磁弁34や第3電磁弁35を介して、二股に分かれた各々のクーラント管28に接続されている。下向きの第2ノズル32や第3ノズル33からは、その下に位置するガイドテーブル23の上面にクーラントが噴き出されるようになっている。第2ノズル32と第3ノズル33は、ガイドテーブル23の上面をクーラントが広く流れるように、図3に示すような先端形状が幅広に形成されたものが使用される。
ところで、工作機械1のガイドテーブル23は、傾斜が緩やかな状態で取り付けられているため、その上に落ちた切屑が、クーラントの流れを受けても押し流されずに留まってしまうことがある。本来であれば、切屑自身が自重で滑り落ちてしまう程度にガイドテーブル23の傾斜角を大きくすることが好ましいが、本実施形態の場合、工作機械1がコンパクトに設計されたものであるため、ガイドテーブル23の傾斜角度を大きくとることができない。
具体的には、第1にガイドテーブル23が機体カバーに形成されており、可動ベッド3上の加工モジュール5と一体になって移動する構成となっているからである。従って、ガイドテーブル23は、下方側に突き出すようにして角度を大きくとることができない。第2に上側には通し口701があり、そこに設けられた開閉扉38の移動に干渉しないようにする必要があるため、ガイドテーブル23は、上側に延ばして角度を大きくとることもできない。つまり、本実施形態ではガイドテーブル23の上下の設置幅が制限されてしまっているため、大きく傾斜した構成にすることができなくなっている。
そのガイドテーブル23は、投入口21側に向けて幅が狭くなった台形形状をした中央部231と、その中央部231に向けて傾斜した幅方向両側の側部232とを有し、全体が投入口21に向けて下るように傾斜している。ガイドテーブル23の傾斜は、切屑を流しやすくするため本来であれば30度程度あることが好ましいが、本実施形態では10度程度でしかない。そのため、クーラントの流れが弱い箇所ではガイドテーブル23上に切屑が残り易くなってしまっている。本実施形態では、ガイドテーブル23の設置制限がある中で、効率よく切屑を投入口21へと流し込む構成がとられている。
加工室6内のクーラント管28は通し口701の両側を通り、第2ノズル32および第3ノズル33は、ガイドテーブル23の側部232上にあって、傾斜の高い位置に配置されている。これまでは第2ノズル32と第3ノズル33の両方から同じようにクーラントが流されていた。その場合、ガイドテーブル23上のクーラントの流れは、図5に示すように左右両側から対称的に広がって中央でぶつかっている。そして、流れの重なった中央上側の部分Aでは、切屑が流れずに残ってしまっていた。流れの重なったところでは下流側への流れの勢いが小さくなってしまっていると考えられる。そのため、クーラントの流れが続いたとしても、部分Aには切屑が残ってしまい堆積ポイントとなってしまう。
そこで、本実施形態では、クーラント装置の第1乃至第3ノズル33に、それぞれ第1電磁弁、第2電磁弁34および第3電磁弁35が設けられている。第1乃至第3電磁弁は開閉弁であり、各々の開閉作動によって各箇所のクーラントの流れが切り換えられるようになっている。そして、工作機械1には、加工モジュール5に各駆動装置を制御するための制御装置19が搭載されている(図1参照)。その制御装置には、ワークの加工を実行する加工制御プログラムなどがメモリに格納されているが、特に本実施形態では、クーラント装置の各電磁弁を開閉制御するクーラント制御プログラムも格納されている。
ここで、図4は、ガイドテーブル23の上を流れるクーラントの第1パターンを示した略図である。また、図5は、同じく第2パターンを簡略化して示した略図である。図4の第1パターンでは、第2電磁弁34を開弁状態とし、第3電弁を閉弁状態とすることにより、第2ノズル32からのみクーラントが流れている。従って、この第1パターンの流れでは、第2ノズル32から遠い部分B付近の切屑が流れずに残ってしまうことになる。そこで、所定のタイミングで第3電磁弁35が開弁状態に切り換えられ、第2ノズル32と第3ノズル33の両方からクーラントが流される、図5の第2パターンへと変えられる。
第2パターンの流れでは、部分Bにクーラントが勢いよく流れるため、そこに残されている切屑が投入口21へと押し流されることとなる。そして、前述したように第2パターンの場合には切屑が部分Aに残り易いが、クーラントの流れが再び第1パターンに切り換えられることにより、第2ノズル32からの勢いのあるクーラントによって切屑は投入口21へと押し流される。よって、本実施形態によれば、クーラントの流れの範囲が第1パターンと第2パターンとに切り換えられるため、切屑の堆積しやすい箇所を無くすことができる。
ところで、クーラント管28を通して送られるクーラントの流量はポンプの能力による。従って、第2及び第3ノズル32,33からクーラントを噴出させることにより、第1ノズルから噴出されるクーラントの勢いが弱くなってしまう。そこで、例えば図6に示すようなタイミングで、第1乃至第3電磁弁の切り換えが行われるようにすることが好ましい。つまり、第1ノズルからは加工点に対してワークWの加工時(t1〜t2、t3〜t4など)に噴出するように、第1電磁弁のON/OFFが切り換えられる。
一方、第2電磁弁34は常時開弁状態であり、第2ノズル32からクーラントが噴出され、図4に示す第1パターンでガイドテーブル23上にクーラントが流される。そして、第3電磁弁35は、第1電弁の閉弁時(t2〜t3など)に開弁状態に切り換えられ、第3ノズル33からもクーラントが噴出されて、図5に示す第2パターンでガイドテーブル23上にクーラントが流される。よって、第1電磁弁と第2電磁弁34との開閉が交互に行われるため、加工点へのクーラント噴出の流量を確保することができる。
また、本実施形態では、第2電磁弁34を常時開弁状態にする場合について説明したが、ワークWの交換時に、第1パターンのクーラントの流れを、第2ノズル32からの噴出で行う場合と、第3ノズル33からの噴出で行う場合とに交互に切り換えるようにしてもよい。こうしてガイドテーブル23上を流れるクーラントの流れの範囲に変化をつけることにより、更に切屑が残り易い箇所を無くすことができる。更に、第2ノズル32と第3ノズル33は、機体カバー前面部7の通し口701に近い位置に配置されている。そのため、開閉扉38が開けられていると、噴き出しの勢いでクーラントがガイドテーブル23で跳ねて通し口701から外に飛び散ってしまうことがある。そこで、開閉扉38に対する開状態の検出により、第2電磁弁34と第3電磁弁35が共に閉弁状態になるようにしてもよい。
よって、本実施形態によれば、第1乃至第3ノズル33に第1乃至第3電磁弁35を設けてクーラントの噴出のタイミングを制御するようにしたため、特にガイドテーブル23上面でのクーラントの流れに変化を付けることができ、切屑の堆積を防止することができる。また、クーラント管28に取り付けた電磁弁を制御する簡易な構成変更によって従来の課題を解決することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
第1乃至第3電磁弁の開閉制御は前記実施形態に限定されることはなく、例えば、第1ノズルからクーラントが噴出しているワーク加工時に第2ノズル32と第3ノズル33の開閉を切り換えるようにしてもよい。
1…工作機械 5…加工モジュール 6…加工室 12…主軸台 14…タレット装置 15…工具台 16…X軸駆動装置 17…Z軸駆動装置 19…制御装置 21…投入口 22…貯留槽 23…ガイドテーブル 28…クーラント管 32…第2ノズル 33…第3ノズル 34…第2電磁弁 35…第3電磁弁




Claims (3)

  1. 主軸チャックに保持されたワークに対し工具によって加工を施す加工装置と、
    ワークの加工によって発生した切屑を排出する排出装置と、
    落下する切屑を前記排出装置内部へと案内する投入口および、その投入口に向けて傾斜したガイドテーブルを備えた切屑投入部と、
    ワークの加工点および前記ガイドテーブルの上位両側部分に対してクーラントを噴出する複数のノズルを備え、その複数のノズルから噴出されたクーラントをタンクへと回収し、ポンプにより前記複数のノズルへの供給を繰り返すクーラント装置と、
    前記複数のノズルには各々に電磁弁が設けられており、当該電磁弁の各々の開閉を制御する制御装置とを有し、
    前記複数のノズルは、ワークの加工点にクーラントを噴出する第1ノズルと、前記ガイドテーブルの上位両側部に対してクーラントを噴出する第2ノズルおよび第3ノズルであり、
    前記制御装置は、前記第1ノズルに対応した第1電磁弁の開弁時に、前記第2ノズルに対応した第2電磁弁および前記第3ノズルに対応した第3電磁弁の一方を開弁して他方を閉弁させ、前記第1電磁弁の閉弁時には、前記第2電磁弁および第3電磁弁の両方を開弁させる工作機械。
  2. 前記制御装置は、前記第2電磁弁および第3電磁弁のうち、前記第1電磁弁の開弁時に開弁状態となる一方を前記第1電磁弁の閉弁時を境に交互に入れ替える請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記制御装置は、前記主軸チャックに対してワークの受渡しが行われる際には前記第1乃至第3電磁弁を閉弁させるようにした請求項1または請求項2に記載の工作機械。
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