JP6875220B2 - 免震支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビル、高架道路、橋、戸建住宅又は建物内収容庫等の構造物の下部構造物である例えば基礎又は床と上部構造物である例えば建物躯体又は建物内収容庫との間に介在されて、地震、交通振動等による下部構造物の振動の上部構造物への伝達を低減して、上部構造物の倒壊等を防止すると共に上部構造物を支持する免震支持装置に関する。
凹球面状の摺動面を有した下沓を下部構造物に、上部構造物には同じく凹球面状の摺動面を有した上沓を夫々取付けて、下沓と上沓との間に摺動体を各摺動面に摺動自在に接触させて介在させた免震支持装置は、従来知られている。
特開2014−129851号公報
従来では、上部構造物と下部構造物との間には、通常、一個の斯かる免震支持装置が配されているが、例えば、大きな矩形底面を有する大荷重の上部構造物を当該一個の免震支持装置で免震支持することが困難となり、斯かる上部構造物を免震支持する場合、上部構造物の矩形底面の四隅下の夫々に免震支持装置を設置することになる。
しかしながら、斯かる免震支持装置の単なる設置では、一応、大きな矩形底面を有する大荷重の上部構造物を免震支持することができるが、下部構造物に対して上部構造物が水平方向に振動しない場合にも、言い換えると、地震が生じていない場合にも、上部構造物の矩形底面の四隅下の夫々から矩形底面外に免震支持装置がはみ出し、見栄えが悪い上に専有空間が大きくなり、加えて、矩形底面外にはみ出した下沓の摺動面に異物等が溜り易く、実際の地震で正常に免震機能を発揮し得ない虞が生じ、斯かる不都合を解消するべく、上部構造物の矩形底面の四隅下の夫々から矩形底面外に免震支持装置がはみ出さないように、当該矩形底面で隠されるようにして上部構造物の矩形底面下に従来の免震支持装置を設置すると、摺動体が矩形底面の周縁から外れることになり、矩形底面の周縁での上部構造物に対する荷重支持が不安定となり、上部構造物に撓みが生じて上部構造物を適切に免震支持し得ず、場合により、上部構造物の周縁に意図しない下方向の外力が加わると、上部構造物が傾いたり、転倒したりする虞が有る。
斯かる不都合は、矩形底面を有した上部構造物に限らず、大きな円形底面を有する大荷重の上部構造物においても生じ得る。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、見栄えのよい上に専有空間を小さくでき、長期に亘って免震機能を発揮し得る上に、上部構造物を適切に免震支持し得る免震支持装置を提供することにある。
本発明の免震支持装置は、上部構造物の下面に固定され、上側に凹となる凹球面が扇形形状に分割された分割部分凹球面を扇形形状の中心が上部構造物の隅部に位置した状態で夫々の下面に有している複数の上側部分凹球面素子と、下部構造物の上面に固定され、前記複数の上側部分凹球面素子分割部分凹球面の夫々に夫々で対面し、下側に凹となる凹球面が扇形形状に分割された分割部分凹球面を扇形形状の中心が下部構造物の隅部に位置した状態で夫々の上面に有している複数の下側部分凹球面素子と、互いに対面している上側部分凹球面素子及び下側部分凹球面素子間に配されている摺動体とを具備しており、各摺動体は、対応の上側部分凹球面素子の分割部分凹球面に相補的であって滑り自在に面接触した上側部分凸球面を上面に備えた上側摺動部材と、対応の下側部分凹球面素子の分割部分凹球面に相補的であって滑り自在に面接触した下側部分凸球面を下面に備えた下側摺動部材とを有しており、各摺動体の上側摺動部材及び下側摺動部材は、複数の上側部分凹球面素子に対する複数の下側部分凹球面素子の水平面内の相対変位で、上側部分凸球面と上側部分凹球面素子との滑り自在な相補的面接触及び下側部分凸球面と下側部分凹球面素子との滑り自在な相補的面接触を夫々維持すべく、互いに揺動自在に連結されている。
斯かる免震支持装置によれば、各摺動体の上側摺動部材及び下側摺動部材は、複数の上側部分凹球面素子に対する複数の下側部分凹球面素子の水平面内の相対変位で、上側部分凸球面と上側部分凹球面素子との滑り自在な相補的面接触及び下側部分凸球面と下側部分凹球面素子との滑り自在な相補的面接触を夫々維持すべく、互いに揺動自在に連結されている結果、上部構造物の下面及び下面の下方に、複数の上側部分凹球面素子と、この上側部分凹球面素子の夫々に夫々で対面している複数の下側部分凹球面素子と、互いに対面している上側部分凹球面素子及び下側部分凹球面素子間の夫々に配されている摺動体とを配置でき、而して、見栄えのよい上に専有空間を小さくでき、長期に亘って免震機能を発揮し得て上部構造物を適切に免震支持し得る。
本発明の免震支持装置においては、好ましい例では、上側部分凹球面素子は、免震支持する上部構造物の矩形底面の四隅に配されており、この場合、複数の上側部分凹球面素子の夫々及び複数の下側部分凹球面素子の夫々は、水平面内で、言い換えると、平面視で互いに同一であって90°の中心角をもった扇形形状を有しているとよいが、本発明は斯かる例に限定されず、平面視で互いに同一であって180°の中心角をもった扇形形状を有していてもよく、他の例では、上側部分凹球面素子及び下側部分凹球面素子は、免震支持する上部構造物の円形底面の外縁内に少なくとも3個配されており、この場合、3個の上側部分凹球面素子の夫々及び3個の下側部分凹球面素子の夫々は、平面視で互いに同一であって120°の中心角をもった扇形形状を有しているとよい。
本発明による免震支持装置においては、更に他の好ましい例では、各摺動体は、上側摺動部材及び下側摺動部材を互いに揺動自在に連結させる相互連結機構を具備しており、斯かる相互連結機構は、球と、互いに対面している上側摺動部材及び下側摺動部材の夫々の面に設けられていると共に球の球面に部分的に滑り自在に接触した部分凹球面とを有していてもよく、これに代えて、半球と、互いに対面している上側摺動部材及び下側摺動部材の面のうちの一方に設けられていると共に半球の半球面に部分的に滑り自在に接触した部分凹球面と、一端では半球に固着されている一方、他端では互いに対面している上側摺動部材及び下側摺動部材の面のうちの他方に固着された突起とを有していてもよい。
本発明の免震支持装置において、好ましい例では、互いに対面している上側摺動部材及び下側摺動部材の夫々の面は、上側摺動部材及び下側摺動部材の互いの揺動を許容するように、隙間をもって互いに対面しているが、必ずしも、斯かる隙間をもって互いに対面していなくてもよく、滑り自在に互いに対面していてもよい。
本発明によれば、見栄えのよい上に専有空間を小さくでき、長期に亘って免震機能を発揮し得て上部構造物を適切に免震支持し得る免震支持装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態の好ましい具体例の側面説明図である。 図2は、図1に示す具体例のII−II線矢視断面説明図である。 図3は、図1に示す具体例のIII−III線矢視断面説明図である。 図4は、図1に示す具体例の一部断面説明図である。 図5は、図1に示す具体例の一部断面説明図である。 図6は、図1に示す具体例の摺動体及び相互連結機構の分解斜視説明図である。 図7は、図1に示す具体例の分割部分凹球面を合体した部分凹球面の斜視説明図である。 図8は、図1に示す具体例の動作説明図である。 図9は、図1に示す具体例の動作説明図である。 図10は、本発明の実施の形態の好ましい他の具体例の一部の説明図である。 図11は、本発明の実施の形態の好ましい他の具体例の一部の斜視説明図である。 図12は、本発明の実施の形態の好ましい他の具体例の一部の斜視説明図である。
次に、本発明の実施の形態の好ましい具体例を図面を参照して詳細に説明する。本発明は、これら具体例に何等限定されないのである。
図1から図7において、本例の免震支持装置1は、複数としての4個の上側部分凹球面素子2、3、4及び5と、上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々に夫々で上下方向Aにおいて対面している複数としての4個の下側部分凹球面素子6、7、8及び9と、上下方向Aにおいて互いに対面している上側部分凹球面素子2及び下側部分凹球面素子6間、上側部分凹球面素子3及び下側部分凹球面素子7間、上側部分凹球面素子4及び下側部分凹球面素子8間並びに上側部分凹球面素子5及び下側部分凹球面素子9間の夫々に配されている摺動体10、11、12及び13とを具備している。
免震支持する上部構造物である建物上躯体20の矩形状の下面21の4隅、即ち、四つの角部22、23、24及び25の夫々に配されて固定される上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々と、建物上躯体20を支持する下部構造物である基礎26の上面27に配されて固定される下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々とは、互いに同様に構成されているために、以下、上側部分凹球面素子2について詳細に説明し、その他の上側部分凹球面素子3、4及び5並びに下側部分凹球面素子6、7、8及び9については、必要に応じて言及し、同様に、摺動体10、11、12及び13の夫々も、互いに同様に構成されているために、以下、摺動体10について説明し、その他の摺動体11、12及び13については、必要に応じて言及する。
上側部分凹球面素子2は、ボルト又は溶接等により下面21の角部22に固定されていると共に水平面H内で、言い換えると、鉛直方向、即ち、上下方向Aから見て、更に言い換えると、平面視で90°の中心角αをもった扇形形状の分割部分凹球面31を有した素子基台32と、素子基台32を取り囲んで当該素子基台32及び下面21に固定された囲繞壁33とを具備している。
素子基台32は、半径rの球面の一部(図7の部分凹球面55又は56参照)を更に均等に4分割した分割部分凹球面31に加えて、下面21を規定する互いに平行な二つの辺34及び35の夫々に平行に伸びた一方の平坦側面36と、二つの辺34及び35に対して直交すると共に二つの辺34及び35と協働して下面21を規定する互いに平行な二つの辺37及び38の夫々に平行に伸びた他方の平坦側面39と、平坦側面36及び39間を橋絡する円弧側面40と、上下方向Aにおいて分割部分凹球面31に対向すると共に平面視で90°の中心角αをもった扇形形状の平坦固定面41とを具備しており、平坦固定面41で下面21の角部22に固定されている。
囲繞壁33は、平坦側面36に固定されていると共に辺34及び35の夫々に平行に伸びた一方の平坦壁部45と、平坦側面39に固定されていると共に辺37及び38の夫々に平行に伸びた他方の平坦壁部46と、円弧側面40に固定されていると共に中心角αをもった扇形形状の円弧壁部47とを一体的に有しており、上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々における囲繞壁33は、上下方向Aにおいて分割部分凹球面31よりも下方に突出しており、下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々における囲繞壁33は、上下方向Aにおいて分割部分凹球面31よりも上方に突出している。
上側部分凹球面素子3において、ボルト又は溶接等により下面21の角部23に平坦固定面41で固定されている素子基台32の一方の平坦側面36及び当該平坦側面36に固定された一方の平坦壁部45は、辺34及び35の夫々に平行に伸びている一方、素子基台32の他方の平坦側面39及び当該平坦側面39に固定された他方の平坦壁部46は、辺37及び38の夫々に平行に伸びており、上側部分凹球面素子4において、ボルト又は溶接等により下面21の角部24に平坦固定面41で固定されている素子基台32の一方の平坦側面36及び当該平坦側面36に固定された一方の平坦壁部45は、辺34及び35の夫々に平行に伸びている一方、その他方の平坦側面39及び当該平坦側面39に固定された他方の平坦壁部46は、辺37及び38の夫々に平行に伸びており、上側部分凹球面素子5において、ボルト又は溶接等により下面21の角部25に平坦固定面41で固定されている素子基台32の一方の平坦側面36及び当該平坦側面36に固定された一方の平坦壁部45は、辺34及び35の夫々に平行に伸びている一方、その他方の平坦側面39及び当該平坦側面39に固定された他方の平坦壁部46は、辺37及び38の夫々に平行に伸びている。
上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々と同様に、上下方向Aにおいて上側部分凹球面素子2に対面した下側部分凹球面素子6において、ボルト又は溶接等により上面27に平坦固定面41で固定されている素子基台32の一方の平坦側面36及び当該平坦側面36に固定された一方の平坦壁部45は、辺34及び35の夫々に平行に伸びている一方、素子基台32の他方の平坦側面39及び当該平坦側面39に固定された他方の平坦壁部46は、辺37及び38の夫々に平行に伸びており、上下方向Aにおいて上側部分凹球面素子3に対面した下側部分凹球面素子7において、ボルト又は溶接等により上面27に平坦固定面41で固定されている素子基台32の一方の平坦側面36及び当該平坦側面36に固定された一方の平坦壁部45は、辺34及び35の夫々に平行に伸びている一方、素子基台32の他方の平坦側面39及び当該平坦側面39に固定された他方の平坦壁部46は、辺37及び38の夫々に平行に伸びており、上下方向Aにおいて上側部分凹球面素子4に対面した下側部分凹球面素子8において、ボルト又は溶接等により上面27に平坦固定面41で固定されている素子基台32の一方の平坦側面36及び当該平坦側面36に固定された一方の平坦壁部45は、辺34及び35の夫々に平行に伸びている一方、その他方の平坦側面39及び当該平坦側面39に固定された他方の平坦壁部46は、辺37及び38の夫々に平行に伸びており、上下方向Aにおいて上側部分凹球面素子5に対面した下側部分凹球面素子9において、ボルト又は溶接等により上面27に平坦固定面41で固定されている素子基台32の一方の平坦側面36及び当該平坦側面36に固定された一方の平坦壁部45は、辺34及び35の夫々に平行に伸びている一方、その他方の平坦側面39及び当該平坦側面39に固定された他方の平坦壁部46は、辺37及び38の夫々に平行に伸びている。
上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々の囲繞壁33の上下方向Aにおける下端面51は、下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々の囲繞壁33の上下方向Aにおける上端面53に上下方向Aにおいて隙間52をもって対面している。
而して、上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々の分割部分凹球面31は、平面視で互いに同一の90°の中心角をもった扇形形状を有していると共に互いに合体することにより平面視で円形形状となって半径rの球面の一部である部分凹球面55を形成するようになっており、下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々の分割部分凹球面31もまた、上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々と同様に、平面視で互いに同一の90°の中心角をもった扇形形状を有していると共に互いに合体することにより平面視で円形形状となって半径rの球面の一部である部分凹球面56を形成するようになっている。
摺動体10は、対応の上側部分凹球面素子2の分割部分凹球面31に滑り自在に面接触すると共に半径rの球面の一部であって分割部分凹球面31に対して相補的な凸面の上側部分凸球面61を備えた上側摺動部材62と、対応の下側部分凹球面素子6の分割部分凹球面31に滑り自在に面接触すると共に半径rの球面の一部であって分割部分凹球面31に対して相補的な凸面の下側部分凸球面63を備えた下側摺動部材64とを有しており、摺動体10は、更に、例えば、地震における建物上躯体20に対する基礎26の上下方向Aに直交する水平面H内の相対変位で、上側部分凸球面61と上側部分凹球面素子2の分割部分凹球面31との滑り自在な相補的面接触及び下側部分凸球面63と下側部分凹球面素子6の分割部分凹球面31との滑り自在な相補的面接触を夫々維持すべく、上側摺動部材62と下側摺動部材64とを互いに揺動自在に連結させる相互連結機構65を具備している。
上側摺動部材62は、上側部分凸球面61に加えて、当該上側部分凸球面61に連接された円筒面71と、円筒面71に連接された面72とを具備しており、下側摺動部材64は、下側部分凸球面63に加えて、当該下側部分凸球面63に連接された円筒面73と、円筒面73に連接された面74とを具備している。
相互連結機構65は、球81と、互いに対面している上側摺動部材62及び下側摺動部材64の夫々の面72及び74に設けられていると共に球81の球面82に部分的に滑り自在に接触する部分凹球面83及び84とを有しており、面72は、球81の一部を部分的に受容する部分凹所85を規定する部分凹球面83と、部分凹球面83を囲繞した円環状平坦面86とを具備しており、面74は、部分凹所85と同様に球81の一部を部分的に受容する部分凹所87を規定する部分凹球面84と、部分凹球面84を囲繞した円環状平坦面88とを具備しており、而して、互いに対面している上側摺動部材62及び下側摺動部材64の夫々の面72及び74は、上側摺動部材62及び下側摺動部材64の互いの揺動、即ち、球81の球心を中心とした回転を許容するように、円環状平坦面86及び88において隙間89をもって互いに対面している。
分割部分凹球面31、上側部分凸球面61、下側部分凸球面63、球面82並びに部分凹球面83及び84は、耐荷重性能に優れた上に、滑りにおいて低い摩擦抵抗を呈するように低摩擦係数をもった材料、例えばポリテトラフルオロエチレン等の材料から形成されているとよく、また、トリガ特性を呈するように静摩擦抵抗と動摩擦抵抗とが有意に異なる材料から形成されていてもよい。
以上の免震支持装置1では、地震等が生じていなく、基礎26に対して建物上躯体20が水平面H内で辺34及び35の夫々に平行な方向X及び辺37及び38の夫々に平行な方向Yのうちのいずれの方向にも変位していない場合には、上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々と、下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々とは、上下方向Aにおいて夫々互いに対面して配されており、摺動体10、11、12及び13の夫々は、図1から図5に示すように、対応の上側部分凹球面素子2、3、4及び5並びに下側部分凹球面素子6、7、8及び9の分割部分凹球面31の扇の要に相当する部位の近傍(摺動体10、11、12及び13の夫々の上側摺動部材62及び下側摺動部材64が対応の上側部分凹球面素子2、3、4及び5並びに下側部分凹球面素子6、7、8及び9の平坦壁部45及び46の両方に接触する位置)に配されており、この配置では、下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々の分割部分凹球面31は、上下方向Aにおいて建物上躯体20の下面21に覆われており、この状態で、例えば地震等により建物上躯体20に対して基礎26が方向Xにおいて一方の方向X1に相対的に変位すると、図8に示すように、摺動体10及び11の夫々の上側摺動部材62の上側部分凹球面素子2及び3の夫々の平坦壁部46への接触により当該摺動体10及び11の夫々の上側摺動部材62の建物上躯体20に対しての方向X1の移動が阻止される一方、下側部分凹球面素子8及び9の夫々の平坦壁部46による摺動体12及び13の夫々の下側摺動部材64の方向X1の押圧で、摺動体12及び13の夫々の下側摺動部材64が建物上躯体20に対して方向X1に移動される結果、下側部分凹球面素子6及び7の夫々の分割部分凹球面31が、摺動体10及び11の夫々の下側摺動部材64に球面82に対する部分凹球面84の滑りを介する球81の球心を中心とした回転を生じさせつつ当該摺動体10及び11の夫々の下側摺動部材64の下側部分凸球面63に対して方向X1に滑って、下側部分凹球面素子6及び7の夫々は、建物上躯体20に対しての基礎26の方向X1の相対的な変位に追従して方向X1に相対的に変位する一方、摺動体12及び13の夫々の上側摺動部材62の上側部分凸球面61が、摺動体12及び13の夫々の上側摺動部材62に球面82に対する部分凹球面83の滑りを介する球81の球心を中心とした回転を生じさせつつ上側部分凹球面素子4及び5の夫々の分割部分凹球面31に対して方向X1に滑って、下側部分凹球面素子8及び9の夫々は、建物上躯体20に対しての基礎26の方向X1の相対的な変位に追従して方向X1に相対的に変位し、下側部分凹球面素子6及び7並びに下側部分凹球面素子8及び9の斯かる方向X1の変位で、建物上躯体20が上下方向Aにおいて上昇される。
以上の免震支持装置1では、建物上躯体20に対しての基礎26の方向X1の変位が、それ程大きくなく、摺動体10及び11の夫々の下側摺動部材64の下側部分凹球面素子6及び7の夫々の円弧壁部47への接触と摺動体12及び13の夫々の上側摺動部材62の上側部分凹球面素子4及び5の夫々の円弧壁部47への接触とを生じさせない程度である場合には、建物上躯体20に対しての基礎26の方向X1に対しての逆の方向X2の変位で、建物上躯体20の上下方向Aにおける上昇を解消するように、摺動体10及び11の夫々の下側摺動部材64の下側部分凸球面63と下側部分凹球面素子6及び7の夫々の分割部分凹球面31との滑り及び摺動体12及び13の夫々の上側摺動部材62の上側部分凸球面61と上側部分凹球面素子4及び5の夫々の分割部分凹球面31との滑りが生じて、一旦、図1から図5に示すように、上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々と下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々とが、上下方向Aにおいて夫々互いに対面して配される一方、摺動体10、11、12及び13の夫々が対応の上側部分凹球面素子2、3、4及び5並びに下側部分凹球面素子6、7、8及び9の分割部分凹球面31の扇の要に相当する部位の近傍に配され、その後もなお、建物上躯体20に対して基礎26が方向X2に相対的に変位すると、摺動体10及び11の夫々の上側摺動部材62の上側部分凸球面61が上側部分凹球面素子2及び3の夫々の分割部分凹球面31に対して方向X2に滑る一方、下側部分凹球面素子8及び9の夫々の分割部分凹球面31が摺動体12及び13の夫々の下側摺動部材64の下側部分凸球面63に対して方向X2に滑り、下側部分凹球面素子6及び7の夫々は、建物上躯体20に対しての基礎26の方向X2の相対的な変位に追従して方向X2に相対的に変位する一方、下側部分凹球面素子8及び9の夫々は、建物上躯体20に対しての基礎26の方向X2の相対的な変位に追従して同じく方向X2に相対的に変位し、下側部分凹球面素子6及び7並びに下側部分凹球面素子8及び9の斯かる方向X2の変位で、建物上躯体20が再び上下方向Aにおいて上昇される。
以上の建物上躯体20に対しての基礎26の方向X1及びX2の繰り返し変位(振動)後の地震等の終息で、免震支持装置1では、図1から図5に示すように、上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々と下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々とは、上下方向Aにおいて夫々互いに対面して配される一方、摺動体10、11、12及び13の夫々は、対応の上側部分凹球面素子2、3、4及び5並びに下側部分凹球面素子6、7、8及び9の分割部分凹球面31の扇の要に相当する部位の近傍に配される。そして、免震支持装置1では、建物上躯体20に対する基礎26の方向X1及びX2の繰り返し変位(振動)エネルギは、建物上躯体20の上下方向Aの位置エネルギに変換される結果、建物上躯体20は、基礎26の方向X1及びX2の繰り返し変位に対して免震される一方、建物上躯体20に対する基礎26の方向X1及びX2の繰り返し変位での球面82と部分凹球面83及び84との間の滑り抵抗(摩擦抵抗)及び上側部分凸球面61及び下側部分凸球面63と分割部分凹球面31との滑り抵抗(摩擦抵抗)に起因する建物上躯体20の方向X1及びX2の繰り返し変位(水平地震動)は、地震等の終息で、これら摩擦抵抗に起因する発熱で減衰される。
なお、免震支持装置1では、建物上躯体20に対しての基礎26の方向X1の変位が大きい場合において、図9に示すように、摺動体10及び11の夫々の下側摺動部材64が下側部分凹球面素子6及び7の夫々の円弧壁部47に接触する一方、摺動体12及び13の夫々の上側摺動部材62が上側部分凹球面素子4及び5の夫々の円弧壁部47に接触する際には、建物上躯体20は、上側部分凹球面素子2、3、4及び5、摺動体10、11、12及び13並びに下側部分凹球面素子6、7、8及び9を介して方向X1の基礎26の変位と共に方向X1に変位されて、斯かる大きな基礎26の方向X1の変位に対して免震されなくなり、建物上躯体20に対しての基礎26の方向X2の変位が大きい場合も同様である。
更に、免震支持装置1は、建物上躯体20に対しての基礎26の方向X1及びX2の変位と同様に、建物上躯体20に対しての基礎26の水平面H内での方向Yにおいて一方の方向Y1及び方向Y1に対して逆方向の他方の方向Y2の変位、方向X1及び方向Y1の合成方向の変位並びに方向X2及び方向Y2の合成方向の変位でも同様に動作する。
斯かる免震支持装置1によれば、上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々は、平面視で互いに同一の扇形形状の分割部分凹球面31を有していると共に分割部分凹球面31を互いに合体することにより平面視で円形形状となって部分凹球面55を形成するようになっており、下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々は、平面視で互いに同一の扇形形状の分割部分凹球面31を有していると共に分割部分凹球面31を互いに合体することにより平面視で円形形状となって部分凹球面56を形成するようになっていると共に、摺動体10、11、12及び13の夫々の上側摺動部材62及び下側摺動部材64は、上側部分凹球面素子2、3、4及び5に対する下側部分凹球面素子6、7、8及び9の水平面H内の相対変位で、上側摺動部材62の夫々の上側部分凸球面61と上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々の分割部分凹球面31との滑り自在な相補的面接触及び下側摺動部材64の夫々の下側部分凸球面63と下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々の分割部分凹球面31との滑り自在な相補的面接触を夫々維持すべく、球81と部分凹球面83及び84とを具備した相互連結機構65を介して互いに揺動自在に連結されている結果、建物上躯体20の下面21及び当該下面21の下方に、上側部分凹球面素子2、3、4及び5と、上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々に上下方向Aにおいて夫々で対面している下側部分凹球面素子6、7、8及び9と、上下方向Aにおいて互いに対面している上側部分凹球面素子2、3、4及び5及び下側部分凹球面素子6、7、8及び9間の夫々に配されている摺動体10、11、12及び13とを配置でき、而して、見栄えのよい上に専有空間を小さくでき、長期に亘って建物上躯体20に対する免震機能を発揮し得て、建物上躯体20を適切に免震支持し得る。
以上の免震支持装置1では、地震等が生じていなく、基礎26に対して建物上躯体20が水平面H内で辺34及び35の夫々に平行な方向X及び辺37及び38の夫々に平行な方向Yのうちのいずれの方向にも変位していない場合には、摺動体10、11、12及び13の夫々は、図2及び図3に示す平面視で夫々の球81の球心O1が部分凹球面55及び56の球心(上側部分凹球面素子2、3、4及び5並びに下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々の平坦側面36と平坦側面39との交点に相当する位置)O2から方向X及びYに関して夫々の円筒面71及び73の夫々の外径Dの半分((1/2)・D)だけ上側部分凹球面素子2、3、4及び5並びに下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々の円弧壁部47側に偏心して配されているが、これに代えて、摺動体10、11、12及び13の夫々の球81の球心O1が平面視で部分凹球面55及び56の球心O2に位置するように、上側部分凹球面素子2、3、4及び5並びに下側部分凹球面素子6、7、8及び9を形成してもよく、これの例を上側部分凹球面素子2及び摺動体10について図10に示せば、地震等が生じていなく、基礎26に対して建物上躯体20が水平面H内で辺34及び35の夫々に平行な方向X及び辺37及び38の夫々に平行な方向Yのうちのいずれの方向にも変位していない場合に、摺動体10の球81の球心O1が図10に示す平面視で部分凹球面55の球心O2に位置できるように、分割部分凹球面31に加えて、当該分割凹球面31に方向X及び方向Yに隣接すると共に方向X及びYにおいて円筒面71の径Dの半分の幅d(=(1/2)・D)をもった付加部分凹球面91及び92を更に有して素子基台32を形成してもよく、この場合、素子基台32は、半径rの連続した球面の一部となる分割部分凹球面31と付加部分凹球面91及び92とに加えて、辺34及び35の夫々に平行に伸びていると共に平坦側面36に対して幅dだけ方向Yに変位した一方の平坦側面93と、辺37及び38の夫々に平行に伸びていると共に平坦側面39に対して幅dだけ方向Xに変位した他方の平坦側面94と、平坦側面93及び94間を橋絡すると共に平面視で中心角α(=90°)に幅dの2倍に対応する中心角を加えた中心角を有する円弧側面95と、上下方向Aにおいて分割部分凹球面31並びに付加部分凹球面91及び92に対向すると共に平坦固定面41に対応する扇形形状の平坦固定面(図示せず)とを具備しており、当該平坦固定面で下面21の角部22に固定されており、囲繞壁33は、平坦側面93に固定されていると共に辺34及び35の夫々に平行に伸びた一方の平坦壁部96と、平坦側面94に固定されていると共に辺37及び38の夫々に平行に伸びた他方の平坦壁部97と、円弧側面95に固定されていると共に平面視で円弧側面95の中心角に対応する円弧角を有した扇形形状の円弧壁部98とを一体的に有している。
また、本発明では、上側部分凹球面素子2、3、4及び5並びに下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々において、分割部分凹球面31は、水平面H内で180°の中心角をもった半円の扇形形状を有していてもよく、この場合、上側部分凹球面素子2、3、4及び5の夫々及び下側部分凹球面素子6、7、8及び9の夫々も、平面視で互いに同一であって180°の中心角をもった半円の扇形形状を有しているとよい。
更に、以上の免震支持装置1では、相互連結機構65は、球81と部分凹球面83及び84とを有しているが、これに代えて、半球と、互いに対面している上側摺動部材62及び下側摺動部材64の面72及び74のうちの一方に設けられていると共に当該半球の半球面に部分的に滑り自在に接触した部分凹球面と、一端では半球に固着されている一方、他端では互いに対面している上側摺動部材62及び下側摺動部材64の面72及び74のうちの他方に固着された突起とを有していてもよく、また、相互連結機構65は、球81に代えて、図11に示すように、柱状部材100を有していてもよく、柱状部材100は、部分凹球面83の形状に相補的な形状の部分凸球面101を有した半球部102と、部分凹球面84の形状に相補的な形状の部分凸球面103を有した半球部104と、半球部102及び104間に配されていると共にこれら半球部102及び104に一体的に形成された円柱部105とを具備しており、更に、相互連結機構65は、図12に示すように、上側摺動部材62及び下側摺動部材64間に配されていると共にこれら上側摺動部材62及び下側摺動部材64に固着されたゴム等からなる円板状の弾性部材111を具備していてもよく、斯かる弾性部材111を相互連結機構65に用いる場合には、上側摺動部材62の部分凹球面83で規定された部分凹所85及び下側摺動部材64の部分凹球面84で規定された部分凹所87を省いてもよい。
1 免震支持装置
2、3、4、5 上側部分凹球面素子
6、7、8、9 下側部分凹球面素子
10、11、12、13 摺動体
31 分割部分凹球面
61 上側部分凸球面
62 上側摺動部材
63 下側部分凸球面
64 下側摺動部材
65 相互連結機構
81 球
82 球面
83、84 部分凹球面

Claims (3)

  1. 上部構造物の下面に固定され、上側に凹となる凹球面が扇形形状に分割された分割部分凹球面を扇形形状の中心が上部構造物の隅部に位置した状態で夫々の下面に有している複数の上側部分凹球面素子と、下部構造物の上面に固定され、前記複数の上側部分凹球面素子分割部分凹球面の夫々に夫々で対面し、下側に凹となる凹球面が扇形形状に分割された分割部分凹球面を扇形形状の中心が下部構造物の隅部に位置した状態で夫々の上面に有している複数の下側部分凹球面素子と、互いに対面している上側部分凹球面素子及び下側部分凹球面素子間に配されている摺動体とを具備しており、各摺動体は、対応の上側部分凹球面素子の分割部分凹球面に相補的であって滑り自在に面接触した上側部分凸球面を上面に備えた上側摺動部材と、対応の下側部分凹球面素子の分割部分凹球面に相補的であって滑り自在に面接触した下側部分凸球面を下面に備えた下側摺動部材とを有しており、各摺動体の上側摺動部材及び下側摺動部材は、複数の上側部分凹球面素子に対する複数の下側部分凹球面素子の水平面内の相対変位で、上側部分凸球面と上側部分凹球面素子との滑り自在な相補的面接触及び下側部分凸球面と下側部分凹球面素子との滑り自在な相補的面接触を夫々維持すべく、互いに揺動自在に連結されている免震支持装置。
  2. 上側部分凹球面素子は、免震支持する上部構造物の矩形底面の四隅の夫々に配されている請求項1に記載の免震支持装置。
  3. 各上側部分凹球面素子は、夫々の分割部分凹球面を囲繞し、当該分割部分凹球面よりも下方に突出する囲繞壁を夫々具備し、各下側部分凹球面素子は、夫々の分割部分凹球面を囲繞し、当該分割部分凹球面よりも上方に突出する囲繞壁を夫々具備している請求項1又は2に記載の免震支持装置。
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