JP6874513B2 - 力検出装置およびロボット - Google Patents

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Description

本発明は、力検出装置およびロボットに関するものである。
例えば、受けた力を検出する力検出装置として、特許文献1に記載の構成が知られている。特許文献1に記載の力検出装置は、第1基部と、第2基部と、第1基部と第2基部とに挟まれたセンサーデバイスと、第1基部と第2基部とを接続し、間にあるセンサーデバイスを予圧する予圧ボルトと、センサーデバイスと電気的に接続されている回路基板(チャージアンプ回路)と、を有している。
特開2015−1384号公報
また、特許文献1に記載の力検出装置のような微小信号を扱う装置では、通常、回路の基準電位としてのシグナルGNDと、外乱ノイズをシールドする目的として、第1基部および第2基部の基準電位としてのフレームGNDと、を有する。また、シグナルGNDとフレームGNDとは、フレームGNDに流入した外乱ノイズが直接シグナルGNDに伝搬しないように、低インピーダンスのマスターGNDを介して接続されている。
また、シグナルGNDとマスターGNDとの間に存在する配線抵抗やコネクタの接触抵抗に回路の動作電流が定常的に流れることにより、シグナルGNDは、マスターGNDに対して高電位(例えば、数mV〜数十mV程度)となる。一方、フレームGNDとマスターGNDとの間には外乱ノイズが流入した瞬間に微小な電流が流れるだけであり、定常電流は、ほぼ0(ゼロ)である。そのため、フレームGNDは、マスターGNDと同電位となる。このように、シグナルGNDがフレームGNDよりも高電位となることで、例えば、チャージアンプ回路の入力配線からフレームGNDにリーク電流が定常的に流れ出してしまう。そして、流れ出たリーク電流は、チャージアンプ回路によって増幅されて出力されるため、チャージアンプ回路の出力電圧が実際に受けた力に対応する出力電圧からずれてしまう(ドリフトが生じてしまう)。そのため、特許文献1の力検出装置では、高い精度の力検出が困難である。
本発明の目的は、ドリフトを低減し、高い力検出特性を有する力検出装置およびロボットを提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の力検出装置は、力を受けて電荷を出力する圧電素子を有する力センサーと、
前記力センサーを予圧している予圧部と、
前記力センサーからの電荷を受けて電圧を出力する変換出力回路と、を有し、
前記予圧部は、前記変換出力回路の第1グランドと短絡していることを特徴とする。
これにより、ドリフトを低減し、高い力検出特性を有する力検出装置が得られる。
本発明の力検出装置では、前記予圧部は、前記第1グランドと同電位であることが好ましい。
これにより、効果的にドリフトを低減し、高い力検出特性を発揮することができる。
本発明の力検出装置では、前記力センサーおよび前記変換出力回路を収納するケーシングを有し、
前記ケーシングは、第2グランドと短絡していることが好ましい。
これにより、外乱ノイズをシールドすることができ、より精度よく、受けた力を検出することができる力検出装置となる。
本発明の力検出装置は、力を受けて電荷を出力する圧電素子を有する力センサーと、
前記力センサーを予圧している予圧部と、
前記力センサーからの電荷を受けて電圧を出力する変換出力回路と、
前記予圧部に電圧を印加する電圧生成回路と、を有していることを特徴とする。
これにより、ドリフトを低減し、高い力検出特性を有する力検出装置が得られる。
本発明の力検出装置では、前記電圧生成回路は、電圧源と、前記電圧源の電圧を降下させる減衰回路と、を有していることが好ましい。
これにより、予圧部に微弱な電圧を印加し易くなる。
本発明の力検出装置では、前記変換出力回路は、電荷増幅部と、前記力センサーと前記電荷増幅部とを電気的に接続する配線と、を有し、
前記電圧生成回路は、前記配線の電圧と前記予圧部の電圧との差が小さくなるように前記予圧部に電圧を印加することが好ましい。
これにより、より確実に、ドリフトを低減することができる。
本発明の力検出装置では、前記変換出力回路は、電荷増幅部と、前記力センサーと前記電荷増幅部とを電気的に接続する配線と、を有し、
前記電圧生成回路は、前記予圧部に電圧を印加することで、前記変換出力回路内で発生するリーク電流を相殺するように、前記配線と前記予圧部との間にリーク電流を発生させることが好ましい。
これにより、より確実に、ドリフトを低減することができる。
本発明の力検出装置は、力を受けて電荷を出力する圧電素子を有する力センサーと、
前記力センサーを予圧している予圧部と、
前記力センサーからの電荷を受けて電圧を出力する変換出力回路と、
前記予圧部に電圧を印加する電圧生成回路と、を有し、
前記変換出力回路は、電荷増幅部と、前記力センサーと前記電荷増幅部とを電気的に接続する配線と、を有し、
前記電圧生成回路は、前記予圧部に電圧を印加することで、前記変換出力回路内で発生するリーク電流を相殺するように、前記配線と前記予圧部との間にリーク電流を発生させることを特徴とする。
これにより、ドリフトを低減し、高い力検出特性を有する力検出装置が得られる。
本発明の力検出装置では、前記予圧部は、前記力センサーを間に挟んで配置されている第1基部および第2基部を有していることが好ましい。
これにより、予圧部の構成が簡単なものとなる。
本発明の力検出装置では、前記変換出力回路は、前記第1基部と前記第2基部との間に配置されていることが好ましい。
これにより、予圧部によって変換出力回路を保護することができる。また、第1基部と第2基部との間のスペースを有効活用することができ、力検出装置の小型化を図ることができる。
本発明のロボットは、本発明の力検出装置を備えることを特徴とする。
これにより、本発明の力検出装置の効果を享受することができ、信頼性の高いロボットとなる。
本発明の第1実施形態に係る力検出装置を示す断面図である。 図1に示す力検出装置が有する力センサーを示す拡大断面図である。 図2に示す力センサーが有する力センサー素子を示す断面図である。 図1に示す力検出装置の変形例を示す平面図である。 図1に示す力検出装置が有する回路系を示す回路図である。 従来の力検出装置が有する回路系を示す回路図である。 図1に示す力検出装置が有する回路系を示す回路図である。 本発明の第2実施形態に係る力検出装置を示す断面図である。 図8に示す力検出装置が有する回路系を示す回路図である。 本発明の第3実施形態に係る力検出装置が有する回路系を示す回路図である。 本発明の第4実施形態に係る力検出装置が有する回路系を示す回路図である。 本発明の第5実施形態に係るロボットを示す斜視図である。
以下、本発明の力検出装置およびロボットを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る力検出装置を示す断面図である。図2は、図1に示す力検出装置が有する力センサーを示す拡大断面図である。図3は、図2に示す力センサーが有する力センサー素子を示す断面図である。図4は、図1に示す力検出装置の変形例を示す平面図である。図5は、図1に示す力検出装置が有する回路系を示す回路図である。図6は、従来の力検出装置が有する回路系を示す回路図である。図7は、図1に示す力検出装置が有する回路系を示す回路図である。なお、以下では、説明の便宜上、図1および図2中の上側を「上」とも言い、下側を「下」とも言う。また、図1ないし図4に示すように、以下では、互いに直交する3軸をα軸、β軸およびγ軸とし、また、α軸に平行な方向を「α軸方向」、β軸に平行な方向を「β軸方向」、γ軸に平行な方向を「γ軸方向」ともいう。
図1に示す力検出装置1は、外力(モーメントを含む)を検出する機能、具体的には互いに直交する3軸α軸、β軸およびγ軸に沿って加えられた外力を検出する機能を有している。このような力検出装置1は、第1基部2と、第1基部2と対向して配置された第2基部3と、第1基部2と第2基部3との間に設けられた力センサー6、アナログ回路基板4(回路基板)およびデジタル回路基板5と、第1基部2と第2基部3とを連結する予圧ボルト9と、を有している。このような力検出装置1では、第1基部2および第2基部3が力センサー6を挟み込んでおり、力センサー6を予圧する予圧部10を構成している。
第1基部2は、板状の底板21と、底板21の中央部から上方(第2基部3側)に向けて突出した凸部22と、を有している。底板21の下面211は、後述する第5実施形態で説明するように、力検出装置1をロボット1000に固定して使用する際に、ロボット1000に対する取付面(第1取付面)となる。このような底板21の平面視形状は、円形である。ただし、底板21の平面視形状は、特に限定されず、例えば、三角形、四角形等の多角形であってもよい。また、多角形の場合には角部が丸みを帯びていてもよい。
また、凸部22の頂面221は、下面211に対して平行な平面で構成されている。ただし、凸部22の頂面221の向きは、特に限定されず、下面211と非平行であってもよい。
また、図1に示すように、第2基部3は、板状の天板31と、天板31の中央部から下方(第1基部2側)に向けて突出した凸部32と、を有している。天板31の上面311は、後述する第5実施形態で説明するように、力検出装置1をロボット1000に固定して使用する際に、ロボット1000に対する取付面(第2取付面)となる。また、天板31の上面311は、外力が加わっていない自然状態において、底板21の下面211と平行となっている。ただし、上面311と下面211とは、自然状態において非平行であってもよい。また、天板31の平面視形状は、底板21の平面視形状とほぼ同じとなっており、円形である。ただし、天板31の平面視形状は、特に限定されず、例えば、三角形、四角形等の多角形であってもよい。また、天板31の平面視形状は、底板21の平面視形状と異なっていてもよい。
また、凸部32の頂面321は、上面311に対して平行な平面で構成されている。ただし、凸部32の頂面321の向きは、特に限定されず、上面311と非平行であってもよい。
以上、第1基部2および第2基部3について説明した。第1基部2および第2基部3の構成材料としては、導電性を有していれば、特に限定されないが、特に、硬質な金属材料であることが好ましい。このような材料としては、例えば、鉄、ニッケル、コバルト、金、白金、銀、銅、マンガン、アルミニウム、マグネシウム、亜鉛、鉛、錫、チタン、タングステン等の各種金属等が挙げられる。
次に、力センサー6について説明する。図1に示すように、力センサー6は、第1基部2の凸部22と第2基部3の凸部32との間に配置されている。力センサー6は、互いに直交する3軸(a軸、b軸およびc軸)に沿って加えられた外力のそれぞれに応じて3つの電荷Qa、Qb、Qcを出力する機能を有している。図2に示すように、力センサー6は、力センサー素子7(圧電素子)と、力センサー素子7を収納するパッケージ8と、を有している。
図3に示すように、力センサー素子7は、シグナルグランドSGNDに接地された4つのグランド電極層71と、a軸に平行な外力(せん断力)に応じて電荷Qaを出力する第1センサー72と、c軸に平行な外力(圧縮/引張力)に応じて電荷Qcを出力する第2センサー73と、b軸に平行な外力(せん断力)に応じて電荷Qbを出力する第3センサー74と、を有している。そして、グランド電極層71と各センサー72、73、74が交互に積層されている。
第1センサー72は、a軸の負方向に配向した第1結晶軸CA1を有する第1圧電基板721と、a軸の正方向に配向した第2結晶軸CA2を有する第2圧電基板723と、第1圧電基板721と第2圧電基板723との間に設けられ、電荷Qaを出力する出力電極層722と、を有している。なお、第1圧電基板721および第2圧電基板723は、例えば、Yカット水晶板で構成することができる。
第2センサー73は、c軸の正方向に配向した第3結晶軸CA3を有する第3圧電基板731と、c軸の負方向に配向した第4結晶軸CA4を有する第4圧電基板733と、第3圧電基板731と第4圧電基板733との間に設けられ、電荷Qcを出力する出力電極層732と、を有している。なお、第3圧電基板731および第4圧電基板733は、例えば、Xカット水晶板で構成することができる。
第3センサー74は、b軸の正方向に配向した第5結晶軸CA5を有する第5圧電基板741と、b軸の負方向に配向した第6結晶軸CA6を有する第6圧電基板743と、第5圧電基板741と第6圧電基板743との間に設けられ、電荷Qbを出力する出力電極層742と、を有している。なお、第5圧電基板741および第6圧電基板743は、例えば、Yカット水晶板で構成することができる。なお、各センサー72、73、74の積層方向から見たとき、第1圧電基板721および第2圧電基板723の各X軸(水晶の電気軸)と、第5圧電基板741および第6圧電基板743の各X軸(水晶の電気軸)と、が交差(本実施形態では直交)している。
力検出装置1では、力センサー素子7から出力された電荷Qa、Qb、Qcに基づいて、X軸方向の並進力成分、Y軸方向の並進力成分、Z軸方向の並進力成分、X軸まわりの回転力成分、Y軸まわりの回転力成分、Z軸まわりの回転力成分を検出することができる。
このように、力センサー素子7は、圧電基板721、723、731、733、741、743を有している。そのため、力センサー6は、精度よく、受けた力を検出することができる。特に、本実施形態では、各圧電基板721、723、731、733、741、743の構成材料が水晶である。これにより、力センサー6は、他の圧電体を用いた場合と比較して、良好な温度特性、高い機械的強度(剛性、耐荷重性)、高いダイナミックレンジを発揮することができる。そのため、受けた力をより広い範囲でかつより高精度に検出することができる。よって、より優れた検出特性を発揮することのできる力センサー6となる。
ただし、各圧電基板721、723、731、733、741、743の構成材料としては、水晶に限定されず、例えば、ニオブ酸リチウム(LiNbO)、タンタル酸リチウム(LiTaO)、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、四ホウ酸リチウム(Li)、ランガサイト(LaGaSiO14)、ニオブ酸カリウム(KNbO)、リン酸ガリウム(GaPO)、ガリウム砒素(GaAs)、窒化アルミニウム(AlN)、酸化亜鉛(ZnO、Zn)、チタン酸バリウム(BaTiO)、チタン酸鉛(PbPO)、ニオブ酸ナトリウムカリウム((K,Na)NbO)、ビスマスフェライト(BiFeO)、ニオブ酸ナトリウム(NaNbO)、チタン酸ビスマス(BiTi12)、チタン酸ビスマスナトリウム(Na0.5Bi0.5TiO)等の、水晶以外の圧電体を用いてもよい。
図2に示すように、パッケージ8は、凹部811を有するベース81と、凹部811の開口を覆うようにベース81に接合されたリッド82と、を有している。また、パッケージ8の内側には気密な収納空間S1が形成されており、この収納空間S1に力センサー素子7が収納されている。なお、収納空間S1の雰囲気としては、特に限定されず、例えば、窒素、アルゴン、ヘリウム等の希ガスを充填することができる。これにより、収納空間S1の雰囲気が安定し、電極の劣化、腐食等を抑制することができる。なお、収納空間S1は、例えば、減圧(好ましくは真空)状態となっていてもよい。
ベース81の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、酸化アルミニウム(アルミナ)、酸化ジルコニウム(ジルコニア)等の各種セラミックスを用いることができる。なお、例えば、ベース81の底部(力センサー素子7が載置されている部分)と、ベース81の側壁部(底部の外縁部から立設された部分)と、を異なる材料で構成してもよい。この場合、例えば、底部をステンレス鋼、コバール、銅、鉄、炭素鋼等の各種金属材料で構成し、側壁部を各種セラミックスで構成することができる。例えば、底部の構成材料としては、セラミックスと熱膨張係数の近いコバール等の合金とするのが好ましい。これにより、パッケージ8に熱歪みが発生し難くなり、力センサー素子7に不要な応力(予圧および検出すべき力以外の外力)が加わることを低減することができる。
また、図2に示すように、ベース81には、収納空間S1の内外を繋ぐ端子813が設けられている。そして、接続部814を介して端子813と力センサー素子7とが電気的に接続されている。なお、接続部814としては、特に限定されず、例えば、Agペースト、Cuペースト、Auペースト等の導電性ペーストを用いることができる。
また、リッド82は、中央部に位置し、力センサー素子7と接している中央部821と、外縁部に位置し、ベース81と接合している外縁部822と、中央部821と外縁部822との間に位置し、これらを接続するテーパー状の接続部823と、を有している。また、中央部821は、外縁部822から突出して設けられている。
リッド82の構成材料としては、特に限定されないが、ベース81の構成材料と線膨張係数が近似する部材であると良い。例えば、ベース81の構成材料を前述のようなセラミックスとした場合には、リッド82の構成材料を金属材料(例えばコバール等の合金)とするのが好ましい。これにより、パッケージ8に熱歪みが発生し難くなり、力センサー素子7に不要な応力(予圧および検出すべき力以外の外力)が加わることを低減することができる。そのため、より力検出精度の高い力検出装置1となる。
以上、力センサー6について説明した。なお、力センサー6の構成は、特に限定されず、例えば、パッケージ8を省略してもよい。また、力センサー素子7の構成としても、圧電素子を有する構成であれば、特に限定されない。例えば、力センサー素子7から第2センサー73が省略されていてもよい。また、本実施形態では、力検出装置1が1つの力センサー6を有しているが、力検出装置1が有する力センサー6の数としては、特に限定されず、2つ以上であってもよい。具体的には、例えば、図4に示すように、γ軸方向から見た平面視で、4つの力センサー6が力検出装置の中心軸Jまわりに等間隔に配置された構成となっていてもよい。
このような力センサー6は、図1に示すように、第1基部2の凸部22と第2基部3の凸部32との間に配置されている。また、力センサー6は、ベース81を凸部22側に向けると共に、リッド82を凸部32側に向けて、凸部22、32の間に挟み込まれるようにして配置されている。また、センサー72、73、74の積層方向を「積層方向LD」としたとき、積層方向LDが力検出装置1の中心軸Jと一致している(平行である)。ただし、積層方向LDとしては、特に限定されず、保持方向SDに対して傾斜していてもよいし、保持方向SDに対して直交していてもよい。
また、図1に示すように、第1基部2と第2基部3とは、予圧ボルト9により接続、固定されている。また、この予圧ボルト9によって、力センサー素子7が保持方向SD(積層方向LD)に圧縮されるように予圧されている。より具体的には、予圧ボルト9の頭部が第2基部3と係合し、予圧ボルト9のねじ部が第1基部2と螺号することで力センサー素子7が予圧されている。そのため、予圧ボルト9の締め込み量を調整することで、力センサー素子7に与える予圧の大きさを調整することができる。このように、力センサー素子7を予圧することで、外力が加わった際の出力が安定し、加わった外力を精度よく検出することができる。なお、予圧ボルト9により固定された状態で、第1基部2と第2基部3とは、少なくとも一方が他方に対して所定範囲内で変位することができる。これにより、受けた外力をより確実に力センサー素子7に伝達することができる。
また、予圧ボルト9は、2本あり、図1に示すように、力センサー6を間に挟んで、力センサー6の両側に配置されている。これにより、力センサー6を両側からバランスよく予圧することができる。
図1に示すように、第1基部2の底板21には、各予圧ボルト9のねじ部91と螺合する雌ねじ部212が設けられている。そして、各予圧ボルト9は、第2基部3側から第1基部2に差し込まれている。また、各予圧ボルト9のねじ部91は、雌ねじ部212に螺合しており、力センサー素子7に対して保持方向SDに所定の大きさの圧力、すなわち予圧が加えられている。これにより、力センサー素子7に剪断力が作用したとき、力センサー素子7が有する圧電基板同士の間での摩擦力が生じ、より確実に、力センサー素子7から電荷が出力される。なお、予圧ボルト9の締め込み量を調整することで、予圧の大きさを調整することができる。
予圧ボルト9の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種樹脂材料、各種金属材料等を用いることができる。なお、予圧ボルト9を金属材料で構成した場合、予圧ボルト9で第1基部2と第2基部3とが電気的に接続(短絡)され、これら全体の電位を等しくすることができる。
次に、アナログ回路基板4およびデジタル回路基板5について説明する。図1に示すように、アナログ回路基板4およびデジタル回路基板5は、第1基部2と第2基部3との間に配置されている。また、アナログ回路基板4およびデジタル回路基板5は、凸部22および予圧ボルト9と干渉しないように、貫通孔を形成するなどしてこれらを避けて配置されている。ただし、各アナログ回路基板4およびデジタル回路基板5の配置としては、特に限定されない。
図5に示すように、アナログ回路基板4は、力センサー素子7から出力された電荷Qaを電圧Vaに変換する変換出力回路40a(チャージアンプ)と、力センサー素子7から出力された電荷Qbを電圧Vbに変換する変換出力回路40b(チャージアンプ)と、力センサー素子7から出力された電荷Qcを電圧Vcに変換する変換出力回路40c(チャージアンプ)と、を備えている。さらに、変換出力回路40a、40b、40cは、それぞれ、オペアンプ41と、コンデンサー42と、スイッチング素子43と、を有している。
また、図5に示すように、デジタル回路基板5は、加えられた外力を検出する外力検出回路50を備えている。外力検出回路50は、変換出力回路40aから出力される電圧Vaと、変換出力回路40bから出力される電圧Vbと、変換出力回路40cから出力される電圧Vcと、に基づき、加えられた外力を検出する機能を有する。このような外力検出回路50は、変換出力回路40a、40b、40cに接続されたADコンバーター51と、ADコンバーター51に接続された演算部52(演算回路)と、を有している。
ADコンバーター51は、電圧Va、Vb、Vcをアナログ信号からデジタル信号へ変換する機能を有する。そして、ADコンバーター51によってデジタル変換された電圧Va、Vb、Vcは、演算部52に入力される。演算部52は、デジタル変換された電圧Va、Vb、Vcに基づいて、α軸方向の並進力成分、β軸方向の並進力成分、γ軸方向の並進力成分、α軸まわりの回転力成分、β軸まわりの回転力成分、γ軸まわりの回転力成分をそれぞれ検出する。
次に、変換出力回路40a、40b、40cについて、詳細に説明するが、これらは互いに同様であるため、以下では、代表的に変換出力回路40aについて説明し、変換出力回路40b、40cについては、その説明を省略する。
変換出力回路40aは、力センサー素子7から出力された電荷Qaを電圧Vaに変換して電圧Vaを出力する機能を有している。前述したように、変換出力回路40aは、オペアンプ41と、コンデンサー42と、スイッチング素子43と、を有している。オペアンプ41の反転入力端子(マイナス入力)は、入力配線49を介して力センサー素子7の出力電極層722に接続され、力センサー6からの電荷Qaが反転入力端子に流れ込むようになっている。一方、非反転入力端子(プラス入力)は、変換出力回路40aの基準電位であるシグナルグランドSGND(第1グランド)に接続されている。また、オペアンプ41の出力端子は、外力検出回路50に接続されている。
コンデンサー42は、オペアンプ41の第1の反転入力端子と出力端子との間に接続されている。スイッチング素子43は、オペアンプ41の反転入力端子と出力端子との間に接続され、コンデンサー42と並列接続されている。また、スイッチング素子43は、図示しない駆動回路に接続されており、駆動回路からのオン/オフ信号に従い作動する。スイッチング素子43がオフの場合、力センサー素子7から出力された電荷Qaは、コンデンサー42に蓄えられ、コンデンサー42の電圧(すなわち電荷のコンデンサー42の容量による商値)により求められた電圧Vaが外力検出回路50に出力される。反対に、スイッチング素子43がオンの場合、コンデンサー42の両端子間が短絡されて、コンデンサー42に蓄えられた電荷Qaは、放電されて0クーロンとなり、外力検出回路50に出力される電圧Vaは、0ボルトとなる。このように、スイッチング素子43をオンとすることで、変換出力回路40aをリセットすることができ、ドリフトによる影響を低減することができる。なお、変換出力回路40cから出力される電圧Vaは、理想的には、力センサー素子7から出力される電荷Qaの蓄積量に比例する。
ここで、従来では、図6に示すように、外乱ノイズをシールドする目的として、予圧部10(第1基部2および第2基部3)は、基準電位としてのフレームグランドFGND(第2グランド)に接続されている。また、シグナルグランドSGND(第1グランド)とフレームグランドFGNDとは、フレームグランドFGNDに流入した外乱ノイズが直接シグナルグランドSGNDに伝搬しないように、メイングランドMGND(第3グランド)を介して接続されている。
ここで、シグナルグランドSGNDとメイングランドMGNDとの間に存在する抵抗R1(配線抵抗やコネクタの接触抵抗)に、変換出力回路40aとは別の回路CR(例えば、前述したADコンバーター51)の動作電流Iが定常的に流れることにより、シグナルグランドSGNDは、メイングランドMGNDに対して高電位(例えば、数mV〜数十mV程度)となる。一方、フレームグランドFGNDとメイングランドMGNDとの間には外乱ノイズが流入した瞬間に微小な電流が流れるだけであり、定常電流は、ほぼ0(ゼロ)である。そのため、フレームグランドFGNDは、メイングランドMGNDと同電位となる。
また、入力配線49と予圧部10との間は、絶縁されているが、その絶縁抵抗は、無限大ではなく、環境温度によっても異なるが、通常、10Ω以上1012Ω以下程度となる。そのため、前述したように、シグナルグランドSGNDがフレームグランドFGNDよりも高電位となることで、例えば、入力配線49からフレームグランドFGNDに10−12A以上10−15A以下程度のリーク電流I’が定常的に流れ出してしまう。
そして、流れ出たリーク電流I’は、変換出力回路40aによって増幅されて出力されるため、ドリフトが生じてしまい、受けた力を精度よく検知することが困難となる。また、環境温度によって入力配線49と予圧部10との間の絶縁抵抗が変化するため、環境温度によってドリフトの度合いが異なってしまい、優れた温度特性を発揮することができない。また、力の検出精度を高く保つためには、頻繁にスイッチング素子43をオンにしてリセットすることが必要となり、力検出装置1を長時間連続して使用することができない。
このような問題に対して、本実施形態の力検出装置1では、図7に示すように、予圧部10がシグナルグランドSGND(第1グランド)に接続されている。すなわち、予圧部10とシグナルグランドSGNDとをショート(短絡)させている。これにより、予圧部10は、それぞれ、シグナルグランドSGNDを基準に0Vとなる。そのため、入力配線49と予圧部10との電位差が実質的に0(ゼロ)となり、入力配線49からフレームグランドFGNDへのリーク電流I’が低減され、上述した従来構成において生じていたドリフトが抑制される。したがって、受けた力を精度よく検出することができる力検出装置1となる。また、このような構成によれば、環境温度に影響を受けることなく、入力配線49と予圧部10との電位差を実質的に0(ゼロ)に保つことができるため、優れた温度特性を発揮することもできる。また、従来構成と比べてリセット間隔を長くすることができるため、力検出装置1の連続使用時間を長くすることができる。
なお、本実施形態では、予圧部10を構成する第1基部2および第2基部3がそれぞれシグナルグランドSGNDと接続されているが、予圧部10の少なくとも一部がシグナルグランドSGNDと接続されていればよく、例えば、第1基部2および第2基部3の一方がシグナルグランドSGNDと接続されていてもよい。
以上、本実施形態の力検出装置1について説明した。このような力検出装置1は、前述したように、力を受けて電荷を出力する力センサー素子7(圧電素子)を有する力センサー6と、力センサー6を予圧している予圧部10と、力センサー6からの電荷Qaを受けて電圧Vaを出力する変換出力回路40aと、を有している。そして、予圧部10の電位は、変換出力回路40aが短絡しているシグナルグランドSGND(第1グランド)と同電位となっている。すなわち、予圧部10は、シグナルグランドSGND(第1グランド)と短絡している。これにより、力センサー6と変換出力回路40aとを接続する入力配線49から予圧部10にリーク電流I’が定常的に流れ出してしまうことを抑制することができる。そのため、ドリフトを低減することができ、受けた力を精度よく検出することができる力検出装置1となる。また、このような構成によれば、力検出装置1は、環境温度の影響を受け難くなるため、優れた温度特性を発揮することもできる。また、従来構成と比べてリセット間隔を長くすることができるため、力検出装置1の連続使用時間を長くすることができる。
また、前述したように、力検出装置1では、予圧部10は、シグナルグランドSGND(第1グランド)と短絡している。これにより、簡単な構成で、シグナルグランドSGNDと予圧部10とを同電位にすることができる。また、予圧部10は、シグナルグランドSGNDと同電位である。これにより、より効果的にドリフトを低減することができ、受けた力を精度よく検出することができる力検出装置1となる。
また、前述したように、予圧部10は、力センサー6を間に挟んで配置されている第1基部2および第2基部3を有している。これにより、比較的簡単な構成で、力センサー6を予圧することができる。
また、前述したように、アナログ回路基板4(変換出力回路40a)およびデジタル回路基板5(外力検出回路50)は、第1基部2と第2基部3との間に配置されている。これにより、第1基部2および第2基部3によって、アナログ回路基板4およびデジタル回路基板5を保護することができる。また、第1基部2と第2基部3との間のスペースを有効活用することができ、力検出装置1の小型化を図ることができる。
<第2実施形態>
図8は、本発明の第2実施形態に係る力検出装置を示す断面図である。図9は、図8に示す力検出装置が有する回路系を示す回路図である。
本実施形態に係る力検出装置1は、ケーシング100を有していること以外は、前述した第1実施形態の力検出装置と同様である。
なお、以下の説明では、第2実施形態の力検出装置に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。
図8に示すように、本実施形態の力検出装置1は、予圧部10、力センサー6、アナログ回路基板4およびデジタル回路基板5を収納するケーシング100を有している。ケーシング100は、ベース110と、カバー120と、を有している。ここで、カバー120は、蓋体またはカバーとして機能する。また、ベース110は、絶縁された状態で(図示しない絶縁層を介して)第1基部2の下面211にねじで固定されており、カバー120は、絶縁された状態で(図示しない絶縁層を介して)第2基部3の上面311にねじで固定されている。すなわち、予圧部10は、パッケージ100に対して絶縁された状態でパッケージ100内に収納されている。なお、ベース110およびカバー120は、力センサー6への外力の伝達を阻害しないように設けられている。このようなケーシング100を設けることで、力センサー6、アナログ回路基板4およびデジタル回路基板5を保護することができる。
このようなベース110およびカバー120の構成材料としては、それぞれ、特に限定されないが、導電性を有する材料が好ましく、例えば、鉄、ニッケル、コバルト、金、白金、銀、銅、マンガン、アルミニウム、マグネシウム、亜鉛、鉛、錫、チタン、タングステン等の各種金属等が挙げられる。
なお、ケーシング100の構成としては、特に限定されず、例えば、ベース110が第1基部2と一体的に設けられていてもよい。言い換えると、第1基部2がベース110を兼ねていてもよい。また、例えば、カバー120が第2基部3と一体的に設けられていてもよい。言い換えると、第2基部3がカバー120を兼ねていてもよい。
また、図9に示すように、ケーシング100は、基準電位としてのフレームグランドFGND(第2グランド)に接続されている。これにより、ケーシング100によって外乱ノイズを遮断(低減)することができる。そのため、より精度よく、受けた力を検出することのできる力検出装置1となる。また、シグナルグランドSGNDとフレームグランドFGNDとは、メイングランドMGNDを介して接続されている。そのため、フレームグランドFGNDに流入した外乱ノイズがシグナルグランドSGNDに伝搬されるのを抑制することができる。
以上、本実施形態の力検出装置1について説明した。このような力検出装置1は、前述したように、力センサー6および変換出力回路40a、40b、40c(アナログ回路基板4)を収納するケーシング100を有している。また、ケーシング100は、フレームグランドFGND(第2グランド)と電気的に接続されている(短絡している)。フレームグランドFGNDは、シグナルグランドSGNDと異なるグランドであるため、ケーシング100によって、予圧部10に伝搬する可能性のある外乱ノイズを遮断(低減)することができ、より精度よく、受けた力を検出することのできる力検出装置1となる。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
図10は、本発明の第3実施形態に係る力検出装置が有する回路系を示す回路図である。
本実施形態に係る力検出装置1は、入力配線49と予圧部10とを同電位とする方法が異なること以外は、前述した第1実施形態の力検出装置と同様である。
なお、以下の説明では、第3実施形態の力検出装置に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態の力検出装置1では、アナログ回路基板4に配置された電圧生成回路48を有し、この電圧生成回路48を介してシグナルグランドSGND(第1グランド)と予圧部10とが電気的に接続されている。そのため、本実施形態の力検出装置1では、電圧生成回路48で生成した任意の大きさの電圧が予圧部10に印加されるようになっている。
電圧生成回路48は、電圧源481と、電圧源481から供給される電圧を減衰させる減衰回路482と、を有している。電圧源481からは、正電圧が供給される。また、減衰回路482は、電圧を所定の減衰率で減衰させる回路であり、直列接続された2つの抵抗素子482a、482bを有し、一端が電圧源481に接続され、他端がシグナルグランドSGNDに接続されている。このような減衰回路482では、抵抗素子482aの抵抗をRaとし、抵抗素子482bの抵抗をRbとしたとき、Rb/(Ra+Rb)の減衰率で電圧を減衰させることができる。なお、本実施形態では、抵抗素子482aとして抵抗値を変化させることのできる可変抵抗を用いている。そのため、抵抗素子482aの抵抗値を調整することで、予圧部10に印加する電圧の大きさを制御することができる。
前述した第1実施形態では、予圧部10とシグナルグランドSGNDとをショート(短絡)させることで、入力配線49と予圧部10との電位差が実質的に0(ゼロ)となることを説明した。しかしながら、より詳細に説明すると、入力配線49の電圧は、シグナルグランドSGNDと僅かに(例えば、±数百μV未満程度)ずれている場合がある。このずれは、例えば、オペアンプ41の入力オフセット電圧、ゲインおよび出力電圧に依存するずれである。そのため、予圧部10とシグナルグランドSGNDとをショートさせても、入力配線49と予圧部10との電位差が僅かにずれてしまう場合がある。
そこで、本実施形態では、入力配線49と予圧部10との電位差が無くなるように(より小さくなるように)、電圧生成回路48を用いて、予圧部10に所定の大きさの電圧を印加する構成としている。言い換えると、電圧生成回路48を用いて、第1基部2および第2基部3に印加する電圧の大きさを補正する構成としている。これにより、入力配線49と予圧部10との電位差をより小さくすることができ、入力配線49から予圧部10に流れるリーク電流I’をより効果的に低減することができる。そのため、ドリフトをより効果的に抑制することができ、受けた力をより精度よく検出することができる力検出装置1となる。
なお、例えば、予め入力配線49の電圧のシグナルグランドSGNDからのずれを測定しておき、測定したずれに基づいて、第1基部2および第2基部3に印加する電圧の大きさ(すなわち、抵抗素子482aの抵抗値)を決定してもよいし、変換出力回路40aから出力される電圧Vaを測定しながら抵抗素子482aの抵抗値を徐々に変化させ、ドリフトが小さくなる状態で抵抗素子482aの抵抗値を固定してもよい。
なお、本実施形態では、電圧生成回路48はアナログ基板4に配置されているが、こうすることにより、予圧部10と変換出力回路40a、40b、40cのそれぞれ毎に電圧を調整できるため、各変換出力回路40a、40b、40c毎にドリフトを抑制することが可能である。また、電圧生成回路48はデジタル基板5に配置されていてもよく、複数の変換出力回路40a、40b、40cに対して、一つの電圧生成回路48で対応することができるので、力検出装置1を小型化にすることができ、さらに電圧の調整も容易である。また、電圧生成回路48はアナログ基板4およびデジタル基板5とは異なる場所に配置されていてもよく、この場合はメイングランドMGNDを基準にして、第1基部2および第2基部3に印加する電圧をすればよく、これにより外乱ノイズがシグナルグランドSGNDに流入することを抑制することができる。
以上、本実施形態の力検出装置1について説明した。このような力検出装置1は、前述したように、力を受けて電荷を出力する力センサー素子7(圧電素子)を有する力センサー6と、力センサー6を予圧している予圧部10と、力センサー6からの電荷Qaを受けて電圧Vaを出力する変換出力回路40aと、予圧部10に電圧を印加する電圧生成回路48と、を有している。これにより、入力配線49と予圧部10との電位差をより小さくすることができ、入力配線49から予圧部10にリーク電流I’が定常的に流れ出してしまうことを抑制することができる。そのため、ドリフトを低減することができ、受けた力を精度よく検出することができる力検出装置1となる。また、このような構成によれば、力検出装置1は、環境温度の影響を受け難くなるため、優れた温度特性を発揮することもできる。また、従来構成と比べてリセット間隔を長くすることができるため、力検出装置1の連続使用時間を長くすることができる。
また、前述したように、電圧生成回路48は、電圧源481と、電圧源481の電圧を降下(減衰)させる減衰回路482と、を有している。これにより、微弱な電圧を予圧部10に印加し易くなる。そのため、精度よく、入力配線49と予圧部10との電位差をより小さくすることができる。
なお、本実施形態では、入力配線49と予圧部10との電位差が無くなるように、予圧部10に所定の大きさの電圧を印加するために、電圧生成回路48の減衰回路482を用いることとしたが、増幅回路を用いた降圧電源回路や、バンドギャップリファレンスやツェナーダイオードを用いた基準電圧生成回路や、独立した外部電源であってもよい。
また、前述したように、変換出力回路40aは、オペアンプ41(電荷増幅部)と、力センサー6とオペアンプ41とを電気的に接続する入力配線49(配線)と、を有している。また、電圧生成回路48は、入力配線49の電圧と予圧部10の電圧との差が小さくなるように予圧部10に電圧を印加するようになっている。これにより、より確実に、入力配線49と予圧部10との電位差をより小さくすることができる。
このような第3実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第4実施形態>
図11は、本発明の第4実施形態に係る力検出装置が有する回路系を示す回路図である。
本実施形態に係る力検出装置1は、入力配線49と予圧部10とを同電位としないこと以外は、前述した第1実施形態の力検出装置と同様である。
なお、以下の説明では、第4実施形態の力検出装置に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。
図11に示すように、本実施形態の力検出装置1は、電圧生成回路48を有し、この電圧生成回路48を介してシグナルグランドSGNDと予圧部10とが電気的に接続されている。そのため、本実施形態の力検出装置1では、電圧生成回路48で生成した任意の大きさの電圧が予圧部10に印加されるようになっている。
電圧生成回路48は、電圧源481と、電圧源481から供給される電圧を減衰させる減衰回路482と、を有している。減衰回路482は、電圧を所定の減衰率で減衰させる回路であり、直列接続された2つの抵抗素子482a、482bを有し、一端が電圧源481に接続され、他端がシグナルグランドSGNDに接続されている。なお、本実施形態では、前述した第3実施形態と異なり、抵抗素子482a、482bが共に固定抵抗であり、その代わりに、電圧源481から供給される電圧の大きさを制御(調整)することで、予圧部10に印加する電圧の大きさを制御することができる。
前述した第1実施形態では、予圧部10とシグナルグランドSGNDとをショート(短絡)させることで、入力配線49からフレームグランドFGNDへのリーク電流I’を低減しているが、リーク電流I’は、この経路の他にも、変換出力回路40a内においても発生する場合がある。このようなリーク電流I’としては、例えば、変換出力回路40aが有するオペアンプ41やスイッチング素子43の正電源、負電源に対する経路に流れるリーク電流が挙げられる。そのため、入力配線49からフレームグランドFGNDへのリーク電流I’を低減しても、依然として、ドリフトを十分に抑えることができない場合がある。
そこで、本実施形態では、前述したような変換出力回路40a内で生じるリーク電流を相殺するように、入力配線49とフレームグランドFGNDとの間に電位差を与えて、これらの間にリーク電流I’を発生させる。すなわち、入力配線49とフレームグランドFGNDとの間に、変換出力回路40a内で生じるリーク電流I’と大きさが等しくかつ逆向きのリーク電流I’が流れるように、電圧生成回路48を用いて、予圧部10に所定の大きさの電圧を印加する構成としている。これにより、変換出力回路40a内で生じるリーク電流I’と、入力配線49とフレームグランドFGNDとの間に流れるリーク電流I’と、を相殺することができ、ドリフトをより効果的に抑制することができる。したがって、受けた力をより精度よく検出することができる力検出装置1となる。
なお、入力配線49とフレームグランドFGNDとの間に発生させるリーク電流I’によって、変換出力回路40a内で生じるリーク電流I’の80%以上を相殺することが好ましく、90%以上を相殺することがより好ましく、95%以上を相殺することがさらに好ましく、100%を相殺することが最も好ましい。これにより、十分に、ドリフトを低減することができる。
なお、本実施形態では、入力配線49とフレームグランドFGNDとの間の絶縁抵抗の温度特性と、変換出力回路40a内で生じるリーク電流の温度特性と、を予め計測しておき、環境温度に基づいて電圧源481から供給する電圧の大きさを制御することで、より精度よく、変換出力回路40a内で生じるリーク電流I’を入力配線49とフレームグランドFGNDとの間に流れるリーク電流I’によって相殺することができる。
以上、本実施形態の力検出装置1について説明した。このような力検出装置1は、前述したように、力を受けて電荷を出力する力センサー素子7(圧電素子)を有する力センサー6と、力センサー6を予圧している予圧部10と、力センサー6からの電荷Qaを受けて電圧Vaを出力する変換出力回路40aと、予圧部10に電圧を印加する電圧生成回路48と、を有している。また、変換出力回路40aは、オペアンプ41(電荷増幅部)と、力センサー6とオペアンプ41とを電気的に接続する入力配線49(配線)と、を有している。また、電圧生成回路48は、予圧部10に電圧を印加することで、変換出力回路40a内で発生するリーク電流I’を相殺するように、入力配線49と予圧部10との間にリーク電流I’を発生させるようになっている。これにより、ドリフトをより効果的に抑制することができる。したがって、受けた力をより精度よく検出することができる力検出装置1となる。
<第5実施形態>
図12は、本発明の第5実施形態に係るロボットを示す斜視図である。
図12に示すロボット1000は、例えば、精密機器等の工業製品を製造する製造工程で用いることのできるロボットである。ロボット1000は、例えば床や天井に固定されるベース1100と、ベース1100に回動自在に連結されたアーム1200と、アーム1200に回動自在に連結されたアーム1300と、アーム1300に回動自在に連結されたアーム1400と、アーム1400に回動自在に連結されたアーム1500と、アーム1500に回動自在に連結されたアーム1600と、アーム1600に回動自在に連結されたアーム1700と、これらアーム1200、1300、1400、1500、1600、1700の駆動を制御する制御部1800と、を有している。また、アーム1700にはハンド接続部が設けられており、ハンド接続部にはロボット1000に実行させる作業に応じたエンドエフェクター1900が装着される。
このようなロボット1000には、エンドエフェクター1900に加えられる外力を検出する力検出装置1が設けられている。そして、力検出装置1が検出する力を制御部1800にフィードバックすることにより、ロボット1000は、より精密な作業を実行することができる。また、力検出装置1が検出する力によって、ロボット1000は、エンドエフェクター1900の障害物への接触等を検知することができる。そのため、従来の位置制御では困難だった障害物回避動作、対象物損傷回避動作等を容易に行うことができ、ロボット1000は、安全に作業を実行することができる。
また、力検出装置1は、アーム1600とアーム1700との間に配置されており、図示しないが、第1基部2の下面211がアーム1600と接続され、第2基部3の上面311がアーム1700と接続されている。ただし、力検出装置1の配置としては、特に限定されない。また、力検出装置1としては、例えば、前述した第1、第2、第3、第4実施形態のいずれかのものを用いることができる。
このように、ロボット1000は、力検出装置1を有している。そのため、ロボット1000は、前述した力検出装置1の効果を享受することができ、優れた信頼性を発揮することができる。
このような第5実施形態によっても、前述した第1実施形態の効果を発揮することができる。なお、ロボット1000の構成としては、特に限定されず、例えば、アームの数が本実施形態と異なっていてもよい。また、ロボット1000としては、特に限定されず、例えば、所謂、スカラロボットや双腕ロボットであってもよい。
以上、本発明の力検出装置およびロボットについて、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
1…力検出装置、10…予圧部、100…ケーシング、110…ベース、120…カバー、2…第1基部、21…底板、211…下面、212…雌ねじ部、22…凸部、221…頂面、3…第2基部、31…天板、311…上面、32…凸部、321…頂面、4…アナログ回路基板、40a、40b、40c…変換出力回路、41…オペアンプ、42…コンデンサー、43…スイッチング素子、48…電圧生成回路、481…電圧源、482…減衰回路、482a、482b…抵抗素子、49…入力配線、5…デジタル回路基板、50…外力検出回路、51…ADコンバーター、52…演算部、6…力センサー、7…力センサー素子、71…グランド電極層、72…第1センサー、721…第1圧電基板、722…出力電極層、723…第2圧電基板、73…第2センサー、731…第3圧電基板、732…出力電極層、733…第4圧電基板、74…第3センサー、741…第5圧電基板、742…出力電極層、743…第6圧電基板、8…パッケージ、81…ベース、811…凹部、813…端子、814…接続部、82…リッド、821…中央部、822…外縁部、823…接続部、9…予圧ボルト、91…ねじ部、1000…ロボット、1100…ベース、1200、1300、1400、1500、1600、1700…アーム、1800…制御部、1900…エンドエフェクター、a、b、c…軸、CA1…第1結晶軸、CA2…第2結晶軸、CA3…第3結晶軸、CA4…第4結晶軸、CA5…第5結晶軸、CA6…第6結晶軸、CR…回路、FGND…フレームグランド、I…動作電流、I’…リーク電流、J…中心軸、LD…積層方向、MGND…メイングランド、Qa、Qb、Qc…電荷、R1…抵抗、S1…収納空間、SD…保持方向、SGND…シグナルグランド、Va、Vb、Vc…電圧、α、β、γ…軸

Claims (6)

  1. 力を受けて電荷を出力する圧電素子を有する力センサーと、
    前記力センサーを予圧している予圧部と、
    前記力センサーからの電荷を受けて電圧を出力する変換出力回路と、を有し、
    前記予圧部は、前記力センサーを経由せずに、前記変換出力回路の第1グランドと短絡していることを特徴とする力検出装置。
  2. 前記予圧部は、前記第1グランドと同電位である請求項1に記載の力検出装置。
  3. 前記力センサーおよび前記変換出力回路を収納するケーシングを有し、
    前記ケーシングは、第2グランドと短絡している請求項1または2に記載の力検出装置。
  4. 前記予圧部は、前記力センサーを間に挟んで配置されている第1基部および第2基部を有している請求項1ないしのいずれか1項に記載の力検出装置。
  5. 前記変換出力回路は、前記第1基部と前記第2基部との間に配置されている請求項に記載の力検出装置。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の力検出装置を備えることを特徴とするロボット。
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