JP6874399B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Description
この場合、洗浄水又は機能水は、専用の噴霧ノズルから便器のボウル部に向けて噴霧される。
この噴霧ノズルは衛生洗浄装置のケーシングの内部に設けられ、噴霧ノズルの先端側はケーシングのボウル部側の周縁近傍に設けられている。
そのため、噴霧ノズルの先端側は細くすることが好ましい。この場合、噴霧ノズルの流入口側から見て、流入口と重なる位置に吐水口を設ければ噴霧ノズルの先端側を細くすることが容易となる。
そこで、噴霧ノズルの先端側を細くすることができ、且つ、良好な霧化状態の吐水を行えることが望まれる。
また、この衛生洗浄装置には、洗浄水又は機能水の直進流の動圧を制御する動圧制御部が設けられているので、噴霧ノズルの流入口側から見て、吐水口が流入口と重なる位置に設けられていても吐水の霧化状態が悪くなるのを抑制することができる。すなわち、良好な霧化状態の吐水を行うことができる。
図1は、実施形態にかかるトイレ装置及び衛生洗浄装置を表す斜視図である。
図1に表したように、トイレ装置2は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)4と、衛生洗浄装置10と、を備える。衛生洗浄装置10は、便器4の上に取り付けられる。衛生洗浄装置10は、便器4に対して一体的に取り付けてもよいし、便器4に対して着脱可能に取り付けてもよい。
図2に表したように、衛生洗浄装置10は、洗浄水供給部30と、着座検知センサ31と、人体検知センサ32と、洗浄ノズル34と、ノズル洗浄室36と、噴霧ノズル38と、脱臭ユニット40と、制御部42と、を有する。
なお、噴霧ノズル38に関する詳細は後述する。
図3に表したように、洗浄水供給部30、洗浄ノズル34、噴霧ノズル38、及び制御部42は、ベースプレート24に取り付けられる。洗浄ノズル34は、例えば、ベースプレート24の左右方向の略中央に配置される。洗浄水供給部30は、例えば、洗浄ノズル34に隣接して配置される。
噴霧ノズル38は、可撓性を有するチューブ39を介して洗浄水供給部30の流調・流路切替弁55と接続される。
図4は、噴霧ノズルの取り付けを表す断面図である。
図4は、図3のA1−A2線断面を表す。
図4に表したように、噴霧ノズル38は、接続部25によりベースプレート24のボウル部4a側の周縁近傍に取り付けられている。また、噴霧ノズル38の流入口38a2は、接続部25を介してチューブ39に接続されている。噴霧ノズル38は、便器4のリム部の上面に対して傾けて取り付けられている。
図6は、噴霧ノズルの断面図である。
図6は、図5のB1−B2線断面を表す。
図7は、図6のC1−C2線断面を表す図である。
図8は、図6のD1−D2線断面を表す図である。
図5及び図6に表したように、噴霧ノズル38は、本体部38a、直進流・旋回流形成部38b、および動圧制御部38cを有する。
本体部38aの外側面には、フランジ部38a4が設けられている。フランジ部38a4は、本体部38aの軸方向の中央近傍に設けることができる。本体部38aの流入口38a2側の端部の近傍には、雄ネジ部38a5が設けられている。雄ネジ部38a5は、接続部25に設けられた雌ネジ部に螺合される。雄ネジ部38a5とフランジ部38a4との間には、溝部38a6が設けられている。溝部38a6には、Oリング(O-ring)などのシール部材37が設けられる。
なお、本体部38aの形態は例示をしたものに限定されるわけではない。本体部38aは、流入口38a2と吐水口38a3を有し、内部に洗浄水又は機能水が流れる流路を有していればよい。
噴霧ノズル38(本体部38a)の先端側を細くすることができれば、ケースカバー22やベースプレート24のデザインの自由度を大きくすることができる。
動圧制御部38cは、本体部38aの内部に設けられている。動圧制御部38cは、流路38a1に設けられている。動圧制御部38cは、直進流・旋回流形成部38bの上流側(流入口38a2側)に設けられている。
動圧制御部38cは、流入口38a2から挿入された図示しない部材により押さえつけられることで、本体部38aの内部に固定されている。
基部38c1は、円板状を呈し、流入口38a2から流入した洗浄水又は機能水の流れを遮る。基部38c1は、切り欠き部38c1aと凹部38c1bを有する。切り欠き部38c1aと流路38a1の内壁との間、凹部38c1bと流路38a1の内壁との間は流路となる。
すなわち、動圧制御部38cを設ければ、直進流の動圧を、流入口38a2から流入した洗浄水又は機能水の動圧よりも低くすることができる。
また、動圧制御部38cを設ければ、直進流の動圧を制御して、直進流の動圧と、旋回流を形成するための流れの動圧と、の差を少なくすることもできる。
そのため、噴霧ノズル38(本体部38a)の先端側を細くしても吐水の霧化状態が悪くなるのを抑制することができる。その結果、ケーシング20(ケースカバー22、ベースプレート24)のデザインの自由度を大きくすることができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (3)
- ケーシングと、
前記ケーシングの内部に設けられ、流入口と吐水口とを有し、前記吐水口から洗浄水又は機能水を噴霧可能な噴霧ノズルと、
を備え、
前記噴霧ノズルの流入口側から見て、前記吐水口は、前記流入口と重なる位置に設けられ、
前記噴霧ノズルの内部には、前記洗浄水又は機能水の直進流の動圧を制御する動圧制御部が設けられ、
前記動圧制御部の下流側には、前記直進流と、前記洗浄水又は機能水の旋回流と、を形成する直進流・旋回流形成部が設けられ、
前記動圧制御部は、前記直進流の動圧を制御して、前記直進流の動圧と、前記旋回流を形成する流れの動圧と、の差を少なくすることを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記動圧制御部は、前記直進流の動圧を、前記流入口から流入した前記洗浄水又は機能水の動圧よりも低くすることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記動圧制御部は、板状を呈し、前記流入口から流入した前記洗浄水又は機能水の流れを遮る基部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の衛生洗浄装置。
Priority Applications (1)
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JP2017017830A JP6874399B2 (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | 衛生洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017017830A JP6874399B2 (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | 衛生洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018123622A JP2018123622A (ja) | 2018-08-09 |
JP6874399B2 true JP6874399B2 (ja) | 2021-05-19 |
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ID=63111022
Family Applications (1)
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JP2017017830A Active JP6874399B2 (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | 衛生洗浄装置 |
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JP (1) | JP6874399B2 (ja) |
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2017
- 2017-02-02 JP JP2017017830A patent/JP6874399B2/ja active Active
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