JP6873189B2 - スタータおよびスタータの組立方法 - Google Patents
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Description
ブラシはブラシホルダに摺動自在に収納されており、同じくブラシホルダに収納されるスプリングによって整流子外周面に押圧されながら摺接し、そのブラシホルダがベースに組付けられるブラシ保持装置を有する電動機が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、リヤブラケットを直接ヨークに位置決めする方法として、リヤブラケットに構成した凸形状部がベースを貫通することで、ヨークに位置決めする方法も知られている。しかし、これを実現するためにはリヤブラケットの厚みを厚くする必要があり、重量およびコスト増加の要因となっていた。
磁気回路を形成する円筒状のヨーク、このヨークからの磁束により回転トルクを発生する電機子、電機子の回転軸と同軸上に設置され、外周部に摺動面を構成する整流子、整流子の摺動面に外周方向からスプリングにより押圧され摺接するブラシ、ブラシとスプリングを収納するブラシホルダ、ブラシホルダを保持する円盤状のベースを備えたものであって、ベースには、その中央部にバーリング加工により形成された孔部からなり電機子を回転自在に支持する軸受を保持する軸受保持部、ブラシホルダを保持する径方向に延びるガイド壁、ガイド壁と軸受保持部との間にブラシを仮止めするための治具を挿入するための貫通孔、ガイド壁の形成されていない外周部にヨークの一端側開口部内径と一定の幅で面接触する位置決めのための複数の突起部、が形成されており、ベースは、位置決めのための複数の突起部によりヨークに位置決めされた状態で当接しているとともに、ベースと同等の厚みの平板状部材で形成されたリヤブラケットとヨークとに挟持され固定されている、ことを特徴とする
図1は、実施の形態1に係るスタータの構成を示す一部断面図である。スタータは、ソレノイドスイッチ1と、モータ部2と、フロントブラケット18と、リヤブラケット6とを備えている。通しボルト16により、リヤブラケット6とフロントブラケット18を連結され、モータ部2を挟持して固定している。フロントブラケット18内には、モータ部2で発生する回転力をエンジンに伝達する伝達機構部(図示せず)を搭載している。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合が含まれるものとする。
Claims (2)
- 磁気回路を形成する円筒状のヨーク、前記ヨークからの磁束により回転トルクを発生する電機子、前記電機子の回転軸と同軸上に設置され、外周部に摺動面を構成する整流子、前記整流子の摺動面に外周方向からスプリングにより押圧され摺接するブラシ、前記ブラシと前記スプリングを収納するブラシホルダ、前記ブラシホルダを保持する円盤状のベースを備えたスタータにおいて、
前記ベースには、
その中央部にバーリング加工により形成された孔部からなり前記電機子を回転自在に支持する軸受を保持する軸受保持部、
前記ブラシホルダを保持する径方向に延びるガイド壁、
前記ガイド壁と前記軸受保持部との間で、前記ブラシを仮止めするための治具を挿入するための貫通孔、
前記ガイド壁の形成されていない外周部に前記ヨークの一端側開口部内径と一定の幅で面接触する位置決めのための複数の突起部、
が形成されており、
前記ベースは、
前記位置決めのための複数の突起部により前記ヨークに位置決めされた状態で当接しているとともに、
前記ベースと同等の厚みの平板状部材で形成されたリヤブラケットと前記ヨークとに挟持され固定されている、
ことを特徴とするスタータ。 - 磁気回路を形成する円筒状のヨーク、前記ヨークからの磁束により回転トルクを発生する電機子、前記電機子の回転軸と同軸上に設置され、外周部に摺動面を構成する整流子、前記整流子の摺動面に外周方向からスプリングにより押圧され摺接するブラシ、前記ブラシと前記スプリングを収納するブラシホルダ、前記ブラシホルダを保持する円盤状のベース、を備えたスタータの組立方法において、
前記ベースの上部の面には、中央部に前記電機子を回転自在に支持する軸受を保持する軸受保持部、前記ブラシホルダを保持する径方向に延びるガイド壁、前記ガイド壁と前記軸受保持部との間に前記ブラシを仮止めするための治具を挿入するための貫通孔、前記ガイド壁の形成されていない外周部に前記ヨークの一端側開口部内径と一定の幅で面接触する位置決めのための複数の突起部、が形成されており、
前記ブラシホルダの内部に前記スプリングと前記ブラシを挿入した状態で、前記ブラシホルダを前記ガイド壁により形成されたスライド溝に挿入するとともに、前記貫通孔に、前記ベースの下部から前記治具が挿入され、前記治具から伸びる脚部と前記ブラシが当接して前記ブラシを保持することにより前記ブラシホルダを位置決めし、
前記整流子を、前記ベースの上部から挿入しながら、前記治具を前記ベースの下方向に引き抜くことにより、前記ブラシを前記整流子の外周面に押圧するよう設置し、
前記突起部により前記ベースが前記ヨークに位置決めされた状態で前記ヨークの一端側開口部と前記ベースとを当接させ、その上から平板状のリヤブラケットを覆い被せて、通しボルトにて前記リヤブラケットとフロントブラケットとを連結することにより、前記リヤブラケットと前記ヨークとの間に前記ベースを挟持することを特徴とするスタータの組み立て方法。
Priority Applications (1)
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JP2019103473A JP6873189B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | スタータおよびスタータの組立方法 |
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JP2019103473A JP6873189B2 (ja) | 2019-06-03 | 2019-06-03 | スタータおよびスタータの組立方法 |
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JP2020198700A JP2020198700A (ja) | 2020-12-10 |
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2019
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