JP6873164B2 - 光コネクタおよび光音響発生装置並びに光コネクタの製造方法 - Google Patents

光コネクタおよび光音響発生装置並びに光コネクタの製造方法 Download PDF

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    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means

Description

本発明は、光ファイバを有する光コネクタおよびその光コネクタを用いた光音響波発生装置並びに光コネクタの製造方法に関する。
従来、光ファイバとその光ファイバによって導光された光を用いる装置などとを光学的に結合するための光コネクタが種々提案されている。
たとえば特許文献1においては、光ファイバの先端に光ファイバを保持するフェルールを設け、そのフェルールを筒状の接続部材内に配置した光コネクタが提案されている。
特開平10−142451号公報
ここで、上述したような光コネクタにおいては、光コネクタから延伸された光ファイバの外表面を保護するため、光ファイバに対して保護チューブが設けられる。このような保護チューブが設けられた光コネクタを製造する際、従来は、保護チューブに対して光ファイバを通し、その光ファイバの先端をフェルールに接着固定した後、筒状の接続部材に対してフェルールを通して接着固定するようにしていた。
しかしながら、上述したように保護チューブに対して光ファイバを通す際、保護チューブの径が細いため、非常に時間がかかる作業となっていた。
本発明は、上記事情に鑑み、保護チューブに対して光ファイバを容易に通すことができ、製造時間の短縮を図ることができる光コネクタおよびその光コネクタを用いた光音響波発生装置並びに光コネクタの製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明の一態様に係る光コネクタは、一端にフェルール部が設けられた光ファイバと、光ファイバが挿入される筒状に形成された筒状接続部材であって、一端部の筒内にフェルール部が固定され、他端部から光ファイバの他端が引き出される筒状接続部材と、他端部から引き出される光ファイバの周囲に設けられた筒状の保護部材とを備え、筒状接続部材が、その筒状接続部材の内壁に、他端部から挿入された保護部材が当接する保護部材当接面を有し、かつその保護部材当接面とフェルール部との間に、筒状接続部材の内径がフェルール部側に向かって次第に大きくなるように形成されたフェルール側テーパ面を有する。
また、本発明の一態様に係る光コネクタにおいては、筒状接続部材の一端部の内壁に、その一端部から挿入されたフェルール部が当接するフェルール当接面を設けてもよい。
また、本発明の一態様に係る光コネクタにおいて、フェルール当接面は、上記一端部側に表面を有し、かつ、筒状接続部材の長さ方向に対して垂直な内壁面としてもよい。
また、本発明の一態様に係る光コネクタにおいては、フェルール側テーパ面と保護部材当接面との間に、筒状接続部材の内径が保護部材の内径よりも小さいファイバ通過部を設けてもよい。
また、本発明の一態様に係る光コネクタにおいて、筒状接続部材の長さ方向におけるファイバ通過部の長さは、2mm以下であることが好ましい。
また、本発明の一態様に係る光コネクタにおいては、保護部材当接面と他端部との間に、筒状接続部材の内径が他端部側に向かって次第に大きくなるように形成された中間部テーパ面を設けてもよい。
また、本発明の一態様に係る光コネクタにおいては、保護部材当接面と中間部テーパ面との間に、筒状接続部材の内径が保護部材の外径と等しい保護部材通過部を設けてもよい。
また、本発明の一態様に係る光コネクタにおいては、筒状接続部材の他端部において、筒状接続部材の内径が筒状接続部材の他端に向かって次第に大きくなるように形成された開口側テーパ面を設けてもよい。
また、本発明の一態様に係る光コネクタにおいて、上記開口側テーパ面は曲面から形成することが好ましい。
また、本発明の一態様に係る光コネクタにおいて、フェルール部は、筒状接続部材の内壁に対して弾性接着剤により接着することが好ましい。
また、本発明の一態様に係る光コネクタにおいては、筒状接続部材の一端部側の外壁に切り欠きを設けてもよい。
また、本発明の一態様に係る光コネクタにおいては、フェルール部の先端が面取りされていることが好ましい。
本発明の一態様に係る光音響波発生装置は、光源部と、光源部に接続される上記本発明の光コネクタと、光コネクタから延伸された光ファイバの他端が接続される穿刺針とを備える。
本発明の一態様に係る光コネクタの製造方法は、筒状接続部材の他端部から保護部材を挿入して保護部材当接面に当接させた後、筒状接続部材の一端部側からフェルール部が設けられた光ファイバの他端を挿入して、光ファイバの他端を、フェルール側テーパ面を経由させて筒状接続部材の他端部から引き出し、フェルール部を筒状接続部材の一端部に固定する。
本発明の一態様に係る光コネクタおよび光音響波発生装置並びに光コネクタの製造方法によれば、光ファイバが挿入される筒状に形成された筒状接続部材が、その内壁に、挿入された保護部材が当接する保護部材当接面を有し、かつその保護部材当接面とフェルール部との間に、筒状接続部材の内径がフェルール部側に向かって次第に大きくなるように形成されたフェルール側テーパ面を有するようにしたので、保護部材に対して光ファイバを容易に通すことができ、製造時間の短縮を図ることができる。
本発明の光コネクタの一実施形態の構成を示す断面図 筒状接続部材の一実施形態の外観を示す斜視図 図1に示す筒状接続部材の一部拡大図 筒状接続部材の一実施形態の側面図 筒状接続部材の詳細な寸法を説明するための図 本発明の光コネクタの一実施形態の製造方法を説明するための図 本発明の光コネクタの一実施形態の変形例を示す図 本発明の光音響波発生装置の一実施形態の外観を示す図 本発明の光音響波発生装置の一実施形態における穿刺針の構成を示す断面図 本発明の光コネクタの一実施形態の変形例を示す図
以下、本発明の光コネクタの一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態の光コネクタ1の概略構成を示す図である。なお、図1は、本実施形態の光コネクタ1の長さ方向に延びる中心軸(以下、単に中心軸という)を含む断面の図である。
本実施形態の光コネクタ1は、図1に示すように、光ファイバ10と、フェルール部11と、筒状接続部材12と、保護部材13と、被覆部材14とを備えている。
フェルール部11は、光ファイバ10の一端に設けられるものであり、ジルコニアからなるフェルール本体11aと、フェルール本体11aに接続される金属部11bとを備えている。フェルール部11の長さ方向に延びる中心軸に沿って形成された孔に光ファイバ10が挿入されて接着固定され、フェルール部11の一端11dから光ファイバ10の一端面が露出するように構成されている。なお、フェルール部11の一端11d(先端)は、面取りされていることが好ましい。これにより、光コネクタ1の接続先である接続部(たとえば光アダプタ)に対して、挿入しやすくすることができる。
また、光ファイバ10の側面にポリイミドなどにより保護コートを設けてもよい。これにより光ファイバ10の欠けを抑制することができる。また、光ファイバ10のコア部とフェルール内孔との同軸度を向上させるため、フェルール部11に通す部分のみ保護コートを剥くようにしてもよい。
筒状接続部材12は、フェルール部11が設けられた光ファイバ10が挿入される筒状に形成された部材である。図2は、筒状接続部材12の外観を示す斜視図である。図1に戻り、筒状接続部材12の一端部12aの筒内には、上述したフェルール部11が固定される。具体的には、筒状接続部材12の一端部12aの内壁には、フェルール部11の金属部11bの凸部11cが当接するフェルール当接面12cが形成されている。本実施形態の光コネクタ1においては、フェルール当接面12cは、筒状接続部材12の一端部12a側に表面を有し、かつ、筒状接続部材12の長さ方向に対して垂直な内壁面である。しかしながら、フェルール当接面12cは、フェルール部11の金属部11bの凸部11cが当接する構成であればどのような構成であってもよい。なお、筒状接続部材12の一端部12a側に表面を有する内壁面とは、筒状接続部材12の一端部12a側の筒状接続部材12の中心軸と内壁面とがなす角度が、0度より大きく、90度以下の内壁面を意味する。
本実施形態の光コネクタ1の製造工程においては、フェルール部11が設けられていない光ファイバ10の他端が、筒状接続部材12の一端部12a側から挿入される。そして、フェルール部11の凸部11cがフェルール当接面12cに当接するまで光ファイバ10の他端が筒状接続部材12の他端部12b側から引き出される。そして、フェルール部11は、その凸部11cがフェルール当接面12cに当接した状態で、筒状接続部材12の内壁に対して接着剤などによって接着固定される。このように筒状接続部材12の内壁にフェルール当接面12cを形成することによって、フェルール部11の位置決めを容易にすることができる。
なお、フェルール部11を接着固定するために用いられる接着剤としては、弾性接着剤を用いることが望ましい。弾性接着剤とは、硬化した際、ゴム状弾性体となる接着剤である。具体的には、シリコーン系、変性シリコーン系、エポキシ変性シリコーン系、およびウレタン系の弾性接着剤を用いることができる。このような弾性接着剤を用いることによって、筒状接続部材12の延伸方向に直交する方向についてフェルール部11を可動な状態で設置することができるので、光コネクタ1を接続部(たとえば光アダプタ)に対して挿入する際、挿入しやすくすることができる。また、接着剤は、必ずしも筒状接続部材12と接する金属部11bの全面に塗布する必要はなく、一部の面のみに塗布してもよい。
また、筒状接続部材12の内壁には、筒状接続部材12の他端部12bから挿入された保護部材13が当接する保護部材当接面12dが形成されている。図3は、図1に示す点線四角の範囲の拡大図である。図3に示すように、本実施形態においては、保護部材当接面12dは、筒状接続部材12の長さ方向に垂直な面で形成されている。保護部材13は、樹脂などから形成された筒状のチューブ部材であり、そのチューブ部材内に光ファイバ10が挿入されることによって光ファイバ10の外表面が保護される。
そして、本実施形態の光コネクタ1の製造工程においては、筒状接続部材12の筒内に光ファイバ10が挿入される前に、まず、保護部材13が、筒状接続部材12の他端部12bから挿入される。そして、保護部材13の挿入側の先端が、上述した保護部材当接面12dに当接した状態で保護部材13の先端が位置決めされる。
そして、このように保護部材13が位置決めされた状態において、光ファイバ10が筒状接続部材12の一端部12a側から挿入される。本実施形態においては、上述したように保護部材当接面12dを形成し、この保護部材当接面12dによって保護部材13を位置決めした状態で光ファイバ10を挿入するようにしたので、保護部材13に対して光ファイバ10を容易に挿入することができ、製造時間を短縮することができる。
さらに、本実施形態の筒状接続部材12においては、上述した保護部材当接面12dとフェルール部11との間に、フェルール側テーパ面12eが形成されている。フェルール側テーパ面12eは、筒状接続部材12の内径がフェルール部11側に向かって次第に大きくなるように形成された傾斜面である。すなわち、フェルール側テーパ面12eは、筒状接続部材12の一端部12a側に表面を有するが、筒状接続部材12の長さ方向に対して垂直ではない内壁面である。換言すれば、フェルール側テーパ面12eは、フェルール当接面12cに対して傾斜した内壁面である。このように筒状接続部材12の内壁に、フェルール側テーパ面12eを形成することによって、光ファイバ10を筒状接続部材12の一端部12a側から挿入した際、光ファイバ10の挿入側先端が、筒状接続部材12の内壁の段差などに衝突することなく、よりスムーズに挿入することができる。なお、本実施形態の光コネクタ1においては、筒状接続部材12の一端部12a側に表面を有し、かつ、筒状接続部材12の長さ方向に対して垂直な内壁面は、フェルール当接面12cのみであり、これにより光ファイバ10を挿入し易く構成されている。
また、本実施形態の筒状接続部材12においては、図3に示すように、上述したフェルール側テーパ面12eと保護部材当接面12dとの間に、ファイバ通過部12fが形成されている。ファイバ通過部12fは、図3に示すように、ファイバ通過部12fにおける筒状接続部材12の内径dが保護部材13の内径Dよりも小さくなるように形成されている。
また、本実施形態の筒状接続部材12においては、保護部材当接面12dと筒状接続部材12の他端部12bとの間に、中間部テーパ面12gが形成されている。中間部テーパ面12gは、筒状接続部材12の内径が他端部12b側に向かって次第に大きくなるように形成された傾斜面である。
このように筒状接続部材12の内壁に、中間部テーパ面12gを形成することによって、保護部材13を筒状接続部材12の他端部12b側から挿入する際、保護部材13の挿入側先端を保護部材当接面12dまでよりスムーズに案内することができる。
なお、上述した中間部テーパ面12gと保護部材当接面12dとの間には、保護部材通過部12hが形成されている。保護部材通過部12hは、保護部材通過部12hにおける筒状接続部材12の内径が保護部材13の外径と等しくなるように形成されている。このように保護部材通過部12hを形成することによって、筒状接続部材12の長さ方向に直交する方向についての、保護部材13の位置決めを容易にすることができ、これにより光ファイバ10の挿入側先端を保護部材13に対してよりスムーズに挿入することができる。
さらに、本実施形態の筒状接続部材12の他端部12bにおいては、開口側テーパ面12iが形成されている。開口側テーパ面12iは、筒状接続部材12の内径が筒状接続部材12の他端12kに向かって次第に大きくなるように形成された傾斜面である。このように開口側テーパ面12iを形成することによって、筒状接続部材12の他端部12bにおける光ファイバ10の曲がりの自由度を制限することができ、光ファイバ10への負荷を減らすことができる。
また、上述した開口側テーパ面12iは、曲面から形成することが望ましい。なお、開口側テーパ面12iが曲面であるとは、図1に示すように、筒状接続部材12の中心軸を含む断面上において、開口側テーパ面12iを表す線が2次曲線またはスプライン曲線で表せることをいう。このように開口側テーパ面12iを曲面で形成することによって、光ファイバ10が曲面に沿って曲がるようにすることができるので、光ファイバの曲げ半径を制限することができ、光ファイバ10に対して局所的に負荷がかかるのを抑制することができる。
また、本実施形態においては、保護部材13の周囲に被覆部材14が設けられている。被覆部材14は、筒状接続部材12の他端部12bにおいて保護部材13を被覆するものである。被覆部材14は、樹脂などから形成された筒状のチューブ部材であり、そのチューブ部材内に、保護部材13が挿入されることによって、保護部材13および保護部材13内の光ファイバ10を保護することができる。そして、本実施形態においては、筒状接続部材12の筒内に光ファイバ10が挿入される前に、まず、保護部材13および被覆部材14が、筒状接続部材12の他端部12bから挿入される。そして、保護部材13の挿入側の先端が、上述した保護部材当接面12dに当接し、かつ被覆部材14の挿入側の先端が、上述した開口側テーパ面12iに当接した状態で位置決めされる。
そして、このように保護部材13および被覆部材14が位置決めされた状態において、光ファイバ10が筒状接続部材12の一端部12a側から挿入される。
また、本実施形態の筒状接続部材12の一端部12a側の外壁には、切り欠き12pが形成されている。この切り欠き12pが、光コネクタ1の接続先の接続部(たとえば光アダプタ)の凸部と勘合することによって、光コネクタ1の接続部からの抜けを防止することができる。
次に、筒状接続部材12の詳細な寸法について、図4および図5を参照しながら説明する。図4は、筒状接続部材12の側面図である。図5は、図4のX−X線断面図である。図4に示す筒状接続部材12の長さL1は、20mm以上100mm以下であることが好ましい。また、筒状接続部材12の外径d1は、3mm以上10mm以下であることが好ましい。
また、筒状接続部材12の一端部12a側の開口の直径d2は、1.5mm以上8mm以下であることが好ましい。また、フェルール部11が収容される部分の内径d3は、2.4mm以上6mm以下であることが好ましく、金属部11bの端部が収容される部分の内径d4は、1.2mm以上4mm以下であることが好ましい。すなわち、フェルール当接面12cの幅(d3−d4)/2は、0.6mm以上2mm以下であることが好ましい。
また、フェルール部11の金属部11bの先端端部が配置される部分の内径d5は、1mm以上3mm以下であることが好ましく、保護部材通過部12hの内径d6は、0.1mm以上1mm以下であることが好ましい。
また、筒状接続部材12の他端部12b側の開口の直径d8は、1.5mm以上8mm以下であることが好ましく、中間部テーパ面12gと開口側テーパ面12iとの間の筒状接続部材12の内径d7は、1mm以上4mm以下であることが好ましい。
また、筒状接続部材12の長さ方向におけるフェルール部11が配置される部分の長さL2は、5mm以上12mm以下であることが好ましい。筒状接続部材12の長さ方向における筒状接続部材12の一端12rからフェルール側テーパ面12eの末端(フェルール側テーパ面12eとファイバ通過部12fとの境界)までの長さL3は、7mm以上25mm以下であることが好ましい。
また、筒状接続部材12の長さ方向におけるファイバ通過部12fの長さL5は、0.5mm以上2mm以下とすることが好ましい。ファイバ通過部12fの長さL5を0.5mm以上とすることによって、光ファイバ10の先端を保護部材13の中心にスムーズに案内することができる。ただし、ファイバ通過部12fは、非常に細い空間であるので、長くなると製造することが難しくなる。したがって、ファイバ通過部12fの長さL5を2mm以下とすることによって、製造し易くなり、歩留まりを良くすることができる。
また、ファイバ通過部12fと保護部材通過部12hとを合わせた長さL4は、2mm以上10mm以下とすることが好ましく、筒状接続部材12の長さ方向における筒状接続部材12の他端12kから中間部テーパ面12gの手前までの長さL6は、5mm以上15mm以下であることが好ましい。
また、フェルール側テーパ面12eの傾斜角度θ1は、45°以下であることが望ましい。より好ましくは30°以下であり、さらに好ましくは10°程度である。なお、フェルール側テーパ面12eは、筒状接続部材12の中心軸について軸対称に形成されており、フェルール側テーパ面12eの傾斜角度θ1とは、筒状接続部材12の中心軸とフェルール側テーパ面12eとがなす角度のことをいう。
さらに、中間部テーパ面12gの傾斜角度θ2は、40°以下であることが望ましい。より好ましくは30°以下であり、さらに好ましくは5°程度である。なお、中間部テーパ面12gは、筒状接続部材12の中心軸について軸対称に形成されており、中間部テーパ面12gの傾斜角度θ2とは、筒状接続部材12の中心軸と中間部テーパ面12gとがなす角度のことをいう。
次に、本発明の光コネクタの製造方法の一実施形態について、図6を参照しながら説明する。
本実施形態の光コネクタ1の製造工程においては、まず、図6Iに示すように、フェルール部11の長さ方向に延びる中心軸に沿って形成された孔に光ファイバ10の一端が挿入されて接着固定される。
次に、図6IIに示すように、被覆部材14の筒内に保護部材13が挿入され、その被覆部材14が設けられた保護部材13が、筒状接続部材12の他端部12bから挿入される。そして、保護部材13の挿入側の先端が、保護部材当接面12dに当接し、かつ被覆部材14の挿入側の先端が、上述した開口側テーパ面12iに当接した状態で位置決めされる。なお、被覆部材14および保護部材13の設置手順は上記手順に限らず、たとえば保護部材13を筒状接続部材12の他端部12bから挿入した後、その保護部材13に被覆部材14を設けるようにしてもよい。
そして、図6IIIに示すように、保護部材13および被覆部材14が位置決めされた状態において、光ファイバ10が筒状接続部材12の一端部12a側から挿入される。光ファイバ10の他端は、フェルール側テーパ面12eを経由して筒状接続部材12の他端部12bから引き出され、図6IVに示すように、フェルール部11が筒状接続部材12の一端部12a側から挿入される。そして、図6Vに示すように、フェルール部11が筒状接続部材12の一端部12aに固定される。
次に、上記実施形態の光コネクタ1の変形例について説明する。図7Iは、上記実施形態の光コネクタ1の変形例における筒状接続部材12の一端部12aの外観斜視図であり、図7IIは、図7Iに示す筒状接続部材12のII−II線断面図であり、図7IIIは、図7Iに示す筒状接続部材12のIII-III線断面図である。
図7I〜図7IIIに示すように、変形例の光コネクタ1においては、フェルール当接面12cを形成する凸部分の一部に、溝12nが形成されている。具体的には、フェルール当接面12cを形成する凸部分における対向する2箇所に溝12nが形成されている。溝12nは、筒状接続部材12の内側に向けて細くなるようにテーパ状に形成することが好ましい。このようにフェルール当接面12cを形成する凸部分の一部のみに溝12nを形成することによって、フェルール部10を当接させるという機能を維持したまま、光ファイバ10の挿入時には、光ファイバ10を溝12nに沿って挿入させることができる。すなわち、光ファイバ10の先端がフェルール当接面12cに突き当たらないようにでき、光ファイバ10をより挿入し易くすることができる。
なお、図7I〜IIIに示す変形例では、フェルール当接面12cを形成する凸部分における対向する2箇所に溝12nを形成するようにしたが、これに限らず、1箇所のみ設けるようにしてもよいし、3箇所以上形成するようにしてもよい。また、図7I〜IIIに示す変形例では、溝12nと溝12nに接続されるテーパ部12sとの境界部Eにエッジが形成されているが、この境界部Eを面取りしたり、フィレットしたりするようにしてもよい。これにより、光ファイバ10をさらに挿入し易くすることができる。
次に、本発明の一態様に係る光コネクタを用いた光音響波発生装置の一実施形態について説明する。図8は、本実施形態の光音響波発生装置2の外観を示す図である。
光音響波発生装置2は、レーザユニット30(本発明の光源部に相当する)と、光音響波発生機能を有する穿刺針21とを備えている。
レーザユニット30には、上記実施形態の光コネクタ1が接続され、光コネクタ1から延伸された光ファイバ10の光出射端が穿刺針21に接続される。光ファイバ10は、上述したように保護部材13によって被覆されている。
図9は、穿刺針21の内部の構成を示す図である。図9は、穿刺針21の長さ方向に沿った中心軸を含む断面の図である。
穿刺針21は、その少なくも一部が被検体に穿刺される針である。穿刺針本体21aは、たとえば金属から形成されるものであり、先端に開口21bを有し、中空状に形成されている。穿刺針本体21aの中空部21cの直径(内径)は、上述した光ファイバ10を設けることができる大きさであればよい。
光コネクタ1から延伸された光ファイバ10は、穿刺針本体21aの中空部21cに、穿刺針本体21aの長さ方向に沿って設けられている。穿刺針本体21aの先端側の光ファイバ10の光出射端10aには光音響波発生部22が設けられている。
光音響波発生部22は、光出射端10aから出射される光を吸収して光音響波を発生するものである。光音響波発生部22は、具体的には、光ファイバ10によって導光された光を吸収する光吸収体と、その光吸収体を含有する樹脂とを含む材料から形成される。光音響波発生部22を形成する材料としては、たとえば黒色の顔料が混合されたエポキシ樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂またはポリウレタン樹脂などの合成樹脂を用いることができる。また、カーボンブラックを上述した合成樹脂に混合するようにしてもよい。また、カーボンブラックに限らず、黒色酸化チタンを用いるようにしてもよい。
図8に戻り、レーザユニット30は、たとえば半導体レーザ光源を備えたものである。レーザユニット30から出射されたレーザ光は、光コネクタ1のフェルール部11に接続された光ファイバ10の露出面から入射し、光ファイバ10によって導光されて穿刺針21に入射される。レーザユニット30は、近赤外波長域のパルスレーザ光を出射するものであることが望ましい。近赤外波長域とは、およそ700nm〜2000nmの波長域を意味する。なお、本実施形態においては、半導体レーザ光源を用いるようにしたが、固体レーザ光源、ファイバレーザ光源、気体レーザ光源などその他のレーザ光源を用いるようにしてもよいし、レーザ光源以外のたとえば発光ダイオード光源を用いるようにしてもよい。
上述した光音響波発生装置2においては、レーザユニット30から出射されたレーザ光が光コネクタ1内の光ファイバ10によって導光されて、穿刺針21内の光音響波発生部22に照射され、光音響波発生部22へのレーザ光の照射によって光音響波が発生する。穿刺針21は、被検体内に挿入された状態で光音響波を発生し、その光音響波が超音波プローブなどによって検出される。
なお、上記説明では、穿刺針21内に光音響波発生部22を設け、光音響波発生部22に対して光を照射することによって光音響波を発生させるようにしたが、これに限らず、光音響波発生部22を設けないようにしてもよい。そして、穿刺針21の光ファイバ10の端面から出射された光を人体などの組織に照射し、これにより組織から発せられた光音響波を超音波プローブなどによって検出するようにしてもよい。
なお、上記実施形態の光コネクタ1においては、筒状接続部材12にフェルール側テーパ面12eを形成するようにしたが、図10に示すように、フェルール側テーパ面12eを形成しない構成としてもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の光音響画像生成装置は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
1 光コネクタ
2 光音響波発生装置
10 光ファイバ
10a 光出射端
11 フェルール部
11a フェルール本体
11b 金属部
11c 凸部
11d フェルール部の一端
12 筒状接続部材
12a 筒状接続部材の一端部
12b 筒状接続部材の他端部
12c フェルール当接面
12d 保護部材当接面
12e フェルール側テーパ面
12f ファイバ通過部
12g 中間部テーパ面
12h 保護部材通過部
12i 開口側テーパ面
12k 筒状接続部材の他端
12n 溝
12r 筒状接続部材の一端
12s テーパ部
13 保護部材
14 被覆部材
21 穿刺針
21a 穿刺針本体
21b 開口
21c 中空部
22 光音響波発生部
30 レーザユニット
D 保護部材の内径
d 筒状接続部材の内径
d1 筒状接続部材の外径
d2 筒状接続部材の一端部側の開口の直径
d3 フェルール部が収容される部分の内径
d4 金属部の端部が収容される部分の内径
d5 フェルール部の金属部の先端端部が配置される部分の内径
d6 保護部材通過部の内径
d7 中間部テーパ面と開口側テーパ面との間の筒状接続部材の内径
d8 筒状接続部材の他端部側の開口の直径
θ1 フェルール側テーパ面の傾斜角度
θ2 中間部テーパ面の傾斜角度
L1 筒状接続部材の長さ
L2 フェルール部が配置される部分の長さ
L3 筒状接続部材の一端からフェルール側テーパ面までの長さ
L4 ファイバ通過部と保護部材通過部とを合わせた長さ
L5 ファイバ通過部の長さ
L6 筒状接続部材の他端から中間部テーパ面の手前までの長さ

Claims (14)

  1. 一端にフェルール部が設けられた光ファイバと、
    前記光ファイバが挿入される筒状に形成された筒状接続部材であって、一端部の筒内に前記フェルール部が固定され、他端部から前記光ファイバの他端が引き出される筒状接続部材と、
    前記他端部から引き出される光ファイバの周囲に設けられた筒状の保護部材とを備え、
    前記筒状接続部材が、単一の部品から構成され、該筒状接続部材の内壁に、前記他端部から挿入された前記保護部材が当接する保護部材当接面を有し、かつ該保護部材当接面と前記フェルール部との間に、前記筒状接続部材の内径が前記フェルール部側に向かって次第に大きくなるように形成されたフェルール側テーパ面を有し、
    該フェルール側テーパ面は、前記筒状接続部材の中心軸について軸対称に形成されている光コネクタ。
  2. 前記筒状接続部材の前記一端部の内壁に、該一端部から挿入された前記フェルール部が当接するフェルール当接面を有する請求項1記載の光コネクタ。
  3. 前記フェルール当接面は、前記一端部側に表面を有し、かつ、前記筒状接続部材の長さ方向に対して垂直な内壁面である請求項2記載の光コネクタ。
  4. 前記フェルール側テーパ面と前記保護部材当接面との間に、前記筒状接続部材の内径が前記保護部材の内径よりも小さいファイバ通過部を有する請求項1から3いずれか1項記載の光コネクタ。
  5. 前記筒状接続部材の長さ方向における前記ファイバ通過部の長さが、2mm以下である請求項4記載の光コネクタ。
  6. 前記保護部材当接面と前記他端部との間に、前記筒状接続部材の内径が前記他端部側に向かって次第に大きくなるように形成された中間部テーパ面を有する請求項1から5いずれか1項記載の光コネクタ。
  7. 前記保護部材当接面と前記中間部テーパ面との間に、前記筒状接続部材の内径が前記保護部材の外径と等しい保護部材通過部を有する請求項6記載の光コネクタ。
  8. 前記筒状接続部材の他端部において、前記筒状接続部材の内径が前記筒状接続部材の他端に向かって次第に大きくなるように形成された開口側テーパ面を有する請求項1から7いずれか1項記載の光コネクタ。
  9. 前記開口側テーパ面が曲面から形成されている請求項8記載の光コネクタ。
  10. 前記フェルール部が、前記筒状接続部材の内壁に対して弾性接着剤により接着されている請求項1から9いずれか1項記載の光コネクタ。
  11. 前記筒状接続部材の前記一端部側の外壁に切り欠きを有する請求項1から10いずれか1項の光コネクタ。
  12. 前記フェルール部の先端が面取りされている請求項1から11いずれか1項記載の光コネクタ。
  13. 光源部と、
    前記光源部に接続される、請求項1から12いずれか1項記載の光コネクタと、
    前記光コネクタから延伸された前記光ファイバの他端が接続される穿刺針とを備えた光音響波発生装置。
  14. 請求項1から12いずれか1項記載の光コネクタの製造方法であって、
    前記筒状接続部材の他端部から前記保護部材を挿入して前記保護部材当接面に当接させた後、
    前記筒状接続部材の一端部側から前記フェルール部が設けられた光ファイバの他端を挿入して、前記光ファイバの他端を、前記フェルール側テーパ面を経由させて前記筒状接続部材の他端部から引き出し、前記フェルール部を前記筒状接続部材の一端部に固定する光コネクタの製造方法。
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