JP6869816B2 - 流体管の導入装置及びそれを用いた埋設方法 - Google Patents
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土砂を掘削する掘削機能部と、該掘削機能部を回転させる回転駆動装置と、前記掘削機能部と該回転駆動装置を地中に対して略平行に進退移動させる進退駆動装置と、を備えた流体管の導入装置であって、
前記掘削機能部を構成する軸心を中心に放射状に突出する掘削部が、少なくとも前記流体管の外周面の下方における管軸方向視左右一対に設置され、前記回転駆動装置によって前記掘削部の軸心を中心に互いに反対方向へ回動されることを特徴としている。
この特徴によれば、複数の掘削部が個々の軸心を中心に回転駆動装置により互いに反対方向へ回動されることから、掘削時に土砂を管軸方向視左右にバランスよく堆積させることから、堆積された土砂が与える流体管への影響を抑えることができる。
この特徴によれば、掘削部が掘削時に発生した土砂を流体管の外方側へ向けて、左右へ掻き上げるように土砂を移動させ、堆積させることが出来る。
この特徴によれば、個々の掘削部が連結部材によってグループ化され、且つ、流体管に連結部材が当接することによって流体管の周面に沿った位置に、掘削部が流体管に対し離間した状態で配置させることができる。
この特徴によれば、連結部材の連結を解除し、掘削機能部を掘削溝から取り出す状況において、流体管を導入位置から移動させることなくスムーズに回収ができる。
この特徴によれば、流体管の中心軸の直下に1本の掘削部が位置するよう設置させることができ、他の掘削部より先行して掘削させることで、追従する掘削部が掘削し易くなる。
掘削機能部を回転駆動装置によって回転させる回転駆動工程と、
回転した前記掘削機能部と前記流体管とを地中に向けて略水平に進行させる導入工程と、を有する流体管の埋設方法であって、
前記掘削機能部を構成する軸心を中心に放射状に突出する掘削部が、少なくとも前記流体管の外周面の下方における管軸方向視左右一対に設置され、前記回転駆動工程において、前記掘削部は、前記回転駆動装置によって該掘削部の軸心を中心に互いに反対方向へ回動されることを特徴としている。
この特徴によれば、流体管の少なくとも下方側に設けた掘削部を互いに反対方向へ回転駆動させながら、上方から地中に向けて進行移動させることにより、掘削機能部で地盤を掘削しながら流体管が地中に漸次導入されるため、地面の掘削作業と流体管の導入作業とを一括して行うことができ、流体管の導入作業を効率良く行うことができる。
この特徴によれば、流体管を地中の所定位置まで進行させた後、進行代の範囲内で退行させることにより、流体管の上方に掻き上げられた土砂が圧縮されて押し固められた状態を維持されるため、流体管に土砂による負荷をかけない状態で流体管を再度進行させて導入作業を継続できる。
この特徴によれば、掘削導入工程の後に掘削機能部を回収し、他の流体管へ設置することで再利用することができる。
また同様に、掘削部30,・・・,との連結が解除された掘削部30’・・・,は、回転駆動装置4のモーター40’によって、掘削時とは逆方向である反時計回りに回動され、進退駆動装置6によって引き上げられることで、先述と同様の効果を奏するようになっている。
2 流体管
3 掘削機能部
4,4’ 回転駆動装置
5,5’ 保持部
6 進退駆動装置
7 作業溝
8 管継手
10 タンク
30,30’ 掘削部
30a,30a’ 軸心
30b 突出部
31 連結部材
31c ローラー(摺動部)
40b,40b’ プレートチェーン
40,40’ モーター
40a モーターシャフト
41,41’ モーターギア
42,42’ 掘削ギア
43,43’ 従動ギア
44 連結ロッド
45 筐体
46,46’ 下部連結プレート
46a,46a’ 連通孔
47a,47a’ 連通孔
Claims (8)
- 土砂を掘削する掘削機能部と、該掘削機能部を回転させる回転駆動装置と、前記掘削機能部と該回転駆動装置を地面に対して略平行に進退移動させる進退駆動装置と、を備えた流体管の導入装置であって、
前記掘削機能部を構成する軸心を中心に放射状に突出する掘削部が、少なくとも前記流体管の外周面の下方における管軸方向視左右一対に設置され、前記回転駆動装置によって前記掘削部の軸心を中心に互いに反対方向へ回動されるようになっており、前記掘削機能部は、前記一対の掘削部同士を前記流体管の周方向を囲むように連結し、該流体管と当接する連結部材を備えていることを特徴とする流体管の導入装置。 - 前記回転駆動装置は、管軸方向視左側に設置された前記掘削部の回転方向を時計周りに回動させ、管軸方向視右側に設置された前記掘削部の回転方向を反時計回りに回動させることを特徴とする請求項1に記載の流体管の導入装置。
- 前記連結部材は、前記流体管の下部において解除可能に連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の流体管の導入装置。
- 前記連結部材の流体管との当接部は、摩擦抵抗の小さい摺動部で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の流体管の導入装置。
- 前記掘削部は前記掘削機能部に、管軸方向視左右非対称に設置されることを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の流体管の導入装置。
- 流体管の管軸方向の長さと略同一幅離間した作業溝を地盤に形成する工程と、
掘削機能部を回転駆動装置によって回転させる回転駆動工程と、
回転した前記掘削機能部と前記流体管とを地中に向けて地面に対し略水平に進行させる導入工程と、を有する流体管の埋設方法であって、
前記掘削機能部を構成する軸心を中心に放射状に突出する掘削部が、少なくとも前記流体管の外周面の下方における管軸方向視左右一対に設置され、前記回転駆動工程において、前記掘削部は、前記回転駆動装置によって該掘削部の軸心を中心に互いに反対方向へ回動されるようになっており、前記掘削機能部は、前記一対の掘削部同士を前記流体管の周方向を囲むように連結し、該流体管と当接する連結部材を備えていることを特徴とする流体管の埋設方法。 - 前記導入工程は、前記流体管を地中の所定位置まで進行させた後、前記流体管の進行代の範囲内で退行させる工程を含むことを特徴とする請求項6に記載の流体管の埋設方法。
- 前記導入工程の後に、前記掘削機能部を回収する回収工程を有することを特徴とする請求項6または7に記載の流体管の埋設方法。
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JP2017112504A JP6869816B2 (ja) | 2017-06-07 | 2017-06-07 | 流体管の導入装置及びそれを用いた埋設方法 |
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JP2018204739A JP2018204739A (ja) | 2018-12-27 |
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