JP6869098B2 - 通信装置およびその制御方法ならびにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置およびその制御方法ならびにプログラムに関する。
近年、通信速度を抑えて低消費電力を実現する無線通信方式として、Bluetooth(登録商標)Low Energy(以降、単にBLEともいう)が知られており、様々な装置で採用されている。BLEに対応した様々な装置が一定の範囲内に存在するようになると、どの装置同士で接続を確立するべきかが問題となる場合がある。
このような課題に対し、特許文献1は、1つのセンタデバイス(セントラル)が、複数の周辺デバイス(ペリフェラル)からアドバタイズパケットを送信される場合に、優先選択要求パケットを送信した周辺デバイスと優先的に接続する技術を開示している。
特開2015−122695号公報
しかしながら、上述の特許文献1は、1つのセントラルが、これから接続を確立しようとする複数のペリフェラルのなかから優先度の高いペリフェラルを1つ選択して、接続を確立する技術を開示するものである。
すなわち、例えば1つのペリフェラルに対してセントラルが複数存在するような環境では、アドバタイズを発行するペリフェラルが1つしかないため、所望のセントラルとの組み合わせで通信を確立できる保証はない。更に、ペリフェラルが既にセントラルと接続を確立している状況で、ユーザが未接続の新たなセントラルを操作して、ペリフェラルの接続先を新たなセントラルに切り換えるような使い勝手の良いユースケースの実現は考慮されていなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、セントラルの装置と繋がるペリフェラルの装置の接続を、所望の未接続のセントラルの装置との接続に容易に切り換えることが可能な通信技術を実現することである。
この課題を解決するため、例えば本発明の通信装置は以下の構成を備える。すなわち、外部装置と接続を確立して通信を行う通信手段と、第1の外部装置と接続が確立しているときに第2の外部装置から受信する接続要求に係る情報に応じて、通信手段に、第1の外部装置の代わりに第2の外部装置と接続を確立させるか否かを制御する制御手段と、を含み、制御手段は、接続要求に係る情報が、接続する装置を特定する所定の情報を含む代わりに、第2の外部装置との間で予め共有された情報を含む場合に、第2の外部装置と接続を確立させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、セントラルの装置と繋がるペリフェラルの装置の接続を、所望の未接続のセントラルの装置との接続に容易に切り換えることが可能になる。
実施形態1に係る通信システムを構成する装置の機能構成例を示すブロック図 実施形態1に係る特殊接続要求情報の通知処理を説明するシーケンス図 実施形態1に係るデジタルカメラの特殊接続要求情報の通知処理を示すフローチャート 実施形態1に係るスマートフォンの特殊接続要求情報の通知処理を示すフローチャート 実施形態1に係る接続装置の切替処理を説明するシーケンス図 実施形態1に係るデジタルカメラの接続装置の切替処理を示すフローチャート 実施形態1に係るタブレットの接続装置の切替処理を示すフローチャート 実施形態2に係る接続装置の切替処理を説明するシーケンス図 実施形態2に係るデジタルカメラの接続装置の切替処理を示すフローチャート
(実施形態1)
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では通信システムの一例として、互いに接続可能なデジタルカメラ、スマートフォン及びタブレット機器を用いる例を説明する。しかし、本実施形態は、これらの機器に限らず、複数の機器間での接続制御が可能な他の機器にも適用可能である。これらの機器には、例えば、ビデオカメラ、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、ミュージックプレイヤ、家庭用の音声アシスタント端末、VRやAR用のゴーグル機器、時計型や眼鏡型の情報端末、医療機器、車載用システムの機器などが含まれてよい。
(通信システムの構成)
図1は、本実施形態の通信システムの一例を構成するデジタルカメラA100、スマートフォンB100、タブレットC100の各機能構成例を示すブロック図である。なお、図1に示す機能ブロックの1つ以上は、ASICやプログラマブルロジックアレイ(PLA)などのハードウェアによって実現されてもよいし、CPUやMPU等のプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することによって実現されてもよい。また、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。従って、以下の説明において、異なる機能ブロックが動作主体として記載されている場合であっても、同じハードウェアが主体として実現されうる。
まず、デジタルカメラA100について説明する。
制御部A101は、CPU或いはGPUなどのプロセッサを含み、不揮発性メモリA103に記録されたプログラムを作業用メモリA104に展開、実行してデジタルカメラA100の各部を制御する。
撮像部A102は、例えば、光学レンズユニットと絞り・ズーム・フォーカスなど制御する光学系と、光学レンズユニットを経て導入された光(映像)を電気的な映像信号に変換するための撮像素子などで構成される。撮像素子は、光電変換素子を有する画素が複数、2次元的に配列された構成を有する。撮像素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor)であってよい。撮像部A102は、制御部A101の指示に応じて、撮像部A102に含まれるレンズで結像された被写体光を撮像素子により電気信号に変換し、更にノイズ低減処理などを行ったデータ(画像データ)を出力する。画像データは、例えばDCF(Design rule for Camera File system)の規格に従って、記録媒体A110に記録される。
不揮発性メモリA103は、例えばEEPROM等の電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリを含み、制御部A101で実行されるプログラムやデジタルカメラA100の設定値等を格納する。作業用メモリA104は、例えばDRAM等の揮発性のメモリを含み、撮像部A102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部A106の画像表示用メモリ、制御部A101の作業領域等として機能する。
操作部A105は、例えば、デジタルカメラA100の電源をON/OFFするための電源ボタン、撮像を指示するためのレリーズスイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタン等の操作部材を含み、ユーザからの指示を受け付ける。また、ボタンやスイッチ等の操作部材のほか、表示部A106に形成されるタッチパネルも操作部A105に含まれる。
表示部A106は、例えば液晶や有機EL等の表示パネルを含み、静止画の撮像準備段階でのライブビューの表示、撮像した静止画像データの表示、対話的な操作のためのGUI(Graphical User Interface)表示などを行う。なお、表示部A106は必ずしもデジタルカメラA100に内蔵されている必要はなく、デジタルカメラA100が外部の表示部と有線又は無線で接続されるように構成されてもよい。この場合、外部の表示部の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
電源管理部A107は、デジタルカメラA100が動作するための電力を供給するためのユニットである。記録媒体A110は、例えば半導体メモリなどの記録媒体を含み、撮像部A102から出力された画像データを記録することができる。記録媒体A110は、デジタルカメラA100に着脱可能なように構成されてもよいし、デジタルカメラA100に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラA100は少なくとも記録媒体A110にアクセスする手段を有していればよい。
無線通信部A120は、IEEE802.11規格に準拠した無線LAN通信を行うインターフェースを含む。すなわち、デジタルカメラA100は、無線通信部A120を介して、無線LAN通信によりアクセスポイントと通信を行うことが可能になる。また、TCP/IPなどの上位のプロトコルを用いることにより、アクセスポイントを介してクラウドネットワークに接続されているサーバ機器との間でデータの送受信が可能になる。
省電力無線通信部A121は、例えば無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するための変復調回路や通信コントローラを含む。省電力無線通信部A121は、変調した無線信号をアンテナから出力し、或いはアンテナで受信した無線信号を復調することによりIEEE802.15の規格(Bluetooth(登録商標))に準拠した近距離無線通信(単にBT通信ともいう)を実現する。本実施形態では、例えば低消費電力であるBluetooth(登録商標) Low Energy(単にBLEともいう)のバージョン4.0を採用した通信を行う。BT通信は、無線LAN通信と比べて通信可能な範囲が狭く(つまり、通信可能な距離が短い)、また、無線LAN通信と比べて通信速度が遅い。一方、BT通信は、無線LAN通信と比べて消費電力が少ない。
次に、スマートフォンB100について説明する。
制御部B101は、CPU或いはGPUなどのプロセッサを含み、不揮発性メモリB103に記録された後述のプログラムを作業用メモリB104に展開、実行してスマートフォンB100の各部を制御する。
不揮発性メモリB103は、例えばEEPROM等の電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリを含み、制御部B101で実行される後述のプログラムやスマートフォンB100の設定値等を格納する。作業用メモリB104は、例えばDRAM等の揮発性のメモリを含み、表示部B106の画像表示用メモリ、制御部B101の作業領域等として機能する。
操作部B105は、例えば、スマートフォンB100の電源をON/OFFするための電源ボタン、画面遷移を指示するための操作ボタン等の操作部材を含み、ユーザからの指示を受け付ける。また、ボタンやスイッチ等の操作部材のほか、表示部B106に形成されるタッチパネルも操作部B105に含まれる。
表示部B106は、例えば液晶や有機EL等の表示パネルを含み、画像データの表示、対話的な操作のためのGUI表示などを行う。なお、表示部B106は必ずしもスマートフォンB100に内蔵されている必要はなく、スマートフォンB100が表示内容を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
電源管理部B107は、スマートフォンB100が動作するための電力を供給する。記録媒体B110は、例えば半導体メモリなどの記録媒体を含み、例えば制御部B101によって実行されたプログラム(例えばアプリケーション)が生成したデータや外部装置からダウンロードしたデータ等を記録することができる。記録媒体B110は、スマートフォンB100に着脱可能なように構成されてもよいし、スマートフォンB100に内蔵されていてもよい。すなわち、スマートフォンB100は少なくとも記録媒体B110にアクセスする手段を有していればよい。
無線通信部B120は、上述した無線通信部A120と同等であってよく、IEEE802.11規格に準拠した無線LAN通信を行うインターフェースを含む。また、省電力無線通信部B121も、省電力無線通信部A121と同等であってよく、例えば上述のBLEに準拠した近距離無線通信を実現するインターフェースを含む。
公衆無線通信部B122は、基地局を介して公衆網を利用した通信を実現するためのインターフェースを含む。公衆無線通信部B122は、無線通信のためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路や通信コントローラから構成され、W−CDMA(UMTS)やLTE(Long Term Evolution)等の規格に準拠した公衆無線通信を実現する。
次に、タブレットC100について説明する。
制御部C101は、CPU或いはGPUなどのプロセッサを含み、不揮発性メモリC103に記録されたプログラムを作業用メモリC104に展開、実行してタブレットC100の各部を制御する。
不揮発性メモリC103は、例えばEEPROM等の電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリを含み、制御部C101で実行されるプログラムやタブレットC100の設定値等を格納する。作業用メモリC104は、例えばDRAM等の揮発性のメモリを含み、表示部C106の画像表示用メモリ、制御部C101の作業領域等として機能する。
操作部C105は、例えば、タブレットC100の電源のON/OFFするための電源ボタン等の操作部材を含む。また、マウス、キーボードも操作部C105に含まれてよい。更に、表示部C106に形成されるタッチパネルも操作部C105に含まれる。
表示部C106は、画像データの表示、対話的な操作のためのGUI表示などを行う。なお、表示部C106は必ずしもタブレットC100に内蔵されている必要はなく、タブレットC100が表示内容を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
電源管理部C107は、タブレットC100が動作するための電力を供給する。記録媒体C110は、例えば半導体メモリなどの記録媒体を含み、例えば制御部C101によって実行されたプログラム(例えばアプリケーション)が生成したデータや外部装置からダウンロードしたデータ等を記録することができる。記録媒体C110は、タブレットC100に着脱可能なように構成してもよいし、タブレットC100に内蔵されていてもよい。すなわち、タブレットC100は少なくとも記録媒体C110にアクセスする手段を有していればよい。
無線通信部C120は、上述した無線通信部A120と同等であってよく、IEEE802.11規格に準拠した無線LAN通信を行うインターフェースを含む。また、省電力無線通信部C121も、無線通信部A121と同等であってよく、例えば上述のBLEに準拠した近距離無線通信を実現するインターフェースを含む。
(特殊接続要求情報の通知処理)
(システムにおける処理の流れ)
次に、図2(a)を参照して、本実施形態における特殊接続要求情報の通知処理の流れを説明する。図2(a)は、本実施形態に係る通信システムにおける、特殊接続要求情報の通知処理を示している。以下の例では、スマートフォンB100やタブレットC100がデジタルカメラA100から特殊接続要求情報を取得する。そして、デジタルカメラA100がスマートフォンB100などの装置と接続を確立している場合であっても、新たなタブレットC100などの装置がデジタルカメラA100と新たに接続を確立できるようになる。なお、図2(a)に示す例では、デジタルカメラA100はペリフェラルの装置であり、スマートフォンB100及びタブレットC100はセントラルの装置である。また、デジタルカメラA100はスマートフォンB100及びタブレットC100と同時に接続を確立しない。更に、デジタルカメラA100とスマートフォンB100、デジタルカメラA100とタブレットC100は、事前にペアリングを行っているものとする。ペアリングは、BLE通信規格に定義される通信の暗号化のための暗号鍵の交換処理である。本実施形態の例では、ペアリングが完了している装置との間でのみ、BLE通信の接続を確立する。
ステップS201にて、ペリフェラルであるデジタルカメラA100は、アドバタイズを送信する。ここで、アドバタイズとは発信先の装置を指定しないビーコン信号であり、デジタルカメラA100の所定の距離内(BLE通信圏内)に存在する周囲の装置が当該ビーコン信号を受信することができる。アドバタイズを受信した装置は、デジタルカメラA100がBLE通信圏内にあることを検知して、接続要求を送信することができる。図2(a)に示す例では、スマートフォンB100がBLE通信圏内にあるものとする。なお、デジタルカメラA100は、本処理におけるBLEに関する信号の送信及び受信を、省電力無線通信部A121を介して行う。
ステップS202にて、スマートフォンB100は、ステップS201においてデジタルカメラA100から送信されたアドバタイズを、省電力無線通信部B121を介して受信する。スマートフォンB100は、アドバタイズを受信すると、デジタルカメラA100との接続を開始するために、省電力無線通信部B121を介してスキャン要求を送信する。なお、スマートフォンB100は、本処理におけるBLEに関する信号の送信及び受信を、省電力無線通信部B121を介して行う。
ステップS203にて、デジタルカメラA100は、ステップS202においてスマートフォンB100から送信されたスキャン要求を受信すると、スキャン応答を送信する。
ステップS204にて、セントラルであるスマートフォンB100は、ステップS203においてデジタルカメラA100から送信されたスキャン応答を受信すると、接続の確立に用いる暗号鍵を含む接続要求を送信する。ステップS205にて、デジタルカメラA100は、ペアリング判定を行う。すなわち、ステップS204においてスマートフォンB100から送信された接続要求の暗号鍵を確認して、当該接続要求がペアリング済みの装置からの要求であるかを判定する。デジタルカメラA100は、ペアリング済みの装置からの接続要求であると判定した場合、ステップS206にて、スマートフォンB100とのBLEの接続を確立する。なお、デジタルカメラA100は、ペアリング済みでない装置からの接続要求であると判定した場合には、本処理を完了する。
ステップS207にて、デジタルカメラA100は、スマートフォンB100に対して機器情報要求を送信する。機器情報は、スマートフォンB100のイニシエータアドレスである。イニシエータアドレスとは、スマートフォンB100やタブレットC100等の接続要求の発信元デバイスが固有に持つアドレス情報であり、ステップS204の接続要求の通信パケットを構成している。イニシエータアドレスは、例えば製品出荷時にそれぞれの製造業者によって設定されている。
ここで、接続要求パケットの構成について、図2(b)を参照して説明する。図2(b)に示すように、接続要求パケット250は、イニシエータアドレス251、アドバタイザアドレス252、接続情報253から構成される。アドバタイザアドレス252は、デジタルカメラA100等のアドバタイズ発行元デバイスが固有に持つアドレス情報であり、例えば製品出荷時に各製造業者によって設定されている。アドバタイザアドレス252は、S201におけるアドバタイズの通信パケットを構成し、アドバタイズを受信することで取得することができる。接続情報253は、接続後に使用するアドレス情報や、通信のタイムアウト時間などの情報を含む。
再び図2を参照すると、ステップS208にて、デジタルカメラA100は、スマートフォンB100から返信された機器情報応答を受信する。このとき、デジタルカメラA100は、不揮発性メモリA103に受信したスマートフォンB100の機器情報を記憶する。
ステップS209にて、デジタルカメラA100は、スマートフォンB100に対して特殊接続要求情報の取得可能通知を送信する。本実施形態において、特殊接続要求情報は、BLE通信接続先のデバイスに対して付与する特殊イニシエータアドレスを含む。すなわち、デジタルカメラA100は、BLE規格上、通常のイニシエータアドレスとして設定されることのない装置ごとに固有の値を、特殊イニシエータアドレスとして生成し、スマートフォンB100に通知する。すなわち、図2に示す例では、デジタルカメラA100が特殊イニシエータアドレスを生成・送信可能であることを通知するため、スマートフォンB100はデジタルカメラA100から特殊接続要求情報を取得可能であることを容易に把握できる。
ステップS210にて、スマートフォンB100は、ステップS209においてデジタルカメラA100から特殊接続要求情報の取得可能通知を受信すると、デジタルカメラA100から特殊接続要求情報を取得する(特殊接続要求情報の通知を受ける)。更に、ステップS211にて、ステップS210で取得した特殊接続要求情報を不揮発性メモリB103上に記憶する。そして、ステップS212にて、デジタルカメラA100は、スマートフォンB100とのBLE通信を切断する。
その後、デジタルカメラA100は、ステップS201〜S212の処理をタブレットC100に対しても繰り返して、タブレットC100にデジタルカメラA100の特殊接続要求情報を記憶させる。セントラルであるタブレットC100の処理は、同様にセントラルであるスマートフォンB100の処理と同様であるため、同一の符号を付して説明は省略する。
(デジタルカメラA100による一連の動作)
次に、図3を参照して、上述のアドバタイズ(ステップS201)から特殊接続要求情報の取得(ステップS210)までの処理を実現する、デジタルカメラA100による一連の動作について説明する。図3は、特殊接続要求情報の通知処理における、本実施形態のデジタルカメラA100による一連の動作を示している。なお、本フローチャートに示す処理は、制御部A101が不揮発性メモリA103に格納されたプログラムを作業用メモリA104に展開、実行することにより、デジタルカメラA100の各部を制御することにより実現される。特に記載が無い限り、以降の説明においてデジタルカメラA100の動作を示すフローチャートの処理についても、同様である。
ステップS310にて、制御部A101は、省電力無線通信部A121を介してアドバタイズ(上述のステップS201の処理に対応)を送信する。ステップS311にて、制御部A101は、ステップS310で送信したアドバタイズに対するスキャン応答があるかを判定する。制御部A101は、例えば省電力無線通信部A121を介して受信した信号がスキャン要求であるかを判定する。制御部A101は、スキャン要求があったと判定した場合は、ステップS312の処理に進む。スキャン要求がないと判定した場合は、ステップS310の処理に再び戻って処理を繰り返す。なお、本ステップにおいて外部装置がスキャン要求を送信する処理は、上述のステップS202の処理に対応する。
ステップS312にて、制御部A101は、省電力無線通信部A121を介してスキャン応答(上述のステップS203の処理に対応)を発信する。
ステップS313にて、制御部A101は、ステップS312で発信したスキャン応答に対する接続要求があるかを判定する。制御部A101は、例えば省電力無線通信部A121を介して受信した信号が接続要求であるかを判定する。制御部A101は、接続要求があると判定した場合は、ステップS314の処理に進む。接続要求がないと判定した場合は、ステップS313に戻って処理を繰り返す。なお、本ステップにおいて外部装置が接続要求を送信する処理は、上述のステップS204の処理に対応する。
ステップS314にて、制御部A101は、ステップS313で受信した接続要求が、ペアリング済みの装置から受信したものかを判定する(上述のステップS205の処理に対応)。ペアリング済みであると判定した場合は、ステップS315の処理に進む。ペアリング済みでないと判定した場合は、ステップS313の処理に戻る。
ステップS315にて、制御部A101は、省電力無線通信部A121を介してスマートフォンB100とBLE通信の接続を確立(上述のステップS206の処理に対応)する。更に、ステップS316にて、制御部A101は、省電力無線通信部A121を介して、スマートフォンB100に機器情報要求を発信(上述のステップS207の処理に対応)する。
ステップS317にて、制御部A101は、ステップS316で送信した機器情報要求に対する機器情報応答があるかを判定する。制御部A101は、例えば省電力無線通信部A121を介して受信した信号が機器情報応答であるかを判定する。機器情報応答であると判定した場合は、ステップS318の処理に進む。機器情報応答でないと判定した場合は、ステップS317に再び戻って処理を繰り返す。なお、本ステップの処理は、上述のステップS208の処理に対応する。
ステップS318にて、制御部A101は、ステップS317で省電力無線通信部A121を介して受信した機器情報を不揮発性メモリA103に記憶(上述のステップS211の処理に対応)する。ステップS319にて、制御部A101は、省電力無線通信部A121を介して、スマートフォンB100へ特殊接続要求情報の取得可能通知を(上述のステップS209の処理に対応)送信する。
ステップS320にて、制御部A101は、ステップS319で通知した特殊接続要求情報の取得可能通知に対し、特殊接続要求情報の取得要求があるかを判定する。制御部A101は、例えば省電力無線通信部A121を介して受信した信号が特殊接続要求情報の取得要求であるかを判定し、特殊接続要求情報の取得要求であると判定した場合は、ステップS321の処理に進む。特殊接続要求情報の取得要求でないと判定した場合は、当該取得要求の受信を待つためにステップS320の処理を繰り返す。所定の時間を超えても特殊接続要求情報の取得要求を受信できない場合には、本処理を終了するようにしてもよい。
ステップS321にて、制御部A101は、省電力無線通信部A121を介して、スマートフォンB100へ特殊接続要求情報を送信(上述のステップS210の処理に対応)する。制御部A101は、特殊接続要求情報の送信を完了すると、本処理に係る一連の動作を終了する。
なお、上述のデジタルカメラA100における特殊接続要求の通知処理は、セントラルであるタブレットC100との間の通信に対しても繰り返して、タブレットC100が特殊接続情報を取得するようにする。この処理はセントラルであるスマートフォンB100による処理と同様であるため説明は省略する。
(スマートフォンB100による一連の動作)
次に、図4を参照して、上述のアドバタイズ(ステップS201)から特殊接続要求情報の取得(ステップS210)までの処理を実現する、スマートフォンB100側の一連の動作について説明する。図4は、特殊接続要求情報の通知処理における、本実施形態のスマートフォンB100による一連の動作を示している。なお、本フローチャートに示す処理は、制御部B101が不揮発性メモリB103に格納されたプログラムを作業用メモリB104に展開、実行することにより、スマートフォンB100の各部を制御することにより実現される。特に記載が無い限り、以降の説明においてスマートフォンB100の動作を示すフローチャートの処理についても、同様である。
ステップS410にて、制御部B101は、アドバタイズを受信したか判定(上述のステップS201の処理に対応)する。制御部B101は、例えば省電力無線通信部B121を介して受信した信号がアドバタイズであるかを判定し、受信したと判定した場合は、ステップS411の処理に進む。受信していないと判定した場合は、アドバタイズの受信を待つためにステップS410の処理を繰り返す。
ステップS411にて、制御部B101は、省電力無線通信部B121を介してスキャン要求を発信(上述のステップS202の処理に対応)する。また、ステップS412にて、制御部B101は、スキャン応答を受信したか判定(上述のステップS203の処理に対応)する。制御部B101は、例えば省電力無線通信部B121を介して受信した信号がスキャン応答であるかを判定する。スキャン応答を受信したと判定した場合は、ステップS413の処理に進む。受信していないと判定した場合は、ステップS410の処理に戻る。
ステップS413にて、制御部B101は、省電力無線通信部B121を介して接続要求を発信(上述のステップS204の処理に対応)する。ステップS414にて、制御部B101は、省電力無線通信部B121を介してデジタルカメラA100とのBLE通信の接続を確立(上述のステップS206の処理に対応)する。
ステップS415にて、制御部B101は、機器情報要求を受けたか判定(ステップS207の処理に対応)する。制御部B101は、省電力無線通信部B121を介して受信した信号が機器情報要求であるかを判定し、要求を受けたと判定した場合は、ステップS416の処理に進む。要求を受けていないと判定した場合は、ステップS415の処理を繰り返す。ステップS416にて、制御部B101は、省電力無線通信部B121を介して機器情報を発信(上述のステップS208の処理に対応)する。
ステップS417にて、制御部B101は、特殊接続要求情報の取得可能通知を受信したかを判定する。制御部B101は、省電力無線通信部B121を介して受信した信号が特殊接続要求情報の取得可能通知であるかを判定(上述のステップS209の処理に対応)する。特殊接続要求情報の取得可能通知を受信したと判定した場合は、ステップS418の処理に進む。通知を受けていないと判定した場合は、当該通知の受信を待つためにステップS417の処理を繰り返す。なお、所定の時間内に特殊接続要求情報の取得可能通知を受信したかを判定し、所定の時間内に当該通知を受信していない場合には、本一連の動作を終了するようにしてもよい。
ステップS418にて、制御部B101は、省電力無線通信部B121を介して特殊接続要求情報取得要求を発信(ステップS210の処理に対応)する。ステップS419にて、制御部B101は、省電力無線通信部B121を介して特殊接続要求情報を受信したか判定(ステップS210の処理に対応)する。特殊接続要求情報を受信したと判定した場合は、ステップS420の処理に進み、受信していないと判定した場合は、ステップS419の処理を繰り返す。ステップS420にて、制御部B101は、ステップS417で受信した特殊接続要求情報を不揮発性メモリB103に記憶(上述のステップS211の処理に対応)させ、本一連の処理を終了する。
なお、上述の特殊接続要求情報の通知処理における、セントラルであるスマートフォンB100の動作は、同様にセントラルであるタブレットC100の動作と同様である。このため、特殊接続要求情報の通知処理におけるタブレットC100の動作については説明は省略する。
(接続装置の切替処理)
(システムにおける処理の流れ)
次に、図5を参照して、本実施形態における接続装置の切替処理について説明する。図5は、本実施形態に係る通信システムにおける、BLE通信の接続装置の切替処理のシーケンスを示している。なお、接続装置の切替処理は、上述の特殊接続要求情報の通知処理よりも後に行われる。
本実施形態のシステムにおける処理の概要は以下の通りである。なお、デジタルカメラA100とスマートフォンB100とがBLE通信圏内にあり、BLE通信を確立している場合を例に説明する。これは、例えばデジタルカメラA100とスマートフォンB100とがBLE通信で接続されることにより、スマートフォンB100の保持するGPS等のデータを定期的に受信できるようにするためである。
まず、この状態で、タブレットC100がデジタルカメラA100のBLE通信圏内に入った場合、タブレットC100は、デジタルカメラA100とBLE通信接続の確立を試行する。しかし、デジタルカメラA100は既にスマートフォンB100とBLE通信の接続を確立しているため、タブレットC100の接続要求に応答しない。
そこで、本実施形態では、デジタルカメラA100内の画像を閲覧するためにユーザがタブレットC100の画像閲覧アプリのUIを操作すると、デジタルカメラA100は、BLE通信の接続先をスマートフォンB100からタブレットC100に切り替える。
以下、より詳細にシステムにおける処理の流れについて説明する。ステップS510にて、デジタルカメラA100は、スマートフォンB100とBLE通信の接続を確立する。
ステップS511にて、デジタルカメラA100はアドバタイズを送信する。アドバタイズを受信してデジタルカメラA100からのアドバタイズの存在を認識した装置は、デジタルカメラA100がBLE通信圏内にあることを検知することができる。ステップS512にて、タブレットC100は、デジタルカメラA100から送信されたアドバタイズを受信したことに応じて、スキャン要求を送信する。
ステップS513にて、デジタルカメラA100は、タブレットC100から送信されたスキャン要求を受信したことに応じて、スキャン応答を送信する。ステップS514にて、タブレットC100は、デジタルカメラA100から送信されたスキャン応答を受信して、接続要求パケット250で構成される接続要求を送信する。
ステップS515にて、デジタルカメラA100は、受信した接続要求パケット250内のイニシエータアドレス251が、ステップS209で通知した特殊イニシエータアドレスと同一であるかを判定する。この例では、タブレットC100は、まだスマートフォンB100からタブレットC100へ接続を切り替えるための切替指示操作をユーザから受けていない。このため、タブレットC100の送信する接続要求(接続要求パケット250)には特殊イニシエータアドレスが含まれておらず、デジタルカメラA100はBLE通信の接続装置の切り替えを行わずに、アドバタイズの発信処理に戻る。
一方、ステップS516にて、タブレットC100は、ユーザからの切替指示操作を受け付けると、接続要求に用いるイニシエータアドレスを特殊イニシエータアドレスに変更する。その後、ステップS515でアドバタイズの発信処理に戻ったデジタルカメラA100とタブレットC100は、アドバタイズの送信からスキャン応答の送信まで(ステップS511〜S513)の処理を繰り返す。
次に、ステップS517にて、タブレットC100は、デジタルカメラA100から発信されたスキャン応答を受信すると、新たな接続要求を発信する。このとき、タブレットC100は、接続要求パケットには特殊イニシエータアドレスを挿入する。
ステップS518にて、デジタルカメラA100は、ステップS517で受信した新たな接続要求パケット250に含まれるイニシエータアドレス251を照合する。すなわち、接続要求パケット250に含まれるイニシエータアドレスが、ステップS209で通知した特殊イニシエータアドレスと同一のものかを判定する。この例では、ステップS517で受信した新たな接続要求パケット250には同一の特殊イニシエータアドレスが含まれるため、デジタルカメラA100は、BLE通信の接続装置の切替処理を開始する。
ステップS519にて、デジタルカメラA100は、接続装置を切り替えるために、接続中のスマートフォンB100に対して通信切断要求を送信する。通信切断要求を受信したスマートフォンB100はBLE通信を切断する。このとき、スマートフォンB100は、例えば通信切断要求を受信したことをユーザに通知して、ユーザから通信切断の指示を受けた場合のみ、BLE通信を切断するようにしてもよい。
ステップS520にて、デジタルカメラA100は、BLE通信がスマートフォンB100から切断されるまで待機し、BLE通信が切断されると、ステップS521にて、タブレットC100とのBLE通信の接続を確立する。
このように、タブレットC100がユーザ操作に応じて特殊イニシエータアドレスを含む接続要求を送信すると、当該接続要求を受信したデジタルカメラA100は、BLE通信の接続先をスマートフォンB100からタブレットC100に切り替える。これにより、タブレットC100を手にしているユーザは、わざわざスマートフォンB100を操作することなく、スマートフォンB100とデジタルカメラA100との接続を解除し、タブレットC100をデジタルカメラA100に接続させることができる。
(デジタルカメラA100による一連の動作)
次に、図6を参照して、接続装置の切替処理を実現するデジタルカメラA100による一連の動作について説明する。図6は、本実施形態のデジタルカメラA100による接続装置の切替処理の一連の動作を示している。
ステップS610において、制御部A101は、省電力無線通信部A121を介してスマートフォンB100とBLE通信の接続を確立(上述のステップS510の処理に対応)する。ステップS611において、制御部A101は、省電力無線通信部A121を介してアドバタイズを送信する。
ステップS612において、制御部A101は、送信したアドバタイズに応答した、外部の装置から送信された接続要求を受信したかを判定する。制御部A101は、例えば省電力無線通信部A121を介して受信した信号が接続要求であるかを判定し、接続要求を受信したと判定した場合、ステップS613の処理に進む。一方、受信しなかったと判定した場合、制御部A101はステップS611の処理に戻る。
ステップS613において、制御部A101は、受信した接続要求パケット250に含まれるイニシエータアドレス251が、ステップS319で通知した特殊イニシエータアドレスと一致するかどうか判定する。一致すると判定した場合、制御部A101はステップS614の処理に進む。一方、制御部A101は、受信した接続要求パケットのイニシエータアドレスが特殊イニシエータアドレスと一致しないと判定した場合、送信元からの接続要求を無視する(すなわちBLE通信を確立しない)ために、ステップS611の処理に戻る。すなわち、制御部A101は、通常の接続要求を受信した場合には、既存のBLE通信を維持し、新たな装置との通信を確立しないようにする。
ステップS614において、制御部A101は、受信した接続要求パケットに含まれるイニシエータアドレスが通知済みのイニシエータアドレスと一致すると判定したため、現在接続中であるスマートフォンB100にBLE通信の切断要求を送信する。その後、ステップS615において、制御部A101は、スマートフォンB100とのBLE通信が切断されたかどうか判定する。BLE通信では、通信接続状態の維持のために一定間隔ごとに通信が必要であるため、制御部A101は、例えば所定の間隔以上にわたってスマートフォンB100からの通信がないかどうかを判定する。制御部A101は、通信がないと判定した場合、ステップS616の処理に進む。一方、通信があると判定した場合、再び通信の存在を判定するためにステップS614の処理に戻る。
ステップS616において、制御部A101は、BLE通信の切断を確認すると、ステップS612で受信した接続要求を発信した新たな装置とのBLE通信を確立する。制御部A101は、BLE通信の接続を確立すると本一連の動作を終了する。
(タブレットC100による処理の一連の動作)
次に、図7を参照して、図5の手順を実現するためのタブレットC100による、接続装置の切替処理の一連の動作について説明する。図7は、本実施形態のタブレットC100の一連の動作を示している。なお、本フローチャートに示す処理は、タブレットC100の制御部C101が不揮発性メモリC103に記録されたプログラムを作業用メモリC104に展開、実行して、タブレットC100の各部を制御することにより実現される。特に記載が無い限り、以降の説明においてタブレットC100の動作を示すフローチャートの処理についても、同様である。
ステップS710にて、制御部C101は、アドバタイズを受信したか判定(上述のステップS511の処理に対応)する。制御部C101は、例えば省電力無線通信部C121を介して受信した信号がアドバタイズであるかを判定し、アドバタイズを受信したと判定した場合は、ステップS711の処理に進む。受信していないと判定した場合は、アドバタイズの受信を待つためにステップS710の処理を繰り返す。
ステップS711にて、制御部C101は、省電力無線通信部C121を介してスキャン要求を発信(上述のステップS512の処理に対応)する。
ステップS712にて、制御部C101は、スキャン応答を受信したか判定(上述のステップS513の処理に対応)する。制御部C101は、例えば省電力無線通信部C121を介して受信した信号がスキャン応答であるかを判定する。スキャン応答を受信したと判定した場合は、ステップS713の処理に進む。受信していないと判定した場合は、ステップS710の処理に戻る。
ステップS713にて、制御部C101は、ユーザからの切替指示操作を受け付けたかを判定(ステップS516の処理に対応)する。制御部C101は、例えば、ユーザがタブレットC100の画像閲覧アプリのUIを操作するなど、操作部C105を介してユーザからの切替指示操作を受け付けたと判定した場合、ステップS714の処理に進む。受けていないと判定した場合は、ステップS715の処理に進む。切替指示操作は、例えば、画像閲覧アプリのUI上に表示された「切り替える」或いは「OK」等の、接続切替の意図を確認するボタンを押下する操作や、接続の切替先の装置を特定する装置名等を選択或いは入力する操作を含む。また、接続の切替を明確に示すことなく、画像を閲覧するために画像の保存先を選択するような操作を切替指示操作としてもよい。
ステップS714にて、制御部C101は、省電力無線通信部C121を介して特殊接続のための接続要求を送信(上述のステップS517の処理に対応)する。制御部C101は、接続要求パケットを生成する際に、ステップS420で不揮発性メモリC103に記憶していた特殊イニシエータアドレスを読み出して接続要求パケットに挿入する。
ステップS715にて、制御部C101は、切替指示操作を受け付けていないため、省電力無線通信部C121を介して通常の接続要求を送信(上述のステップS514の処理に対応)する。このとき、制御部C101は、接続要求パケットを生成する際に通常のイニシエータアドレスを用いる。
ステップS717にて、制御部C101は、省電力無線通信部C121を介してデジタルカメラA100とのBLE通信の接続を確立(上述のステップS521の処理に対応)する。制御部C101は、デジタルカメラA100との接続を確立すると、本一連の動作を終了する。
以上説明したように本実施形態では、デジタルカメラが第1のセントラル装置と接続を確立した状態で第2のセントラル装置から新たな接続要求を受信した場合、第2の装置からの接続要求に含まれるイニシエータアドレスに応じて、接続を切り替える。このとき、デジタルカメラが、特殊イニシエータアドレスとしてセントラルごとに固有の値を生成し、セントラル装置に通知することで、セントラル装置からの接続要求において通常のイニシエータアドレスと特殊イニシエータアドレスとを区別可能にした。このようにすることで、ユーザはデジタルカメラと接続させたい装置(例えば第2の装置)を操作するだけで、デジタルカメラA100の接続先を制御することができる。換言すれば、セントラルの装置と繋がるペリフェラルの装置の接続を、所望の未接続のセントラルの装置との接続に容易に切り換えることが可能になる。
なお、上述の本実施形態の例では、特殊イニシエータアドレスがデジタルカメラA100で生成されて、スマートフォンB100、タブレットC100に通知される構成とした。しかし、スマートフォンB100、タブレットC100が特殊イニシエータアドレスを生成し、デジタルカメラA100に通知する構成であっても良い。
また、本実施形態ではユーザによるタブレットへの切替指示動作によって無条件にデジタルカメラA100の接続先を切り替える例を説明した。しかし、通常の接続要求がデジタルカメラA100によって無視されたタブレットC100では、デジタルカメラA100が既に他のデバイスと接続中である旨をユーザに通知し、それでも切り替えるかどうかを問い合わせる構成であっても良い。
(実施形態2)
実施形態1では、特殊接続要求情報として特殊なイニシエータアドレスを使用する例を説明したが、本実施形態では、特殊接続要求情報として特殊なアドバタイザアドレスを使用する例について説明する。なお、本実施形態における各装置の構成は実施形態1と同様であり、各装置による一連の動作も概ね共有する。このため、同一の構成及び処理については同一の参照番号を付して重複する説明を省略し、相違点について重点的に説明する。
(特殊接続要求情報の通知処理)
(システムによる処理の流れ)
まず、本実施形態における特殊接続要求情報の通知処理について説明する。本実施形態における特殊接続要求情報の通知処理の流れは図2と同一であるが、S210における特殊接続要求情報の内容が異なる。すなわち、ステップS210にて、デジタルカメラA100は、スマートフォンB100に対して、特殊接続要求情報を送信する。このとき、特殊接続要求情報は、デジタルカメラA100に対して付与する特殊アドバタイザアドレスを含む。ここでアドバタイザアドレスとは、実施形態1で前述のとおりデジタルカメラA100等のアドバタイズ発信元デバイスが固有に持つアドレス情報であり、ステップS204の接続要求の通信パケットを構成している。また、特殊アドバタイザアドレスは、デジタルカメラA100が、BLE規格上、通常のアドバタイザアドレスとして設定されることのない装置ごとに固有の値を、特殊アドバタイザアドレスとして生成して送信する。
(接続装置の切替処理)
(システムによる処理の流れ)
次に、図8を参照して、本実施形態における接続装置の切替処理の流れについて説明する。図8は、本実施形態に係る、システムにおける接続装置の切替処理の流れを示している。
まず、実施形態1と同様にS510の処理によりデジタルカメラA100とスマートフォンB100とが接続を確立する。そして、ステップS810にて、デジタルカメラA100はダイレクトアドバタイズをタブレットC100へ発信する。ここで、ダイレクトアドバタイズは、発信先の装置を指定したビーコン信号である。発信先の装置の指定には、前述したイニシエータアドレスを使用する。ダイレクトアドバタイズの通知を受信した装置は、当該通知に含まれるイニシエータアドレスが自己のイニシエータアドレスと一致するか判定し、自身のものと判定した場合のみ、ダイレクトアドバタイズを認識する。ダイレクトアドバタイズを認識した装置は、デジタルカメラA100がBLE通信圏内にあることを検知し、接続要求を送信することができる。なお、デジタルカメラA100は、ペアリングが完了している装置であって、かつ現在BLEの接続を確立していない装置に対してのみダイレクトアドバタイズを発信するようにしてもよい。また、デジタルカメラA100は、通常のアドバタイザアドレスを用いたダイレクトアドバタイズと、ステップS209で通知した特殊なアドバタイザアドレスを用いたダイレクトアドバタイズの両方を送信する。
その後、デジタルカメラA100とタブレットC100とは、上述したS512〜S514の処理を行い、デジタルカメラA100はタブレットC100から接続要求を受信する。
ステップS811にて、デジタルカメラA100は、ステップS514で受信した接続要求パケット250に含まれるアドバタイザアドレス252が、ステップS209で通知した特殊アドバタイザアドレスと同一であるかを判定する。図8に示す例では、この時点ではタブレットC100は未だユーザからの切替指示操作を受けていないため、タブレットC100から送信された接続要求には特殊アドバタイザアドレスが含まれていない。このため、デジタルカメラA100は、BLE通信の接続先の切替処理を行うことなく、ダイレクトアドバタイズの発信処理に戻る。
一方、ステップS812にて、タブレットC100は、ユーザからの切替指示操作を受けると、以降の接続要求に用いるアドバタイザアドレスを(ステップS209でデジタルカメラA100から通知された)特殊アドバタイザアドレスに変更する。その後、デジタルカメラA100とタブレットC100とは、上述したS512〜S513の処理を行う。
ステップS813にて、タブレットC100は、特殊アドバタイザアドレスを用いた接続要求を送信する。そして、ステップS814にて、デジタルカメラA100は、受信した接続要求パケットに含まれるアドバタイザアドレスが、ステップS209で通知した特殊アドバタイザアドレスと同一のものであるかを判定する。図8に示す例では、ステップS813で受信した接続要求パケットにはデジタルカメラA100が送信したものと同一の特殊アドバタイザアドレスが含まれる。このため、デジタルカメラA100は、BLE通信の接続先の切替処理を行って、タブレットC100と接続を確立する。
(デジタルカメラA100による一連の動作)
更に、図9を参照して、図8に示した手順を実現するデジタルカメラA100の一連の動作について説明する。図9は、本実施形態のデジタルカメラA100による、接続装置の切替処理の一連の動作を示している。
ステップS910において、制御部A101は、ダイレクトアドバタイズの発信先を決定する。具体的に、制御部A101は、ステップS208で機器情報を取得した装置のうち、通信接続中のスマートフォンB100を除く装置を、ダイレクトアドバタイズの発信先として決定する。
ステップS911において、制御部A101は、ダイレクトアドバタイズの発信先として決定した装置(図8の例ではタブレットC100)に対して、ダイレクトアドバタイズを送信する。
ステップS912において、制御部A101は、ステップS612で受信した接続要求パケットに含まれるアドバタイザアドレスが、ステップS319で通知した特殊アドバタイザアドレスと一致するかを判定する。制御部A101は、アドバタイズアドレスが一致すると判定した場合には、ステップS614の処理に進む。一方、アドバタイズアドレスが一致しないと判定した場合、ステップS911の処理に戻る。
その後、制御部A101は、特殊アドバタイズアドレスが一致すると判定した場合には、S519〜S521の処理を行ってタブレットC100との接続を確立して、本一連の動作を終了する。
(タブレットC100による一連の動作)
次に、図8に示した手順を実現するタブレットC100の一連の動作について説明する。本実施形態におけるタブレットC100の一連の動作は、図7において上述した動作と同様である。すなわち、ステップS710〜S713までの処理を実施形態1と同様に実行する。
ステップS714にて、制御部C101は、省電力無線通信部C121を介して特殊なアドバタイズアドレスを含む接続要求パケット250を送信する。このとき、接続要求パケット250に含まれるアドバタイザアドレス252には、ステップS420で不揮発性メモリC103に記憶されている特殊アドバタイザアドレスを用いる。その後、制御部A101は、ステップS715〜S717の処理を行って、本一連の動作を終了する。
以上説明したように本実施形態では、デジタルカメラが第1のセントラル装置と接続を確立した状態で第2のセントラル装置から新たな接続要求を受信した場合、第2の装置からの接続要求に含まれるアドバタイザアドレスに応じて、接続を切り替える。このとき、デジタルカメラが、特殊アドバタイザアドレスとしてセントラルごとに固有の値を生成し、セントラル装置に通知することで、セントラル装置からの接続要求において通常のアドバタイザアドレスと特殊アドバタイザアドレスとを区別可能にした。このようにすることで、ユーザはデジタルカメラと接続させたい装置(例えば第2のセントラル装置)を操作するだけで、デジタルカメラA100の接続先を制御することができる。換言すれば、セントラルの装置と繋がるペリフェラルの装置の接続を、所望の未接続のセントラルの装置との接続に容易に切り換えることが可能になる。
なお、上述の実施形態では、特殊アドバタイザアドレスはデジタルカメラA100で生成し、スマートフォンB100、タブレットC100に通知する構成とした。しかし、スマートフォンB100、タブレットC100が特殊アドバタイザを生成し、デジタルカメラA100に通知する構成であっても良い。
また、本実施形態ではユーザによるタブレットC100への切替指示動作によって無条件にデジタルカメラA100の接続先を切り替える例を説明した。しかし、接続要求がデジタルカメラA100によって無視されたタブレットC100では、デジタルカメラA100が既に他のデバイスと接続中である旨をユーザに通知し、それでも切り替えるかどうかを問い合わせる構成であっても良い。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
A101…制御部、A121…省電力無線通信部、B101…制御部、B121…省電力無線通信部、C101…制御部、C105…操作部、C121…省電力無線通信部

Claims (16)

  1. 外部装置と接続を確立して通信を行う通信手段と、
    第1の外部装置と接続が確立しているときに第2の外部装置から受信する接続要求に係る情報に応じて、前記通信手段に、前記第1の外部装置の代わりに前記第2の外部装置と接続を確立させるか否かを制御する制御手段と、を含み、
    前記制御手段は、前記接続要求に係る情報が、接続する装置を特定する所定の情報を含む代わりに、前記第2の外部装置との間で予め共有された情報を含む場合に、前記第2の外部装置と接続を確立させる、ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の外部装置と接続が確立しているときに、少なくとも前記第2の外部装置を含む外部装置に対してビーコン信号を送信するように更に前記通信手段を制御し、前記通信手段は、前記ビーコン信号を受信したことに応じて送信される、外部装置からの前記接続要求を受信する、ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の外部装置と接続が確立しているときに、発信先の外部装置を指定して前記ビーコン信号を送信するように前記通信手段を制御する、ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記第2の外部装置から受信する前記接続要求に係る情報は、前記通信手段により前記第1の外部装置と接続を確立していない場合には、接続する装置を特定する前記所定の情報を含む、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記通信手段は、前記第2の外部装置との間で予め共有された情報を含む前記接続要求を、前記第2の外部装置において所定のユーザ操作が受け付けられたことに応じて受信する、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記第2の外部装置との間で予め共有された情報は、前記制御手段が生成して前記通信手段により前記第2の外部装置に送信された情報である、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記第2の外部装置との間で予め共有された情報は、前記第2の外部装置によって生成され、前記通信手段を介して受信された情報である、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の外部装置と接続が確立しているときに、他にペアリングを行った外部装置が無い場合、前記ビーコン信号を送信しないように前記通信手段を制御する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の通信装置。
  9. 前記制御手段は、前記接続要求に係る情報に含ませるための予め共有する情報を取得可能であることを示す通知を外部装置に送信するように前記通信手段を更に制御する、請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 接続する装置を特定する前記所定の情報は、前記第2の外部装置を接続要求の発信元として特定するイニシエータアドレスである、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 接続する装置を特定する前記所定の情報は、前記通信装置をビーコン信号によるアドバタイズの発信元として特定するアドバタイザアドレスである、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 前記通信手段は、同時に複数の外部装置との接続を確立しないことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 前記通信手段は、前記第1の外部装置および前記第2の外部装置を含む複数の外部装置のうちのいずれかとBLE通信の接続を確立して通信し、
    前記BLE通信の接続において、前記第1の外部装置および前記第2の外部装置はセントラルであり、前記通信装置はペリフェラルであることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の通信装置。
  14. 外部装置と接続を確立して通信を行う通信手段と、
    第1の外部装置が第2の外部装置と接続を確立しているときに、第1の通信装置から送信されるビーコン信号に対して接続要求を送信するための所定のユーザ操作を受け付ける操作手段と、
    前記所定のユーザ操作を受け付けたことに応じて、前記接続要求を前記第1の外部装置に送信するように前記通信手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、送信する装置を特定する所定の情報を含む代わりに、前記第1の通信装置との間で予め共有された情報を含むようにした前記接続要求を、前記第1の外部装置に送信するように前記通信手段を制御する、ことを特徴とする通信装置。
  15. 外部装置と接続を確立して通信を行う通信手段を有する通信装置の制御方法であって、
    制御手段が、第1の外部装置と接続が確立しているときに第2の外部装置から受信する接続要求に係る情報に応じて、前記通信手段に、前記第1の外部装置の代わりに前記第2の外部装置と接続を確立させるか否かを制御する制御工程を含み、
    前記制御工程では、前記接続要求に係る情報が、接続する装置を特定する所定の情報を含む代わりに、前記第2の外部装置との間で予め共有された情報を含む場合に、前記第2の外部装置と接続を確立させる、ことを特徴とする通信装置の制御方法。
  16. コンピュータを、請求項1から13のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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