JP6907052B2 - 通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、特に、通信先の装置を選択するために用いて好適な通信装置、通信装置の制御方法およびプログラムに関する。
近年、低速だが低消費電力の無線通信機能として、Bluetooth(登録商標) Low Energy(以降、BLEとも表記)が知られている。例えば、特許文献1には、周辺デバイス(ペリフェラル)からセンタデバイス(セントラル)に対して発信されるアドバタイズパケット内に特殊なデータを含むことで、セントラルから通信接続先として優先的に選択させる方法が開示されている。
特開2015−122695号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の方法は、BLEにより一つのセントラルが、複数のペリフェラルの中から一つを選択する技術である。一方、その逆に、一つのペリフェラルが、複数のセントラルの中から一つを選択することはできない。
本発明は前述の問題点に鑑み、状況に応じて接続対象のセントラルを適切に切り替えて通信を確立できるようにすることを目的としている。
本発明に係る通信装置は、ペリフェラルデバイスとして動作する通信装置であって、セントラルとして動作する第1の外部機器と接続を確立する接続手段と、前記第1の外部機器との接続中に前記第1の外部機器とは異なるセントラルとして動作する第2の外部機器を指定してダイレクトアドバタイズを送信する送信手段と、前記送信手段によって送信されたダイレクトアドバタイズ応答して送信される接続要求を前記第2の外部機器から受信する受信手段と、前記受信手段によって接続要求が受信されたことに応じて、前記第1の外部装置との通信を切断する切断手段とを有し、前記接続手段は、前記切断手段により前記第1の外部機器との通信が切断された後に、前記第2の外部機器との接続を確立することを特徴とする。
本発明によれば、状況に応じて接続対象のセントラルを適切に切り替えて通信を確立することができる。
実施形態に係る通信システムにおけるペリフェラル及びセントラルに対応する各装置の内部構成例を示すブロック図である。 機器情報を取得してから優先接続機器リストを作成するまでの処理の流れを示したシーケンス図である。 優先接続機器リストの例を示す図である。 デジタルカメラが機器情報を取得する手順の一例を示すフローチャートである。 BLE通信の接続先を切り替える処理の流れを示したシーケンス図である。 デジタルカメラがBLE通信の接続先を切り替える処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、添付の図面を用いて詳細に説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されてもよい。また、各実施の形態を適宜組み合せることも可能である。
図1は、本実施形態に係る通信システムにおけるペリフェラル及びセントラルに対応する各装置の内部構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態では、通信システムを構成する各装置の一例として、デジタルカメラ、スマートフォン、およびPC(パーソナルコンピュータ)について述べるが、通信装置はこれに限られない。例えば、通信装置は携帯型のメディアプレーヤやいわゆるタブレットデバイスなどの情報処理装置であってもよい。
まず、ペリフェラルの一例として、デジタルカメラ100Aについて説明する。
制御部101Aは、入力された信号や、後述のプログラムに従ってデジタルカメラ100Aの各部を制御する。なお、制御部101Aがデジタルカメラ100A全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102Aは、例えば、光学レンズユニットと絞り・ズーム・フォーカスなど制御する光学系、光学レンズユニットを経て導入された光(映像)を電気的な映像信号に変換するための撮像素子などで構成される。撮像素子としては、一般的には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor)が利用される。撮像部102Aは、制御部101Aに制御されることにより、撮像部102Aに含まれるレンズで結像された被写体光を、撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行い、デジタルデータを画像データとして出力する。本実施形態のデジタルカメラ100Aでは、画像データは、DCF(Design rule for Camera File system)の規格に従って、記録媒体110Aに記録される。
不揮発性メモリ103Aは、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101Aで実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ104Aは、撮像部102Aで撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106Aの画像表示用メモリ、制御部101Aの作業領域等として使用される。
操作部105Aは、デジタルカメラ100Aに対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部105Aは、例えば、ユーザがデジタルカメラ100Aの電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮像を指示するためのレリーズスイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタンを含む。また、後述する表示部106Aに形成されるタッチパネルも操作部105Aに含まれる。
表示部106Aは、静止画の撮像準備段階でのライブビューの表示、撮像した静止画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部106Aは必ずしもデジタルカメラ100Aが内蔵する必要はない。デジタルカメラ100Aはカメラの背面等に設けた表示部106Aだけでなくカメラの外部の表示部106Aと接続することができ、表示部106Aの表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
電源管理部107Aは、デジタルカメラ100Aが動作するための電力を供給するためのユニットである。
記録媒体110Aは、撮像部102Aから出力された画像データを記録することができる。記録媒体110Aは、デジタルカメラ100Aに着脱可能なように構成してもよいし、デジタルカメラ100Aに内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ100Aは少なくとも記録媒体110Aにアクセスする手段を有していればよい。
無線通信部120Aは、IEEE802.11規格に準拠した無線LAN通信を行うインターフェースである。無線LAN通信によって、アクセスポイントと無線による通信を行うことが可能となる。また、TCP/IPなどの上位のプロトコルによって、アクセスポイントを介して、クラウドネットワークに接続されているサーバー機器との間でデータの送受信が可能となる。
省電力無線通信部121Aは、例えば無線通信のためのアンテナや、無線信号を処理するための変復調回路、通信コントローラなどから構成される。省電力無線通信部121Aは、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりIEEE802.15の規格(いわゆるBluetooth)に従った近距離無線通信を実現する。本実施形態においてBluetooth通信は、低消費電力であるBluetooth Low Energyのバージョン4.0を採用する。このBluetooth通信は、無線LAN通信と比べて通信可能な範囲が狭い(つまり、通信可能な距離が短い)。また、Bluetooth通信は、無線LAN通信と比べて通信速度が遅い。その一方で、Bluetooth通信は、無線LAN通信と比べて消費電力が少ない。
次に、セントラルの一例として、スマートフォン100Bについて説明する。
制御部101Bは、入力された信号や、後述のプログラムに従ってスマートフォン100Bの各部を制御する。なお、制御部101Bがスマートフォン100B全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
不揮発性メモリ103Bは、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101Bで実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ104Bは、表示部106Bの画像表示用メモリ、制御部101Bの作業領域等として使用される。
操作部105Bは、ユーザがスマートフォン100Bに対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部105Bは、例えば、ユーザがスマートフォン100Bの電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、画面遷移を指示するための操作ボタンを含む。また、後述する表示部106Bに形成されるタッチパネルも操作部105Bに含まれる。
表示部106Bは、画像データの表示、対話的な操作のためのGUI(Graphical User Interface)表示などを行う。なお、表示部106Bは必ずしもスマートフォン100Bが内蔵する必要はない。スマートフォン100Bは表示内容を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
電源管理部107Bは、スマートフォン100Bが動作するための電力を供給する。
記録媒体110Bは、画像データを記録することができる。記録媒体110Bは、スマートフォン100Bに着脱可能なように構成してもよいし、スマートフォン100Bに内蔵されていてもよい。すなわち、スマートフォン100Bは少なくとも記録媒体110Bにアクセスする手段を有していればよい。
無線通信部120Bは、無線通信部120Aと同等である。
省電力無線通信部121Bは、省電力無線通信部121Aと同等である。
公衆無線通信部122Bは、基地局を介して公衆網を利用した通信を実現するためのインターフェースである。公衆無線通信部122Bは、無線通信のためのアンテナや、無線信号を処理するため変復調回路、通信コントローラなどから構成される。そして、W−CDMA(UMTS)やLTE(Long Term Evolution)等の規格に従って公衆無線通信を実現する。
次に、セントラルの他の一例として、パーソナルコンピュータ100Cについて説明する。
制御部101Cは、入力された信号や、後述のプログラムに従ってパーソナルコンピュータ100Cの各部を制御する。なお、制御部101Cがパーソナルコンピュータ100C全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
不揮発性メモリ103Cは、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101Cで実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ104Cは、表示部106Cの画像表示用メモリ、制御部101Cの作業領域等として使用される。
操作部105Cは、ユーザがパーソナルコンピュータ100Cに対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部105Cは例えば、ユーザがパーソナルコンピュータ100Cの電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、マウス、キーボードも操作部105Cに含まれる。
表示部106Cは、画像データの表示、対話的な操作のためのGUI(Graphical User Interface)表示などを行う。なお、表示部106Cは必ずしもパーソナルコンピュータ100Cが内蔵する必要はない。パーソナルコンピュータ100Cは表示内容を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
電源管理部107Cは、パーソナルコンピュータ100Cが動作するための電力を供給する。
記録媒体110Cは、画像データを記録することができる。記録媒体110Cは、パーソナルコンピュータ100Cに着脱可能なように構成してもよいし、パーソナルコンピュータ100Cに内蔵されていてもよい。すなわち、パーソナルコンピュータ100Cは少なくとも記録媒体110Cにアクセスする手段を有していればよい。
無線通信部120Cは、無線通信部120Aと同等である。
省電力無線通信部121Cは、省電力無線通信部121Aと同等である。
<機器情報取得から優先接続機器リスト作成の概要>
次に、図2を参照しながら、本実施形態において、外部機器から機器情報を取得してから優先接続機器リストを作成する概要を説明する。
図2は、本実施形態に係る通信システムにおいて、デジタルカメラ100Aにおいてセントラルの外部機器から機器情報を取得してから優先接続機器リストを作成するまでの処理の流れを示したシーケンス図である。以下の説明では、デジタルカメラ100Aとスマートフォン100Bとの間、およびデジタルカメラ100Aとパーソナルコンピュータ100Cとの間は事前にペアリング済みであるものとする。ここで、ペアリングとは、BLE通信規格に定義される通信の暗号化のための暗号鍵の交換処理であって、詳細については割愛する。また、本実施形態においては、ペアリング済みの機器に対してのみ、BLE通信の接続を確立するものとする。
ステップS201にて、デジタルカメラ100Aは、アドバタイズを発信する。ここで、アドバタイズとは発信先の機器を指定しないビーコン信号である。アドバタイズの通知を受信した機器は、デジタルカメラ100AがBLE通信圏内にあることを検知し、コネクション要求することができる。本実施形態では、まずスマートフォン100BがBLE通信圏内にあるものとする。
ステップS202にて、スマートフォン100Bは、ステップS201にてデジタルカメラ100Aから発信されたアドバタイズを受けて、スキャン要求を発信する。
ステップS203にて、デジタルカメラ100Aは、ステップS202にてスマートフォン100Bから発信されたスキャン要求を受けて、スキャン応答を発信する。
ステップS204にて、スマートフォン100Bは、ステップS203にてデジタルカメラ100Aから発信されたスキャン応答を受けて、コネクション要求を発信する。
ステップS205にて、デジタルカメラ100Aは、ステップS204にてスマートフォン100Bから発信されたコネクション要求の暗号鍵を確認して、ペアリング済みの機器からのコネクション要求かどうかを判定する。そして、ペアリング済みの機器からのコネクション要求だと判定した場合、ステップS206にて、デジタルカメラ100Aは、スマートフォン100BとBLEの通信接続を確立する。
ステップS207にて、デジタルカメラ100Aは、スマートフォン100Bに対して、機器情報の要求を通知する。ここで機器情報とは、スマートフォン100BのBluetooth device Address(BD_ADDR)情報および機器名情報である。BD_ADDR情報とは、各機器が持つ固有のID情報であり、後述するダイレクトアドバタイズの際に使用する。また、機器名情報とは、各機器を表す名前情報であり、製品出荷時にメーカが設定しても良いし、或いはユーザが各機器を操作して、任意に設定したものであっても良い。
ステップS208にて、デジタルカメラ100Aは、スマートフォン100Bから応答として返信された機器情報を受信し、BD_ADDR情報と機器名情報とを不揮発性メモリ103A上に記憶する。
ステップS209にて、デジタルカメラ100Aは、スマートフォン100BとのBLE通信を切断する。
同様にして、デジタルカメラ100AはステップS201〜S209の処理をパーソナルコンピュータ100Cに対しても繰り返す。対象の機器がパーソナルコンピュータ100Cとなる点を除いて基本的な処理の流れは同様のため、説明は割愛する。
ステップS210にて、デジタルカメラ100Aは、操作部105Aを介したユーザからの操作に応じて、ステップS208で不揮発性メモリ103Aに記憶した機器情報から、優先接続機器リストを作成し、不揮発性メモリ103A上に記憶する。
図3は、作成した優先接続機器リストの例を示す図である。
図3に示すように、優先接続機器リストには、少なくとも優先順位301、機器名302、およびBD_ADDR303の3つのフィールドがあり、ステップS208でBD_ADDRと機器名情報とを取得した機器の情報が登録される。ここで、機器名302にはステップS208で取得した機器名情報が格納され、BD_ADDR303はステップS208で取得したBD_ADDR情報が格納される。また、機器名302およびBD_ADDR303は1:1に紐づいて管理される。優先順位301は、上述の通り、操作部105Aを介したユーザからの操作により決定され、格納される順位が決定される。なお、ユーザが優先順位を設定しやすくするために、表示部106Aに優先接続機器リストを表示しても良い。
<ペリフェラルの動作>
続いて、図2の手順に従い、アドバタイズから機器情報取得までの処理を実現する際のデジタルカメラ100Aの詳細な動作について、図4を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態において、デジタルカメラ100Aが機器情報を取得する手順の一例を示すフローチャートである。なお、本フローチャートに示す処理は、デジタルカメラ100Aの制御部101Aが入力信号や不揮発性メモリ103Aに格納されたプログラムに従い、デジタルカメラ100Aの各部を制御することにより実現される。
ステップS400にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、アドバタイズを発信する。本ステップの処理は、図2のステップS201の処理に対応する。
次に、ステップS401にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、ステップS400で発信したアドバタイズに対する応答としてスキャン要求があったかどうかを判定する。制御部101Aが、スキャン要求があったと判定した場合は、処理はステップS402に進む。一方、制御部101Aが、スキャン要求がないと判定した場合は、処理はステップS400に戻る。
ステップS402にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、スキャン応答を発信する。本ステップの処理は、図2のステップS203の処理に対応する。
次に、ステップS403にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、ステップS402で発信したスキャン応答に対する応答としてコネクション要求があったかどうかを判定する。制御部101Aが、コネクション要求があったと判定した場合は、処理はステップS404に進む。一方、制御部101Aが、コネクション要求がないと判定した場合は、ステップS403の処理を繰り返す。
ステップS404にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、ステップS403で受信したコネクション要求が、ペアリング済みの機器から発信されたものかどうかを判定する。制御部101Aが、ペアリング済みの機器から発信されたものと判定した場合は、処理はステップS405に進む。一方、制御部101Aが、ペアリング済みでない機器から発信されたものと判定した場合は、ステップS403の処理に戻る。本ステップの処理は、図2のステップS205の処理に対応する。
ステップS405にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、コネクション要求を発信した機器とBLE通信の接続を確立する。本ステップの処理は、図2のステップS206の処理に対応する。
ステップS406にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、BLE通信の接続を確立した機器に対して、機器情報の要求を発信する。本ステップの処理は、図2のステップS207の処理に対応する。
ステップS407にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、ステップS406で発信した機器情報の要求に対する機器情報の応答があったかどうかを判定する。制御部101Aが、機器情報の応答があったと判定した場合は、処理はステップS408に進む。一方、制御部101Aが、機器情報の応答がないと判定した場合は、ステップS407の処理を繰り返す。
ステップS408にて、制御部101Aは、ステップS407で省電力無線通信部121Aを介して受信した機器情報を不揮発性メモリ103Aに記憶する。そして、BLE通信を行った機器に対して通信切断要求を発信し、BLE通信を切断する。本ステップの処理は、図2のステップS208及びS209の処理に対応する。
以上のような手順で、デジタルカメラ100Aはアドバタイズから機器情報取得までの処理をすべてのセントラルに対して繰り返す。これにより、後述するようにBLE通信の接続先を切り替えたい場合に、優先度に基づいて切り替え先のみにビーコンを送信することができる。
<通信接続先切り替え処理の概要>
次に、図5を参照しながら、本実施形態における通信接続先切り替え処理の概要を説明する。
図5は、本実施形態に係る通信システムにおいて、BLE通信の接続先を切り替える処理の流れを示したシーケンス図である。なお、本シーケンスの処理は、前述の優先接続機器リストの作成処理よりも後に行われるものとする。また、本実施例では、まず、デジタルカメラ100Aとスマートフォン100BとがBLE通信圏内にある状況から、パーソナルコンピュータ100CがBLE通信圏内に入ってきた場合の例を説明する。さらに、前述の優先接続機器リストでは、パーソナルコンピュータ100Cの方がスマートフォン100Bよりも高優先度に設定されたものとする。
ステップS500にて、デジタルカメラ100Aは、スマートフォン100BとBLEの通信接続を確立する。
ステップS501にて、デジタルカメラ100Aは、ステップS208で機器情報を取得した機器のうち、通信接続中のスマートフォン100Bを除く機器に対して、ダイレクトアドバタイズを発信する。ここで、ダイレクトアドバタイズとは発信先の機器を指定したビーコン信号である。発信先の機器の指定には、前述したBD_ADDR情報を使用する。ダイレクトアドバタイズの通知を受信した機器は、そこに含まれるBD_ADDR情報が自身のものか否かを判定し、自身のものと判定した場合のみ、ダイレクトアドバタイズを認識する。ダイレクトアドバタイズを認識した機器は、デジタルカメラ100AがBLE通信圏内にあることを検知し、コネクション要求を行うことができる。このとき、デジタルカメラ100Aは、前述した優先接続機器リストにて、現在通信接続中の機器よりも高優先度と設定された機器に対してのみダイレクトアドバタイズを発信するようにしてもよい。以下、パーソナルコンピュータ100Cがダイレクトアドバタイズを認識したものとして説明する。
ステップS502にて、パーソナルコンピュータ100Cは、ステップS501にて、デジタルカメラ100Aから発信されたダイレクトアドバタイズを受けて、スキャン要求を発信する。
ステップS503にて、デジタルカメラ100Aは、ステップS502にてパーソナルコンピュータ100Cから発信されたスキャン要求を受けて、スキャン応答を発信する。
ステップS504にて、パーソナルコンピュータ100Cは、ステップS503にてデジタルカメラ100Aから発信されたスキャン応答を受けて、BD_ADDR情報を含んだコネクション要求を発信する。
ステップS505にて、デジタルカメラ100Aは、ステップS504で受信したコネクション要求に含まれるBD_ADDR情報が、ステップS501のダイレクトアドバタイズで指定したBD_ADDR情報と同一のものかどうか確認する。同一のものである場合のみ、以降の処理に進む。
ステップS506にて、デジタルカメラ100Aは、コネクション要求を受けて通信接続を切り替えるために、接続中のスマートフォン100Bに対して通信切断要求を発信する。通信切断要求を受けたスマートフォン100BはBLE通信を切断する。なお、この時にスマートフォン100Bは通信切断要求を受けたことをユーザに通知し、ユーザから通信切断の指示を受けた場合のみ、BLE通信を切断するようにしても良い。
ステップS507にて、デジタルカメラ100Aは、BLE通信がスマートフォン100Bから切断されるのを待つ。BLE通信が切断されると、ステップS508にて、デジタルカメラ100Aは、パーソナルコンピュータ100CとBLEの通信接続を確立する。
<ペリフェラルの動作>
続いて、図5の手順を実現する際のデジタルカメラ100Aの詳細な動作について、図6を参照しながら説明する。
図6は、本実施形態において、デジタルカメラ100AがBLE通信の接続先を切り替える処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、本フローチャートに示す処理は、デジタルカメラ100Aの制御部101Aが入力信号や不揮発性メモリ103Aに格納されたプログラムに従い、デジタルカメラ100Aの各部を制御することにより実現される。以下、図5に示した例と同様に、スマートフォン100Bからパーソナルコンピュータ100CにBLE通信の接続を切り替える例として説明する。
ステップS600にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、スマートフォン100Bと、BLE通信の接続を確立する。本ステップの処理は、図5のステップS500の処理に対応する。
ステップS601にて、制御部101Aは、図2のステップS208で機器情報を取得した機器のうち、通信接続中のスマートフォン100Bを除く機器を、ダイレクトアドバタイズの発信先として設定する。このとき、制御部101Aは、前述した優先接続機器リストにて、現在通信接続中のスマートフォン100Bよりも高優先度と設定された機器のみをダイレクトアドバタイズの発信先として設定してもよい。これにより、BLE通信を行いたい機器と自動的に接続を行うことができ、ユーザの利便性をより向上させることができる。
ステップS602にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、ステップS601でダイレクトアドバタイズの発信先と設定した機器に対して、ダイレクトアドバタイズを発信する。本ステップの処理は、図5のステップS501の処理に対応する。
次に、ステップS603にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、ステップS602で発信したダイレクトアドバタイズに対する応答としてスキャン要求があったかどうかを判定する。制御部101Aが、スキャン要求があったと判定した場合は、処理はステップS604に進む。一方、制御部101Aが、スキャン要求がないと判定した場合は、処理はステップS602に戻る。
ステップS604にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、スキャン応答を発信する。本ステップの処理は、図5のステップS503の処理に対応する。
ステップS605にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、ステップS604で発信したスキャン応答の応答としてコネクション要求を受信したかどうかを判定する。制御部101Aが、コネクション要求を受信したと判定した場合、処理はステップS606に進む。一方、制御部101Aがコネクション要求を受信しなかったと判定した場合は、処理はステップS602に戻る。
ステップS606にて、制御部101Aは、ステップS605で受信したコネクション要求に含まれるBD_ADDR情報が、ステップS602で発信したダイレクトアドバタイズで指定したBD_ADDR情報と一致するかどうか判定する。制御部101Aが、BD_ADDR情報が一致したと判定した場合は、処理はステップS607に進む。一方、制御部101Aが、BD_ADDR情報が一致しなかったと判定した場合は、処理はステップS602に戻る。本ステップの処理は、図5のステップS505の処理に対応する。
ステップS607にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、現在接続中のスマートフォン100Bに対して、BLE通信の切断要求を発信する。本ステップの処理は、図5のステップS506の処理に対応する。
ステップS608にて、制御部101Aは、スマートフォン100BとのBLE通信が切断されたかどうか判定する。BLE通信では、通信接続状態の維持のために一定間隔ごとに通信が必要であるため、一定間隔以上の時間、省電力無線通信部121Aを介して、スマートフォン100Bからの通信がないかどうかを判定する。制御部101Aが一定間隔以上の時間通信がないと判定した場合、処理はステップS609に進む。一方、制御部101Aが一定間隔の時間内に通信があったと判定した場合、処理はステップS607に戻る。本ステップの処理は、図5のステップS507の処理に対応する。
ステップS609にて、制御部101Aは、省電力無線通信部121Aを介して、ステップS605で受信したコネクション要求を発信した機器に対してBLE通信の接続要求を発信し、BLE通信の接続を確立する。本ステップの処理は、図5のステップS508の処理に対応する。
以上のように本実施形態によれば、デジタルカメラ100AがBLE通信の接続中に、より高優先度の機器に対してダイレクトアドバタイズを発信できるようにした。これにより、デジタルカメラ100Aに高優先度の機器が近づいたときにBLE通信の接続先を簡単に切り替えることができる。具体的には、例えば外出先でスマートフォンとのBLE通信を行っていても、帰宅してPCの通信圏内に入ると自動的にPCとBLE通信を行い、画像の取り込みを行うことができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101A 制御部
121A 省電力無線通信部

Claims (11)

  1. ペリフェラルデバイスとして動作する通信装置であって、
    セントラルとして動作する第1の外部機器と接続を確立する接続手段と、
    前記第1の外部機器との接続中に前記第1の外部機器とは異なるセントラルとして動作する第2の外部機器を指定してダイレクトアドバタイズを送信する送信手段と、
    前記送信手段によって送信されたダイレクトアドバタイズ応答して送信される接続要求を前記第2の外部機器から受信する受信手段と、
    前記受信手段によって接続要求が受信されたことに応じて、前記第1の外部装置との通信を切断する切断手段とを有し、
    前記接続手段は、前記切断手段により前記第1の外部機器との通信が切断された後に、前記第2の外部機器との接続を確立することを特徴とする通信装置。
  2. 前記接続手段によって接続を確立できる機器の情報を登録する登録手段と、
    前記登録手段によって機器の情報が登録された機器の中から、前記ダイレクトアドバタイズを送信する機器を設定する設定手段とをさらに有し、
    前記送信手段は、前記設定手段によって設定された機器として前記第2の外部機器に前記ダイレクトアドバタイズを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記登録手段は、前記機器の情報として接続の優先度を登録し、
    前記設定手段は、前記第1の外部機器よりも優先度の高い機器を、前記ダイレクトアドバタイズを送信する機器として設定することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 優先接続機器リストを表示する表示手段をさらに有し、
    前記登録手段は、ユーザからの操作を受け付けることで前記優先度を登録することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記受信手段は、前記接続手段によって接続された外部機器から該外部機器の情報を取得し、
    前記登録手段は、前記取得した外部機器の情報を登録することを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の通信装置。
  6. 前記受信手段によって受信された接続要求を送信した外部機器と、前記送信手段によって前記ダイレクトアドバタイズを送信した外部機器とが一致するか否かを判定する判定手段をさらに有し、
    前記判定手段により機器が一致した場合に、前記切断手段は前記第1の外部機器との通信を切断することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の通信装置。
  7. 前記判定手段は、前記ダイレクトアドバタイズおよび前記接続要求に含まれるID情報を参照して一致するか否かを判定することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  8. 前記接続手段は、Bluetooth(登録商標) Low Energyを用いた通信の接続を確立することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の通信装置。
  9. 前記接続手段は、ペアリング済みの外部機器と接続の確立を行うことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の通信装置。
  10. ペリフェラルデバイスとして動作する通信装置の制御方法であって、
    セントラルとして動作する第1の外部機器と接続を確立する接続工程と、
    前記第1の外部機器との接続中に前記第1の外部機器とは異なるセントラルとして動作する第2の外部機器を指定してダイレクトアドバタイズを送信する送信工程と、
    前記送信工程において送信されたダイレクトアドバタイズ応答して送信される接続要求を前記第2の外部機器から受信する受信工程と、
    前記受信工程において接続要求が受信されたことに応じて、前記第1の外部装置との通信を切断する切断工程とを有し、
    前記接続工程においては、前記切断工程において前記第1の外部機器との通信が切断された後に、前記第2の外部機器との接続を確立することを特徴とする通信装置の制御方法。
  11. 請求項1〜の何れか1項に記載の通信装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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