JP6882012B2 - 通信装置、通信装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents
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Description
一方、SSIDを意図的に隠蔽した無線LANネットワークに参加する通信装置においては、ユーザが隠蔽されているSSIDを別途確認して、通信装置に入力する必要がある。この場合に、SSIDを毎回確認して入力する手間を省くため、ユーザがSSID等の通信パラメータを一度入力すると、通信装置は通信パラメータを保存しておき、以降は、ユーザは過去に用いた通信パラメータから選択するだけで済むものが存在する。
しかしながら、通信装置の表示部にSSIDを表示すると、表示されたSSIDが第三者に確認されてしまい、セキュリティの観点から問題がある。特にこれは、据え置きでの使用など、必ずしも通信装置の近くにユーザがいるとは限らないユースケースで特に問題となる。
<デジタルカメラ100の構成>
まず、図1(a)、(b)、(c)を参照して、通信装置の例であるデジタルカメラ100の構成について説明する。図1(a)は、デジタルカメラ100のブロック図である。図1(b)は、デジタルカメラ100の斜視図である。図1(c)は、図1(b)とは反対側から見たときのデジタルカメラ100の斜視図である。なお、ここでは通信装置の一例としてデジタルカメラ100について述べるが、通信装置はこれに限られない。例えば通信装置は、携帯電話や、携帯型のメディアプレーヤ、いわゆるタブレットデバイス、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であってもよい。デジタルカメラ100は、無線LANネットワークを介して、後述のスマートデバイス200と通信可能である。
第1作業用メモリ104は、第1撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、第1表示部106の画像表示用メモリ、第1制御部101の作業領域等として使用される。
第1記録媒体110は、第1撮像部102から出力された画像データを記録することができる。第1記録媒体110は、デジタルカメラ100に着脱可能に構成してもよいし、デジタルカメラ100に内蔵されていてもよい。すなわち、デジタルカメラ100は少なくとも第1記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。
・電源となる主電池(一次電池又は二次電池)を収納する電源モジュール。
・外部機器と通信するコネクタを有する外部I/O(入出力)モジュール。
・近距離無線通信を行うNFC(Near Field Communication)モジュール。
・音楽や操作音を出力するスピーカモジュール。
・音声を入力するマイクモジュール。
・記録媒体の容量を超えるデータを保存するための大容量の記録モジュール。
・液晶表示装置(LCD)等が設けられた表示モジュール。
・機器本体又はモジュールが発生した熱を蓄熱する冷却ユニット。
・外部I/Oが接続可能な外部I/Oモジュール。
第1通信部111をCLモードで動作させることにより、デジタルカメラ100は、インフラストラクチャモードにおけるCL機器として動作することが可能である。デジタルカメラ100がCL機器として動作する場合、周辺のAP機器に接続することで、AP機器が形成する無線LANネットワークに参加することが可能である。
なお、デジタルカメラ100はAPの一種であるものの、CL機器から受信したデータをインターネットプロバイダ等に転送するゲートウェイ機能は有していない簡易APである。したがって、デジタルカメラ100は、自機が形成した無線LANネットワークに参加している他の装置からデータを受信しても、それをインターネット等のネットワークに転送することはできない。
次に、図2を参照して、通信装置であって情報処理装置の一例であるスマートデバイス200の構成について説明する。図2は、スマートデバイス200のブロック図である。スマートデバイス200には、スマートフォン等の携帯電話やいわゆるタブレットデバイスが含まれる。ここでは情報処理装置の一例としてスマートデバイスについて述べるが、情報処理装置はこれに限られない。例えば情報処理装置は、無線機能付きのデジタルカメラやプリンタ、テレビ、あるいはパーソナルコンピュータ等であってもよい。スマートデバイス200は、デジタルカメラ100から見たとき、外部機器となる。
第2撮像部202は、第2撮像部202に含まれるレンズで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理等を行い、デジタルデータを画像データとして出力する。第2撮像部202が撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、第2制御部201にて所定の演算が行われ、第2記録媒体210に記録される。
第2作業用メモリ204は、第2表示部206の画像表示用メモリや、第2制御部201の作業領域等として使用される。
第2操作部205は、操作手段の例であり、スマートデバイス200に対する指示をユーザから受け付ける。第2操作部205は、例えば、ユーザがスマートデバイス200の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、第2表示部206に形成されるタッチパネル等の操作部材を含む。
第2記録媒体210は、第2撮像部202から出力された画像データを記録することができる。第2記録媒体210は、スマートデバイス200に着脱可能なように構成してもよいし、スマートデバイス200に内蔵されていてもよい。すなわち、スマートデバイス200は少なくとも第2記録媒体210にアクセスする手段を有していればよい。
次に、図3、図4、図5を参照して、パラメータ設定処理について説明する。図3は、パラメータ設定処理のシーケンス図である。図4は、デジタルカメラ100の画面の例を示す図である。図5は、スマートデバイス200の画面の例を示す図である。
パラメータ設定処理は、スマートデバイス200を用いて、デジタルカメラ100の各種パラメータを設定する処理である。スマートデバイス200とデジタルカメラ100とは無線LANで接続する。デジタルカメラ100は、初期状態では、各種パラメータの設定が何もされておらず、全てデフォルトの値となる。そのため、初期状態のデジタルカメラ100に対して、以下に説明するパラメータ設定処理によって、各種パラメータを設定する必要がある。
また、第1制御部101は、暗号化キーとして、ステップS302が実行される度に第1制御部101がランダムに決定する値を用いてもよい。暗号化キーは、第1制御部101が生成した乱数をパスフレーズとして、第1制御部101が暗号化計算を繰り返すことで生成してもよい。
次に、ステップS305において、デジタルカメラ100の第1制御部101は、機器の検索を開始する。第1制御部101は、機器検索にディスカバリプロトコルを用いる。第1制御部101は、ディスカバリプロトコルとして、例えば、SSDP(Single Service Discovery Protocol)やMalticast DNS等を用いることができる。スマートデバイス200の第2制御部201は、第2通信部211を介して、ディスカバリプロトコルのパケットを受信して、デジタルカメラ100が形成する無線LANネットワークのSSIDを取得する。
第2制御部201は、ユーザが選択した無線LANネットワークにセキュリティが掛けられている場合、第2表示部206に、図5(b)に示す第2デバイス画面502を表示する。第2デバイス画面502は、ユーザが選択した無線LANネットワークの暗号化キーを入力するための画面である。この際、デジタルカメラ100の第1表示部106は、デジタルカメラ100が形成している無線LANネットワークの無線LANパラメータを含んだ第2カメラ画面402を表示している。したがって、ユーザは、デジタルカメラ100の第1表示部106に表示されている第2カメラ画面402のSSID及び暗号化キーを見ながら、スマートデバイス200の第2操作部205を操作して、SSIDを選択し、暗号化キーを入力できる。そして、第2制御部201は、第2操作部205を介して、ユーザが選択したSSID、及び、ユーザが入力した暗号化キーを取得する。なお、暗号化キーをパスワードとも呼ぶ。
ステップS301からS309までの処理によって、ネットワークレベルで、デジタルカメラ100とスマートデバイス200との間の通信接続が確立する。これ以降デジタルカメラ100が形成した無線LANネットワークに他の情報処理装置が参加する必要がないため、第1制御部101は第1表示部106に、図4(c)に示す第3カメラ画面403を表示してもよい。第3カメラ画面403は、ネットワークレベルで、デジタルカメラ100とスマートデバイス200との間の通信接続が確立したことを表す画面であり、デジタルカメラ100が形成している無線LANネットワークのSSIDを表示する。
ステップS310において、スマートデバイス200の第2制御部201は、図5(c)に示す第3デバイス画面503を第2表示部206に表示する。第3デバイス画面503は、第2不揮発性メモリ203に保存されたアプリを起動する指示をユーザから受け付けるための画面である。ユーザは、第2操作部205を用いて、例えばアイコンを選択し、アプリの起動指示を入力する。第2制御部201は、第2操作部205を介して、アプリの起動指示を受け付け、第2不揮発性メモリ203に保存されたアプリを起動する。図3の例では、第2制御部201は、デジタルカメラ100の設定やデジタルカメラ100からの画像取得が可能なカメラ操作アプリを起動したものとする。
なお、デジタルカメラ100の形成する無線LANネットワークには、複数の外部機器が参加できる。すなわち、ネットワークレベルでの通信接続は1対複数での接続が可能である。そのため、デジタルカメラ100はアドバタイズ通知を複数の外部機器から受信することがある。したがって、第1制御部101は、ステップS312において、どの外部機器とアプリケーションレベルでの通信接続を確立するのかを選択するようにユーザに促すようにしてもよい。
次に、ステップS314において、スマートデバイス200の第2制御部201は、第2通信部211を介して、デジタルカメラ100に接続可否通知を送信する。図3の例では、接続可否通知は、通信接続を行うことを表す通知である。デジタルカメラ100の第1制御部101は、第1通信部111を介して、接続可否通知を受信する。
デジタルカメラ100の第1制御部101は、パラメータ取得要求を受信すると、第1通信部111を介して、各種パラメータをスマートデバイス200に送信する。ここでの各種パラメータには、例えば、SSIDやパスワード等を含む無線LANパラメータが含まれる。
なお、ステップS316で使われる通信プロトコルは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)でもよく、PTP−IP等でもよい。
無線LANパラメータには、第1パラメータから第7パラメータが含まれる。
第1パラメータは、無線LAN動作モードである。無線LAN動作モードには、デジタルカメラ100がAPモードで動作すること、又は、デジタルカメラ100がCLモードで動作することを指定できる。
第2パラメータは、デジタルカメラ100が参加、又は、形成する無線LANネットワークのSSIDである。
第3パラメータは、デジタルカメラ100が参加、又は、形成する無線LANネットワークの暗号方式、及び、認証種別である。
第5パラメータは、SSID表示設定である。SSID表示設定には、デジタルカメラ100がSSIDを表示することを表す「SSID表示」、又は、デジタルカメラ100がSSIDを非表示にすることを表す「SSID非表示」を指定できる。
第6パラメータは、接続可能デバイス情報である。接続可能デバイス情報には、デジタルカメラ100が接続可能なデバイスを表す情報(個体識別情報等)を指定できる。
第7パラメータは、IPアドレス設定である。IPアドレス設定では、デジタルカメラ100のIPアドレス取得方法を指定できる。
静止画撮影パラメータは、デジタルカメラ100による静止画撮影のための設定パラメータである。動画撮影パラメータは、デジタルカメラ100による動画撮影のための設定パラメータである。
なお、第1不揮発性メモリ103に記憶したデジタルカメラ100のパラメータには、即時反映されるパラメータと、所定の条件を満たした後に反映されるパラメータが存在してもよい。即時反映されるパラメータの例として、静止画撮影パラメータや動画撮影パラメータが挙げられる。所定の条件を満たした後に反映されるパラメータの例として、無線LANパラメータが挙げられる。第1制御部101は、ステップS315にて確立した通信接続が切断された後に、無線LANパラメータを反映してもよい。
以上が、第1実施形態のパラメータ設定処理である。
次に、図4、図5、図6を参照して、画像取得処理について説明する。図6は、画像取得処理のシーケンス図である。画像取得処理は、スマートデバイス200がデジタルカメラ100から画像を取得する処理である。図6には、デジタルカメラ100がCLモードに設定されている場合に、スマートデバイス200がデジタルカメラ100から画像を取得する処理のシーケンスが示されている。図6で説明する画像取得処理にはアクセスポイント600が使われる。したがって、スマートデバイス200とデジタルカメラ100との通信は、アクセスポイント600を介して行われる。
次に、ステップS602において、デジタルカメラ100の第1制御部101は、予め第1不揮発性メモリ103に記憶された無線LANパラメータを読込む。第1制御部101が読込んだ無線LANパラメータは、次のようになっているものとする。
デジタルカメラ100が参加する無線LANネットワークのSSIDは「AccessPoint_XXX」である。
デジタルカメラ100が参加する無線LANネットワークの暗号方式はAESである。
デジタルカメラ100が参加する無線LANネットワークの認証種別はWPA2である。
デジタルカメラ100が参加する無線LANネットワークの暗号化キーは「11111111」である。
SSID表示設定は、「SSID表示」又は「SSID非表示」である。
接続可能デバイス情報は、UUIDの「12AB34CD56EF」である。
IPアドレス設定のIPアドレス取得方法は、DHCPによる自動取得である。
また、第1制御部101は、ステップS602において読込んだ無線LANパラメータに従って、第1表示部106に、図4(e)に示す第5カメラ画面405、又は、図4(f)に示す第6カメラ画面406を表示する。第5カメラ画面405及び第6カメラ画面406は、アプリケーションレベルでのスマートデバイス200との通信接続を開始することを表す画面である。ステップS603において、第5カメラ画面405、又は、第6カメラ画面406を表示する処理は、制御手段による処理例である。
無線LANパラメータのSSID表示設定が「SSID表示」のとき、第1制御部101は、第1表示部106に、第5カメラ画面405を表示する。第1制御部101は、第5カメラ画面405に、デジタルカメラ100が参加した無線LANネットワークのSSIDを表示する制御を行う。したがって、ユーザは、第5カメラ画面405を参照することで、デジタルカメラ100が参加した無線LANネットワークのSSIDを確認できる。
なお、第1制御部101は、第6カメラ画面406に、デジタルカメラ100が参加した無線LANネットワークのSSIDの文字数を表す情報を表示する制御を行ってもよい。SSIDの文字数を表す情報の例として、例えば、SSIDの文字数と同じ数の「*」(アスタリスク)が挙げられる。これにより、ユーザは、デジタルカメラ100が参加した無線LANネットワークのSSIDの文字数を確認できる。
次に実行されるステップS605、及び、ステップS606は、図3のステップS305、及び、ステップS306と同様である。ステップS606では、スマートデバイス200は、第2表示部206に第1デバイス画面501を表示する。
ステップS607では、ステップS602において読み出した無線LANパラメータのSSID表示設定が「SSID表示」であれば、デジタルカメラ100の第1表示部106に第5カメラ画面405が表示されている。よって、第1表示部106には、デジタルカメラ100が参加している無線LANネットワークのSSIDが表示されている。したがって、ユーザは、第5カメラ画面405のSSIDを見ながら、スマートデバイス200の第2操作部205を操作して、SSIDを選択したり入力したりできる。
次に、ステップS609において、アクセスポイント600は、スマートデバイス200にIPアドレスを設定する。ステップS609までの処理によって、ネットワークレベルで、デジタルカメラ100とスマートデバイス200との間の通信接続が確立する。
ステップS610、及び、ステップS611は、図3のステップS310、及び、ステップS311と同様である。
次に、ステップS612において、デジタルカメラ100の第1制御部101は、ステップS602において読み出した無線LANパラメータに従って、アドバタイズしている機器と接続するか否かを選択する。より具体的には、第1制御部101は、ステップS611で受信したアドバタイズ通知に含まれるUUIDと、ステップS602において読み出した接続可能デバイス情報のUUIDとが一致しているか否かを判断し、一致している機器を選択して通信接続する。図6の例では、第1制御部101は、スマートデバイス200を選択したものとする。
次に、ステップS614において、スマートデバイス200の第2制御部201は、第2通信部211を介して、デジタルカメラ100に接続可否通知を送信する。図6の例では、接続可否通知は、通信接続を行うことを表す通知である。デジタルカメラ100の第1制御部101は、第1通信部111を介して、接続可否通知を受信する。
次に、ステップS615の処理が行われる。ステップS615は、図3のステップS315と同様であり、デジタルカメラ100の第1制御部101は、第1表示部106に第4カメラ画面404を表示する。また、スマートデバイス200の第2制御部201は、第2表示部206に第4デバイス画面504を表示する。ステップS615の第1制御部101の処理は第2制御手段による処理例である。
スマートデバイス200の第2制御部201は、第2操作部205を介して、「カメラ内の画像を取得」の選択を受け付ける。次に、第2制御部201は、第2通信部211を介して、デジタルカメラ100に画像取得要求を送信する。デジタルカメラ100の第1制御部101は、第1通信部111を介して、画像取得要求を受信する。なお、ステップS616で使われる通信プロトコルは、HTTPでもよく、PTP−IP等でもよい。
なお、ステップS617で送受信される画像はサムネイルであってもよい。第2制御部201は、ユーザが第7デバイス画面507で選択した画像の解像度の高い画像(本画像等)の取得要求をデジタルカメラ100に送信して、解像度の高い画像を取得し、第2表示部206に表示してもよい。
以上が、第1実施形態の画像取得処理である。
デジタルカメラ100が第1表示部106にSSIDを表示するときは、SSIDを意図的に隠蔽した無線LANネットワークにデジタルカメラ100が参加する場合、ユーザはSSIDを簡単に確認できるため、ユーザにとっての利便性が向上する。
また、デジタルカメラ100が第1表示部106にSSIDを非表示するときは、意図的に隠蔽したSSIDを第1表示部106から第三者が確認することができなくなり、無線LANネットワークのセキュリティが強化される。
したがって、デジタルカメラ100によれば、設定に基づいて、セキュリティを強化したり、ユーザの利便性を向上させたりできる。
次に、図7、8を参照して、第2実施形態のパラメータ設定処理について説明する。図7は、パラメータ設定処理のフローチャートである。図8は、デジタルカメラ100の画面の例を示す図である。第1実施形態と同様の点については同符号を付して説明を省略する。なお、第2実施形態の画像取得処理は、第1実施形態と同様とする。
ステップS701において、第1制御部101は、例えば、第1操作部105が受け付けた操作に基づいて、無線LANパラメータの設定が開始されたか否かを判定する。第1制御部101は、無線LANパラメータの設定が開始されたとき処理をステップS702に進め、開始されていないとき再度ステップS701を実行する。
IPアドレス設定では、デジタルカメラ100のIPアドレス等を自動で設定するか、又は、ユーザが手動で設定するかを指定できる。手動での設定が指定されたとき、第1制御部101は、第1表示部106に更に詳細な設定画面を表示して、デジタルカメラ100のIPアドレス、及び、サブネットマスクを受け付ける。IPアドレス設定では、デジタルカメラ100がDHCPServerとして動作するか否か、を指定可能であってもよい。
以上が、第2実施形態のパラメータ設定処理である。
上記の実施形態では、デジタルカメラ100は、無線LANネットワークを形成したり無線LANネットワークに参加したりする。しかし、デジタルカメラ100は、無線LANネットワーク以外のネットワークを形成したり、無線LANネットワーク以外のネットワークに参加したりしてもよい。
また、第1制御部101は、SSID表示設定を、図3や図7のパラメータ設定処理の後に変更してもよい。パラメータ設定処理の後にSSID表示設定を変更する場合、第1制御部101は、暗号化キーとは異なるパスワード等を要求する等して、誰でも容易に変更できないようにすることが望ましい。パスワード等は、例えば予め定められているものとする。
以上、本発明を実施形態と共に説明したが、上記実施形態は本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
Claims (12)
- ネットワークを介して外部機器と通信する通信装置であって、
前記ネットワークのネットワーク識別子を記録媒体に保存する保存手段と、
前記保存手段により保存された前記ネットワークのネットワーク識別子の表示手段への表示を制限するか否かを前記外部機器からの指示に応じて設定する設定手段と、
前記設定手段による設定に基づいて、前記ネットワーク識別子の前記表示手段への表示の制限を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記ネットワークを介する通信接続の開始指示を受け付ける受付手段を更に備え、
前記制御手段は、前記受付手段によって前記開始指示が受け付けられたことに応じて、前記設定手段による設定に基づく前記ネットワーク識別子の前記表示手段への表示の制限を制御することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記受付手段によって前記開始指示が受け付けられたことに応じて、前記ネットワークに参加する参加手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
- 前記受付手段によって前記開始指示が受け付けられたことに応じて、前記ネットワークを形成する形成手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
- 前記外部機器と通信接続を行う接続手段と、
前記接続手段によって通信接続が行われた後に、通信接続が完了したことを表す画面を前記表示手段に表示する制御を行う第2制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信装置。 - 操作手段を更に備え、
前記設定手段は、前記操作手段が受け付けた操作に基づいて、前記ネットワークのネットワーク識別子の表示手段への表示を制限するか否かを設定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記設定手段は、動作モードに基づいて、前記ネットワークのネットワーク識別子の表示手段への表示を制限するか否かを設定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記動作モードには、該通信装置を固定設置して使用する固定モードが含まれ、
前記設定手段は、
前記動作モードが前記固定モードのとき、前記ネットワーク識別子を前記表示手段に表示しないと設定し、
前記動作モードが前記固定モード以外のとき、前記ネットワーク識別子を前記表示手段に表示すると設定することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。 - 前記制御手段は、前記設定手段によって前記ネットワーク識別子を前記表示手段に表示しないと設定されたとき、前記表示手段に、前記ネットワーク識別子の文字数を表す情報を表示する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信装置。
- 前記ネットワーク識別子は、SSIDであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
- ネットワークを介して外部機器と通信する通信装置の制御方法であって、
前記ネットワークのネットワーク識別子の表示手段への表示を制限するか否かを前記外部機器からの指示に応じて設定する設定ステップと、
前記設定ステップによる設定に基づいて、前記ネットワーク識別子の前記表示手段への表示の制限を制御する制御ステップと、を備えることを特徴とする通信装置の制御方法。 - コンピュータを請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信装置の各手段として機能させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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