JP6868986B2 - 地域防災情報システム - Google Patents

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本発明は、地域内で発生した火災情報を地域内の住人で共有する地域防災情報システムに関する。
近年、例えば重要伝統的建造物群保存地区等に指定された地域では、伝統的建造物等で発生した火災情報が、地域内の住人及び居合わせた人に迅速且つ確実に伝達されることが望まれている。そして、地域内の住人及び居合わせた人が協力して避難行動及び消火活動等を行い、伝統的建造物等を保護することが望まれている。特許文献1には、地域内で発生した火災等の警報を地域内の住人が共有することができる地域防災情報システムが開示されている。特許文献1では、住宅用火災警報器から警報信号を取得した子機が、通信回線を介してサーバーに警報信号を送信し、住宅用火災警報器が火災を検出した旨の情報を含む電子メールを、地域内の住人が所有する情報端末に送信する。また、特許文献1では、サーバーが、情報端末から火災確定信号を含む通信情報を取得したとき、通信回線を介して防災音響ユニットの警報を鳴動させるものである。
特開2015−133058号公報
特許文献1に開示された地域防災情報システムは、火災が検出されたとき、地域内の住人が所有する情報端末に電子メールを送信して、火災が検出されたことを地域内の住人に周知させる。その際、地域内の住人に対し、消防機関宛て緊急通報を促し、緊急通報時に火災が検出された場所の住所を確実に伝えることが望まれている。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、消防機関宛て緊急通報時に火災が検出された場所の住所を確実に伝えることができる地域防災情報システムを提供するものである。
本発明に係る地域防災情報システムは、所定の地域内の住戸に設けられ、火災を検出して火災警報信号を送信する警報器と、住戸に設けられ、警報器から送信された火災警報信号を受信して、火災警報信号と共に自身のIDを送信し、また火災が事実であることを確定する火災確認ボタンを有し、火災確認ボタンが押下されたとき、火災確定信号と共に自身のIDを送信する警報装置と、警報装置と通信回線を介して接続されるサーバーと、を備え、サーバーは、警報装置のID及び警報装置が設置された住戸の設置ユーザーの名称が対応付けされた端末情報テーブルと、設置ユーザーの名称、設置ユーザーのメールアドレス及び設置ユーザーの住所が対応づけされたユーザーテーブルと、信号の種類及び消防機関宛て緊急通報を促すメッセージが対応づけされたメッセージテーブルと、を記憶する記憶手段と、警報装置から送信された火災警報信号又は火災確定信号及びIDを受信したとき、端末情報テーブルからIDに対応する設置ユーザーの名称を読み出す第1の読出手段と、ユーザーテーブルから第1の読出手段によって読み出された設置ユーザーに対応する住所を読み出す第2の読出手段と、メッセージテーブルから信号の種類に応じたメッセージを読み出し、メッセージに第2の読出手段によって読み出された住所を付加するメッセージ作成手段と、ユーザーテーブルから所定のメールアドレスを読み出し、メッセージ作成手段によって作成された消防機関宛て緊急通報を促すと共に住所が記載されたメッセージを、ネットワークを介してメールアドレス宛で送信する送信手段と、を有し、メッセージテーブルは、火災が事実であることを確定する確定用リンクを含むメッセージを記憶するものであり、送信手段は、確定用リンクが操作された情報端末のメールアドレス宛で、メッセージ作成手段によって作成された消防機関宛て緊急通報を促すと共に住所が記載されたメッセージを送信するものであることを特徴とする。
本発明によれば、消防機関宛て緊急通報を促すと共に住所が記載されたメッセージが送信される。このため、メッセージを受信した住人は、忘れずに消防機関に緊急通報することができ、その際、メッセージに記載された住所を確認しつつ消防機関に緊急通報することができる。従って、消防機関宛て緊急通報時に火災が検出された場所の住所を確実に伝えることができる。
本発明の実施の形態1に係る地域防災情報システム1を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る地域防災情報システム1を示す模式図である。 本発明の実施の形態1におけるサーバー14を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるユーザーテーブルを示す図である。 本発明の実施の形態1における端末情報テーブルを示す図である。 本発明の実施の形態1におけるメッセージテーブルを示す図である。
実施の形態1.
以下、本発明に係る地域防災情報システム1の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る地域防災情報システム1を示す模式図である。この図1に基づいて、地域防災情報システム1について説明する。図1に示すように、地域防災情報システム1は、所定の地域Rに設けられた中継機10を備えており、所定の地域Rには、複数の住戸2が建っている。また、所定の地域Rには、中継機10から送信される信号を取得する親機11が設けられた管理部2aが設置されている。管理部2aには、親機11のほかにゲートウェイ12が設けられている。また、地域防災情報システム1は、サーバー14を備えている(図2参照)。
図2は、本発明の実施の形態1に係る地域防災情報システム1を示す模式図である。図2に示すように、各住戸2には、住宅用火災警報器3と、移報アダプタ5と、屋外警報装置6と、リモートコントローラ4とが設けられている。このように、地域防災情報システム1は、住宅用火災警報器3と、移報アダプタ5と、屋外警報装置6と、リモートコントローラ4と、中継機10と、親機11と、ゲートウェイ12と、サーバー14とを備えている。なお、各住戸2の住人は、例えば持ち運び可能な情報端末15及び固定電話16等を所有しており、固定電話16は各住戸に設置されている。
住宅用火災警報器(警報器)3は、火災現象の一例としての煙または熱を感知(検出)すると警報音を発するものであり、住戸2の天井等に1つ以上設置される。また、住宅用火災警報器3は、火災警報信号を送受信する送受信部(図示せず)を有し、煙を感知すると無線により火災警報信号を送信する。同一住戸2内に設置されている住宅用火災警報器3の全ては、いずれかの住宅用火災警報器3から送信された火災警報信号を受信すると警報音を発する。なお、住宅用火災警報器3は、火災検出した状態が所定時間連続して経過した場合に火災確定信号を送信するようにしてもよい。この場合、火災確定信号は火災警報信号と同様に後述する移報アダプタ5および屋外警報装置6を経由して中継機10に送信される。
移報アダプタ5は住戸2内に1つ以上設置され、住宅用火災警報器3から送信された火災警報信号等を受信すると屋外警報装置6に火災警報信号等を移報する。移報アダプタ5と屋外警報装置6は無線により送受信してもよいし、有線により接続されていてもよい。また、移報アダプタ5は、後述する屋外警報装置6に内蔵され、一体となっていてもよい。この場合、屋外にある屋外警報装置6が住宅用火災警報器3から送信された火災警報信号等を無線により受信する。
屋外警報装置6(警報装置)は、住戸2の屋外に設けられ、火災確認ボタン(図示せず)、誤報確認ボタン(図示せず)、自身が設置された住戸2のIDを記憶する記憶部(図示せず)、無線信号を送信する送信部(図示せず)を備え、移報アダプタ5からの火災警報信号を受信すると、自身のIDと共に火災警報信号を無線送信する。火災確認ボタンは、操作されたときに火災が事実であることを確定するものであり、火災確認ボタンが押下されると、屋外警報装置6は、自身のIDと共に火災確定信号を中継機10に送信するものである。
なお、屋外警報装置6は、住宅用火災警報器3から送信された火災警報信号を受信した後、所定の時間火災確定操作もされず、また後述する誤報確定操作もされなかった場合、自発的に火災確定信号を中継機10に送信するように構成されてもよい。また、誤報確認ボタンは、操作されたときに火災警報が誤報であることを確定するものである。誤報が確定すると、屋外警報装置6は、誤報確定信号を中継機10に送信する。なお、IDを記憶する記憶部は、移報アダプタ5に備えられ、火災警報信号と共に移報アダプタ5から屋外警報装置6に送信されるようにしてもよい。
リモートコントローラ4は、住戸2の居住者が所有して、または、住戸2内の任意の場所に固定して、火災又は非常状態等が発生した場合、居住者が自ら操作するものである。非常状態とは、例えば、居住者が体調不良となった状態等をいう。リモートコントローラ4は、火災ボタン4aと非常ボタン4bとを有しており、また、無線信号を送信する送信部(図示せず)を備えている。リモートコントローラ4は、火災が発生した場合には、火災ボタン4aが操作され、非常状態が発生した場合には、非常ボタン4bが操作される。火災ボタン4aは、操作されたときに火災が事実であることを確定するものであり、火災ボタン4aが例えば3秒押下され続けると、リモートコントローラ4は、火災確定信号を送信部から中継機10に送信するものである。そして、リモートコントローラ4に設けられた火災報知部(図示せず)が、火災を報知する。火災報知部は、例えばブザーとLEDとからなり、火災ボタン4aが操作されると、ブザーが鳴動し且つLEDが点滅する。
また、非常ボタン4bは、操作されたときに非常状態であることを確定するものであり、非常ボタン4bが押下されると、リモートコントローラ4は、非常警報信号を送信部から中継機10に送信するものである。そして、リモートコントローラ4に設けられた非常報知部(図示せず)が、非常を報知する。非常報知部は、例えばブザーとLEDとからなり、非常ボタン4bが操作されると、ブザーが鳴動し且つLEDが点灯する。更に、火災報知部の報知又は非常報知部の報知が行われているときに、火災ボタン4aと非常ボタン4bとが同時に押下されると、火災報知部の報知又は非常報知部の報知が復旧される。なお、リモートコントローラ4は、自身のIDを記憶する記憶部(図示せず)を備え、送信部から火災確定信号、非常警報信号等の信号を送信する際には、自身のIDと共に送信することで、送信者(リモートコントローラ4の所有者)を特定することができる。また、リモートコントローラ4から信号を送信する場合、近くにある屋外警報装置6を経由してもよい。このとき、リモートコントローラ4のIDを送信してもよいし、屋外警報装置6のIDを送信してもよい。前者の場合は、リモートコントローラ4の所有者(使用者)を特定できるし、後者の場合は、リモートコントローラ4が押された場所を特定できる。もちろん、リモートコントローラ4及び屋外警報装置6は、リモートコントローラ4のIDと屋外警報装置6のIDとの両方を送信してもよい。
火災警報信号、火災確定信号及び非常警報信号等の信号は、中継機10、親機11、ゲートウェイ12、通信回線13を経由してサーバー14に送信される。サーバー14は、親機11から取得した通信情報を解析し、通信情報に含まれる信号と識別IDと記憶情報とに基づいて、電子メールを生成する。そして、サーバー14は、後述する端末用サーバー14aに住宅用火災警報器3が作動したことを知らせる相手である一次通報先の住人の情報端末15に電子メール(火災警報信号)を送信させる。その後、電子メール(火災警報信号)を受信した情報端末15を持つ住人により火災が確認され、火災確認ボタンが操作されるとサーバー14に火災確定信号が送信され、サーバー14は、端末用サーバー14aに同一地域Rの全住人に電子メール(火災確定信号)を送信させる。
中継機10は、所定の地域R内に設けられ、屋外警報装置6から送信される住宅用火災警報器3からの火災警報信号を受信して管理部2aの親機11に送信するものである。また、中継機10は、屋外警報装置6から送信された火災確定信号を受信し、親機11に送信する。更に、中継機10は、リモートコントローラ4から送信された火災確定信号を受信し、親機11に送信する。更にまた、中継機10は、リモートコントローラ4から送信された非常警報信号を受信し、親機11に送信する。中継機10は、例えば地域R内における屋外の支柱等の上部に設置される。なお、屋外警報装置6及びリモートコントローラ4が親機11と送受信可能な距離にある場合、中継機10を経由せずに信号の授受を行うようにしてもよい。
親機11は、地域R内において、通信回線13への接続環境が整っている管理部2aに設けられており、中継機10からの火災警報信号、火災確定信号及び非常警報信号を受信するものである。親機11は、ゲートウェイ12を介して通信回線13に接続される。また、親機11は、移報接点11aを有している。移報接点11aは、閉じられることによって信号を移報する端子であり、移報接点11aが閉じる動作条件はソフトウエアの変更により適宜変更可能である。本実施の形態1において、移報接点11aが閉じる動作条件は、親機11が中継機10から火災確定信号又は非常警報信号を受信することである。
音声装置17は、親機11の移報接点11aに接続されており、例えば管理部2aの軒下に設置されている。なお、音声装置17は、有線又は無線で親機11に接続されている。音声装置17は、1つの地域Rに1台以上設けられている。音声装置17は、親機11の移報接点11aが閉じたときに警報を鳴動するものであり、例えば音圧が距離1mで110dBの電子式サイレンである。なお、音声装置17は、親機11から送信される信号によって自動で音声を鳴動するものであるが、手動で音声を鳴動することも可能である。
ゲートウェイ12は、親機11が取得した火災警報信号、火災確定信号及び非常警報信号において、プロトコル変換を行い、通信回線13を経由してサーバー14に火災警報信号、火災確定信号及び非常警報信号を送信する。なお、ゲートウェイ12は、親機11に内蔵され、一体となっていてもよい。
サーバー14は、端末用サーバー14aと固定電話用サーバー14bとを有している。また、サーバー14は後述する記憶手段25を有し、ユーザーテーブル、端末情報テーブル等の複数のテーブルを記憶している。サーバー14は、火災警報信号、火災確定信号、誤報確定信号及び非常警報信号を受信すると、後述するメッセージテーブルから各信号に対応して記憶している文章に、所定の地域Rに関する情報に基づいて当該信号の発報元情報(名前等)を追記して、電子メールおよび音声メッセージの文章を作成し、記憶している送信先のあて先と共に端末用サーバー14a及び固定電話用サーバー14bに送信し、それぞれにメール送信指示、電話発信指示を出す。端末用サーバー14aは、サーバー14からのメール送信指示に基づいて、所定の地域R内の対象となる住人が所持する情報端末15に電子メールを送信するものである。ここで、情報端末15は、例えば携帯電話又はスマートフォン等であり、電子メールを受信する機能を有するものである。なお、端末用サーバー14aは、クラウドサーバーとしてもよい。また、火災確定信号は、火災入力アダプタ(図示せず)により自動火災報知設備(消防法により設置)から地域防災情報システム1に送信される信号を含む。
固定電話用サーバー14bは、サーバー14からの電話発信指示に基づいて、ネットワークを介して、住戸2に設置された固定電話16に電話を掛けてサーバー14から送信されたメッセージを読み上げる。具体的には、固定電話用サーバー14bは、サーバー14にネットワーク等を介して接続されており、サーバー14から送信されたメッセージの文章を音声合成機によって音声メッセージに変換する。そして、固定電話用サーバー14bは、サーバー14から指定された所定の住戸2に設置された固定電話16に電話を掛ける。固定電話用サーバー14bは、住人が電話に出ると、変換された音声メッセージを再生する。なお、通信回線13とネットワークとは、同じネットワークでもよいし、別のネットワークでもよい。
なお、端末用サーバー14aと固定電話用サーバー14bはサーバー14と一体としてもよい。また、端末用サーバー14aと固定電話用サーバー14bはサーバー14と別の場所にあってもよく、その場合、サーバー14と端末用サーバー14a、固定電話用サーバー14bは、通信回線13を介して接続されていてもよいし、異なるネットワークを介して接続されていてもよい。
なお、固定電話用サーバー14bは、火災確定信号を受信したときのみ、固定電話に電話を掛けてメッセージを読み上げてもよい。また、固定電話用サーバー14bは、非常警報信号を受信したときのみ、固定電話に電話を掛けてメッセージを読み上げてもよい。これにより、仮に火災警報信号が誤報であった場合に、住人に余計な不安感を与えずに済む。この設定は、例えば後述するメッセージテーブルにて行うことができる。
また、サーバー14は、火災警報信号を受信したとき、固定電話用サーバー14bに住宅用火災警報器3が作動した住戸2に極めて近い住戸2の固定電話にのみ電話を掛けてメッセージを読み上げるように指示してもよい。これにより、共助ではなく避難誘導が主目的とされる住人に対し、避難誘導を促進することができる。なお、共助ではなく避難誘導が主目的とされる住人とは、例えば情報端末15を所持していない住人であり、例えば高齢者である。また、サーバー14は、固定電話用サーバー14bに対し、火災確定信号又は非常警報信号を受信したときに電話を掛ける住戸2の範囲を、火災警報信号を受信したときに電話を掛ける住戸2の範囲より広げてもよい。これにより、火災が確定した場合又は非常状態が確定した場合に、広範囲の住人に知らせることができる。
なお、サーバー14は、火災警報信号を受信してから、所定時間火災確定信号又は誤報確定信号を受信しなかった場合、火災確定と判断するようにしてもよい。そうすることで、火災時に何らかの理由で火災確定操作が行われなかった場合でも、火災として対処することができる。
図3は、本発明の実施の形態1におけるサーバー14を示すブロック図である。図3に示すように、サーバー14は、記憶手段25と、第1の読出手段21と、第2の読出手段22と、メッセージ作成手段23と、送信手段24とを有している。記憶手段25は、複数のテーブルを記憶するものであり、例えばユーザーテーブル、端末情報テーブル及びメッセージテーブルを記憶している。ここで、図4〜図6を用いて、記憶手段25が記憶する各テーブルについて説明する。
図4は、本発明の実施の形態1におけるユーザーテーブルを示す図である。図4に示すように、ユーザーテーブルは、屋外警報装置6又はリモートコントローラ4が設置された設置ユーザーの氏名又は名称、設置ユーザーのメールアドレス、設置ユーザーの電話番号、設置ユーザーの住戸2の住所、設置ユーザーの住戸2の緯度及び経度が対応付けされたものである。サーバー14は、ユーザーテーブルを参照することによって、設置ユーザーに基づいて、メールアドレス、電話番号及び住所等を読み出すことができる。
図5は、本発明の実施の形態1における端末情報テーブルを示す図である。図5に示すように、端末情報テーブルは、ID(端末番号)、端末種別及び設置ユーザーが対応付けされたものである。IDは、例えば4桁の数字である。端末種別は、例えば屋外警報装置6又はリモートコントローラ4である。サーバー14は、端末情報テーブルを参照することによって、IDに基づいて、設置ユーザーを読み出すことができる。
図6は、本発明の実施の形態1におけるメッセージテーブルを示す図である。図6に示すように、メッセージテーブルは、信号の種類(警報信号)、通報半径、題名、電子メール用メッセージ及び音声用メッセージが対応づけされたものである。警報信号は、例えば警報器(住宅用火災警報器3)作動又は火災確定である。警報器作動時の信号は、火災警報信号である。火災確定時の信号は、火災確定信号である。
通報半径は、警報信号が送信された場所(発報元)からの距離であり、ユーザーテーブルに記憶された緯度、経度を基準として算出される。一次通報(火災警報信号)であれば、例えば通報半径7m及び10mを境に、電子メール用メッセージ及び音声用メッセージが変更される。即ち、通報半径7m以内にある住戸2の設置ユーザーの場合、火災警報信号の発報元から近いため、現地に急行し易い。このため、即時火災の有無の確認を促す電子メール用メッセージが送信される。また、通報半径が7mを超え10m以内にある住戸2の設置ユーザーの場合、火災警報信号の発報元から少し離れているため、可能であれば火災の有無の確認をすることを促す電子メール用メッセージが設定される。
また、本実施の形態1では、通報半径7m以内にある住戸2の設置ユーザーには、即時火災の有無の確認を促す音声メッセージが設定されている。一方、通報半径が7mを超え10m以内にある住戸2の設置ユーザーには音声メッセージは設定されておらず、固定電話16への通知はされない。なお、リモートコントローラ4による火災通報の場合、最初の信号が火災確定信号であり、後述する(図6の)二次通報に相当するため、上述した(図6の)一次通報の動作は住宅用火災警報器3による火災検出の場合の動作である。また、一次通報における電子メール用メッセージには、火災が事実であることを確定する確定用リンク(火災確定操作URL)が含まれており、電子メールを受信した住人が確定用リンクをクリックすることによって、火災が確定する。
二次通報(火災確定信号)であれば、通報半径は、例えば通報半径70m及び250mを境に、電子メール用メッセージ及び音声用メッセージが変更される。即ち、通報半径70m以内にある住戸2の設置ユーザーの場合、火災確定信号の発報元から近いため、安全確保且つ消火活動を促す電子メール用メッセージが設定される。また、この電子メール用メッセージには、消防機関宛て緊急通報を促す内容が記載されている。消防機関宛て緊急通報としては、例えば119番通報等が挙げられる。この電子メール用メッセージは、火災の発生場所として、発生町名だけではなく発生番地まで記載される。これにより、電子メールを受信した住人が、消防機関に緊急通報を行う際、電子メールに記載された発生町名及び番地をそのまま伝えるだけで、通報先の消防機関に詳細な発生場所を認識させることができる。このように、消防機関宛て緊急通報を促す内容が記載されたメッセージでは、発生場所として、発生町名及び番地が記載されている。
また、通報半径が70mを超え250m以内の場合、火災確定信号の発報元から少し離れているため、安全確保を促し可能であれば消火活動に参加することを促す電子メール用メッセージが設定される。一方で、通報半径が70mを超え250m以内の場合、音声用メッセージは、避難を促すメッセージが設定されている。ここでは、先述した固定電話16でのメッセージ通知の対象を高齢者等とした場合の一例としたためである。また、本実施の形態1では、二次通報は通報半径250m以内の住戸2の住人に対して送信される設定となっているが、地域内の全ての住戸2に送信される設定としてもよく、この場合、通報半径は全ての住戸2を包含する値としてもよいし、別途二次通報先は全ての住戸2とする設定を行ってもよい。この場合でも、上述したように発報元に近い住戸2を通報半径によって特定し、近隣の住戸2向けのメッセージを送信するようにしてもよい。本実施の形態1では、警報器作動時において、音声用メッセージが通報半径毎に変更されない場合について例示しているが、電子メール用メッセージの内容に準じた内容の音声用メッセージが通報半径毎に設定されてもよい。
なお、本実施の形態1では、消防機関宛て緊急通報を促すメッセージが、二次通報(火災確定)時において通報半径70m以内にある住戸2に対し送信される場合について例示しているが、消防機関宛て緊急通報を促すメッセージは、一次通報(火災警報信号)において設定されてもよいし、いずれの通報半径において設定されてもよい。
なお、サーバー14は、Web上の地図にアクセスして、ユーザーテーブルに登録された緯度及び経度に基づいて、警報発生場所(発報元)を特定する。更に、サーバー14は、警報発生場所を中心とした通報半径の範囲を示す仮想の円を地図上に描き、円の内側の住戸2を、ユーザーテーブルに登録された緯度及び経度から選出する。
次に、図3を用いて、第1の読出手段21、第2の読出手段22、メッセージ作成手段23及び送信手段24について説明する。図3に示すように、第1の読出手段21は、親機11から送信された火災警報信号、火災確定信号又は非常警報信号及びIDを受信したとき、端末情報テーブルからIDに対応する設置ユーザーの名称を読み出すものである。これにより、発報元の設置ユーザーが特定される。即ち、住宅用火災警報器3の作動及びリモートコントローラ4の操作のいずれにおいても、屋外警報装置6またはリモートコントローラ4のID(リモートコントローラ4を住戸内に固定していた場合)が付加されることによって、屋外警報装置6またはリモートコントローラ4が設置された場所を、異常事態が発生した場所として特定することができる。
第2の読出手段22は、ユーザーテーブルから第1の読出手段21によって読み出された設置ユーザーに対応する住所を読み出すものである。これにより、発報元の住所が特定される。
メッセージ作成手段23は、図6のメッセージテーブルを用いて、親機11から送信された各種警報信号に対応して送信すべき各メッセージを読み出す。例えばメッセージテーブルから通報半径に応じたメッセージ等を読み出し、メッセージに第2の読出手段22によって読み出された住所を付加するものである。また、メッセージ作成手段23は、メッセージに[発報者]として設置ユーザーの名称を付加する。なお、メッセージ作成手段23は、例えばサーバー14上で設定されている時刻に基づいて、メッセージに発生時刻を付加する。これにより、例えば二次通報において通報半径70m以内の住人に対するメッセージは、「[発報者]さん方で、[発生時刻]頃、火災が発生しました。お近くの方はご自身や身の回りの安全を確認した後、近隣に声かけをしながら消火器を持ち込み消火活動をしてください。また、119番通報をしてください。場所:[発生場所]([発生町名及び番地])[発生場所URL]」となる。(情報端末15でこれらのURLを選択すると発生場所の地図や操作画面が情報端末15の画面に表示される。)ここで、[発生場所]とは、ユーザーテーブルに記載された住所である。なお、本実施の形態1において、住所とは、発生場所URL等の地図情報を包含する概念とする。このように、作成されたメッセージは、消防機関宛て緊急通報を促すと共に火災発生場所の住所が記載されたものとなる。
送信手段24は、各メッセージに対応して、当該各メッセージを送信する設置ユーザーのメールアドレス、電話にて通報する固定電話16の電話番号を読み出し、メッセージ作成手段23によって作成されたその設置ユーザー宛に送信するメッセージを端末用サーバー14aを介して当該メールアドレス宛で送信し、また、固定電話用サーバー14bを介して固定電話16に電話をかけて読み上げる。即ち、送信手段24は、上述したようにユーザーテーブルから通報半径内の設置ユーザーのメールアドレスを読み出し、メッセージ作成手段23によって作成されたメッセージを、端末用サーバー14aを介してメールアドレス宛で送信する。また、送信手段24は、ユーザーテーブルから通報半径内の設置ユーザーの電話番号を読み出し、メッセージ作成手段23によって作成されたその設置ユーザー宛に送信するメッセージを、固定電話用サーバー14bを介して固定電話16先に読み上げる。
本実施の形態1によれば、警報信号に応じて作成されるメッセージに消防機関宛て緊急通報を促すと共に住所が記載され、送信される。このため、メッセージを受信した住人は、火災発生時のような緊迫した状況で動揺した場合であっても、忘れずに消防機関に緊急通報することができ、その際、メッセージに記載された住所を確認しつつ消防機関に緊急通報することができる。従って、消防機関宛て緊急通報時に火災が検出された場所の住所を確実に伝えることができる。このように、本実施の形態1は、火災発生時のような緊迫した状況で動揺した場合であっても、消防機関宛て緊急通報時に、火災発生場所を正確に伝えることができる。
また、本実施の形態1では、電子メールの送付先を、通報半径で区切ることができる。このため、火災を確認し易い比較的近隣の住人に、消防機関宛て緊急通報を依頼することが容易になる。また、逆に火災発生場所から少し離れた住戸2の住人に消防機関宛て緊急通報を依頼するようにしてもよい。火災発生現場は緊迫しており、対応する事項も多いため、少し離れた住人に消防機関宛て緊急通報を依頼することにより、確実に通報がされる。このときにも、火災発生場所の住所が表示されるので、火災発生場所から離れた住戸2の住人でも正確に住所を伝えることができる。また、確定用リンクが操作された情報端末15のメールアドレス宛で、メッセージ作成手段23によって作成された消防機関宛て緊急通報を促すと共に住所が記載されたメッセージが送信されてもよい。これにより、実際に火災を確認した住人本人が、消防機関宛て緊急通報を行うことができる。
1 地域防災情報システム、2 住戸、2a 管理部、3 住宅用火災警報器、4 リモートコントローラ、4a 火災ボタン、4b 非常ボタン、5 移報アダプタ、6 屋外警報装置、10 中継機、11 親機、11a 移報接点、12 ゲートウェイ、13 通信回線、14 サーバー、14a 端末用サーバー、14b 固定電話用サーバー、15 情報端末、16 固定電話、17 音声装置、21 第1の読出手段、22 第2の読出手段、23 メッセージ作成手段、24 送信手段、25 記憶手段、R 地域。

Claims (3)

  1. 所定の地域内の住戸に設けられ、火災を検出して火災警報信号を送信する警報器と、
    前記住戸に設けられ、前記警報器から送信された前記火災警報信号を受信して、前記火災警報信号と共に自身のIDを送信し、また火災が事実であることを確定する火災確認ボタンを有し、前記火災確認ボタンが押下されたとき、火災確定信号と共に自身のIDを送信する警報装置と、
    前記警報装置と通信回線を介して接続されるサーバーと、を備え、
    前記サーバーは、
    前記警報装置のID及び前記警報装置が設置された住戸の設置ユーザーの名称が対応付けされた端末情報テーブルと、前記設置ユーザーの名称、前記設置ユーザーのメールアドレス及び前記設置ユーザーの住所が対応づけされたユーザーテーブルと、信号の種類及び消防機関宛て緊急通報を促すメッセージが対応づけされたメッセージテーブルと、を記憶する記憶手段と、
    前記警報装置から送信された前記火災警報信号又は前記火災確定信号及びIDを受信したとき、前記端末情報テーブルからIDに対応する設置ユーザーの名称を読み出す第1の読出手段と、
    前記ユーザーテーブルから前記第1の読出手段によって読み出された設置ユーザーに対応する住所を読み出す第2の読出手段と、
    前記メッセージテーブルから信号の種類に応じたメッセージを読み出し、前記メッセージに前記第2の読出手段によって読み出された住所を付加するメッセージ作成手段と、
    前記ユーザーテーブルから所定の前記メールアドレスを読み出し、前記メッセージ作成手段によって作成された消防機関宛て緊急通報を促すと共に住所が記載されたメッセージを、ネットワークを介して前記メールアドレス宛で送信する送信手段と、を有し、
    前記メッセージテーブルは、
    火災が事実であることを確定する確定用リンクを含むメッセージを記憶するものであり、
    前記送信手段は、
    前記確定用リンクが操作された情報端末のメールアドレス宛で、前記メッセージ作成手段によって作成された消防機関宛て緊急通報を促すと共に住所が記載されたメッセージを送信するものである
    ことを特徴とする地域防災情報システム。
  2. 前記送信手段は、
    火災の発生場所から所定の距離離れた住戸の設置ユーザーのメールアドレス宛で、消防機関宛て緊急通報を促すメッセージを送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の地域防災情報システム。
  3. 前記メッセージテーブルは、
    通報半径及びメッセージが対応づけされたものであり、
    前記送信手段は、
    前記ユーザーテーブルから前記通報半径内の設置ユーザーの前記メールアドレスを読み出し、前記メッセージ作成手段によって作成された消防機関宛て緊急通報を促すと共に住所が記載されたメッセージを、ネットワークを介して前記メールアドレス宛で送信するものである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の地域防災情報システム。
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