JP6868893B2 - ラベル発行装置 - Google Patents

ラベル発行装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6868893B2
JP6868893B2 JP2017025085A JP2017025085A JP6868893B2 JP 6868893 B2 JP6868893 B2 JP 6868893B2 JP 2017025085 A JP2017025085 A JP 2017025085A JP 2017025085 A JP2017025085 A JP 2017025085A JP 6868893 B2 JP6868893 B2 JP 6868893B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product information
product
voice
item
extraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017025085A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018130860A (ja
Inventor
内田 英樹
英樹 内田
昌也 益子
昌也 益子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teraoka Seiko Co Ltd filed Critical Teraoka Seiko Co Ltd
Priority to JP2017025085A priority Critical patent/JP6868893B2/ja
Publication of JP2018130860A publication Critical patent/JP2018130860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6868893B2 publication Critical patent/JP6868893B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ラベル発行装置に関する。
食品工場やスーパーマーケットのバックヤードなどでは、商品に付されるラベルを発行するラベル発行装置(ラベルプリンタ、包装機など)が使用される(例えば、特許文献1参照)。一般に、ラベル発行業務において、各商品は、呼出用の情報(商品コード)と共に管理(PLU等)されている。従って、例えば生産指示書に呼出用の情報(数字やバーコードによる商品コード)が印刷されているような場合には、ラベル発行業務を行う担当者は、生産指示書を参照し、余り工数をかけることなく、ラベル発行装置において所望の商品(ラベルを発行しようとする商品)の商品情報を呼び出している。
特開2015‐30207号公報
しかしながら、所望の商品の呼出用の情報を直ちに確認できない場合(生産指示書にない商品のラベルを発行する場合や、ラベルを再発行する場合等)には、所望の商品の商品情報の呼び出しに多くの工数がかかってしまうという問題が生じる場合がある。例えば、商品コードによる商品情報の呼出しではなく、文字入力と文字列検索によって商品情報の呼出しを行うことになるが、商品点数が多い場合には文字検索で所望の商品に辿り着くのも容易ではなく、特に商品知識が少ない担当者などでは全く作業にならないというような現場もある。
また、衛生管理が重要な現場では、例えば、画面上の指定や選択等のタッチも含め、機器等への接触の頻度はなるべく少ない方が好ましく、有効な対策が望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、作業効率を向上させるとともに衛生管理を強化することができる技術を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様であるラベル発行装置は、商品情報を抽出する際に、音声による商品抽出方法を指定する抽出方法指定手段と、前記抽出方法指定手段により指定された前記商品抽出方法により商品情報を抽出する商品情報抽出手段と、前記商品情報抽出手段により抽出された商品情報のなかから商品情報の絞り込み行う商品情報絞込手段と、前記商品情報絞込手段による商品情報を絞り込む段階で、前記商品抽出方法を音声に基づいて切り替え可能な商品抽出方法切替手段とを備える。
上記構成によれば、作業効率を向上させるとともに衛生管理を強化することができる。
上記ラベル発行装置において、前記商品情報絞込手段により1つの商品情報に絞りこまれた場合、当該商品情報に含まれる所定項目について、追加、訂正又は削除の処理を音声により実行可能な修正手段を備えるようにしてもよい。
上記構成によれば、作業効率をより向上させるとともに衛生管理をより強化することができる。
上記ラベル発行装置において、前記商品情報絞込手段により1つの商品情報に絞り込まれた場合、当該商品情報に含まれる所定項目について、正否の判定を音声により実行可能な正否判定手段を備えるようにしてもよい。
上記構成によれば、作業効率をより向上させるとともに衛生管理をより強化することができる。
上記ラベル発行装置において、前記所定項目は、商品名、産地名、特売、単価、重量、売価、原材料、添加物、栄養成分、アレルギーに関する項目のうち少なくとも1つを含むものであってもよい。
上記構成によれば、重要な項目について正否判定を行うことができる。
上記ラベル発行装置において、前記正否判定手段は、音声認識結果が1つの前記所定項目の名称を示している場合に当該所定項目について正しいと判定する第1正否判定手段と、音声認識結果が1つの前記所定項目の名称と情報の組み合わせを示している場合に当該所定項目について正しいと判定する第2正否判定手段とを有するようにしてもよい。
上記構成によれば、好適に判定を行うことができる。
上記構成によれば、作業効率を向上させるとともに衛生管理を強化することができる。
以上のように、作業効率を向上させるとともに衛生管理を強化することができる。
ラベルプリンタ1の斜視図である。 ラベルプリンタ1の構成の一例を示すブロック図である。 ラベルプリンタ1が記憶する各種情報の一例を示す図である。 ラベルプリンタ1が記憶する各種情報の一例を示す図である。 ラベルプリンタ1が記憶する各種情報の一例を示す図である。 ラベルプリンタ1の動作の一例を示すフローチャートである。 ラベルプリンタ1の動作の一例を示すフローチャートである。 ラベルプリンタ1における表示例を示す図である。 ラベルプリンタ1の動作の一例を示すフローチャートである。 ラベルプリンタ1の動作の一例を示すフローチャートである。 ラベルプリンタ1における表示例を示す図である。 ラベルプリンタ1における表示例を示す図である。 ラベルプリンタ1の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態にかかるラベルプリンタ(ラベル発行装置、ラベル印刷装置とも称する)1の斜視図である。このラベルプリンタ1は、例えば販売店のバックヤードに設置され、各種商品又は商品容器に貼付するラベルを発行する装置であり、基台部10の上面に、操作表示部13と、キー操作部15とを設置し、また基台部10の前面に一対のラベル発行口17、19を設置し、さらに商品計量用のはかり部30をケーブル(無線でも良い)で接続して構成されている。
図2はラベルプリンタ1の構成を示すブロック図である。ラベルプリンタ1は、制御部20と、はかり部30と、印字部40と、操作部50と、マイク60とを備えている。はかり部30はロードセル31を備え、商品の重量を計量する。印字部40は第1、第2印字機構部41、43を有している。第1、第2印字機構部41、43は、何れもラベルの印字を行い、印字したラベルをラベル発行口17、19(図1参照)から排出する。操作部50はキー操作部15と、操作表示部13(13a、13b)とを備える。キー操作部15はテンキーと印字キーとを備える。テンキーは数字の入力を受け付ける。印字キーは印字指示の入力を受け付ける。操作表示部13は液晶表示器13aにタッチパネル13bが積層された構造となっており、同一面で表示と入力とができるようになっている。液晶表示器13aは表示を行う。タッチパネル13bは担当者(店員等の作業者)の指が触れると、触れた位置を検出し、検出した位置に応じた入力を受け付ける。マイク60は、担当者の音声を受け付ける。なお、担当者は、音声によってラベルプリンタ1を動作させることが可能である。換言すれば、ラベルプリンタ1は、担当者の音声を入力及び認識し、認識結果に応じた処理を実行可能である。
制御部20は、CPU21と、ロードセル制御部22と、印字制御部23と、操作制御部24と、表示制御部25と、ROM26と、RAM27と、音声制御部28を備えている。CPU21はバスを介して制御部20が備える各部と相互に接続されている。
CPU21は、ROM26が記憶するプログラム(音声認識用プログラムを含む)とRAM27が記憶する各種情報を読み出し、読み出したプログラムと各種情報とに基づいて各部の制御を行う。またCPU21は、必要な情報をRAM27に記憶させる。ロードセル制御部22は、はかり部30が備えるロードセル31の制御をおこなう。印字制御部23は印字部40の制御を行う。操作制御部24は、キー操作部15と、タッチパネル13bの制御を行う。タッチパネル13bは、例えば、液晶表示器13aに表示されたプレビュー画像(印字イメージ)をタッチすることで、プレビュー画像中のタッチした位置に応じた商品情報(例えば「消費期限」等)を指定可能である。表示制御部25は、液晶表示器13aの制御を行う。例えば、表示制御部25は、RAM27に記憶されている商品情報やフォーマット情報等に基づいてプレビュー画像を生成し、液晶表示器13aに表示させる。音声制御部28は、音声情報をCPUに供給する。RAM27は、CPU21が用いる情報を記憶する一時記憶領域である。またRAM27は、各種ファイル等を記憶する。ROM26はプログラム等を記憶する。
図3〜図5は、ラベルプリンタ1が記憶する各種情報の一例を示す図である。図3(A)は、ラベルプリンタ1がRAM27に記憶する商品マスタファイルの一例を示す図である。図3(A)に示した商品マスタファイルには、商品情報として、品番(商品番号)に対応付けて、品名(商品名)、産地(生産地)、単価、重量等の各種情報が記憶(登録)されている。なお、消費期限は、「基準日(例えば加工日やラベル発行日)+7日」等のように数式にて定義されていてもよい。また、図3(A)の商品情報は一例であって、商品マスタファイルには、例えば特売価格(特売、特価)等が記憶されていてもよい。
図3(B)は、ラベルプリンタ1がRAM27に記憶する抽出結果ファイルの一例を示す図である。抽出結果ファイルは、商品マスタファイルから抽出した商品の商品情報を記憶するためのファイルである。図3(B)に示した抽出結果ファイルには、品番「0013」の商品の商品情報、品番「00022」の商品の商品情報、品番「00451」の商品の商品情報が記憶されている。
図4及び図5に示した各ファイルは、音声認識に関する設定ファイルである。音声認識に関する設定ファイルの設定(初期登録、更新等)は、適宜、責任者が行ってもよい。
図4(A)は、ラベルプリンタ1がRAM27に記憶するコマンド認識用設定ファイルの一例を示す図である。コマンド認識用設定ファイルは、ラベルプリンタ1が自身(当該ラベルプリンタ1)に対するコマンド(命令)を音声認識する際に参照するファイルである。コマンド認識用設定ファイルには、夫々のコマンドに対応付けて、1以上の文字列(音声認識結果と比較される文字列)が記憶(設定)されている。ラベルプリンタ1は、担当者の音声を認識した音声認識結果が、コマンド認識用設定ファイルにおける、あるコマンドに対応する文字列1、文字列2、文字列3、…のいずれかと一致した場合、当該コマンドの入力を認識する(当該コマンドが入力された判断する)。従って、図4(A)に示したコマンド認識用設定ファイルによれば、ラベルプリンタ1は、音声認識結果が、例えば、コマンド「品名抽出」に対応する文字列1「ひんめい」又は文字列2「ひんめー」のいずれかと一致すると判断した場合、当該コマンド「品名抽出」の入力を認識する。
図4(B)は、ラベルプリンタ1がRAM27に記憶するサブコマンド(ソート)認識用設定ファイルの一例を示す図である。サブコマンド(ソート)認識用設定ファイルは、ラベルプリンタ1が、コマンド「ソート」に続いて受け付けるコマンド「ソート」のサブコマンド(命令)を音声認識する際に参照するファイルである。サブコマンド(ソート)認識用設定ファイルには、コマンド「ソート」用の夫々のサブコマンドに対応付けて、1以上の文字列(音声認識結果と比較される文字列)が記憶されている。ラベルプリンタ1は、担当者の音声を認識した音声認識結果が、サブコマンド(ソート)認識用設定ファイルにおける、あるサブコマンドに対応する文字列1、文字列2、文字列3、…のいずれかと一致した場合、当該サブコマンドの入力を認識する。従って、図4(B)に示したサブコマンド(ソート)認識用設定ファイルによれば、ラベルプリンタ1は、音声認識結果が、例えば、サブコマンド「品番降順」に対応する文字列1「こうじゅん」又は文字列2「ひんばんこうじゅん」のいずれかと一致すると判断した場合、当該サブコマンド「品番降順」の入力を認識する。なお、コマンド「ソート」のサブコマンド「戻す」は、元の状態(例えば、品番昇順)に戻すサブコマンドである。
図4(C)は、ラベルプリンタ1がRAM27に記憶するサブコマンド(ページ)認識用設定ファイルの一例を示す図である。サブコマンド(ページ)認識用設定ファイルは、ラベルプリンタ1が、コマンド「ページ」に続いて受け付けるコマンド「ページ」のサブコマンド(命令)を音声認識する際に参照するファイルである。サブコマンド(ページ)認識用設定ファイルには、コマンド「ページ」用の夫々のサブコマンドに対応付けて、1以上の文字列(音声認識結果と比較される文字列)が記憶されている。ラベルプリンタ1は、担当者の音声を認識した音声認識結果が、サブコマンド(ページ)認識用設定ファイルにおける、あるサブコマンドに対応する文字列1、文字列2、文字列3、…のいずれかと一致した場合、当該サブコマンドの入力を認識する。従って、図4(C)に示したサブコマンド(ページ)認識用設定ファイルによれば、ラベルプリンタ1は、音声認識結果が、例えば、サブコマンド「次ページ」に対応する文字列1「つぎ」又は文字列2「じぺーじ」又は文字列3「じぺいじ」等のいずれかと一致すると判断した場合、当該サブコマンド「次ページ」の入力を認識する。なお、コマンド「ページ」のサブコマンド「戻す」は、元の状態(例えば、1ページ目)に戻すサブコマンドである。
図4(D)は、ラベルプリンタ1がRAM27に記憶するサブコマンド(拡大)認識用設定ファイルの一例を示す図である。サブコマンド(拡大)認識用設定ファイルは、ラベルプリンタ1が、コマンド「拡大」に続いて受け付けるサブコマンド(命令)を音声認識する際に参照するファイルである。サブコマンド(拡大)認識用設定ファイルには、コマンド「拡大」用の夫々のサブコマンドに対応付けて、1以上の文字列(音声認識結果と比較される文字列)が記憶されている。ラベルプリンタ1は、担当者の音声を認識した音声認識結果が、サブコマンド(拡大)認識用設定ファイルにおける、あるサブコマンドに対応する文字列1、文字列2、文字列3、…のいずれかと一致した場合、当該サブコマンドの入力を認識する。従って、図4(D)に示したサブコマンド(拡大)認識用設定ファイルによれば、ラベルプリンタ1は、音声認識結果が、例えば、サブコマンド「品名」に対応する文字列1「ひんめい」又は文字列2「ひんめー」のいずれかと一致すると判断した場合、当該サブコマンド「品名」の入力を認識する。なお、拡大のサブコマンド「品名」は、「品名」の部分を拡大表示する旨のサブコマンドである。項目名に関する他のサブコマンドも同様である。また、コマンド「拡大」のサブコマンド「戻す」は、拡大前の状態に戻すサブコマンドである。
図5(A)は、ラベルプリンタ1がRAM27に記憶する品名認識用設定ファイルの一例を示す図である。品名認識用設定ファイルは、ラベルプリンタ1がコマンド「品名抽出」に続いて受け付ける「品名」を音声認識する際に参照するファイルである。品名認識用設定ファイルには、互いに関連する1以上の語句群に対応付けて、1以上の文字列(音声認識結果と比較される文字列)が記憶されている。ラベルプリンタ1は、担当者の音声を認識した音声認識結果が、品名認識用設定ファイルにおける、ある語句群に対応する文字列1、文字列2、文字列3、…のいずれかと一致した場合、当該語句群に含まれる各語句の入力を認識する。従って、図5(A)に示した品名認識用設定ファイルによれば、ラベルプリンタ1は、音声認識結果が、例えば、語句群(語句1「しゃぶしゃぶ」、語句2「シャブシャブ」)に対応する文字列1「しゃぶしゃぶ」に一致すると判断した場合、当該語句群(語句1「しゃぶしゃぶ」、語句2「シャブシャブ」)に含まれる語句1「しゃぶしゃぶ」の入力と、語句2「シャブシャブ」の入力とを認識する。なお、図5(A)は、「しゃぶしゃぶ」に関連する語句群の品名認識用設定ファイルであり、ラベルプリンタ1は、語句群毎に複数の品名認識用設定ファイルをRAM27に記憶している。
図5(B)は、ラベルプリンタ1がRAM27に記憶する産地名認識用設定ファイルの一例を示す図である。産地名認識用設定ファイルは、ラベルプリンタ1がコマンド「産地名抽出」に続いて受け付ける「産地名」を音声認識する際に参照するファイルである。産地名認識用設定ファイルには、互いに関連する1以上の語句群に対応付けて、1以上の文字列(音声認識結果と比較される文字列)が記憶されている。ラベルプリンタ1は、担当者の音声を認識した音声認識結果が、産地名認識用設定ファイルにおける、ある語句群に対応する文字列1、文字列2、文字列3、…のいずれかと一致した場合、当該語句群に含まれる各語句の入力を認識する。従って、図5(B)に示した産地名認識用設定ファイルによれば、ラベルプリンタ1は、音声認識結果が、例えば、語句群(語句1「茨城」、語句2「茨城県」、語句3「茨城県産」)に対応する文字列1「いばらき」〜文字列6「いばらぎけんさん」のいずれかと一致すると判断した場合、当該語句群(語句1「茨城」、語句2「茨城県」、語句3「茨城県産」)に含まれる語句1「茨城」の入力と、語句2「茨城県」の入力と、語句3「茨城県産」の入力とを認識する。なお、図5(B)は、「茨城」に関連する語句群の品名認識用設定ファイルであり、ラベルプリンタ1は、語句群毎に複数の品名認識用設定ファイルをRAM27に記憶している。
図5(C)は、ラベルプリンタ1がRAM27に記憶する確認項目名認識用設定ファイルの一例を示す図である。確認項目名認識用設定ファイルは、ラベルプリンタ1が、コマンド「項目確認」に続いて受け付ける「項目名」を音声認識する際に参照するファイルである。確認項目名認識用設定ファイルには、夫々の項目名に対応付けて、1以上の文字列(音声認識結果と比較される文字列)が記憶(設定)されている。ラベルプリンタ1は、担当者の音声を認識した音声認識結果が、確認項目名認識用設定ファイルにおける、ある項目名に対応する文字列1、文字列2、文字列3、…のいずれかと一致した場合、当該項目名の入力を認識する。従って、図5(C)に示した確認項目名認識用設定ファイルによれば、例えば、ラベルプリンタ1は、音声認識結果が、項目名「品名」に対応する文字列1「ひんめい」又は文字列2「ひんめー」のいずれかと一致すると判断した場合、当該項目名「品名」の入力を認識する。
図6及び図7は、ラベルプリンタ1の動作の一例を示すフローチャートである。図6及び図7のフローチャートは、ラベルを発行する商品を選択するための処理の流れを示している。図6(A)のフローチャートは、所定画面(例えば、図8(A)の画面70)において「音声認識」が宣言されることにより開始する。また、図6(A)のフローチャートの開始時には、抽出結果ファイル(図3(B)参照)に商品情報が記憶されている場合には記憶されている全て商品情報が消去されるものとする。なお、図6及び図7(図9、図10、図13も同様)の各ステップは、制御部20によって実行される。
(図6(A)のフローチャート)
ステップS10:音声入力があったか否かを判断する。音声入力があった場合(ステップS10;YES)にはステップS12に進む。音声入力がなかった場合(ステップS10;NO)にはステップS10に戻る。つまり、ラベルプリンタ1は、音声認識の宣言後、担当者の音声入力によるコマンドの指示待ちとなり、指示があった場合にはステップS12に進む。
ステップS12:ステップS10において入力された音声を認識する。音声認識結果(文字列)は、例えば、RAM27の所定領域に記憶する。
ステップS14:担当者による指示コマンドが「品番抽出」であるか否かを判断する。具体的には、ステップS12にて得られた担当者の音声の音声認識結果と、コマンド認識用設定ファイル(図4(A)参照)とを参照し、音声認識結果がコマンド「品番抽出」に対応する文字列1「ひんばん」と一致する場合には指示コマンドは「品番抽出」であると判断し、一致しない場合には指示コマンドは「品番抽出」ではないと判断する。「品番抽出」であると判断した場合(ステップS14;YES)には図7(A)のステップS30に進む。「品番抽出」ではないと判断した場合(ステップS14;NO)にはステップS16に進む。
ステップS16:担当者による指示コマンドが「品名抽出」であるか否かを判断する。具体的には、ステップS12にて得られた担当者の音声の音声認識結果と、コマンド認識用設定ファイル(図4(A)参照)とを参照し、音声認識結果がコマンド「品名抽出」に対応する文字列1「ひんめい」又は文字列2「ひんめー」のいずれかと一致する場合には指示コマンドは「品名抽出」であると判断し、いずれとも一致しない場合には指示コマンドは「品名抽出」ではないと判断する。「品名抽出」であると判断した場合(ステップS16;YES)には図7(B)のステップS40に進む。「品名抽出」ではないと判断した場合(ステップS16;NO)にはステップS18に進む。
ステップS18:担当者による指示コマンドが「産地名抽出」であるか否かを判断する。具体的には、ステップS12にて得られた担当者の音声の音声認識結果と、コマンド認識用設定ファイル(図4(A)参照)とを参照し、音声認識結果がコマンド「産地名抽出」に対応する文字列1「さんち」又は文字列2「さんちめい」又は「さんちめー」等のいずれかと一致するか場合には指示コマンドは「産地名抽出」であると判断し、いずれとも一致しない場合には指示コマンドは「産地名抽出」ではないと判断する。「産地名抽出」であると判断した場合(ステップS18;YES)には図7(C)のステップS50に進む。「産地名抽出」ではないと判断した場合(ステップS18;NO)にはステップS20に進む。
ステップS20:抽出結果を一覧表示済であるか否かを判断する。つまり、図7(B)のステップS44の処理又は図7(C)のステップS54の処理を既に実行したか否かを判断する。一覧表示済であると判断した場合(ステップS20;YES)にはステップS22に進む。一覧表示済ではないと判断した場合(ステップS20;NO)にはステップS10に戻る。なお、一覧表示済であるか否かの判断方法は特に限定しないが、例えば、図7(B)のステップS44の処理や図7(C)のステップS54の処理においてフラグ(一覧表示済フラグ)の値を「1(表示済)」とし、ステップS20では一覧表示済フラグの値を参照して一覧表示済であるか否かを判断してもよい。なお、ラベルの発行後に一覧表示済フラグの値は「0(初期化)」としてもよい。なお、抽出結果ファイル(図3(B)参照)に商品情報が記憶されているか否かによって一覧表示済であるか否かを判断してもよい。
ステップS22:担当者による指示コマンドが「ソート」であるか否かを判断する。具体的には、ステップS12にて得られた担当者の音声の音声認識結果と、コマンド認識用設定ファイル(図4(A)参照)とを参照し、音声認識結果がコマンド「ソート」に対応する文字列1「そーと」又は文字列2「ならびかえ」のいずれかと一致する場合には指示コマンドは「ソート」であると判断し、いずれとも一致しない場合には指示コマンドは「ソート」ではないと判断する。「ソート」であると判断した場合(ステップS22;YES)には図6(B)のステップS60に進む。「ソート」ではないと判断した場合(ステップS20;NO)にはステップS24に進む。
ステップS24:担当者による指示コマンドが「ページ」であるか否かを判断する。具体的には、ステップS12にて得られた担当者の音声の音声認識結果と、コマンド認識用設定ファイル(図4(A)参照)とを参照し、音声認識結果がコマンド「ページ」に対応する文字列1「ぺーじ」又は文字列2「ぺいじ」又は「ぺえじ」等のいずれかと一致する場合には指示コマンドは「ページ」であると判断し、いずれとも一致しない場合には指示コマンドは「ページ」ではないと判断する。「ページ」であると判断した場合(ステップS24;YES)には図6(C)のステップS70に進む。「ページ」ではないと判断した場合(ステップS24;NO)にはステップS10に戻る。
(図6(B)のフローチャート)
ステップS60:音声入力があったか否かを判断する。音声入力があった場合(ステップS60;YES)にはステップS61に進む。音声入力がなかった場合(ステップS60;NO)にはステップS60に戻る。つまり、ラベルプリンタ1は、コマンド「ソート」の受付後、担当者の音声入力によるサブコマンドの指示待ちとなり、指示があった場合にはステップS61に進む。
ステップS61:ステップS60において入力された音声を認識する。音声認識結果(文字列)は、例えば、RAM27の所定領域に記憶する。
ステップS62:ステップS61にて得られた担当者の音声の音声認識結果に基づいて抽出結果を一覧表示する。具体的には、ラベルプリンタ1は、ステップS61にて得られた担当者の音声の音声認識結果と、サブコマンド(ソート)認識用設定ファイル(図4(B)参照)とを参照し、例えば、音声認識結果がサブコマンド「品番降順」に対応する文字列1「こうじゅん」又は文字列2「ひんばんこうじゅん」のいずれかと一致する場合には指示サブコマンドは「品番降順」であると判断し、抽出結果を品番の降順に一覧表示する。そして、図6(A)のステップS10に戻る。
(図6(C)のフローチャート)
ステップS70:音声入力があったか否かを判断する。音声入力があった場合(ステップS70;YES)にはステップS71に進む。音声入力がなかった場合(ステップS70;NO)にはステップS70に戻る。つまり、ラベルプリンタ1は、コマンド「ページ」の受付後、担当者の音声入力によるサブコマンドの指示待ちとなり、指示があった場合にはステップS71に進む。
ステップS71:ステップS70において入力された音声を認識する。音声認識結果(文字列)は、例えば、RAM27の所定領域に記憶する。
ステップS72:ステップS71にて得られた担当者の音声の音声認識結果に基づいて抽出結果を一覧表示する。具体的には、ラベルプリンタ1は、ステップS71にて得られた担当者の音声の音声認識結果と、サブコマンド(ページ)認識用設定ファイル(図4(C)参照)とを参照し、例えば、音声認識結果がサブコマンド「次ページ」に対応する文字列1「つぎ」又は文字列2「じぺーじ」又は文字列3「じぺいじ」等のいずれかと一致する場合には指示サブコマンドは「次ページ」であると判断し、次ページの抽出結果を一覧表示する。そして、図6(A)のステップS10に戻る。
(図7(A)のフローチャート)
ステップS30:音声入力があったか否かを判断する。音声入力があった場合(ステップS30;YES)にはステップS31に進む。音声入力がなかった場合(ステップS30;NO)にはステップS30に戻る。つまり、ラベルプリンタ1は、コマンド「品番抽出」の受付後、担当者の音声入力による品番(数字)の指示待ちとなり、指示があった場合にはステップS31に進む。
ステップS31:ステップS30において入力された音声を認識する。音声認識結果(文字列)は、例えば、RAM27の所定領域に記憶する。
ステップS32:ステップS31にて得られた担当者の音声の音声認識結果に基づいて全商品(既に抽出済の場合は抽出済の商品)の中から該当する商品を抽出、記憶する。具体的には、ラベルプリンタ1は、一覧表示済でない場合(即ち、今回が1回目の抽出であり、抽出結果ファイル(図3(B)参照)には商品情報が何も記憶されていない場合)には、商品マスタファイル(図3(A)参照)の中から、ステップS31にて得られた担当者の音声の音声認識結果に対応する品番の商品情報を抽出、記憶する。また、ラベルプリンタ1は、一覧表示済である場合(即ち、今回が2回目以降の抽出であり、抽出結果ファイルには商品情報が既に記憶されている場合)には、抽出結果ファイルの中から、ステップS31にて得られた担当者の音声の音声認識結果(品番に相当する数字)に対応する品番の商品情報を抽出、記憶する。
ステップS33:ステップS32において抽出、記憶した商品情報を画面に表示する。
そして、図6及び図7に示したフローチャートは終了する。
(図7(B)のフローチャート)
ステップS40:音声入力があったか否かを判断する。音声入力があった場合(ステップS40;YES)にはステップS41に進む。音声入力がなかった場合(ステップS40;NO)にはステップS40に戻る。つまり、ラベルプリンタ1は、コマンド「品名抽出」の受付後、担当者の音声入力による品名(語句)の指示待ちとなり、指示があった場合にはステップS41に進む。
ステップS41:ステップS40において入力された音声を認識する。音声認識結果(文字列)は、例えば、RAM27の所定領域に記憶する。
ステップS42:ステップS41にて得られた担当者の音声の音声認識結果に基づいて全商品(既に抽出済の場合は抽出済の商品)の中から該当する商品を抽出、記憶する。具体的には、一覧表示済でない場合には、ラベルプリンタ1は、ステップS41にて得られた担当者の音声の音声認識結果と、品名認識用設定ファイル(図5(A)参照)とを参照し、例えば、音声認識結果が「じゃぶしゃぶ」に関連する語句群(語句1「しゃぶしゃぶ」、語句2「シャブシャブ」)に対応する文字列1「しゃぶしゃぶ」と一致したときは、語句1「しゃぶしゃぶ」又は語句2「シャブシャブ」を含む品名の商品の商品情報を商品マスタファイル(図3(A))の中から抽出し、抽出結果ファイル(図3(B))に新たに記憶する。一方、一覧表示済である場合には、ラベルプリンタ1は、上述の商品情報(語句1「しゃぶしゃぶ」又は語句2「シャブシャブ」のいずれかを含む品名の商品の商品情報)を、抽出結果ファイルの中から抽出し、抽出した商品のみを抽出結果ファイルに記憶する(即ち、抽出しなかった商品情報を抽出結果ファイルから削除する)。
ステップS43:ステップS42の抽出結果は1件であるか否かを判断する。1件である場合(ステップS43;YES)には図7(A)のステップS33に進む。1件ではない場合(ステップS43;NO)にはステップS44に進む。
ステップS44:抽出結果を一覧表示する。つまり、ステップS42にて抽出された複数の商品(具体的には品番や品名等)を一覧表示する。そして、図6(A)のステップS10に戻る。
(図7(C)のフローチャート)
ステップS50:音声入力があったか否かを判断する。音声入力があった場合(ステップS50;YES)にはステップS51に進む。音声入力がなかった場合(ステップS50;NO)にはステップS50に戻る。つまり、ラベルプリンタ1は、コマンド「産地名抽出」の受付後、担当者の音声入力による産地名(語句)の指示待ちとなり、指示があった場合にはステップS51に進む。
ステップS51:ステップS50において入力された音声を認識する。音声認識結果(文字列)は、例えば、RAM27の所定領域に記憶する。
ステップS52:ステップS51にて得られた担当者の音声の音声認識結果に基づいて全商品(既に抽出済の場合は抽出済の商品)の中から該当する商品を抽出、記憶する。具体的には、一覧表示済でない場合には、ラベルプリンタ1は、ステップS51にて得られた担当者の音声の音声認識結果と、産地名認識用設定ファイル(図5(B)参照)とを参照し、例えば、音声認識結果が「茨城」に関連する語句群(語句1「茨城」、語句2「茨城県」、語句3「茨城県産」)に対応する文字列1「いばらき」と一致したときは、語句1「茨城」又は語句2「茨城県」又は語句3「茨城県」のいずれかを含む品名(結果的に語句1「茨城」を含む品名)の商品の商品情報を商品マスタファイル(図3(A))の中から抽出し、抽出結果ファイル(図3(B)参照)に新たに記憶する。一方、一覧表示済である場合には、ラベルプリンタ1は、上述の商品情報(語句1「茨城」又は語句2「茨城県」又は語句3「茨城県」のいずれかを含む品名の商品の商品情報)を、抽出結果ファイルの中から抽出し、抽出した商品のみを抽出結果ファイルに記憶する(即ち、抽出しなかった商品情報を抽出結果ファイルから削除する)。
ステップS53:ステップS52の抽出結果は1件であるか否かを判断する。1件である場合(ステップS53;YES)には図7(A)のステップS33に進む。1件ではない場合(ステップS53;NO)にはステップS54に進む。
ステップS54:抽出結果を一覧表示する。つまり、ステップS52にて抽出された複数の商品(具体的には品番や品名等)を一覧表示する。そして、図6(A)のステップS10に戻る。
図8は、ラベルプリンタ1における表示例を示す図である。図8(A)〜図8(D)は、ラベルを発行する商品を選択するための処理(図6及び図7参照)における表示例を示している。
図8(A)の画面70は、図6(A)のフローチャートの開始時に操作表示部13に表示される画面である。図8(A)の画面70には、メニュー71や、「音声認識」が宣言された旨の音声認識マーク72等が表示されている。
図8(A)の場面から、担当者が、品名「わぎゅう」による抽出を行い、更に品名「しゃぶしゃぶ」による抽出を行った場合(ラベルプリンタ1が、1回目の抽出として品名抽出(「わぎゅう」)を実行し、2回目の抽出として品名抽出(「しゃぶしゃぶ」)を実行した場合)、ラベルプリンタ1は、図8(B)のように、抽出結果画面75(一覧表示領域76)に抽出結果を一覧表示する。
つまり、ラベルプリンタ1は、1回目の抽出として、「わぎゅう」に関連する語句群(非図示)に含まれる語句(語句1、語句2、…)を含む品名の商品の商品情報を商品マスタファイルの中から抽出し(図7(B)のステップS42)、抽出結果を一覧表示(非図示)する(図7(B)のステップS44)。更に、ラベルプリンタ1は、2回目の抽出として、「しゃぶしゃぶ」に関連する語句群(図5(A)参照)に含まれる語句(語句1「しゃぶしゃぶ」、語句2「シャブシャブ」)を含む品名の商品の商品情報を抽出結果ファイルの中から抽出し(ステップS42)、図8(B)の如く、抽出結果を一覧表示する(ステップS44)。なお、抽出結果画面75には、一覧表示領域76の他に、抽出数表示領域77、抽出条件表示領域78が設けられている。
図8(B)の場面から、更に担当者が産地「いばらき」による抽出を行った場合(ラベルプリンタ1が、3回目の抽出として産地名抽出(「いばらき」)を実行した場合)、ラベルプリンタ1は、図8(C)のように、抽出結果画面75(一覧表示領域76)に抽出結果を一覧表示する。
つまり、ラベルプリンタ1は、3回目の抽出として、「茨城」に関連する語句群(図5(B)参照)に含まれる語句(語句1「茨城」、語句2「茨城県」、語句3「茨城県産」)を含む品名の商品の商品情報を抽出結果ファイルの中から抽出し(図7(C)のステップS52)、図8(C)の如く、抽出結果を一覧表示する(図7(C)のステップS54)。
図8(C)の場面以降、最終的に抽出結果が1件になった場合、ラベルプリンタ1は、図8(D)のように、当該1件の商品情報(商品名、単価等)を画面70に表示する(図7(A)のステップS33)。
図9及び図10は、ラベルプリンタ1の動作の一例を示すフローチャートである。図9及び図10のフローチャートは、ある商品(図6及び図7に示した処理によって選択された商品)のプレビュー画像(印字イメージ)において所定項目の印字内容(商品情報)が正しいか否かを確認するための処理の流れを示している。図9のフローチャートは、プレビュー画像が表示された後(例えば、図11(A)の如く画面70にプレビュー画像が表示された後)に開始する。なお、図9のフローチャートの開始時には、ラベルプリンタ1は、印字発行可能な状態に制御されておらず、図10のステップS134の処理において印字発行可能な状態に制御されるものとする。また、図9及び図10の説明において、図6及び図7において既に説明した内容と同様の内容については、説明の一部又は全部を省略する。
(図9のフローチャート)
ステップS110:音声入力があったか否かを判断する。音声入力があった場合(ステップS110;YES)にはステップS112に進む。音声入力がなかった場合(ステップS110;NO)にはステップS110に戻る。
ステップS112:ステップS110において入力された音声を認識する。音声認識結果(文字列)は、例えば、RAM27の所定領域に記憶する。
ステップS114:印字発行可能であるか否かを判断する。印字発行可能であると判断した場合(ステップS114;YES)にはステップS120に進む。印字発行可能ではないと判断した場合(ステップS114;NO)にはステップS116に進む。なお、印字可否フラグ(後述)や確認済フラグにより印字発行可能であるか否かを判断してもよい。
ステップS116:担当者による指示コマンドが「項目確認(図4(A)参照)」であるか否かを判断する。「項目確認」であると判断した場合(ステップS116;YES)には図10(A)のステップS130に進む。「項目確認」ではないと判断した場合(ステップS116;NO)にはステップS118に進む。
ステップS118:担当者による指示コマンドが「拡大(図4(A)参照)」であるか否かを判断する。「拡大」であると判断した場合(ステップS118;YES)には図10(B)のステップS140に進む。「拡大」ではないと判断した場合(ステップS118;NO)にはステップS110に戻る。
ステップS120:担当者による指示コマンドが「発行(図4(A)参照)」であるか否かを判断する。「発行」であると判断した場合(ステップS120;YES)にはラベルを印字、発行する。そして、図9及び図10に示したフローチャートは終了する。
(図10(A)のフローチャート)
ステップS130:音声入力があったか否かを判断する。音声入力があった場合(ステップS130;YES)にはステップS131に進む。音声入力がなかった場合(ステップS110;NO)にはステップS130に戻る。つまり、ラベルプリンタ1は、コマンド「項目確認」の受付後、担当者の音声入力による項目名(語句)の指示待ちとなり、指示があった場合にはステップS131に進む。
ステップS131:ステップS130において入力された音声を認識する。音声認識結果(文字列)は、例えば、RAM27の所定領域に記憶する。
ステップS132:ステップS131にて得られた担当者の音声の音声認識結果に基づいて該当項目を確認済に変更する。例えば、ラベルプリンタ1は、該当項目の表示態様を、確認待の項目と区別できるように、確認済の表示態様に変更する。また、ラベルプリンタ1は、当該商品情報に含まれる各項目毎(確認が必要な項目毎)に確認済か否かを示す確認済フラグ(初期値は「0(確認待)」)を設け、当該処理において該当項目に対応する確認済フラグを「1(確認済)」に変更してもよい。
ステップS133:全項目(確認が必要な全項目)が確認済となったか否かを判断する。例えば、上述のフラグを参照することにより判断する。全項目が確認済となった場合(ステップS133;YES)にはステップS134に進む。少なくとも1つの項目が確認済となっていない場合(ステップS134;NO)には図9のステップS110に戻る。
ステップS134:印字発行可能な状態に制御する。なお、印字発行可能であるか否かを示した印字可否フラグ(初期値は「0(印字発行不能)」)を設け、当該処理において印字可否フラグを「1(印字発行可能)」にしてもよい。そして、図9のステップS110に戻る。
(図10(B)のフローチャート)
ステップS140:音声入力があったか否かを判断する。音声入力があった場合(ステップS140;YES)にはステップS141に進む。音声入力がなかった場合(ステップS140;NO)にはステップS140に戻る。つまり、ラベルプリンタ1は、コマンド「拡大」の受付後、担当者の音声入力によるサブコマンドの指示待ちとなり、指示があった場合にはステップS141に進む。
ステップS141:ステップS140において入力された音声を認識する。音声認識結果(文字列)は、例えば、RAM27の所定領域に記憶する。
ステップS142:ステップS141にて得られた担当者の音声の音声認識結果に基づいてプレビュー画像を表示する。具体的には、ラベルプリンタ1は、ステップS141にて得られた担当者の音声の音声認識結果と、サブコマンド(拡大)認識用設定ファイル(図4(C)参照)とを参照し、例えば、音声認識結果がサブコマンド「品名」に対応する文字列1「ひんめい」又は文字列2「ひんめー」のいずれかと一致する場合には指示サブコマンドは「品名」であると判断し、プレビュー画像の品名の部分を拡大表示する。そして、図9のステップS110に戻る。
図11は、ラベルプリンタ1における表示例を示す図である。図11(A)〜図11(D)は、プレビュー画像において所定項目の印字内容(商品情報)が正しいか否かを確認するための処理処理(図9及び図10参照)における表示例を示している。
ラベルプリンタ1は、図11(A)のように、画面70にプレビュー画像80を表示する。図11(B)は、図11(A)におけるプレビュー画像80を拡大した図である。図11(A)及び図11(B)に示すように、プレビュー画像80には、確認項目である旨の要確認マーク82が表示されている。図11(A)によれば、確認項目は、要確認マーク82が付された項目名「品名」、項目名「産地」、項目名「価格」、項目名「添加物」、項目名「消費期限」である。なお、確認項目に該当するか否かは、商品毎(例えば、商品マスタファイル)に記憶しておけばよい。
なお、ラベルプリンタ1は、商品の選択後(図8(D)の場面において)、担当者の指示(非図示の音声の指示)があった場合に、図11(A)の如く画面70にプレビュー画像80を表示してもよいし、担当者の指示がなくても自動的に(例えば、1秒後に)、図11(A)の如く画面70にプレビュー画像80を表示してもよい。また、ラベルプリンタ1は、最終的に抽出結果が1件になった場合に、図11(A)の如く最初から画面70にプレビュー画像80を表示(図8(D)の表示は省略)してもよい。
図11(B)の場面から、担当者が、項目確認として項目(産地「茨城産」)を確認した場合(ラベルプリンタ1が、項目確認(産地「茨城」)を実行した場合)、ラベルプリンタ1は、図11(C)のように、プレビュー画像80において「茨城産」に付されていた要確認マーク82を消去する。
つまり、ラベルプリンタ1は、確認項目名認識用設定ファイル(図5(C)参照)を参照し、音声認識結果が、項目名「産地」に対応する文字列1「さんち」又は文字列2「さんちめい」又は文字列「さんちめー」のいずれかと一致すると判断し、当該項目名「産地」の入力を認識する(図10(A)のステップS131)。続いて、ラベルプリンタ1は、当該項目(「産地」)の付されている要確認マーク82を消去する(図10(A)のステップS132)。
図11(C)の場面以降、全部の確認項目の確認が終わると、全部の要確認マーク82が消去され、印字発行可能に制御される(図10(A)のステップS134)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、装置の構成、データの構成、フローチャートで示した処理、画面の構成、画面の遷移等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に変更及び修正が可能である。
例えば、上記実施形態では、確認項目を「品名」、「産地」、「価格」、「添加物」、「消費期限」のとしているが(図11、図12参照)、他の項目を確認項目としてもよい。例えば、特売価格、単価、重量、売価、原材料、アレルギーなどを関する項目を確認項目としてもよい。
また、ラベルには広告(宣伝))の文言を表示してもよい。例えば、コマンド「広告検索(こうこく、こうこくけんさく)」、「大安売り(おおやすうり、とくべつはんばい、とくばい、とっか)」で、大安売り関係の文言を広告番号とともに一覧表示して選択させる選択画面を表示し、適宜、絞り込み(例えば「タイムセール」等の語句)を行いつつ、「広告番号(こうこくばんごう)」「0023」により選択させてもよい。
また、上記実施形態では、確認項目について印字内容(商品マスタファイルの記憶内容)として問題ない場合(正否の判断において「正」と判断した場合)について説明したが、内容に問題がある場合(正否の判断において「否」と判断した場合)には、確認項目について、追加、訂正又は削除の処理を音声により実行してもよい。例えば、コマンド「項目修正(こうもくしゅうせい)」、項目名(確認項目名認識用設定ファイルを兼用)の後に、追加及び訂正であれば正しい内容を発音させることにより追加及び訂正し(なお、元の内容と正しい内容との関係で追加か訂正のいずれかになる)、削除であれば「削除(さくじょ)」や「空欄(くうらん、なし、しょうきょ)などと発音させることにより印字内容を削除してもよい。また例えば、コマンド「項目確認」、項目名の後に、問題ない場合には「OK(おーけー、おっけい、よし)」と発音させて完了し、問題ある場合には「修正(しゅうせい」と発音させた後に、上述の如く、追加、訂正又は削除を行うようにしてもよい。
図12は、ラベルプリンタ1における表示例を示す図である。図11に示した表示例では、ある確認項目について確認した場合には当該確認項目に付されている要確認マーク82を消去しているが(つまり、付加(表示)されているマークを消去しているが)、確認した項目と確認していない項目とが区別可能であれば、他の方法であってもよい。例えば、図11(C)の如く要確認マーク82を消去するのではなく、図12(A)の如く確認済マーク84を付加してもよい(つまり、確認後に他のマークを更に付加してもよい)。なお、図12(A)では要確認マーク82は消去せずに確認済マーク84を付加しているが、要確認マーク82を消去して確認済マーク84を付加してもよい(つまり、確認後にマークを変更してもよい)。なお、要確認マーク82と確認済マーク84とは、色や太さなどを異ならせることが好ましい。
また、上記実施形態では、確認項目の項目名を読み上げることにより確認項目を確認しているが、確認項目の項目名と当該確認項目の情報(例えば、確認項目が産地であれば産地名、確認項目が品名であれば品名)を読み上げることにより確認項目を確認するようにしてもよい。例えば、上記実施形態では、プレビュー画像80の項目「産地」に「茨城」と表示している場合、担当者に「さんち」と発音させることにより項目「産地」について確認しているが、担当者に「さんち」に続けて「いばらき」と発音させることにより項目「産地」について確認してもよい。なお、ラベルプリンタ1は、例えば、商品を選択時において語句「A」により品名抽出する場合は、1回目の音声認識結果でコマンド「品名抽出」を認識し、2回目の音声認識結果で語句「A」を認識するなど2回の音声認識を行っているが(サブコマンドがコマンドも同様)、確認項目の項目名と当該確認項目の情報とにより確認する場合にも2回の音声認識を行うようにしてもよい。
また、ラベルプリンタ1は、音声認識結果に基づき1つの情報を特定すべきときに1つに絞り込めなかった場合(つまり、音声認識結果から複数の候補が見つかった場合)には、複数の候補を覧表示し、担当者に選択させるようにしてもよい。例えば、図11(B)に示すように、候補一覧領域89に商品名の候補を表示し、担当者に番号(識別情報の一例)によって選択させるようにしてもよい。なお、図11(B)は、担当者に「ひんめい」に続けて「わぎゅうろーすしゃぶしゃぶよう」と発音させることにより項目「品名」について確認する際に「わぎゅうろーすしゃぶしゃぶよう」に対応する品名が1つに絞り込めなかった例を示している。なお、コマンド、サブコマンド等が1つに絞り込めなかった場合も同様である。
図13は、ラベルプリンタ1の動作の一例を示すフローチャートである。ラベルプリンタ1は、図9に示したフローチャートに代えて図13に示したフローチャートを実行してもよい。なお、図13のフローチャートは、コマンド「発行」に応じて開始される。また、図13の各ステップの処理は図9の同一名の各ステップの処理と同様であるため(図13のステップS204の処理は図9のステップS114の処理と同様、図13のステップS210の処理は図9のステップS110の処理と同様、図13のステップS212の処理は図9のステップS112の処理と同様、図13のステップS216の処理は図9のステップS116の処理と同様、図13のステップS218の処理は図9のステップS118の処理と同様、図13のステップS222の処理は図9のステップS122の処理と同様であるため)、説明を省略する。
つまり、図9に示したフローチャートでは、コマンド「発行(図4(A参照))」の前に確認項目を確認し、全部の確認項目の確認が終了し印字発行可能になった後に(図9のステップS114(YES))、コマンド「発行」に応じて(図9のステップS122(YES))、ラベルを印字発行しているが、図13に示すように、コマンド「発行」に応じて確認項目を確認し、全部の確認項目の確認が終了し印字発行可能になった場合(図13のステップS204(YES))、ラベルを印字発行するように制御してもよい。
また、図11(A)に示した例では、ラベル全体のプレビュー画像80を画面70に表示しているが、ラベル全体が常に画面70に表示されていなくてもよい。例えば、ラベルが長い場合には、ラベル全体のプレビュー画像80を画面70に表示すると文字などが小さくなりすぎるため、ラベルの一部のプレビュー画像80を画面70に表示してもよい。なお、画面のタッチ等ではなく、音声認識により確認するため、ラベルの一部のプレビュー画像80を画面70に表示している場合(つまり当該一部以外は画面70に表示されていない場合)に、現在表示されていない部分の確認項目についても、確認することができる。
なお、商品の抽出(選択、絞り込み)結果を一時記憶し、次回以降の商品の抽出に役立てるようにしてもよい。例えば、抽出結果ファイルとは別に一時保存用のファイルを用意し、抽出結果ファイルに記憶された各段階(又は、ある段階(例えば、最初に20件未満に絞り込まれた段階)。以下、同様)の抽出結果を、消去する前に、常に一時保存用のファイルに退避してもよい。換言すれば、各段階の抽出結果を履歴情報として一時保存用のファイルに残すようにしてもよい。そして、新たに商品を抽出する際には、商品マスタファイルに記憶されている全商品から目的の商品を抽出するのではなく、一時保存用のファイルに記憶された過去の検索結果(既に絞り込まれている商品)の中から、再度、商品を抽出したり指定したりしてもよい。これにより、例えば、「神戸ステーキ用」にて絞り込まれている7〜8件の商品の中から、「神戸ステーキ用」迄が共通する異なる品名の複数の商品について「フィレ」「サーロイン」「…」と数点連続してラベル発行する場合に、初めから商品を絞り込む手間を大幅に簡略化することができる。なお、過去の抽出結果を再利用する場合のコマンドとしては、例えば、コマンド「再利用(さいりよう、さいど)」や「連続(れんぞく)」などであってもよい。
また、上記実施形態では、食品工場やスーパーマーケットにおいて使用されるラベル発行装置について説明したが、音声認識に関しては、他の場面、他の装置にも適用可能である。一例として、量販店や飲食店、クリーニング店で使用されるPOSレジスタにも適用可能である。具体的には、例えば、バーコードがない商品、例えば青果(キャベツ、白菜)等、プリセット呼出が必要な商品の場合など、プリセットをタブ指定(もしくはページ指定)などにも、音声による絞込みは商品特定に有効である。クリーニング店などでも、引き取り商品によっては、複数種類存在する場合や仕上げのオプションや工場への作業指示などもプリセット指定する運用があるので、この場合も有効である。また、予約商品の引取りや仕上り商品の引取り時に、顧客が控えを忘れた場合など、該当する商品から注文データを絞り込む場合等にも利用可能である。
なお、以上に説明したラベルプリンタ1の機能(全部又は一部)を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上の説明に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
商品情報を抽出する際に、音声による商品抽出方法(例えば、品名抽出、産地名抽出、品番抽出等)を指定する抽出方法指定手段(例えば、図6のステップS14、S16、S18等)と、
前記抽出方法指定手段により指定された前記商品抽出方法により商品情報を抽出する商品情報抽出手段(例えば、初回の図7(A)〜図7(C)の処理等)と、
前記商品情報抽出手段により抽出された商品情報(例えば、商品抽出ファイルに記憶された商品情報)のなかから商品情報の絞り込み行う商品情報絞込手段(例えば、2回目以降の図7(A)〜図7(C)の処理等)と、
前記商品情報絞込手段による商品情報を絞り込む段階で、前記商品抽出方法を音声に基づいて切り替え可能(例えば、図8(B)迄は品名抽出、図8(C)では産地名抽出のように切り替え可能)な商品抽出方法切替手段(例えば、図6のステップS14、S16、S18等)と
を備えることを特徴とするラベル発行装置。
上記構成によれば、作業効率を向上させるとともに衛生管理を強化することができる。
(付記2)
前記商品情報絞込手段により1つの商品情報に絞りこまれた場合、当該商品情報に含まれる所定項目(例えば、確認項目等)について、追加、訂正又は削除の処理を音声により実行可能な修正手段(例えば、コマンド「項目修正」等により追加、訂正又は削除を実行する処理等)を備えることを特徴とする付記1に記載のラベル発行装置。
上記構成によれば、作業効率をより向上させるとともに衛生管理をより強化することができる。
(付記3)
前記商品情報絞込手段により1つの商品情報に絞り込まれた場合(ラベルを発行する商品が特定(選択)された場合)、当該商品情報に含まれる所定項目(例えば、図11(A)に示した産地、品名等)について、正否の判定を音声により実行可能な正否判定手段(例えば、図8、図9、図13のフローチャートの処理)を備えることを特徴とする付記1又は付記2に記載のラベル発行装置。
上記構成によれば、作業効率をより向上させるとともに衛生管理をより強化することができる。
(付記4)
前記所定項目は、
商品名、産地名、特売、単価、重量、売価、原材料、添加物、栄養成分、アレルギーに関する項目のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする付記2又は付記3に記載のラベル発行装置。
上記構成によれば、重要な項目について正否判定を行うことができる。
(付記5)
前記正否判定手段は、
音声認識結果が1つの前記所定項目の名称を示している場合に当該所定項目について正しいと判定する第1正否判定手段と、
音声認識結果が1つの前記所定項目の名称と情報の組み合わせを示している場合に当該所定項目について正しいと判定する第2正否判定手段とを有することを特徴とする付記3に記載のラベル発行装置。
上記構成によれば、好適に判定を行うことができる。
(付記6)
前記正否判定手段は、前記第1正否判定手段による判定と前記第2正否判定手段による判定とを音声に基づいて切り替え可能であることを特徴とする付記5に記載のラベル発行装置。
上記構成によれば、簡便に好適に判定方法を選択することができる。
(付記7)
前記正否判定手段は、
音声認識結果が、前記所定項目の複数の情報を示している場合に、当該複数の情報を識別情報とともに表示し、
再度の音声認識結果が、いずれかの前記識別情報を示している場合に、当該識別情報によって識別される前記所定項目について正しいと判定することを特徴とする付記3、付記5又は付記6に記載のラベル発行装置。
上記構成によれば、作業効率をより向上させることができる。
(付記8)
前記所定項目を他の項目と異なる表示態様で表示可能な表示手段を備えることを特徴とする付記2乃至付記7のいずれか1項に記載のラベル発行装置。
(付記9)
前記正否判定手段により正しいと判定された前記所定項目を他の前記所定項目と異なる表示態様で表示可能な表示手段を備えることを特徴とする付記3、5、6、7のいずれか1項に記載のラベル発行装置。
上記構成によれば、作業効率をより向上させることができる。
(付記10)
前記正否判定手段は、
現在表示されていない前記所定項目について正否判定が可能であることを特徴とする付記3、5、6、7のいずれか1項に記載のラベル発行装置。
上記構成によれば、作業効率をより向上させることができる。
(付記11)
前記抽出方法指定手段、前記商品情報抽出手段、前記商品情報絞込手段のうちの少なくとも1つが、音声に基づいて動作可能であることを特徴とする付記1乃付記10のいずれか1項に記載のラベル発行装置。
上記構成によれば、作業効率をより向上させることができる。
(付記12)
前記抽出方法指定手段によって、少なくとも、品名に基づく商品抽出方法、産地名に基づく商品抽出方法を指定可能であることを特徴とする付記1乃至付記11のいずれか1項に記載のラベル発行装置。
上記構成によれば、作業効率をより向上させることができる。
(付記13)
ラベルを発行するラベル発行装置のコンピュータを、
商品情報を抽出する際に、音声による商品抽出方法を指定する抽出方法指定手段と、
前記抽出方法指定手段により指定された前記商品抽出方法により商品情報を抽出する商品情報抽出手段と、
前記商品情報抽出手段により抽出された商品情報のなかから商品情報の絞り込み行う商品情報絞込手段と、
前記商品情報絞込手段による商品情報を絞り込む段階で、前記商品抽出方法を音声に基づいて切り替え可能な商品抽出方法切替手段と
して機能させるためのプログラム。
上記構成によれば、作業効率をより向上させることができる。
(付記14)
商品情報を抽出する際に、商品抽出方法(例えば、品名抽出、産地名抽出、品番抽出等)を指定する抽出方法指定手段(例えば、図6のステップS14、S16、S18等)と、
前記抽出方法指定手段により指定された前記商品抽出方法により商品情報を抽出する商品情報抽出手段(例えば、初回の図7(A)〜図7(C)の処理等)と、
前記商品情報抽出手段により抽出された商品情報(例えば、商品抽出ファイルに記憶された商品情報)のなかから商品情報の絞り込み行う商品情報絞込手段(例えば、2回目以降の図7(A)〜図7(C)の処理等)と、
前記商品情報絞込手段により1つの商品情報に絞り込まれた場合(つまり、ラベルを発行する商品が特定(選択)された場合)、当該商品情報に含まれる所定項目(例えば、図11(A)に示した産地、品名等)について音声に基づいて正否判定を行う正否判定手段(例えば、図8、図9、図13のフローチャートの処理)と
を備えることを特徴とするラベル発行装置。
上記構成によれば、作業効率をより向上させることができる。
1 ラベルプリンタ(ラベル発行装置、ラベル印刷装置)
10 基台部
13 操作表示部
13a 液晶表示器
13b タッチパネル
15 キー操作部
17,19 ラベル発行口
20 制御部
21 CPU
22 ロードセル制御部
23 印字制御部
24 操作制御部
25 表示制御部
26 ROM
27 RAM
28 音声制御部
30 はかり部
31 ロードセル
40 印字部
41 第1印字機構部
43 第2印字機構部
50 操作部
60 マイク
70 画面
71 メニュー
72 音声認識マーク
75 抽出結果画面
76 一覧表示領域
77 抽出数表示領域
78 抽出条件表示領域
80 プレビュー画像
82 要確認マーク
84 確認済マーク
89 候補一覧領域

Claims (5)

  1. 商品情報を抽出する際に、音声による商品抽出方法を指定する抽出方法指定手段と、
    前記抽出方法指定手段により指定された前記商品抽出方法により商品情報を抽出する商品情報抽出手段と、
    前記商品情報抽出手段により抽出された商品情報のなかから商品情報の絞り込み行う商品情報絞込手段と、
    前記商品情報絞込手段による商品情報を絞り込む段階で、前記商品抽出方法を音声に基づいて切り替え可能な商品抽出方法切替手段と
    前記商品情報絞込手段により1つの商品情報に絞り込まれた場合、当該商品情報に含まれる所定項目について、正否の判定を音声により実行可能な正否判定手段と
    を備え
    前記正否判定手段は、
    音声認識結果が1つの前記所定項目の項目名と当該所定項目の情報の組み合わせを示している場合に当該所定項目について正しいと判定する
    ことを特徴とするラベル発行装置。
  2. 商品情報を抽出する際に、音声による商品抽出方法を指定する抽出方法指定手段と、
    前記抽出方法指定手段により指定された前記商品抽出方法により商品情報を抽出する商品情報抽出手段と、
    前記商品情報抽出手段により抽出された商品情報のなかから商品情報の絞り込み行う商品情報絞込手段と、
    前記商品情報絞込手段による商品情報を絞り込む段階で、前記商品抽出方法を音声に基づいて切り替え可能な商品抽出方法切替手段と
    前記商品情報絞込手段により1つの商品情報に絞り込まれた場合、当該商品情報に含まれる所定項目について、正否の判定を音声により実行可能な正否判定手段と
    を備え
    前記正否判定手段は、
    音声認識結果が1つの前記所定項目の項目名と正否における正である旨の情報の組み合わせを示している場合に当該所定項目について正しいと判定する
    ことを特徴とするラベル発行装置。
  3. 前記商品情報絞込手段により1つの商品情報に絞りこまれた場合、前記所定項目について、追加、訂正又は削除の処理を音声により実行可能な修正手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のラベル発行装置。
  4. 前記所定項目は、
    商品名、産地名、特売、単価、重量、売価、原材料、添加物、栄養成分、アレルギーに関する項目のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のラベル発行装置。
  5. 前記商品情報絞込手段により1つの商品情報に絞り込まれた場合、当該商品情報のプレビュー画像を表示するプレビュー画像表示手段を備え、
    前記正否判定手段は、
    前記プレビュー画像が表示されているときに前記正否の判定を音声により実行することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のラベル発行装置。
JP2017025085A 2017-02-14 2017-02-14 ラベル発行装置 Active JP6868893B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025085A JP6868893B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 ラベル発行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025085A JP6868893B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 ラベル発行装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018130860A JP2018130860A (ja) 2018-08-23
JP6868893B2 true JP6868893B2 (ja) 2021-05-12

Family

ID=63247196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017025085A Active JP6868893B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 ラベル発行装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6868893B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7115259B2 (ja) * 2018-11-30 2022-08-09 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及びプログラム
JP7147614B2 (ja) * 2019-02-14 2022-10-05 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP7363354B2 (ja) 2019-10-18 2023-10-18 セイコーエプソン株式会社 印刷システム、印刷方法、情報処理装置、及び、情報処理プログラム
JP7454832B2 (ja) 2019-12-04 2024-03-25 株式会社イシダ 商品情報検索システム
JP7365582B2 (ja) 2020-02-28 2023-10-20 ブラザー工業株式会社 印刷装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731075B2 (ja) * 1987-12-03 1995-04-10 株式会社テック 電子料金秤
JP3317249B2 (ja) * 1998-09-18 2002-08-26 株式会社寺岡精工 ラベルプリンタ
JP3478180B2 (ja) * 1999-06-25 2003-12-15 株式会社寺岡精工 ラベルプリンタ
JP2001180633A (ja) * 1999-12-27 2001-07-03 Toshiba Tec Corp ラベルプリンタ
JP5015806B2 (ja) * 2008-01-08 2012-08-29 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置及びそのプログラム並びに商品データ入力装置及びそのプログラム
JP6019316B2 (ja) * 2011-12-27 2016-11-02 株式会社寺岡精工 ラベルプリンタ及びプログラム
JP6349633B2 (ja) * 2013-06-24 2018-07-04 株式会社寺岡精工 ラベルプリンタ、及び、ラベルプリンタを備えた包装装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018130860A (ja) 2018-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6868893B2 (ja) ラベル発行装置
JP6743445B2 (ja) 携帯型情報装置およびプログラム
JP7059624B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP4867941B2 (ja) 帳票処理方法、帳票処理プログラム、帳票処理装置、および、帳票処理システム
JP5744295B1 (ja) Pos端末、印字制御装置、印字制御方法及びプログラム
JP7040000B2 (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP6004502B2 (ja) Pos端末、商品情報登録方法および商品情報登録プログラム
JP2016133917A (ja) サーバおよびプログラム
JP2019018484A (ja) プリンタおよびプログラム
US20160260178A1 (en) Commodity management system, information processing apparatus and terminal device for managing commodity
JP2023067915A (ja) 情報処理装置及びプログラム
US20220207900A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and storage medium
JP2013035145A (ja) データ処理装置及びプログラム
US20200192610A1 (en) Computer-readable storage medium storing a program and input format setting method
JP2010157067A (ja) 文書管理装置、文書管理方法及びプログラム
JP5359151B2 (ja) 売上データ処理装置及びプログラム
JP6091536B2 (ja) ホテルチェックインシステム
JP6410864B2 (ja) 電子レシート発行方法、pos端末及びプログラム
CN109615801B (zh) 记录介质、管理终端以及营业额数据处理装置的管理方法
JP6118365B2 (ja) Pos端末及びプログラム
JP2007004429A (ja) 文書処理装置
JP2001243420A (ja) レシート情報処理装置及び方法並びにこれに利用される記憶媒体
JP5994876B2 (ja) 売上データ処理装置及びプログラム
JP2005144827A (ja) 印字データ作成装置、印字データ作成方法および印字データ作成プログラム
JPH09134357A (ja) 文字処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181026

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6868893

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250