JP6091536B2 - ホテルチェックインシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ホテルを利用する顧客がホテルに到着したとき、チェックインの手続きを行う際に用いられるホテルチェックインシステムに関する。
従来、ホテルに到着した顧客に対して、ホテル従業員は、受付カウンターでアライバルカードに顧客の氏名、住所等の情報を書き入れてもらい、この記入済みアライバルカードを顧客情報として管理していた。
公開実用昭64−11774号公報
しかし、ホテルが顧客管理を目的として、コンピュータ上に構築したデータベースを利用しようとする場合には、ホテル従業員は記入済みチェックイン用紙に記載された情報をコンピュータへ打ち込み、顧客情報をデータベースへ登録し直す必要があった。一方、記入済みチェックイン用紙には記入した顧客の直筆サインが残っているため、顧客情報をデータベースへ登録した後もチェックイン用紙を保管しておく必要があり、データベース用のコンピュータ以外にもチェックイン用紙の保管スペースが必要であるうえ、管理情報の一元化の妨げともなっていた。
さらに、チェックイン用紙を用いたチェックイン手続きでは、チェックイン用紙に情報を書き込んでいる間の顧客の目線は用紙に向かっているため、この間ホテル従業員は顧客と目を合わせて顧客に有用な情報提供をすることはできず、書き終わるまで待つしかなかった。また、部屋への案内を早急に要求等してくる顧客には、チェックイン用紙への情報記入が終わった後であっても情報提供の機会を逸してしまうことがあった。
そこで、上記課題を解決する手段として本発明に係るホテルチェックインシステムは、ホテルのチェックインカウンターに設けられ、情報を画像情報として表示する表示機能及び表面に触れることで顧客情報の入力が可能なタッチ入力機能を有するタッチパネルと、前記タッチパネルとネットワークを介してデータの送受信が可能に接続された入力顧客情報確認端末と、前記入力顧客情報確認端末とネットワークを介してデータの送受信が可能に接続されたサーバ装置とを備え、前記タッチパネルは、顧客情報の入力欄を出力する入力欄出力手段と、顧客がタッチパネルの表面に触れながら描いた文字軌跡を、前記入力欄の領域内に手書き文字画像として表示する手書き文字表示手段と、前記入力欄に表示された手書き文字画像を文字画像情報として文字画像記憶装置に記憶させる文字画像保存手段と、前記文字軌跡若しくは前記手書き文字画像から文字を認識して前記入力欄ごとに文字データを抽出する文字認識手段と、前記文字認識手段が抽出した文字データを、前記入力欄ごとに顧客個別情報として個別情報記憶装置に記憶させる顧客個別情報保存手段とを備え、前記入力顧客情報確認端末は、確認用表示部と、情報入力部と、情報出力指示部とを有し、前記文字画像記憶装置から送信された文字画像情報を取得して確認用表示部に表示し、前記個別情報記憶装置から送信された顧客個別情報を前記確認用表示部には表示しない状態で取得し、前記情報出力指示部から指示が出力される毎に、前記入力顧客情報確認端末に取り込まれた顧客個別情報から前記入力欄の一つに対応する顧客個別情報を確認用表示部に表示する顧客個別情報出力手段と、前記確認用表示部に表示された顧客個別情報が前記情報入力部からの指示に従って修正され修正顧客情報に変換される顧客情報修正手段と、前記修正顧客情報を前記サーバ装置に送信する入力顧客情報送信手段とを備え、前記サーバ装置は、前記入力顧客情報確認端末から受信した修正顧客情報を保存し、複数の修正顧客情報を含んでなる顧客データベースを形成するデータベース形成手段を有することを特徴とする。
タッチパネルは、ホテルに到着した顧客がチェックイン手続きを行うために操作する情報処理装置である。入力顧客情報確認端末は、顧客によってタッチパネルに入力された情報をホテル従業員が確認するために操作する情報処理装置である。サーバ装置は、入力顧客情報確認端末から送信された修正顧客情報を蓄積及び管理するためにデータベースを形成する情報処理装置である。タッチパネル、入力顧客情報確認端末、及びサーバ装置は、それぞれCPU等からなる演算処理部、及びハードディスクドライブ等からなる記憶装置を備えた情報処理装置であることが好ましい。
タッチパネルは、情報を画像情報として表示する表示機能、及び表面に触れることで顧客情報の入力が可能なタッチ入力機能を有しており、タッチ入力機能は、静電容量式、及び抵抗膜方式等の通常採用されている方式から適した方式を採用することができる。顧客は、タッチパネルへの情報入力の際に、自分の指をタッチパネルの表面に触れさせながら入力することもでき、また、手に持ったスタイラスペンの先端をタッチパネルの表面に触れさせながら入力することとしても良い。
文字データは、文字コードで構成されたデータである。これは、いわゆるテキストデータであり、通常のワープロ機能を用いて文字出力及び編集ができるデータであることが好ましい。
顧客情報の入力欄は、顧客の氏名、名称、住所、郵便番号、電話番号、誕生日、性別、到着日等からなる主項目のうち一若しくは複数について項目ごとに作成されたものであることが好ましい。また、顧客情報の入力欄は、前記主項目以外に顧客の食べ物の好み、喫煙の有無、部屋の好み等からなる副項目のうち一若しくは複数について項目ごとに作成されたものを含んでいても好ましい。
文字認識手段は、OCR処理することによって前記文字軌跡若しくは前記手書き文字画像から文字を認識するものであることが好ましい。
前記文字認識手段が抽出した文字データを、顧客個別情報保存手段が、前記入力欄ごとに顧客個別情報としてタッチパネル内の個別情報記憶装置に保存する。なお、個別情報記憶装置は、タッチパネルの外部において、タッチパネルと情報の送受信が可能な状態で接続された記憶装置であってもよい。顧客個別情報は、顧客個別情報保存手段に保存される際に、対応する入力欄の名称を識別する情報名称と共に保存されることが好ましい。情報名称は、顧客個別情報が修正顧客情報へ変換される際にも引き継がれることで、サーバ装置内で形成されるデータベースに修正顧客情報が組み込まれて保存された後に、再度タッチパネル若しくは入力顧客情報確認端末がデータベースから必要な修正顧客情報を選択して出力する際の目印とすることができるからである。
入力顧客情報確認端末が備える確認用表示部は、タッチパネルとは独立した表示ディスプレイであることが好ましい。また、入力顧客情報確認端末が備える情報入力部は、確認用表示部自体がタッチ入力機能を備えていてもよく、また、確認用表示部とは独立して設けられたキーボードであってもよい。
入力顧客情報確認端末は、タッチパネルとは離間した位置に設置されていることが好ましい。入力顧客情報確認端末がタッチパネルと離間して設置されることによって、ホテル従業員が入力顧客情報確認端末を操作して顧客個別情報を修正する作業を、タッチパネルを操作する顧客の邪魔をすることなく行うことができるからである。
入力顧客情報確認端末は、前記文字画像記憶装置から送信された文字画像情報を取得して確認用表示部に表示すると共に、前記個別情報記憶装置から送信された顧客個別情報を確認用表示部には表示しない状態で取得する。入力顧客情報確認端末が、文字画像情報及び顧客個別情報を取得した当初は、確認用表示部には文字画像情報が表示されており、顧客個別情報は表示されていない。このとき、文字画像情報は、確認用表示部の一部に表示されていることが好ましい。確認用表示部における文字画像情報が表示されていない残りの部分に、文字画像情報と重なり合わせることなく顧客個別情報を表示することができるからである。
情報出力指示部は、情報入力部がキーボードである場合には、当該キーボード上に設けられた入力ボタンのうちの一のボタンであってもよい。この場合、前記一のボタンを押下することによって指示が出力される。また、文字画像情報が表示された確認用表示部に指示出力ボタン画像を表示し、当該指示出力ボタン画像を情報出力指示部としてもよい。この場合、当該指示出力ボタン画像が選択されることで指示が出力される。
顧客個別情報出力手段は、文字画像情報が確認用表示部に表示された後、情報出力指示部から出力された指示を認識すると、そのたび毎に前記入力顧客情報確認端末に取り込まれた顧客個別情報から一の前記入力欄に対応する顧客個別情報を確認用表示部に表示させる。このような手段により、入力顧客情報確認端末を操作するホテル従業員からは、あたかも情報出力指示部から指示が出力されるたびに入力顧客情報確認端末が文字画像情報から手書き文字画像を読み取って、当該手書き文字画像に対応する顧客個別情報を入力欄に表示しているように見える。これにより、表示された顧客個別情報と、これに対応する文字画像情報内の手書き文字画像との相違点の存在を発見しようとするホテル従業員の意識を高めることができる。ここで、文字画像情報内の手書き文字画像との相違点とは、文字の具体的な形状ではなく、例えば手書き文字画像に含まれる文字の一部が「ぬ」であるのに対して顧客個別情報に「め」と表示されていた場合のように文字の読み方が相違していることをいう。
仮に、文字画像情報と、当該文字画像情報に対応する顧客の顧客個別情報とを情報出力指示部からの指示なく確認用表示部に同時に表示すると、ホテル従業員は確認用表示部に表示された顧客個別情報は文字画像情報と同様にいずこかの記憶装置に記憶されていた情報が読み込まれた情報だと認識する。そうすると、確認用表示部に表示された顧客個別情報を、文字画像情報に基づいて相違点の確認をしなければならない対象であるとの認識が低くなり、さらに文字画像情報との相違点の存在を発見しようとする意識も低くなる。また、文字画像情報に対応する顧客の顧客個別情報の全てを一度に確認用表示部に表示すると、確認すべき多数の項目が同時にホテル従業員の視野に含まれるため、相違点の見落としが生じやすくなる。
文字画像情報との相違点を発見したホテル従業員が情報入力部を操作することで、顧客情報修正手段は情報入力部からの指示に従って確認用表示部に表示されていた顧客個別情報を修正顧客情報に変換する。なお、文字画像情報との相違点がなかった顧客個別情報は変換されない状態で修正顧客情報として処理される。
顧客個別情報から修正顧客情報への変換が完了すると、入力顧客情報確認端末は入力顧客情報送信手段によって、前記修正顧客情報を前記サーバ装置に送信する。入力顧客情報送信手段は、情報入力部がキーボードである場合には、当該キーボード上に設けられた入力ボタンのうちの一つである完了ボタンが押下されることによって機能が発揮されるものでもよく、また、確認用表示部に送信ボタン画像を表示し、当該送信ボタン画像が選択されることで機能が発揮されるものでもよい。
また、前記タッチパネルが、前記タッチパネル内、前記サーバ装置内、若しくはインターネット上に保存された情報から選択された顧客関連情報をタッチパネルに表示する情報提供手段を備えるものであるのが好ましい。
顧客関連情報は、ホテルに到着した顧客に提供すれば顧客にとって有益であると思われる情報である。顧客関連情報は、タッチパネルに対して顧客情報が入力されている間、若しくは入力直後、またはそのいずれの間にも表示されることが好ましい。本発明を用いてチェックインの手続きをしている顧客は、タッチパネルを操作するために必然的に目線をタッチパネルへ向けることとなる。このため、顧客関連情報をタッチパネルに表示することによって、タッチパネルへ顧客情報を入力している顧客、及び入力直後の顧客に対して有益な情報の提案をすることができ、ホテルのサービスの価値を向上させることができる。なお、顧客情報の入力直後とは、顧客が顧客情報の入力が終わりタッチパネルへ接触することを止めてから一定時間経過したことをタッチパネルが判断した時、若しくは、あらかじめタッチパネルに表示されてなる入力完了ボタンを顧客が押したことをタッチパネルが認識した時であることが好ましい。なお、顧客情報とは、ホテルへ宿泊しようとする顧客がチェックインする際にホテルへ伝達する当該顧客の個人情報に関するものである。
顧客関連情報がタッチパネル内に保存されている場合には、顧客情報が入力され、顧客個別情報がタッチパネルに保存される前の時点から顧客関連情報を表示させることができる。例えば、タッチパネル内でランダムに決定された時刻に顧客情報を入力した顧客に対し、ホテルに関するクーポンに当選した旨を表示することとすればより好ましい。これによりホテルに対する顧客吸引力を高める効果が期待できる。
また、前記顧客関連情報が、前記顧客個別情報に関連付けられて選択された情報であることがより好ましい。
顧客個別情報と関連付けられた顧客関連情報としては、例えば顧客個別情報が顧客の住所である場合には、本発明を実施するホテルの所在地の周辺において、顧客の住所地周辺においてよく食されている料理を提供する飲食店のリスト等が好ましい。この場合、顧客関連情報はタッチパネル内に保存されていてもよいが、サーバ装置内に蓄積されていることがより好ましい。顧客関連情報がサーバ装置内に蓄積されている場合、タッチパネルから顧客個別情報を受信したサーバ装置が、サーバ装置内に蓄積された顧客関連情報の集合から選択してタッチパネルへ送信し、タッチパネルが、受信した顧客関連情報を表示することが好ましい。本発明を実施するホテルが複数の拠点に存在する場合に、顧客関連情報がサーバ装置に蓄積されていれば、それぞれのホテルに設置されたタッチパネルをサーバ装置に接続しておくことで、サーバ装置に蓄積された顧客関連情報をすべてのタッチパネルで共有することができ、ホテルごとに提供できる情報の質の均一化を図ることができるからである。
また、顧客個別情報と関連付けられた顧客関連情報を、タッチパネルから顧客個別情報を受信したサーバ装置がインターネット上に存在する顧客関連情報の集合から選択してタッチパネルへ送信し、タッチパネル上に表示することとしても好ましい。インターネット上に存在するすべての情報を顧客関連情報の対象とすることで、常に新しい情報を取得することができ、顧客に提供すべき顧客関連情報の陳腐化を防止することができるからである。
前記顧客関連情報は、天気予報情報であることが好ましい。特に好ましい天気予報情報としては、顧客の到着日、及びその翌日のホテル周辺の天気予報を示すものがよい。このような天気予報情報をタッチパネルに表示すれば、顧客はホテルに到着してすぐに天気予報情報によってその後の予定を立てることができ、顧客の効率的な活動に貢献することができるからである。
また、前記顧客関連情報が、前記顧客個別情報のうちホテルへの到着日が顧客の誕生日であった場合に、当該誕生日と到着日との日付が一致することをタッチパネルが判定することで宿泊料金が割引対象となることをタッチパネル5上で通知するものであっても好ましい。
さらにまた、前記入力顧客情報確認端末が、顧客が宿泊する部屋に入室するために必要な暗証コード情報を出力する暗証コード出力手段を備えるものであっても好ましい。暗証コード情報を部屋の開錠装置に入力すれば、顧客はカギを用いなくても部屋に入ることができる。また、チェックアウト時には顧客はチェックインカウンターでカギを返す必要がないため、荷物をもってそのままホテルから退出すればよく、鍵を返す場合と比べてチェックアウト時の時間を大幅に短縮することができる。なお、前記顧客が宿泊していた部屋の暗証コードは顧客がホテルから退出した後、変更すれば不審者の侵入を防止することができる。
また、前記チェックインカウンターと近接した場所に、前記入力顧客情報確認端末とネットワークを介してデータの送受信が可能に接続されてなる自動代金精算手段が設置され、前記自動代金精算手段は、入力顧客情報確認端末から受信した請求情報を表示する請求情報表示部、及び代金の入金受付処理、釣銭返金処理、及び領収書発行処理によって構成される精算処理を行う精算処理操作部を備えるものであっても好ましい。
なお、チェックイン直後に前記精算処理を行うと共に、顧客が宿泊している間における追加料金に関する管理情報は発生しないこととすれば、顧客はチェックアウト時に料金の支払い手続きを行うことなくホテルから退出することができる。従って、前記追加料金に関する管理情報が発生しないこと、前記自動代金精算手段、及び前記暗証コード出力手段を合わせて前記ホテルチェックインシステムに組み込むことで、顧客はチェックアウト時に部屋を退出した後、何ら手続を行わずに素早くホテルから退出することができ、チェックアウト時の大幅な時間短縮を実現することができる。
本発明によれば、顧客がホテルチェックインシステムに対して、顧客情報を手書き文字により直感的に入力でき、かつ、チェックイン手続きを短時間で完了させることができる。
本発明によれば、顧客がタッチパネル上で入力した手書き文字そのものの情報をデータベースで検索可能な文字データからなる顧客個別情報に関連付けて保存することができる。
また、顧客がタッチパネル上で形成したサインを含む手書き文字画像を文字画像情報としてサーバ装置に形成されたデータベースへ保存することによって入力顧客情報を一元的に管理することができ、従来のチェックイン用紙による保管スペースの省略化が可能となる。
さらに、顧客関連情報をタッチパネルに表示することによって、タッチパネルへ顧客情報を入力している顧客、及び入力直後の顧客に対して有益な情報の提案をすることができ、ホテルのサービスの価値を向上させることができる。
また、本発明が入力顧客情報送信手段を備えることで、顧客個別情報と、これに対応する文字画像情報内の手書き文字画像との相違点の存在を発見しようとするホテル従業員の意識を高めることができ、サーバ装置へ蓄積されるデータベースを構成する顧客情報の正確性を向上させることができる。
さらにまた、自動代金精算手段をチェックインカウンターと近接した場所に設けてなることによって、チェックインカウンターにおいて顧客情報の入力が完了した顧客は、チェックインカウンターを離れ、自動代金精算手段ですぐに精算処理を行うことができる。これにより、複数の顧客が並んでいても、精算処理が終了するまで顧客がチェックインカウンターを占有することがなく、チェックインカウンターにおける顧客の占有時間を短縮することができる。
ホテルチェックインシステム1の構成の全体の概略を示す図である。 ホテルチェックインシステム1の構成の概略を示すブロック図である。 タッチパネル2及び入力顧客情報確認端末5の配置の例を示す概略図である。 ホテルチェックインシステム1を用いたチェックイン手続きのフロー図である。 タッチパネル2に表示されたアライバルカードの一例を示す図である。 確認用ディスプレイ19に表示された文字画像情報14を示す図である。 情報出力指示部23からの指示により、顧客個別情報出力手段45によって、顧客個別情報18の一つが確認用ディスプレイ19に表示される様子を示す図である。 顧客情報修正手段21により、顧客個別情報18が間違いを修正され、修正顧客情報35に変換される様子を示す図である。 修正顧客情報35が入力顧客情報送信手段22によってサーバ装置3に送信される様子を説明する図である。 データベース25を示す概略図である。 タッチパネル2に表示された顧客関連情報26の一例を示す図である。 タッチパネル2に表示された顧客関連情報26の他の例を示す図である。 チェックインカウンター6、タッチパネル2、及び入力顧客情報確認端末5と、自動代金精算手段47との位置関係の一例を示す概略図である。
以下、本発明に係る実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。
図1は、本発明に係るホテルチェックインシステム1の構成の概略を示す図である。ホテルチェックインシステム1は、タッチパネル2、及びサーバ装置3がネットワーク4を介して互いに情報の送受信が可能な状態で接続されてなる。タッチパネル2は、表面に触れることで情報の入力が可能なタッチ入力機能を有する。タッチパネル2は、画像情報を表示する表示機能も有しており、ディスプレイとして使用することもできる。またタッチパネル2は、演算処理部33及び個別情報記憶装置34を備える。さらに、本実施の形態においては、ホテルチェックインシステム1は、タッチパネル2とは離隔した位置にネットワークを介して情報の送受信が可能な入力顧客情報確認端末5を備えている。入力顧客情報確認端末5は、確認用表示部として確認用ディスプレイ19及び情報入力部であるキーボード20を備えており、タッチパネル5に入力された情報を確認用ディスプレイ19に表示することができる。本実施例において入力顧客情報確認端末5は、演算処理部36及び記憶装置37を備える。タッチパネル2、サーバ装置3、及びネットワーク4の構成を示すブロック図を図2に示す。なお、演算処理部33及び演算処理部36としては、具体的には一般的なCPUであることが好ましく、また、個別情報記憶装置34及び記憶装置37としては、具体的には一般的なランダムアクセスメモリ若しくはハードディスク装置であることが好ましい。
次に、ホテルチェックインシステム1の機能について説明する。ホテルに宿泊する顧客28は、ホテルに到着後、図3に示すようにホテルのチェックインカウンター6の上に載置されたタッチパネル2に自己の氏名等の顧客情報を入力し、チェックインの手続きを行う。図4はホテルチェックインシステム1を用いたチェックイン手続きのフロー図である。タッチパネル2には、入力欄出力手段7によって、予め顧客情報を入力するための入力欄8(8a、8b、・・・)が表示されている(ステップst1)。入力欄8の領域内においてスタイラスペン9の先端をタッチパネル2の表面に接触させながら文字軌跡10が描かれることによって、当該文字軌跡10に沿って手書き文字画像11がタッチパネル2に表示される(ステップst2)。なお、それぞれの入力欄8a、8b、・・・には、氏名、住所等の情報名称32a、32b、・・・が付されてなる。図5には、タッチパネル2に表示された入力欄8及び手書き文字画像11を示している。
手書き文字画像11の表示は、スタイラスペン9の先端がタッチパネル2の表面に接触したことをタッチパネル2内に内蔵された演算処理部33が感知することで、手書き文字表示手段12が起動し、スタイラスペン9の先端の動きに追随した図形を文字軌跡10に沿ってタッチパネル2に現わされるものであっても好ましい。また、タッチパネル2に表示された手書き文字画像11は、少なくとも顧客28が全ての顧客情報の入力を完了するまでタッチパネル2に表示された状態が保持されることが好ましい。
また、タッチパネル2は、文字認識手段15によって、前記手書き文字画像11をOCR処理することによって文字を認識して文字データ16を抽出する(ステップst3)。なお、文字認識手段15は、前記文字軌跡10をOCR処理することによって文字を認識して文字データ16を抽出するものであってもよい。
前記文字認識手段15が抽出した文字データ16を、顧客個別情報保存手段17が、前記入力欄8a,8b・・・、ごとに顧客個別情報18(18a,18b,・・・)としてタッチパネル2内の個別情報記憶装置34に保存する(ステップst4)。
ステップst2〜ステップst4が繰り返され、手書き文字画像11は、入力欄8a、8b、・・・のそれぞれに顧客情報が入力されるごとに、手書き文字画像11a、11b、・・・として表示される。そして、各入力欄8へ手書き文字画像11が入力が完了した後、図5中に示された入力完了ボタン42が選択されると、手書き文字画像11a、11b、・・・、入力欄8a、8b、・・・、及び情報名称32a、32b、・・・を含めたタッチパネル2に表示された画面を文字画像保存手段13によって一つの文字画像情報14としてネットワークに接続された文字画像記憶装置41に一時保存される(ステップst5)。なお、文字画像記憶装置41は、タッチパネル2、サーバ装置3、若しくは入力顧客情報確認端末5のいずれかに直接接続されていなくてもよく、NAS(Network Attached Storage)としてネットワークを介して独立して設置されていても好ましい。
個別情報記憶装置34に保存された顧客個別情報18及び文字画像記憶装置41に保存された文字画像情報14が入力顧客情報確認端末5に送られる。
なお、本実施の形態において前記入力顧客情報確認端末5は、図2に示されるようにタッチパネル2とは離間した位置に設置され、互いにネットワーク4によって接続されてなる。具体的にはタッチパネル2はチェックインカウンター6の上に載置されてなり、入力顧客情報確認端末5はチェックインカウンター6より内側に設置される。このように入力顧客情報確認端末5がタッチパネル2と離間して設置されることによって、タッチパネル2を操作する顧客28を移動させることなくホテル従業員29が入力顧客情報確認端末5を操作して顧客個別情報18を修正することができる。
入力顧客情報確認端末5は、前記文字画像記憶装置41から送信された文字画像情報14を取得して確認用ディスプレイ19に表示すると共に、前記個別情報記憶装置34から送信された顧客個別情報18を確認用ディスプレイ19には表示しない状態で取得する(ステップst6)。入力顧客情報確認端末5が、文字画像情報14及び顧客個別情報18を取得した当初は、図6に示すように、確認用ディスプレイ19の上段に文字画像情報14が表示され、下段には顧客個別情報18に対応した情報名称32は表示されているが、顧客個別情報18自体は表示されていない様子を示す。
このとき、顧客個別情報18は、入力顧客情報確認端末5に具備されている記憶装置37内に確認用ディスプレイ19には表示されない状態で格納されており、情報出力指示部23からの指示を受けた後に確認用ディスプレイ19に表示される。
本実施の形態において情報出力指示部23は、図3に示すように前記キーボード20上に設けられた入力ボタンのうちの一のボタンである。この場合、情報出力指示部23を押下することによって指示が出力される(ステップst7)。
顧客個別情報出力手段45は、文字画像情報14が確認用ディスプレイ19に表示された後、情報出力指示部23から出力された指示を認識すると、図7中の破線矢印に示すように、そのたび毎に前記入力顧客情報確認端末5に取り込まれた顧客個別情報18から入力欄32に対応する顧客個別情報18の一つを確認用ディスプレイ19に表示させる(ステップst8)。このような手段により、入力顧客情報確認端末5を操作するホテル従業員29からは、あたかも情報出力指示部23から指示が出力されるたびに入力顧客情報確認端末5が文字画像情報14から手書き文字画像11を読み取って、当該手書き文字画像11に対応する顧客個別情報18を入力欄32に表示しているように見える。これにより、表示された顧客個別情報18と、これに対応する文字画像情報14内の手書き文字画像11との相違点の存在を発見しようとするホテル従業員19の意識を高めることができる。ここで、文字画像情報14内の手書き文字画像11との相違点とは、文字の具体的な形状ではなく、例えば手書き文字画像11に含まれる文字の一部が「ぬ」であるのに対して顧客個別情報18に「め」と表示されていた場合のように文字の読み方が相違していることをいう。
具体的には、図8中の二点鎖線からなる楕円に囲まれた顧客個別情報18cの数字の「8」は間違いであり、文字画像情報14内に示されている手書き文字画像11cとの比較によれば「3」であることが正しい。そこで文字画像情報14との相違点を発見したホテル従業員29がキーボード20を操作することで、図8中の破線矢印に示すように、顧客情報修正手段21はキーボード20からの指示に従って確認用ディスプレイ19に表示されていた顧客個別情報18c中の「8」を、修正顧客情報35cに示されるように「3」に変換させる(ステップst9)。なお、文字画像情報14との相違点がなかった顧客個別情報18は変換されない状態で修正顧客情報35として処理される。
顧客個別情報18から修正顧客情報35への変換が完了すると、図9中の二点鎖線に含まれる修正顧客情報35は、図9中の破線に示す入力顧客情報送信手段22によって、入力顧客情報確認端末5から前記サーバ装置3に送信される(ステップst11)。本実施の形態において、入力顧客情報送信手段22は、確認用ディスプレイ19に送信ボタン画像46を表示し、当該送信ボタン画像46が選択される(ステップst10)ことで機能が発揮される。
サーバ装置3は、入力顧客情報確認端末5から送信された修正顧客情報35を、入力顧客情報受信手段38を介して受信する(ステップst12)。修正顧客情報35を受信したサーバ装置3は、サーバ装置3に設けられた記憶装置40に保存する(ステップst13)。
修正顧客情報35を保存したサーバ装置3は、演算処理部39による指令を受けたデータベース形成手段24が、前記修正顧客情報35を複数含んでなる顧客データベース25を記憶装置40に形成する(ステップst14)。顧客データベース25は、図10に示すように、タッチパネル5に修正顧客情報35に対応する顧客個別情報18を入力した人物ごとに顧客個別情報18が入力された入力日時43を付したうえ、修正顧客情報35をグループ化して保存されたテーブル44を含むものであることが好ましい。さらに、各修正顧客情報35は入力欄8a、8b、・・・にそれぞれ付された情報名称32a、32b、・・・と関連付けられて保存されてなることが好ましい。これにより、後に顧客データベース25から特定の顧客に関する修正顧客情報35を検索して出力した際に、出力された修正顧客情報35を、入力欄8a、8b、・・・ごとに振り分けて出力させることができ、情報の一覧性を高めることができるからである。なお、入力日時43は顧客個別情報18の入力を完了した時間を秒単位で記録することで、入力した顧客28を区別することができる。また、入力日時43をシリアル番号に代えることもできる。なお、演算処理部39としては、具体的には一般的なCPUであることが好ましく、また、記憶装置40としては、具体的には一般的なランダムアクセスメモリ若しくはハードディスク装置であることが好ましい。
さらに、文字画像情報14についても図10に示すように、顧客個別情報18を入力した人物ごとに顧客データベース25の一部として関連付けて保存されることで、後に顧客データベース25から特定の顧客に関する修正顧客情報35を検索して出力した際に、他の修正顧客情報35と共に文字画像情報14も出力させることができる。文字画像情報14には、前記入力日時43が関連付けられて保存されており、当該入力日時43に対応する修正顧客情報35と共に検索し、出力させることができる。なお、文字画像情報14は、前記シリアル番号に関連付けても好ましい。文字画像情報14は、対応する顧客個別情報18を入力した顧客の筆跡を、タッチパネル2に表示された入力欄8の配列及び書式と共に一括で保存するため、同姓同名の他の顧客と区別するために使用することができると共に、当該顧客28が本発明に係るホテルチェックインシステム1を使用するホテルに宿泊したことを明確に確認することができる。また、文字画像情報14を顧客データベース25の一部として保存すれば、従来のようにチェックイン用紙のような紙媒体で顧客の筆跡を保管するために必要であった保管スペースが不要となり、他の修正顧客情報35との管理情報の一元化も可能となる。
また、タッチパネル2は、インターネット上に保存された情報から選択された顧客関連情報26をタッチパネル2に表示する情報提供手段27を備える。
顧客関連情報26の一つの例を図11の二点鎖線に示す。図11では、顧客関連情報26として、天気予報情報30を提供する場合を例示する。特に好ましい天気予報情報27としては、顧客28の到着日、及びその翌日のホテル周辺の天気予報を示すもの(30a、30b)がよい。このような天気予報情報27をタッチパネル2に表示すれば、顧客28はホテルに到着してすぐに天気予報情報27を知ることができ、この情報によってその後の予定を立てることができるため、顧客28の効率的な活動に貢献することができる。
ここで顧客関連情報26は、ホテルに到着した顧客28に提供すれば顧客28にとって有益であると思われる情報である。顧客関連情報26は、タッチパネル2に対して顧客情報が入力されている間、若しくは入力直後、またはそのいずれの間にも表示されることが好ましい。タッチパネル2に顧客情報を入力しながらチェックインの手続きをしている顧客は、タッチパネル2を操作するために必然的に目線をタッチパネル2へ向けることとなる。このため、顧客関連情報26をタッチパネル2に表示することによって、タッチパネル2へ顧客情報を入力している顧客28、及び入力直後の顧客28に対して有益な情報の提案をすることができ、ホテルのサービスの価値を向上させることができる。なお、顧客情報の入力直後とは、顧客が顧客情報の入力が終わりタッチパネル2へ接触することを止めてから一定時間経過したことをタッチパネル2が判断した時、若しくは、あらかじめタッチパネル2に表示されてなる入力完了ボタンを顧客28が押したことをタッチパネル2の演算処理部33が認識した時であることが好ましい。図11に示した顧客関連情報26は、顧客28がタッチパネル2へ顧客情報の入力を完了した後に画面が切り替わり、タッチパネル2の全面に表示されても好ましいが、例えば図5に示すようにタッチパネル2に対して顧客情報が入力されている間に入力欄8が表示されている画面の一部に顧客関連情報26が表示されることとしても好ましい。
またその他の顧客関連情報26の例として、図12に示すように前記顧客個別情報18が顧客の誕生日である場合に、当該誕生日と到着日との日付が一致したとタッチパネル2が判定することで、顧客関連情報26としてクーポン31を提供することをタッチパネル5上で通知するものであっても好ましい。
また、顧客関連情報26はタッチパネル2内、若しくはサーバ装置3内に保存された情報から選択された情報であってもよい。顧客関連情報26がタッチパネル2内に保存されている場合には、顧客個別情報18がタッチパネル2に保存される前であってもスタイラスペン9がタッチパネル2の表面に触れながら顧客情報が入力されている間に顧客関連情報26を表示させても好ましい。このような顧客関連情報26の表示の例としては、タッチパネル2内でランダムに決定された時刻に顧客情報の入力作業をするためにスタイラスペン9をタッチパネル2に接触させた顧客28に対し、クーポンに当選した旨を表示することとしても好ましい。
また、顧客関連情報26が、顧客個別情報18に関連付けられて選択された情報であっても好ましい。例えば顧客個別情報18が顧客28の住所である場合には、本発明を実施するホテルの所在地の周辺において、顧客28の住所地周辺においてよく食されている郷土料理を提供する飲食店等の地図情報が好ましい。この場合、顧客関連情報26はタッチパネル2内に保存されていてもよいが、サーバ装置3内に蓄積されていることがより好ましい。顧客関連情報26がサーバ装置3内に蓄積されている場合、前記ステップst8においてタッチパネル2から顧客個別情報18を受信したサーバ装置3が、サーバ装置3内に蓄積された顧客関連情報26の集合から選択してタッチパネル2へ送信し、タッチパネル2が受信した顧客関連情報26を表示することが好ましい。本発明を実施するホテルが複数の拠点に存在する場合に、顧客関連情報26がサーバ装置3に蓄積されていれば、それぞれのホテルに設置されたタッチパネル2をサーバ装置3に接続しておくことで、サーバ装置3に蓄積された顧客関連情報26をすべてのタッチパネル2で共有することができ、ホテルごとに提供できる情報の質の均一化を図ることができるからである。
またその他の顧客関連情報26の例としてホテルチェックインシステム1を使用するホテルが独自に作成した自社予約サイトへの案内情報であっても好ましい。これによれば、顧客28が外部の予約サイトを介して予約していた者であっても、顧客28がタッチパネル2へ顧客情報を入力している間に自社予約サイトへの案内情報を宣伝することができ、次回から自社予約サイトの利用を促すことができる。顧客28が自社予約サイトを利用してくれれば、外部の予約サイトへ支払う手数料のコストを抑えることができる。さらに、前記自社予約サイトへの案内情報内に、顧客28の利用を促すための優待情報が含められていてもよい。なお、自社予約サイトへの案内情報から構成される顧客関連情報26は、顧客28がタッチパネル2へ顧客情報の入力を完了した後に画面が切り替わり、タッチパネル2の全面に表示されても好ましいが、例えば図5に示すようにタッチパネル2に対して顧客情報が入力されている間に入力欄8が表示されている画面の一部に自社予約サイトへの案内情報が表示されることとしても好ましい。
さらに、前記入力顧客情報確認端末5が、顧客が宿泊する部屋に入室するために必要な暗証コード情報52を出力する暗証コード出力手段52を備えるものであっても好ましい。暗証コード出力手段53は、前記ステップst4の後であって、顧客が入力完了ボタン42を押した後からシステム終了までの間である図4の二点鎖線で示すAの範囲内のいずれかで起動すると共に、暗証コード情報51が確認用ディスプレイ19に出力されることが好ましい。さらにまた、出力された暗証コード情報51を修正顧客情報35に追加することとしても好ましい。
また、ホテルチェックインシステム1には、図13に示すように、チェックインカウンター6と近接した場所に、前記入力顧客情報確認端末5とネットワーク4を介してデータの送受信が可能に接続されてなる自動代金精算手段47が設置されていることが好ましい。自動代金精算手段47は、入力顧客情報確認端末5から受信した請求情報50を表示する請求情報表示部48、及び代金の入金受付処理、釣銭返金処理、及び領収書発行処理によって構成される精算処理51を行う精算処理操作部49を備える。自動代金精算手段47による請求情報50の表示および精算処理51は、前記ステップst14の後、図4におけるBで行われることが好ましい。ステップst14で顧客データベース25が形成されて、修正顧客情報35が確定し、請求情報50及び領収書に記載する顧客情報を顧客データベース25から取り込んで利用することができるからである。
自動代金精算手段47をチェックインカウンター6と近接した場所に設けてなることによって、チェックインカウンター6において顧客情報の入力が完了した顧客28は、チェックインカウンター6を離れ、自動代金精算手段47ですぐに精算処理を行うことができる。これにより、複数の顧客が並んでいても、精算処理が終了するまで顧客がチェックインカウンター6を占有することがなく、チェックインカウンター6における顧客の占有時間を短縮することができる。
1 ホテルチェックインシステム
2 タッチパネル
3 サーバ装置
4 ネットワーク
5 入力顧客情報確認端末
7 入力欄出力手段
8 入力欄
10 文字軌跡
11 手書き文字画像
12 手書き文字表示手段
13 文字画像保存手段
14 文字画像情報
15 文字認識手段
16 文字データ
17 顧客個別情報保存手段
18 顧客個別情報
21 顧客情報修正手段
23 情報出力指示部
24 データベース形成手段
25 顧客データベース
26 顧客関連情報
35 修正顧客情報
47 自動代金精算手段
52 暗証コード情報

Claims (6)

  1. ホテルのチェックインカウンターに設けられ、情報を画像情報として表示する表示機能及び表面に触れることで顧客情報の入力が可能なタッチ入力機能を有するタッチパネルと、
    前記タッチパネルとネットワークを介してデータの送受信が可能に接続された入力顧客情報確認端末と、
    前記入力顧客情報確認端末とネットワークを介してデータの送受信が可能に接続されたサーバ装置とを備え、
    前記タッチパネルは、
    顧客情報の入力欄を出力する入力欄出力手段と、
    顧客がタッチパネルの表面に触れながら描いた文字軌跡を、前記入力欄の領域内に手書き文字画像として表示する手書き文字表示手段と、
    前記入力欄に表示された手書き文字画像を文字画像情報として文字画像記憶装置に記憶させる文字画像保存手段と、
    前記文字軌跡若しくは前記手書き文字画像から文字を認識して前記入力欄ごとに文字データを抽出する文字認識手段と、
    前記文字認識手段が抽出した文字データを、前記入力欄ごとに顧客個別情報として個別情報記憶装置に記憶させる顧客個別情報保存手段とを備え、
    前記入力顧客情報確認端末は、
    確認用表示部と、
    情報入力部と、
    情報出力指示部とを有し、
    前記文字画像記憶装置から送信された文字画像情報を取得して確認用表示部に表示し、前記個別情報記憶装置から送信された顧客個別情報を前記確認用表示部には表示しない状態で取得し、前記情報出力指示部から指示が出力される毎に、前記入力顧客情報確認端末に取り込まれた顧客個別情報から前記入力欄の一つに対応する顧客個別情報を確認用表示部に表示する顧客個別情報出力手段と、
    前記確認用表示部に表示された顧客個別情報が前記情報入力部からの指示に従って修正され修正顧客情報に変換される顧客情報修正手段と、
    前記修正顧客情報を前記サーバ装置に送信する入力顧客情報送信手段とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記入力顧客情報確認端末から受信した修正顧客情報を保存し、複数の修正顧客情報を含んでなる顧客データベースを形成するデータベース形成手段を有する
    ことを特徴とするホテルチェックインシステム。
  2. 前記タッチパネルが、
    前記タッチパネル内、前記サーバ装置内、若しくはインターネット上に保存された情報から選択された顧客関連情報を表示する情報提供手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のホテルチェックインシステム。
  3. 前記顧客関連情報が、前記顧客個別情報に関連付けられて選択された情報である
    ことを特徴とする請求項2に記載のホテルチェックインシステム。
  4. 前記顧客関連情報が天気予報情報である
    ことを特徴とする請求項2若しくは3に記載のホテルチェックインシステム。
  5. 前記入力顧客情報確認端末が、顧客が宿泊する部屋に入室するために必要な暗証コード情報を出力する暗証コード出力手段を備える
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のホテルチェックインシステム。
  6. 前記チェックインカウンターと近接した場所に、前記入力顧客情報確認端末とネットワークを介してデータの送受信が可能に接続されてなる自動代金精算手段が設置され、
    前記自動代金精算手段は、入力顧客情報確認端末から受信した請求情報を表示する請求情報表示部、及び代金の入金受付処理、釣銭返金処理、及び領収書発行処理によって構成される精算処理を行う精算処理操作部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のホテルチェックインシステム。
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