JP6867816B2 - 変換装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、変換装置に関する。
今後、例えば電気自動車への非接触給電などの高周波分野を中心として単相インバータの需要が拡大することが予想されている。単相インバータに供給される直流電圧を三相の交流電圧から生成する場合には三相コンバータが必要となり、これら三相コンバータおよび単相インバータにより、三相の交流電圧を単相の交流電圧に変換する変換装置が構成されることになる。
このような構成において、高調波による誘導障害や電波障害などが問題となることが懸念される。現状、このような高調波による問題に対し、種々の対策が考案されつつあるが、それらの対策のほとんどはフィルタの作用により高調波電圧を除去する、といったものであった。フィルタの作用により、周波数の比較的低い高調波(例えば、5次や7次の高調波など)をも除去しようとすると、フィルタを構成する回路素子が大きくなり、その結果、装置の大型化やコストの増加を招く、などの問題が生じる。
特開2011−036063号公報 特開2013−158064号公報
そこで、装置の大型化やコストの増加を抑制しつつ、高調波による問題の発生を抑制することができる変換装置を提供する。
本実施形態の変換装置は、交流電源から出力される三相の交流電圧を単相の交流電圧に変換する変換装置であって、三相の交流電圧が入力される複数の変圧器と、それら複数の変圧器から出力される交流を直流に変換する複数のコンバータと、それら複数のコンバータから出力される直流電圧が入力される複数の単相フルブリッジ回路と、を備える。複数の変圧器のうち少なくとも2つは、互いに出力電圧の電圧値が異なる。複数の変圧器のうち少なくとも2つは、互いに出力電圧の位相が異なる。複数の単相フルブリッジ回路のうち少なくとも2つは、互いに供給される直流電圧の電圧値が異なる。複数の単相フルブリッジ回路のうち少なくとも2つは、互いに点弧位相が異なる。複数の単相フルブリッジ回路の各出力が多段に直列接続されている。直列接続された各出力の両端から単相の交流電圧が出力される。前記複数の単相フルブリッジ回路は、第1フルブリッジ回路、第2フルブリッジ回路、第3フルブリッジ回路および第4フルブリッジ回路であり、前記第1フルブリッジ回路および前記第2フルブリッジ回路に供給される前記直流電圧の電圧値は、第1電圧値であり、前記第3フルブリッジ回路および前記第4フルブリッジ回路に供給される前記直流電圧の電圧値は、前記第1電圧値とは異なる第2電圧値であり、前記第1フルブリッジ回路と前記第2フルブリッジ回路の前記点弧位相は互いに異なる点弧位相であり、前記第3フルブリッジ回路および前記第4フルブリッジ回路の前記点弧位相は同一の点弧位相である。この場合、前記第1フルブリッジ回路および前記第2フルブリッジ回路のそれぞれに対応する前記変圧器の線間電圧Eac1と前記第3フルブリッジ回路および前記第4フルブリッジ回路のそれぞれに対応する前記変圧器の線間電圧Eac2とが次式Eac1:Eac2=1:3 1/2 /2」の関係を満たすようにするとともに、前記線間電圧Eac1と前記線間電圧Eac2とが30°の位相差を有するようになっている。また、この場合、前記第1フルブリッジ回路の点弧位相を基準とすると、前記第2フルブリッジ回路の点弧位相を60°遅らせるとともに、前記第3フルブリッジ回路および前記第4フルブリッジ回路の点弧位相を30°遅らせるようになっている。
一実施形態に係る変換装置を含む非接触給電装置の構成を模式的に示す図 変圧器の出力側の線間電圧を模式的に示す図 変圧器の出力側の相電流を模式的に示す図 各インバータ部から出力される電圧の波形を模式的に示す図 単相インバータの各部の電圧波形と、トランスの二次側に現れる電圧および電流の波形とを模式的に示す図
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示す変換装置1は、三相から単相への変換を行う装置であり、例えば商用電源である交流電源2から出力される三相の交流電圧を単相の交流電圧に変換する。変換装置1は、トランス3およびローパスフィルタ4(以下、LPF4と呼ぶ)とともに非接触給電装置5を構成している。非接触給電装置5は、例えば電気自動車への非接触給電を行う用途に用いられる。
変換装置1は、交流電源2から出力される三相の交流電圧が入力される変圧器6〜9と、変圧器6〜9から出力される交流を直流に変換するコンバータ10〜13と、コンバータ10〜13から出力される直流電圧を単相の交流電圧に変換する単相インバータ14とを備えている。
変圧器6〜9は、三相交流を入出力とする三相の電源トランスである。変圧器6、7は、一次側がY結線されるとともに二次側がΔ結線された「Y−Δ」結線方式となっている。変圧器8、9は、一次側および二次側がともにY結線された「Y−Y」結線方式となっている。
変圧器6、7の変成比(巻数比)は「1:1」となっている。変圧器8、9の変成比(巻数比)は「1:31/2/2」となっている。なお、以下の説明においては、「31/2」を「√3」とも表す。変圧器6〜9の三相(U相、V相、W相)の出力は、それぞれコンバータ10〜13に入力されている。
このような構成により、変圧器6、7のU相−V相の線間電圧、V相−W相の線間電圧およびW相−U相の線間電圧(以下、これらをまとめて線間電圧Eac1と称す)と、変圧器8、9のU相−V相の線間電圧、V相−W相の線間電圧およびW相−U相の線間電圧(以下、これらをまとめて線間電圧Eac2と称す)とは、下記(1)式の関係となる。
Eac1:Eac2=1:√3/2 …(1)
このように、本実施形態では、変圧器6、7と変圧器8、9とは、互いに出力電圧(線間電圧)の電圧値が異なっている。また、図2に示すように、変圧器6、7の線間電圧Eac1と変圧器8、9の線間電圧Eac2とは、30°の位相差がある。つまり、本実施形態では、変圧器6、7と変圧器8、9とは、互いに出力電圧(線間電圧)の位相が異なっている。
また、上記構成により、変圧器6、7の線電流Iac1と、変圧器8、9の線電流Iac2とは、下記(2)式の関係となる。
Iac1:Iac2=1:2/√3 …(2)
さらに、図3に示すように、変圧器6、7の線電流Iac1と変圧器8、9の線電流Iac2とは、30°の位相差がある。なお、図3において「S1、S2、…S6」という符号が付された各期間は、コンバータ10〜13を構成する6つのスイッチS1〜S6(後述する)のうち、その符号に対応したスイッチがオンしている期間を表している。
コンバータ10〜13は、いずれも三相の交流を直流に変換するものであり、互いに同一の回路構成となっている。そのため、ここでは、コンバータ10の構成について説明を行い、コンバータ11〜13の各構成については、コンバータ10と同様の符号を付し、その説明を省略する。
コンバータ10は、整流回路15、直流リアクトル16およびコンデンサ17を備えている。整流回路15は、6つのスイッチS1〜S6が三相フルブリッジの形態となるように接続された構成であり、変圧器6から出力される三相の交流を全波整流する。スイッチS1〜S6としては、例えばパワーMOSFETやIGBTなどの半導体スイッチング素子を用いることができる。スイッチS1〜S6のオンオフは、スイッチ制御部18により制御される。
整流回路15の出力電源線19、20間には、スイッチS1、S2の直列回路、スイッチS3、S4の直列回路およびスイッチS5、S6の直列回路がそれぞれ接続されている。スイッチS1、S2の相互接続ノードNuは、変圧器6のU相の出力端子に接続されている。スイッチS3、S4の相互接続ノードNvは、変圧器6のV相の出力端子に接続されている。スイッチS5、S6の相互接続ノードNwは、変圧器6のU相の出力端子に接続されている。
直流リアクトル16の一方の端子は出力電源線19に接続され、その他方の端子はコンデンサ17を介して出力電源線20に接続されている。これら直流リアクトル16およびコンデンサ17により、整流回路15から出力される脈動のある直流電圧が平滑化される。コンデンサ17の端子間電圧、つまりコンバータ10から出力される直流電圧は、単相インバータ14に供給される。
上記構成において、コンバータ10、11から出力される直流電圧の電圧値(第1電圧値Edc1)と、コンバータ12、13から出力される直流電圧の電圧値(第2電圧値Edc2)との関係は、変圧器6、7の線間電圧Eac1と変圧器8、9の線間電圧Eac2との関係と同様の関係、つまり下記(3)式の関係となる。
Edc1:Edc2=1:√3/2 …(3)
また、コンバータ10、11の出力電流Idc1とコンバータ12、13の出力電流Idc2との関係は、変圧器6、7の線電流Iac1と変圧器8、9の線電流Iac2との関係と同様の関係、つまり下記(4)式の関係となる。
Idc1:Idc2=1:2/√3 …(4)
単相インバータ14は、複数のインバータ部INV1〜INV4を備えている。インバータ部INV1〜INV4は、いずれも単相フルブリッジ回路として構成されており、入力される直流電圧を交流電圧に変換して出力する。なお、本実施形態では、インバータ部INV1、INV2、INV3、INV4は、それぞれ第1フルブリッジ回路、第2フルブリッジ回路、第3フルブリッジ回路、第4フルブリッジ回路に相当する。
インバータ部INV1には、コンバータ10から電源線21、22を介して供給される第1電圧値Edc1の直流電圧が入力されている。インバータ部INV1は、4つのスイッチS11〜S14を備えている。スイッチS11〜S14としては、例えばパワーMOSFETやIGBTなどの半導体スイッチング素子を用いることができる。
電源線21、22間には、スイッチS11、S12の直列回路およびスイッチS13、S14の直列回路が接続されている。スイッチS11、S12の相互接続ノードN1aはインバータ部INV1の高電位側の出力ノードとなり、スイッチS13、S14の相互接続ノードN1bはインバータ部INV1の低電位側の出力ノードとなる。
インバータ部INV2には、コンバータ11から電源線23、24を介して供給される第1電圧値Edc1の直流電圧が入力されている。インバータ部INV2は、4つのスイッチS21〜S24を備えている。スイッチS21〜S24としては、スイッチS11〜S14と同様の構成を採用することができる。
電源線23、24間には、スイッチS21、S22の直列回路およびスイッチS23、S24の直列回路が接続されている。スイッチS21、S22の相互接続ノードN2aはインバータ部INV2の高電位側の出力ノードとなり、スイッチS23、S24の相互接続ノードN2bはインバータ部INV2の低電位側の出力ノードとなる。
インバータ部INV3には、コンバータ12から電源線25、26を介して供給される第2電圧値Edc2の直流電圧が入力されている。インバータ部INV3は、4つのスイッチS31〜S34を備えている。スイッチS31〜S34としては、スイッチS11〜S14などと同様の構成を採用することができる。
電源線25、26間には、スイッチS31、S32の直列回路およびスイッチS33、S34の直列回路が接続されている。スイッチS31、S32の相互接続ノードN3aはインバータ部INV3の高電位側の出力ノードとなり、スイッチS33、S34の相互接続ノードN3bはインバータ部INV3の低電位側の出力ノードとなる。
インバータ部INV4には、コンバータ13から電源線27、28を介して供給される第2電圧値Edc2の直流電圧が入力されている。インバータ部INV4は、4つのスイッチS41〜S44を備えている。スイッチS41〜S44としては、スイッチS11〜S14などと同様の構成を採用することができる。
電源線27、28間には、スイッチS41、S42の直列回路およびスイッチS43、S44の直列回路が接続されている。スイッチS41、S42の相互接続ノードN4aはインバータ部INV4の高電位側の出力ノードとなり、スイッチS43、S44の相互接続ノードN4bはインバータ部INV4の低電位側の出力ノードとなる。
このように、インバータ部INV1およびINV2と、インバータ部INV3およびINV4とは、互いに供給される直流電圧の電圧値が異なっている。具体的には、インバータ部INV1およびINV2に供給される直流電圧の電圧値である第1電圧値Edc1と、インバータ部INV3およびINV4に供給される直流電圧の電圧値である第2電圧値Edc2とは、上記した(3)式の関係となっている。
スイッチ制御部18は、インバータ部INV1〜INV4の各スイッチのオンオフを制御する。各スイッチのオンオフの詳細なタイミングは後述するが、インバータ部INV1とインバータ部INV2の点弧位相は、互いに異なる点弧位相となる。また、インバータ部INV3とインバータ部INV4の点弧位相は、同一の点弧位相となる。また、インバータ部INV1とインバータ部INV3、INV4の点弧位相は、互いに異なる点弧位相となる。また、インバータ部INV2とインバータ部INV3、INV4の点弧位相は、互いに異なる点弧位相となる。
上記構成において、インバータ部INV1の低電位側の出力ノードN1bは、インバータ部INV2の高電位側の出力ノードN2aに接続されている。また、インバータ部INV2の低電位側の出力ノードN2bは、インバータ部INV3の高電位側の出力ノードN3aに接続されている。また、インバータ部INV3の低電位側の出力ノードN3bは、インバータ部INV4の高電位側の出力ノードN4aに接続されている。
そして、インバータ部INV1の高電位側の出力ノードN1aと、インバータ部INV4の低電位側の出力ノードN4bとの間から出力される交流電圧が、トランス3の一次側巻線3aに印加される。つまり、上記構成の単相インバータ14では、インバータ部INV1〜INV4の各出力が多段で直列接続され、その直列接続された各出力の両端から交流電圧が出力されるようになっている。
単相インバータ1から出力される単相の交流電圧は、トランス3の一次側巻線3aに印加される。本実施形態では、トランス3の変圧比は、例えば「1:1」となっている。トランス3の二次側巻線3bから出力される交流電圧Ehfは、LPF4に入力されている。LPF4は、例えばインダクタおよびキャパシタからなるL型やπ型のLCフィルタとして構成されている。
LPF4は、交流電圧Ehfに含まれる高調波の最低次数以上の成分を阻止するように設計されている。なお、この場合、詳細は後述するが、交流電圧Ehfに含まれる高調波の最低次数は「11」である。そのため、本実施形態では、LPF4は、交流電圧Ehfに含まれる11次以上の高調波成分を阻止するように設計されている。LPF4の出力電圧は、給電対象の負荷(図示略)に供給される。
次に、上記構成の作用について図4および図5も参照して説明する。なお、図4および図5では、単相インバータ14から出力される交流電圧の1周期の開始時点を0°とし、その終了時点を360°として示している。また、図5における縦軸は、各電圧を電圧Edc1で除算したもの、つまり電圧Edc1で正規化した各電圧を示している。
[1]インバータ部INV1の動作
交流電圧の1周期において、インバータ部INV1のスイッチS11〜S14のオンオフは、次のように制御される。すなわち、0°〜120°では、スイッチS11、S14がオンされるとともにスイッチS12、S13がオフされる。また、120°〜180°および300°〜360°では全てのスイッチS11〜S14がオフされる。また、180°〜300°では、スイッチS11、S14がオフされるとともにスイッチS12、S13がオンされる。
スイッチS11〜S14が上述したように制御されることにより、インバータ部INV1の出力ノードN1a、N1b間には、図4(a)に示すような交流電圧が現れる。すなわち、インバータ部INV1から出力される交流電圧は、0°〜120°では+Edc1となり、120°〜180°では0となり、180°〜300°では−Edc1となり、300°〜360°では0となる。
[2]インバータ部INV2の動作
交流電圧の1周期において、インバータ部INV2のスイッチS21〜S24のオンオフは、次のように制御される。すなわち、0°〜60°および180°〜240°では全てのスイッチS21〜S24がオフされる。また、60°〜180°では、スイッチS21、S24がオンされるとともにスイッチS22、S23がオフされる。また、240°〜360°では、スイッチS21、S24がオフされるとともにスイッチS22、S23がオンされる。
スイッチS21〜S24が上述したように制御されることにより、インバータ部INV2の出力ノードN2a、N2b間には、図4(b)に示すような交流電圧が現れる。すなわち、インバータ部INV2から出力される交流電圧は、0°〜60°では0となり、60°〜180°では+Edc1となり、180°〜240°では0となり、240°〜360°では−Edc1となる。
[3]インバータ部INV3の動作
交流電圧の1周期において、インバータ部INV3のスイッチS31〜S34のオンオフは、次のように制御される。すなわち、0°〜30°および150°〜210°では全てのスイッチS31〜S34がオフされる。また、30°〜150°では、スイッチS31、S34がオンされるとともにスイッチS32、S33がオフされる。また、210°〜330°では、スイッチS31、S34がオフされるとともにスイッチS32、S33がオンされる。
スイッチS31〜S34が上述したように制御されることにより、インバータ部INV3の出力ノードN3a、N3b間には、図4(c)に示すような交流電圧が現れる。すなわち、インバータ部INV3から出力される交流電圧は、0°〜30°では0となり、30°〜150°では+Edc2となり、150°〜210°では0となり、210°〜330°では−Edc2となり、330°〜360°では0となる。
[4]インバータ部INV4の動作
交流電圧の1周期において、インバータ部INV4のスイッチS41〜S44のオンオフは、次のように制御される。すなわち、0°〜30°および150°〜210°では全てのスイッチS41〜S44がオフされる。また、30°〜150°では、スイッチS41、S44がオンされるとともにスイッチS42、S43がオフされる。また、210°〜330°では、スイッチS41、S44がオフされるとともにスイッチS42、S43がオンされる。
スイッチS41〜S44が上述したように制御されることにより、インバータ部INV4の出力ノードN4a、N4b間には、図4(d)に示すような交流電圧が現れる。すなわち、インバータ部INV4から出力される交流電圧は、0°〜30°では0となり、30°〜150°では+Edc2となり、150°〜210°では0となり、210°〜330°では−Edc2となり、330°〜360°では0となる。
[5]全体の動作
インバータ部INV1、INV2が上述したような動作を行うことにより、ノードN1a、N2b間に図5(a)に示すような電圧が現れる。すなわち、ノードN1a、N2b間の電圧Ehf1は、0°〜60°では1となり、60°〜120°では2となり、120°〜180°では1となり、180°〜240°では−1となり、240°〜300°では−2となり、300°〜360°では−1となる。
また、インバータ部INV3、INV4が上述したような動作を行うことにより、ノードN3a、N4b間に図5(b)に示すような電圧が現れる。すなわち、ノードN3a、N4b間の電圧Ehf2は、0°〜30°では0となり、30°〜150°では√3となり、150°〜210°では0となり、210°〜330°では−√3となり、330°〜360°では0となる。
なお、この場合、電圧Ehf1の実効値と電圧Ehf2の実効値とは、下記(5)式に示すように互いに等しい値となる。
Ehf1:Ehf2=1:1 …(5)
単相インバータ14から出力される交流電圧、ひいてはトランス3の二次側巻線3bから出力される交流電圧Ehfは、図5(c)に示すように、電圧Ehf1と電圧Ehf2が合成された階段状の波形となる。すなわち、交流電圧Ehfは、0°〜30°では1となり、30°〜60°では1+√3となり、60°〜120°では2+√3となり、120°〜150°では1+√3となり、150°〜180°では1となる。また、交流電圧Ehfは、180°〜210°では−1となり、210°〜240°では−1+√3となり、240°〜300°では−2+√3となり、300°〜330°では−1+√3となり、330°〜360°では1となる。
また、トランス3の二次側巻線3bに流れる電流Ihfは、LPF4の作用により、交流電圧Ehfの波形を鈍らせた波形となる。すなわち、電流Ihfは、図5(c)に示すような正弦波状の波形となる。
以上説明した本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
一般的な単相インバータから出力される電圧は、矩形波状の波形となる。このような矩形波状の出力電圧には、非常に多くの高調波成分が含まれている。そのような高調波電圧を除去するためには、低次数の高調波をも除去する仕様のフィルタが必要であり、装置の大型化やコストの増加などの問題が発生する。そこで、本実施形態の単相インバータ1は、一般的な単相インバータと同様の構成の4つのインバータ部INV1〜INV4を備え、インバータ部INV1〜INV4のうち少なくとも2つについて互いに供給される直流電圧の電圧値を異ならせるとともに、インバータ部INV1〜INV4のうち少なくとも2つについて互いに点弧位相を異ならせている。そして、4つのインバータ部INV1〜INV4の各出力が多段で直列接続されており、その直列接続された各出力の両端から交流電圧が出力される。
このような構成の単相インバータ1から出力される交流電圧は、図4(a)〜(d)に示したインバータ部INV1〜INV4の各出力電圧を組み合わせて得られる波形であり、図5(c)に示したような階段状の波形となる。このような階段状の電圧波形は、矩形波状の電圧波形に比べ、正弦波に近い波形となっているため、これに含まれる高調波成分が少なくなる。したがって、LPF4としては、矩形波状の電圧に含まれる高調波成分を除去するためのフィルタに比べ、小型且つ安価なものを用いることができる。したがって、本実施形態によれば、装置の大型化やコストの増加を抑制しつつ、高調波による問題の発生を抑制することができるという効果が得られる。
単相インバータ14から出力される交流電圧の高調波成分を低減する効果は、その電圧波形のパルス数pを増加するほど顕著に得られる。なお、パルス数pは、交流電圧の1周期中に同時に生じることのない転流の数に相当する。交流電圧に含まれる高調波の次数nは、下記(6)式により表される。ただし、mは正の整数である。
n=p×m±1 …(6)
また、交流電圧に含まれる高調波の発生量Enは、基本波の大きさを1とすると、下記(7)式により表される。
En=1/n …(7)
上記(7)式から明らかなように、パルス数pが12の場合、交流電圧に含まれる高調波の次数nは、「11、13、23、25、…」となり、5次および7次の高調波は含まれない。また、上記(3)式から明らかなように、5次、7次の高調波の発生量Inは、それより高次の高調波の発生量Enに比べると大きい。
そこで、本実施形態では、パルス数pが12となるように、インバータ部INV1〜INV4に供給される直流電圧の電圧値およびインバータ部INV1〜INV4の点弧位相が設定されている。具体的には、本実施形態では、インバータ部INV1、INV2に供給される直流電圧の電圧値Edc1とインバータ部INV3、INV4に供給される直流電圧の電圧値Edc2を、上記(3)式を満たすように設定している。
また、本実施形態では、インバータ部INV1の点弧位相を基準とすると、インバータ部INV2の点弧位相を60°遅らせるとともに、インバータ部INV3、INV4の点弧位相を30°遅らせるようにしている。これにより、単相インバータ14から出力される交流電圧のパルス数pが12となり、その交流電圧には5次および7次の高調波が含まれない。そのため、単相インバータ14から出力される交流電圧に含まれる高調波の最低次数は11次となり、LPF4としては、11次の高調波成分を阻止することができるものであればよく、5次、7次の高調波成分を阻止できるフィルタに比べ、小型且つ安価なものを用いることができる。
単相インバータ14は、一般的な単相インバータと同様の構成をなす4つのインバータ部INV1〜INV4を備えているが、それらを直列多段に接続することで所望する出力を得る構成となっているため、各インバータ部INV1〜INV4の容量は、単相インバータ14と同程度の出力を得ることができる一般的な単相インバータの容量の1/4程度でよい。したがって、本実施形態によれば、従来の一般的な単相インバータに対し、装置の大型化やコストの大幅な増加を招くことなく、上述した高調波を低減する効果が得られる。
高調波の低減効果を期待して、単相インバータ14の各スイッチS11〜S44の駆動制御として、PWM制御を採用することも考えられる。しかし、PWM制御を用いた場合、スイッチングロスが増大するおそれがある。本実施形態の単相インバータ14は、PWM制御を用いていないため、スイッチングロスの増大を招くことなく、上述した高調波の低減効果を得ることができる。
本実施形態の変換装置1は、交流電源2から出力される三相の交流電圧から単相インバータ14に供給する直流電圧を生成するための構成として、変圧器6〜9およびコンバータ10〜13を備えている。単相インバータ14による上述した効果を得るためには、インバータ部INV1〜INV4のうち少なくとも2つについて互いに供給される直流電圧の電圧値を異ならせる必要がある。具体的には、インバータ部INV1、INV2に供給される直流電圧の電圧値Edc1と、インバータ部INV3、INV4に供給される直流電圧の電圧値Edc2とが上記(3)式の関係を満たすようにする必要がある。
そこで、変圧器6〜9の結線方式および変成比などの仕様を上述したように設定することにより、変圧器6〜9のうち少なくとも2つについて互いに出力電圧の電圧値を異ならせるとともに、少なくとも2つについて互いに出力電圧の位相を異ならせている。具体的には、本実施形態では、変圧器6、7の線間電圧Eac1と変圧器8、9の線間電圧Eac2とが上記(1)式の関係を満たすようにするとともに、線間電圧Eac1と線間電圧Eac2とが30°の位相差を有するようにしている。
このようにすることで、コンバータ10、11から出力される直流電圧、つまりインバータ部INV1、INV2に供給される直流電圧の電圧値Edc1と、コンバータ12、13から出力される直流電圧、つまりインバータ部INV3、INV4に供給される直流電圧の電圧値Edc2とが上記(3)式の関係を満たすような値となる。
また、交流電源2に流れる電流に含まれる高調波の次数nは、下記(8)式により表される。
n=p×m±1 …(8)
さらに、交流電源2に流れる電流に含まれる高調波の発生量Inは、基本波の大きさを1とすると、下記(9)式により表される。
In=1/n …(9)
そこで、本実施形態では、パルス数pが12となるように、変圧器6〜9の出力電圧(線間電圧Eac1、Eac2)の電圧値および移相が設定されている。このようにすれば、変圧器6〜9の一次側の合成電流は、従来の12パルス整流回路と同様の波形となる。したがって、本実施形態によれば、変換装置1の出力側の高調波を低減するだけでなく、変換装置1の入力側における高調波についても低減することができる。
(その他の実施形態)
変換装置1は、上記実施形態で例示した電気自動車への非接触給電を行う用途に限らず、例えば誘導加熱など、様々な用途に用いることができる。つまり、本発明は、三相の交流電圧を単相の交流電圧に変換する変換装置全般に適用することができる。したがって、トランス3、LPF4などは、必要に応じて設ければよい。
上記実施形態では、インバータ部INV1〜INV4の各出力が多段で直列接続され、その直列接続された各出力の両端から得られる交流電圧がトランス3の一次側巻線3aに印加される構成、つまりトランス3の一次側で多重化される構成を採用していたが、インバータ部INV1〜INV4の各出力を入力とする4つのトランスを設け、それら4つのトランスの各出力(二次側)を多段で直列接続する構成、つまりトランスの二次側で多重化される構成に変更してもよい。
インバータ部INV1〜INV4に供給される直流電圧の電圧値およびインバータ部INV1〜INV4の点弧位相は、上記実施形態で示したものに限らずともよく、単相インバータ14から出力される交流電圧が所望する階段状の波形、ひいては交流電圧のパルス数が所望する数となるように適宜設定すればよい。すなわち、インバータ部INV1〜INV4のうち少なくとも2つに供給される直流電圧の電圧値が異なるように設定するとともに、インバータ部INV1〜INV4のうち少なくとも2つの点弧位相が異なるように設定すればよい。
インバータ部INV3、INV4は、1つのインバータ部に置き換えることが可能である。ただし、置き換えられるインバータ部としては、インバータ部INV3、INV4の容量に比べて2倍の容量が必要となる。また、上記インバータ部に供給される直流電圧の電圧値としては、インバータ部INV3、INV4に供給される直流電圧の電圧値Edc2の2倍の電圧値(=√3)が必要となる。そのため、このような変更に対応するように、変圧器6〜9の結線方式や変成比などの仕様も、これに合わせて変更すればよい。
単相インバータ1は、4つの単相フルブリッジ回路(インバータ部INV1〜INV4)を備え、その各出力が多段で直列接続された構成となっていたが、単相フルブリッジ回路の数は、2つ、3つまたは5つ以上でもよい。
変圧器6〜9の結線方式や変成比などの仕様は、上記実施形態で示したものに限らずともよく、単相インバータ14に供給する直流電圧の電圧値Edc1、Edc2が所望する電圧値となるものであれば適宜変更可能である。例えば、変圧器6〜9の一次側をY結線からΔ結線に変更することが可能である。つまり、変圧器6、7を「Δ−Δ」結線方式にするとともに変圧器8、9を「Δ−Y」結線方式にすることが可能である。
コンバータ10〜13の6つのスイッチS1〜S6は、ダイオードなどの整流素子に置き換えることが可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は変換装置、2は交流電源、4はローパスフィルタ、6〜9は変圧器、10〜13はコンバータ、INV1はインバータ部(単相フルブリッジ回路、第1フルブリッジ回路)、INV2はインバータ部(単相フルブリッジ回路、第2フルブリッジ回路)、INV3はインバータ部(単相フルブリッジ回路、第3フルブリッジ回路)、INV4はインバータ部(単相フルブリッジ回路、第4フルブリッジ回路)を示す。

Claims (4)

  1. 交流電源から出力される三相の交流電圧を単相の交流電圧に変換する変換装置であって、
    前記三相の交流電圧が入力される複数の変圧器と、
    前記複数の変圧器から出力される交流を直流に変換する複数のコンバータと、
    前記複数のコンバータから出力される直流電圧が入力される複数の単相フルブリッジ回路と、
    前記複数の変圧器のうち少なくとも2つは、互いに出力電圧の電圧値が異なり、
    前記複数の変圧器のうち少なくとも2つは、互いに出力電圧の位相が異なり、
    前記複数の単相フルブリッジ回路のうち少なくとも2つは、互いに供給される前記直流電圧の電圧値が異なり、
    前記複数の単相フルブリッジ回路のうち少なくとも2つは、互いに点弧位相が異なり、
    前記複数の単相フルブリッジ回路の各出力が多段に直列接続され、
    前記直列接続された各出力の両端から単相の交流電圧が出力され
    前記複数の単相フルブリッジ回路は、第1フルブリッジ回路、第2フルブリッジ回路、第3フルブリッジ回路および第4フルブリッジ回路であり、
    前記第1フルブリッジ回路および前記第2フルブリッジ回路に供給される前記直流電圧の電圧値は、第1電圧値であり、
    前記第3フルブリッジ回路および前記第4フルブリッジ回路に供給される前記直流電圧の電圧値は、前記第1電圧値とは異なる第2電圧値であり、
    前記第1フルブリッジ回路と前記第2フルブリッジ回路の前記点弧位相は互いに異なる点弧位相であり、
    前記第3フルブリッジ回路および前記第4フルブリッジ回路の前記点弧位相は同一の点弧位相であり、
    前記第1フルブリッジ回路および前記第2フルブリッジ回路のそれぞれに対応する前記変圧器の線間電圧Eac1と前記第3フルブリッジ回路および前記第4フルブリッジ回路のそれぞれに対応する前記変圧器の線間電圧Eac2とが次式
    Eac1:Eac2=1:3 1/2 /2
    の関係を満たすようにするとともに、前記線間電圧Eac1と前記線間電圧Eac2とが30°の位相差を有するようになっており、
    前記第1フルブリッジ回路の点弧位相を基準とすると、前記第2フルブリッジ回路の点弧位相を60°遅らせるとともに、前記第3フルブリッジ回路および前記第4フルブリッジ回路の点弧位相を30°遅らせるようになっている変換装置。
  2. 高調波の次数をnとし、パルス数をpとし、正の整数をmとすると、
    前記交流電源に流れる電流に含まれる高調波の次数nが次式
    n=p×m±1
    を満たすように、且つ
    基本波の大きさを1とすると、前記交流電源に流れる電流に含まれる高調波の発生量Inが次式
    In=1/n
    を満たすように、前記変圧器の出力電圧の電圧値および位相が設定される請求項1に記載の変換装置。
  3. 高調波の次数をnとし、パルス数をpとし、正の整数をmとすると、
    前記単相の交流電圧に含まれる高調波の次数nが次式
    n=p×m±1
    を満たすように、且つ
    基本波の大きさを1とすると、前記単相の交流電圧に含まれる高調波の発生量Enが次式
    En=1/n
    を満たすように、前記直流電圧の電圧値および前記点弧位相が設定される請求項1または2に記載の変換装置。
  4. さらに、前記単相の交流電圧に含まれる高調波の最低次数以上の成分を阻止するローパスフィルタを備える請求項1から3のいずれか一項に記載の変換装置。
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