JP6867146B2 - 警報システム - Google Patents
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Description
本発明は、警戒エリア毎に、複数の警報器からなる複数のグループを構成すると共に、グループ内の警報器間で信号を無線で送受信し、各グループの警報器は、火災を検出した場合に連動元を示す火災警報を出力すると共に、グループ内の他の警報器に火災連動信号を送信して連動先を示す火災警報を出力させ、隣接するグループ間に配置されたグループ間移報装置により一方のグループの警報器から受信した火災連動信号を他方のグループの警報器に送信して警報させる警報システムに於いて、
グループ間移報装置は、火災連動信号の送信によるグループの連動を規制する機能を備えたことを特徴とする。
グループ間移報装置は連動段数によってグループの連動を規制する。
連動段数は警報器毎またはグループ毎に設定される。
グループ間移報装置が他方のグループへ火災連動信号を送信するかどうかは、グループ間移報装置に設定された連動段数によって判定される。
グループ毎にグループ連動段数が設定され、
グループ間移報装置は、一方のグループの警報器と無線により信号を送受信する第1移報アダプタと他方のグループの警報器と無線により信号を送受信する第2移報アダプタとを備え、第1移報アダプタと第2移報アダプタが所定の信号により送受信し、
第1移報アダプタ又は第2移報アダプタは、自己と信号を送受信するグループの警報器又は隣接するグループ間に配置された他のグループ間移報装置から火災連動信号を受信した場合に、グループ連動段数を1つ変化させ、
グループ連動段数が、グループ間移報装置に設定された連動段数である所定値に達しない場合は他方の移報アダプタに火災連動移報信号を送信し、他方の移報アダプタは自己と信号を送受信するグループの警報器に対す、変化させたグループ連動段数を含む火災連動信号を送信し、
グループ連動段数が所定値に達した場合は他方の移報アダプタに火災連動移報信号を送信しないことを特徴とする。
グループ間移報装置は、規制手段としてグループ間の移報方向を定めるための所定の大小関係によってグループの連動を規制し、
警報器は火災連動信号に所定の大小関係を含めて送信するか、又はグループ間移報装置は所定の大小関係が設定され、
グループ毎にグループ番号が設定され、
グループ間移報装置は、受信した火災連動信号に含まれた一方のグループのグループ番号と移報先となる他方のグループのグループ番号を比較し、所定の大小関係にある場合は他方のグループへ火災連動信号を送信し、所定の大小関係にない場合は他方のグループへ火災連動信号を送信しないようにする。また、グループ間移報装置は、規制手段として所定の大小関係及び連動段数によってグループの連動を規制しても良い。
グループ間移報装置は、規制手段として連動先となるグループの各々に対応した連動の有効及び無効を示す連動先指定情報によってグループの連動を規制し、受信した火災連動信号に含まれた他方のグループの連動先指定情報が有効に設定されている場合は、他方のグループの警報器に警報動作を行わせる内容を含む火災連動信号を送信して警報動作を行わせ、
警報器は火災連動信号に連動先指定情報を含めて送信する。
グループ間移報装置は、連動先となるグループの各々に対応した連動の有効及び無効を示す連動先指定情報によってグループの連動を規制し、受信した火災連動信号に含まれた他方のグループの連動先指定情報が有効に設定されている場合は、他方のグループの警報器に警報動作を行わせる内容を含む火災連動信号を送信して警報動作を行わせ、
警報器は火災連動信号に連動元グループであることを示す信号を含めて送信し、
グループ間移報装置は、自己と信号を送受信するグループが連動元グループとなった場合の連動先指定情報が定められる。
グループ間移報装置は、他方のグループの連動先指定情報が有効に設定されていない場合は、他方のグループの警報器に警報動作を行わせない内容を含む火災連動信号を送信する。
グループ間移報装置に警報一斉鳴動スイッチが設けられ、
グループ間移報装置は、警報一斉鳴動スイッチの操作を検出した場合に、警報一斉鳴動信号を自己と信号を送受信するグループの警報器及び他のグループ間移報装置を経由して各グループの警報器に送信して各警報器から火災警報を出力させる。
火災検出後、所定の時間が経過したとき、前記グループの連動の規制を解除し、
グループ間移報装置を経由して各グループの警報器に送信して各警報器から火災警報を出力させる。
本発明は、警戒エリア毎に、複数の警報器からなる複数のグループを構成すると共に、グループ内の警報器間で信号を無線で送受信し、各グループの警報器は、火災を検出した場合に連動元を示す火災警報を出力すると共に、グループ内の他の警報器に火災連動信号を送信して連動先を示す火災警報を出力させ、隣接するグループ間に配置されたグループ間移報装置により一方のグループの警報器から受信した火災連動信号を他方のグループの警報器に送信して警報させる警報システムに於いて、グループ間移報装置は、火災連動信号の送信によるグループの連動を規制する機能を設けるようにしたため、例えば、火災発生グループとこれに隣接したグループの火災連動、地下階への連動を行うように制御することで、不要な混乱を招くことがなく、火災による危険度の高いグループとの連動による火災警報の出力を可能とする。
また、グループ間移報装置は連動段数によってグループの連動を規制するようにしたため、火災の発生した近傍のグループでの火災警報出力を可能とする。
また、連動段数は警報器毎またはグループ毎に設定されるようにしたため、例えば、グループ連動を火災が検出されたグループに隣接したグループまでの範囲に規制する場合には、警報器から送信される火災連動信号または火災検出したグループのグループ間移報装置に設定されるグループ連動段数の初期値として2を設定しておくことで、グループ間の移報の際にグループ連動段数の減算処理を行うことにより、2台目のグループ間移報装置における火災連動移報信号の送受信でグループ連動段数が零となり、連動先側のグループ内の警報器に対する火災連動信号の送信が禁止され、これ以上のグループ連動を抑止させ、火災発生グループとこれに隣接したグループの警報器による火災警報の出力に規制できる。
また、連動段数による規制の異なる方法として、グループ間移報装置が他方のグループへ火災連動信号を送信するかどうかは、グループ間移報装置に設定された連動段数によって判定されるようにしたため、警報器から送信される火災連動信号または火災検出したグループのグループ間移報装置に設定されるグループ連動段数の初期値を0とし、グループ間の移報の際にグループ連動段数の加算処理を行うことにより、グループ間移報装置に設定される連動段数にグループ連動段数が達することにより、以降の連動を規制することが可能となる。また、例えば避難困難者が居住するグループにおいて、グループ間移報装置の連動段数を多く設定しておくことで、迅速な対応を促すことが可能となる。
また、前記グループ毎にグループ連動段数が設定され、グループ間移報装置は、一方のグループの警報器と無線により信号を送受信する第1移報アダプタと他方のグループの警報器と無線により信号を送受信する第2移報アダプタとを備え、第1移報アダプタと第2移報アダプタが所定の信号により送受信し、第1移報アダプタ又は第2移報アダプタは、自己と信号を送受信するグループの警報器又は隣接するグループ間に配置された他のグループ間移報装置から火災連動信号を受信した場合に、グループ連動段数を1つ変化させ、グループ連動段数が、グループ間移報装置に設定された連動段数である所定値に達しない場合は他方の移報アダプタに火災連動移報信号を送信し、他方の移報アダプタは自己と信号を送受信するグループの警報器に対、変化させたグループ連動段数を含む火災連動信号を送信し、グループ連動段数が所定値に達した場合は他方の移報アダプタに火災連動移報信号を送信しないようにしたため、グループ連動段数の制御は、グループ間移報装置の第1移報アダプタ及び第2移報アダプタにグループ連動段数の閾値段数を設定しておけば良いことから、システム構築時の初期設定等が容易にできる。
また、グループ間移報装置は、規制手段としてグループ間の移報方向を定めるための所定の大小関係によってグループの連動を規制し、警報器は火災連動信号に所定の大小関係を含めて送信するか、又はグループ間移報装置は所定の大小関係が設定され、グループ毎にグループ番号が設定され、グループ間移報装置は、受信した火災連動信号に含まれた一方のグループのグループ番号と移報先となる他方のグループのグループ番号を比較し、所定の大小関係にある場合は他方のグループへ火災連動信号を送信し、所定の大小関係にない場合は他方のグループへ火災連動信号を送信しないようにしたため、例えば、階層構造の建物について、階別にグループを設定したような場合にグループ番号を階番号とし、グループ間移報装置には、自己に割り当てられた隣接する移報グループ間の移報方向を決めるグループ番号の所定の大小関係として、例えば昇順の大小関係を設定しておくことで、火災を検出したグループの警報器から受信した火災連動信号に含まれる連動元グループ番号と隣接した他方のグループのグループ番号の大小関係が昇順方向となる場合には、グループ間移報装置が他方のグループの警報器に火災連動信号を送信して警報させるが、降順方向となる場合には、他方のグループの警報器に対する火災連動信号の送信が禁止され、特定の階以上や特定の階以下など、例えば火災を検出した階の直下階以上の階のグループに属する警報器から火災警報を出力させるグループ連動に制御することができる。
また、グループ間移報装置は、規制手段として連動先となるグループの各々に対応した連動の有効及び無効を示す連動先指定情報によってグループの連動を規制し、受信した火災連動信号に含まれた他方のグループの連動先指定情報が有効に設定されている場合は、他方のグループの警報器に警報動作を行わせ、警報器は火災連動信号に連動先指定情報を含めて送信する内容を含む火災連動信号を送信して警報動作を行わせるようにしたため、警報器毎に連動先指定情報を指定することが可能となり、火災検出を行った警報器の設置場所の重要性に応じた連動制御が可能となる。例えば、玄関直近の厨房に設置された警報器のみ連動先を全てのグループにすることで、避難のために重要な場所で火災が発生したときは逃げ遅れを防止すること可能となる。
また、グループ間移報装置は、連動先となるグループの各々に対応した連動の有効及び無効を示す連動先指定情報によってグループの連動を規制し、受信した火災連動信号に含まれた他方のグループの連動先指定情報が有効に設定されている場合は、他方のグループの警報器に警報動作を行わせる内容を含む火災連動信号を送信して警報動作を行わせ、警報器は火災連動信号に連動元グループであることを示す信号を含めて送信し、グループ間移報装置は、自己と信号を送受信するグループが連動元グループとなった場合の連動先指定情報が定められるようにしたため、警報器毎に連動先指定情報を設定せずグループ間移報装置にのみ連動先指定情報を設定して、特定のグループや特定の範囲内のグループを連動指定することが可能となる。この結果、連動先指定情報を設定する機器数が削減され、連動指定が容易となる。
また、警報器またはグループ間移報装置のいずれかにより連動先指定情報を設定できるようにし、グループ間移報装置は、隣接した他方のグループのグループ番号の連動先指定情報が有効に設定されている場合は、隣接した前記他方のグループの警報器に警報動作を行わせる内容を含む火災連動信号を送信して警報動作を行わせるようにしたため、特定のグループや特定の範囲内のグループを連動指定することが可能となる。
また、グループ間移報装置は、他方のグループの連動先指定情報が有効に設定されていない場合は、他方のグループの警報器に警報動作を行わせない内容を含む火災連動信号を送信するようにしたため、警報動作を行わせない内容を含む火災連動信号を警報器が受信したときは、警報動作を行わず火災連動信号の中継を行うか何もしない動作に留まり、これにより連動を必要としないグループの警報器の警報動作をスキップし、連動を必要とする離れたグループに火災連動信号を移報して警報器に警報動作を行わせることが可能となる。
また、グループ間移報装置に警報一斉鳴動スイッチが設けられ、グループ間移報装置は、警報一斉鳴動スイッチの操作を検出した場合に、警報一斉鳴動信号を自己と信号を送受信するグループの警報器及び他のグループ間移報装置を経由して各グループの警報器に送信して各警報器から火災警報を一斉に出力させるようにしたため、グループ連動段数を規制した火災警報の出力中に、例えば現場に出向いて火災を確認したような場合に、権限のある管理者等が警報一斉鳴動スイッチを操作することにより、必要に応じて全グループの警報器から火災警報を出力させる一斉鳴動を可能とし、火災警報を連動させるグループ段数を規制していても、火災の拡大に対応して迅速且つ確実に全グループの一斉鳴動に移行させることができる。
また、火災検出後、所定の時間が経過したとき、グループの連動の規制を解除し、グループ間移報装置を経由して各グループの警報器に送信して各警報器から火災警報を出力させるようにしたため、火災が収まらないような場合に自動的に一斉鳴動させて避難を促すことが可能となる。例えば、火災検出後、所定の時間中に火災発報元が火災検出を終了しない場合や、火災でないと断定される操作が行われない場合について、一斉鳴動させる。
図1は階層構造の建物に配置した警報システムの実施形態を示した説明図である。図1に示すように、本実施形態の警報システムは、例えば民泊施設等の4階建ての建物11に設置されており、警戒エリアは1F〜4Fの階別の警戒エリアであり、階別の警戒エリアの各々に、警報器として機能する例えば5台の無線連動型の連動型警報器10が設置されている。
図2は連動型警報器の機能構成を示したブロック図である。図2に示すように、連動型警報器10は、連動型警報器制御部18、アンテナ22を備えた通信部20、センサ部24、動作表示灯26、スピーカ28及びテストスイッチ30で構成され、図示しない電池電源で動作する。
(グループ間移報装置の機能構成)
図3はグループ間移報装置の機能構成を示したブロック図であり、図1の1FのグループG1と2FのグループG2の間に設置されたグループ間移報装置12−12を例にとっているが、他のグループ間移報装置12−23,12−34も同様となる。
第1移報アダプタ14のアダプタ制御部32は、自己のグループG1の連動型警報器10からチャンネル周波数f1の火災連動信号を受信した場合に、伝送部38に指示し、第2移報アダプタ16に火災連動移報信号を出力する制御を行う。
図3に示すように、グループ間移報装置12−12には警報一斉鳴動スイッチ80が設けられている。警報一斉鳴動スイッチ80は、第1移報アダプタ14及び第2移報アダプタ16に信号線45により接続されており、スイッチ操作を行うとスイッチ信号が第1移報アダプタ14及び第2移報アダプタ16に入力される。
(グループ間移報装置の外観)
図4はグループ間移報装置の外観を示した説明図である。図4に示すように、グループ間移報装置12は、前面に開口した箱形の装置筐体の前面にパネル扉60が例えば下側のヒンジ66により上下方向に開閉自在に設けられており、上側のロックねじ68により閉鎖状態に保持されている。パネル扉60の中央には代表動作灯50が配置され、その両側に音響穴64が形成されている。音響穴64は移報アダプタの音響穴47に対応する位置に備えられている。
図5はグループ間移報装置のパネル扉を開いて内部構造を示した説明図、図6はグループ間移報装置に組み込む既存の移報アダプタを示した説明図である。
図7はグループ間移報装置のパネル扉を開き、第1移報アダプタと第2移報アダプタの外カバーを外して内部構造を示した説明図である。
図8は連動型警報器の制御動作を示したフローチャートであり、図2に示した連動型警報器制御部18による制御動作となる。
図9はグループ間移報装置に設けられた第1移報アダプタの制御動作を示したフローチャートであり、図3の第1移報アダプタ14に示したアダプタ制御部32による制御となる。なお、第2移報アダプタ16の制御動作も同様となる。
図3に示したグループ間移報装置によるグループ連動段数を規制するグループ間火災連動制御の他の実施形態を説明すると次のようになる。
(連動型警報器とグループ間移報装置の機能構成)
図3に示したグループ間移報装置について、方向性をもってグループ連動段数を規制するグループ間連動制御の他の実施形態を説明すると次のようになる。
このような連動方向を規制するグループ間の火災連動制御を図1の警報システムについて説明すると、次のようになる。
また、グループG2内の何れかの連動型警報器10で火災が検出された場合には、グループ番号Gi=2を含む火災連動信号が送信され、グループ間移報装置12−23、12−34の第1移報アダプタ14と第2移報アダプタ16は、前述したように昇順方向となるグループG3,G4へは火災連動信号を移報させるが、グループ間移報装置12−12にあっては、降順方向となるグループG1への火災連動信号の移報は禁止される。
また、グループ間移報装置12−12〜12−34の第1移報アダプタ14及び第2移報アダプタ16に、グループ間連動の方向を決めるグループ番号の大小関係とし降順を設定した場合には、火災連動信号はグループ番号が降順となる方向にのみ移報され、グループ番号が昇順となる方向の移報が禁止される。
本発明の他の実施形態にあっては、特定のグループや特定の範囲内のグループを任意に連動先に指定してした警報動作を可能とする。
まず警報器で連動先を指定する場合について記述する。連動型警報器10は、火災を検出した場合、火災連動信号に連動元を示す自己の連動元グループ番号を含めると共に連動先となる全てのグループの各々に対応した連動先指定情報を含めて送信する。
次に、グループ間移報装置で連動先を指定する場合について記述する。連動型警報器10は、火災を検出した場合、火災連動信号に連動元を示す自己の連動元グループ番号を含めると共に初期化された連動先指定情報を含めて送信する。ここで、初期化された連動先指定情報は、全てのグループG1〜G6に対応した連動先指定ビットが例えば無効ビット0とされるか、または有効ビット1とされている。なお、連動型警報器では火災連動信号に連動先指定情報を含めず、グループ間移報装置で火災連動信号に連動先指定情報を含めるようにしても良い。
このような実施形態によれば、離れたグループを任意に連動制御の警報グループに指定することもできる。例えば、いずれのグループの火災検出においても地下階のグループを連動対象とし、例えば3階で火災検出をしたときに地下1階と3階だけを火災警報を行う連動制御が可能となる。
上記の実施形態では、グループ間連動段数や連動方向を規制するため、グループ間移報装置に、グループ連動段数の閾値や大小関係を予め設定しているが、例えば、連動段数と連動方向の組み合わせ(昇順方向2グループ連動、昇順方向3グループ連動等)を複数準備し、これをノブやスイッチ等により必要に応じて最適な組み合わせを権限のある管理者が必要に応じて選択するようにしても良い。
上記の実施形態では、グループ毎にチャンネル周波数を異ならせていたが、グループ毎にチャンネル周波数が異ならないようにしても良い。
上記の実施形態に加え、警報器の停止操作・火災復旧に基づき警報動作を変化させるようにしても良い。
上記の実施形態では、グループ間移報装置を直近のグループ全てをつなぐように配置していたが、グループの移報について分岐後の合流が行われないようにしても良い。グループ間の移報が周回しないようになり、移報信号が無限に回り続けることを防止することができる。
11:建物
12−12,12−23,12−34:グループ間移報装置
14:第1移報アダプタ
16:第2移報アダプタ
18:連動型警報器制御部
20,34:通信部
24:センサ部
26,42:動作表示灯
28,44:スピーカ
30,46:テストスイッチ
32:アダプタ制御部
38:伝送部
40:伝送回線
41:コネクタケーブル
50:代表動作灯
58:表示灯配線
60:パネル扉
62:装置筐体
64:音響穴
66:ヒンジ
68:ロックねじ
70:表示灯基板
72:移報コネクタ
74:端子台
80:警報一斉鳴動スイッチ
82:小扉
Claims (12)
- 警戒エリア毎に、複数の警報器からなる複数のグループを構成すると共に、前記グループ内の警報器間で信号を無線で送受信し、前記各グループの警報器は、火災を検出した場合に連動元を示す火災警報を出力すると共に、グループ内の他の警報器に火災連動信号を送信して連動先を示す火災警報を出力させ、隣接するグループ間に配置されたグループ間移報装置により一方のグループの警報器から受信した火災連動信号を他方のグループの警報器に送信して警報させる警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置は、前記火災連動信号の送信による前記グループの連動を連動段数によって規制する機能を備えたことを特徴とする警報システム。
- 請求項1記載の警報システムに於いて、
前記連動段数は前記警報器毎又は前記グループ毎に設定されたことを特徴とする警報システム。
- 請求項1又は2記載の警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置が前記他方のグループへ前記火災連動信号を送信するかどうかは、前記グループ間移報装置に設定された連動段数によって判定されることを特徴とする警報システム。
- 請求項3記載の警報システムに於いて、
前記グループ毎にグループ連動段数が設定され、
前記グループ間移報装置は、一方のグループの警報器と無線により信号を送受信する第1移報アダプタと他方のグループの警報器と無線により信号を送受信する第2移報アダプタとを備え、前記第1移報アダプタと前記第2移報アダプタが所定の信号により送受信し、
前記第1移報アダプタ又は前記第2移報アダプタは、自己と信号を送受信するグループの警報器又は隣接するグループ間に配置された他のグループ間移報装置から火災連動信号を受信した場合に、前記グループ連動段数を1つ変化させ、
前記グループ連動段数が、前記グループ間移報装置に設定された連動段数である所定値に達しない場合は他方の移報アダプタに火災連動移報信号を送信し、前記他方の移報アダプタは自己と信号を送受信するグループに対し、変化させたグループ連動段数を含む火災連動信号を送信し、
前記グループ連動段数が前記所定値に達した場合は前記他方の移報アダプタに前記火災連動移報信号を送信しないことを特徴とする警報システム。
- 警戒エリア毎に、複数の警報器からなる複数のグループを構成すると共に、前記グループ内の警報器間で信号を無線で送受信し、前記各グループの警報器は、火災を検出した場合に連動元を示す火災警報を出力すると共に、グループ内の他の警報器に火災連動信号を送信して連動先を示す火災警報を出力させ、隣接するグループ間に配置されたグループ間移報装置により一方のグループの警報器から受信した火災連動信号を他方のグループの警報器に送信して警報させる警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置は、グループ間の移報方向を定めるための所定の大小関係によって前記グループの連動を規制し、
前記警報器は前記火災連動信号に前記所定の大小関係を含めて送信するか、又は前記グループ間移報装置は前記所定の大小関係が設定され、
前記グループ毎にグループ番号が設定され、
前記グループ間移報装置は、受信した前記火災連動信号に含まれた前記一方のグループのグループ番号と移報先となる前記他方のグループのグループ番号を比較し、前記所定の大小関係にある場合は他方のグループへ火災連動信号を送信し、前記所定の大小関係にない場合は他方のグループへ火災連動信号を送信しないことを特徴とする警報システム。
- 請求項5記載の警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置は、前記規制手段として前記所定の大小関係及び連動段数によって前記グループの連動を規制することを特徴とする警報システム。
- 警戒エリア毎に、複数の警報器からなる複数のグループを構成すると共に、前記グループ内の警報器間で信号を無線で送受信し、前記各グループの警報器は、火災を検出した場合に連動元を示す火災警報を出力すると共に、グループ内の他の警報器に火災連動信号を送信して連動先を示す火災警報を出力させ、隣接するグループ間に配置されたグループ間移報装置により一方のグループの警報器から受信した火災連動信号を他方のグループの警報器に送信して警報させる警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置は、連動先となるグループの各々に対応した連動の有効及び無効を示す連動先指定情報によって前記グループの連動を規制し、受信した前記火災連動信号に含まれた他方のグループの連動先指定情報が有効に設定されている場合は、前記他方のグループの警報器に警報動作を行わせる内容を含む火災連動信号を送信して警報動作を行わせることを特徴とする警報システム。
- 請求項7記載の警報システムに於いて、
前記警報器は前記火災連動信号に前記連動先指定情報を含めて送信することを特徴とする警報システム。
- 請求項7記載の警報システムに於いて、
前記警報器は、前記火災連動信号に連動元グループであることを示す信号を含めて送信し、
前記グループ間移報装置は、自己と信号を送受信するグループが連動元グループとなった場合の連動先指定情報が定められたことを特徴とする警報システム。
- 請求項8又は9記載の警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置は、前記他方のグループの連動先指定情報が有効に設定されていない場合は、前記他方のグループの警報器に警報動作を行わせない内容を含む火災連動信号を送信することを特徴とする警報システム。
- 請求項1乃至10の何れかに記載の警報システムに於いて、
前記グループ間移報装置に警報一斉鳴動スイッチが設けられ、
前記グループ間移報装置は、前記警報一斉鳴動スイッチの操作を検出した場合に、警報一斉鳴動信号を自己と信号を送受信するグループの警報器及び他のグループ間移報装置を経由して各グループの警報器に送信して各警報器から火災警報を出力させることを特徴とする警報システム。
- 請求項1乃至11の何れかに記載の警報システムに於いて、
火災検出後、所定の時間が経過したとき、前記グループの連動の規制を解除し、
グループ間移報装置を経由して各グループの警報器に送信して各警報器から火災警報を出力させることを特徴とする警報システム。
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