JP6866542B2 - 釘位置検査方法 - Google Patents

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Description

本明細書は、弾球遊技機(パチンコ遊技機、パチンコ機とも呼ばれる。)の釘位置検査方法に関するものである。
一般的に、弾球遊技機は、遊技釘を植設した遊技盤を備える。遊技盤における遊技釘の状態(例えば、植設位置、傾斜方向および傾斜角度)は、遊技盤に打ち出された遊技機球の動きに影響を与える。
特許文献1には、基準位置にある遊技釘を撮影した基準画像と、検査対象の遊技釘を撮影した比較画像とを比較することによって、遊技盤における遊技釘の状態を検査する技術について開示されている。
特開2004−159817号公報
弾球遊技機における遊技釘の検査において、検査の容易化を図る観点から改善する余地があった。
本明細書に開示する技術は、以下の形態として実現できる。
(1)本明細書に開示する一形態における釘位置検査方法は、遊技釘を植設した遊技盤を備える弾球遊技機を検査する。この釘位置検査方法は、前記遊技盤に対する前記遊技釘の基準位置を示す目印を有する板状の検査器具を用意し;前記弾球遊技機に設けられた位置決め手段を用いて、前記遊技盤の前面側に前記検査器具を位置決めし;前記遊技盤の前面側に位置決めされた前記検査器具における前記目印と、前記遊技盤における前記遊技釘との位置関係に応じて、前記遊技盤に対する前記遊技釘の位置が基準を満たすか否かを検査する。この釘位置検査方法によれば、検査器具を通して遊技盤を見た場合に検査器具の目印が遊技釘の基準位置と重なる位置へと、検査器具を弾球遊技機に対して位置決めできる。そのため、弾球遊技機に位置決めした検査器具を通して検査器具の目印と遊技釘との重なり具合を確認することによって、遊技釘の状態を容易に検査できる。
(2)上記形態の釘位置検査方法において、前記検査器具の前記目印は、前記基準位置のうち前記遊技釘の頭部の基準位置である頭部基準位置に対応する部位に形成された孔を含み;前記遊技盤における前記遊技釘の前記頭部が、前記遊技盤の前面側に位置決めされた前記検査器具における前記孔に嵌るか否かに応じて、前記遊技盤に対する前記遊技釘の前記頭部の位置が基準を満たすか否かを検査してもよい。この釘位置検査方法によれば、弾球遊技機に位置決めした検査器具の孔に対する遊技釘の頭部の嵌り具合を確認することによって、遊技釘における頭部の位置を容易に検査できる。
(3)上記形態の釘位置検査方法において、前記検査器具の前記目印は、前記基準位置のうち前記遊技釘の頭部の基準位置である頭部基準位置に対応する部位に形成された孔を含み;前記検査器具を通して前記遊技盤を見た場合に、前記遊技盤における前記遊技釘の前記頭部と、前記遊技盤の前面側に位置決めされた前記検査器具における前記孔との位置関係に応じて、前記遊技盤に対する前記遊技釘の前記頭部の位置が基準を満たすか否かを検査してもよい。この釘位置検査方法によれば、弾球遊技機に位置決めした検査器具を通して検査器具の孔と遊技釘の頭部との重なり具合を確認することによって、遊技釘における頭部の位置を容易に検査できる。
(4)上記形態の釘位置検査方法において、前記検査器具は、透明な板状を成し;前記検査器具の前記目印は、前記基準位置のうち前記遊技釘における前記遊技盤との接続部の基準位置である植設基準位置に対応する部位に描かれた図形を含み;前記検査器具を通して前記遊技盤を見た場合に、前記遊技盤における前記遊技釘の前記接続部と、前記遊技盤の前面側に位置決めされた前記検査器具における前記図形との位置関係に応じて、前記遊技盤に対する前記遊技釘の前記接続部の位置が基準を満たすか否かを検査してもよい。この釘位置検査方法によれば、弾球遊技機に位置決めした検査器具を通して検査器具の図形と遊技釘の接続部との重なり具合を確認することによって、遊技釘における接続部の位置を容易に検査できる。
(5)上記形態の釘位置検査方法において、前記検査器具は、透明な板状を成し;前記検査器具の前記目印は、前記基準位置のうち前記遊技釘の頭部の基準位置である頭部基準位置に対応する部位に描かれた第1の図形と;前記基準位置のうち前記遊技釘における前記遊技盤との接続部の基準位置である植設基準位置に対応する部位に、前記第1の図形とは異なる態様で描かれた第2の図形とを含み;前記検査器具を通して前記遊技盤を見た場合に、前記遊技盤における前記遊技釘の前記頭部と、前記遊技盤の前面側に位置決めされた前記検査器具における前記第1の図形との位置関係に応じて、前記遊技盤に対する前記遊技釘の前記頭部の位置が基準を満たすか否かを検査し;前記検査器具を通して前記遊技盤を見た場合に、前記遊技盤における前記遊技釘の前記接続部と、前記遊技盤の前面側に位置決めされた前記検査器具における前記第2の図形との位置関係に応じて、前記遊技盤に対する前記遊技釘の前記接続部の位置が基準を満たすか否かを検査してもよい。この釘位置検査方法によれば、弾球遊技機に位置決めした検査器具を通して、検査器具の第1の図形と遊技釘の頭部との重なり具合、ならびに、検査器具の第2の図形と遊技釘の接続部との重なり具合を確認することによって、遊技釘における頭部および接続部の位置を容易に検査できる。
(6)上記形態の釘位置検査方法において、前記検査器具を前記位置決め手段に係合することによって、前記遊技盤の前面側に前記検査器具を位置決めしてもよい。この釘位置検査方法によれば、検査器具を弾球遊技機に係合することによって、検査器具を弾球遊技機に対して位置決めした状態で保持できる。
(7)上記形態の釘位置検査方法において、前記検査器具を前記位置決め手段により挟持することによって、前記遊技盤の前面側に前記検査器具を位置決めしてもよい。この釘位置検査方法によれば、検査器具を弾球遊技機に挟持することによって、検査器具を弾球遊技機に対して位置決めした状態で保持できる。
(8)上記形態の釘位置検査方法において、前記検査器具を前記位置決め手段により支持することによって、前記遊技盤の前面側に前記検査器具を位置決めしてもよい。この釘位置検査方法によれば、検査器具を弾球遊技機に支持することによって、検査器具を弾球遊技機に対して位置決めした状態で保持できる。
(9)上記形態の釘位置検査方法において、前記検査器具に形成された前記目印とは異なる他の目印と、前記位置決め手段として形成された位置決め用目印とを対応させることによって、前記遊技盤の前面側に前記検査器具を位置決めしてもよい。この釘位置検査方法によれば、弾球遊技機における位置決め用目印と、検査器具における他の目印とを対応させることによって、検査器具を位置決めできる。
(10)上記形態の釘位置検査方法において、前記検査器具に形成された前記目印とは異なる他の目印と、前記弾球遊技機に固定された前記遊技針とは異なる部品である前記位置決め手段とを対応させることによって、前記遊技盤の前面側に前記検査器具を位置決めしてもよい。この釘位置検査方法によれば、弾球遊技機における遊技針とは異なる部品と、検査器具における他の目印とを対応させることによって、検査器具を位置決めできる。
(11)上記形態の釘位置検査方法において、前記遊技盤に形成された前記位置決め手段を用いて、前記遊技盤の前面側に前記検査器具を位置決めしてもよい。この釘位置検査方法によれば、遊技盤の構造を用いて検査器具を位置決めできる。
(12)上記形態の釘位置検査方法において、前記弾球遊技機において前記遊技盤を固定する内枠における前記遊技盤の周囲の少なくとも一部に形成された前記位置決め手段を用いて、前記遊技盤の前面側に前記検査器具を位置決めしてもよい。この釘位置検査方法によれば、内枠の構造を用いて検査器具を位置決めできる。
(13)上記形態の釘位置検査方法において、前記遊技盤の前方において開閉可能に設けられるとともに前記遊技盤に対応する位置に透明板を有する前記弾球遊技機の前枠、における前記透明板の周囲の少なくとも一部に形成された前記位置決め手段を用いて、前記遊技盤の前面側に前記検査器具を位置決めしてもよい。この釘位置検査方法によれば、前枠の構造を用いて検査器具を位置決めできまる。また、前枠を閉めた状態で検査器具を用いて遊技針の状態を検査できる。
(14)上記形態の釘位置検査方法において、前記検査器具の前記目印は、前記遊技盤に植設された複数の遊技針のうち一部の遊技針の前記基準位置を示し;前記遊技盤の前面側に位置決めされた前記検査器具における前記目印と、前記遊技盤における前記一部の遊技釘との位置関係に応じて、前記遊技盤に対する前記一部の遊技釘の位置が基準を満たすか否かを検査してもよい。この釘位置検査方法によれば、一部の遊技針に絞って検査できるため、遊技釘の状態をいっそう容易に検査できる。例えば、複数の遊技針の中から、遊技球の動きに与える影響度が比較的に高い遊技釘を、検査対象の遊技釘として選定してもよい。
(15)上記形態の釘位置検査方法において、前記一部の遊技針は、最も近くに位置する他の遊技釘から遊技球が通過可能な間隔を置いて前記遊技盤に植設された遊技針と;遊技球が通過できない間隔で他の遊技針と列を成して前記遊技盤に植設された遊技針のうち、前記列の端部に位置する遊技針と;前記列の屈曲部に位置する遊技針との少なくとも1つを含んでもよい。この釘位置検査方法によれば、遊技球の動きに与える影響度が比較的に高い遊技釘を検査対象の遊技釘として選定できる。
本明細書に開示する技術は、弾球遊技機の釘位置検査方法とは異なる種々の形態で実現できる。本明細書に開示する技術は、例えば、弾球遊技機の形態のほか、弾球遊技機における遊技釘を検査する検査器具などの形態で実現できる。
パチンコ機の構成を示す正面図である。 パチンコ機の構成を示す背面図である。 パチンコ機の遊技盤の構成を示す正面図である。 遊技盤における遊技釘の配置を示す拡大図である。 盤面に植設された遊技釘の一例を示す説明図である。 検査器具の構成を示す説明図である。 パチンコ機における遊技釘を検査する釘位置検査方法を示す工程図である。 検査器具の目印と遊技盤の遊技釘との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。 第2実施形態における検査器具と遊技盤の遊技釘との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。 第3実施形態における検査器具と遊技盤の遊技釘との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。 第4実施形態における検査器具と遊技盤の遊技釘との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。 第5実施形態における検査器具と遊技盤の遊技釘との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。 第6実施形態における前枠に検査器具を取り付けた様子を示す説明図である。 第7実施形態における前枠に検査器具を取り付けた様子を示す説明図である。 第8実施形態における検査器具の構成を示す説明図である。 第9実施形態におけるパチンコ機の構成を示す正面図である。 第9実施形態における検査器具の構成を示す説明図である。 第10実施形態における検査器具の構成を示す説明図である。 第10実施形態における検査器具と遊技盤の遊技釘との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。 第11実施形態における検査器具の構成を示す説明図である。 第11実施形態における検査器具と遊技盤の遊技釘との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。
A.第1実施形態
図1は、パチンコ機10の構成を示す正面図である。図1には、他の各図に共通するXYZ軸が図示されている。図2は、パチンコ機10の構成を示す背面図である。図3は、パチンコ機10の遊技盤40の構成を示す正面図である。
パチンコ機10は、外枠20と、内枠30と、遊技盤40と、前枠50とを備える。本実施形態では、パチンコ機10は、プリペイドカードに対応したパチンコ遊技機(いわゆるCR機)であり、更にプリペイドカードユニット60を備える。プリペイドカードユニット60は、遊技球の貸出料金を精算するためのプリペイドカードに対する読み書きを処理する。
パチンコ機10の外枠20は、縦長の矩形状を成す枠である。外枠20は、パチンコ機10を設置する設備に固定される。外枠20は、パチンコ機10の上面、底面および左右側面における外郭を構成する。外枠20は、その内側に内枠30を保持する。外枠20は、内枠30を外枠20に対して開閉可能に保持するヒンジ21,22を備える。本実施形態では、パチンコ機10の正面から見て、ヒンジ21は左下側に設けられ、ヒンジ22は、左上側に設けられている。
パチンコ機10の内枠30は、外枠20の内側に嵌る縦長の矩形状を成す枠である。内枠30は、外枠20の内側に開閉可能に保持される。内枠30は、その内側に遊技盤40を保持する。内枠30は、正面側において前枠50を内枠30に対して開閉可能に保持する。内枠30は、背面側に、遊技球タンク31と、タンクレール32と、払出装置33と、端子台35を備える。遊技球タンク31は、パチンコ機10の外部から補給される遊技球を保持する。タンクレール32は、遊技球タンク31から払出装置33へと遊技球を流下させる。払出装置33は、制御信号に応じて遊技球を払い出す。端子台35は、遊技状態を示す信号をパチンコ機10の外部へと出力する外部接続端子を構成する。
パチンコ機10は、主制御装置80と、払出制御装置81と、演出図柄制御装置82と、電源基板85とを備える。主制御装置80は、パチンコ機10における遊技進行を制御する。払出制御装置81は、払出装置33による遊技球の払い出しを制御する。演出図柄制御装置82は、遊技盤40において表示される演出図柄を制御する。電源基板85は、パチンコ機10の各部に電力を供給する。主制御装置80および演出図柄制御装置82は、遊技盤40の背面側に設けられている。払出制御装置81および電源基板85は、内枠30の背面側に設けられている。
パチンコ機10の前枠50は、パチンコ機10の正面側を構成する縦長の矩形状を成す枠である。前枠50は、内枠30の正面側に開閉可能に保持される。前枠50は、遊技盤40の正面側に開口を形成する開口部55を備える。開口部55は、開口の上端を形成する開口上端部55Uと、開口の下端を形成する開口下端部55Dと、開口の右側端を形成する開口右側端部55Rと、開口の左側端を形成する開口左側端部55Lとを備える。前枠50は、開口部55によって形成される開口に嵌め込まれた透明板51を備える。これによって、パチンコ機10の遊技者は、透明板51を通じて遊技盤40を見ることができる。本実施形態では、透明板51は、板ガラスである。
前枠50は、更に、スピーカ52と、装飾ランプ53と、発射ハンドル61と、上皿62と、下皿63とを備える。スピーカ52は、遊技進行に応じて音を出力する。装飾ランプ53は、遊技進行に応じて発光する。発射ハンドル61は、遊技球を遊技盤40へと発射する操作入力を遊技者から受け付ける。上皿62は、払出装置33から払い出された遊技球を受け入れるとともに、遊技盤40へと発射される遊技球を保持する。下皿63は、上皿62から溢れた遊技球を保持する。
パチンコ機10の遊技盤40は、盤面41と、ガイドレール42a,42bと、複数の遊技釘43と、センターケース44と、普通入賞口45a,45b,45c,45dと、普通図柄作動ゲート46と、第1始動口47と、第2始動口48と、大入賞口49とを備える。遊技盤40は、更に、普通図柄表示装置71と、普通図柄保留数表示装置72と、第1特別図柄表示装置73と、第1特別図柄保留数表示装置74と、第2特別図柄表示装置75と、第2特別図柄保留数表示装置76と、演出図柄表示装置78とを備える。
遊技盤40の盤面41は、パチンコ機10の正面を向いた面である。遊技盤40のガイドレール42a,42bは、盤面41の中央を円形状に取り囲むことによって、略円形を成す遊技領域GAを形成する。遊技盤40における複数の遊技釘43は、盤面41に植設され、遊技領域GAを流れる遊技球の通路を形成する。複数の遊技釘43は、回転部材を有する風車釘43Wを含む。遊技釘43の詳細については後述する。
遊技盤40のセンターケース44は、遊技領域GAの中央部に設けられた部材である。センターケース44は、遊技領域GAを流れる遊技球の通路を形成する。センターケース44の中央部には、演出図柄表示装置78が設けられている。演出図柄表示装置78は、遊技進行に応じた疑似演出として演出図柄を表示する。本実施形態では、演出図柄表示装置78は、液晶表示装置である。
遊技盤40の普通入賞口45a,45b,45c,45dは、遊技領域GAの下方部に設けられ、遊技球を受け入れる入賞口である。遊技盤40の普通図柄作動ゲート46は、遊技領域GAに設けられ、普通図柄表示装置71を作動させる契機となる遊技球の通過を検知する。遊技盤40の第1始動口47は、遊技領域GAに設けられ、第1特別図柄表示装置73を作動させる契機となる遊技球の通過を検知する。遊技盤40の第2始動口48は、遊技領域GAに設けられ、第2特別図柄表示装置75を作動させる契機となる遊技球の通過を検知する。第2始動口48は、普通図柄表示装置71における図柄の表示結果に応じて、遊技球が入賞可能になる入賞口である。遊技盤40の大入賞口49は、第1特別図柄表示装置73および第2特別図柄表示装置75における図柄の表示結果に応じて、遊技球が入賞可能になる入賞口である。
図4は、遊技盤40における遊技釘43の配置を示す拡大図である。遊技盤40における複数の遊技釘43は、最も近くに位置する他の遊技釘43から遊技球が通過可能な間隔を置いて遊技盤40に植設された遊技釘43Sを含む。遊技盤40における複数の遊技釘43は、遊技球が通過できない間隔で他の遊技釘43と列43Lを成して遊技盤40に植設された遊技釘43を含む。遊技盤40において列43Lを成す複数の遊技釘43は、列43Lの端部に位置する遊技釘43Tと、列43Lの屈曲部に位置する遊技釘43Cとを含む。
図5は、盤面41に植設された遊技釘43の一例を示す説明図である。図5(a)は、正面から見た遊技釘43の一例を示す。図5(b)は、右側面から見た遊技釘43の一例を示す。遊技釘43は、頭部43hと、胴部43bと、先端部43tとを有する。
遊技釘43の頭部43hは、遊技釘43に両端のうち盤面41から突出する側の端部を構成する。本実施形態では、頭部43hは、胴部43bの断面より大きな傘状を成す。他の実施形態では、頭部43hは、胴部43bの断面と同じ大きさであってもよいし、胴部43bの断面より小さくてもよい。
遊技釘43の胴部43bは、頭部43hと先端部43tとの間において円柱状を成す部位である。胴部43bのうち先端部43t側の部位は、盤面41の奥に埋没する。遊技釘43が盤面41に植設された状態において、胴部43bのうち盤面41に接触する部位は、遊技盤40に接続する接続部43pを構成する。
遊技釘43の先端部43tは、遊技釘43に両端のうち盤面41に埋没する側の端部を構成する。先端部43tは、先細り形状を成す。
遊技釘43は、盤面41に対して略垂直に植設されている。遊技釘43が盤面41に対して傾斜する傾斜方向VCおよび傾斜角度AGは、盤面41における位置に応じた値で設計されている。傾斜方向VCは、上方向を基準とする時計方向によって規定できる。本実施形態では、傾斜方向VCは、0時から3時までの方向と、9時から12時までの方向とのの範囲に設定されている。傾斜角度AGは、盤面41に対する垂線PLとの角度によって規定できる。本実施形態では、傾斜角度AGは、0°から9°までの角度の範囲に設定されている。
頭部基準位置RPhは、遊技盤40に対する遊技釘43の基準位置のうち、遊技盤40に対する頭部43hの基準位置である。頭部基準位置RPhは、遊技釘43ごとに、傾斜方向VCおよび傾斜角度AGの各設計値に応じて定まる。
植設基準位置RPpは、遊技盤40に対する遊技釘43の基準位置のうち、遊技盤40に対する接続部43pの基準位置である。植設基準位置RPpは、遊技釘43ごとに、遊技盤40に対して遊技釘43を植設する設計位置に応じて定まる。
図6は、検査器具100の構成を示す説明図である。図6(a)は、正面から見た検査器具100の構成を示す。図6(b)は、右側面から見た検査器具100を示す。検査器具100は、パチンコ機10の遊技釘43を検査可能に構成された器具である。検査器具100は、板状部110と、目印120と、突出部130とを備える。
検査器具100の板状部110は、透明な板状を成す。本実施形態では、板状部110は、アクリル樹脂製であってもよいし、非晶性ポリエステル(PET)製であってもよいし、ポリカーボネイト製であってもよいし、塩化ビニル製であってもよい。
板状部110は、前枠50の開口部55によって形成される開口に嵌り合う外周形状を成す。板状部110は、板状部110の外周形状を構成する部位として、下端部101と、上端部102と、右側端部103と、左側端部104とを有する。板状部110の下端部101は、前枠50の開口下端部55Dに係合可能な形状を成す。板状部110の上端部102は、前枠50の開口上端部55Uに係合可能な形状を成す。板状部110の右側端部103は、前枠50の開口右側端部55Rに係合可能な形状を成す。板状部110の左側端部104は、前枠50の開口左側端部55Lに係合可能な形状を成す。これによって、板状部110の外周形状を構成する各部位は、板状部110をパチンコ機10に対して位置決めする位置決め部として機能する。
検査器具100の目印120は、板状部110に形成され、遊技盤40に対する遊技釘43の基準位置として、遊技釘43の頭部43hの基準位置である頭部基準位置RPhを示す。目印120は、板状部110が前枠50に嵌り合った状態で板状部110を通して遊技盤40を見た場合に、頭部基準位置RPhにある遊技釘43の頭部43hと重なる部位に形成されている。
目印120は、頭部基準位置RPhに対応する部位に描かれ図形である。本実施形態では、目印120は、遊技釘43の頭部43hの直径より一回り大きな円形のマークである。他の実施形態では、目印120は、点状のマークであってもよいし、十字状のマークであってもよい。
本実施形態では、目印120は、遊技盤40に植設された複数の遊技釘43うち、全ての遊技釘43の基準位置を示す。他の実施形態では、目印120は、遊技盤40に植設された複数の遊技釘43のうち、一部の遊技釘43の基準位置を示してもよい。本実施形態では、目印120は、風車釘43Wの基準位置を示す目印120Wを含む。本実施形態では、目印120Wは、遊技釘43の頭部43hより一回り大きな円形のマークと、風車釘43Wの全体形状より一回り大きな円形のマークとを含む。
検査器具100の突出部130は、板状部110から正面側に突出した部位である。突出部130は、板状部110を位置決めする際に、パチンコ機10を検査する検査者が突出部130を指先で挟み持つことが可能に構成されている。
図7は、パチンコ機10における遊技釘43を検査する釘位置検査方法を示す工程図である。パチンコ機10を検査する検査者は、まず、検査器具100を用意する(行程P110)。
検査器具100を用意した後、検査者は、パチンコ機10に設けられた位置決め手段を用いて、遊技盤40の前面側に検査器具100を位置決めする(行程P120)。本実施形態では、検査者は、パチンコ機10に設けられた位置決め手段として、前枠50の開口部55を用いて、検査器具100の板状部110を前枠50に係合させることによって、遊技盤40の前面側に検査器具100を位置決めする。
検査器具100を位置決めした後、検査者は、遊技盤40の前面側に位置決めされた検査器具100における目印120と、遊技盤40における遊技釘43との位置関係に応じて、遊技盤40に対する遊技釘43の位置が基準を満たすか否かを検査する(行程P130)。
図8は、検査器具100の目印120と遊技盤40の遊技釘43との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。図8(a)は、正面から見た検査器具100と遊技釘43との一例を示す。図8(b)は、右側面から見た検査器具100と遊技釘43との一例を示す。本実施形態では、検査器具100の板状部110は、透明板51に隣接する状態で位置決めされる。
検査者は、盤面41の垂線PLと平行な観察方向VDから、検査器具100を通して遊技釘43を観察する。本実施形態では、検査者は、円形のマークである目印120の内側に遊技釘43の頭部43hの全体が収まる位置関係にある場合、遊技盤40に対する遊技釘43の位置が基準を満たすと判断する。検査者は、円形のマークである目印120の外側に遊技釘43の頭部43hの少なくとも一部がはみ出る位置関係にある場合、遊技盤40に対する遊技釘43の位置が基準を満たしていないと判断する。
以上説明した第1実施形態によれば、パチンコ機10の透明板51および開口部55は、検査器具100を通して遊技盤40を見た場合に基準位置にある遊技釘43が検査器具100の目印120と重なる位置に検査器具100を位置決め可能に構成された位置決め手段として機能する。これによって、検査器具100を通して遊技盤40を見た場合に検査器具100の目印120が遊技釘43の基準位置と重なる位置へと、検査器具100を位置決めできる。そのため、パチンコ機10に位置決めした検査器具100を通して検査器具100の目印120と遊技釘43との重なり具合を確認することによって、遊技釘43の状態を容易に検査できる。
また、目印120は、遊技釘43の頭部基準位置RPhを示すため、検査器具100の目印120と遊技釘43の頭部43hとの重なり具合を確認することによって、遊技釘43の頭部43hの位置を容易に検査できる。
また、パチンコ機10の開口部55は、検査器具100の板状部110に係合する係合部として機能する。したがって、開口部55により検査器具100を係合することによって、位置決めした状態に検査器具100を保持できる。
また、パチンコ機10の開口部55は、前枠50における透明板51の周囲に形成された位置決め手段として機能する。これによって、前枠50の構造を用いて検査器具100を位置決めできる。また、前枠50を閉めた状態で検査器具100を用いて遊技釘43の状態を検査できる。
B.第2実施形態
図9は、第2実施形態における検査器具100Bと遊技盤40の遊技釘43との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。図9(a)は、正面から見た検査器具100Bと遊技釘43との一例を示す。図9(b)は、右側面から見た検査器具100Bと遊技釘43との一例を示す。第2実施形態のパチンコ機10は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態の検査器具100Bは、目印120に代えて目印122を備える点を除き、第1実施形態の検査器具100と同様である。検査器具100Bの目印122は、板状部110に形成され、遊技盤40に対する遊技釘43の基準位置として、遊技釘43の接続部43pの基準位置である植設基準位置RPpを示す。目印122は、板状部110が前枠50に嵌り合った状態で板状部110を通して遊技盤40を見た場合に、植設基準位置RPpにある遊技釘43の接続部43pと重なる部位に形成されている。
目印122は、植設基準位置RPpに対応する部位に描かれた図形である。本実施形態では、目印122は、遊技釘43の胴部43bの直径より一回り大きな円形のマークである。他の実施形態では、目印122は、点状のマークであってもよいし、十字状のマークであってもよい。
本実施形態では、目印122は、遊技盤40に植設された複数の遊技釘43うち、全ての遊技釘43の基準位置を示す。他の実施形態では、目印122は、遊技盤40に植設された複数の遊技釘43のうち、一部の遊技釘43の基準位置を示してもよい。
検査者は、盤面41の垂線PLと平行な観察方向VDから、検査器具100Bを通して遊技釘43を観察する。本実施形態では、検査者は、円形のマークである目印122の内側に遊技釘43の接続部43pの全体が収まる位置関係にある場合、遊技盤40に対する遊技釘43の位置が基準を満たすと判断する。検査者は、円形のマークである目印122の外側に遊技釘43の接続部43pの少なくとも一部がはみ出る位置関係にある場合、遊技盤40に対する遊技釘43の位置が基準を満たしていないと判断する。
以上説明した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、パチンコ機10に位置決めした検査器具100Bを通して検査器具100Bの目印122と遊技釘43との重なり具合を確認することによって、遊技釘43の状態を容易に検査できる。
また、目印122は、遊技釘43の植設基準位置RPpを示すため、検査器具100Bの目印122と遊技釘43の接続部43pとの重なり具合を確認することによって、遊技釘43の接続部43pの位置を容易に検査できる。
C.第3実施形態
図10は、第3実施形態における検査器具100Cと遊技盤40の遊技釘43との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。図10(a)は、正面から見た検査器具100Cと遊技釘43との一例を示す。図10(b)は、右側面から見た検査器具100Cと遊技釘43との一例を示す。第3実施形態のパチンコ機10は、第1実施形態と同様である。
第3実施形態の検査器具100Cは、目印120に加えて目印122を備える点を除き、第1実施形態の検査器具100と同様である。検査器具100Cの目印120は、第1実施形態と同様であり、遊技釘43の頭部43hの基準位置である頭部基準位置RPhを示す第1の図形である。検査器具100Cの目印122は、第2実施形態と同様であり、遊技釘43の接続部43pの基準位置である植設基準位置RPpを示す第2の図形である。目印120と目印122とは、それぞれ異なる色であってもよいし、一方が円形のマークであって、他方が点状または十字状のマークであってもよい。
本実施形態では、検査器具100Cの目印120および目印122は、遊技盤40に植設された複数の遊技釘43うち、全ての遊技釘43の基準位置を示す。他の実施形態では、検査器具100Cの目印120および目印122は、遊技盤40に植設された複数の遊技釘43のうち、一部の遊技釘43の基準位置を示してもよい。検査器具100Cにおいて、植設基準位置RPpを示す目印122のうち、頭部基準位置RPhを示す目印120と重なる位置関係にある目印122は、板状部110に描かれていなくてもよい。
以上説明した第3実施形態によれば、第1実施形態と同様に、パチンコ機10に位置決めした検査器具100Cを通して検査器具100Cの目印120および目印122と遊技釘43との重なり具合を確認することによって、遊技釘43の状態を容易に検査できる。
また、目印120は、遊技釘43の頭部基準位置RPhを示すため、検査器具100Cの目印120と遊技釘43の頭部43hとの重なり具合を確認することによって、遊技釘43の頭部43hの位置を容易に検査できる。
また、目印122は、遊技釘43の植設基準位置RPpを示すため、検査器具100Cの目印122と遊技釘43の接続部43pとの重なり具合を確認することによって、遊技釘43の接続部43pの位置を容易に検査できる。
D.第4実施形態
図11は、第4実施形態における検査器具100Dと遊技盤40の遊技釘43との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。図11(a)は、正面から見た検査器具100Dと遊技釘43との一例を示す。図11(b)は、右側面から見た検査器具100Dと遊技釘43との一例を示す。第4実施形態のパチンコ機10は、第1実施形態と同様である。
第4実施形態の検査器具100Dは、目印120に代えて目印120Dを備える点を除き、第1実施形態の検査器具100と同様である。検査器具100の目印120Dは、頭部基準位置RPhに対応する部位に形成された孔である点を除き、第1実施形態の目印120と同様である。本実施形態では、目印120Dは、遊技釘43の頭部43hの直径より一回り大きな円形の孔である。本実施形態では、検査器具100Dの板状部110は、不透明であってもよい。
検査者は、盤面41の垂線PLと平行な観察方向VDから、検査器具100Dを通して遊技釘43を観察する。本実施形態では、検査者は、円形の孔である目印120Dの内側に遊技釘43の頭部43hの全体が収まる位置関係にある場合、遊技盤40に対する遊技釘43の位置が基準を満たすと判断する。検査者は、円形の孔である目印120Dの外側に遊技釘43の頭部43hの少なくとも一部がはみ出る位置関係にある場合、遊技盤40に対する遊技釘43の位置が基準を満たしていないと判断する。
以上説明した第4実施形態によれば、第1実施形態と同様に、パチンコ機10に位置決めした検査器具100Dを通して検査器具100Dの目印120Dと遊技釘43との重なり具合を確認することによって、遊技釘43の状態を容易に検査できる。
また、目印120Dは、遊技釘43の頭部基準位置RPhを示すため、検査器具100Dの目印120Dと遊技釘43の頭部43hとの重なり具合を確認することによって、遊技釘43の頭部43hの位置を容易に検査できる。
E.第5実施形態
図12は、第5実施形態における検査器具100Eと遊技盤40の遊技釘43との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。図12(a)は、正面から見た検査器具100Eと遊技釘43との一例を示す。図12(b)は、右側面から見た検査器具100Eと遊技釘43との一例を示す。第5実施形態のパチンコ機10は、第1実施形態と同様である。
第5実施形態の検査器具100Eは、目印120Dに加えて目印122を備える点を除き、第4実施形態の検査器具100Dと同様である。検査器具100Eの目印120Dは、第4実施形態と同様であり、遊技釘43の頭部43hの基準位置である頭部基準位置RPhを示す孔である。検査器具100Cの目印122は、第2実施形態と同様であり、遊技釘43の接続部43pの基準位置である植設基準位置RPpを示す図形である。
本実施形態では、検査器具100Eの目印120Dは、遊技盤40に植設された複数の遊技釘43うち、全ての遊技釘43の基準位置を示す。他の実施形態では、検査器具100Eの目印120Dは、遊技盤40に植設された複数の遊技釘43のうち、一部の遊技釘43の基準位置を示してもよい。本実施形態では、検査器具100Eにおいて、植設基準位置RPpを示す目印122のうち、頭部基準位置RPhを示す目印120Dと重なる位置関係にある目印122は、板状部110に描かれていない。
以上説明した第5実施形態によれば、第1実施形態と同様に、パチンコ機10に位置決めした検査器具100Eを通して検査器具100Eの目印120Dおよび目印122と遊技釘43との重なり具合を確認することによって、遊技釘43の状態を容易に検査できる。
また、目印120Dは、遊技釘43の頭部基準位置RPhを示すため、検査器具100Eの目印120Dと遊技釘43の頭部43hとの重なり具合を確認することによって、遊技釘43の頭部43hの位置を容易に検査できる。
また、目印122は、遊技釘43の植設基準位置RPpを示すため、検査器具100Eの目印122と遊技釘43の接続部43pとの重なり具合を確認することによって、遊技釘43の接続部43pの位置を容易に検査できる。
F.第6実施形態
図13は、第6実施形態における前枠50に検査器具100を取り付けた様子を示す説明図である。第6実施形態のパチンコ機10は、前枠50の開口下端部55Dに段部55sを有する点を除き、第1実施形態と同様である。前枠50の段部55sは、検査器具100の下端部101を受け入れ可能な重力方向に窪んだ溝を形成する。このように、段部55sは、検査器具100を支持する支持部として機能する。
以上説明した第6実施形態によれば、第1実施形態と同様に、パチンコ機10に位置決めした検査器具100を通して検査器具100の目印120と遊技釘43との重なり具合を確認することによって、遊技釘43の状態を容易に検査できる。また、段部55sにより検査器具100を支持することによって、位置決めした状態に検査器具100を保持できる。
G.第7実施形態
図14は、第7実施形態における前枠50に検査器具100を取り付けた様子を示す説明図である。第7実施形態のパチンコ機10は、前枠50の開口上端部55Uにバネ部材55pを有する点を除き、第1実施形態と同様である。前枠50のバネ部材55pは、検査器具100の上端部102を透明板51に向けて押圧可能に構成されている。このように、バネ部材55pは、検査器具100を挟持する挟持部として機能する。
以上説明した第7実施形態によれば、第1実施形態と同様に、パチンコ機10に位置決めした検査器具100を通して検査器具100の目印120と遊技釘43との重なり具合を確認することによって、遊技釘43の状態を容易に検査できる。また、バネ部材55pによって検査器具を挟持することによって、位置決めした状態に検査器具100を保持できる。
H.第8実施形態
図15は、第8実施形態における検査器具100Hの構成を示す説明図である。図15(a)は、正面から見た検査器具100Hの構成を示す。図15(b)は、右側面から見た検査器具100Hを示す。
第8実施形態における検査器具100Hは、目印140Hを備える点を除き、第1実施形態の検査器具100と同様である。検査器具100Hの目印140Hは、パチンコ機10に固定された遊技釘43とは異なる部品に対応する他の目印である。本実施形態では、目印140Hは、遊技盤40の第1始動口47および第2始動口48に対応し、第1始動口47および第2始動口48の各外形を示す図形である。
第8実施形態によれば、第1実施形態と同様に、パチンコ機10に位置決めした検査器具100Hを通して検査器具100Hの目印120と遊技釘43との重なり具合を確認することによって、遊技釘43の状態を容易に検査できる。また、パチンコ機10における遊技釘43とは異なる部品である第1始動口47および第2始動口48と、検査器具100Hにおける目印140Hとを対応させることによって、検査器具100Hを位置決めできる。
I.第9実施形態
図16は、第9実施形態におけるパチンコ機10Iの構成を示す正面図である。図17は、第9実施形態における検査器具100Iの構成を示す説明図である。図17(a)は、正面から見た検査器具100Iの構成を示す。図17(b)は、右側面から見た検査器具100Iを示す。
第9実施形態におけるパチンコ機10Iは、位置決め用目印MD,ML,MR,MUを備える点を除き、第1実施形態のパチンコ機10と同様である。位置決め用目印MD,ML,MR,MUは、検査器具100Iを位置決め可能に構成された位置決め手段として機能する。位置決め用目印MDは、前枠50における開口下端部55Dの中央に描かれた図形である。位置決め用目印MLは、前枠50における開口左側端部55Lの中央に描かれた図形である。位置決め用目印MRは、前枠50における開口右側端部55Rの中央に描かれた図形である。位置決め用目印MUは、前枠50における開口上端部55Uの中央に描かれた図形である。
第9実施形態における検査器具100Iは、目印150D,150L,150R,150Uを備える点を除き、第1実施形態の検査器具100と同様である。目印150Dは、検査器具100Iにおける下端部101の中央に描かれ、パチンコ機10Iの位置決め用目印MDに対応する他の目印である。目印150Lは、検査器具100Iにおける左側端部104の中央に描かれ、パチンコ機10Iの位置決め用目印MLに対応する他の目印である。目印150Rは、検査器具100Iにおける右側端部103の中央に描かれ、パチンコ機10Iの位置決め用目印MRに対応する他の目印である。目印150Uは、検査器具100Iにおける上端部102の中央に描かれ、パチンコ機10Iの位置決め用目印MUに対応する他の目印である。
第9実施形態によれば、第1実施形態と同様に、パチンコ機10Iに位置決めした検査器具100Iを通して検査器具100Iの目印120と遊技釘43との重なり具合を確認することによって、遊技釘43の状態を容易に検査できる。また、パチンコ機10Iにおける位置決め用目印MD,ML,MR,MUと、検査器具100Iにおける目印150D,150L,150R,150Uとを対応させることによって、検査器具100Iを位置決めできる。
J.第10実施形態
図18は、第10実施形態における検査器具100Jの構成を示す説明図である。図18(a)は、正面から見た検査器具100Jの構成を示す。図18(b)は、右側面から見た検査器具100Jを示す。第10実施形態のパチンコ機10は、第1実施形態と同様である。検査器具100Jの構成は、板状部110に代えて板状部110Jを備える点を除き、第8実施形態の検査器具100Hと同様である。
検査器具100Jの板状部110Jは、遊技盤40に対して直接的に位置決め可能な外形を有する点を除き、第1実施形態の板状部110と同様である。本実施形態では、板状部110Jは、遊技盤40のガイドレール42a,42bの略全域を正面から覆うことが可能な外形を有する。
本実施形態では、検査者は、パチンコ機10に設けられた位置決め手段として、ガイドレール42a,42b、ならびに、第1始動口47および第2始動口48を用いて、板状部110Jをガイドレール42a,42bに押し当てるとともに、目印140Hを第1始動口47および第2始動口48に対応させることによって、前枠50を開けた状態で遊技盤40の前面側に検査器具100Jを位置決めする。検査器具100Jを位置決めした後、検査者は、遊技盤40の前面側に位置決めされた検査器具100Jにおける目印120と、遊技盤40における遊技釘43との位置関係に応じて、遊技盤40に対する遊技釘43の位置が基準を満たすか否かを検査する。
図19は、第10実施形態における検査器具100Jと遊技盤40の遊技釘43との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。図19(a)は、正面から見た検査器具100Jと遊技釘43との一例を示す。図19(b)は、右側面から見た検査器具100Jと遊技釘43との一例を示す。本実施形態では、検査器具100Jの板状部110Jは、ガイドレール42a,42bに隣接する状態で位置決めされる。
第10実施形態によれば、第1実施形態と同様に、パチンコ機10に位置決めした検査器具100Jを通して検査器具100Jの目印120と遊技釘43との重なり具合を確認することによって、遊技釘43の状態を容易に検査できる。また、パチンコ機10における遊技釘43とは異なる部品である第1始動口47および第2始動口48と、検査器具100Jにおける目印140Hとを対応させることによって、検査器具100Jを位置決めできる。
また、遊技盤40のガイドレール42a,42bは、遊技盤40に形成された位置決め手段として機能する。これによって、遊技盤40の構造を用いて検査器具100Jを位置決めできる。
K.第11実施形態
図20は、第11実施形態における検査器具100Kの構成を示す説明図である。図20(a)は、正面から見た検査器具100Kの構成を示す。図20(b)は、右側面から見た検査器具100Kを示す。第11実施形態のパチンコ機10は、第1実施形態と同様である。検査器具100Kは、パチンコ機10の遊技釘43を検査可能に構成された器具である。検査器具100は、板状部110Kと、目印120Kと、突出部130Kと、目印160と、突出部170とを備える。
検査器具100Kの板状部110Kは、遊技盤40の遊技領域GAに嵌り合う外形を有する点を除き、第1実施形態の板状部110と同様である。本実施形態では、板状部110Kは、遊技領域GAの下方の一部に嵌り合う外形を有する。
検査器具100Kの目印120Kは、遊技釘43の頭部43hが嵌ることが可能に構成された点を除き、第4実施形態の目印120Dと同様である。本実施形態では、目印120Kは、遊技盤40に植設された複数の遊技釘43うち、遊技領域GAの下方に植設された一部の遊技釘43の基準位置を示す。目印120Kは、風車釘43Wが嵌ることが可能に構成された目印120KWを含む。
検査器具100Kの突出部130Kは、板状部110Kから正面側に突出した部位である。突出部130Kは、板状部110Kを位置決めする際に、検査者が突出部130Kを指先で挟み持つことが可能に構成されている。
検査器具100Kの目印160は、パチンコ機10に固定された遊技釘43とは異なる部品に対応する他の目印である。目印160は、遊技盤40の第1始動口47、第2始動口48および普通入賞口45a,45b,45c,45dに対応し、各部材に嵌り合うことが可能に構成された孔である。目印160は、板状部110Kをパチンコ機10に対して位置決めする位置決め部として機能する。本実施形態では、遊技盤40の第1始動口47、第2始動口48および普通入賞口45a,45b,45c,45dは、検査器具100Kを位置決め可能に構成された位置決め手段として機能する。
検査器具100Kの突出部170は、板状部110Kから背面側に突出した部位である。突出部170は、遊技盤40の盤面41に接触することによって、板状部110Kと盤面41との間隔を位置決めする位置決め部として機能する。本実施形態では、遊技盤40の盤面41は、検査器具100Kを位置決め可能に構成された位置決め手段として機能する。
本実施形態では、検査者は、パチンコ機10に設けられた位置決め手段として、遊技盤40の第1始動口47、第2始動口48および普通入賞口45a,45b,45c,45d、ならびに、盤面41を用いて、目印160を第1始動口47、第2始動口48および普通入賞口45a,45b,45c,45dに嵌め合わせるとともに、突出部170を盤面41に押し当てることによって、前枠50を開けた状態で遊技盤40の前面側に検査器具100Kを位置決めする。検査器具100Kを位置決めした後、検査者は、遊技盤40の前面側に位置決めされた検査器具100Kにおける目印120Kと、遊技盤40における遊技釘43の頭部43hとの嵌り具合に応じて、遊技盤40に対する遊技釘43の位置が基準を満たすか否かを検査する。
図21は、第11実施形態における検査器具100Kと遊技盤40の遊技釘43との位置関係を比較する様子の一例を示す説明図である。図21(a)は、正面から見た検査器具100Kと遊技釘43との一例を示す。図21(b)は、右側面から見た検査器具100Kと遊技釘43との一例を示す。検査器具100Kは、頭部基準位置RPhにある遊技釘43の頭部43hが検査器具100Kの目印120Kに嵌る位置に位置決めされる。
第11実施形態によれば、第1実施形態と同様に、パチンコ機10に位置決めした検査器具100Kを通して検査器具100Kの目印120Kと遊技釘43との重なり具合を確認することによって、遊技釘43の状態を容易に検査できる。また、パチンコ機10に位置決めした検査器具100Kの目印120Kに対する遊技釘43の頭部43hの嵌り具合を確認することによって、遊技釘43における頭部43hの位置を容易に検査できる。
また、遊技盤40の第1始動口47、第2始動口48および普通入賞口45a,45b,45c,45d、ならびに、盤面41は、遊技盤40に形成された位置決め手段として機能する。これによって、遊技盤40の構造を用いて検査器具100Kを位置決めできる。
また、一部の遊技釘43に絞って検査できるため、遊技釘43の状態をいっそう容易に検査できる。例えば、複数の遊技釘43の中から、遊技釘43C,43S,43Tのように(図4を参照)、遊技球43の動きに与える影響度が比較的に高い遊技釘43を、検査対象の遊技釘43として選定してもよい。
L.他の実施形態
本明細書に開示する技術は、上述した実施形態、実施例および変形例に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、上述した実施形態、実施例および変形例における技術的特徴のうち、発明の概要の欄に記載した各形態における技術的特徴に対応するものは、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えおよび組み合わせることができる。また、本明細書中に必須なものとして説明されていない技術的特徴については、適宜、削除できる。
パチンコ機は、検査器具を保持する保持手段として、検査器具を係合する係合手段と、検査器具を挟持する挟持手段と、検査器具を支持する支持手段との少なくとも1つを備えてもよい。検査器具を保持する保持手段は、内枠30と、遊技盤40と、前枠50との少なくとも1つに設けられていてもよい。
パチンコ機は、内枠30の構成と、遊技盤40の構成と、前枠50の構成との少なくとも1つを、検査器具を位置決めする位置決め手段として機能可能に構成されていてもよい。パチンコ機は、内枠30と、遊技盤40と、前枠50との少なくとも1つに、検査器具を位置決めする位置決め手段を備えてもよい。検査器具を位置決めする位置決め手段は、内枠30における遊技盤40の周囲の少なくとも一部に形成されていてもよい。検査器具を位置決めする位置決め手段は、遊技盤40に設けられた遊技釘43とは異なる部材であってもよく、例えば、ガイドレール42a,42b、センターケース44、普通図柄作動ゲート46、第1始動口47、第2始動口48、普通入賞口45a〜45dおよび大入賞口49の少なくとも1つであってもよい。検査器具を位置決めする位置決め手段は、検査器具を保持する保持手段を兼ねていてもよい。
なお、遊技盤40上のガイドレール42a,42b、センターケース44、普通図柄作動ゲート46、第1始動口47、第2始動口48、普通入賞口45a〜45d又は大入賞口49の全部又は1部を突出させた形状、全部又は1部を他と相違させた色とし、遊技盤40上の位置決め手段としても良い。例えば、第2始動口48の輪郭の色を他の大入賞口49等の輪郭の色と相違させる、或いは第2始動口48の輪郭の1部の色を残りの輪郭の色と相違させることが考えられる。この遊技盤40上の位置決め手段と、検査器具100上に表わされた目印とを一致させて位置決めを行なうことができる。
第2実施形態から第10実施形態まで少なくとも一部の構成は、第11実施形態および第12実施形態に適用できる。例えば、第2実施形態の目印122は、第11実施形態の検査器具100Jおよび第12実施形態の検査器具100Kに適用できる。また、第4実施形態の目印120Dは、第11実施形態の検査器具100Jに適用できる。
(1)一形態における検査器具は、遊技釘を植設した遊技盤を備える弾球遊技機を検査可能に構成されている。この検査器具は、板状を成す板状部と;前記板状部に形成され、前記遊技盤に対する前記遊技釘の基準位置を示す目印と;前記板状部を通して前記遊技盤を見た場合に前記基準位置にある前記遊技釘が前記目印と重なる位置に、前記板状部を前記弾球遊技機に対して位置決めする位置決め部とを備えてもよい。この検査器具によれば、検査器具を通して遊技盤を見た場合に検査器具の目印が遊技釘の基準位置と重なる位置へと、弾球遊技機に対して容易に位置決めできる。そのため、弾球遊技機に位置決めした検査器具を通して検査器具の目印と遊技釘との重なり具合を確認することによって、遊技釘の状態を容易に検査できる。
(2)上記形態の検査器具において、前記目印は、前記基準位置のうち前記遊技釘の頭部の基準位置である頭部基準位置に対応する部位に形成された孔を含み;前記位置決め部は、前記基準位置にある前記遊技釘が前記孔に嵌る位置に、前記板状部を前記弾球遊技機に対して位置決めしてもよい。この検査器具によれば、弾球遊技機に位置決めした検査器具の孔に対する遊技釘の頭部の嵌り具合を確認することによって、遊技釘における頭部の位置を容易に検査できる。
(3)上記形態の検査器具において、前記目印は、前記基準位置のうち前記遊技釘の頭部の基準位置である頭部基準位置に対応する部位に形成された孔を含み;前記位置決め部は、前記板状部を通して前記遊技盤を見た場合に前記基準位置にある前記遊技釘が前記孔と重なる位置に、前記板状部を前記弾球遊技機に対して位置決めしてもよい。この検査器具によれば、弾球遊技機に位置決めした検査器具を通して検査器具の孔と遊技釘の頭部との重なり具合を確認することによって、遊技釘における頭部の位置を容易に検査できる。
(4)上記形態の検査器具において、前記板状部は、透明な板状を成し;前記目印は、前記基準位置のうち前記遊技釘における前記遊技盤との接続部の基準位置である植設基準位置に対応する部位に描かれた図形を含んでもよい。この検査器具によれば、弾球遊技機に位置決めした検査器具を通して検査器具の図形と遊技釘の接続部との重なり具合を確認することによって、遊技釘における接続部の位置を容易に検査できる。
(5)上記形態の検査器具において、前記板状部は、透明な板状を成し;前記目印は、前記基準位置のうち前記遊技釘の頭部の基準位置である頭部基準位置に対応する部位に描かれた第1の図形と;前記基準位置のうち前記遊技釘における前記遊技盤との接続部の基準位置である植設基準位置に対応する部位に、前記第1の図形とは異なる態様で描かれた第2の図形とを含んでもよい。この検査器具によれば、弾球遊技機に位置決めした検査器具を通して、検査器具の第1の図形と遊技釘の頭部との重なり具合、ならびに、検査器具の第2の図形と遊技釘の接続部との重なり具合を確認することによって、遊技釘における頭部および接続部の位置を容易に検査できる。
(6)上記形態の検査器具において、前記位置決め部は、前記弾球遊技機に係合可能に構成されてもよい。この検査器具によれば、弾球遊技機に係合されることによって、弾球遊技機に対して位置決めした状態を維持できる。
(7)上記形態の検査器具において、前記位置決め部は、前記弾球遊技機に挟持可能に構成されてもよい。この検査器具によれば、弾球遊技機に挟持されることによって、弾球遊技機に対して位置決めした状態を維持できる。
(8)上記形態の検査器具において、前記位置決め部は、前記弾球遊技機に支持可能に構成されてもよい。この検査器具によれば、弾球遊技機に支持されることによって、弾球遊技機に対して位置決めした状態を維持できる。
(9)上記形態の検査器具において、前記位置決め部は、前記目印とは異なる他の目印を含み;前記他の目印は、前記弾球遊技機に形成された位置決め用目印に対応することによって、前記板状部を前記弾球遊技機に対して位置決めしてもよい。この検査器具によれば、弾球遊技機における位置決め用目印と、検査器具における他の目印とを対応させることによって、弾球遊技機に対して位置決めできる。
(10)上記形態の検査器具において、前記位置決め部は、前記目印とは異なる他の目印を含み;前記他の目印は、前記弾球遊技機に固定された前記遊技釘とは異なる部品に対応することによって、前記板状部を前記弾球遊技機に対して位置決めしてもよい。この検査器具によれば、弾球遊技機における遊技釘とは異なる部品と、検査器具における他の目印とを対応させることによって、弾球遊技機に対して位置決めできる。
(11)上記形態の検査器具において、前記位置決め部は、前記弾球遊技機の前記遊技盤に対して前記板状部を位置決めしてもよい。この検査器具によれば、遊技盤の構造を用いて弾球遊技機に対して位置決めできる。
(12)上記形態の検査器具において、前記位置決め部は、前記弾球遊技機において前記遊技盤を固定する内枠における前記遊技盤の周囲の少なくとも一部に対して、前記板状部を位置決めしてもよい。この検査器具によれば、内枠の構造を用いて弾球遊技機に対して位置決めできる。
(13)上記形態の検査器具において、前記位置決め部は、前記遊技盤の前方において開閉可能に設けられるとともに前記遊技盤に対応する位置に透明板を有する前記弾球遊技機の前枠、における前記透明板の周囲の少なくとも一部に対して、前記板状部を位置決めしてもよい。この検査器具によれば、前枠の構造を用いて弾球遊技機に対して位置決めできる。また、前枠を閉めた状態で検査器具を用いて遊技釘の状態を検査できる。
(14)上記形態の検査器具において、前記目印は、前記遊技盤に植設された複数の遊技釘のうち一部の遊技釘の前記基準位置を示し;前記位置決め部は、前記板状部を通して前記遊技盤を見た場合に前記基準位置にある前記一部の遊技釘が前記目印と重なる位置に、前記板状部を前記弾球遊技機に対して位置決めしてもよい。この検査器具によれば、一部の遊技釘に絞って検査できるため、遊技釘の状態をいっそう容易に検査できる。
10,10I…パチンコ機
20…外枠
21,22…ヒンジ
30…内枠
31…遊技球タンク
32…タンクレール
33…払出装置
35…端子台
40…遊技盤
41…盤面
42a,42b…ガイドレール
43,43C,43S,43T…遊技釘
43L…列
43W…風車釘
43b…胴部
43h…頭部
43p…接続部
43t…先端部
44…センターケース
45a,45b,45c,45d…普通入賞口
46…普通図柄作動ゲート
47…第1始動口
48…第2始動口
49…大入賞口
50…前枠
51…透明板
52…スピーカ
53…装飾ランプ
55…開口部
55D…開口下端部
55L…開口左側端部
55R…開口右側端部
55U…開口上端部
55p…バネ部材
55s…段部
60…プリペイドカードユニット
61…発射ハンドル
62…上皿
63…下皿
71…普通図柄表示装置
72…普通図柄保留数表示装置
73…第1特別図柄表示装置
74…第1特別図柄保留数表示装置
75…第2特別図柄表示装置
76…第2特別図柄保留数表示装置
78…演出図柄表示装置
80…主制御装置
81…払出制御装置
82…演出図柄制御装置
85…電源基板
100,100B〜100E,100H〜100K…検査器具
101…下端部
102…上端部
103…右側端部
104…左側端部
110,110J,110K…板状部
120,120D,120K,120KW,120W…目印
122…目印
130,130K…突出部
140H…目印
150D,150L,150R,150U…目印
160…目印
170…突出部
AG…傾斜角度
GA…遊技領域
MD,ML,MR,MU…位置決め用目印
PL…垂線
RPh…頭部基準位置
RPp…植設基準位置
VC…傾斜方向
VD…観察方向

Claims (1)

  1. 遊技釘を植設した遊技盤に対する前記遊技釘の基準位置を示す目印を有する板状の検査器具を用意し、
    弾球遊技機に設けられた位置決め手段を用いて、前記遊技盤の前面側に前記検査器具を位置決めし、
    前記遊技盤の前面側に位置決めされた前記検査器具における前記目印と、前記遊技盤における前記遊技釘との位置関係に応じて、前記遊技盤に対する前記遊技釘の位置が基準を満たすか否かを検査する弾球遊技機の釘位置検査方法であって、
    前記位置決め手段は前記遊技盤上の入賞口であり、
    前記検査器具は前記遊技盤上の一部に対応する外形を有し
    前記検査器具には、前記遊技盤上の一部に含まれる前記入賞口の形状が表示されており、
    前記目印は前記遊技釘の頭部が嵌る孔であり、
    前記検査器具に表示した前記入賞口の形状を、前記遊技盤上の一部に含まれる前記入賞口に接触させて合わせることにより前記検査器具の位置決めを行い、前記目印の孔が前記遊技釘の頭部に嵌るか否かにより前記検査を行う、
    ことを特徴とする釘位置検査方法。
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