JP6865463B2 - イメージガイド装置および内視鏡 - Google Patents

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本発明は、イメージガイド装置および内視鏡に関する。
イメージガイドは多数の光ファイバを束ねて構成され、医療用途、工業用途等の分野で、画像を検出し伝送するために用いられる。従来、イメージガイドは、照明用の光を伝送するための光ファイバであるライトガイドと組み合わせたファイバースコープとして用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−275199号公報
しかしながら、イメージガイドとライトガイドとをファイバースコープに組み入れるには、複雑な組み立て工程が必要となり、組み立てのためのコストもかかる。そこで、本発明者らは、従来のファイバースコープをより単純な構成とするため、ライトガイドを用いずに、イメージガイドを照明用の光の伝送にも用いるという考えに至った。しかし、イメージガイドに照明光を伝送させ観察対象物に照射して、その照射により発生した光を再びイメージガイドにより伝送して観察しようとすると、観察対象物の表面で直接反射(正反射)された光の強度が周辺画素に比べ相対的に強くなり、画像が視認し難くなる。また、撮像素子で画像を検出する場合には、中央部の画素が白飛びし、あるいは、中央部以外が暗くなりコントラストの低い画像となることが起こりうる。
したがって、これらの点に着目してなされた本発明の目的は、イメージガイドを照明光の伝送に用いながら、画像を観察することができるイメージガイド装置を提供することにある。
上記目的を達成するイメージガイド装置の発明は、イメージガイドと光学系とを含む。前記イメージガイドは、複数の光ファイバより構成され、第1端面に入射した画像光を前記第1端面とは異なる第2端面に伝達する光ファイババンドルを含む。前記光学系は、前記光ファイババンドルの前記第2端面に対し垂直入射を含まない照明光を入射させるように構成される。
前記光学系は、前記第2端面に入射する前記照明光の光路中に、前記第2端面に垂直入射する前記照明光を遮光する遮光部を備えることができる。前記遮光部は、前記光学系の光軸上を通る前記照明光を遮光してよい。
前記イメージガイド装置は、光源を備え、前記光源および前記光学系は、前記光源から射出された前記照明光が、前記第2端面に均一に照射されるように構成される。このため、前記光源は面光源であり、前記光学系は前記面光源から射出された前記照明光を前記第2端面に入射させるように構成されうる。また、前記面光源の前記照明光の出射面は、前記光学系の前記第2端面と共役の位置に配置してよい。
前記面光源は、面発光半導体またはガラス封止LEDを含んでよい。前記面光源は、点光源と、前記点光源からの光線のビーム径を拡大するビーム成形光学系と、前記ビーム成形光学系によりビーム径が拡大された光線を拡散させる拡散板とを含んでよい。または、前記面光源は、点光源と、前記点光源からの光線のビーム径を拡大するビーム成形光学系と、前記ビーム成形光学系によりビーム径が拡大された光線を受けて発光する蛍光体とを含んでよい。
好ましくは、前記イメージガイド装置は、前記第2端面から出射した前記画像光の画像を検出する検出部を備え、前記光学系は、前記面光源から射出された前記照明光の少なくとも一部を前記第2端面に入射させ、前記第2端面から出射した前記画像光の少なくとも一部を前記検出部に向けて出射させる光学素子を備える。また、前記光学系は、前記光学素子と前記面光源、前記第2端面および前記検出部との間に、それぞれ、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズを備えうる。前記光学系は、前記光学素子と前記検出部との間に、前記面光源から出射される照明光の特定の波長の光をカットするフィルタを備えうる。
好ましくは、前記複数の光ファイバの開口数NAは、0.2以上である。さらに好ましくは、前記複数の光ファイバの開口数NAは、0.5以上である。前記複数の光ファイバのコアおよびクラッドの少なくとも何れかは、多成分ガラスから構成されうる。
前記イメージガイド装置は、前記光ファイババンドルの前記第1端面に光学的に接続された対物レンズを備え、対物レンズに絞りを設けることで画像の品質が向上する。また、絞りによって前記対物レンズは、前記第1端面において前記対物レンズの光軸近傍に位置する1つ以上の前記光ファイバから出射される照明光量を制御する作用もある。
さらに、前記イメージガイド装置は、前記光学系を収容する筺体を備え、前記イメージガイドは前記筺体に対して着脱可能に構成されている。
上記目的を達成する内視鏡の発明は、上述の何れかのイメージガイド装置を含む。
本発明によれば、イメージガイドを構成する光ファイババンドルの第2端面に対し垂直入射を含まない照明光を入射させるようにしたので、イメージガイドを照明光の伝送に用いながら、対象物に対して広範囲に照明を行うとともに対象物からの散乱光を画像として観察することができる。また直接反射の影響を低減することが可能である。
第1実施形態に係るイメージガイド装置の概略を示す構成図である。 図1のイメージガイドの断面図である。 図1の面光源に用いるビーム成形光学系のファースト軸方向の断面を示す図である。 図2の面光源に用いるビーム成形光学系のスロー軸方向の断面を示す図である。 観察対象物への照明光の照射を説明する図である。 図1の対物レンズの構成の一例を示す図である。 図6の絞りを説明する図である。 第2実施形態に係るイメージガイド装置の概略を示す構成図である。
以下、本発明実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものであり、図面上の寸法比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
(第1実施形態)
本開示のイメージガイド装置1は、医療用、工業用、災害救助用、または、研究用などの分野で、画像検出および画像伝送に用いられる。図1を用いて、第1実施形態に係るイメージガイド装置1の構成について説明する。イメージガイド装置1は、イメージガイド10と本体部20とを備える。イメージガイド装置1は、さらに表示装置30を備えることができる。イメージガイド装置1は、イメージガイド10の先端で取得した画像を、表示装置30に表示するものである。以下に各部について説明する。
イメージガイド10は、柔軟性を有し、用途に応じて適宜長さが設定されうる。イメージガイド10は、例えば、医療用の内視鏡に用いられた場合、人体内に挿入される挿入部に含まれる。イメージガイド10は、光ファイババンドル11と、対物レンズ12と、接続部13とを含んで構成される。
光ファイババンドル11は、直径数μm(マイクロメートル)の細かい光ファイバを数千本以上束ねたものである。光ファイババンドル11に含まれる各光ファイバは、ねじれおよび乱れのないように規則正しく積層される。光ファイババンドル11の各光ファイバが、一方の端面に入射した光を他方の端面に伝送することにより、光ファイババンドル11は、一方の端面の画像をもう一方の端面に伝送することができる。したがって、光ファイババンドル11を構成する各光ファイバの数は、伝送された画像の画素数となる。10,000本から50,000本程度の光ファイバを積層した場合、光ファイババンドル11の外径は、300μm〜800μmとなる。
図2は、イメージガイド10の断面の一例を示している。光ファイババンドル11は、複数のコア41と、該複数のコア41に共通のクラッド42とを有している。クラッド42は、各コア41の外周面を覆っている。コア41及びクラッド42は、石英で構成することができる。コア41およびクラッド42を石英とするとき、開口数NAが0.2以上となるように構成することができる。また、コア41およびクラッド42の何れか一方は、多成分ガラスから構成してもよい。その場合、開口数NAを0.5以上となる多成分ガラスを用いることができる。光ファイバの開口数NAは、コアガラスの屈折率をnd、クラッドのガラスの屈折率をndとするとき、次の数式で示す値となる。
Figure 0006865463
コアガラスの屈折率nd、および、クラッドのガラスの屈折率ndは、日本光学硝子工業会規格における「光学硝子の屈折率測定方法」を用いて測定して得られる値である。多成分ガラスを用いる場合、光ファイバのコアのガラスとクラッドのガラスとに大きな屈折率差を持たせて開口数NAを高めることができる。
図2の例において、コア41は、円形断面を有しており、クラッド42は、その外周縁42aが円形断面を有している。さらに、図2の例において、光ファイババンドル11は、クラッド42の外周面を覆うガラス製のジャケット層43と、ジャケット層43を覆う樹脂製(例えばポリイミド製)のコート層44とを、有している。なお、図2では、一部のコア41が省略されているが、コア41は、共通のクラッド42内全域に配置されている。ただし、光ファイババンドル11の構成は、図2の例のものに限られず、任意のものが可能である。
対物レンズ12は、図1に示すように、イメージガイド10の本体部20とは反対側の先端部に設けられている。対物レンズ12は、光軸が光ファイババンドル11の中心軸と略一致するように配置される。対物レンズ12は、観察対象物Sの像を光ファイババンドル11の第1端面11aに結像させる。この結像された像は、光ファイババンドル11により伝送され、光ファイババンドル11の第2端面11bから画像光として出射される。対物レンズ12は、一つまたは複数のレンズにより構成されうる。なお、対物レンズ12は、必須の構成要素ではない。光ファイババンドル11の第1端面11aから観察対象物Sの像を得ることができれば、対物レンズ12は省略することが可能である。また、対物レンズ12は、一枚のレンズに限られず、複数のレンズにより構成されてよい。
接続部13は、イメージガイド10を本体部20の筺体20aに対して着脱可能に接続する。接続部13は、筺体20aに対するコネクタを備えてよい。接続部13を筺体20aに対して接続することにより、光ファイババンドル11の第2端面11bは、本体部20の光学系21に対して正確に位置決めされる。イメージガイド10を本体部20に対して着脱可能とすることにより、イメージガイド10の洗浄が容易になる。また、イメージガイド10を安価に構成することによって、イメージガイド10のみを使い捨てにして、洗浄に係る手間およびコストを削減することができる。
本体部20は筺体20a内に、面光源22、ビームスプリッタ23(光学素子)、撮像素子24(検出部)、第1レンズ25、第2レンズ26、第3レンズ27、および遮光部28を備える。第1レンズ25と遮光部28とは、面光源22とビームスプリッタ23との間に配置される。第2レンズ26は、ビームスプリッタ23と光ファイババンドル11の第2端面11bとの間に配置される。第3レンズ27は、ビームスプリッタ23と撮像素子24の受光面24aとの間に配置される。面光源22、ビームスプリッタ23(光学素子)、第1レンズ25、第2レンズ26、第3レンズ27、および遮光部28は、本体部20の光学系21を構成している。
面光源22は、所定の大きさの面からムラの少ない略均一の光を発光する面発光体を用いることができる。ここで、「面光源」は、第1レンズ25と第2レンズ26による倍率を考慮して、少なくとも光ファイババンドル11の第2端面11bの面積よりも大きい発光面を有しうる。面光源22としては、VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)等の面発光半導体、ガラス封止LED(GLED:Glass Encapsulated LED)、レーザ励起蛍光体、コリメート光を拡散板で拡散させ光源としたもの等が採用可能である。面光源22の発光面は、面光源22から射出された照明光が、光ファイババンドル11の第2端面11bの全面に照射される大きさとする。例えば、面光源22の大きさは、第2端面11bの大きさより広く照射できるように設定する。第1レンズ25と第2レンズ26の倍率が1の場合は以下のような対応になる。光ファイババンドル11の外径が、300μmの場合、面光源22の発光面の寸法は例えば一辺の長さが0.3mm(ミリメートル)以上、より好ましくは、0.5mm以上の矩形形状としうる。光ファイババンドル11の外径が、800μmの場合、面光源22の発光面の寸法は例えば一辺の長さが0.8mm以上、より好ましくは、1mm以上の矩形形状としうる。面光源22の発光面は、矩形形状に限られず、円形、楕円形、四角形以外の多角形等種々の形状としてよい。第1レンズ25と第2レンズ26による倍率が2では、光ファイババンドル11の直径が、300μmで面光源22の発光面の寸法は例えば一辺の長さが0.15mm(ミリメートル)以上、より好ましくは0.2mm以上の矩形形状としうる。
図3および図4は、面光源22の一例として、レーザ励起蛍光体を用いた場合の光源の構成を示す図である。この場合の面光源22は、半導体レーザ51(点光源)、ビーム成形光学系52、および蛍光体53を含んで構成される。図3は、励起用光源となる半導体レーザ51のファースト軸方向の断面を示し、図4は、半導体レーザ51のスロー軸方向の断面を示す。
半導体レーザ51は、例えば端面放射型の光源であり、半導体レーザ51から射出されるレーザ光は、スロー軸よりもファースト軸方向により大きな発散角を有する。また、一般的な半導体レーザのエミッタのファースト軸方向の寸法は、1μm程度であり、スロー軸方向の寸法はその数十倍以上である。
ビーム成形光学系52は、半導体レーザ51からの光線のビーム径を拡大する。ビーム成形光学系52は、コリメートレンズ54、凹シリンドリカルレンズ55、凸シリンドリカルレンズ56、マスク57、第1凸レンズ58、および、第2凸レンズ59を含む。コリメートレンズ54は、半導体レーザ51から出射したレーザ光をコリメートする。コリメートされたレーザ光は、スロー軸方向よりもファースト軸方向に広い。凹シリンドリカルレンズ55および凸シリンドリカルレンズ56は、スロー軸方向にのみ屈折力を有するレンズである。凹シリンドリカルレンズ55および凸シリンドリカルレンズ56は、スロー軸方向のビーム径を拡大し、ファースト軸方向のビーム径と略等しくする。その結果、凸シリンドリカルレンズ56を通ったレーザ光は、断面が略円形のコリメート光となる。マスク57は、光軸Oを含む中央部分に開口が設けられ、開口の外側に入射する光を遮光する。すなわち、マスク57は、コリメートレンズ54、凹シリンドリカルレンズ55および凸シリンドリカルレンズ56でビーム径が拡張されたレーザ光の、ビーム径を絞る働きをする。第1凸レンズ58および第2凸レンズ59は、マスク57を通過したレーザ光のビーム径を縮小して、蛍光体53の発光面とほぼ同じか蛍光体53の発光面よりも少し大きいビーム径とする。
蛍光体53は、半導体レーザ51の射出するレーザ光の波長の光に対して蛍光特性を有する。蛍光体53は、ビーム成形光学系52側の入射面にレーザ光を受けて、ビーム成形光学系52とは反対側の出射面から蛍光を出射させる。例えば、蛍光体53としては、450nm(ナノメートル)近傍の波長の光に対して白色光を発光する白色蛍光体、または、青から緑の波長域のレーザ光で励起されるIR蛍光体等を用いることができる。
ビームスプリッタ23は、直角プリズムを2つ張り合わせた立方体形状を有する。直角プリズムの接合面は、ビームを分割するスプリット面23sとなっており、光学薄膜のコーティングが施されている。接合された直角プリズムのスプリット面23sと45°の角度をなす4面を第1面23a、第2面23b、第3面23c、第4面23dとする。第1面23aおよび第2面23b、第3面23cおよび第4面23dは、それぞれ同一の直角プリズムの面であり、第1面23aと第4面23dおよび第2面23bと第3面23cはそれぞれ対向している。ビームスプリッタ23は、第1面23aから第1面23aに垂直に入射した光の一部がスプリット面23sで反射され第2面23bから射出され、他の部分の光はスプリット面23sを透過して第4面23dから出射する。スプリット面23sにおける反射および透過の割合は、1:1とすることができるが、これに限られない。また、ビームスプリッタ23は、第2面23bから第2面23bに垂直に入射した光の一部がスプリット面23sを透過して第3面23cから射出され、他の部分の光はスプリット面23sで反射され第1面23aから出射する。
撮像素子24は、受光面24aに結像した画像を電気信号に変換して、表示装置30へ出力する。撮像素子24は、CMOS(Complementary MOS)イメージセンサを含む。撮像素子24は、CMOSイメージセンサに代えて、CCD(Charge-Coupled Device )イメージセンサを用いてもよい。なお、本体部20は、撮像素子24を設けずに、撮像素子24の位置に結像される画像を、直接または間接的に肉眼で観察するように構成することも可能である。
第1レンズ25、第2レンズ26および第3レンズ27は、凸レンズである。図1において、第1レンズ25、第2レンズ26および第3レンズ27は、一枚のレンズとして示されているが、これらは、それぞれ複数のレンズにより構成されてもよい。第1レンズ25は、面光源22から射出された照明光を略コリメートされた光として、ビームスプリッタ23の第1面23aに入射させる。第2レンズ26は、ビームスプリッタ23の第2面23bから出射した照明光を光ファイババンドル11の第2端面11b全体を照射するように集光させるとともに、第2端面11bから出射した画像光を略コリメートされた光として、ビームスプリッタ23の第2面23bに入射させる。第1レンズ25および第2レンズ26は、面光源22の発光面と光ファイババンドル11の第2端面11bとが共役の関係になるように配置してよい。その場合、面光源22の発光面が光ファイババンドル11の第2端面11b上に結像し、面光源22の照明光を効率的に光ファイババンドル11に入射させることができる。しかし、第1レンズ25および第2レンズ26は、面光源22の発光面と光ファイババンドル11の第2端面11bとが共役から多少外れるように配置してもよい。その場合は、面光源22からの照明光が、光ファイババンドル11の第2端面11b上に結像しないことによるぼけによって、第2端面11b上での照明光がより均一の光となりうる。第3レンズ27は、ビームスプリッタ23の第3面23cを出射した画像光を、撮像素子24の受光面24a上に集光させる。第2レンズ26と第3レンズ27とは、光ファイババンドル11の第2端面11bの画像を、撮像素子24の受光面24aに結像させる。
遮光部28は、第1レンズ25を透過した照明光の光軸上の光を含む一部を遮光し、外周部を透過させる。遮光部28は、照明光の波長の光の透過率が略0%の円形の遮光領域を含む遮光板として構成されうる。遮光部28を通過した以降の照明光は、光軸O近傍の光を含まない。これにより、第2レンズ26で集光され、光ファイババンドル11の第2端面11bに入射する照明光は、第2端面11bに対し垂直入射する照明光を含まない。なお遮光部28は面光源22と第1レンズ25の間に設置されても良い。
表示装置30は、撮像素子24からの出力信号を受けて画像を表示する装置である。表示装置30は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、または、プラズマディスプレイ等を含んでよい。表示装置30は、撮像素子24の出力信号から画像を表示する際、画素の補間、コントラスト調整、歪み補正等の画像処理を実行するプロセッサを備えてよい。また、表示装置30は、表示した画像を記憶するための記憶装置を備えてよい。
以上のような構成により、本実施形態によれば、面光源22から出射した照明光は、第1レンズ25によりコリメートされ、遮光部28により光軸付近の光が遮光される。照明光はビームスプリッタ23の第1面23aに入射する際には、光軸Oに直交する断面形状が光軸周辺の領域を除いたドーナツ型の光となる。ビームスプリッタ23の第1面23aに入射した照明光は、スプリット面23sで少なくとも一部が第2面23bに向けて反射される。ビームスプリッタ23の第2面23bを出射した照明光は、第2レンズ26により、光ファイババンドル11の第2端面11b上に集光され、光ファイババンドル11の各光ファイバに入射する。
本体部20の光学系21により、面的な広がりを有する面光源22の発光面から射出される照明光が、光ファイババンドル11の第2端面11bの近傍に発光面の像を形成するように伝搬されるので、第2端面11bはムラのない均一な照明光を受けることができる。また、光ファイババンドル11の各光ファイバの開口数NAが0.2以上であるため、開口数NAが0.2未満の光ファイバに比べて、第2端面11bに入射できないで、けられる照明光が少なく、照明光を有効に利用することができる。さらに、多成分ガラスを用いた場合は、開口数NAを0.5以上とすることができ、照明光をさらに有効に利用することができる。このことは、後述するように、観察対象物Sにより強い照明光を当て、より明るい画像を得ることを可能とする。
図5は、光ファイババンドル11の各光ファイバに入射した照明光ILの伝搬される様子を模式的に示す。遮光部28を設けたため、光ファイババンドル11の各コア41に入射する照明光ILは、第2端面11bに垂直な成分が無い。このため、照明光ILはコア41の軸に対して斜め方向に入射する。ここで、コア41の断面の中心を結ぶ線をコア41の軸と呼ぶ。この照明光ILの傾きは、コア41を伝搬する間維持される。このため、コア41から出射した照明光ILは、斜め方向の成分を有し、光ファイババンドル11の第1面11aに垂直な照明光は含まれない。
光ファイババンドル11の第1端面11aから出射した照明光ILは、各コア41を出射した照明光ILごとに、対物レンズ12によりそれぞれ観察対象物S上に照射される。図5では、各コア41から出射した照明光ILは観察対象物S上で集光するように描かれているが、実際の照明光ILは観察対象物S上である程度広がりを有する。対物レンズ12の光軸と観察対象物Sの被観察面とが略直交する場合、被観察面が光軸と交差する位置の近傍においても、照明光ILは観察対象物Sに垂直に入射しない。このため、観察対象物Sの表面上で照明光ILは図5中RFで示すように反射するので、直接光ファイババンドル11に戻る量を低減することができる。その結果、光ファイババンドル11によって検出される画像は、図5中にIMで示すように主として直接反射光以外の散乱光によるものとなる。なお、図5では、特定のコア41から出射した照明光ILによる散乱光IMが同じ特定のコア41に戻るように描かれているが、照明光を出射するコアと散乱光を受光するコアの関係を同一のものに限定するものではない。例えば、散乱光を受光するコアは、照明光を出射するコアに隣接して配置された別のコアであってよい。
観察対象物Sが照明光ILの照射を受けると、対物レンズ12により観察対象物Sの像が光ファイババンドル11の第1端面11aに結像される。第1端面11a上の像は、光ファイババンドル11により伝達され、第2端面11bから画像光として出射する。第2端面11bを出射した画像光は、第2レンズ26でコリメートされ、ビームスプリッタ23の第2面23bに入射する。画像光の少なくとも一部は、スプリット面23sを透過して、第3面23cから出射する。ビームスプリッタ23を出射した画像光は、第3レンズ27により集光され、撮像素子24の受光面24aにおいて結像する。受光面24aに結像する像は、対物レンズ12により第1端面11aに結像され、第2端面11bに伝播された、観察対象物Sの像となる。撮像素子24は受光面24a上の像を電気信号に変換して、表示装置30に送信する。表示装置30は、受信した電気信号に基づいて、観察対象物Sの画像を表示する。
以上説明したように、本実施形態のイメージガイド装置1によれば、イメージガイド10の光ファイババンドル11の第2端面11bに対し照明光を入射させ、イメージガイド10を伝搬させ観察対象物Sに照射するようにしたので、別途ライトガイドのような照明光専用の光路を設ける必要が無い。このため、イメージガイド装置1は、従来のファイバースコープのように、イメージガイドとライトガイドとの双方を一体化する複雑な組み立て工程を必要としない。また、ライトガイドが無いので、本願のイメージガイド装置1は、イメージガイド10を細くすることができる。また、構造が単純なのでコストを低減することが可能である。
さらに、イメージガイド装置1は、遮光部28を設けて光ファイババンドル11の第2端面11bに垂直入射する照明光を遮光し、第2端面11bに対し垂直入射を含まない照明光を入射させるようにした。このため、垂直入射した照明光の観察対象物S上での直接反射光により、表示装置30で観察される画像が見難くなること、一部が白ぬけした画像になること、および/または、コントラストの低い画像となることを避け、観察対象物Sの表面で散乱された光による画像を観察することができる。
また、面光源22および第1レンズ25、ビームスプリッタ23および第2レンズ26を含む照明光の光学系21は、面光源22から射出された照明光が、光ファイババンドル11の第2端面11bに均一に照射されるように構成されている。これによって、照明ムラのない均一な明るさの画像を観察することができる。
なお、イメージガイド装置1は、医療用、工業用の内視鏡として使用しうる。医療用の内視鏡として使用する場合、イメージガイド装置1のイメージガイド10は、内視鏡の他の管路、例えば、水または空気を送りだすための送水、送気チャンネル、鉗子を通すための鉗子チャネル等とともに、生体内に挿入される挿入部に設けられる。また、本体部20は、使用時に内視鏡の操作者によって把持される操作部に収容されうる。内視鏡として使用した場合、イメージガイド装置1は、イメージガイド10が着脱可能なので、洗浄および交換のし易さの点から特に適している。
(変形例)
図6は、対物レンズ12の構成の一例を照明光の光路とともにより詳細に示すものである。対物レンズ12は、平凸レンズ12a、凸平レンズ12b、カバーガラス12c、および、凸平レンズ12bとカバーガラス12cとの間に設けられた絞り12dを含む。平凸レンズ12aの平面側は、光ファイババンドル11の第1端面11aに光学的に接続される。平凸レンズ12aおよび凸平レンズ12bは、第1端面11aから入射した光を部分的に絞り12dを通して、観察対象物Sに照射させる。第1端面11aから入射した光は広がりを有するが、図6は照明光ILの光束の中心となる線のみを示している。図6に示すように、第1端面11a上の光ファイバと、当該光ファイバからの照明光ILが照射される観察対象物S上の位置が対応付けられる。
図7は、第1端面11a上で対物レンズ12の光軸上およびその近傍に位置する光ファイバから出射した照明光ILが絞り12dに照射される様子を示す。対物レンズ12の光軸上に位置する光ファイババンドル11の光ファイバから出射した照明光ILは、中央が抜けた円形をしている。この照明光ILの内径は絞り径よりも大きいため絞り12dに遮られ、照明光ILは絞り12dを透過することができない。図7において、絞り12d上の照明光ILが照射される領域を、網掛けを付して示している。このため、観察対象物Sの対物レンズ12の光軸と交わる点の近傍(光軸近傍)では、第1端面11a上の対応する光ファイバから出射した照明光ILが照射されない。しかし、対物レンズ12の光軸近傍に位置していない光ファイバから出射した照明光は、絞り12dで絞りの中心と照明光の中心とがずれるので、照明光の一部が絞りを通過する。また、各光ファイバを出射した光は、それぞれ広がりを有して観察対象物S上に照射される。このため、観察対象物Sの対物レンズ12の光軸と交わる点の近傍の領域においても、対応する光ファイバ以外の光ファイバを出射した照明光ILが入射する。その結果、観察対象物Sの中央の領域で、直接反射による影響をさらに低減し、散乱光による対象物の観察をすることができる。
(第2実施形態)
本開示に係るイメージガイド装置は、蛍光観察に利用することができる。図8に示す第2実施形態に係るイメージガイド装置60は、第1実施形態に係るイメージガイド装置1において、ビームスプリッタ23の第3面23cと撮像素子24の受光面24aとの間に、照明光の波長の光をカットする周波数フィルタ61(フィルタ)を設けたものである。図6において、周波数フィルタ61は、第3レンズ27のビームスプリッタ23側に配置しているが、周波数フィルタ61は、第3レンズ27の撮像素子24側に配置してもよい。また、第2実施形態では、面光源22として、白色光源ではなく単一の波長、例えば488nmの波長の光を発する光源を用いるものとする。また、観察対象物Sは、照明光の波長の光を受けて蛍光を発する物質とする。その他の構成は第1実施形態と同様なので、同一構成要素には同一参照符号を付して説明を省略する。
以上のような構成により、イメージガイド装置60を用いると、面光源22から射出された照明光は、第1実施形態において説明したと同様に、観察対象物Sの観察領域に均一に照明光を照射する。これによって、観察対象物Sが励起され蛍光を発する。蛍光は、照明光の反射光および散乱光とともに対物レンズ12に入射し、光ファイババンドル11の第1面11aに画像を結像して光ファイババンドル11を伝送され、第2面11bから画像光として射出される。画像光は、第2レンズ26によりコリメートされ、少なくとも一部がビームスプリッタ23を透過し、周波数フィルタ61に入射する。周波数フィルタ61では、照明光と同じ周波数を有する反射光および散乱光が遮断され、蛍光のみが透過する。周波数フィルタ61を透過した散乱光は、第3レンズ27により撮像素子24の受光面24aに結像する。これによって、表示装置30により観察対象物Sの蛍光を観察することが可能になる。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、ライトガイドのような照明光専用の光路を別途設ける必要が無いので、従来のファイバースコープのように、イメージガイドとライトガイドとの双方を一体化する複雑な組み立て工程を必要としない。また、ライトガイドが無いので、イメージガイド装置60は、イメージガイド10を細くすることができる。また、遮光部28を設けて、光ファイババンドル11の第2端面11bに入射する照明光が第2端面11bに対して垂直入射を含まないようにしたので、周波数フィルタ61で除去できない直接反射光がある場合でも、観察に与える悪影響を低減できる。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段を1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。
本発明のイメージガイド装置は、工業分野や医療分野等の様々な分野で利用できるものである。
1,60 イメージガイド装置
10 イメージガイド
11 光ファイババンドル
11a 第1端面
11b 第2端面
12 対物レンズ
13 接続部
20 本体部
20a 筺体
21 光学系
22 面光源
23 ビームスプリッタ(光学素子)
24 撮像素子(検出部)
24a 受光面
25 第1レンズ
26 第2レンズ
27 第3レンズ
28 遮光部
30 表示装置
41 コア
42 クラッド
42a 該周縁
43 ジャケット層
44 コート層
51 半導体レーザ(点光源)
52 ビーム成形光学系
53 蛍光体
54 コリメートレンズ
55 凹シリンドリカルレンズ
56 凸シリンドリカルレンズ
57 マスク
58 第1凸レンズ
59 第2凸レンズ
61 周波数フィルタ(フィルタ)
O:光軸
IL:照明光
S:観察対象物

Claims (15)

  1. 複数の光ファイバより構成され、第1端面に入射した画像光を前記第1端面とは異なる第2端面に伝達する光ファイババンドルを含むイメージガイドと、
    前記光ファイババンドルの前記第2端面に対し垂直入射を含まない照明光を入射させるように構成された光学系と
    光源と、
    前記光ファイババンドルの前記第1端面に光学的に接続された対物レンズと
    を備え、
    前記光源および前記光学系は、前記光源から射出された前記照明光が、前記第2端面に均一に照射されるように構成され、
    前記光源は面光源であり、前記光学系は前記面光源から射出された前記照明光を前記第2端面に入射させ、
    前記対物レンズは、前記第1端面において前記対物レンズの光軸近傍に位置する1つ以上の前記光ファイバから出射される照明光を透過させず、前記対物レンズの光軸近傍に位置する前記1つ以上の前記光ファイバ以外の光ファイバから出射される照明光の一部を通過させる絞りを備えるイメージガイド装置。
  2. 前記光学系は、前記第2端面に入射する前記照明光の光路中に、前記第2端面に垂直入射する前記照明光を遮光する遮光部を備える請求項1に記載のイメージガイド装置。
  3. 前記遮光部は、前記光学系の光軸上を通る前記照明光を遮光する請求項2に記載のイメージガイド装置。
  4. 前記面光源の前記照明光の出射面は、前記光学系の前記第2端面と共役の位置に配置される請求項1乃至3の何れか一項に記載のイメージガイド装置。
  5. 前記面光源は、面発光半導体またはガラス封止LEDを含む請求項1乃至4の何れか一項に記載のイメージガイド装置。
  6. 前記面光源は、点光源と、前記点光源からの光線のビーム径を拡大するビーム成形光学系と、前記ビーム成形光学系によりビーム径が拡大された光線を拡散させる拡散板とを含む請求項1乃至4の何れか一項に記載のイメージガイド装置。
  7. 前記面光源は、点光源と、前記点光源からの光線のビーム径を拡大するビーム成形光学系と、前記ビーム成形光学系によりビーム径が拡大された光線を受けて発光する蛍光体とを含む請求項1乃至4の何れか一項に記載のイメージガイド装置。
  8. 前記第2端面から出射した前記画像光の画像を検出する検出部を備え、前記光学系は、前記面光源から射出された前記照明光の少なくとも一部を前記第2端面に入射させ、前記第2端面から出射した前記画像光の少なくとも一部を前記検出部に向けて出射させる光学素子を備える請求項1乃至7のいずれか一項に記載のイメージガイド装置。
  9. 前記光学系は、前記光学素子と前記面光源、前記第2端面および前記検出部との間に、それぞれ、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズを備える請求項に記載のイメージガイド装置。
  10. 前記照明光の波長の光を受けて蛍光を発する物質を観察対象物とする蛍光観察に使用され、
    前記光学系は、前記光学素子と前記検出部との間に、前記面光源から出射される前記照明光の波長の光をカットするフィルタを備える請求項8または9に記載のイメージガイド装置。
  11. 前記複数の光ファイバの開口数NAは、0.2以上である請求項1乃至10のいずれか一項に記載のイメージガイド装置。
  12. 前記複数の光ファイバの開口数NAは、0.5以上である請求項1乃至10のいずれか一項に記載のイメージガイド装置。
  13. 前記複数の光ファイバのコアおよびクラッドの少なくとも何れかは、多成分ガラスから構成される請求項1乃至12のいずれか一項に記載のイメージガイド装置。
  14. 前記光学系を収容する筺体を備え、前記イメージガイドは前記筺体に対して着脱可能に構成されている請求項1乃至13のいずれか一項に記載のイメージガイド装置。
  15. 請求項1乃至14のいずれか一項に記載のイメージガイド装置を含む内視鏡。
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