JP6865418B2 - 塗装方法、塗装構造物、当て板、及び当て板の製造方法 - Google Patents

塗装方法、塗装構造物、当て板、及び当て板の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6865418B2
JP6865418B2 JP2017161527A JP2017161527A JP6865418B2 JP 6865418 B2 JP6865418 B2 JP 6865418B2 JP 2017161527 A JP2017161527 A JP 2017161527A JP 2017161527 A JP2017161527 A JP 2017161527A JP 6865418 B2 JP6865418 B2 JP 6865418B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backing plate
color
convex portions
convex
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017161527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019037932A (ja
Inventor
剛史 川瀬
剛史 川瀬
勉 具志
勉 具志
寛太 竹延
寛太 竹延
幸雄 竹延
幸雄 竹延
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP2017161527A priority Critical patent/JP6865418B2/ja
Publication of JP2019037932A publication Critical patent/JP2019037932A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6865418B2 publication Critical patent/JP6865418B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

本発明は、構造物に塗装を行うときに用いられる塗装方法、塗装構造物、当て板、及び当て板の製造方法に関する。
従来から、構造物の壁等のデザイン性を高める種々の試みがなされており、例えば、磁器タイルによって構造物のデザイン性を高める方法が知られている。色彩が互いに異なる複数の磁器タイルが格子状又は千鳥状に配列されることにより、構造物のデザイン性が高められる。すなわち、複数の磁器タイル間の目地によって形成される凹凸、及び異なる色彩により、構造物の高級感を高めることを可能としている。
しかしながら、磁器タイルを用いた構造物では、経年劣化等によって磁器タイルにヒビが入ったり磁器タイルが剥離したりする問題が生じうる。このため、磁器タイルを用いた構造物では頻繁にメンテナンスを行う必要がある。また、磁器タイルを用いた構造物では磁器タイルの張り替えが難しく、更に、磁器タイルの大小によって価格が上下するため、大きい磁器タイルを選択するとコストがかかるという問題がある。
磁器タイルを用いた場合には上記のような問題が発生するため、近年、磁器タイル調に塗装を行う工法が開発されている。特許第5075525号公報には、この工法の一種として、塗り分け模様を形成する仕上げ方法が記載されている。この仕上げ方法では、凹凸形状面を有する被塗物に対して塗布を行う。具体的には、ベースとなる基板の上に全体的に下塗り塗料を塗布し、その後、基板の凸部のみに凸部着色塗料を塗布して上塗り塗料を塗布することにより、被塗物への塗布を実行する。
前述した仕上げ方法では、凸部と凹部とで互いに色彩が異なる塗料を塗布することが可能である。しかしながら、この仕上げ方法では、複数の凸部で互いに色彩が異なる塗料を塗布することは困難であり、効率よく塗布を行うことができない。一方、特許第3072273号公報には、凸部の表面のそれぞれを異なる色調に仕上げる塗装方法が記載されている。
この塗装方法では、基板をコンベアで搬送し、コンベア上で移動する基板に対し、複数種類のエアレススプレーガンのそれぞれから複数種類の塗料のいずれかを凸部に噴射して塗装を行う。凸部に噴射する塗料の色合いはコンピュータに記憶されており、コンピュータに記憶されているパターンデータに基づいて複数種類のエアレススプレーガンからの塗料の噴射が制御される。
特許第5075525号公報 特許第3072273号公報
前述した塗装方法は、コンベアで基板を搬送したり複数のエアレススプレーガンが必要であったりするため、現場で行う塗装としては不向きである。すなわち、前述した塗装方法は、構造物が存在する現場では用いることができないため、現場で効率よく作業できないという問題がある。また、前述した塗装方法は、工場等で行うものであるため、現場の要求に柔軟に対応できない。従って、現場で複数の色を効率よく塗り分けられる塗装方法が求められている。
本発明は、現場で複数の色を効率よく塗り分けることができる塗装方法、塗装構造物、当て板、及び当て板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る塗装方法は、複数の凹部、及び複数の凸部が並設された構造物の塗装方法であって、複数の凸部に第1の色を塗る工程と、孔が開けられた当て板を複数の凸部に当てて、複数の凸部のうちのいずれかを孔から露出させる工程と、孔から露出した凸部に第2の色を塗る工程と、を備える。
この塗装方法は、複数の凹部、及び複数の凸部が並設された構造物に対し、複数の凸部に第1の色を塗る工程と、孔が開けられた当て板を複数の凸部に当てて、複数の凸部のうちのいずれかを孔から露出させる工程とを備える。従って、当て板を当てることによって、複数の凸部のうちのいずれかを孔から露出させることができる。そして、孔から露出した凸部に第2の色を塗る工程を備えることにより、複数の凸部のうちの一部に第2の色を塗ることができると共に、複数の凸部のうちの残部を第1の色が塗られたままとすることができる。従って、第1の色を塗った後に、当て板を当てて孔から露出した凸部に第2の色を塗ることにより、複数の凸部に対する色分けを効率よく行うことができる。よって、現場において、第1の色が塗られた後に、孔を有する当て板を用いて第2の色の塗装を行うことにより、現場において複数の色を効率よく塗り分けることができる。
また、この塗装方法は、複数の凸部のうちのいずれかを孔から露出させた後に、孔から露出した凸部に目印を付与する工程を備え、第2の色を塗る工程では、当て板を複数の凸部から外した後に、目印を付与した凸部に第2の色を塗装してもよい。この場合、第2の色を塗装するときに当て板が外されているので、当て板を支えながら塗装を行う必要がなくなる。従って、現場で複数の色を塗る作業をより効率よく行うことができる。
また、この塗装方法は、複数の凸部に対する孔の位置が変わるように当て板を回転させる工程を備えてもよい。この場合、当て板を回転させて孔の位置を変えながら塗装を行うことにより、孔から露出する凸部のランダム性を高めることができる。従って、第2の色をランダムに塗ることができるので、よりデザイン性に優れた塗装を行うことができる。
また、第1の色を塗る工程では、複数の凸部にローラを当てて塗装を行い、ローラは、凸部に接触する径方向外側の第1毛部と、第1毛部の径方向内側に位置して第1毛部よりも長い毛を含む第2毛部と、を有してもよい。この場合、第2毛部より短い毛を含む第1毛部が凸部に当てられて塗装が行われるので、塗料が多すぎて塗料が凹部に入り込んでしまうことを抑制することができる。また、第1毛部の径方向内側には、第1毛部よりも長い毛を含む第2毛部が設けられるので、第2毛部に多くの塗料を含めておくことができる。従って、ローラによる塗装の作業性を向上させることができる。
本発明に係る塗装構造物は、複数の凹部、及び複数の凸部が並設された塗装構造物であって、複数の凸部に塗られた第1の色の第1塗料と、複数の凸部のうちのいずれかの凸部における第1塗料の上に塗られた第2の色の第2塗料と、を有する。この塗装構造物は、複数の凸部のうちの一部に第2の色が塗られていると共に、複数の凸部のうちの残部に第1の色が塗られたままとされている。従って、複数の凸部のうちの一部において第2の色が塗られると共に、複数の凸部のうちの残部において第1の色が塗られることにより、現場において複数の色を効率よく塗り分けることができると共に意匠性に優れた塗装構造物とすることができる。
本発明に係る当て板は、複数の凹部、及び複数の凸部が並設された構造物に当てられると共に、複数の凸部を塗装するときに用いられる当て板であって、複数の凸部のうちのいずれかを露出させる孔を有する。この当て板を複数の凸部に当てて複数の凸部のうちのいずれかを孔から露出させることにより、孔から露出した凸部に第2の色を塗布することができる。すなわち、予め複数の凸部に第1の色を塗布した後に、この当て板を当てて複数の凸部のうちのいずれかを露出させることにより、露出した凸部に第2の色を塗布することができる。これにより、第1の色及び第2の色の色分けを容易に行うことができる。従って、現場において、第1の色を塗った後、孔から露出した凸部に第2の色を塗ることにより、複数の色を効率よく塗り分けることができる。
上記の作用効果を奏する構成として、具体的に、当て板は、格子状に配置された複数の線を有し、孔は、複数の線が交差する複数の交差部分のいずれかに形成されている、という構成が挙げられる。
本発明に係る当て板の製造方法は、上記の当て板の製造方法であって、複数の交差部分のそれぞれに対応する複数のセルを有し、複数のセルのそれぞれに数字が記載された表を準備する工程と、表の複数のセルに記載された数字のうち素数が記載されているセルに対応する交差部分に孔を形成する工程と、を備える。
この当て板の製造方法では、当て板の交差部分のそれぞれに対応する複数のセルを備えた表を用いて当て板を製造する。表の複数のセルのそれぞれには数字が記載されており、その数字のうち素数が記載されているセルに対応する交差部分に孔を形成する。よって、数字を表に並べて素数に対応する交差部分に孔を開けることにより、ランダムに孔が開いた当て板を容易に製造することができる。従って、孔から露出する凸部をランダムにして第2の色をランダムに塗ることができるので、意匠性が高い塗装構造物を一層容易に仕上げることができる。
本発明によれば、現場で複数の色を効率よく塗り分けることができる。
実施形態に係る塗装構造物を示す斜視図である。 (a)は、図1の塗装構造物を拡大した斜視図である。(b)は、図1の塗装構造物の断面図である。 実施形態に係る当て板を示す平面図である。 図3の当て板を示す斜視図である。 図3の当て板の製造に用いられる表を示す図である。 実施形態に係る塗装方法を示すフローチャートである。 (a),(b)及び(c)は、実施形態に係る塗装方法の手順を示す構造物の断面図である。 (a)は、実施形態に係る塗装方法で用いられるローラを示す斜視図である。(b)は、図8(a)のローラの回転部を示す断面図である。
以下では、図面を参照しながら本発明に係る塗装方法、塗装構造物、当て板、及び当て板の製造方法の実施形態について説明する。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し重複する説明を適宜省略する。また、図面は、理解を容易にするため一部を誇張して描いており、寸法等は図面に記載のものに限定されない。
最初に実施形態に係る塗装構造物1について説明する。図1に示されるように、本実施形態において、塗装構造物1は、建物のコンクリート製の壁であり、格子状に区画された複数の部位のそれぞれに互いに異なる色彩が施されている。塗装構造物1は、例えば、鉄筋コンクリート造のRC壁、又は、プレキャストコンクリート(PC)パネル等から成る壁パネルである。
塗装構造物1は、例えば、第1の色C1と第2の色C2によって塗装された壁面を有する。一例として、第1の色C1の色相と、第2の色C2の色相とは互いに同一である。また、第1の色C1は第2の色C2よりも薄い色であり、第1の色C1は薄色、第2の色C2は濃色である。第1の色C1及び第2の色C2の配色はランダムとされている。すなわち、塗装構造物1は、第1の色C1及び第2の色C2がランダムに配置されたモザイク調に塗装されている。
図2(a)及び図2(b)に示されるように、塗装構造物1は、格子状に配列された複数の凹部2と、複数の凹部2の間に設けられる凸部3とを備える。凸部3は、例えば、長方形状とされているが、凸部3の形状は適宜変更可能である。凹部2には、例えば、シーラー、弾性防水材、及び目地用の下塗り材が塗布されている。なお、弾性防水材は、塗装構造物1がPC版である場合には不要とすることができる。
複数の凸部3の一部には、第1の色C1を有する第1塗料P1が塗布されている。複数の凸部3の残部には、第1塗料P1の上に第2の色C2を有する第2塗料P2が塗布されている。複数の凸部3は、例えば、KEPT(登録商標)と称される外壁塗装工法によって塗装されている。この外壁塗装工法では、タイル柄を有する複数の凸部3に第1塗料P1又は第2塗料P2が塗り分けられることにより、デザイン性が高い塗装構造物1を仕上げる工法である。
本実施形態に係る塗装方法は、複数の凸部3に対して第1の色C1及び第2の色C2が塗装されることによって行われ、図3に示されるように、複数の凸部3に当てられる当て板10が用いられる。当て板10は、例えば、四角形状(正方形状)を成しており、当て板10の一辺の長さは、90cm以上且つ100cm以下である。当て板10は、塗装を行う作業者により手で持って使用される。このため、当て板10の一辺の長さが90cm以上且つ100cm以下である場合には、当て板10を容易に持ち上げたり回転させたりできるので、当て板10のハンドリング性を高めることができる。
当て板10は、例えば、プラベニヤによって形成される。この場合、当て板10は、ポリプロピレン又はポリエチレン等のプラスチックによって構成され、例えば、当て板10の内部に中空部が設けられる。なお、一枚ものの当て板10であってもよい。プラベニヤで構成された当て板10は、安価且つ軽量であって更に手で簡単に撓めることができるので、不要な場合には丸めてコンパクトにすることが可能であり、更に使い回し及び廃棄も容易に行える。
このように、当て板10がプラベニヤで形成される場合には、当て板10の使用性を高めることができる。また、当て板10は透明又は半透明であってもよい。この場合、当て板10を複数の凸部3に当てたときに、複数の凸部3を視認することができるので、当て板10を用いた作業の効率を高めることが可能である。なお、当て板10は、プラベニヤ以外のもので形成されていてもよく、例えば、プラスチック板又は木板等の板状部材で形成されていてもよい。
図3及び図4に示されるように、当て板10は、当て板10を持ち上げるときに把持される取っ手16を備える。当て板10には、例えば、複数(2つ)の取っ手16が取り付けられており、複数の取っ手16を両手で掴むことにより簡単に当て板10を持ち上げることが可能である。なお、取っ手16の形状、数及び配置位置は適宜変更可能である。
当て板10は、格子状に配置された複数種類の線11,12,13,14を有する。例えば、複数の線11は互いに平行に延びており、線11に交差(例えば直交)する方向に複数種類の線12,13,14が延びている。一例として、線12、線13及び線14それぞれの色彩は互いに異なっており、線12、線13及び線14はマスキングテープが当て板10に貼られることによって形成される。
線12,13,14は、複数の凸部3に対向させるために設けられる。すなわち、塗装対象が正方形状の凸部3である場合には、線12,13,14のそれぞれが各凸部3に載せられるが、塗装対象が横長長方形状の凸部3である場合には、例えば、線12,13,14のうち複数が各凸部3に載せられる。線12,13,14は、複数の凸部3のそれぞれに対して後述するマーキングを行うために設けられる。
当て板10には、孔15が開けられている。孔15は、当て板10を貫通する貫通孔である。孔15は、当て板10が複数の凸部3に当てられたときに、複数の凸部3のうちの一部を露出させるために設けられる。孔15から露出した凸部3には第2塗料P2が塗布され、孔15から露出しない凸部3には第2塗料P2が塗布されない。孔15の形状は、例えば、正方形状であり、孔15の一辺の長さは2.5cmである。孔15は、例えば、複数の線11,12,13,14の交差部分Bに形成される。
次に、当て板10の製造方法について説明する。まず当て板10を構成するプラベニヤ等の板状部材を用意し、当て板10に取っ手16を固定すると共に、線11、線12、線13及び線14を形成する。このとき、例えば、線11を当て板10に描くと共に、線12,13,14となるマスキングテープを当て板10に貼り付ける。
また、図5に示されるように、複数の線11〜14の交差部分Bのそれぞれに対応する複数のセルD1を備えた表Dを準備する(表を準備する工程)。複数のセルD1のそれぞれには互いに異なる数字が記載されている。例えば、素数が記載されたセルD1は、素数以外が記載されたセルD1とは異なる色彩とされている。
一例として、表Dは、素数の螺旋模様を形成している。具体例として、表Dは、9×9のセルD1を備える。表Dの中央のセルD1に数字の「1」が記載され、「1」から反時計回りの螺旋に沿って数字「2」,「3」・・・「81」が配置されており、素数が配置されたセルD1が他のセルD1とは異なる色彩とされている。
すなわち、表Dは、中心の「1」から自然数がスパイラル状に配列されたウラムの小模様を有する。このウラムの小模様を備えた表Dでは、異なる色彩とされるセルD1の位置のランダム性が高められている。なお、表Dに記載される数字はウラムの小模様以外の配列とされていてもよく、表Dの数字の配置は適宜変更可能である。
複数のセルD1のそれぞれに記載された数字のうち素数が記載されているセルD1に対応する当て板10の交差部分Bに孔15を形成する(孔を形成する工程)。例えば、「31」に対応する交差部分Bに孔15を形成する。このとき、例えば、カッターナイフ等の工具で当て板10を刳り貫くことによって孔15を形成する。以上のように表Dを用いて孔15を開けた後に当て板10が完成する。
次に、当て板10を用いて行う本実施形態の塗装方法について図6及び図7を参照しながら説明する。図6は塗装構造物1の塗装方法の一例を示すフローチャートであり、図7は塗装方法の手順を説明するための構造物の断面図である。この塗装方法では、例えば、塗装対象を複数の領域A1,A2,A3,A4(図1参照)に分け、領域A1,A2,A3,A4のそれぞれに対して塗装を行う。なお、図1は、構造物の一部を示しており、領域A1〜A4それぞれの凸部3の数は、実際は図1に示される数とは異なることが多く、適宜変更される。例えば、最初に領域A1への塗装を試験施工として行う。
まず、領域A1〜A4の全てに対し、塗装前工程(ステップS1)を実行する。具体的には、図7(a)に示されるように、複数の凸部3及び複数の凹部2の下地清掃を行う。このとき、凹部2又は凸部3に付着した付着物を除去すると共に、凹部2及び凸部3におけるジャンカ又はピンホールが前処理されていることを確認する。ジャンカ又はピンホールが存在する場合には必要に応じて補修を行う。
次に、領域A1〜A4の凹部2及び凸部3にシーラーを塗布し、必要に応じて弾性主材(弾性防水材)を塗布する。そして、領域A1〜A4の凹部2及び凸部3の全体に目地色を塗布する。すなわち、目地用の下塗り材を凹部2及び凸部3に塗布する(目地色を塗布する工程、ステップS2)。このとき、特に凹部2には十分に下塗り材を塗布する。シーラーの塗布、弾性主材の塗布、及び下塗り材の塗布は、例えば、スプレーの噴き付けによって行われる。以降、凹部2には塗料の塗布を行わない。
次に、図7(b)に示されるように、領域A1〜A4の凸部3の全てに対し、第1の色C1の第1塗料P1を塗布する(第1の色を塗る工程、ステップS3)。第1塗料P1の塗布は、例えば、図8に示されるローラ21を用いて行う。ローラ21は、本実施形態の外壁塗装工法で用いられる特殊なローラである。
ローラ21は、凸部3に沿って回転させる回転部22と、回転部22から棒状に曲がりながら延びる把持部23とを備える。回転部22は、把持部23が接続されると共に回転中心を成す芯24と、芯24の径方向外側に設けられる中毛部25(第1毛部)と、中毛部25の径方向外側に設けられて回転部22の外周を形成する短毛部26(第2毛部)とを備える。
中毛部25は、短毛部26と比較して肉厚であり発泡が多く大きい孔部が形成されている。一方、短毛部26は、中毛部25よりも密度が細かく小さい孔部が形成されている。ローラ21が中毛部25と中毛部25の径方向外側に位置する短毛部26とを備えることにより、中毛部25に塗料を蓄えると共に、短毛部26において大量の塗料の流出を抑える構造とされている。
前述した短毛部26を複数の凸部3の上で転動させることにより、図6及び図7(b)に示されるように、第1の色C1の第1塗料P1を領域A1〜A4の凸部3に塗布する。このとき、例えば凹部2を形成する目地に対して45°の角度を成すようにローラ21の回転部22をゆっくりと転がし、一度に10枚程度の凸部3の単位で塗装する。また、第1塗料P1は、少量ずつ小分けして短毛部26及び中毛部25に少量ずつ含ませて第1塗料P1の塗装を行う。
第1塗料P1の塗装を終えた後には、図7(c)に示されるように、領域A1の複数の凸部3に当て板10を当てる(ステップS4)。具体的には、領域A1の端部で縦目地を形成する凹部2に当て板10の端辺を合わせて領域A1を覆うように当て板10を当てる。このとき、当て板10の孔15から複数の凸部3のうちのいずれかが露出する(孔から露出させる工程)。
孔15から複数の凸部3の一部を露出させた後には、露出した複数の凸部3に対しマーキングを行う(ステップS5)。このとき、例えばマジックで凸部3に目印Mを付与してマーキングを行う(凸部に目印を付与する工程)。なお、目印Mはマジック以外の印であってもよい。マーキングを行った後には、複数の凸部3から当て板10を外し、目印Mが付与されている凸部3のみに第2の色C2の第2塗料P2を塗布する(第2の色を塗る工程、ステップS6)。
例えば、第2塗料P2の塗布では、第1塗料P1の塗布と同様、ローラ21が用いられる。すなわち、第2塗料P2を少量ずつ小分けして第2塗料P2を短毛部26及び中毛部25に少量ずつ含ませる。そして、目地に対して45°の角度を成すようにローラ21の回転部22をゆっくりと転がして第2塗料P2を凸部3に塗布する。なお、ローラ21以外のスポンジ等によって第2塗料P2を塗布してもよい。
その後、領域A1の凸部3及び凹部2の色合いを見て濃淡色のバランスを確認した後に、上塗り及び目地補修を必要に応じて行う。以上のように行われた領域A1の塗装は、本施工前の試験施工とすることができる。この場合、領域A1への塗装で濃淡の配置の妥当性等を確認した後に、領域A2,A3,A4への塗装を行う。
この時点では、まだ全ての領域A1〜A4への塗布が終了していないので(ステップS7においてNO)、ステップS8に移行し、当て板10の回転及び領域A2への移動を行う。当て板10の回転とは、例えば図3に示される当て板10において、当て板10を、その面内方向に90°、180°又は270°回転させることを示している。このように当て板10を回転させることにより、当て板10の孔15の配置が変えられるので、孔15に露出する凸部3の配置、すなわち、第2の色C2を塗る凸部3の配置を変えることが可能である。
当て板10の回転及び領域A2への移動を行った後には、領域A2に対し、当て板10の配置(ステップS4)、凸部3へのマーキング(ステップS5)、及び第2塗料P2の塗布(ステップS6)を行い、その後、当て板10の回転及び領域の移動を順次行うことにより、領域A2〜A4への塗装を実行する。領域A2〜A4への塗装が完了した後に(ステップS7においてYES)、一連の工程が終了する。
なお、図6に示される塗装方法では、当て板10の配置(ステップS4)、及び凸部3へのマーキング(ステップS5)を領域A1〜A4のそれぞれに対して行う例を示しているが、当て板10の配置、及び凸部3へのマーキングは、領域A1〜A4に対して一括して行ってもよい。この場合、領域A2〜A4に対して連続的に第2塗料P2を塗布することが可能となる。
また、領域A1〜A4の移動を行うときに、当て板10を回転させて凸部3に対する孔15の位置を領域A1〜A4ごとに変更したり、全ての孔15にマーキングするのではなく線12,13,14の色に応じてマーキングする孔15を変更したりして第2塗料P2のランダム性を高めてもよい。
次に、本実施形態に係る塗装方法、塗装構造物1、当て板10、及び当て板10の製造法の作用効果について詳細に説明する。
本実施形態に係る塗装方法は、複数の凹部2、及び複数の凸部3が並設された構造物に対し、複数の凸部3に第1の色C1(第1塗料P1)を塗る工程と、孔15が開けられた当て板10を複数の凸部3に当てて、複数の凸部3のうちのいずれかを孔15から露出させる工程とを備える。従って、当て板10を当てることによって、複数の凸部3のうちのいずれかを孔15から露出させることができる。
そして、図7(c)及び図2(b)に示されるように、孔15から露出した凸部3に第2の色C2(第2塗料P2)を塗る工程を備えることにより、複数の凸部3のうちの一部に第2の色C2を塗ることができると共に、複数の凸部3のうちの残部を第1の色C1が塗られたままとすることができる。
従って、第1の色C1を塗った後に、当て板10を当てて孔15から露出した凸部3に第2の色C2を塗ることにより、複数の凸部3に対する色分けを効率よく行うことができる。よって、現場で孔15を有する当て板10を用いて第1の色C1及び第2の色C2の塗装を行うことにより、現場において複数の色を効率よく塗り分けることができる。この当て板10を用いて行われる第1の色C1及び第2の色C2の塗装は、熟練者でない作業者でも容易に行うことができる。
また、本実施形態に係る塗装方法は、複数の凸部3のうちのいずれかを孔15から露出させた後に、孔15から露出した凸部3に目印Mを付与する工程を備え、第2の色C2を塗る工程では、当て板10を複数の凸部3から外した後に、目印Mを付与した凸部3に第2の色C2を塗布している。よって、第2の色C2を塗装するときに当て板10が外されているので、当て板10を支えながら塗装を行う必要がなくなる。従って、現場で複数の色を塗る作業をより効率よく行うことができる。
また、本実施形態に係る塗装方法は、複数の凸部3に対する孔15の位置が変わるように当て板10を回転させる工程を備える。よって、当て板10を回転させて孔15の位置を変えながら塗装を行うことにより、孔15から露出する凸部3のランダム性を高めることができる。従って、第2の色C2をランダムに塗ることができるので、よりデザイン性に優れた塗装を行うことができる。
なお、当て板10を用いないで第1の色C1の上に第2の色C2を塗る場合、ランダム性を出そうとしても、意図せず第2の色C2の配置が偏ったり規則性を持ったりするので、第2の色C2をランダムに効率よく塗ることは困難である。これに対し、当て板10を用いた場合には、当て板10を凸部3に当てることで自然と第2の色C2を塗る凸部3がランダムに決まるので、第2の色C2のランダム性を簡単に高めると共に塗装を効率よく行うことができる。
また、第1の色C1を塗る工程では、複数の凸部3にローラ21を当てて塗装を行い、ローラ21は、凸部3に接触する径方向外側の短毛部26と、短毛部26の径方向内側に位置して短毛部26より長い毛を含む中毛部25とを有する。よって、中毛部25より短い毛を含む短毛部26が凸部3に当てられて塗装が行われるので、塗料が多すぎて塗料が凹部2に入り込んでしまうことを抑制することができる。また、短毛部26の径方向内側には、短毛部26よりも長い毛を含む中毛部25が設けられるので、中毛部25に多くの塗料を含めておくことができる。従って、ローラ21による塗装の作業性を向上させることができる。
本実施形態に係る塗装構造物1は、複数の凸部3のうちの一部に第2の色C2が塗られていると共に、複数の凸部3のうちの残部に第1の色C1が塗られたままとされている。従って、複数の凸部3のうちの一部において第2の色C2が塗られると共に、複数の凸部3のうちの残部において第1の色C1が塗られることにより、現場において複数の色を効率よく塗り分けることができると共に意匠性に優れた塗装構造物1とすることができる。
本実施形態に係る当て板10は、複数の凸部3のうちのいずれかを露出させる孔15を有する。この当て板10を複数の凸部3に当てて複数の凸部3のうちのいずれかを孔15から露出させることにより、孔15から露出した凸部3に第2の色C2を塗布することができる。
すなわち、予め複数の凸部3に第1の色C1を塗布した後に、当て板10を当てて複数の凸部3のうちのいずれかを露出させることにより、露出した凸部3に第2の色C2を塗布することができる。これにより、第1の色C1及び第2の色C2の色分けを容易に行うことができる。従って、現場において、第1の色C1を塗った後、孔15から露出した凸部3に第2の色C2を塗ることにより、複数の色を効率よく塗り分けることができる。
また、当て板10は、格子状に配置された複数の線11,12,13,14を有し、孔15は、複数の線11,12,13,14が交差する複数の交差部分Bのいずれかに形成されている。この当て板10の製造方法では、当て板10の交差部分Bのそれぞれに対応する複数のセルD1を備えた表Dを用いて当て板10を製造する。表Dの複数のセルD1のそれぞれには数字が記載されており、その数字のうち素数が記載されているセルD1に対応する交差部分Bに孔15を形成する。
よって、数字を表Dに並べて素数に対応する交差部分Bに孔15を開けることにより、ランダムに孔15が開いた当て板10を容易に製造することができる。従って、孔15から露出する凸部3をランダムにして第2の色C2をランダムに塗ることができるので、意匠性が高い塗装構造物1を容易に仕上げることができる。
以上、本発明に係る塗装方法、塗装構造物、当て板、及び当て板の製造方法の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲において変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。すなわち、塗装方法、及び当て板の製造方法の各工程は、上記の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、塗装構造物及び当て板の各部の構成についても、上記の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、前述の実施形態では、一辺の長さが90cm〜100cmの大きさを有する当て板10について説明したが、当て板の大きさ、形状及び材料は適宜変更可能である。また、当て板10の上の線11,12,13,14の形状、配置、大きさ及び材料についても適宜変更可能である。更に、取っ手16を省略することも可能である。
また、前述の実施形態では、表Dの複数のセルD1に記載された数字のうち素数が記載されているセルD1に対応する交差部分Bに孔15を形成する例について説明した。しかしながら、孔15を形成する方法は上記の例に限定されず適宜変更可能である。例えば、予め数字をランダムに配置した表を用意して、自然数Nの倍数が記載されているセルに対応する交差部分に孔を形成してもよい。更に、表DのセルD1の数、形状及び配置態様についても適宜変更可能である。
また、前述の実施形態では、第1の色C1を有する第1塗料P1の上に、ランダムに、第2の色C2を有する第2塗料P2を配色する例について説明したが、配色はランダムにしなくてもよい。例えば、第1塗料P1の上に、規則性を持たせて第2塗料P2を配色してもよい。
また、前述の実施形態では、第1の色C1及び第2の色C2を有する2色の塗装構造物1について説明したが、3色以上の塗装構造物であってもよい。例えば、孔15から露出する凸部3の一部に第2の色C2を塗ると共に、孔15から露出する凸部3の残部に第3の色を塗ってもよい。
また、前述の実施形態では、孔15から露出した凸部3に目印Mを付与し、当て板10を凸部3から外した後に凸部3に第2の色C2を塗布する例について説明した。しかしながら、第2の色C2を塗布する方法は上記の例に限定されず適宜変更可能である。例えば、孔15を大きくした当て板10を複数の凸部3に当てて、当て板10を外さずに、孔15から露出した凸部3に直接第2の色C2を塗布してもよい。この場合、目印Mの付与を不要とすることができる。
また、前述の実施形態では、凹部2に下塗り材を塗り、複数の凸部3の一部に第2の色C2を塗り、複数の凸部3の残部に第1の色C1を塗る例について説明したが、下塗り材と第1の色C1とが互いに同一の色であってもよいし、第1の色C1を下塗り材として塗装してもよい。
また、前述の実施形態では、第1の色C1の色相と、第2の色C2の色相とが互いに同一であって、第1の色C1は第2の色C2よりも薄い例について説明した。しかしながら、第1の色C1は第2の色C2より濃い色であってもよく、第1の色C1及び第2の色C2としてはあらゆる色を採用することが可能である。
また、前述の実施形態では、格子状に配列された複数の凹部2を備える構造物について説明したが、千鳥状に配列された複数の凹部を備える構造物であってもよく、凹部の配置は適宜変更可能である。更に、前述の実施形態では、建物のコンクリート製の壁である塗装構造物1について説明したが、塗装構造物の材料はコンクリート以外の材料であってもよいし、塗装構造物は壁以外の構造物であってもよい。塗装構造物は、例えば押出成形セメント板であってもよい。また、本発明に係る塗装方法及び当て板は、あらゆる構造物に適用させることが可能であり、新築の構造物、及び改修対象の構造物のいずれにも適用させることができる。
1…塗装構造物、2…凹部、3…凸部、10…当て板、11,12,13,14…線、15…孔、16…取っ手、21…ローラ、22…回転部、23…把持部、24…芯、25…中毛部、26…短毛部、A1,A2,A3,A4…領域、B…交差部分、C1…第1の色、C2…第2の色、D…表、D1…セル、M…目印、P1…第1塗料、P2…第2塗料。

Claims (4)

  1. 複数の凹部、及び複数の凸部が並設された構造物の塗装方法であって、
    前記複数の凸部に第1の色を塗る工程と、
    孔が開けられた当て板を前記複数の凸部に当てて、前記複数の凸部のうちのいずれかを前記孔から露出させる工程と、
    前記複数の凸部のうちのいずれかを前記孔から露出させた後に、前記孔から露出した前記凸部に目印を付与する工程と、
    前記孔から露出した前記凸部に第2の色を塗る工程とを備え、
    前記第2の色を塗る工程では、前記当て板を前記複数の凸部から外した後に、前記目印を付与した前記凸部に前記第2の色を塗装する、
    塗装方法。
  2. 前記複数の凸部に対する前記孔の位置が変わるように前記当て板を回転させる工程を備える、
    請求項に記載の塗装方法。
  3. 前記第1の色を塗る工程では、前記複数の凸部にローラを当てて塗装を行い、
    前記ローラは、前記凸部に接触する径方向外側の第1毛部と、前記第1毛部の径方向内側に位置して前記第1毛部よりも長い毛を含む第2毛部と、を有する、
    請求項1又は2に記載の塗装方法。
  4. 複数の凹部、及び複数の凸部が並設された構造物に当てられると共に、前記複数の凸部を塗装するときに用いられ、前記複数の凸部のうちのいずれかを露出させる孔と、格子状に配置された複数の線を有し、前記孔が前記複数の線が交差する複数の交差部分のいずれかに形成されている当て板の製造方法であって、
    前記複数の交差部分のそれぞれに対応する複数のセルを有し、前記複数のセルのそれぞれに数字が記載された表を準備する工程と、
    前記表の前記複数のセルに記載された数字のうち素数が記載されている前記セルに対応する前記交差部分に前記孔を形成する工程と、
    を備える当て板の製造方法
JP2017161527A 2017-08-24 2017-08-24 塗装方法、塗装構造物、当て板、及び当て板の製造方法 Active JP6865418B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017161527A JP6865418B2 (ja) 2017-08-24 2017-08-24 塗装方法、塗装構造物、当て板、及び当て板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017161527A JP6865418B2 (ja) 2017-08-24 2017-08-24 塗装方法、塗装構造物、当て板、及び当て板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019037932A JP2019037932A (ja) 2019-03-14
JP6865418B2 true JP6865418B2 (ja) 2021-04-28

Family

ID=65727307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017161527A Active JP6865418B2 (ja) 2017-08-24 2017-08-24 塗装方法、塗装構造物、当て板、及び当て板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6865418B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55152572A (en) * 1979-05-17 1980-11-27 Takeya Kagaku Kenkyusho:Kk Coating of multicolored acrylic emulsion water-paint
JPH0788429A (ja) * 1993-09-24 1995-04-04 Daiken Trade & Ind Co Ltd 凹凸状化粧板の製造方法
JPH11128829A (ja) * 1997-10-29 1999-05-18 Dainippon Printing Co Ltd 化粧材の製造方法
JP2003334486A (ja) * 2002-05-16 2003-11-25 Kuraray Co Ltd 塗装用ローラーブラシおよびその製造方法
JP4223367B2 (ja) * 2003-10-08 2009-02-12 株式会社クラレ ペイントローラー用ハイパイル地
JP2005230765A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Kansai Paint Co Ltd 塗装用ローラおよびそのローラ式塗装装置
JP2010234305A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Nagomi Toso:Kk 多彩色塗装方法及び多彩色塗装ユニット
JP2013072227A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Ontex:Kk 既存建築物の塗装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019037932A (ja) 2019-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6022588A (en) Method for painting with hand tool having bifurcated roller portions
JP6865418B2 (ja) 塗装方法、塗装構造物、当て板、及び当て板の製造方法
US8007866B2 (en) Simulated patina for copper
US8349110B1 (en) Method to apply texture to a wall surface
JP2013072227A (ja) 既存建築物の塗装方法
JP5626671B1 (ja) 塗装用ローラー及びそれを用いた塗装面の形成方法
JPH1037486A (ja) タイル及びタイル調仕上塗膜の塗り替え方法
JP2008168191A (ja) 木目模様付き構造材料
AU2018100815A4 (en) Coating application device, method of coating and coated article
JPH10317631A (ja) 装飾パネル及びその製造方法
JP4155528B2 (ja) 転写印刷部を有する化粧板、この化粧板を製造する装置における塗布ロールと転写用加圧ロール、及び転写フィルムの剥離方法
JP2010234305A (ja) 多彩色塗装方法及び多彩色塗装ユニット
JP2005058907A (ja) 塗装板の製造方法
JP3809702B2 (ja) 無機系化粧板の製造方法
US20080244854A1 (en) Apparatus for applying liquid
US20010047560A1 (en) Dual-surface random pattern generating paint roller and method of producing a faux finish
TW201805510A (zh) 後製清水模版線及孔洞製造方法
JP3979362B2 (ja) シート貼り化粧面の補修方法
KR101697425B1 (ko) 볏짚을 이용한 콘크리트구조물의 제조방법
JP6886184B2 (ja) 塗装用ロール及びその製造方法並びにその塗装用ロールを備えたペイントローラ
US20050011750A1 (en) Simulated patina for copper
TW202237955A (zh) 將牆面後製清水模施工系統之方法
JPH0414503A (ja) カラー化粧舗装工法
JP2837659B2 (ja) コンクリート補修仕上げ工法
JP2016169533A (ja) 貼りつけ漆喰板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6865418

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250