JP6865066B2 - 船舶の推進装置及び船舶 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリュープロペラを使用する船舶の推進装置、この船舶の推進装置を搭載した船舶に関するものである。
一般的な船舶の推進装置は、主機によりスクリュープロペラを回転させて推進力を得るものである。このような船舶の推進装置では、スクリュープロペラの支持部であるハブ部からハブ渦が発生することが知られている。このハブ渦は、スクリュープロペラの回転により発生するものであり、エネルギの損失である。船舶は、このハブ渦による誘導抵抗により、スクリュープロペラに抗力が発生するなどの悪影響があることから、ハブ渦のエネルギを回収したり、ハブ渦を拡散したりして推力への悪影響を緩和するものとして、例えば、下記特許文献に記載されたものがある。
特開2009−051283号公報 特開2010−215187号公報 特開2013−129408号公報
上述した各特許文献に記載されたものは、いずれもスクリュープロペラのハブ部から発生したハブ渦を拡散するものであり、ハブ渦自体の発生を抑制するものではない。そのため、このハブ渦によりキャビテーションが発生するおそれがあり、船尾船底を通じて船体が振動し、プロペラにエロージョンが生じることがあり、プロペラの耐久性に悪影響を及ぼしてしまう。
本発明は上述した課題を解決するものであり、ハブ渦の発生を抑制する船舶の推進装置及び船舶を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の船舶の推進装置は、船体の後部に回転自在に支持されるプロペラシャフトと、前記プロペラシャフトにおける軸方向に端部に連結されるプロペラと、を備え、前記プロペラは、前記プロペラシャフトの端部に固定されるボスと、前記ボスの外周部に周方向に所定間隔を空けて固定される複数のプロペラ翼と、前記プロペラの径方向における回転中心側で前記プロペラ翼の表面から突出するように前記プロペラの回転方向に沿って設けられるガイドベーンと、を有することを特徴とするものである。
従って、プロペラ翼の表面から突出するようにプロペラの回転方向に沿ってガイドベーンを設けることで、プロペラが回転するとき、プロペラ翼の表面上を流れる水流は、ガイドベーンによって所定の方向にガイドされ、等半径円弧線に沿って流れることとなる。すると、プロペラ翼の負圧面上を流れる水流と、正圧面上を流れる水流とがプロペラ翼の後縁で合流するとき、各水流の方向が近似されて渦の発生が抑制され、ハブ渦の発生を抑制することができる。
本発明の船舶の推進装置では、前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の回転方向の後縁側で、且つ、前記ボスの外周面から前記プロペラの1/10半径の位置までの領域に配置されることを特徴としている。
従って、ガイドベーンをプロペラ翼の回転方向及び半径方向における最適位置に配置することで、プロペラ翼の表面上を流れる水流を適切にガイドすることができ、ハブ渦の発生を効果的に抑制することができる。
本発明の船舶の推進装置では、前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の負圧面側と正圧面側の少なくともいずれか一方に設けられることを特徴としている。
従って、ガイドベーンをプロペラ翼の負圧面側または正圧面側の少なくとも一方に設けることで、プロペラ翼の負圧面側または正圧面側を流れる水流を適切にガイドすることができる。
本発明の船舶の推進装置では、前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼における翼面上限界流線に対向するように配置されることを特徴としている。
従って、ガイドベーンを翼面上限界流線に対向して配置することで、プロペラ翼の負圧面側または正圧面側を流れる水流を効果的に矯正することができる。
本発明の船舶の推進装置では、前記プロペラ翼の負圧面側と正圧面側のいずれか一方の前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の負圧面側と正圧面側のいずれか他方に発生する翼面上限界流線に沿って配置されることを特徴としている。
従って、ガイドベーンを反対側の表面に発生する翼面上限界流線に沿って配置することで、プロペラ翼の負圧面側と正圧面側の一方の翼面上限界流線に沿う水流をガイドベーンにより他方の水流に合わせて矯正することで、ハブ渦の発生を効果的に抑制することができる。
本発明の船舶の推進装置では、前記負圧面側と前記正圧面側のいずれか一方に設けられる前記ガイドベーンに沿う延長線における前記プロペラ翼の回転方向の後縁との交点にて、前記交点における前記ガイドベーンに沿う延長線の接線と、前記交点における前記負圧面側と前記正圧面側のいずれか他方の前記翼面上限界流線の接線とのなす角度は、0度から5度の範囲に設定されることを特徴としている。
従って、ガイドベーンの取付角度に余裕を持たせることで、ハブ渦の発生の抑制効果を十分に確保した上で、製作性を向上することができる。
本発明の船舶の推進装置では、前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の表面に直交する取付面に対して0度から5度の範囲に設けられることを特徴としている。
従って、ガイドベーンの取付角度に余裕を持たせることで、ハブ渦の発生の抑制効果を十分に確保した上で、製作性を向上することができる。
本発明の船舶の推進装置では、前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の回転方向の長さが前記プロペラ翼の表面に直交する方向の長さより長く設定されることを特徴としている。
従って、プロペラ翼の形状に応じてガイドベーンを最適形状に設定することができる。
本発明の船舶の推進装置では、前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の負圧面側または正圧面側にプロペラの径方向に所定間隔を空けて複数設けられることを特徴としている。
従って、プロペラ翼の表面に複数のガイドベーンを設けることで、ハブ渦の発生を効果的に抑制することができる。
また、本発明の船舶は、前記船舶の推進装置を備えることを特徴とするものである。
従って、プロペラ翼の負圧面上を流れる水流と、正圧面上を流れる水流とがプロペラ翼の後縁で合流するとき、各水流の方向が近似されて渦の発生が抑制され、ハブ渦の発生を抑制することができる。
本発明の船舶の推進装置及び船舶によれば、プロペラ翼の表面から突出するようにプロペラの回転方向に沿ってガイドベーンを設けるので、ハブ渦の発生を抑制することができる。
図1は、第1実施形態の船舶の推進装置が装着された船尾を表す概略図である。 図2は、第1実施形態の船舶の推進装置を表す正面図である。 図3は、船舶の推進装置を表す側面図である。 図4は、一般的なプロペラ翼の負圧面側の水流を表す概略図である。 図5は、一般的なプロペラ翼の正圧面側の水流を表す概略図である。 図6は、第1実施形態のプロペラ翼の負圧面側の水流を表す概略図である。 図7は、図6のVII−VII断面図である。 図8は、第2実施形態の船舶の推進装置におけるプロペラ翼の負圧面側の水流を表す概略図である。 図9は、第3実施形態の船舶の推進装置におけるプロペラ翼の正圧面を表す概略図である。 図10は、図9のX−X断面図である。 図11は、第4実施形態の船舶の推進装置におけるプロペラ翼の負圧面側の水流を表す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る船舶の推進装置及び船舶の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の船舶の推進装置が装着された船尾を表す概略図である。
図1に示すように、船舶11は、一軸船であって、船体12の船尾13に推進装置14を搭載している。この推進装置14は、プロペラ21と、プロペラシャフト22と、舵23とを備えている。
プロペラ21は、プロペラシャフト22を介して船体12に搭載された図示しない動力源に接続されている。動力源は、例えば、ディーゼルエンジンなどの内燃機関や電気モータなどである。船体12は、船尾13にボッシング31が形成されている。プロペラ21は、鋼板から形成され、ボス32と複数(本実施形態では、4枚)のプロペラ翼33とから構成されている。ボス32は、円柱状に形成され、外周部に複数のプロペラ翼33が周方向に均等間隔で固定されている。このボス32は、プロペラシャフト22の端部が連結され、このプロペラシャフト22を介してボッシング31に回転自在に支持されている。そのため、動力源によりプロペラシャフト22が回転すると、ボス32と各プロペラ翼33からなるプロペラ21が回転することで、船舶11が推進力を得て推進することができる。
舵23は、鋼板から形成され、プロペラ21より船体12の後方(船尾13側)に配置されている。舵23は、ラダーホーン34と舵本体35とを備えている。ラダーホーン34は、柱状に形成され、鉛直方向に沿って配置されており、上端部が船体12の船尾13に固定されている。舵本体35は、鉛直方向に沿う舵軸(図示略)によりラダーホーン34に回転自在に支持されている。舵23は、図示しない駆動装置を備えている。そのため、駆動装置により舵本体35を回転することで、船舶11の推進方向を変更することができる。
ところで、上述した船舶の推進装置14は、プロペラ21は、ボス32と複数のプロペラ翼33から構成されるものであり、回転中に、各プロペラ翼33の根元であるボス32の外周部からハブ渦が発生することが知られている。
図4は、一般的なプロペラ翼の負圧面側の水流を表す概略図、図5は、一般的なプロペラ翼の正圧面側の水流を表す概略図である。
図4に示すように、プロペラ翼33が中心Oを支点としてA方向に回転(以下、回転方向A)するとき、プロペラ翼33の負圧面33a上に回転方向Aとは逆方向Bに向いて水流(以下、水流方向B)が発生する。このとき、プロペラ翼33の負圧面33a上にて、中心Oからの等半径円弧線(一点鎖線)Caに対して、水流方向Bに流れる水は、翼面上限界流線(実線)Faに沿って流れる。そして、プロペラ翼33の負圧面33a上では、翼面上限界流線Faが水流方向Bに向けて中心O側からプロペラ翼33の先端側に向けて等半径円弧線Caを横切っている。
一方、図5に示すように、プロペラ翼33が中心Oを支点としてA方向に回転(以下、回転方向A)するとき、プロペラ翼33の正圧面33b上に回転方向Aとは逆方向Bに向いて水流(以下、水流方向B)が発生する。このとき、プロペラ翼33の正圧面33b上にて、中心Oからの等半径円弧線(一点鎖線)Cbに対して、水流方向Bに流れる水は、翼面上限界流線(実線)Fbに沿って流れる。そして、プロペラ翼33の正圧面33b上では、翼面上限界流線Fbが水流方向Bに向けてプロペラ翼33の先端側から中心O側に向けて等半径円弧線Cbを横切っている。
すると、図4及び図5に示すように、プロペラ翼33の後縁33dにて、プロペラ翼33の負圧面33a上を翼面上限界流線Faに沿って流れる水流と、プロペラ翼33の正圧面33b上を翼面上限界流線Fbに沿って流れる水流とが合流する。このとき、各水流の方向が相違することから、この合流部で渦が発生し、複数の渦がボス32の外周面側に移動して合流することでハブ渦が発生するものと考えられる。
図2は、第1実施形態の船舶の推進装置を表す正面図、図3は、船舶の推進装置を表す側面図である。
そこで、本実施形態では、図2及び図3に示すように、複数のプロペラ翼33にて、プロペラ21の径方向における回転中心(中心O)側で表面から突出するようにプロペラ21の回転方向Aに沿ってガイドベーン41を設けている。
ガイドベーン41は、プロペラ翼33の負圧面33a側に設けられている。このガイドベーン41は、プロペラ翼33の回転方向Aの後縁33d側で、且つ、ボス32の外周面からプロペラ21の1/10半径の位置までの領域に配置されている。
即ち、プロペラ翼33の翼弦長(回転方向Aの長さ)をCとするとき、ガイドベーン41は、前端(プロペラ翼33の回転方向Aの前方端)41aの位置が、プロペラ翼33の前縁33cから1/2C(0.5C)よりプロペラ翼33の回転方向Aの後方側に設けられている。また、ガイドベーン41は、後端(プロペラ翼33の回転方向Aの後方端)41bの位置が、プロペラ翼33の後縁33dよりプロペラ翼33の回転方向Aの前方側に設けられている。
また、中心Oからプロペラ翼33の先端までの半径をRとし、ボス32の外周面からガイドベーン41の厚さ方向の中心位置までの半径をR1とするとき、ガイドベーン41は、1/10R≧R1(0.1R≧R1)となる領域に設けられている。
以下、ガイドベーン41の形状や形成位置などについて詳細に説明する。図6は、第1実施形態のプロペラ翼の負圧面側の水流を表す概略図、図7は、図6のVII−VII断面図である。
図6及び図7に示すように、ガイドベーン41は、負圧面33aにて、プロペラ翼33における翼面上限界流線Faに対向するように配置されている。即ち、ガイドベーン41は、負圧面33aにて、プロペラ翼33における翼面上限界流線Faに沿わないで、翼面上限界流線Faに沿って流れる水流が衝突することでその流れ方向が中心O側に変わるような角度に配置されている。この場合、ガイドベーン41は、中心O側のガイド面41cと翼面上限界流線Faとのなす角度を鈍角に設定することが望ましい。
具体的に、プロペラ翼33の負圧面33a側に設けられるガイドベーン41は、プロペラ翼33の正圧面33bに発生する翼面上限界流線Fbに沿って配置されることが望ましい。この場合、ガイドベーン41は、曲面形状でも平面形状でもよい。但し、ガイドベーン41は、ガイド面41cが曲面であるとき、翼面上限界流線Fbに対して平行な面とし、ガイド面41cが平面であるとき、翼面上限界流線Fbの接線に対して平行な面とする。この場合の接線は、ガイドベーン41の後端41bにおけるものである。
また、プロペラ翼33の負圧面33a側に設けられるガイドベーン41を、必ずしも、プロペラ翼33の正圧面33bに発生する翼面上限界流線Fbに沿って配置する必要はない。例えば、負圧面33a側に設けられるガイドベーン41に沿う延長線におけるプロペラ翼33の回転方向Aの後縁33dとの交点(後端41b)にて、この交点におけるガイドベーン41に沿う延長線の接線と、交点における正圧面33b側の翼面上限界流線Fbの接線とのなす角度は、0度から5度の範囲に設定されることが望ましい。即ち、プロペラ翼33の負圧面33a側に設けられるガイドベーン41は、ガイド面41cがプロペラ翼33の正圧面33bに発生する翼面上限界流線Fbに対して、プロペラ翼33の中心側に5度まで傾斜させたり、先端側に5度まで傾斜させたりしてもよい。
更に、ガイドベーン41は、プロペラ翼33の負圧面33aに直交する取付面に対して0度から5度の範囲に設けられている。即ち、ガイドベーン41は、プロペラ翼33の負圧面33aに対して直角(90度)に固定されことが望ましいが、プロペラ翼33の負圧面33aに対して85度から95度の範囲でプロペラ翼33の中心側または先端側に傾斜させて固定してもよい。
また、ガイドベーン41は、プロペラ翼33の回転方向Aの長さLが、プロペラ翼33の負圧面33aに直交する方向の長さ(高さ)Hより長く設定されることが望ましい。即ち、ガイドベーン41は、アスペクト比(負圧面33aに直交する方向の長さH/プロペラ翼33の回転方向Aの長さL)を1.0以上とする。
また、ガイドベーン41は、プロペラ翼33の径方向の厚さtをプロペラ翼33の回転方向Aで一定とすることが望ましいが、プロペラ翼33の回転方向Aに向けて厚くしたり、薄くしたりしてもよい。更に、ガイドベーン41は、プロペラ翼33の負圧面33aに直交する方向の長さ(高さ)Hをプロペラ翼33の回転方向Aで一定とすることが望ましいが、プロペラ翼33の回転方向Aに向けて長くしたり、短くしたりしてもよい。なお、ガイドベーン41は、角部を丸めたり、カットしたりする加工を施してもよい。
このように第1実施形態の船舶の推進装置にあっては、船体12の後部に回転自在に支持されるプロペラシャフト22と、プロペラシャフト22における軸方向に端部に連結されるプロペラ21とを備え、プロペラ21は、プロペラシャフト22の端部に固定されるボス32と、ボス32の外周部に周方向に所定間隔を空けて固定される複数のプロペラ翼33と、プロペラ21の径方向における回転中心O側でプロペラ翼33の負圧面33aから突出するようにプロペラ21の回転方向Aに沿って設けられるガイドベーン41とを有している。
従って、プロペラ翼33の負圧面33aから突出するようにプロペラ21の回転方向Aに沿ってガイドベーン41を設けることで、プロペラ21が回転するとき、プロペラ翼33の負圧面33aを流れる水流は、ガイドベーン41によって所定の方向にガイドされ、等半径円弧線Caに沿って流れることとなる。すると、プロペラ翼33の負圧面33a上を流れる水流と、正圧面33b上を流れる水流とがプロペラ翼の後縁で合流するとき、各水流の方向が近似されて渦の発生が抑制され、ハブ渦の発生を抑制することができる。
第1実施形態の船舶の推進装置では、ガイドベーン41は、プロペラ翼33の回転方向Aの後縁33d側で、且つ、ボス32の外周面からプロペラ21の1/10半径の位置までの領域に配置されている。従って、プロペラ翼33の負圧面33a上を流れる水流を適切にガイドすることができ、ハブ渦の発生を効果的に抑制することができる。
第1実施形態の船舶の推進装置では、ガイドベーン41をプロペラ翼33の負圧面33aにおける翼面上限界流線Faに対向するように配置している。従って、プロペラ翼33の負圧面33a側を流れる水流を効果的に矯正することができる。
第1実施形態の船舶の推進装置では、プロペラ翼33の負圧面33a側のガイドベーン41をプロペラ翼33の正圧面33b側に発生する翼面上限界流線Fbに沿って配置している。従って、プロペラ翼33の負圧面33a側の翼面上限界流線Faに沿う水流をガイドベーン41によりプロペラ翼33の正圧面33b側の翼面上限界流線Fbに沿う水流に合わせて矯正することで、ハブ渦の発生を効果的に抑制することができる。
第1実施形態の船舶の推進装置では、負圧面33a側に設けられるガイドベーン41に沿う延長線におけるプロペラ翼33の回転方向Aの後縁33dとの交点(後端41b)にて、この交点におけるガイドベーン41に沿う延長線の接線と、交点における正圧面33b側の翼面上限界流線Fbの接線とのなす角度は、0度から5度の範囲に設定している。従って、ガイドベーン41の取付角度に余裕を持たせることで、ハブ渦の発生の抑制効果を十分に確保した上で、製作性を向上することができる。
第1実施形態の船舶の推進装置では、ガイドベーン41をプロペラ翼33の負圧面33aに直交する取付面に対して0度から5度の範囲に設けている。従って、ガイドベーン41の取付角度に余裕を持たせることで、ハブ渦の発生の抑制効果を十分に確保した上で、製作性を向上することができる。
第1実施形態の船舶の推進装置では、ガイドベーン41におけるプロペラ翼33の回転方向Aの長さLをプロペラ翼33の負圧面33aに直交する方向の長さHより長く設定している。従って、プロペラ翼33の形状に応じてガイドベーン41を最適形状に設定することができる。
また、第1実施形態の船舶にあっては、船体12に推進装置14を設けるので、ハブ渦の発生を抑制することができる。
[第2実施形態]
図8は、第2実施形態の船舶の推進装置におけるプロペラ翼の正圧面側の水流を表す概略図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第2本実施形態にて、図8に示すように、プロペラ翼33にて、プロペラ21(図2参照)の径方向における回転中心(中心O)側で表面から突出するようにプロペラ21の回転方向Aに沿ってガイドベーン51を設けている。
ガイドベーン51は、プロペラ翼33の正圧面33b側に設けられている。このガイドベーン51は、プロペラ翼33の回転方向Aの後縁33d側で、且つ、ボス32の外周面からプロペラ21の1/10半径の位置までの領域に配置されている。
即ち、プロペラ翼33の翼弦長(回転方向Aの長さ)をCとするとき、ガイドベーン51は、前端(プロペラ翼33の回転方向Aの前方端)51aの位置が、プロペラ翼33の前縁33cから1/2C(0.5C)よりプロペラ翼33の回転方向Aの後方側に設けられている。また、ガイドベーン51は、後端(プロペラ翼33の回転方向Aの後方端)51bの位置が、プロペラ翼33の後縁33dよりプロペラ翼33の回転方向Aの前方側に設けられている。
また、中心Oからプロペラ翼33の先端までの半径をRとし、ボス32の外周面からガイドベーン51の厚さ方向の中心位置までの半径をR1とするとき、ガイドベーン51は、1/10R≧R1(0.1R≧R1)となる領域に設けられている。
具体的に、ガイドベーン51は、正圧面33bにて、プロペラ翼33における翼面上限界流線Fbに対向するように配置されている。即ち、ガイドベーン51は、正圧面33bにて、プロペラ翼33における翼面上限界流線Fbに沿わないで、翼面上限界流線Fbに沿って流れる水流が衝突することでその流れ方向がプロペラ翼33の先端部側に変わるような角度に配置されている。この場合、ガイドベーン51は、プロペラ翼33の先端部側のガイド面51cと翼面上限界流線Fbとのなす角度を鈍角に設定することが望ましい。
具体的に、プロペラ翼33の正圧面33b側に設けられるガイドベーン51は、プロペラ翼33の負圧面33aに発生する翼面上限界流線Faに沿って配置されることが望ましい。この場合、ガイドベーン51は、曲面形状でも平面形状でもよい。但し、ガイドベーン51は、ガイド面51Cが曲面であるとき、翼面上限界流線Faに対して平行な面とし、ガイド面51cが平面であるとき、翼面上限界流線Faの接線に対して平行な面とする。この場合の接線は、ガイドベーン51の後端51bにおけるものである。
また、プロペラ翼33の負圧面33a側に設けられるガイドベーン51を、必ずしも、プロペラ翼33の負圧面33aに発生する翼面上限界流線Faに沿って配置する必要はない。例えば、正圧面33b側に設けられるガイドベーン51に沿う延長線におけるプロペラ翼33の回転方向Aの後縁33dとの交点(後端51b)にて、この交点におけるガイドベーン51に沿う延長線の接線と、交点における負圧面33a側の翼面上限界流線Faの接線とのなす角度は、0度から5度の範囲に設定されることが望ましい。即ち、プロペラ翼33の正圧面33b側に設けられるガイドベーン51は、ガイド面51cがプロペラ翼33の負圧面33aに発生する翼面上限界流線Fb対して、プロペラ翼33の中心側に5度まで傾斜させたり、先端側に5度まで傾斜させたりしてもよい。
なお、ガイドベーン51のプロペラ翼33の正圧面33bに対する取付角度、プロペラ翼33の回転方向Aの長さL及びプロペラ翼33の負圧面33aに直交する方向の長さ(高さ)H、プロペラ翼33の径方向の厚さt、形状は、上述した第1実施形態のように変更してもよいものである。
このように第2実施形態の船舶の推進装置にあっては、船体12の後部に回転自在に支持されるプロペラシャフト22と、プロペラシャフト22における軸方向に端部に連結されるプロペラ21とを備え、プロペラ21は、プロペラシャフト22の端部に固定されるボス32と、ボス32の外周部に周方向に所定間隔を空けて固定される複数のプロペラ翼33と、プロペラ21の径方向における回転中心O側でプロペラ翼33の正圧面33bから突出するようにプロペラ21の回転方向Aに沿って設けられるガイドベーン51とを有している。
従って、プロペラ翼33の正圧面33bから突出するようにプロペラ21の回転方向Aに沿ってガイドベーン51を設けることで、プロペラ21が回転するとき、プロペラ翼33の正圧面33bを流れる水流は、ガイドベーン51によって所定の方向にガイドされ、等半径円弧線Cbに沿って流れることとなる。すると、プロペラ翼33の負圧面33a上を流れる水流と、正圧面33b上を流れる水流とがプロペラ翼33の後縁33dで合流するとき、各水流の方向が近似されて渦の発生が抑制され、ハブ渦の発生を抑制することができる。
[第3実施形態]
図9は、第3実施形態の船舶の推進装置におけるプロペラ翼の負圧面を表す概略図、図10は、図9のX−X断面図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第3本実施形態にて、図9及び図10に示すように、プロペラ翼33にて、プロペラ21(図2参照)の径方向における回転中心(中心O)側で表面から突出するようにプロペラの回転方向Aに沿ってガイドベーン41,51を設けている。
ガイドベーン41は、プロペラ翼33の負圧面33a側に設けられている。このガイドベーン41は、プロペラ翼33の回転方向Aの後縁33d側で、且つ、ボス32の外周面からプロペラ21の1/10半径の位置までの領域に配置されている。また、ガイドベーン51は、プロペラ翼33の正圧面33b側に設けられている。このガイドベーン51は、プロペラ翼33の回転方向Aの後縁33d側で、且つ、ボス32の外周面からプロペラ21の1/10半径の位置までの領域に配置されている。
プロペラ翼33の負圧面33a側に設けられたガイドベーン41と、プロペラ翼33の正圧面33b側に設けられたガイドベーン51とは、プロペラ翼33の厚さ方向に対向した位置に設けることが望ましい。具体的には、ガイドベーン41とガイドベーン51は、後縁33dの位置がプロペラ翼33の半径方向における同位置で、回転方向Aの長さを同長さに設定することが望ましい。但し、ガイドベーン41とガイドベーン51を対向しない異なる位置に設けたり、異なる形状としたりしてもよい。
このように第3実施形態の船舶の推進装置にあっては、プロペラ21の径方向における回転中心O側でプロペラ翼33の負圧面33aから突出するようにプロペラ21の回転方向Aに沿って設けられるガイドベーン41と、プロペラ21の径方向における回転中心O側でプロペラ翼33の正圧面33bから突出するようにプロペラ21の回転方向Aに沿って設けられるガイドベーン51とを設けている。
従って、各ガイドベーン41,51により、プロペラ翼33の負圧面33a上を流れる水流と正圧面33b上を流れる水流とが矯正されることで、各水流の方向が近似されて渦の発生が抑制され、ハブ渦の発生を抑制することができる。
[第4実施形態]
図11は、第4実施形態の船舶の推進装置におけるプロペラ翼の負圧面側の水流を表す概略図である。なお、上述した実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第4本実施形態にて、図11に示すように、プロペラ翼33にて、プロペラ21(図2参照)の径方向における回転中心(中心O)側で表面から突出するようにプロペラ21の回転方向Aに沿ってガイドベーン41,42を設けている。
ガイドベーン41,42は、プロペラ翼33の負圧面33a側に設けられている。このガイドベーン41,42は、プロペラ翼33の回転方向Aの後縁33d側で、且つ、ボス32の外周面からプロペラ21の1/10半径の位置までの領域に配置されている。ガイドベーン41,42は、プロペラ翼33の半径方向に所定間隔を空けて設けられている。
なお、本実施形態では、プロペラ翼33の負圧面33a側に2個のガイドベーン41,42を設けたが、3個以上設けてもよい。また、2個のガイドベーン41,42を異なる位置に設けたり、異なる形状としたりしてもよい。更に、プロペラ翼33の正圧面33b側に1個または複数のガイドベーンを設けてもよい。
このように第4実施形態の船舶の推進装置にあっては、ガイドベーン41,42をプロペラ翼33の負圧面33a側または正圧面33b側にプロペラ21の径方向に所定間隔を空けて複数設けている。従って、ハブ渦の発生を効果的に抑制することができる。
11 船舶
12 船体
13 船尾
14 推進装置
21 プロペラ
22 プロペラシャフト
23 舵
31 ボッシング
32 ボス
33 プロペラ翼
33a 負圧面
33b 正圧面
33c 前縁
33d 後縁
41,42,51 ガイドベーン
41a,51a 前端
41b,51b 後端
Ca,Cb 等半径円弧線
Fa,Fb 翼面上限界流線

Claims (9)

  1. 船体の後部に回転自在に支持されるプロペラシャフトと、
    前記プロペラシャフトにおける軸方向に端部に連結されるプロペラと、
    を備え、
    前記プロペラは、
    前記プロペラシャフトの端部に固定されるボスと、
    前記ボスの外周部に周方向に所定間隔を空けて固定される複数のプロペラ翼と、
    前記プロペラの径方向における回転中心側で前記プロペラ翼の表面から突出するように前記プロペラの回転方向に沿って設けられるガイドベーンと、
    を有し、
    前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼における翼面上限界流線に対向するように配置される
    ことを特徴とする船舶の推進装置。
  2. 前記プロペラ翼の負圧面側と正圧面側のいずれか一方の前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の負圧面側と正圧面側のいずれか他方に発生する翼面上限界流線に沿って配置されることを特徴とする請求項1に記載の船舶の推進装置。
  3. 前記負圧面側と前記正圧面側のいずれか一方に設けられる前記ガイドベーンに沿う延長線における前記プロペラ翼の回転方向の後縁との交点にて、前記交点における前記ガイドベーンに沿う延長線の接線と、前記交点における前記負圧面側と前記正圧面側のいずれか他方の前記翼面上限界流線の接線とのなす角度は、0度から5度の範囲に設定されることを特徴とする請求項2に記載の船舶の推進装置。
  4. 船体の後部に回転自在に支持されるプロペラシャフトと、
    前記プロペラシャフトにおける軸方向に端部に連結されるプロペラと、
    を備え、
    前記プロペラは、
    前記プロペラシャフトの端部に固定されるボスと、
    前記ボスの外周部に周方向に所定間隔を空けて固定される複数のプロペラ翼と、
    前記プロペラの径方向における回転中心側で前記プロペラ翼の表面から突出するように前記プロペラの回転方向に沿って設けられるガイドベーンと、
    を有し、
    前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の表面に直交する取付面に対して0度から5度の範囲に設けられる、
    ことを特徴とする船舶の推進装置。
  5. 前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の回転方向の後縁側で、且つ、前記ボスの外周面から前記プロペラの1/10半径の位置までの領域に配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の船舶の推進装置。
  6. 前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の負圧面側と正圧面側の少なくともいずれか一方に設けられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の船舶の推進装置。
  7. 前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の回転方向の長さが前記プロペラ翼の表面に直交する方向の長さより長く設定されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の船舶の推進装置。
  8. 前記ガイドベーンは、前記プロペラ翼の負圧面側または正圧面側にプロペラの径方向に所定間隔を空けて複数設けられることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の船舶の推進装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の船舶の推進装置を備えることを特徴とする船舶。
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