JP6864202B1 - 双方向光反射板 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のヘッドライト等の光源を有効利用して、トンネル内や夜間の道路での視認性と安全性を高める視線誘導を確保し、電力消費量を削減し、省エネ化を図る双方向光反射板を提供する。【解決手段】夜間やトンネル内等の暗い道路と、見通しの悪い交差点やカーブ部において、側壁やガードレール・ガードパイプまたは、カーブミラー等の支柱に取り付けた双方向光反射板1によって、車両のヘッドライト等の光源を有効利用して、進行方向前方の視認性を良くするとともに、他者の存在と位置を把握することで走行時の安全性を高め、電力消費量を削減し、省エネ化を図ることが期待できる。【選択図】図2

Description

本発明は、トンネル内及び夜間の道路での照明灯やヘッドライトが照射した光源を効率よく利用する光反射鏡型照明装置の改良に関するものである。
従来、トンネル内及び夜間の道路において照明灯やヘッドライトが照射した光源を効率よく利用する光反射鏡型照明装置として、特許文献1に記載の発明が存在していた。特許文献1に記載の光反射鏡型照明装置では、表面を凹凸形状に加工または表面にフィルムを施工した透明樹脂板からなる反射光制御板と鏡またはミガキ鋼板等の鏡面板の二層で構成され、特許文献1の図1に示されている配光特性のように、ヘッドライト等反射光制御板に入射した光源を鏡面板にて反射し、最終的に反射光制御板から拡散反射光として進行方向前方に他者に眩しくなく、広角に反射させる事ができ、視線誘導に有効な性能が得られる様になっていた。
特開2015−021269号公報
従来技術は、進行方向前方の視認性を良くすると共に、車両が対向する道路のカーブ部や交差点等の見通しの悪い場所においては、眩しくない反射光により互いの存在を認識し易くなるという効果はあるが、自車側への反射はないため道路の境界を反射光によって積極的に認識することが困難であった。
また、再帰性反射材を使用した反射器具では、自車側への反射のみとなり、道路の境界や、その連続する境界部の反射光によって前方遠方の道路の上下、曲がり等の状況は認識し易くなるが、カーブ部や交差点等の見通しの悪い場所においては、この反射板によって対向車を認識することは困難である。
本発明は、上記の問題点を鑑みなされたものであって、夜間やトンネル内等の暗い道路と、見通しの悪い交差点やカーブ部において、側壁やガードレール・ガードパイプまたは、カーブミラー等の支柱に取り付けし、車両のヘッドライト等の光源を有効利用して車両の進行方向の前方及び逆方向に反射させる事により、視認性を良くするものである。他者の存在と位置を把握し、道路の視認性と安全性を高める視線誘導を確保し、電力消費量を削減し、省エネ化を図る双方向光反射板を提供するものである。
請求項1の係る発明は、夜間やトンネル内等の暗い道路と、見通しの悪い交差点やカーブ部において、側壁やガードレール・ガードパイプまたはカーブミラー等の支柱に、走行方向に向かって内側に45°以下となる様に傾斜させ、かつ垂直に所定の間隔で取り付け可能な反射板であり、この鏡面板および拡散反射板および再帰性反射材からなる反射板により、車両の進行する前方および逆方向の双方向に反射させる事で、道路の視認性と走行時の安全性を高めることを特徴とする双方向光反射板に関する。
発明によれば、ヘッドライト等の光源は、再帰性反射材による進行方向と逆方向の自車側への反射と、拡散反射板と鏡面板による進行方向の前方側への反射の双方向に反射され、車両の進行する前方の道路の境界位置や対向車、自転車、歩行者等の有無を認識し易くなる。特に見通しの悪い交差点やカーブ部においては、対向車両のヘッドライト等の光源が反射することにより、お互いに相手の存在を認識し易くなる。
また、双方向光反射板を反対側の壁面等にも配置することにより、光源をさらに有効に活用することが可能となる。
このように、本発明によれば、夜間やトンネル内等の暗い道路と、見通しの悪い交差点やカーブ部において、道路前方の視認性と走行時の安全性を高めることができる。
また、ヘッドライト等の光源を有効利用することで電力消費量を削減し、省エネ化を図ることが可能となる。
以下、本発明に係る双方向光反射板の実施形態について図面を参照して説明する。なお、特許請求の範囲に記載された発明の構成要素については、後記する符号の説明の欄において示すものである。
本発明に係る双方向光反射板の実施例を示す図である。(a)は正面図、(b)は縦断面図である。 双方向光反射板の道路の側壁に設置した実施例と配光特性を示す図である。(a)は道路を乗用車が走行している状態の縦断面図、(b)は頂面図である。 双方向光反射板のガードレールに設置した実施例を示す図である。(a)はガード面より後方側に分割して取り付けたものである。(b)はガード面の前面側に取り付けたものである。 双方向光反射板のガードパイプに設置した実施例を示す図である。(a)はガード面より後方側に分割して取り付けたものである。(b)はガード面の前面側に取り付けたものである。
図1は、本発明の双方向光反射板(1)の実施例を示す図である。(a)は正面図、(b)は縦断面図である。双方向光反射板(1)は、鏡面板(12)の表面に拡散反射板(13)と再帰性反射材(14)を取り付けた二層で構成される。双方光反射板(1)の縦横比および、拡散反射板(13)と再帰性反射材(14)の面積比、取り付け順序は任意であり、最適の組み合わせにて構成される。
図2は、本発明の双方向光反射板(1)の道路の側壁(3)に設置した実施例と配光特性を示す図である。(a)は道路を乗用車が走行している状態の縦断面図、(b)は頂面図である。(a)には、代表的に拡散反射光(23a、23b、23c、23d、23e)のみ図示している。走行方向に向かって内側に45°以下となる様に傾斜させ、かつ垂直に所定の間隔で取り付けられており、ヘッドライト等光源の入射光(21a、21b、21c、21d、21e)を、鏡面板(12)と拡散反射板(13)と再帰性反射材(14)により、進行方向の前方および逆方向の双方向に反射させることで、道路前方の視認性と走行時の安全性を高めることができる。
双方向光反射板(1)の、鏡面板(12)により高輝度の鏡面反射光(22a、22b、22c、22d、22e)が路面を照射して、道路の視認性を高める。拡散反射板(13)の拡散反射光(23a、23b、23c、23d、23e)により、前方の視認性を高めるとともに、見通しの悪い交差点やカーブ部においては、自車や対向車両のヘッドライト等の光源が反射することにより、お互いに相手の存在を認識し易くなる。再帰性反射材(14)の再帰性反射光(24a、24b、24c、24、24e)により、道路の境界位置や形状が認識し易くなる。
鏡面板(12)の鏡面反射光(22a、22b、22c、22d、22e)が、対向車等他者に対して眩しくならないように、鏡面反射部の上縁(12a)は、ヘッドライト等光源を下方向に反射させるように、その光源よりも低い位置となる高さである0.75m以下となるように設置する。そのため、取り付けが困難な場所にあっては、任意高さで分割して設置しても良い。
図3は、本発明の双方向光反射板(1)のガードレール(4)に設置した実施例を示す図である。(a)はガード面より後方側に分割して取り付けたものである。(b)はガード面の前面側に取り付けたものである。
図4は、本発明の双方向光反射板(1)のガードパイプ(5)に設置した実施例を示す図である。(a)はガード面より後方側に分割して取り付けたものである。(b)はガード面の前面側に取り付けたものである。
このように、本発明の双方向光反射板(1)は、車両のヘッドライト等の光源を有効利用して車両の進行方向の前方及び逆方向に反射させる事により、視認性を良くするものである。他者の存在と位置を把握し、道路の視認性と走行時の安全性を高める視線誘導を確保し、電力消費量を削減し、省エネ化を図るものである。
本発明は、道路やトンネル等の側壁、ガードレール・ガードパイプやカーブミラー等の支柱に設置される反射板として好適に利用される。
1 双方向光反射板
12 鏡面板
12a 鏡面反射部の上縁
13 拡散反射板
14 再帰性反射材
21a、21b、21c、21d、21e 入射光
22a、22b、22c、22d、22e 鏡面反射光
23a、23b、23c、23d、23e 拡散反射光
24a、24b、24c、24d、24e 再帰性反射光
3 側壁
4 ガードレール
5 ガードパイプ

Claims (1)

  1. 夜間やトンネル内等の暗い道路と、見通しの悪い交差点やカーブ部において、側壁やガードレール・ガードパイプまたはカーブミラー等の支柱に、走行方向に向かって内側に45°以下となる様に傾斜させ、かつ垂直に所定の間隔で取り付け可能な反射板であり、この鏡面板および拡散反射板および再帰性反射材からなる反射板により、車両の進行する前方および逆方向の双方向に反射させる事で、道路の視認性と走行時の安全性を高めることを特徴とする双方向光反射板。
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