JP6864127B1 - 携帯端末、昇降機、昇降機運転システムおよびプログラム - Google Patents

携帯端末、昇降機、昇降機運転システムおよびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6864127B1
JP6864127B1 JP2020004653A JP2020004653A JP6864127B1 JP 6864127 B1 JP6864127 B1 JP 6864127B1 JP 2020004653 A JP2020004653 A JP 2020004653A JP 2020004653 A JP2020004653 A JP 2020004653A JP 6864127 B1 JP6864127 B1 JP 6864127B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
elevator
workers
command
mobile terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020004653A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021109773A (ja
Inventor
智史 甲斐
智史 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2020004653A priority Critical patent/JP6864127B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6864127B1 publication Critical patent/JP6864127B1/ja
Publication of JP2021109773A publication Critical patent/JP2021109773A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)

Abstract

【課題】昇降機の点検時の運転開始時において、着実な合図、復唱を行うことができる携帯端末、昇降機、昇降機運転システムおよびプログラムを提供する。【解決手段】昇降機30にネットワーク接続される携帯端末10において、昇降機30の点検運転の操作時の音声を収集する収音部11と、収音部11で収集した音声から所定文言を発した人数を判定する音声判定部132と、作業者の人数を入力する作業者数入力部12と、昇降機30の点検運転にかかる作業者全員の設定人数を記憶する作業者数記憶部133と、音声判定部132で所定文言を発したと判定した人数と、作業者数記憶部133の設定人数とを比較し、作業者全員が所定文言を発したかどうかを判定する作業者数判定部134と、作業者数判定部134により作業者全員が所定文言を発したと判定した場合、昇降機30に対して、運転可能の信号を出力する結果出力司令部136と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、携帯端末、昇降機、昇降機運転システムおよびプログラムに関する。
通常、エレベータなどの昇降機の点検運転は、自分および周囲の安全のため、運転開始前に周囲の目視確認と合図を唱える。加えて、複数人作業においては、共同作業者の合図に対する復唱確認を取ってから運転操作を行う。
合図をせずに運転を開始したり、復唱を確認せずに運転を開始したりした場合に、共同作業者や近くにいた第三者が動いた昇降機に接触し、挟まれたり巻き込まれたりして怪我をする場合がある。そのため、点検運転操作時は、合図、復唱による安全確認を徹底する必要がある。
この種の点検運転時の安全装置として、特許文献1には、運転開始時に音声出力装置から運転方向を報知する技術が開示されている。また、特許文献2には、共同作業者が昇降路内の離れた場所にいるときに、お互いの位置が確認できるように、昇降路内作業状況確認装置を設置し、作業者同士が近づく方向に乗りかごが移動するときに、その旨の警告を表示する技術が開示されている。
特開2015−51839号公報 特開2016−55973号公報
しかしながら、従来の点検運転開始における合図、復唱は、人に依存しており、合図、復唱をしなくても運転を開始することができてしまうという不都合があった。さらには、複数の共同作業者がいた場合に、全員の復唱を確認しなくても、一部の共同作業者の復唱を確認することで、運転を開始してしまう恐れがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、昇降機の点検時の運転開始時において、着実な合図、復唱を行うことができる携帯端末、昇降機、昇降機運転システムおよびプログラムの提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の携帯端末は、昇降機にネットワーク接続される携帯端末において、前記昇降機の点検運転の操作時の音声を収集する収音部と、当該携帯端末の前記収音部で収集した音声から所定文言を発した人数を判定する音声判定部と、作業者の人数を入力する作業者数入力部と、前記昇降機の点検運転にかかる作業者全員の設定人数を記憶する作業者数記憶部と、を備える。また、実施形態の携帯端末は、前記音声判定部で所定文言を発したと判定した人数と、前記作業者数記憶部の設定人数とを比較し、作業者全員が所定文言を発したかどうかを判定する作業者数判定部と、前記作業者数判定部により作業者全員が所定文言を発したと判定した場合、前記昇降機に対して、運転可能の信号を出力する結果出力司令部と、を備える。
図1は、第1実施形態の昇降機運転システムの構成を示す図である。 図2は、携帯端末および昇降機の制御系のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、昇降機運転システムの動作の流れを示すフローチャートである。 図4は、第2実施形態の昇降機運転システムにおける携帯端末の動作の流れを示すフローチャートである。 図5は、第3実施形態の昇降機運転システムの運転処理にかかる機能の一例を示すブロック図である。 図6は、昇降機運転システムにおける昇降機の動作の流れを示すフローチャートである。である。 図7は、第4実施形態の昇降機運転システムの運転処理にかかる機能の一例を示すブロック図であるである。 図8は、昇降機運転システムにおける昇降機の動作の流れを示すフローチャートである。
[第1実施形態]
<第1実施形態による昇降機運転システム1の構成>
まず、本発明の第1実施形態による昇降機運転システム1の構成について説明する。
図1は、第1実施形態の昇降機運転システム1の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態による昇降機運転システム1は、エレベータなどの昇降機30と、当該昇降機30と通信ネットワーク20を介して接続され、当該昇降機30のメンテナンス作業を行う作業者が携帯する携帯端末10と、を備える。
まず、携帯端末10および昇降機30の制御系のハードウェア構成について説明する。
携帯端末10および昇降機30の制御系は、それぞれ一般的なOS(Operating System)等が搭載された情報処理装置(コンピュータ)により実現できる。
ここで、図2は携帯端末10および昇降機30の制御系のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施の形態の携帯端末10および昇降機30の制御系は、端末全体を制御するCPU(Central Processing Unit)等の制御部101と、各種データや各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の主記憶部102と、各種データや各種プログラムを記憶するHDD(Hard Disk Drive)や各種ドライブ装置等の補助記憶部103と、これらを接続するバス104を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成により実現可能である。CPUは、現在時刻を計る計時機能を有する。補助記憶部103に記憶されるプログラムとしては、後述する作業用アプリケーションなどが挙げられる。
また、制御部101には、情報を表示するディスプレイである表示部105と、ユーザの指示入力を受け付けるキーボードやマウス等の操作入力部106と、通信ネットワーク20を介した通信を制御する通信I/F(interface)107と、マイク108と、スピーカ109とがバス104により各々接続される。
本実施の形態の携帯端末10および昇降機30の制御系で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施の形態の携帯端末10および昇降機30の制御系で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の携帯端末10および昇降機30の制御系で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。また、本実施の形態の携帯端末10および昇降機30の制御系で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
次に、携帯端末10のCPUがプログラムに従って実行する各種の演算処理および昇降機30のCPUがプログラムに従って実行する各種の演算処理のうち、本実施の形態の特長的な処理である昇降機運転システム1の運転処理を実現する機能について以下に説明する。
まず、携帯端末10の機能について説明する。
図1に示すように、携帯端末10は、収音部11と、作業者数入力部12と、作業用アプリケーション処理部13と、第1通信設定部14と、第1通信部15と、第1音声出力部16と、結果表示部17と、を有する。
収音部11は、昇降機30の点検運転の操作時の当該携帯端末10の周囲の音を、マイク108を介して収集する。
作業者数入力部12は、昇降機30の点検運転にかかる作業者の人数を設定するための入力部である。作業者数入力部12は、操作入力部106を介して作業者の人数を設定する。
作業用アプリケーション処理部13は、当該携帯端末10に搭載された作業用アプリケーションを実行する機能部であり、合図復唱文言記憶部131と、音声判定部132と、作業者数記憶部133と、作業者数判定部134と、タイマー部135と、結果出力司令部136とを有する。
合図復唱文言記憶部131は、作業者が唱えた合図、または復唱を認識するための所定文言を記憶する。
音声判定部132は、収音部11で収集した音声と合図復唱文言記憶部131の文言を照合し、所定文言である合図または復唱を発した人数を判定する。
作業者数記憶部133は、作業者数入力部12で入力された値を記憶する。
作業者数判定部134は、音声判定部132で合図または復唱をしたと判定した人数と、作業者数記憶部133の設定人数とを比較し、作業者全員が所定文言である合図または復唱をしたかどうかを判定する。
タイマー部135は、音声判定部132で合図が行われたと判定してから所定時間をカウントし、作業者数判定部134で判定する時間を制限するためのタイマーである。
結果出力司令部136は、作業者数判定部134の判定結果に基づいて、結果を通信出力するのか、音声出力するのか、文字表示出力するのかの指令情報を生成する。結果出力司令部136は、音声判定部132で所定文言が発声されたと認識した場合、当該所定文言に対する復唱を音声出力する指令を音声出力部である第1音声出力部16に出力する。結果出力司令部136は、作業者数判定部134で所定文言を発したと判定した人数を表示する指令を結果表示部17に出力する。また、結果出力司令部136は、作業者数判定部134により作業者全員が所定文言を発したと判定した場合、昇降機30に対して、運転可能の信号を出力する。
第1通信設定部14は、通信I/F107および通信ネットワーク20を介して昇降機30との情報通信に必要な情報を記憶する。
第1通信部15は、通信I/F107および通信ネットワーク20を介して昇降機30との情報通信を行う。
第1音声出力部16は、結果出力司令部136からの指令を受けてスピーカ109より音声出力を行う。
結果表示部17は、結果出力司令部136からの指令を受けて表示部105に文字表示する。
次に、昇降機30の機能について説明する。
図1に示すように、昇降機30は、第2通信設定部31と、第2通信部32と、信号記憶部33と、運転モード切替操作部34と、運転指令操作部35と、運転可否判定部36と、運転指令部37と、駆動部38と、を有する。
第2通信設定部31は、通信I/F307および通信ネットワーク20を介して携帯端末10との情報通信に必要な情報を記憶する。
第2通信部32は、通信I/F307および通信ネットワーク20を介して携帯端末10との情報通信を行う。
信号記憶部33は、携帯端末10より受信した情報より運転可否の信号を記憶する。より詳細には、携帯端末10から送信された運転可能の信号、または運転モード切替操作部34により点検速度運転に切り替えられた際の運転不可の信号を記憶する。
運転モード切替操作部34は、昇降機30の運転モードを通常速度運転か、メンテナンスのための点検速度運転かに切り替えを行う。
運転指令操作部35は、昇降機30を上昇運転または下降運転させる指令を出すための操作を受け付ける操作部である。
運転可否判定部36は、運転指令操作部35からの昇降機を上昇運転または下降運転させる指令に対し、信号記憶部33の運転可否の信号状態をもとに、運転可否の判定結果を生成する。
運転指令部37は、運転指令操作部35から運転指令の操作を受け付けた際に、運転可否判定部36の判定結果に基づき、上昇運転または下降運転の運転指令を出力する。例えば、運転指令部37は、信号記憶部33に運転可能の信号が記憶されている場合、運転指令を出力する。
駆動部38は、運転指令部37からの運転指令を受けて上昇運転または下降運転を行う。
<第1実施形態による昇降機運転システム1の動作>
次に、本実施形態による昇降機運転システム1の動作について説明する。
ここで、図3は昇降機運転システム1の動作の流れを示すフローチャートである。図3に示すように、まず、携帯端末10および昇降機30は、携帯端末10の第1通信設定部と昇降機30の第2通信設定部31との設定で通信ネットワーク20を介した通信設定(ペアリング)を行う(ステップS1、ステップT1)。
次に、携帯端末10は、携帯端末の10の作業用アプリケーションを起動(ステップS2)し、作業者数入力部12により作業者数記憶部133に作業者人数を登録する(ステップS3)。
一方、昇降機30は、運転モード切替操作部34で昇降機の運転モードを通常運転から点検運転への切り替えを受け付ける(ステップT2)。
昇降機30の運転モードが点検運転に切り替わると、昇降機30は、信号記憶部33に運転不可の信号を記憶する(ステップT3)。
この状態で、作業者は、昇降機30の上昇/下降運転をするための合図を発声する。
携帯端末10は、合図の発声を収音部11で収集し、合図復唱文言記憶部131の合図文言との照合を132で行う(ステップS4)。
携帯端末10は、音声判定部132で合図を発声したと認識すると(ステップS4のYes)、作業者数判定部134で人数をカウントし、作業者数記憶部133の設定人数と比較する(ステップS5)。
携帯端末10は、作業者数記憶部133の設定人数が1人のとき(ステップS5のYes)、結果出力司令部136により結果表示部17へ合図復唱を認識した人数を表示するように指令を出す(ステップS6)。携帯端末10は、結果表示部17により合図復唱を認識した人数を表示する(ステップS7)。
そして、携帯端末10は、結果出力司令部136により第1音声出力部16へ合図に対する復唱を音声出力するように指令を出す(ステップS8)。
携帯端末10は、第1音声出力部16により復唱を音声出力する(ステップS9)。
さらに、携帯端末10は、結果出力司令部136により第1通信部15と通信ネットワーク20と昇降機30の第2通信部32を介して、昇降機30の信号記憶部33に運転可能の信号を記憶するよう指令を出し(ステップS10)、ステップS4に戻る。
昇降機30は、運転可能の信号を記憶する指令を受けると(ステップT8のYes)、信号記憶部33により運転可能信号を記憶する(ステップT9)。
昇降機30は、運転指令操作部35により上昇/下降運転の操作を受け付けると(ステップT4のYes)、運転可能信号を記憶しているかを判定する(ステップT5)。
昇降機30は、運転可能信号が記憶された状態であると判定すると(ステップT5のYes)、点検運転での上昇/下降運転を行う(ステップT7)。
一方、合図を発声したと認識しない(ステップS4のNo)状態で、運転指令操作部35により上昇/下降運転の操作を受け付けた場合(ステップT4のYes)、昇降機30は、運転可能信号が記憶された状態でないと判定し(ステップT5のNo)、上昇/下降運転は行わない(ステップT6)。
同様に、作業者数記憶部133の設定人数が1人ではない(ステップS5のNo)状態で、運転指令操作部35により上昇/下降運転の操作を受け付けた場合(ステップT4のYes)、昇降機30は、運転可能信号が記憶された状態でないと判定し(ステップT5のNo)、上昇/下降運転は行わない(ステップT6)。
昇降機30の上昇/下降運転を止める場合には、作業者は、運転停止の合図を発声する。
昇降機30は、運転指令操作部35での運転停止操作を受け付けると(ステップT10のYes)、上昇/下降運転を停止する(ステップT11)。
上述のように、運転停止は、安全方向の動作となるため、携帯端末10の音声判定部132での音声照合は不要である。また、音声判定部132での判定不要であってすぐに止める必要があるので、携帯端末10から昇降機30への運転停止の信号は不要である。
また、昇降機30は、運転を停止すると運転指令部37を介して信号記憶部33に運転不可の信号を記憶する(ステップT12)。
昇降機30は、点検作業を継続し、点検運転を終了しない場合は(ステップT13のNo)、ステップT4に戻る。
一方、昇降機30は、点検作業を終了し、運転モード切替操作部34で昇降機の運転モードを点検運転から通常運転への切り替えを受け付けると(ステップT13のYes)、運転モードを点検運転から通常運転へ切り替える(ステップT14)。
昇降機の運転モードが通常運転に切り替わると、昇降機30は、信号記憶部33に運転可能の信号を記憶する(ステップT15)。
このように本実施形態によれば、合図を発声しないと点検運転ができないため、必ず合図を発声することで周囲の第3者への安全への気配りと、作業者本人の安全確認作業の動機付けをすることができる。また、1人作業においても、合図を発声しないと点検運転ができないため、必ず合図を発声することで周囲の第3者への安全への気配りと、作業者本人の安全確認作業の動機付けをすることができる。
また、本実施形態によれば、結果出力司令部136は、作業者数記憶部133で記憶されている設定人数が1人であり、作業者数判定部134での判定結果で作業者全員が所定文言を発したと判定されたときには、一人作業での合図と判定し、合図の復唱をさせる指令を出す。これにより、携帯端末10が同業作業者のように復唱をすることで、1人での発声だったものが会話の形へと変わるため独り言のように合図をつぶやく抵抗感を軽減することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
<第2実施形態による昇降機運転システム1の構成>
本実施形態による昇降機運転システム1は、第1実施形態で説明した昇降機運転システム1の構成と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
本実施形態による昇降機運転システム1の携帯端末10のタイマー部135は、音声判定部132で所定文言(合図)が発せられたと判定した時点よりタイマーを動作し、所定の時間だけカウントする。
作業者数判定部134は、判定時間に制限を設けるため、タイマー部135の時間内でのみ判定を行う。
結果出力司令部136は、タイマー部135のカウントにより所定の時間が経過し、作業者数判定部134で所定文言(合図)を発したと判定した人数が作業者数記憶部133の設定人数よりも少ないと判定した場合、結果表示部17に再実行のメッセージを表示する指令を出力するとともに、第1音声出力部16に再実行のメッセージを音声出力する指令を出力する。
<第2実施形態による昇降機運転システム1の動作>
ここで、図4は第2実施形態の昇降機運転システム1における携帯端末10の動作の流れを示すフローチャートである。図4において、ステップS1〜S12で実行される処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図4のステップS5において、携帯端末10は、作業者数記憶部133で設定した作業者数が2人以上の場合(ステップS5のYes)、タイマー部135を起動し(ステップS21)、作業者数を判定する時間に時間制限をかける。
携帯端末10は、復唱を音声判定部132で復唱の判定を行う(ステップS22)。
携帯端末10は、共同作業者が復唱を発声し、音声判定部132で復唱したと判定した場合(ステップS22のYes)、作業者数判定部134で復唱者数をカウントする(ステップS23)。
携帯端末10は、作業者数記憶部133の登録人数と、ステップS23でカウントした人数が同じ場合(ステップS24のYes)、結果出力司令部136により第1通信部15と通信ネットワーク20と昇降機30の第2通信部32を介して、昇降機30の信号記憶部33に運転可能の信号を記憶するよう指令を出す(ステップS10)。
一方、携帯端末10は、作業者数記憶部133の登録人数よりも、ステップS23でカウントした人数が少ない場合(ステップS24のNo)または音声判定部132で復唱したと判定しなかった場合(ステップS22のNo)、かつ、タイマー部135のタイマー時間を経過していない場合(ステップS25のNo)、ステップS22に戻ってタイマー時間を経過するまでは復唱の判定を行う。なお、携帯端末10は、結果出力司令部136により、結果表示部17に再実行のメッセージを表示する指令を出力するとともに、第1音声出力部16に再実行のメッセージを音声出力する指令を出力するようにしてもよい。
携帯端末10は、タイマー部135のタイマー時間を経過した場合(ステップS25のYes)、結果出力司令部136により結果表示部17にタイムアップを通知する(ステップS26)。
携帯端末10は、タイムアップ通知を受けた結果表示部17により制限時間内に作業者全員の復唱確認ができなかったことを表示する(ステップS27)。
さらに、携帯端末10は、結果出力司令部136により第1音声出力部16にもタイムアップを通知する(ステップS28)。
さらに、携帯端末10は、タイムアップ通知を受けた第1音声出力部16により制限時間内に作業者全員の復唱確認ができなかったことを音声でも出力し(ステップS29)、ステップS4に戻る。
このように本実施形態によれば、合図が行われたことの判定をタイマーの開始とし、復唱の判定時間を制限することで、復唱を判定認識できず停止してしまう問題の回避と、手動で判定処理を取り消しする操作を不要とし、さらに利便性をよく昇降機運転システムを動作させることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
<第3実施形態による昇降機運転システム1の構成>
本実施形態による昇降機運転システム1の構成は、第1実施形態および第2実施形態で説明した昇降機運転システム1の構成に加え、昇降機30に第2音声出力部39を備える。追加した第2音声出力部39以外の構成は第1実施形態および第2実施形態で説明した昇降機運転システム1と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
ここで、図5は第3実施形態の昇降機運転システムの運転処理にかかる機能の一例を示すブロック図である。図5に示すように、昇降機30は、第2音声出力部39を備える。
本実施形態の昇降機運転システム1の昇降機30の運転可否判定部36は、運転指令操作部35から、上昇/下降運転の指令がなされたとき、信号記憶部33の運転可否の信号をもとに、運転不可の信号状態の時は、運転指令部37へ運転指令を出力しないことに加え、第2音声出力部39に、合図、または復唱確認して運転操作するように警告する音声を再生するように出力司令を出す。すなわち、運転指令部37は、信号記憶部33に運転可能の信号を記憶していない状態で、運転指令操作部35から運転指令の操作を受け付けた場合、音声出力部である第2音声出力部39に対して所定文言(合図または復唱)を発声して運転操作する旨を音声出力する指令を出力する。
<第3実施形態による昇降機運転システム1の動作>
次に、本実施形態による昇降機運転システム1の動作について説明する。
ここで、図6は第3実施形態の昇降機運転システム1における昇降機30の動作の流れを示すフローチャートである。図6において、ステップT1〜T15で実行される処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
昇降機30は、携帯端末10において合図も復唱確認もとれていない状態で上昇/下降運転をしようとした場合(ステップT4のYes、ステップT5のNo)、上昇/下降運転は行わないことに加え、合図または復唱の確認が取れていない旨(所定文言を発声して運転操作する旨)を第2音声出力部39により音声出力する(ステップT21)。
このように本実施形態によれば、合図も行われず復唱も確認ができない状態で、上昇/下降運転の操作を実施したとき、昇降機が動作しないだけではなく、音声にて、合図も復唱も確認できない旨を再生することで、昇降機を運転できない理由を明確に作業者に認識させることができる昇降機運転システムとすることができる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。
<第4実施形態による昇降機運転システム1の構成>
本実施形態による昇降機運転システム1の構成は、第1実施形態で説明した昇降機運転システム1の構成に加え、昇降機30に安全回路制御部40と、安全回路部41と、を備える。追加した安全回路制御部40および安全回路部41以外の構成は第1実施形態で説明した昇降機運転システム1と同様であるため、同一機能を有する部分の詳細な説明は省略する。
ここで、図7は第4実施形態の昇降機運転システム1の運転処理にかかる機能の一例を示すブロック図である。図7に示すように、昇降機30は、安全回路制御部40および安全回路部41を備える。
本実施形態の昇降機運転システム1の昇降機30の運転モード切替操作部34は、昇降機の運転モードをメンテナンス運転に切り替えると、信号記憶部33に運転不可の信号を記憶させるとともに、安全回路制御部40へ安全回路を遮断する指令を出す。安全回路制御部40は、安全回路部41の回路を遮断する。
<第4実施形態による昇降機運転システム1の動作>
次に、本実施形態による昇降機運転システム1の動作について説明する。
ここで、図8は第4実施形態の昇降機運転システム1における昇降機30の動作の流れを示すフローチャートである。図8において、ステップT1〜T15で実行される処理は、第1実施形態で説明した処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
昇降機30は、昇降機30の運転モードが点検運転に切り替わると、昇降機30は、信号記憶部33に運転不可の信号を記憶する(ステップT3)。これに加えて、昇降機30は、安全回路制御部40へ安全回路を遮断する信号を送信し(ステップT31)、安全回路部41に安全回路を遮断させる(ステップT32)。
そして、昇降機30は、運転可能の信号を記憶する指令を受けると(ステップT8のYes)、信号記憶部33により運転可能信号を記憶するとともに(ステップT9)、安全回路制御部40へ切断されている安全回路を接続する信号を送信し(ステップT33)、安全回路部41に安全回路を接続させる(ステップT34)。
このように本実施形態によれば、運転モード切替操作部34は、点検速度運転の際には、安全回路制御部40を介して安全回路部41の電気回路が遮断された状態とし、携帯端末10から運転可能の信号が送信された場合には、運転可能の信号を信号記憶部33に記憶するとともに、安全回路制御部40を介して安全回路部41の電気回路を接続する。これにより、電気信号として運転可否の制御に加え、物理的に安全回路を遮断することで、電気的に運転不可とするだけでは、万が一機器の不良動作により運転可能の信号が記録されてしまったとしても、物理的に安全回路が遮断されていることで、誤って点検運転ができてしまうことを回避でき、より安全性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 昇降機運転システム
10 携帯端末
11 収音部
12 作業者数入力部
16 音声出力部
17 結果表示部
30 昇降機
33 信号記憶部
34 運転モード切替操作部
35 運転指令操作部
37 運転指令部
38 駆動部
39 音声出力部
40 安全回路制御部
41 安全回路部
132 音声判定部
133 作業者数記憶部
134 作業者数判定部
135 タイマー部
136 結果出力司令部

Claims (10)

  1. 昇降機にネットワーク接続される携帯端末において、
    前記昇降機の点検運転の操作時の音声を収集する収音部と、
    当該携帯端末の前記収音部で収集した音声から所定文言を発した人数を判定する音声判定部と、
    作業者の人数を入力する作業者数入力部と、
    前記昇降機の点検運転にかかる作業者全員の設定人数を記憶する作業者数記憶部と、
    前記音声判定部で所定文言を発したと判定した人数と、前記作業者数記憶部の設定人数とを比較し、作業者全員が所定文言を発したかどうかを判定する作業者数判定部と、
    前記作業者数判定部により作業者全員が所定文言を発したと判定した場合、前記昇降機に対して、運転可能の信号を出力する結果出力司令部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 音声を発する音声出力部を更に備え、
    前記結果出力司令部は、前記音声判定部で所定文言が発声されたと認識した場合、当該所定文言に対する復唱を音声出力する指令を前記音声出力部に出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. ディスプレイに文字表示する結果表示部を更に備え、
    前記結果出力司令部は、前記作業者数判定部で所定文言を発したと判定した人数を表示する指令を前記結果表示部に出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 前記音声判定部で所定文言が発せられたと判定した時点より、所定の時間だけカウントするタイマー部を更に備え、
    前記音声判定部は、前記タイマー部のカウントにより所定の時間が経過した場合、所定文言を発した人数の判定を中止する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の携帯端末。
  5. 音声を発する音声出力部と、
    表示部に文字表示する結果表示部と、
    前記音声判定部で所定文言が発せられたと判定した時点より、所定の時間だけカウントするタイマー部と、
    を更に備え、
    前記結果出力司令部は、前記タイマー部のカウントにより所定の時間が経過し、前記作業者数判定部で所定文言を発したと判定した人数が前記作業者数記憶部の設定人数よりも少ないと判定した場合、前記結果表示部に再実行のメッセージを表示する指令を出力するとともに、前記音声出力部に再実行のメッセージを音声出力する指令を出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  6. 携帯端末にネットワーク接続される昇降機において、
    通常速度運転および点検速度運転を切り替える運転モード切替操作部と、
    1台の前記携帯端末で収集した音声から所定文言を発した人数が設定人数に達した場合に当該携帯端末から送信された運転可能の信号、または前記運転モード切替操作部により点検速度運転に切り替えられた際の運転不可の信号を記憶する信号記憶部と、
    前記昇降機を上昇または下降運転させる運転指令の操作を受け付ける運転指令操作部と、
    前記運転指令操作部から運転指令の操作を受け付けた際に、前記信号記憶部に運転可能の信号が記憶されている場合、運転指令を出力する運転指令部と、
    前記運転指令部からの運転指令を受けて上昇または下降運転を行う駆動部と、
    を備えることを特徴とする昇降機。
  7. 音声を発する音声出力部を更に備え、
    前記運転指令部は、前記信号記憶部に運転可能の信号を記憶していない状態で、前記運転指令操作部から運転指令の操作を受け付けた場合、前記音声出力部に対して所定文言を発声して運転操作する旨を音声出力する指令を出力する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の昇降機。
  8. 安全回路部と、当該安全回路部の電気回路を遮断する安全回路制御部と、を更に備え、
    前記運転モード切替操作部は、
    点検速度運転の際には、前記安全回路制御部を介して前記安全回路部の電気回路が遮断された状態とし、
    前記携帯端末から運転可能の信号が送信された場合には、運転可能の信号を前記信号記憶部に記憶するとともに、前記安全回路制御部を介して前記安全回路部の電気回路を接続する、
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の昇降機。
  9. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の携帯端末と、
    請求項6ないし8の何れか一項に記載の昇降機と、
    を備えることを特徴とする昇降機運転システム。
  10. 昇降機にネットワーク接続される携帯端末を制御するコンピュータを、
    前記昇降機の点検運転の操作時の音声を収集する収音部と、
    当該携帯端末の前記収音部で収集した音声から所定文言を発した人数を判定する音声判定部と、
    作業者の人数を入力する作業者数入力部と、
    前記昇降機の点検運転にかかる作業者全員の設定人数を記憶する作業者数記憶部と、
    前記音声判定部で所定文言を発したと判定した人数と、前記作業者数記憶部の設定人数とを比較し、作業者全員が所定文言を発したかどうかを判定する作業者数判定部と、
    前記作業者数判定部により作業者全員が所定文言を発したと判定した場合、前記昇降機に対して、運転可能の信号を出力する結果出力司令部と、
    して機能させるためのプログラム。
JP2020004653A 2020-01-15 2020-01-15 携帯端末、昇降機、昇降機運転システムおよびプログラム Active JP6864127B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020004653A JP6864127B1 (ja) 2020-01-15 2020-01-15 携帯端末、昇降機、昇降機運転システムおよびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020004653A JP6864127B1 (ja) 2020-01-15 2020-01-15 携帯端末、昇降機、昇降機運転システムおよびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6864127B1 true JP6864127B1 (ja) 2021-04-28
JP2021109773A JP2021109773A (ja) 2021-08-02

Family

ID=75638756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020004653A Active JP6864127B1 (ja) 2020-01-15 2020-01-15 携帯端末、昇降機、昇降機運転システムおよびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6864127B1 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11263551A (ja) * 1998-03-16 1999-09-28 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの音声出力装置
JP4255687B2 (ja) * 2002-11-29 2009-04-15 東芝エレベータ株式会社 エレベータの運転制御装置
JP2014065554A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータの指差呼称復唱装置
JP2014218330A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 株式会社日立ビルシステム エレベータの保守運転装置
JP6280879B2 (ja) * 2015-02-02 2018-02-14 株式会社日立ビルシステム エレベータ用保守端末装置
CN109928281B (zh) * 2017-12-15 2021-12-31 奥的斯电梯公司 乘客运输系统的维护
JP6608482B1 (ja) * 2018-05-25 2019-11-20 東芝エレベータ株式会社 位置表示システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021109773A (ja) 2021-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5977325B2 (ja) コマンドの触覚的確認のためのシステム及び方法
JP5601419B2 (ja) エレベーターの呼び登録装置
US7665024B1 (en) Methods and apparatus for controlling a user interface based on the emotional state of a user
JP2006154724A (ja) 対話システム、対話方法、及びコンピュータプログラム
JP2015068866A (ja) 車両用装置、サーバ、及び、情報処理方法
JP2006505003A (ja) 音声認識システムの動作方法
CN112530430A (zh) 车载操作系统控制方法、装置、耳机、终端及存储介质
CN116853917A (zh) 与运输系统中的乘客进行通信
KR20210000466A (ko) 차량 내 제스처 입력을 이용한 제어 시스템
JP6864127B1 (ja) 携帯端末、昇降機、昇降機運転システムおよびプログラム
JP6069600B2 (ja) 救急医療における情報通信ネットワークシステム
JP2010079103A (ja) 音声対話装置及びそのプログラム並びに音声対話処理方法
JP2016099469A (ja) 音声認識動作機器、音声認識動作機器の制御装置、音声認識動作機器の動作方法、プログラム、および、音声認識動作機器の制御システム
CN111862968A (zh) 家用电器及其控制方法
JP2016008132A (ja) エレベータシステムおよびエレベータの情報出力方法
JP4491438B2 (ja) 音声対話装置、音声対話方法、およびプログラム
JP2017105609A (ja) エレベーターシステム
JP2017167391A (ja) 作業実績記録システム、作業実績記録方法及びプログラム
US11218862B1 (en) Device, system and method for transitioning a public-safety answering point to an automated review mode
JP6842227B1 (ja) グループ通話システム、グループ通話方法及びプログラム
EP2551227A1 (en) Elevator device
JP2013212913A (ja) エレベーターの音声呼び登録装置
CN113569749A (zh) 电梯困人检测方法及装置、电子设备和存储介质
JP6360662B2 (ja) 状況確認システム
JP2012193018A (ja) エレベーター制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6864127

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150