JP6863025B2 - ろ過システム - Google Patents

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Description

この発明はろ過システムに関し、より特定的には、ろ過装置および補給水装置を備えるろ過システムに関する。
ろ過装置および補給水装置を備えるろ過システムの構成が、特開2010−179294号公報(特許文献1)、特開2005−137630号公報(特許文献2)、および、特許第2665571号公報(特許文献3)等に記載されている。
特許文献1には、ろ過装置の使用状態等の管理データを、ろ過装置毎に設けられたモニタ装置で監視する構成、および、複数のろ過装置からの送信データを、通信回線を経由して遠隔地の表示装置で確認するための構成が記載されている。
特許文献2には、複数の浴槽を共通のろ過装置と接続する一方で、浴槽毎に水位センサおよび補給水装置を備えたシステム構成とすることで設置スペースを縮小するとともに、各補給水装置が水位センサからの検知信号に応じて対応の浴槽に水を供給する制御によって、各浴槽の水位を維持することが記載されている。
特許文献3には、温水ボイラーによる昇温機能を有するろ過装置と、補給水装置とを備えた構成において、浴槽の水位センサおよびろ過装置による循環水の温度センサと接続された制御盤によって、水位および温度を設定値に維持する自動運転が記載されている。
特開2010−179294号公報 特開2005−137630号公報 特許第2665571号公報
特許文献1では、ろ過装置および補給水装置から共通の制御盤に集められたデータをモニタ装置に出力、あるいは、通信回線を通じて遠隔地に送信する構成が記載されている。すなわち、ろ過システム内で、ろ過装置および補給水装置の間でデータを授受することは想定されていない。特許文献3でも、ろ過装置および補給水装置は、共通の制御盤に接続されている。また、特許文献2では、補給水装置およびろ過装置の間で情報やデータを授受することについては特に言及されていない。
ろ過装置および補給水装置を備えるろ過システムの実施態様として、ろ過装置および補給水装置が遠隔して設置される構成(たとえば、100[m]以上)が想定される。このような構成では、ろ過装置および補給水装置の両装置のそれぞれに対して別個の操作端(リモートコントローラ)が配置されることが一般的であるが、かかる構成下でシステム内での情報の共有を図るためには、一方の装置のリモートコントローラに対して、他方の装置からの情報を伝送する必要がある。
しかしながら、両装置が離れて配置される構成では、信号の減衰の発生により、単純な信号線の接続によって情報(たとえば、センサの出力電圧)を伝送することが困難である。また、電源電圧を安定化するために両装置のそれぞれに内部電源が設けられると、重畳二心線等の電力線通信において、通信と電源間での絶縁確保との両立に考慮する必要が生じる。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、ろ過装置および補給水装置が遠隔して配置されても、一方の装置から他方の装置のリモートコントローラに対して情報を伝送できるろ過システムの構成を提供することである。
本発明のある局面では、ろ過システムは、浴槽に浴槽水を供給するための補給水装置と、浴槽内の浴槽水をろ過循環するためのろ過装置とを備える。ろ過システムは、補給水装置およびろ過装置のうちの一方の装置に対応して設けられたリモートコントローラと、第1および第2の通信線とを備える。第1の通信線は、一方の装置およびリモートコントローラの間を接続する。第2の通信線は、補給水装置およびろ過装置のうちの他方の装置と一方の装置の間を接続する。補給水装置およびろ過装置の各々は、コントローラと、内部電源部と、通信部とを含む。内部電源部は、コントローラに対して電源電圧を供給する。通信部は、第2の通信線と接続されて、補給水装置およびろ過装置の間で信号を送受信するように構成される。リモートコントローラは、第1の通信線を経由して、一方の装置のコントローラとの間で信号を授受するとともに一方の装置の内部電源部から電源電圧を供給される。一方の装置の通信部および他方の装置の通信部のいずれか1つは、第2の通信線を経由して、他方の装置または一方の装置の内部電源部から電源電圧を供給される。第2の通信線を経由して電源電圧の供給を受ける通信部を含む、一方の装置または他方の装置は、当該通信部および前記コントローラの間で、電気的な絶縁を確保して前記信号を伝送するための信号伝送部をさらに含む。
上記ろ過システムによれば、他方の装置の内部電源部からの電源電圧を用いた第2の通信線による電力線通信、および、信号伝送部を用いることによって、一方の装置および他方の装置の間で電気的な絶縁を確保した上で、一方の装置のコントローラによって中継する態様で、一方の装置のリモートコントローラと他方の装置との間で信号を伝送することができる。この結果、補給水装置およびろ過装置が離れて配置される構成としても、両装置の電源間での絶縁を確保した上で、信号伝送のための通信を効率的な構成で実現することができる。
さらに好ましくは、一方の装置のコントローラは、リモートコントローラからの遠隔操作信号を第1の通信線を経由して受信するとともに、受信した遠隔操作信号を第2の通信線および信号伝送部を経由して他方の装置のコントローラへ送信する。他方の装置のコントローラは、一方の装置のコントローラから受信した遠隔操作信号に従って他方の装置の動作を制御する。
このように構成すると、一方の装置のリモートコントローラからのユーザ指示に基づく遠隔制御信号に従って、遠隔配置された他方の装置を動作させることができる。
また好ましくは、補給水装置のコントローラは、浴槽に設けられた浴槽水の水位センサからの検出信号を入力されるとともに、当該検出信号に基づいて浴槽水の水位を維持するように補給水装置を制御する。検出信号は、さらに、補給水装置のコントローラから、補給水装置の通信部、補給水装置またはろ過装置に配置された信号伝送部、第2の通信線、および、ろ過装置の通信部を経由して、ろ過装置のコントローラへ伝送される。ろ過装置のコントローラは、伝送された検出信号に基づいて、ろ過循環の運転開始および運転停止を制御する。
このように構成すると、ろ過装置および補給水装置が遠隔配置された場合にも、浴槽の水位センサの検出信号を補給水装置からろ過装置へ伝送することにより、ろ過装置によるろ過循環の運転開始および運転停止を浴槽水位に従って制御することができる。この結果、ろ過循環運転を適性水位時に限定して実行することができる。
あるいは好ましくは、ろ過装置は、一方の装置であり、リモートコントローラは、ろ過装置によるろ過循環の運転開始指令を入力するための操作部を有する。ろ過装置のコントローラは、第1の通信線を経由してリモートコントローラから伝送された運転開始指令に応じて、ろ過循環を開始するとともに、補給水装置による浴槽水の水位制御の開始指令を生成する。開始指令は、ろ過装置のコントローラから、ろ過装置の通信部、ろ過装置または補給水装置に配置された信号伝送部、第2の通信線、および、補給水装置の通信部を経由して、補給水装置のコントローラへ伝送される。補給水装置のコントローラは、伝送された開始指令に応じて、浴槽に設けられた浴槽水の水位センサの検出信号を用いて、水位制御を開始する。
このように構成すると、ろ過装置および補給水装置が遠隔配置された場合にも、ろ過装置と接続されたリモートコントローラに対するろ過循環運転の開始と連動させて、補給水装置による浴槽水の水位制御を開始することができる。
また好ましくは、ろ過システムは、中継装置をさらに備える。中継装置は、ろ過システムの外部に配置された遠隔管理装置との間で通信回線を経由して通信するように構成される。中継装置は、第1の通信線と接続されて、第1の通信線を経由して受信した信号を遠隔管理装置に対して送信する。遠隔管理装置に送信される信号は、第2の通信線および信号伝送部を経由して他方の装置のコントローラから一方の装置のコントローラへ送信され、かつ、一方の装置のコントローラから第1の通信線に出力された信号を含む。
このように構成すると、一方の装置と共通に第1の通信線に接続された中継装置を経由して、他方の装置に関する信号を遠隔管理装置に伝送することができるので、遠隔配置された補給水装置およびろ過装置の両方を共通の遠隔管理装置で監視するための構成を効率的に構築することができる。
本発明によれば、ろ過システムに含まれるろ過装置および補給水装置が遠隔して配置されても、一方の装置から他方の装置のリモートコントローラに対して情報を伝送することができる。
本発明の実施の形態に従うろ過システムが適用される浴場システムの構成を説明する概略図である。 実施の形態1に従うろ過システムの構成例を説明する概略ブロック図である。 図2に示された信号伝送回路の構成例を説明するブロック図である。 実施の形態1に従うろ過システムの他の構成例を説明する概略ブロック図である。 実施の形態2に従うろ過システムの構成を説明する概略的なブロック図である。 実施の形態3に従うろ過システムのうちの補給水装置に係る構成部分を記載したブロック図である。
[実施の形態1]
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお以下では、図中の同一および相当部分には同一符号を付して、その説明は原則的に繰返さないものとする。
図1は、本実施の形態に従うろ過システムが適用される浴場システムの構成を説明する概略図である。
図1を参照して、浴場システム5は、浴槽50と、浴槽水をろ過循環するためのろ過装置100と、浴槽50への補給水装置200と、薬液注入ユニット300と、熱源設備400とを備える。
補給水装置200は、入水管203,204と接続される。入水管230には、水道等から供給圧によって低温水が供給される。入水管204には、図示しない給湯装置等から供給圧により高温水が供給される。補給水装置200は、入水管203からの低温水および、入水管204からの高温水を受けて、給水管205から浴槽50へ浴槽水を供給する。低温水および高温水の混合比率(0〜100(%))を調整することにより、浴槽50への出力温度が制御できる。たとえば、低温水経路および高温水経路と接続された混合弁(図示せず)の開度を、補給水装置200のマイクロコンピュータ(図示せず)で制御することによって、混合比率を制御することができる。
さらに、補給水装置200は、浴槽水の水位を制御する機能を有する。具体的には、浴槽50に設けられた水位センサ55からの検出信号に応じて、浴槽水の供給を制御することによって、水位制御が実現できる。水位センサ55は、たとえば、水位に応じた水圧を検出するための圧力センサによって構成することができる。
浴槽50には、ろ過装置100との間で浴槽水のろ過循環経路を形成するために、出水口51a,51bおよび入水口52がさらに設けられる。浴槽50の出水口51a,51bは、ろ過装置100の入水端101と接続される。同様に、浴槽50の入水口52は、ろ過装置100の出水端102と接続される。なお、浴槽50の出水口51a,51bは、ユーザの操作によって開閉可能な開閉弁56を経由して、排水経路とも接続されている。開閉弁56は、通常時(排水時以外)には閉止される。ろ過装置100の運転時には、開閉弁56が閉状態に維持されることにより、浴槽50およびろ過装置100の間に浴槽水の循環経路を形成することができる。
ろ過装置100は、浴槽50と接続された入水端101および出水端102に加えて、熱源設備400と接続された入力端103および出力端104と、薬液注入ユニット300と接続された薬液入力端105と、排水端107とをさらに有する。
熱源設備400は、浴槽水を昇温(加熱)するための温熱源(たとえば、給湯機や蒸気発生機器)によって構成される。入力端103には、熱源設備400から伝熱媒体が入力される。伝熱媒体は、ろ過装置100の内部の通流後、出力端104から熱源設備400へ戻される。これにより、ろ過装置100および熱源設備400の間に、伝熱媒体の循環経路を形成することができる。
薬液注入ユニット300は、殺菌作用を有する薬液を供給するための薬液ポンプ305を有する。たとえば、薬液は、所定値以上の塩素濃度を有する。薬液ポンプ305から供給された薬液は、薬液入力端105から、ろ過装置100へ入力される。
ろ過装置100は、図示しない循環ポンプおよびろ過タンクを内蔵する。循環ポンプの作動により、入水端101から吸入された浴槽水が、ろ過タンクを通過して出水端102から浴槽50へ戻される浴槽水循環経路(図示せず)が、ろ過装置100の内部に形成される。これにより、ろ過装置100は、浴槽水のろ過循環運転を実行することができる。ろ過循環運転による浴槽水循環経路には、熱源設備400からの伝熱媒体との間で熱交換するための熱交換器(図示せず)が配置される。これにより、ろ過装置100は、追焚機能をさらに有することができる。
さらに、浴槽水循環経路において、薬液ポンプ305の作動に応じて薬液を循環浴槽水へ混入するための注入口を設けることによって、浴槽水の薬液濃度(塩素濃度)を一定値以上に維持する制御が可能となる。
このように、浴場システム5では、ろ過装置100および補給水装置200を含むろ過システム10によって、浴槽50における浴槽水の水位および清浄性を維持管理することが可能である。
図2は、実施の形態1に従うろ過システムの構成例を説明する概略ブロック図である。
図2を参照して、実施の形態1に従うろ過システム10は、図1に示したろ過装置100および補給水装置200と、ろ過装置100のリモートコントローラ110(以下、単に「ろ過リモコン110」とも称する)と、補給水装置200のリモートコントローラ210(以下、単に「補給水リモコン210」とも称する)とを含む。本実施の形態に従うろ過システム10は、ろ過装置100および補給水装置200が相互に長距離(たとえば、100[m]以上)を隔てて配置される場合に、両装置間で情報を授受するための構成を有するものである。
ろ過リモコン110には、ユーザが運転指示を入力するための操作部111と、ユーザに対して情報を視覚的に表示するための表示部112とが設けられる。ろ過リモコン110は、通信線310aによって、ろ過装置100と接続される。たとえば、操作部111には、ろ過装置100によるろ過循環運転の運転開始指令を入力することができる。
操作部111は、たとえば、プッシュボタンによって構成することができる。表示部112は、たとえば、液晶ディスプレイによって構成することができる。なお、表示部112をタッチパネルで構成する場合には、当該タッチパネルの一部を用いて操作部111を構成することも可能である。
ろ過装置100は、コントローラ120と、通信部130,150と、内部電源回路140と、信号伝送回路160とを有する。ろ過装置100は、通信線320によって補給水装置200と接続される。
内部電源回路140は、商用電源に代表される外部電源410とコンセント等を経由して接続されて、外部電源からの電力(たとえば100VAC)を、コントローラ120等の各種機器が動作するための電源電圧V1(たとえば、DC15V,5V等)に変換する。
コントローラ120は、内部電源回路140からの電源電圧V1を受けて動作する。コントローラ120は、ユーザ指示に従って、ろ過装置100(図1)が動作するように、ろ過装置100の各構成機器の動作を制御する。通信部150は、通信線310aを経由して、ろ過リモコン110との間で双方向に通信を実行する。通信部130は、通信線320を経由して、補給水装置200(通信部230)との間で双方向に通信して、データを送受信する。
補給水装置200は、コントローラ220と、内部電源回路240と、通信部230,250とを有する。補給水装置200は、通信線310bによって補給水リモコン210と接続される。補給水リモコン210は、操作部211および表示部212を有する。操作部211および表示部212は、操作部111および表示部112と同様に構成することができる。
内部電源回路240は、商用電源に代表される外部電源420とコンセント等を経由して接続されて、外部電源からの電力(たとえば100VAC)を、コントローラ220等の各種機器が動作するための電源電圧V2(たとえば、DC15V,5V等)に変換する。電源電圧V1およびV2は、同レベルの直流電圧である。
コントローラ220は、内部電源回路240からの電源電圧V2を受けて動作する。コントローラ220は、ユーザ指示に従って補給水装置200(図1)が動作するように、補給水装置200の各構成機器の動作を制御する。
通信部250は、通信線310bを経由して、補給水リモコン210との間で双方向に通信を実行する。通信部230は、通信線320を経由して、ろ過装置100の通信部130との間で双方向に通信する。通信部230および250は、内部電源回路240からの電源電圧V2によって動作する。
通信線310a,310b,320は、たとえば、重畳二心線によって構成される。すなわち、通信部130,150,230,250は、電力線通信(代表的には、重畳二心線通信)のための通信モジュールによって構成することができる。したがって、ろ過リモコン110は、通信線310aを経由して、内部電源回路140から供給された電源電圧V1によって動作することができる。同様に、補給水リモコン210は、通信線310bを経由して、内部電源回路240から供給された電源電圧V2によって動作することができる。
ろ過装置100において、通信部130は、通信線320を経由して、通信部230から内部電源回路240による電源電圧V2の供給を受けて動作する。ろ過装置100および補給水装置200が遠隔配置されるため、両装置の電源電圧のグラウンドを共通とすると、断線検出等の複雑化を招くことが懸念される。したがって、実施の形態1に従うろ過システムでは、ろ過装置100および補給水装置200の間で、グラウンド間を電気的に分離して絶縁を確保する。すなわち、電源電圧V1およびV2は、同レベルを有するが、グラウンドは分離されている。
信号伝送回路160は、コントローラ120および通信部130の間で、電気的な絶縁を確保した上で信号を伝送する。信号伝送回路160は、少なくとも通信部130からコントローラ120へデータを送信する信号伝送機能を有する。以下では、好ましい構成として、信号伝送回路160は、コントローラ120から通信部130へデータを送信するデータ伝送機能をさらに具備して、双方向の通信機能を有するように構成されるものとする。
図3は、信号伝送回路160の構成例を説明するブロック図である。
図3を参照して、信号伝送回路160は、フォトトランジスタPTaおよびフォトダイオードPDaを内蔵するフォトカプラ170aと、駆動回路182および受信回路191とを含む。
駆動回路182は、電源電圧V2によって動作して、通信部130からの信号(たとえばパルス信号)に応じて、フォトダイオードPDaに通電する。フォトダイオードPDaは、駆動回路182による通電期間に発光する。フォトトランジスタPTaは、フォトダイオードPDaの発光期間において導通(オン)する一方で、非発光期間では非導通(オフ)とされる。受信回路191は、電源電圧V1によって動作して、フォトトランジスタPTaのオン期間およびオフ期間で異なる電圧を出力するように構成される。
コントローラ120へ入力される、受信回路191の出力電圧は、通信部130から駆動回路182へ入力される信号の電圧レベルに従って変化する。したがって、通信部130からコントローラ120へ、電気的な絶縁を確保した上で、データ信号を伝送することが可能となる。
さらに、信号伝送回路160は、コントローラ120から通信部130へ向けてデータを伝送するための、フォトカプラ170bと、駆動回路181および受信回路192とを含む。フォトカプラ170bは、フォトトランジスタPTbおよびフォトダイオードPDbを内蔵する。
駆動回路181は、電源電圧V1によって動作して、コントローラ120からの信号(たとえばパルス信号)に応じて、フォトダイオードPDbに通電する。フォトダイオードPDbは、駆動回路181による通電期間に発光する。フォトトランジスタPTbは、フォトダイオードPDbの発光期間において導通(オン)する一方で、非発光期間では非導通(オフ)とされる。受信回路192は、電源電圧V2によって動作して、フォトトランジスタPTbのオン期間およびオフ期間で異なる電圧を出力するように構成される。
通信部130へ入力される、受信回路192の出力電圧は、コントローラ120から駆動回路181へ入力される信号の電圧レベルに従って変化する。したがって、コントローラ120から通信部130への送信についても、電気的な絶縁を確保した上で、データ信号を伝送することが可能となる。
なお、図3では、光結合方式のアイソレータ(フォトカプラ)によって信号絶縁を確保する構成例を説明したが、他の方式によるアイソレータ、たとえば、磁気結合方式のアイソレータを用いた信号絶縁によって信号伝送回路160を構成することも可能である。
再び、図2を参照して、通信部250は、さらに通信線330をさらに経由して、水位センサ55と接続される。通信線330についても重畳二心線によって構成することができる。これにより、水位センサ55の動作電源を内部電源回路240から供給することが可能となるとともに、水位センサ55の出力信号(センサ信号)を、通信部250から補給水装置200へ入力することができる。これにより、コントローラ220は、水位センサ55の出力信号(検出信号)を用いて水位制御を実行するように、補給水装置200の動作を制御することができる。
本実施の形態では、補給水装置200に入力されたセンサ信号は、ろ過装置100のコントローラ120によって中継されて、ろ過リモコン110へ送信される。コントローラ220は、通信部250から受信したセンサ信号を、通信部230を用いて、通信線320を経由してろ過装置100へ送信する。
このように、センサ信号は、通信線320による電力線通信によって、通信部230から通信部130へ伝送される。通信部130は、受信したセンサ信号を信号伝送回路160へ出力する。これにより、センサ信号は、補給水装置200との間で電気的な絶縁を確保した上で、ろ過装置100のコントローラ120へ入力される。
コントローラ120は、入力されたセンサ信号を、通信部150を用いて、通信線310aを経由してろ過リモコン110へ送信する。これにより、ろ過リモコン110は、水位センサ55の出力信号(センサ信号)を受信して、表示部112に表示することができる。また、ろ過装置100が、水位センサ55の検出信号に基づいて動作することも可能となる。たとえば、ろ過装置100は、検出信号に基づいて、浴槽水の水位が基準水位以下である場合には、ろ過循環運転が指示されていても循環ポンプ(図示せず)を停止して、ろ過循環運転を一時的に停止することができる。そして、一時的な停止状態から、浴槽水の水位が基準水位よりも高くなると、ろ過循環運転を再開することができる。
反対に、ろ過リモコン110に入力されたユーザ指示は、図2中に点線で示されるように、通信線310aおよび通信部150を経由して、コントローラ120に入力され、さらに、コントローラ120から、信号伝送回路160、通信部130、通信線320および、通信部230を経由して、コントローラ220へ伝送することができる。
これにより、コントローラ220は、ろ過リモコン110に入力されたユーザ指示に従って、補給水装置200を動作させることができる。あるいは、当該ユーザ指示は、通信部250および通信線310bを経由して、補給水リモコン210へさらに伝送することができる。これにより、補給水リモコン210において、ろ過リモコン110に入力されたユーザ指示や情報を、表示部212に表示することも可能である。
たとえば、コントローラ120は、ろ過リモコン110の操作部111に入力された運転開始指令に応じて、ろ過装置100によるろ過循環運転を開始するとともに、補給水装置200における水位制御の開始指令信号を生成することができる。そして、当該開始指令信号を、コントローラ120から、信号伝送回路160、通信部130、通信線320および、通信部230を経由して、コントローラ220へ伝送することができる。これにより、補給水装置200による水位制御を、ろ過リモコン110への入力をトリガとして開始することができる。
図2の構成例において、ろ過装置100は「一方の装置」に対応し、補給水装置200は「他方の装置」に対応する。また、通信線310aは「第1の通信線」に対応し、通信線320は「第2の通信線」と対応する。さらに、ろ過リモコン110は「リモートコントローラ」に対応し、入力されたユーザ指示を示す信号は「遠隔制御信号」に対応する。さらに、信号伝送回路160は「信号伝送部」の一実施例に対応し、内部電源回路140,240は「内部電源部」の一実施例に対応する。
また、水位センサ以外のセンサの出力信号、または、補給水装置200の内部動作に関する信号についても、補給水装置200に関する信号として、ろ過リモコン110へ伝送することが可能である。さらに、補給水リモコン210および水位センサ55は、通信部230にさらに接続することも可能である。この場合には、通信部250の配置を省略することができる。
このように、実施の形態1に従うろ過システム10によれば、ろ過装置100および補給水装置200が遠隔配置されるため各装置に内部電源回路が配置される構成において、電源間の絶縁を確保した上で、重畳二心線等の電力線通信によって、一方の装置(ろ過装置100)のリモコン(ろ過リモコン110)に対して、他方の装置(たとえば、補給水装置200)に入力された信号を含む、他方の装置に関する信号を、一方の装置のコントローラ(コントローラ120)で中継して伝送することができる。これにより、一方の装置のリモコンにおいて、他方の装置に関する情報を表示することができる。
また反対に、一方の装置のリモコン(ろ過リモコン110)に入力されたユーザ指示や情報を、電力線通信によって他方の装置(補給水装置200)へ伝送することができる。これにより、一方の装置のリモコンへの入力に応じて、他方の装置を動作させることができる。
なお、図4に示すように、信号伝送回路160は、補給水装置200に配置することも可能である。図4の構成例では、補給水装置200の通信部230は、通信線320を経由して、通信部130から内部電源回路140による電源電圧V1の供給を受けて動作する。すなわち、信号伝送回路160は、「他方の装置」に配置されている。この場合には、信号伝送回路160は、コントローラ220および通信部230の間で、電気的な絶縁を確保した上で信号を伝送する機能を有するように構成される。
すなわち、実施の形態1に従う構成では、ろ過装置100の通信部130(図2)、または、補給水装置200の通信部230(図4)は、通信線320を経由する電力線通信によって電源電圧の供給を受ける。そして、ろ過装置100または補給水装置200に、信号伝送回路160が配置される。より詳細には、信号伝送回路160は、電力線通信によって通信線320を介して電源電圧の供給を受ける、通信部130または230に対応して配置される。
さらに、図2および図4の構成例の各々では、ろ過装置100と、補給水装置200のリモコン(補給水リモコン210)との間で、図2および図4での説明とは反対の流れで信号を伝送する変形例とすることも可能である。すなわち、ろ過装置100からの信号を、通信部130および通信部230を用いた通信線320による電力線通信によってコントローラ220へ伝送し、コントローラ220によって中継する態様で、通信線310bを経由して補給水リモコン210に伝送することができる。この場合も、ろ過装置100または補給水装置200に配置された信号伝送回路160によって、電力線通信によって通信線320を介して電源電圧の供給を受ける通信部130または230と、異なる内部電源回路からの電源供給によって動作するコントローラ120または220との間で、電気的な絶縁を確保した上で信号を伝送することができる。
この変形例によれば、ろ過装置100に入力されたセンサ信号を含む、ろ過装置100に関する信号を補給水リモコン210に伝送する構成とすることが可能である。たとえば、図2の構成において、水位センサ55が補給水装置200ではなくろ過装置100に接続される場合には、ろ過装置100に入力された水位センサ55からのセンサ信号を、補給水装置200のコントローラ220によって中継して、補給水リモコン210に伝送することができる。
かかる変形例では、反対に、補給水リモコン210に入力されたユーザ指示や情報を、コントローラ220によって中継する態様で、信号伝送回路160および通信部250,230,130を用いて、通信線310bおよび320を経由してコントローラ120へ伝送することができる。これにより、補給水リモコン210に入力されたユーザ指示に基づいて、ろ過装置100を作動させることも可能である。また、この変形例では、ろ過リモコン110および水位センサ55を通信部130に接続することで、通信部150の配置を省略することができる。
上記変形例の構成では、補給水装置200は「一方の装置」に対応し、ろ過装置100は「他方の装置」に対応する。また、通信線310bは「第1の通信線」に対応し、通信線320は「第2の通信線」と対応する。さらに、補給水リモコン210が「リモートコントローラ」に対応する。この場合には、信号伝送回路160は、補給水装置200またはろ過装置100に配置されて、コントローラ220および通信部230の間、または、コントローラ120および通信部130の間で電気的な絶縁を確保した上で、重畳二心通信等の電力線通信によるデータ伝送を実行する。
[実施の形態2]
図5は、実施の形態2に従うろ過システム11の構成を説明する概略的なブロック図である。
図5を参照して、実施の形態2に従うろ過システム11は、実施の形態1に従うろ過装置100(図2)の構成と比較して、中継装置500をさらに備える点で異なる。ろ過システム11のその他部分の構成は、図2に示したろ過システム10と同様であるので詳細な説明は繰返さない。
中継装置500は、通信線310aと接続されて、通信部150から送信されたデータ信号を受信する。中継装置500は、さらに、インターネット等の広域通信網510を経由して、遠隔管理装置550と接続される。中継装置500は、通信部150から伝送されたデータ信号を、遠隔管理装置550へ送信する。
したがって、ろ過装置100に入力されたデータ信号、および、補給水装置200に入力された後に通信線320を経由してろ過装置100に伝送されたデータ信号について、中継装置500へ伝送することができる。中継装置500は、受信したこれらのデータ信号を、広域通信網510を経由して遠隔管理装置550へ送信する。これにより、遠隔管理装置550によって、ろ過装置100に関するデータ信号に加えて、補給水装置200に関するデータ信号についても受信することができる。
この結果、実施の形態2に従う構成によれば、遠隔配置されたろ過装置100および補給水装置200の両方に関するデータ信号を共通の中継装置500を用いて、遠隔管理装置550へ送信することができる。これにより、遠隔管理装置550によって、遠隔配置されたろ過装置100および補給水装置200の両方の動作を監視するための構成を効率的に構築することができる。
なお、図5の構成において、実施の形態1で説明した変形例のように、ろ過装置100に入力された信号を、コントローラ220によって中継する態様で、通信線310bを経由して補給水リモコン210に伝送する構成とした場合には、中継装置500を通信線310bに接続するように配置することができる。この変形例では、中継装置500は、通信線310bを経由して補給水装置200と接続されて、ろ過装置100から補給水装置200へ伝送されたデータ信号を、遠隔管理装置550へ送信することができる。すなわち、実施の形態2に従うろ過システム11についても、ろ過装置100および補給水装置200のいずれをも「一方の装置」とすることが可能である。
また、図5の構成例において、図4の他の例と同様に信号伝送回路160を補給水装置200に配置することも可能である。さらに、図2および図4に関連して説明した変形例および構成のアレンジは、図5においても同様に適用可能である。
[実施の形態3]
実施の形態3では、補給水装置200が複数個配置された構成について説明する。
図6は、実施の形態3に従うろ過システムのうちの補給水装置に係る構成部分を記載したブロック図である。実施の形態3に従うろ過システムの補給水装置以外の部分の構成は、図2、図4、または図5と同様であるので詳細な説明は繰返さない。
図6を参照して、実施の形態3に従うろ過システムは、複数個の補給水装置200および補給水装置201をさらに含む。補給水装置201は、補給水装置200と共通の浴槽50に対して浴槽水を供給する。たとえば、公衆浴場等の給水量が多い用途において、複数の補給水装置が並列に配置される。
複数の補給水装置200,201のうち、補給水装置200がメイン装置として作動する。補給水装置201は、サブ装置として、補給水装置200からの指令に従って動作する。補給水装置200のコントローラ220は、ろ過リモコン110または補給水リモコン210へ入力されたユーザ指示に従った給水が複数の補給水装置200,201の全体で実行されるように、補給水装置201への制御指示を生成する。
たとえば、補給水装置200および201の両方で浴槽50への給水を開始する一方で、水位センサ55の出力信号に基づいて、浴槽水位が目標水位に近付くと補給水装置201を停止するように、補給水装置200,201の動作を制御することができる。
補給水装置201は、コントローラ221と、通信部231と、内部電源回路241とを含む。補給水装置201は、通信線330によって補給水装置200と接続される。たとえば、通信線330は、6芯ケーブルによって構成することができる。
内部電源回路241は、外部電源421とコンセント等を経由して接続されて、外部電源からの電力(たとえば100VAC)を、コントローラ221等の各種機器が動作するための電源電圧V2(たとえば、DC15V,5V等)に変換する。
通信部231は、通信線330を経由して、通信部230と双方向で通信を実行する。これにより、コントローラ220からの制御指示を、コントローラ221に伝送することができる。コントローラ221は、内部電源回路241からの電源電圧V2を受けて動作して、当該制御指示に従って補給水装置201が動作するように、補給水装置201の各構成機器の動作を制御する。これにより、ろ過リモコン110等に入力されたユーザ指示に従った浴槽50への給水動作が行われるように、補給水装置201は動作することができる。
コントローラ221は、補給水装置201に関するデータ信号を、コントローラ221からコントローラ220へ伝送することも可能である。これにより、コントローラ220に収集された補給水装置201に関するデータ信号についても、補給水装置200で中継して、ろ過リモコン110および/または中継装置500に対してデータ信号を伝送することができる。
このように実施の形態3に従うろ過システムによれば、ろ過装置100および複数個の補給水装置200,201が配置された構成においても、ろ過リモコン110において、補給水装置201に関する情報をさらに表示できるとともに、ろ過リモコン110への入力に従って補給水装置201を動作させることができる。
また、遠隔管理装置550では、ろ過装置100および補給水装置200に加えて、補給水装置201の動作についても監視することができる。すなわち、複数個の補給水装置が配置された構成においても、そのうちの1個の補給水装置(図6における補給水装置200)について、ろ過装置100を経由してろ過リモコン110との間でデータ信号を伝送できる構成とすることにより、各補給水装置について、実施の形態1および2と同様に動作させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
5 浴場システム、10,11 ろ過システム、50 浴槽、51a,51b 出水口、52 入水口、55 水位センサ、56 開閉弁、100 ろ過装置、101 入水端、102 出水端、103 入力端、104 出力端、105 薬液入力端、107 排水端、110 リモートコントローラ(ろ過リモコン)、111,211 操作部、112,212 表示部、120,220,221 コントローラ、130,150,230,231,250 通信部、140,240,241 内部電源回路、160 信号伝送回路、170a,170b フォトカプラ、181,182 駆動回路、191,192 受信回路、200,201 補給水装置、203,204 入水管、205 給水管、210 補給水リモコン、300 薬液注入ユニット、305 薬液ポンプ、310,310a,310b,320,330 通信線、400 熱源設備、410,420,421 外部電源、500 中継装置、510 広域通信網、550 遠隔管理装置、PDa,PDb フォトダイオード、PTa,PTb フォトトランジスタ、V1,V2 電源電圧。

Claims (5)

  1. 浴槽に浴槽水を供給するための補給水装置と、前記浴槽内の浴槽水をろ過循環するためのろ過装置とを備えるろ過システムであって、
    前記補給水装置および前記ろ過装置のうちの一方の装置に対応して設けられたリモートコントローラと、
    前記一方の装置および前記リモートコントローラの間を接続する第1の通信線と、
    前記補給水装置および前記ろ過装置のうちの他方の装置と前記一方の装置の間を接続する第2の通信線とを備え、
    前記補給水装置および前記ろ過装置の各々は、
    コントローラと、
    前記コントローラに対して電源電圧を供給するための内部電源部と、
    前記第2の通信線と接続されて、前記補給水装置および前記ろ過装置の間で信号を送受信するための通信部とを含み、
    前記リモートコントローラは、前記第1の通信線を経由して、前記一方の装置の前記コントローラとの間で前記信号を授受するとともに前記一方の装置の前記内部電源部から前記電源電圧を供給され、
    前記一方の装置の前記通信部および前記他方の装置の前記通信部のうちのいずれか1つは、前記第2の通信線を経由して、前記他方の装置または前記一方の装置の前記内部電源部から前記電源電圧を供給され、
    前記第2の通信線を経由して前記電源電圧の供給を受ける前記通信部を含む、前記一方の装置または前記他方の装置は、当該通信部および前記コントローラの間で、電気的な絶縁を確保して前記信号を伝送するための信号伝送部をさらに含む、ろ過システム。
  2. 前記一方の装置の前記コントローラは、前記リモートコントローラからの遠隔操作信号を前記第1の通信線を経由して受信するとともに、受信した前記遠隔操作信号を前記第2の通信線および前記信号伝送部を経由して前記他方の装置の前記コントローラへ送信し、
    前記他方の装置の前記コントローラは、前記一方の装置の前記コントローラから受信した前記遠隔操作信号に従って前記他方の装置の動作を制御する、請求項1記載のろ過システム。
  3. 前記補給水装置の前記コントローラは、前記浴槽に設けられた浴槽水の水位センサからの検出信号を入力されるとともに、当該検出信号に基づいて前記浴槽水の水位を維持するように前記補給水装置を制御し、
    前記検出信号は、さらに、前記補給水装置の前記コントローラから、前記補給水装置の前記通信部、前記補給水装置または前記ろ過装置に配置された前記信号伝送部、前記第2の通信線、および、前記ろ過装置の前記通信部を経由して、前記ろ過装置の前記コントローラへ伝送され、
    前記ろ過装置の前記コントローラは、伝送された前記検出信号に基づいて、前記ろ過循環の運転開始および運転停止を制御する、請求項1記載のろ過システム。
  4. 前記ろ過装置は、前記一方の装置であり、
    前記リモートコントローラは、前記ろ過装置による前記ろ過循環の運転開始指令を入力するための操作部を有し、
    前記ろ過装置の前記コントローラは、前記第1の通信線を経由して前記リモートコントローラから伝送された前記運転開始指令に応じて、前記ろ過循環を開始するとともに、前記補給水装置による前記浴槽水の水位制御の開始指令を生成し、
    前記開始指令は、前記ろ過装置の前記コントローラから、前記ろ過装置の前記通信部、前記ろ過装置または前記補給水装置に配置された前記信号伝送部、前記第2の通信線、および、前記補給水装置の前記通信部を経由して、前記補給水装置の前記コントローラへ伝送され、
    前記補給水装置の前記コントローラは、伝送された前記開始指令に応じて、前記浴槽に設けられた前記浴槽水の水位センサの検出信号を用いて、前記水位制御を開始する、請求項1記載のろ過システム。
  5. 前記ろ過システムの外部に配置された遠隔管理装置との間で通信回線を経由して通信するための中継装置をさらに備え、
    前記中継装置は、前記第1の通信線と接続されて、前記第1の通信線を経由して受信した前記信号を前記遠隔管理装置に対して送信し、
    前記遠隔管理装置に送信される前記信号は、前記第2の通信線および前記信号伝送部を経由して前記他方の装置の前記コントローラから前記一方の装置の前記コントローラへ送信され、かつ、前記一方の装置の前記コントローラから前記第1の通信線に出力された信号を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載のろ過システム。
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