JP6862912B2 - 包装箱 - Google Patents
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 6
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Description
外フラップに対して第一折り返し片を折り返したときには、第一折り返し片の第二領域に押されて、第二折り返し片も内フラップに対して折り返される。つまり、第一折り返し片と第二折り返し片とが重なって折り返される。
これにより、手掛け部には、外フラップ、内フラップ、第二折り返し片および第一折り返し片が重ねられた部位が形成される。
また、包装箱が一枚の段ボール製のブランクシートから形成されている場合には、外フラップおよび第一折り返し片の段目方向と、内フラップおよび第二折り返し片の段目方向とが交差することになる。
このように、本発明の包装箱では、手掛け部の強度を高めることができるため、手掛け部に力を加えたときに、手掛け部が破損するのを防ぐことができる。
したがって、外フラップと内フラップとを接合するときに、第一折り返し片および第二折り返し片の位置に影響されることなく、接着剤を塗布することができる。
以下の説明において、前後左右方向とは、各実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成を限定するものではない。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝である。なお、罫線に切れ込みを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
頂板11の左縁部には、罫線L1を介して、左側壁13が連設されている。左側壁13は、頂板11の左縁部から下方に向けて延びている。左側壁13は、頂板11に対して垂直に形成されている。
このように、左右の内フラップ31,31に上下の外フラップ32,32を重ねることで、前端壁16が形成されている。また、前端壁16の中央部には、四角形の開口部21が形成されている。
このように、第一折り返し片50には、左右の内フラップ31,31の間に配置された第一領域51と、左側の内フラップ31の外面に重ねられた第二領域52と、が設けられている。
第一折り返し片50を外フラップ32に対して折り返すと、図5に示すように、第一折り返し片50の下部には、開口部21に連通している凹部53が形成される。
そして、外フラップ32と第一折り返し片50との折り返し部には、手を掛けるための手掛け部70が形成される。
なお、内フラップ31に対して第二折り返し片60を折り返したときに、第二折り返し片60の先端縁部が頂板11の内面(下面)に押し付けられるように、第二折り返し片60の上下方向の長さが設定されている。
このように、後端壁17の第一折り返し片50および第二折り返し片60と、前端壁16(図1参照)の第一折り返し片50および第二折り返し片60とは、左右対称に形成されている。
図6(a)および(b)に示すように、前端壁16の外側から外フラップ32の第一折り返し片50を内側に向けて押し込むと、第一折り返し片50が外フラップ32に対して上方に向けて内側に折り返される。
これにより、第一折り返し片50および第二折り返し片60が外フラップ32および内フラップ31の内面に重なる。
また、外フラップ32および第一折り返し片50の段目方向(左右方向)と、内フラップ31および第二折り返し片60の段目方向(上下方向)とが交差することになる。
なお、本実施形態では、手掛け部70全体に手が掛かるように設定されており、四重に重ねられた部位に必ず手から力が加わるため、手掛け部70が効果的に補強されている。
したがって、外フラップ32と内フラップ31とを接合するときに、第一折り返し片50および第二折り返し片60の位置に影響されることなく、接着剤を塗布することができる。
また、本実施形態の包装箱1では、第一折り返し片50を折り返したときに、第一折り返し片50の角部54が内容物Pに接触すると、第一折り返し片50の角部54は内容物Pに押されて折り返されるため、第一折り返し片50が内容物Pに強く擦れるのを防ぐことができる。
本実施形態の包装箱1では、図5に示すように、包装箱1の対角位置に二つの手掛け部70,70が形成されているが、包装箱1の前後方向に二つの手掛け部70,70を直線上に並べて形成してもよい。さらに、本実施形態の包装箱1では、前後の端壁16,17の両方に手掛け部70,70が形成されているが、前端壁16または後端壁17の一方のみに手掛け部70を形成してもよい。
11 頂板
12 底板
13 左側壁
14 右側壁
15 接合片
16 前端壁
17 後端壁
21 開口部
31 内フラップ
32 外フラップ
50 第一折り返し片
51 第一領域
52 第二領域
53 凹部
54 角部
60 第二折り返し片
70 手掛け部
P 内容物
S ブランクシート
Claims (2)
- 上下一対の頂板および底板と、
前記頂板および前記底板の左右の縁部に連設された左右一対の側壁と、
前後一対の端壁と、を備え、
前記端壁は、
前記両側壁にそれぞれ連設された左右の内フラップと、
前記頂板または前記底板にそれぞれ連設された上下の外フラップと、を備え、
前記両内フラップは、左右方向に間隔を空けて配置され、
前記両外フラップは、前記両内フラップの外面に接合されており、
上側の前記外フラップには、上方に向けて内側に折り返し可能な第一折り返し片が形成され、
左右いずれかの前記内フラップには、上方に向けて内側に折り返し可能な第二折り返し片が形成されており、
前記第一折り返し片には、
前記両内フラップの間に配置された第一領域と、
前記第二折り返し片の外面に重ねられた第二領域と、が設けられており、
前記第二折り返し片を前記内フラップに対して上方に向けて内側に折り返したときに、前記第二折り返し片の先端縁部が前記頂板の内面に押し付けられることを特徴とする包装箱。 - 上下一対の頂板および底板と、
前記頂板および前記底板の左右の縁部に連設された左右一対の側壁と、
前後一対の端壁と、を備え、
前記端壁は、
前記両側壁にそれぞれ連設された左右の内フラップと、
前記頂板または前記底板にそれぞれ連設された上下の外フラップと、を備え、
前記両内フラップは、左右方向に間隔を空けて配置され、
前記両外フラップは、前記両内フラップの外面に接合されており、
上側の前記外フラップには、上方に向けて内側に折り返し可能な第一折り返し片が形成され、
左右いずれかの前記内フラップには、上方に向けて内側に折り返し可能な第二折り返し片が形成されており、
前記第一折り返し片には、
前記両内フラップの間に配置された第一領域と、
前記第二折り返し片の外面に重ねられた第二領域と、
前記第一折り返し片の下側の角部を折り返すための罫線と、が設けられていることを特徴とする包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017035811A JP6862912B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017035811A JP6862912B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 包装箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018140799A JP2018140799A (ja) | 2018-09-13 |
JP6862912B2 true JP6862912B2 (ja) | 2021-04-21 |
Family
ID=63527539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017035811A Active JP6862912B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6862912B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MX2015000451A (es) * | 2012-07-11 | 2015-08-12 | Meadwestvaco Packaging Systems | Caja de carton con agarradera y plantilla de la misma. |
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2017
- 2017-02-28 JP JP2017035811A patent/JP6862912B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018140799A (ja) | 2018-09-13 |
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