JP6809507B2 - 包装箱 - Google Patents
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Description
前記した包装箱を持ち運ぶときには、壁部に対して折り返し片を上方に向けて内側に折り返すことで、手掛け穴を開口させる。この構成では、手掛け穴に手を掛けたときに、壁部と折り返し片との折り曲げ部に手指が触れるため、手指が痛くなり難い。
また、前記した包装箱としては、壁部に対して折り返し片を折り返したときに、折り返し片の先端部の内面が頂板の内面に面接触するとともに、先端部の縁部が壁部の内面に線接触するものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、本発明の包装箱では、第一折り返し片の内面が壁部の内面に面接触することで、手掛け穴に手指を掛けて力を加えたときに、横荷重が効果的に分散されるため、横荷重に対する手掛け穴の縁部の強度を高めることができる。
また、本発明の包装箱では、第二折り返し片の内面が頂板の内面に面接触することで、手掛け穴に手を掛けて力を加えたときに、縦荷重が効果的に分散されるため、縦荷重に対する手掛け穴の上縁部の強度を高めることができる。
このように、本発明の包装箱では、縦荷重および横荷重に対する手掛け穴の強度を効果的に高めることができる。
本発明の包装箱では、第二折り返し片の下側の角部に窪み部が形成されており、この窪み部が第二折り返し片の側縁部の切断開始部となるため、第二折り返し片を壁部から切り離し易くなる。また、第二折り返し片を壁部に対して折り返したときに、第二折り返し片の角部が内容物に擦れるのを防ぐことができるため、内容物を保護することができる。
この構成では、第一折り返し片を壁部に対して180度折り返し易くなるため、第一折り返し片の内面を壁部の内面に対して確実に面接触させることができる。
以下の説明において、前後左右方向とは、本実施形態の包装箱を説明する上で便宜上設定したものであり、包装箱の構成を限定するものではない。
壁部10は、平面視で四角形の角筒状に形成されており、前後一対の前端壁11および後端壁12と、左右一対の左側壁13および右側壁14と、を備えている。
本実施形態の包装箱1に収容する内容物は限定されるものではないが、例えば、複数のペットボトルを内容物として収容することができる。
ブランクシートSの各罫線(折線)は、ブランクシートSの表面を押し込んで形成された線状の溝(押罫)である。なお、罫線にスリットを形成してもよい。このようにすると、罫線においてブランクシートSを折り曲げ易くなる。
左側壁13および右側壁14は、同じ四角形の壁体であり、底板30に対して垂直に形成されている。
ブランクシートS(図2参照)を各罫線で折り曲げつつ、左側壁13の上縁部に連設された接合片15を頂板20の内面に接合することで、左側壁13、底板30、右側壁14および頂板20が角筒状に形成されている。
左右の内フラップ16b,16bの外面に上下の外フラップ16a,16aが重ねられて接着されている。
上下の外フラップ16a,16aは、上下方向に間隔を空けて配置され、左右の内フラップ16b,16bは、左右方向に間隔を空けて配置されている。これにより、前端壁11の中央部には、四角形の開口部16cが形成されている。
手掛け穴50の左右の側縁部53,53は、左右の傾斜縁部52,52の端部から外フラップ16aの下縁部に亘って延びており、前端壁11の上縁部に対して垂直に形成されている。
第一折り返し片61の側縁部と第三折り返し片70との間には、第一切断誘導線L11が形成されている。第一切断誘導線L11は、複数のスリットを断続的に形成したミシン目状の線である。
第二折り返し片62の側縁部と手掛け穴50の側縁部53との間には、第二切断誘導線L12が形成されている。第二切断誘導線L12は、複数のスリットを断続的に形成したミシン目状の線である。
これにより、第二折り返し片62は、上部から下端部に向かうに連れて左右方向の幅が狭くなっている。つまり、第二折り返し片62は、四角形の状態から下側の両角部を切り欠いた形状となっている。
窪み部63は、第二切断誘導線L12の下端部に接続されており、第二切断誘導線L12の切断開始部となっている。したがって、第二折り返し片62の下部を外側に引くことで、窪み部63から第二切断誘導線L12および第一切断誘導線L11を上方に向けて切り開き易くなっている。
第一折り曲げ線L1は、前端壁11の上縁部に平行して左右方向に延びている直線である。第一折り曲げ線L1は、表面を溝状に押し込んだ罫線(押罫)である。なお、第一折り曲げ線L1は、複数のスリットを断続的に形成した線によって形成してもよい。
このように、両第一折り曲げ線L1,L1において、第一折り返し片61を前端壁11に対して180度折り返すことができるように、両第一折り曲げ線L1,L1の上下方向の間隔が設定されている。
第二折り曲げ線L2は、第一折り曲げ線L1に平行して左右方向に延びている直線である。第二折り曲げ線L2は、表面を溝状に押し込んだ罫線(押罫)である。なお、第二折り曲げ線L2は、複数のスリットを断続的に形成した線によって形成してもよい。
図2に示すブランクシートSの状態から、図1に示す包装箱1を組み立てるとともに、包装箱1に内容物を収容する。この状態では、手掛け穴50は第一折り返し片61、第二折り返し片62および左右の第三折り返し片70,70によって閉塞されている。
これにより、第一折り返し片61および第二折り返し片62は、前端壁11の内面および頂板20の内面に沿って直角に屈曲し、第二折り返し片62の内面(上面)が頂板20の内面(下面)に面接触して重なる。
また、前端壁11の第一折り返し片60と同様に、後端壁12の第一折り返し片61、第二折り返し片62および左右の第三折り返し片70,70を後端壁12に対して内側に折り返すことで、後端壁12の手掛け穴50を開口させることができる。
また、本実施形態の包装箱1では、第一折り返し片61の内面が壁部10の内面に面接触することで、手掛け穴50に手指を掛けて力を加えたときに、横荷重が効果的に分散されるため、横荷重に対する手掛け穴50の縁部の強度を高めることができる。
また、本実施形態の包装箱1では、第二折り返し片62の内面が頂板20の内面に面接触することで、手掛け穴50に手を掛けて力を加えたときに、縦荷重が効果的に分散されるため、縦荷重に対する手掛け穴50の上縁部の強度を高めることができる。
このように、本実施形態の包装箱1では、縦荷重および横荷重に対する手掛け穴50の強度を効果的に高めることができる。
また、第二折り返し片62の下側の両角部に窪み部63,63を形成することで、第二折り返し片62の下側の両角部を切り欠いた形状となる。これにより、図4に示すように、第二折り返し片62を壁部10に対して折り返したときに、第二折り返し片62の角部が内容物に擦れるのを防ぐことができるため、内容物を保護することができる。
例えば、内容物がペットボトルである場合には、キャップに印字されたロット番号など、ペットボトルの表面に印字された記号や模様が剥げるのを防ぐことができる。
本実施形態の包装箱1では、図1に示すように、前端壁11および後端壁12の両方に手掛け穴50が形成されているが、前端壁11および後端壁12の一方のみに手掛け穴50を形成してもよい。また、左側壁13および右側壁14の一方または両方に手掛け穴50を形成してもよい。
10 壁部
11 前端壁
12 後端壁
13 左側壁
14 右側壁
16a 外フラップ
16b 内フラップ
16c 開口部
20 頂板
30 底板
50 手掛け穴
51 上縁部
52 側縁部
61 第一折り返し片
62 第二折り返し片
63 窪み部
70 第三折り返し片
L1 第一折り曲げ線
L2 第二折り曲げ線
L11 第一切断誘導線
L12 第二切断誘導線
S ブランクシート
Claims (2)
- 底板と、
前記底板の縁部に連設された筒状の壁部と、
前記壁部の上縁部に連設された頂板と、を備え、
前記壁部には、手掛け穴が形成され、
前記手掛け穴の上縁部には、中央縁部と、前記中央縁部の左右に配置された左右の傾斜縁部と、が形成されており、
前記両傾斜縁部同士の間隔が下方に向かうに連れて広がり、
前記中央縁部に第一折り曲げ線を介して連設された第一折り返し片と、
前記第一折り返し片の下縁部に第二折り曲げ線を介して連設された第二折り返し片と、
前記傾斜縁部に連設された第三折り返し片と、が形成され、
前記手掛け穴は、前記第一折り返し片、前記第二折り返し片および前記第三折り返し片によって閉塞され、
前記第二折り返し片の下側の両角部には窪み部が形成され、前記窪み部の縁部は円弧状に湾曲しており、
前記第一折り返し片を前記壁部に対して上方に向けて前記壁部の内側に折り返したときに、
前記第一折り返し片の内面が前記壁部の内面に面接触するとともに、
前記第二折り返し片の内面が前記頂板の内面に面接触し、
前記第一折り返し片と前記第二折り返し片とは屈曲して、前記壁部の内面と前記頂板の内面との隅部に嵌め合わされることを特徴とする包装箱。 - 請求項1に記載の包装箱であって、
前記第一折り返し片と前記手掛け穴の上縁部との間には、二本の前記第一折り曲げ線が上下方向に間隔を空けて形成されており、
前記両第一折り曲げ線の間隔は、前記壁部と前記第一折り返し片とを重ねた厚さに合わせて形成されていることを特徴とする包装箱。
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Family Applications (1)
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2018
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