JP6861396B2 - 粒子検出システム及び粒子検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、粒子検出システム及び粒子検出方法に関する。
従来、室内の塵埃の濃度を検出する塵埃濃度検出センサが知られている。例えば、特許文献1には、塵埃濃度検出センサによって検出された室内の塵埃濃度に基づいて、全熱交換器から空気清浄機に送る給気量を制御する給気量可変式空気清浄システムが開示されている。
特開平5−106883号公報
しかしながら、上記従来の塵埃濃度検出センサは、周囲環境の変化が大きい場合に検出精度が低下するという問題がある。このため、従来の塵埃濃度検出センサは、周囲環境の変化が少ない場合など使用環境が限定されて汎用性が低い。
そこで、本発明は、粒子の質量濃度を精度良く検出することができ、汎用性が高い粒子検出システム及び粒子検出方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る粒子検出システムは、気体に含まれる粒子を検出する光散乱式の粒子検出センサと、前記気体の温度を検出する温度センサと、コントローラとを備え、前記コントローラは、前記粒子検出センサから出力されるセンサ出力値と前記温度センサが検出した温度とを用いて、前記気体に含まれる粒子の質量濃度を算出する。
また、本発明の一態様に係る粒子検出方法は、気体に含まれる粒子を検出する光散乱式の粒子検出センサから出力されるセンサ出力値を取得し、温度センサから前記気体の温度を取得し、前記センサ出力値と前記温度とを用いて、前記気体に含まれる粒子の質量濃度を算出する。
また、本発明の一態様は、上記粒子検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現することができる。あるいは、当該プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現することもできる。
本発明によれば、粒子の質量濃度を精度良く検出することができ、汎用性が高い粒子検出システム及び粒子検出方法を提供することができる。
図1は、実施の形態に係る粒子検出システムの構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態に係る粒子検出システムが備える換気装置の模式図である。 図3は、実施の形態に係る粒子検出システムが備える粒子検出センサの内部構造を模式的に示す断面図である。 図4は、実施の形態に係る粒子検出センサのセンサ出力値と質量濃度との関係を示す図である。 図5は、実施の形態に係る粒子検出システムが備える温度センサが検出した温度と換算係数との関係を示す図である。 図6は、実施の形態に係る粒子検出システムの動作を示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態に係る粒子検出システム及び粒子検出方法について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
本実施の形態に係る粒子検出システムは、光散乱式の粒子検出センサからのセンサ出力値と、温度センサによって測定された温度とを用いて、気体に含まれる粒子の質量濃度を算出する。粒子検出システムは、粒子検出センサからのセンサ出力値だけでなく、温度を用いることで、質量濃度を精度良く検出することができる。
[構成]
まず、本実施の形態に係る粒子検出システムの構成について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る粒子検出システム1の機能構成を示すブロック図である。図2は、本実施の形態に係る粒子検出システム1が備える換気装置40の模式図である。図3は、本実施の形態に係る粒子検出システム1が備える粒子検出センサ10の内部構造を模式的に示す断面図である。なお、図2において、白抜きの矢印は、換気装置40を通過する気体の流れる方向を表している。
図1に示すように、粒子検出システム1は、粒子検出センサ10と、温度センサ20と、システムコントローラ30と、換気装置40とを備える。以下では、粒子検出システム1を構成する各構成要素の詳細について説明する。
[粒子検出センサ]
粒子検出センサ10は、気体に含まれる粒子を検出する光散乱式の粒子検出センサである。粒子は、気体中を浮遊するマイクロメートルオーダーの微粒子、すなわち、粒子状物質(エアロゾル)である。具体的には、粒子は、PM2.5、浮遊粒子状物質(SPM:Suspended Particulate Matter)、PM10などである。
図2に示すように、粒子検出センサ10は、換気装置40の吸込口42に設けられている。なお、粒子検出センサ10は、換気装置40の吹出口43に設けられていてもよい。あるいは、粒子検出センサ10は、換気装置40の吸込口44又は吹出口45に設けられていてもよい。また、粒子検出システム1は、複数の粒子検出センサ10を備えてもよい。例えば、粒子検出センサ10は、換気装置40の吸込口42、吹出口43、吸込口44及び吹出口45の各々に1つ又は複数ずつ設けられていてもよい。
図3に示すように、粒子検出センサ10は、筐体11と、投光素子12と、受光素子13と、信号処理回路14とを備える。なお、図3に示す模式的な断面には、信号処理回路14が表れていないので、図3では、信号処理回路14を模式的に表している。信号処理回路14は、例えば筐体11の外側面などに取り付けられている。
筐体11は、投光素子12及び受光素子13を収納し、内部に検出領域DAを有する。筐体11は、複数の粒子Pを含む気体の流路を形成している。検出領域DAは、気体の流路上に位置している。
具体的には、筐体11は、図3に示すように、内部に気体を流入させる流入口11aと、流入した気体を外部に流出させる流出口11bとを有する。図3の太破線の矢印で示すように、筐体11の内部を、流入口11aから流出口11bまで至る経路が、気体の流路に相当する。図3には、気体の流路が直線状に形成されている例を示しているが、壁などの筐体11の内部構造によって気体の流路を屈曲させてもよい。
なお、粒子検出センサ10は、流入口11aから流出口11bまで気体を流すための送風機構を備えてもよい。送風機構は、例えば、ヒータなどの発熱素子であり、発熱による上昇気流を生成する。あるいは、送風機構は、小型のファンなどでもよい。
筐体11は、例えば、遮光性を有し、受光素子13及び検出領域DAに、ノイズの原因となる外光が入射するのを抑制する。筐体11は、例えば黒色の樹脂材料を用いた射出成形により形成されている。具体的には、筐体11は、射出成形により形成された複数の部品が組み合わされて構成されている。当該複数の部品によって、投光素子12及び受光素子13が挟まれて筐体11内の所定位置に固定されている。
筐体11の内部には、迷光を多重反射させることにより減衰させる光トラップ構造が設けられていてもよい。迷光は、投光素子12から出射された光のうち、検出領域DAを通過中の粒子Pによって散乱されなかった光、すなわち、散乱光L2以外の光である。光トラップ構造は、流入口11a又は流出口11bから内部に入射した外光も減衰させることができる。
投光素子12は、検出領域DAに向けて光L1を出射する。投光素子12は、例えば固体発光素子であり、具体的には発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)である。投光素子12は、半導体レーザ又は有機EL(Electroluminescense)素子などでもよい。
投光素子12が出射する光L1は、赤外光、紫外光、青色光、緑色光又は赤色光などの所定の波長にピークを有する光である。光L1のピークにおける半値幅は、例えば50nm以下などの狭帯域でもよい。また、光L1は、DC駆動による連続光又はパルス光であるが、これらに限られない。
なお、投光素子12と検出領域DAとの間には、集光レンズが配置されていてもよい。集光レンズは、投光素子12から出射された光L1を効率良く検出領域DAに集光させる。
受光素子13は、例えばフォトダイオード、フォトトランジスタ、又は光電子増倍管などの、受光した光を電気信号に変換する光電変換素子である。受光素子13は、受光した光の受光強度に応じた電流信号を出力する。受光素子13は、投光素子12が出射する光L1の波長帯域に感度を有する。
受光素子13は、検出領域DAを通過する粒子Pによる光L1の散乱光L2を受光する。受光素子13は、図3に示すように、投光素子12が出射した光L1の直接光が入射しない位置に配置されている。具体的には、受光素子13は、投光素子12の光軸と重ならない位置に配置されている。なお、投光素子12の光軸は、投光素子12が出射する光L1のうち、強度が最も強い光の経路に相当する。具体的には、投光素子12の光軸は、投光素子12と検出領域DAとを結ぶ直線に相当する。本実施の形態では、受光素子13は、受光素子13の光軸が検出領域DAで投光素子12の光軸と交差するように配置されている。
なお、受光素子13と検出領域DAとの間には、集光レンズが配置されていてもよい。集光レンズは、検出領域DAにおいて粒子Pによって散乱された散乱光L2を効率良く受光素子13に集光させる。
信号処理回路14は、散乱光L2の受光強度に基づいて気体に含まれる粒子の質量濃度の実測値を算出し、算出した実測値をセンサ出力値として出力する。信号処理回路14は、例えばMPU(Micro Processing Unit)などで実現される。
本実施の形態では、検出領域DAを粒子Pが通過した場合、粒子Pによる散乱光L2が受光素子13に入射する。このため、受光素子13から出力される電流信号は、その信号強度が大きくなる。言い換えると、電流信号には、信号強度の極大値となるピークが発生する。電流信号の信号強度の大きさ、すなわち、ピーク強度は、粒子Pのサイズに依存する。具体的には、粒子Pが大きい程、信号強度が大きくなり、粒子Pが小さい程、信号強度が小さくなる。
信号処理回路14は、信号強度の大きさに基づいて、粒子Pをサイズ毎に分類する。粒子Pのサイズは、例えば、粒子径で定義される。例えば、信号処理回路14は、信号強度の大きさに基づいて、「大粒子」、「中粒子」、「小粒子」の3つのサイズに粒子Pを分類する。
なお、粒子検出センサ10では、実際には、検出領域DAの中心以外の部分を通過する粒子も多数含まれる。例えば、検出領域DAの端を大きな粒子が通過した場合、当該粒子による散乱光の受光素子13による受光強度が小さくなる。このため、大きな粒子であるにも関わらず、当該粒子のサイズが「小粒子」であると誤判定されうる。
粒子検出センサ10は、当該誤判定を抑制するため、例えば、信号強度と、粒子のサイズ毎の粒子の頻度とを対応付けたヒストグラムを保持している。ヒストグラムは、信号強度毎の粒子サイズの度数分布を示している。例えば、信号強度が大きい場合には、そのほとんどが大粒子である。一方で、信号強度が小さい場合には、小粒子だけでなく、検出領域DAの中心以外の部分を通過する大粒子及び中粒子も含まれる。信号処理回路14は、電流信号のピーク強度に基づいてヒストグラムを参照することで、当該ピークに対応する粒子Pのサイズを推定してもよい。
さらに、信号処理回路14は、一定の動作期間中に検出された粒子Pの個数をサイズ毎にカウントする。信号処理回路14は、サイズ毎に、予め定められた平均質量と、カウントした個数との積を算出し、算出したサイズ毎の積を加算することで、動作期間中の粒子の質量濃度の実測値を算出する。信号処理回路14は、算出した実測値をセンサ出力値として、システムコントローラ30に出力する。
[温度センサ]
温度センサ20は、気体の温度を検出する。温度センサ20は、例えば、粒子検出センサ10と同様に、換気装置40の吸込口42に設けられている。なお、温度センサ20の設置位置は、これに限らない。温度センサ20は、粒子検出センサ10が設置された空間と同じ空間、具体的には屋外に設けられていればよく、換気装置40から離れて設けられてもよい。
温度センサ20は、気体の温度を検出し、検出した温度を示す温度データをシステムコントローラ30に出力する。なお、温度センサ20は、温度だけでなく、湿度などの気体に関する他の情報を取得してもよい。
[システムコントローラ]
システムコントローラ30は、粒子検出システム1の全体的な動作を制御する。図1に示すように、システムコントローラ30は、マイクロコントローラ31を備える。システムコントローラ30は、有線又は無線により、粒子検出センサ10、温度センサ20及び換気装置40の各々と通信可能に接続されており、情報の送受信を行う。
マイクロコントローラ31は、粒子検出センサ10から出力されるセンサ出力値と温度センサ20が検出した温度とを用いて、気体に含まれる粒子の質量濃度を算出する。具体的には、マイクロコントローラ31は、温度センサ20が検出した温度をt、センサ出力値をX、質量濃度をY、予め定められた定数をA及びBとしたとき、Y=(At+B)Xで表される式に基づいて、質量濃度を算出する。質量濃度の算出処理については、後で説明する。
図1に示すように、マイクロコントローラ31は、メモリ32と、プロセッサ33とを有する。マイクロコントローラ31は、メモリ32から演算プログラムを読み出して実行することで、質量濃度を算出する。
なお、図示しないが、マイクロコントローラ31は、粒子検出センサ10から出力されたセンサ出力値、及び、温度センサ20から出力された温度データが入力される入力ポートを有する。また、マイクロコントローラ31は、算出した質量濃度を出力する出力ポートを有する。
メモリ32は、半導体メモリなどの不揮発性メモリである。メモリ32には、センサ出力値と温度センサ20が検出した温度とが入力された場合に、質量濃度を出力する演算プログラムが記憶されている。
プロセッサ33は、メモリ32から演算プログラムを読み出して実行する。具体的は、プロセッサ33は、センサ出力値及び温度データを取得し、読み出した演算プログラムを実行することで、質量濃度を算出して出力する。
なお、システムコントローラ30は、算出された質量濃度に基づいて換気装置40を制御してもよい。例えば、質量濃度が所定の閾値より高い場合に、屋外の空気の屋内への取り込みを抑制してもよい。あるいは、質量濃度が所定の閾値より高い場合に、屋外の空気から粒子を取り除くためのフィルタの動作効率を高めてもよい。これにより、換気装置40を通って屋内へ供給される空気に含まれる粒子数を少なくすることができる。
[換気装置]
換気装置40は、屋外と屋内との間で換気を行う。図2に示すように、換気装置40は、熱交換器41と、屋外に面した吸込口42と、屋内に面した吹出口43と、屋内に面した吸込口44と、屋外に面した吹出口45とを有する。
換気装置40は、吸込口42を介して屋外から気体を取り入れ、取り入れた気体を、吹出口43を介して屋内に放出する。また、換気装置40は、吸込口44を介して屋内から気体を取り入れ、取り入れた気体を、吹出口45を介して屋外に放出する。
熱交換器41は、吸込口42から吹出口43に至る気体の経路、及び、吸込口44から吹出口45に至る気体の経路上に配置されている。熱交換器41は、吸込口42から取り入れた屋外の気体(すなわち、外気)に対して適切な熱を与え又は奪い、適温の気体を吹出口43から屋内に吹き出させる。ここで、適温は、室温として適した20℃〜28℃程度の範囲であり、例えば、ユーザが屋内の温度として予め設定した温度である。
また、熱交換器41は、吸込口44から取り入れた屋内の気体に対して熱を与え又は奪った後の気体を吹出口45から屋外に吹き出させる。なお、熱交換器41は、吸込口44から取り入れた屋内の気体に対して適切な熱を与え又は奪い、適温の気体を吹出口43から屋内に吹き出させてもよい。すなわち、熱交換器41は、屋内との間で気体を循環させてもよい。
本実施の形態では、熱交換器41は、気体に含まれる粒子を除去するフィルタを備える。フィルタは、例えば、吸込口42から取り入れた外気に含まれるPM2.5などの粒子を取り除く。これにより、粒子の質量濃度が十分に低い清浄な気体が吹出口43から屋内に供給される。
なお、換気装置40の構成は、図2で示した例には限らない。例えば、換気装置40は、換気扇などのように熱交換機能を有しなくてもよい。
[粒子検出センサの温度依存性]
続いて、本発明者らが見出した粒子検出センサ10の温度依存性について説明する。
本実施の形態に係る粒子検出センサ10は、温度tによって、実測値であるセンサ出力値と、実際の真値である質量濃度とが相違する。これは、粒子検出センサ10が備える投光素子12の温度特性の影響のためと考えられる。
例えば、投光素子12が発光ダイオードである場合、同じ電力を発光ダイオードに供給したとしても、発光ダイオードは、温度が高くなる程、光出力が弱くなるという特性を有する。このため、温度が高い場合には、粒子検出センサ10から出力されるセンサ出力値は、温度が低い場合よりも小さくなる。
したがって、センサ出力値Xに所定の換算係数Kを乗ずることで、質量濃度の真値Yを算出することができる。温度が高い場合の換算係数Kは、温度が低い場合の換算係数Kより大きな値である。
図4は、本実施の形態に係る粒子検出センサ10のセンサ出力値Xと質量濃度Yとの関係を示す図である。図5は、本実施の形態に係る温度センサ20が検出した温度tと換算係数Kとの関係を示す図である。
図4に示すように、センサ出力値Xと質量濃度Yとは、比例関係を有する。この比例関係の比例定数は、温度tに依存する。比例定数は、センサ出力値Xを質量濃度Yに換算するための換算係数Kである。
具体的には、温度tが大きい程、換算係数Kは大きくなり、温度tが小さい程、換算係数Kは小さくなる。より具体的には、図5に示すように、換算係数Kは、温度tの一次関数で表される。つまり、定数A及びBを用いて、換算係数Kは、K=At+Bで表される。
したがって、質量濃度Yは、センサ出力値X、温度t、定数A及びBを用いて、Y=(At+B)Xという式で表される。定数A及びBは、質量濃度Y及び温度tが予め定められた条件下で、粒子検出センサ10を用いた質量濃度の測定を行うことで決定される。
[動作]
次に、本実施の形態に係る粒子検出システム1の動作について、図6を用いて説明する。図6は、本実施の形態に係る粒子検出システム1の動作を示すフローチャートである。
なお、粒子検出センサ10は、常時、粒子Pの検出を行っている。具体的には、粒子検出センサ10では、投光素子12が常に光L1を出射しており、検出領域DAを粒子Pが通過した場合に、通過中の粒子Pによる散乱光L2が受光素子13に受光される。信号処理回路14は、散乱光L2の受光強度に基づいて粒子Pのサイズの分類、及び、個数のカウントを行う。信号処理回路14は、分類結果及び個数のカウント値に基づいて質量濃度の実測値を算出し、算出した実測値をセンサ出力値Xとして出力する。センサ出力値Xの出力タイミングは、特に限定されない。例えば、粒子検出センサ10は、一定期間毎にセンサ出力値Xを出力する。
図6に示すように、マイクロコントローラ31は、粒子検出センサ10から出力されたセンサ出力値Xを取得する(S10)。次に、マイクロコントローラ31は、温度センサ20から温度データを取得する(S20)。なお、センサ出力値Xの取得と温度データの取得とはいずれが先に行われてもよく、同時に行われてもよい。
次に、マイクロコントローラ31は、センサ出力値Xと温度データが示す温度tとを用いて、気体に含まれる粒子の質量濃度Yを算出する(S30)。具体的には、プロセッサ33がメモリ32から演算プログラムを読み出し、センサ出力値Xと温度tに基づいて演算プログラムを実行することで、質量濃度Yを算出する。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る粒子検出システム1は、気体に含まれる粒子Pを検出する光散乱式の粒子検出センサ10と、気体の温度を検出する温度センサ20と、マイクロコントローラ31とを備える。マイクロコントローラ31は、粒子検出センサ10から出力されるセンサ出力値と温度センサ20が検出した温度とを用いて、気体に含まれる粒子の質量濃度を算出する。
これにより、センサ出力値だけでなく温度を用いて質量濃度を算出するので、粒子検出センサ10が温度によって影響を受けた場合であっても、質量濃度を精度良く検出することができる。このため、粒子検出システム1は、温度変化が大きい環境下でも使用することができ、汎用性が高い。
このように、本実施の形態によれば、質量濃度を精度良く検出することができ、汎用性が高い粒子検出システム1を提供することができる。
また、本発明者らは、異なる温度条件下で粒子検出センサ10を用いた質量濃度の測定試験を行うことで、センサ出力値Xと質量濃度Yとが比例関係を有することを見出した。さらに、本発明者らは、比例関係の比例定数である、センサ出力値Xを質量濃度Yに換算するための換算係数Kは、温度tの一次関数で表されることを見出した。
そこで、粒子検出システム1では、例えば、マイクロコントローラ31は、温度センサ20が検出した温度をt、センサ出力値をX、質量濃度をY、予め定められた定数をA及びBとしたとき、Y=(At+B)Xで表される式に基づいて、質量濃度を算出する。
これにより、温度条件に応じて質量濃度を精度良く検出することができる。
また、例えば、粒子検出センサ10は、検出領域DAに向けて光L1を出射する投光素子12と、検出領域DAを通過する粒子Pによる光L1の散乱光L2を受光する受光素子13と、投光素子12及び受光素子13を収納し、内部に検出領域DAを有する筐体11と、散乱光L2の受光強度に基づいて気体に含まれる粒子の質量濃度の実測値を算出し、算出した実測値をセンサ出力値として出力する信号処理回路14とを備える。
これにより、検出領域DA、投光素子12及び受光素子13が筐体11に収納されているので、ノイズの原因となる外光が受光素子13に入射しにくくなる。このため、センサ出力値の信頼性が高くなるので、質量濃度を精度良く検出することができる。
また、例えば、投光素子12は、発光ダイオードである。
これにより、粒子検出センサ10の投光素子12が発光ダイオードである場合に、Y=(At+B)Xの関係への適合性が良いので、粒子検出システム1は、温度条件に応じて質量濃度を精度良く検出することができる。
また、例えば、マイクロコントローラ31は、メモリ32を有する。メモリ32には、センサ出力値と温度センサ20が検出した温度とが入力された場合に、質量濃度を出力する演算プログラムが記憶されている。マイクロコントローラ31は、メモリ32から演算プログラムを読み出して実行することで、質量濃度を算出する。
これにより、センサ出力値と温度とを取得するだけで、マイクロコントローラ31が質量濃度を自動的に算出することができる。
また、例えば、粒子検出システム1は、さらに、屋外に面した吸込口42と屋内に面した吹出口43とを有し、吸込口42を介して屋外から気体を取り入れ、取り入れた気体を、吹出口43を介して屋内に放出する換気装置40を備える。粒子検出センサ10は、吸込口42に設けられている。
これにより、換気装置40の吸込口42に設けられた粒子検出センサ10は、屋外の空気に晒されるので、外気温の影響を受けやすくなる。特に、換気装置40は、屋外の空気を取り入れるため、春夏秋冬、又は、乾季及び雨季などの様々な環境下に粒子検出センサ10が晒される。特に、一日の気温の変化、及び、年間の気温の変化が大きい大陸内部での使用を考慮に入れた場合、−40℃〜+40℃程度の範囲で適切な動作を保証することが期待される。
本実施の形態に係る粒子検出システム1によれば、変化が大きい外気温の影響を粒子検出センサ10が受ける場合であっても、上述したように質量濃度を精度良く検出することができる。このため、粒子検出システム1は、換気装置40の屋内側だけでなく、屋外側の粒子の質量濃度も検出することができ、汎用性が一層高くなる。
また、例えば、本実施の形態に係る粒子検出方法は、気体に含まれる粒子Pを検出する光散乱式の粒子検出センサ10から出力されるセンサ出力値を取得し、温度センサ20から気体の温度を取得し、センサ出力値と温度とを用いて、気体に含まれる粒子の質量濃度を算出する。
これにより、質量濃度を精度良く検出することができ、汎用性が高い粒子検出方法を提供することができる。
(その他)
以上、本発明に係る粒子検出システムについて、上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、粒子検出センサ10のセンサ出力値Xと質量濃度Yとが、温度tに依存する換算係数Kを比例定数とする比例関係を有する例について示したが、これに限らない。例えば、換算係数Kは、温度tのn次関数又は指数関数などで表されてもよい。
また、例えば、マイクロコントローラ31は、メモリ32を備えていなくてもよい。例えば、システムコントローラ30に着脱自在なメモリに演算プログラムが記憶されていてもよい。マイクロコントローラ31は、システムコントローラ30に着脱されたメモリから演算プログラムを読み出して実行してもよい。
また、例えば、粒子検出システム1は、換気装置40を備えていなくてもよい。例えば、粒子検出センサ10は、換気装置ではなく、街灯などの照明装置、信号機、監視カメラ、窓、看板、又は、車などの移動体などに設けられていてもよい。
また、例えば、マイクロコントローラ31は、温度センサ20が検出した温度を取得しなくてもよい。例えば、マイクロコントローラ31は、民間機関又は公共機関などが公表する気温データから、粒子検出センサ10が設置された地点の気温を、気体の温度として取得してもよい。
また、上記実施の形態で説明した装置間の通信方法については特に限定されるものではない。装置間で無線通信が行われる場合、無線通信の方式(通信規格)は、例えば、Zigbee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又は、無線LAN(Local Area Network)などの近距離無線通信である。あるいは、無線通信の方式(通信規格)は、インターネットなどの広域通信ネットワークを介した通信でもよい。また、装置間においては、無線通信に代えて、有線通信が行われてもよい。有線通信は、具体的には、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)又は有線LANを用いた通信などである。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよく、あるいは、複数の処理が並行して実行されてもよい。また、粒子検出システムが備える構成要素の複数の装置への振り分けは、一例である。例えば、一の装置が備える構成要素を他の装置が備えてもよい。また、粒子検出システムは、単一の装置として実現されてもよい。
例えば、上記実施の形態において説明した処理は、単一の装置(システム)を用いて集中処理することによって実現してもよく、又は、複数の装置を用いて分散処理することによって実現してもよい。また、上記プログラムを実行するプロセッサは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、又は分散処理を行ってもよい。
また、上記実施の形態において、制御部などの構成要素の全部又は一部は、専用のハードウェアで構成されてもよく、あるいは、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU(Central Processing Unit)又はプロセッサなどのプログラム実行部が、HDD(Hard Disk Drive)又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、制御部などの構成要素は、1つ又は複数の電子回路で構成されてもよい。1つ又は複数の電子回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
1つ又は複数の電子回路には、例えば、半導体装置、IC(Integrated Circuit)又はLSI(Large Scale Integration)などが含まれてもよい。IC又はLSIは、1つのチップに集積されてもよく、複数のチップに集積されてもよい。ここでは、IC又はLSIと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又は、ULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれるかもしれない。また、LSIの製造後にプログラムされるFPGA(Field Programmable Gate Array)も同じ目的で使うことができる。
また、本発明の全般的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路又はコンピュータプログラムで実現されてもよい。あるいは、当該コンピュータプログラムが記憶された光学ディスク、HDD若しくは半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な非一時的記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 粒子検出システム
10 粒子検出センサ
11 筐体
12 投光素子
13 受光素子
14 信号処理回路
20 温度センサ
31 マイクロコントローラ
32 メモリ
40 換気装置
41 熱交換器
42 吸込口
43 吹出口
DA 検出領域
L1 光
L2 散乱光
P 粒子

Claims (8)

  1. 検出領域に向けて光を出射する投光素子を有し、気体に含まれる粒子を検出する光散乱式の粒子検出センサと、
    前記気体の温度を検出する温度センサと、
    コントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記粒子検出センサから出力されるセンサ出力値と前記温度センサが検出した温度とを用いて、前記気体に含まれる粒子の質量濃度を算出する
    粒子検出システム。
  2. 前記コントローラは、前記温度センサが検出した温度をt、前記センサ出力値をX、前記質量濃度をY、予め定められた定数をA及びBとしたとき、
    Y=(At+B)X
    で表される式に基づいて、前記質量濃度を算出する
    請求項1に記載の粒子検出システム。
  3. 前記粒子検出センサは、
    記検出領域を通過する粒子による前記光の散乱光を受光する受光素子と、
    前記投光素子及び前記受光素子を収納し、内部に前記検出領域を有する筐体と、
    前記散乱光の受光強度に基づいて前記気体に含まれる粒子の質量濃度の実測値を算出し、算出した実測値を前記センサ出力値として出力する信号処理回路とを備える
    請求項1又は2に記載の粒子検出システム。
  4. 前記投光素子は、発光ダイオードである
    請求項1〜のいずれか1項に記載の粒子検出システム。
  5. 前記コントローラは、メモリを有し、
    前記メモリには、前記センサ出力値と前記温度センサが検出した温度とが入力された場合に、前記質量濃度を出力する演算プログラムが記憶されており、
    前記コントローラは、前記メモリから前記演算プログラムを読み出して実行することで、前記質量濃度を算出する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の粒子検出システム。
  6. さらに、屋外に面した吸込口と屋内に面した吹出口とを有し、前記吸込口を介して前記屋外から前記気体を取り入れ、取り入れた前記気体を、前記吹出口を介して前記屋内に放出する換気装置を備え、
    前記粒子検出センサは、前記吸込口に設けられている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の粒子検出システム。
  7. 検出領域に向けて光を出射する投光素子を有し、気体に含まれる粒子を検出する光散乱式の粒子検出センサから出力されるセンサ出力値を取得し、
    温度センサから前記気体の温度を取得し、
    前記センサ出力値と前記温度とを用いて、前記気体に含まれる粒子の質量濃度を算出する
    粒子検出方法。
  8. 請求項7に記載の粒子検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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