JP6861034B2 - 容器のキャップ - Google Patents
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Description
なお、本発明に係るフック突起は、キャップ体の側壁部から外方に突出してシュリンク包装したときにシュリンクフィルムの上端縁部を引っ掛けると共に、フィルムの熱収縮時にフィルムに食い込むように張り付いて、キャップ体を吐出口部に固定する機能を有するから、その形状は必ずしも鈎状である必要は無く、円弧状、爪状、角形状又はそれらの組み合わせた形状の構成も含まれるものである。
また、キャップ体の外側壁部に設けたフック突起部はシュリンクフィルムの上端縁部を被って張り付かせるから、キャップ体の外側壁部から浮き上がったフィルム上端縁部にはぎ取り用の摘み片を設けることが容易になり、且つ剥ぎ取り操作も簡単で確実になる効果がある。
更に、フック突起はキャップ体を取り外したときの転がり防止になると共に、キャップ体の装著時にフック突起部が容器上部に部分的に集中して当接する場合には、より強固な固定機能が得られる効果がある。
フック突起部の数が1個の場合には、フック突起部全体を確実にシュリンクフィルムで被覆することができ、強固に固定することができる効果があり、2個以上の複数のフック突起部の場合には、複数のフック突起部にシュリンクフィルムで固定される力を分散することができ、予期せぬ力がキャップに加わった場合にフック突起部に局所的に力がかかりシュリンクが破れてしまうことを防止する効果を発揮する。
なお、スカート部の外周辺部が下方に湾曲又は屈曲した湾曲周辺部を有する構成は、平板的なスカート部の外周辺部が急に下方に湾曲又は屈曲した湾曲周辺部の他に、平板的なスカート部の外周辺部が途中から徐々に湾曲又は屈曲した湾曲周辺部、又は、スカート部の基部付近から湾曲又は屈曲した結果として外周辺部が下方に湾曲又は屈曲した湾曲周辺部も含まれる。
また、フック突起部を設けたスカート部までをシュリンクフィルムで被覆すればよいので、シュリンクサイズを必要以上に大きくする必要がなく、そのためシュリンクフィルムの収縮率もより小さな範囲で納めることができるので、開封時に開封用のミシン目部が引き裂き途中で千切れてしまうことも防止する。
また、使用後に容器内部を洗浄しやすくなったり、分別廃棄し易くなるなどの効果も発揮する。
また、キャップ体の先端が細いと、キャップ全体を1ピースのシュリンクフィルムで被覆することがより難しくなるため、前記各種効果を発揮しやすくなる。
また、本発明に係る容器のキャップは、把持用の平面部または凹部をフック突起部の設けてない側面に設けてなる構成を有することにより、平面部または凹部を把持したときに指先がフック突起部に当たって操作を邪魔しないようにすると共に、フック突起部の側面を平面部または凹部と供用して操作することができる効果がある。
また、本発明に係る容器のキャップは、把持用の平面部または凹部の周囲にローレット状の滑り止め部を設けてなる構成を有することにより、回転操作をより容易にする効果がある。
突起の数は、少なければ確実にシュリンクフィルムで被覆することができ、強固に固定することができる効果があるが、予期せぬ力がキャップに加わった場合にフック突起部に局所的に力がかかりシュリンクが破れてしまうことも考えられる。逆に多ければ、複数のフック突起部にシュリンクフィルムで固定される力を分散することができ、破れは防止できるが、フック突起部同士の間でシュリンクフィルムがキャップ体やスカート部から浮いてしまい、固定する効果が薄れる場合もあり、適宜設計するとよい。
また、本発明に係る容器のキャップは、上記のいずれかに記載の容器のキャップ又は容器において、シュリンクフィルムが文字、図形又は色彩を印刷したシュリンクラベルからなる容器のキャップ又は容器を提供する効果がある。
また、シュリンクフィルムの上端縁部がフック突起部に被っていればよいので、キャップ天面や上部外側壁部まで広く被覆する必要がなく、シュリンクサイズを必要以上に大きくする必要がなく、そのためシュリンクフィルムの収縮率も一定範囲で納めることができるので、開封時に開封用のミシン目部が引き裂き途中で千切れてしまうことも防止する。
また、本発明に係わる容器のキャップのフック突起部は容器の絞り面部の外径を突出させないことで、流通におけるシュリンクフィルムの切れ防止の効果がある。
また、本発明に係わる容器のキャップのスカート部は容器の絞り面部の外形を突出させないことで、シュリンクフィルムの熱収縮を行いやすくなる効果がある。
フック突起部14の数は、図では円周状に等間隔で4個設けてあるが、1個又は2個以上からなる構成にすることができる。フック突起部14の形状又はキャップ体10の形状と用途に合わせて、フック突起部14の数と配置は設定することができる。
シュリンクフィルム30は、図11に記載の断面図に点線で表示してあるように、容器20の胴部を覆っており、その上端縁部31がスカート部13のフック突起部14を覆い、図12に記載のように、スカート部13の表面に圧着するシュリンクフィルムの上端縁部31にフック突起部14が突出して固定されるように構成してある。図8はスカート部1 3を平面的に展開して示し、突起部の先端部14 aはスカート部13の周辺部12まで達している。
前記リブ状をなすフック突起部14は、スカート部13の固定力を補強し、且つ、スカート部13の肉厚をより薄くすることができる。
また、図に記載のように、キャップ体10の底部11の外周部にはフランジ部15を設けてあり、フランジ部15の外周に、前記スカート部13を設けることにより、フランジ部15によってスカート部13の内周部をキャップ体10の底部11に強固に接合することができると共に、フランジ部15まで、シュリンクフィルム30の上端縁部31で覆うことによって、フック突起部14によるシュリンクフィルムの上端縁部31の浮いた内周部分を塞いで、保持することができる。
また、本発明に係る容器のキャップ10のフック突起部14のキャップスカート部13に接する部分のキャップ10の回転方向の長さの全フック突起部の合計が、フック突起部14がスカート部13とともに1回転するときの円周長さの3分の1の長さ以下であるように設定する範囲で、フック突起部14の数を設定することが好ましい。
なお、中間キャップ24の無い一体型の容器20の場合は、チューブ容器のように容器20の底部を解放した状態で内容物を充填して、底部を熱溶着手段などで閉鎖することとなる。
また、把持用の凹部16をフック突起部14の設けてない側面に把持用の凹部16を設けることにより、凹部16を把持したときに指先がフック突起部14に当たって操作を邪魔しないようにすると共に、フック突起部14の側面14 bを凹部16と供用して容易に回転操作することができるように構成しである。
また、本発明に係る容器のキャップは、把持用の凹部16の周囲にローレット状の滑り止め部17を設けてなる構成を有することにより、回転操作をより容易にする効果がある。この場合、把持用の凹部16に位置するローレット状の滑り止め部17 aは把持を容易にするために小さめに設けてある。
なお、ローレット状の滑り止め部17は、シュリンクフィルムが熱収縮したとしてもローレット状の凹部までシュリンクフィルムが到達していない。
また、本発明に係る容器のキャップを装着した容器のシュリンクフィルム30を取り外すための摘みは、開示していないが上端片部31にあるため、頂部18に設けるより摘みが大きく、容易にシュリンクフィルム30を取り外すことができる。
2 外ねじ部
3 外ねじ部
4 内ねじ部
1 0 キャップ体
1 1 底部
1 2 外周辺部
1 3 スカート部
1 4 フック突起部
1 5 フランジ部
1 6 凹部
1 7 滑り止め部
1 8 頂部
1 9 内栓部
2 0 容器
2 1 吐出口部
2 2 絞り面部
2 3 開口部
2 4 中間キャップ
2 5 肩面部
2 6 先端吐出口
3 0 シュリンクフィルム
3 1 上端縁部
Claims (11)
- 容器の胴部に対して口細状の吐出口部を容器上部の絞り面部に有するシュリンクフィルム被覆用の容器のキャップにおいて、前記吐出口部に装着するキャップ体の外側壁部に、容器包装用のシュリンクフィルムを被覆したときに該シュリンクフィルムの上端縁部を纏わせて張り付かせるフック突起部を設けると共に、前記フック突起部に前記絞り面部に当接する先端部を設けてなる容器のキャップ。
- フック突起部の数が1個又は2個以上からなる特許請求の範囲の請求項1に記載の容器のキャップ。
- キャップ体の底部の外周部にフランジ部を設け、当該フランジ部の外周に、前記フック突起部を設けてなる特許請求の範囲の請求項1又は2に記載の容器のキャップ。
- 前記フランジ部の外周に、前記フック突起部を放射状に設けてなる特許請求の範囲の請求項1、2又は3に記載の容器のキャップ。
- 容器の胴部に対して口細状の吐出口部を容器上部の絞り面部の中央に設けたシュリンクフィルム被覆用の容器のキャップにおいて、吐出口部に装着するキャップ体のフック突起部に、外周辺部が前記絞り面部に当接するスカート部を設けてなる請求項1乃至4のいずれかに記載の容器のキャップ。
- スカート部の外周辺部が下方に湾曲又は屈曲した湾曲周辺部を有する特許請求の範囲の請求項5に記載の容器のキャップ。
- スカート部の外周辺部が円弧状、多角形状、プロペラ形状、花弁形状又は星形状のいずれか一つ又いずれかの組合せからなる特許請求の範囲の請求項5又は6に記載の容器のキャップ。
- フック突起部がスカート部の上面にキャップ体の底部側面から一体にリブ状に突設して設けてある特許請求の範囲の請求項5、6又は7に記載に記載の容器のキャップ。
- キャップ体の底部の外周部にフランジ部を設け、当該フランジ部の外周に、前記スカート部を設けてなる特許請求の範囲の請求項5乃至8のいずれかに記載の容器のキャップ。
- 容器上部の絞り面部が、広口の容器の口部に別体に成形して装着した口細状の吐出口部を有する中間キャップの肩面に設けてある特許請求の範囲の請求項1乃至10のいずれかに記載の容器のキャップ。
- キャップ体が先細状に底部に対して頂部の外径が小さい形状からなる特許請求の範囲の請求項1乃至10のいずれかに記載の容器のキャップ。
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