JP6859746B2 - 無菌充填方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリフォームを加熱し、加熱したプリフォームをボトルにブロー成形し、成形されたボトルを殺菌し、殺菌されたボトルに無菌雰囲気で内容物を充填し、内容物が充填されたボトルを殺菌されたキャップにより密封する無菌充填方法及び装置において、ブロー成形時に延伸ロッドからホットエアをボトル底部に吹き付ける無菌充填方法及び装置に関する。
従来、ボトル等の容器を殺菌する場合、殺菌剤を容器に接触させる前に、容器を予備加熱することで殺菌効果を高める殺菌方法が提案されている(特許文献1)。その後、プリフォームを連続走行させながら、プリフォームを加熱炉内に導入し、加熱炉内でプリフォームを容器に成形するための温度まで加熱し、加熱したプリフォームを容器にブロー成形し、成形された容器に成形時の熱が残留した状態で殺菌剤と接触させて容器を殺菌し、殺菌された容器に内容物を充填し、内容物が充填された容器を密封する殺菌方法及び殺菌装置が提案されている(特許文献2)。この時、容器の一部の温度が50℃以上であることが好ましいとされている。この方法によれば、成形した容器を殺菌前に予備加熱する必要がない。
さらに上記の殺菌方法において、成形した容器の温度を測定し、殺菌に適した熱が容器に残留していることを検査する飲料充填方法及び装置が提案されている(特許文献3)。ボトルの外面の複数箇所の温度を測定し、目標値に達していない容器は不良として排除している。
通常、ポリエチレンテレフタレート製のプリフォームを容器にブロー成形する場合、容器に耐熱性、耐衝撃性及び耐圧性を付与するため、及びブロー金型の温度上昇を防ぐために、金型の必要な部分に冷却水を流すことが行われている。さらに、金型内のプリフォームを延伸ロッドで縦方法に延伸させ、同時に空気等の圧縮流体をブローノズルから噴出させてプリフォームを横方向に延伸させた後、延伸ロッドが後退して金型が開く直前までに、延伸ロッドに設けた複数の孔から冷却用気体を噴出させて容器を冷却することも提案されている(特許文献4)。また、容器の底部のみに、延伸ロッドの先端からボトルの底部に冷却空気を吹き付けることも提案されている(特許文献5)。特に、容器に炭酸飲料を充填するために、容器の底部がペタロイド形状となっている場合に耐圧強度が要求されるために有効とされている。このように、プリフォームを加熱してブロー成形により容器を得る場合、容器を金型から取り出す前に冷却することが一般的となっている。
特開2001−39414号公報 特開2006−111295号公報 特表2010−155631号公報 特開平5−261799号公報 特開2000−343590号公報
プリフォームを供給し、供給されたプリフォームを加熱し、加熱されたプリフォームをボトルにブロー成形し、成形されたボトルを殺菌し、殺菌されたボトルに無菌雰囲気で殺菌された内容物を充填し、内容物が充填されたボトルを殺菌されたキャップにより密封する無菌充填装置において、成形された容器に成形時の熱が残留していると、容器を予備加熱することなく容器を殺菌することができる。このような無菌充填装置は、高速生産性及び殺菌性に優れるため広く利用されるようになった。この無菌充填装置では、容器の過度な冷却を避けるために金型内で容器に冷却エアを吹き付けることはせずに、金型の冷却も殺菌時の容器温度を適正範囲に維持するように行っている。しかし、延伸度が低い容器の底部は耐熱性、耐衝撃性及び耐圧性を付与するために急冷する必要があり、底部金型には冷却水を通し、冷却している。そのために、金型から容器を取り出し、容器を殺菌する際に、容器の底部の温度が低下し、殺菌が不十分な場合がある。
そこで、プリフォーム供給からプリフォームの成形、成形された容器の殺菌、殺菌された容器への内容物の充填、充填された容器の密封という工程が連続して行われる無菌充填装置において、容器の殺菌時に、容器成形時の熱が殺菌に適性を有する程度に残存していることが必要である。特に、金型により冷却される容器の底部の内部表面の温度を適正に保持することがもとめられる。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであって、プリフォームを加熱し、加熱されたプリフォームをボトルにブロー成形し、成形されたボトルを殺菌し、殺菌されたボトルに無菌雰囲気で内容物を充填し、内容物が充填されたボトルを殺菌されたキャップにより密封する無菌充填方法及び装置において、容器殺菌時に容器の底部内面が殺菌に適した温度以上となる無菌充填方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明に係る無菌充填方法は、少なくとも、プリフォームを加熱するプリフォーム加熱工程、加熱されたプリフォームを容器に成形する成形工程、成形された前記容器を殺菌する殺菌工程、殺菌された内容物を前記容器に無菌雰囲気で充填する充填工程及び殺菌されたキャップにより前記内容物が充填された前記容器を無菌雰囲気で密封する密封工程からなる無菌充填方法において、前記成形工程が少なくとも、延伸ロッドの先端から前記容器の底部へ50℃〜120℃のホットエアの吹き付け工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係る無菌充填方法は、前記容器の前記底部の形状がペタロイド形状であると好適である。
本発明に係る無菌充填装置は、少なくとも、プリフォームを加熱するプリフォーム加熱部、加熱されたプリフォームを容器に成形する成形部、成形された前記容器を殺菌する殺菌部、殺菌された内容物を前記容器に無菌雰囲気で充填する充填部及び殺菌されたキャップにより前記内容物が充填された前記容器を無菌雰囲気で密封する密封部からなる無菌充填装置において、前記成形部が少なくとも、延伸ロッドの先端から前記容器の底部に50℃〜120℃のホットエアを吹き付けるホットエア吹き付け装置を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る無菌充填装置は、前記ホットエア吹き付け装置がエア供給装置及び加熱装置を備えると好適である。
また、本発明に係る無菌充填装置は、前記成形部が、前記容器の前記底部がペタロイド形状である前記容器を成形する成形部であると好適である。
本発明の無菌充填方法によれば、成形された容器の底部にホットエアを吹き付けることで、殺菌時に容器内部の底部表面温度が適正に保持され、残存する成形時の熱と相まって、容器内面の殺菌効果を高めることができる。特に、底形状がペタロイド形状のように深い凹凸が設けられる形状において、ホットエアを吹き付けることで、谷を形成する容器表面温度が高くなり、殺菌に効果的である。また、本発明の無菌充填装置は、成形された容器の底部にホットエアを吹き付けるホットエア吹き付け装置を備えることで、高い無菌性を確保することができる。ホットエアの吹き付けは容器底部の内面に行われ、容器底部の内部表面の温度を上げる。従って、底部全体の温度を上げることはなく、底部の耐熱性、耐衝撃性及び耐圧性を低下させることはない。
本発明の実施の形態に係る無菌充填装置の一例の概略を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るプリフォームをボトルに成形する工程を示し、(A)はプリフォームの供給工程を、(B)はプリフォームの加熱工程を、(C)はプリフォームのボトルへのブロー成形工程を、(D)は成形されたボトルの取り出し工程を示す。 本発明の実施の形態に係るボトル成形工程の詳細を示し、(E)は延伸ロッドの挿入工程を、(F)は加圧エア吹き込み工程を、(G)は延伸ロッドによるボトル底部へのホットエア吹き付け工程を示す。 本発明の実施の形態に係る殺菌及び充填工程を示し、(H)はボトルへの殺菌剤ガス吹き付け工程を、(I)はボトルのエアリンス工程を、(J)はボトルへの内容物の充填工程を、(K)はボトルの密封工程を示す。 本発明の実施の形態に係る殺菌剤のガス生成器を示す。
以下に本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1に本発明に係る無菌充填装置の実施の形態を示す。容器としてのボトルを殺菌する無菌充填装置であり、プリフォームの供給から加熱部、成形部、検査部、殺菌部、エアリンス部、充填部、密封部及び排出部からなる無菌充填装置の概要を図1により説明し、各部の詳細を図2、図3、図4及び図5により説明する。この実施の形態によれば、殺菌時のボトルの底部内表面の温度を殺菌に適した温度にすることができるため、ボトル底部の高い殺菌効果が得られる。
(実施の形態の概要)
図1に示すように、本実施の形態に係る無菌充填装置は、プリフォーム1を供給するプリフォーム供給装置4、プリフォーム1をボトル2に成形する温度に加熱する加熱部10、加熱されたプリフォーム1をボトル2に成形する成形部15、成形されたボトル2を殺菌する殺菌部34、殺菌されたボトル2をエアリンスするエアリンス部36、エアリンスされたボトル2に殺菌された内容物を充填する充填部40、内容部が充填されたボトル2を殺菌されたキャップ3により密封する密封部44、密封されたボトル2を排出コンベヤ48に載置し、排出コンベヤ48によりボトル2を非無菌雰囲気に排出する排出部47を備える。ここで、エアリンス部36は備えなくても構わない。
加熱部10及び成形部15は成形部チャンバー16、殺菌部34は殺菌部チャンバー35、エアリンス部36はエアリンス部チャンバー38、充填部40及び密封部44は充填部チャンバー42、排出部47は排出部チャンバー49により各々遮蔽されている。殺菌部34で発生する殺菌剤のガス若しくはミスト又はこれらの混合物が成形部15に流入しないように、成形部15と殺菌部34の間には雰囲気遮断チャンバー31が設けられている。殺菌部34で発生する殺菌剤のガス若しくはミスト又はこれらの混合物は、雰囲気遮断チャンバー31が排気されることで、成形部15に流入することはない。ここで、排出部47は充填部チャンバー42により遮蔽されても構わない。
無菌充填装置の稼働中には、殺菌部チャンバー35、エアリンス部チャンバー38、充填部チャンバー42、排出部チャンバー49は、除菌フィルタにより無菌化された無菌エアが供給され、各チャンバー内の圧力を陽圧にすることで、無菌充填装置の無菌性が維持される。陽圧にする圧力は、充填部チャンバー42内が最も高く、エアリンス部チャンバー38、殺菌部チャンバー35と上流に行くほど低く設定される。また、充填部チャンバー42から排出部チャンバー49へと下流に行くにほど低く設定される。雰囲気遮断チャンバー31内の圧力は、雰囲気遮断チャンバー31内が排気されることで、大気圧とほぼ同一に保持される。また、排出部チャンバー49内の圧力は充填部チャンバー42内の圧力よりも低く設定される。例えば、充填部チャンバー42内の圧力を20Pa〜40Paとすると、他のチャンバー内の圧力は充填部チャンバー42内の圧力よりも低く設定される。
(実施の形態の詳細)
まず、図2(A)に示すプリフォーム1が、図1に示すプリフォーム供給装置4から、プリフォーム供給コンベヤ5により所望の速度で連続的に加熱部10に搬送される。
本実施形態におけるプリフォーム1は試験管状の有底筒状体であり図2(A)に示す。プリフォーム1は図2(D)に示したボトル2と同様な口部1aがその成形当初に付与される。この口部1aにはプリフォーム1の成形と同時に雄ネジが形成される。また、プリフォーム1には口部1aの下部に搬送のためのサポートリング1bが形成される。プリフォーム1又はボトル2はこのサポートリング1bを介してグリッパ13により把持され、無菌充填装置内を走行する。プリフォーム1は射出成形、圧縮成形等によって成形される。プリフォーム1の材質はポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂からなり、これらの樹脂単体又は混合物であっても構わないし、リサイクルされた熱可塑性樹脂を含んでも構わない。また、バリア性を付与するために、エチレン−ビニルアルコール共重合体、メタキシリレンジアミンのような芳香族アミンをモノマーとするポリアミド等の熱可塑性樹脂を層として、又は混合物として含んでも構わない。
加熱部10に供給されたプリフォーム1は、一定ピッチで多数のグリッパ13が設けられたホイール6により搬送され、加熱部搬送ホイール7に達する。ここで、図2(B)のようにグリッパ13から解放され、プリフォーム1の口部1aにスピンドル12が挿入されて搬送される。
プリフォーム1は、図2(B)に示すように、赤外線ヒータ9又はその他の加熱手段によって、後のブロー成形に適した温度まで加熱される。この温度は90℃から130℃であると好適である。
なお、プリフォーム1の口部1aの温度は、変形等を防止するため70℃以下の温度に抑えられる。
プリフォーム1は図2(B)に示すように、口部1aにスピンドル12が挿入され、赤外線ヒータ9により加熱され、回転しながら搬送される。スピンドル12は無端チェーン11に一定間隔で設けられている。無端チェーン11は2個のプーリ8により回転する。スピンドル12に代えてマンドレルをプリフォーム1に挿入することにより、プリフォーム1を倒立状態で回転させつつ搬送することも可能である。
加熱されたプリフォーム1は、スピンドル12から解放され、グリッパ13に把持されて、ホイール14を経て、成形部15の成形ホイール17に搬送される。成形ホイール17に備えられた金型18により、図2(C)に示すように、プリフォーム1はボトル2にブロー成形される。金型18及びブローノズル20は、成形ホイール17の回りに複数個配置され、ホイール17の回転とともにホイール17の周りを一定速度で旋回する。加熱されたプリフォーム1が到来すると、金型18はプリフォーム1を挟み込む。続いてブローノズル20がプリフォーム1に接合され、延伸ロッド19がブローノズル20に設けられた孔に導かれる。金型18は胴部金型18aと底部金型18bからなる。底部金型18bはその内部に冷却水が供給され、冷却されている。また、胴部金型18aの口部1aに当接する部分も同様に冷却される。
孔に導かれた延伸ロッド19は図3(E)に示すようにプリフォーム1内に挿入され、プリフォーム1の底部を底部金型18bに接触するまで、プリフォーム1を伸ばす。この延伸ロッド19の挿入と同時に、図3(F)に示すように、ブローノズル20に接続された中圧エア流入口21の電磁弁が開いて、プリフォーム1内に中圧エアが吹き込まれる。さらに、中圧エア流入口21の電磁弁が閉じて、高圧エア流入口22の電磁弁が開き、プリフォーム1内に高圧エアが吹き込まれる。高圧エアの吹き込みにより、プリフォーム1の外壁が金型18に押し付けられてプリフォーム1はボトル2に成形される。その後、高圧エア流入口22の電磁弁は閉じ、ボトル2内に残る高圧エアはエア排出口23の電磁弁が開き、排出される。この時、高圧エアは図示されていない中圧エアタンクに戻されて、中圧エアとして再利用されても構わない。ここで、中圧エアとは1MPa〜2.5MPaの圧力のエアであり、高圧エアとは2.5MPa〜4MPaの圧力のエアである。中圧エア及び高圧エアはフィルタを通し、異物や菌等を除去することが望ましい。
高圧エアがボトル2から排出されると、図3(G)に示すように、ボトル2の底部から離れた延伸ロッド19の先端からホットエアがボトル2の底部に吹き付けられる。ホットエアはホットエア吹き付け装置24により延伸ロッド19に供給される。ホットエア吹き付け装置24はエア供給装置25及び加熱装置26を備える。エア供給装置25は図3(G)のようにブロワでも構わないし、圧縮エア装置であっても構わない。エア供給装置25によるエアは加熱装置26により加熱されて延伸ロッド19に供給される。延伸ロッド19は中空となっており、供給されたホットエアは延伸ロッド19の先端から吹き付けられる。ホットエアの風量と延伸ロッド19の先端から底部までの距離により、ホットエアによる底部への加熱効果は異なるが、ホットエアの温度は50℃〜120℃が好適である。50℃未満では加熱効果がなく、120℃を超えるとボトル2の底部が変形するおそれがある。ボトル2の底部に吹き付けられたホットエアはエア排出口23の電磁弁が開かれ排出される。加熱装置26により加熱されたホットエアはフィルタを通し、異物や菌等が除去されることが望ましい。
延伸ロッド19からボトル2の底部に吹き付けるホットエアの加熱を、図3(G)に示すように、延伸ロッド19の外部で行ってもよいが、延伸ロッド19の内部に組み込んだ加熱装置又は延伸ロッドに電流を流したり、誘導加熱により延伸ロッド19そのものを加熱することで行っても構わない。
延伸ロッド19は、鉄、ステンレス、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、亜鉛、タングステン等の材質からなり、表面にクロムをメッキしても構わない。
延伸ロッド19は中空円柱状であり、例えば断面の径は5mmφ〜20mmφで、中空部分の断面の径は3mmφ〜17mmφである。先端方向を細くするように、部分によって外径や中空径を変更しても構わない。先端は、例えば外径が12mmφの場合、R6mmとして半球形とすると好ましい。先端のホットエア吹き付け孔は、中空部分の径よりも小さくすると好ましい。例えば、中空部の径が9mmφの場合、先端の孔径は3mmφとする。
所定時間、延伸ロッド19からボトル2の底部へのホットエアが吹き付けられた後に、延伸ロッド19はボトル2から抜き出され、ブローノズル20もボトルから離される。その後、成形されたボトル2は、図2(D)に示すように、金型18から取り出され、検査ホイール27に設けられたグリッパ13によりサポートリング1bを把持され、検査ホイール27に受け渡される。
ボトル2は図2(D)に示すように、底部が平坦に近い形状でも、ペタロイド形状でも構わない。底部の形状がペタロイド形状のように深い凹凸が設けられる場合、ホットエアを吹き付けることで、谷を形成する容器表面温度が高くなり、殺菌に効果的である。底部がほぼ平坦なボトルに炭酸飲料を充填すると、充填直後の内圧の上昇により、底部が凸状に膨らんでしてしまうことがある。そのため、炭酸飲料を充填する場合は、底部にペタロイド脚を有するペタロイド形状のボトルが使用される。ペタロイド脚の本数は通常、5〜9本の範囲で任意に設定される。また、ペタロイド脚の谷部の深さは任意に設定される。
成形されたボトル2は、検査ホイール27の周辺に備えられた検査機材28により、ボトル温度、ボトル胴部、サポートリング1b、ボトル口部天面、ボトル底部等が検査され、異常と判断された場合は、図示しない排出装置により、無菌充填装置の外部に排出される。ボトルの検査は成形部チャンバー16内で行われるが、検査部として成形部チャンバー16とは別なチャンバーにより遮蔽しても構わない。
ボトル温度検査は、ボトル2の表面温度を検査して、ボトル2の良否を判断する。温度センサは、例えば赤外線放射温度計(赤外線放射カメラ)であるが、他の温度計を使用することも可能である。ボトル成形時の余熱及び底部加熱によりボトル2が適正温度であることが、ボトル2を殺菌するために必要であり、温度センサにより検出される温度は50℃以上であることが好ましい。ボトル2の各所について温度測定を行うが、少なくとも底部の温度測定を行うことが望ましい。
また、ボトル胴部、サポートリング1b、ボトル口部天面、ボトル底部はカメラにより撮像され、各箇所の状態が検査される。撮像された画像は画像処理装置により処理され、傷、異物、変形、変色等の異常の存否について判断される。許容範囲を超えたボトル2は異常と判断される。
検査機材28による検査により異常と判断されなかったボトル2は、殺菌部34で発生する殺菌剤のガス若しくはミスト又はこれらの混合物が成形部15に流入しないように、成形部15と殺菌部34の間に設けられた雰囲気遮断チャンバー31内のホイール29、30を経て、殺菌部34に搬送される。
殺菌部34に搬送されたボトル2は、ホイール32において、ボトル2へ殺菌剤のガス若しくはミスト又はこれらの混合物を吹き付けられることで殺菌される。ボトル2への殺菌剤ガス吹き付け工程を図4(H)に示す。ボトル2に殺菌剤のガスを吹き付けるため、殺菌剤ガス吹き付けノズル53が設けられる。殺菌剤ガス吹き付けノズル53は、その先端のノズル孔が直下を走行するボトル2の口部1aの開口に正対し得るように固定される。また、必要に応じて殺菌剤ガス吹き付けノズル53の下方にボトル2の走行路に沿って、図3(H)に示すように殺菌剤ガス吹き付けトンネル54が設けられる。殺菌剤ガス吹き付けノズル53は一本であっても複数本であっても構わない。ボトル2に吹き付けられた殺菌剤のガスがボトル2の内部に流入し、ボトル2の内面を殺菌する。このとき、ボトル2が殺菌剤ガス吹き付けトンネル54内を走行することで、殺菌剤のガス若しくはミスト又はこれらの混合物が、ボトル2の外面にも流れて、ボトル2の外面が殺菌される。
また、殺菌剤ガス吹き付けノズル53をボトル2の搬送に追従させ、殺菌剤吹き付けノズル53をボトル2の内部に挿入して、殺菌剤のガス若しくはミスト又はこれらの混合物をボトル2の内面に直接吹き付けても構わない。ボトル2から溢れた出た殺菌剤のガス若しくはミスト又はこれらの混合物は、殺菌剤ガス吹き付けノズル53を囲繞して設けた案内部材に衝突し、ボトル2の外面に流れボトル2の外面に接触する。案内部材には殺菌剤吹き付けノズル53と同軸のフランジ部とフランジ部から外周に突出する環状壁部が設けられていることが好ましい。
殺菌剤のガス若しくはミスト又はこれらの混合物は、図5に示すように、殺菌剤ガス生成器50によりガス化される殺菌剤又はガス化された殺菌剤が凝結したミスト又はこれらの混合物である。殺菌剤ガス生成器50は、殺菌剤を滴状にして供給する二流体スプレーノズルである殺菌剤供給部51と、この殺菌剤供給部51から供給された殺菌剤を分解温度以下に加熱して気化させる気化部52とを備える。殺菌剤供給部51は、殺菌剤供給路51a及び圧縮空気供給路51bからそれぞれ殺菌剤と圧縮空気を導入して殺菌剤を気化部52内に噴霧するようになっている。気化部52は、内外壁間にヒータ52aを挟み込んだパイプであり、このパイプ内に吹き込まれた殺菌剤を加熱し気化させる。気化した殺菌剤のガスは殺菌剤ガス吹き付けノズル53から気化部52外に噴出する。ヒータ52aに換えて誘電加熱により気化部52を加熱しても構わない。
殺菌剤供給部51の運転条件としては、例えば圧縮空気の圧力は0.05MPa〜0.6MPaの範囲で調整される。また、殺菌剤は重力落下であっても圧力を加えられても構わないし、供給量は自由に設定することができ、例えば殺菌剤は殺菌剤供給路51aに、1g/min.〜100g/min.の範囲で供給される。また、気化部52の内表面は140℃から450℃に加熱されることで噴霧された殺菌剤が気化する。
殺菌剤のガスは、図4(H)に示すように殺菌剤ガス吹き付けノズル53からボトル2に吹き付けられる。殺菌剤のガス若しくはミスト又はこれらの混合物の吹き付け量は任意であるが、吹き付け量は、殺菌剤ガス生成器50に供給される殺菌剤の量と吹き付け時間により決まる。殺菌剤ガス生成器50は複数備えても構わない。吹き付け量はボトル2の大きさによっても変動する。
殺菌剤は少なくとも過酸化水素を含有することが好ましい。その含有量は0.5質量%〜65質量%の範囲が適当である。0.5質量%未満では殺菌力が不足する場合があり、65質量%を超えると安全上、扱いが困難となる。また、さらに好適なのは0.5質量%〜40質量%であり、40質量%以下では扱いがより容易であり、低濃度となるために殺菌後の殺菌剤の残留量を低減できる。
殺菌剤を過酸化水素水とした場合、過酸化水素水のガスの吹き付け量は以下の通りとなる。殺菌剤のガス吹き付けノズル53からボトル2の内面に吹き付けられる過酸化水素水のガスにより、ボトル2の内面に付着する過酸化水素の量は、過酸化水素を35質量%含む過酸化水素水の量として、30μL/ボトル〜150μL/ボトルが好ましく、より好ましくは50μL/ボトル〜100μL/ボトルである。また、ボトル2に吹き付けられる過酸化水素水のガスの過酸化水素濃度は、2mg/L〜20mg/Lが好ましく、より好ましくは5mg/L〜10mg/Lである。
また、殺菌剤は水を含んでなるが、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ノルマルプロピルアルコール、ブチルアルコールなどのアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、アセチルアセトンなどのケトン類、グリコールエーテル類等の1種又は2種以上を含んでも構わない。
さらに、殺菌剤は過酢酸、酢酸等の有機酸、次亜塩素酸ナトリウム等の塩素化合物、オゾン等殺菌効果を有する化合物、陽イオン界面活性剤、非イオン系界面活性剤、リン酸化合物等の添加剤を含んでも構わない。
殺菌部34で殺菌されたボトル2は図1に示すように、ホイール33を経て、エアリンス部36に搬送される。ボトル2は、図1に示すエアリンスホイール37において、図4(I)に示すように、エアリンスノズル55により正立状態のボトル2に無菌エアが吹き付けられる。無菌エアは常温でも構わないが、加熱されることが好ましい。無菌エアは、ボトル2の内部に残存する殺菌剤を排出し、残存する殺菌剤を分解してさらに殺菌効果を高め、ボトル2の内部に異物が存在する場合は排除する効果もある。また、ボトル2を倒立状態にして無菌エアをボトル2内に吹き付けても構わない。この場合、異物の排除には正立状態よりも効果的である。さらに、エアリンスノズル55を囲繞して案内部材を設けることで、ボトル2の内部に導入され、口部1aから溢れ出る無菌エアが案内部材に衝突し、口部1aの外周部もリンスすることとなり、口部1aの外周部の温度が上昇し、口部1aの外周部の殺菌効果が高まる。
エアリンスノズル55は上下動可能として、エアリンスノズル55をボトル2内に挿入して、無菌エアをボトル2内に吹き込んでも構わない。また、無菌エアではなく、無菌水をボトル2の内部に導入して、ボトル2の内部をリンスしても構わない。さらに無菌エアと無菌水を併用してボトル2をリンスしても構わない。
エアリンス部36でエアリンスされたボトル2は図1に示すように、ホイール39を経て、充填部40に搬送される。充填部40では、図1に示す充填ホイール41にて、図4(J)に示す充填工程のように、充填ノズル56によりボトル2に内容物が充填される。内容物はあらかじめ殺菌されており、ボトル2と同期的に走行する充填ノズル56により、ボトル2内に一定量の飲料等の内容物が充填される。
内容物が充填されたボトル2は、図1に示すホイール43を経て密封部44に搬送される。密封部44に設けられた密封ホイール45では、図4(K)に示す密封工程のように、殺菌されたキャップ3が密封ホイール45に供給され、図示しないキャッパーにより、ボトル2の口部1aに巻き締められ、ボトル2は密封される。
密封されたボトル2は、密封ホイール45のグリッパ13から排出部47の排出ホイール46のグリッパ13に受け渡される。排出ホイール46に受け渡されたボトル2は排出コンベヤ48に載置される。排出コンベヤ48に載置されたボトル2は無菌充填装置の外部に排出される。
殺菌部チャンバー35、エアリンス部チャンバー38、充填部チャンバー42及び排出部チャンバー49内は無菌充填装置の稼働前に殺菌される。各チャンバー内には、一流体スプレーまたは殺菌剤を圧縮エアと混合して噴霧する二流体スプレーが殺菌剤吹き付けノズルとして設けられ、殺菌剤吹き付けノズルは、殺菌剤を殺菌が必要な各チャンバー内の全域に付着するように吹き付ける。吹き付けられた殺菌剤により、各チャンバー内が殺菌される。殺菌剤吹き付けノズルは各チャンバー内の全域に殺菌剤が付着するように配置される。殺菌剤はボトル2を殺菌するために使用される殺菌剤と同様のものが使用でき、過酢酸や過酸化水素を含む殺菌剤を使用することが好ましい。殺菌剤の吹き付けは、異なる殺菌剤を複数回吹き付けても構わない。
殺菌剤吹き付けノズルから殺菌剤を吹き付けた後に、各チャンバー内の全域に無菌水が吹き付けられる。当該無菌水により、各チャンバー内に残存する殺菌剤が洗浄される。無菌水の吹き付けは、例えばスピンボールを用いたスプレーノズルが使用される。無菌水吹き付けのためのノズルを設けず、殺菌剤吹き付けノズルから無菌水を吹き付けても構わない。
各チャンバー内には、殺菌剤を吹き付けた後に無菌水を吹き付けるが、殺菌剤を吹き付ける前に、充填部チャンバー42、排出部チャンバー49内に内容物が飛散している場合は、チャンバー内に洗浄用液体が吹き付けられ、各チャンバー内が洗浄される。洗浄用液体は水又は酸性化合物若しくは塩基性化合物を含む水である。水は加熱や濾過により無菌化した水又は純水、イオン交換水、蒸留水又は水道水であっても構わない。酸性化合物とは、塩酸、硝酸、リン酸等の無機酸又は酢酸、蟻酸、オクタン酸、シュウ酸、クエン酸、コハク酸、グルコン酸等の有機酸である。また塩基性化合物とは、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機塩基性化合物、又はエタノールアミン、ジエチルアミン等の有機塩基性化合物である。この他に、有機酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、エチレンジアミン四酢酸等の金属イオン封鎖剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類等の非イオン界面活性剤、クメンスルホン酸ナトリウム等の可溶化剤、ポリアクリル酸などの酸系高分子又はこれらの金属塩、腐食抑制剤、防腐剤、酸化防止剤、分散剤、消泡剤などを含んでも構わない。また、これらの洗浄用液体を50℃以上に加温すると殺菌作用も有するため、これらをチャンバー内を殺菌するための殺菌剤として使用しても構わない。
各チャンバーには無菌エア供給装置が備えられる。無菌エア供給装置は各チャンバーの上部に接続される。無菌エア供給装置はブロワ、加熱装置及び除菌フィルタを備える。ブロワによるエアが加熱装置により加熱され、除菌フィルタにより除菌された後に、無菌エアとなって各チャンバー内に供給される。除菌フィルタはチャンバー天面に対して垂直に設けられることにより、洗浄用液体及び殺菌剤が除菌フィルタの表面に付着するのを防止することができる。除菌フィルタはチャンバー面に平行に設けても構わない。
また、各チャンバーには排気装置が備えられ、無菌エア供給装置と連動して各チャンバー内の圧力を適正な値に保持する。
無菌エア供給装置から供給される無菌エアにより、各チャンバー内に残存す無菌水を気化させて除去する。この時、無菌エアが加熱されることで無菌水の気化による除去が迅速に行われる。また、無菌エア供給装置は、無菌充填装置稼働時に各チャンバー内の無菌性を維持するため、各チャンバー内に無菌エアを供給する。この場合、無菌エアは加熱されなくても構わない。
本発明は以上説明したように構成されるが、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨内において種々変更可能である。
1…プリフォーム
2…ボトル
18…金型
19…延伸ロッド
20…ブローノズル
21…中圧エア供給口
22…高圧エア供給口
23…エア排出口
24…ホットエア吹き付け装置
25…エア供給装置
26…加熱装置

Claims (5)

  1. 少なくとも、プリフォームを加熱するプリフォーム加熱工程、加熱されたプリフォームを容器に成形する成形工程、成形された前記容器を殺菌する殺菌工程、殺菌された内容物を前記容器に無菌雰囲気で充填する充填工程及び殺菌されたキャップにより前記内容物が充填された前記容器を無菌雰囲気で密封する密封工程からなる無菌充填方法において、
    前記成形工程が少なくとも、延伸ロッドの先端から前記容器の底部へ50℃〜120℃のホットエアの吹き付け工程を有することを特徴とする無菌充填方法。
  2. 請求項1に記載の無菌充填方法において、
    前記容器の前記底部の形状がペタロイド形状であることを特徴とする無菌充填方法。
  3. 少なくとも、プリフォームを加熱するプリフォーム加熱部、加熱されたプリフォームを容器に成形する成形部、成形された前記容器を殺菌する殺菌部、殺菌された内容物を前記容器に無菌雰囲気で充填する充填部及び殺菌されたキャップにより前記内容物が充填された前記容器を無菌雰囲気で密封する密封部からなる無菌充填装置において、
    前記成形部が少なくとも、延伸ロッドの先端から前記容器の底部に50℃〜120℃のホットエアを吹き付けるホットエア吹き付け装置を備えることを特徴とする無菌充填装置。
  4. 請求項に記載の無菌充填装置において、
    前記ホットエア吹き付け装置がエア供給装置及び加熱装置を備えることを特徴とする無菌充填装置。
  5. 請求項又は請求項に記載の無菌充填装置において、
    前記成形部が、前記容器の前記底部がペタロイド形状である前記容器を成形する成形部であることを特徴とする無菌充填装置。
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