JP6859089B2 - 検査室機器の消耗品に関連するrfidタグのメモリに一時データを記憶するための方法、ならびに検査室機器、消耗品およびrfidタグを備えるシステム - Google Patents

検査室機器の消耗品に関連するrfidタグのメモリに一時データを記憶するための方法、ならびに検査室機器、消耗品およびrfidタグを備えるシステム Download PDF

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Description

開示される方法/システムは、検査室機器の消耗品に関連するRFIDタグのメモリに一時データを記憶するための方法、ならびに検査室機器、消耗品およびRFIDタグを備えるシステムに関する。
開示される方法/システムの分野における検査室機器は、試薬または生体試料を処理する。そのような検査室機器においては、RFIDタグが、自動分析装置用の試薬容器に設けられる。RFIDタグは、2つの部分に分けられるメモリを備える。第1の部分は、いわゆるユーザメモリで、第2の部分は、いわゆるシステムメモリまたは構成領域である。ユーザメモリ内にユーザデータが記憶される。メモリのこの部分への直接読取りまたは書込みアクセスは、関連の書込み保護の状態に応じて可能である。システムメモリ内には、一意識別子(UID)、書込み保護、アクセス制御情報、パスワード、応用分野識別子(AFI)、電子式物品監視(EAS)などの、すべての必要情報が記憶される。このメモリ領域は、直接アクセスすることができない。
一時的動的処理/ワークフローデータをデータベースに記憶することが知られている。必要であれば、UIDは、RFIDタグから読み取られ、そして、データベースに記憶されたデータと比較されるか、または検索用の指示番号/識別番号/参照番号として使用される。RFIDタグのユーザメモリ部分は、試薬の情報、有効期限、使用される分析装置など、より高い持続性のデータに使用される。
RFIDタグをインビトロ診断薬容器に使用することも知られている。UIDまたは機能的に同等の任意の識別子が、RFID集積回路の製造業者によって割り当てられ、プログラムされる。したがって、UIDまたは機能的に同等の任意の識別子は、変更することができず、各ラベルの一意性を保証する。UIDまたは機能的に同等の任意の識別子、パスワード保護されたEASおよびAFIの機能性に関して、EAS/AFIのパスワードは、記述されたコマンド内において正しいEAS/AFIパスワードがラベルに送信される場合にのみ、ESAステータスおよびAFI値が変更可能であるようなモードに、指定されたラベルがセットされることを可能にする。なお、パスワード保護は任意である。いくつかのRFID集積回路は、パスワード保護のないAFIおよびデータ記憶形式識別子(DSFID)を有する。一時的動的処理/ワークフローデータは、通常、RFIDタグのユーザメモリ部分に記憶される。たとえば、試薬がどの分析装置に使用されるかに関する情報はユーザメモリ部分に書き込まれる。
しかし、データベースとの通信および確認/検索は、ワークフローを減速させる。特に、大規模の分析前もしくは分析後収納ユニット、または搬送ユニットにまで考えを広げる場合、たとえば試薬の収納または試料の搬送の、関与する機構の量および速度によっては、データベースとの通信は、処理を妨害する可能性がある。機構上の要因に加え、電気的な要因もまた、データベースへのアクセス時間およびネットワークのリアルタイムの可用性などの処理を妨害する可能性がある。
RFIDタグのユーザメモリ部分が使用される場合、タグ上の情報のデータ概念全体が影響を受けることになり、試薬流体内容物または有効期限などの、より高い持続性の情報のためのメモリ容量が減少することになる。さらに、試薬およびタグを有する試薬容器の製造中は、記憶領域が正確に画定される必要があり、動的/一時データのために空けたままでなければならない。このことは、RFIDのデータ概念のステークホルダーである、異なる部門または会社間の同意における大きな苦労につながることになる。一時データの記憶のためにユーザメモリ部分を使用することのもう一つの欠点は、このメモリ部分が、より大きなセクション、すなわち、いわゆるブロックおよび/またはセクションにグループ分けされることである。読み取りまたは書き込みされる必要があるメモリ領域は、データの大きさまたは割当てによって、1つまたは複数のブロックになることとなる。別の重要な欠点は、UIDがタグのシステムメモリに記憶され、いずれの一時データもユーザメモリ部分に記憶されるという事実により引き起こされる。したがって、UIDをこれらの一時データにリンクするための、少なくとも2つの読取りコマンドが必要になり、これもワークフローを減速させる。場合によっては、対応する一時データを読み取るため、タグ上の特別なセクション/ブロックにアクセスするためにより多くのコマンドが必要である。
本明細書において、試薬または生体試料を処理するための検査室機器の消耗品に関連するRFIDタグのメモリに一時データを記憶するための方法、ならびに、試薬または生体試料を処理するための検査室機器、消耗品、および消耗品に関連するRFIDタグを備えるシステムが開示され、検査室機器の消耗品に関連するRFIDタグの取り扱いの向上を提供する。
試薬または生体試料を処理するための検査室機器の消耗品に関連するRFIDタグのメモリに一時データを記憶するための方法/システム、ならびに、試薬または生体試料を処理するための検査室機器、消耗品、および消耗品に関連するRFIDタグを備えるシステムの実施形態は、独立請求項の特徴を有する。単独で、または任意の組み合わせで実現されてもよい特定の実施形態は、従属請求項に開示される。
以下において用いられる「有する」、「備える」、「含む」、またはそれらの文法上の任意の変化形は、非排他的に使用される。したがって、これらの用語は、これらの用語によって導入される特徴以外に、文脈中に説明される実体に他のさらなる特徴が存在しない状態、および1つまたは複数のさらなる特徴が存在する状態の両方を指してもよい。例として、「AがBを有する」、「AがBを備える」、および「AがBを含む」という表現は、B以外に、他の要素がAに存在しない状態(すなわち、Aが単独かつ独占的にBから構成される状態)、およびB以外に、要素C、要素CおよびD、またはより更なる要素など、1つまたは複数の要素が実体Aに存在する状態の両方を指してもよい。
さらに、「少なくとも1つの」という用語、「1つまたは複数の」という用語、または特徴もしくは構成要素が1度または2度以上存在し得ることを示す類似の表現は、典型的には、それぞれの機能や構成要素を導入するときに1度だけ使用される。以下において、ほとんどの場合、それぞれの特徴および構成要素に言及するとき、それぞれの特徴および構成要素が1度または2度以上存在し得るという事実があるか否かに関わらず、「少なくとも1つの」または「1つまたは複数の」という表現は繰り返されない。
さらに、以下に使用される「詳細には」、「より詳細には」、「具体的には」、「より具体的には」、または類似の用語が、代替案を制限することなく、(1つまたは複数の)特定のまたは代替の実施形態の特徴と共に使用される。開示される方法/システムは、当業者が理解するように、代替の特徴を用いて実行されてもよい。同様に、「開示される方法/システムの実施形態では」という表現、または類似の表現によって導入される特徴は、代替の実施形態に関するどのような制限もない、開示される方法/システムの範囲に関するどのような制限もない、および、そのように導入される特徴と、開示される方法/システムの他の任意の、または任意でない特徴とを組み合わせる可能性に関するどのような制限もない、追加および/または代替の特徴であると意図される。
開示される方法/システムによれば、試薬または生体試料を処理するための検査室機器の消耗品に関連するRFIDタグのメモリに一時データを記憶するための方法が開示される。方法は、
消耗品に関連するRFIDタグを提供することであって、RFIDタグがメモリを備え、メモリが、ユーザデータを記憶するように構成されるユーザメモリ、およびシステムデータを記憶するように構成されるシステムメモリを備える、RFIDタグを提供することと、
検査室機器が一時データをシステムメモリに書き込むことであって、一時データが、検査室機器によって実行される処理に関連する、一時データをシステムメモリに書き込むことと、
を含む。
「システムメモリ」という用語は、「構成領域」と同義として使用される。
本明細書において使用される「一時データ」という用語は、システムメモリに記憶されるか、または書き込まれ、また、検査室機器の処理の間にシステムメモリから消去されてもよい動的データを指す。
本明細書において使用される「検査室機器」という用語は、1つまたは複数の生体試料および/または試薬に対して、1つまたは複数の処理ステップ/ワークフローステップを実行するように動作可能である任意の装置または装置の構成要素を包含する。したがって「処理ステップ」という用語は、遠心分離、分取(aliquotation)、試料分析などの物理的に実行される処理ステップを指す。「機器」という用語は、分析前試料ワークセル、分析後試料ワークセル、および分析用ワークセルに及ぶ。
本明細書において使用される「試薬」という用語は、分析物の分析を行うために必要な試薬を指し、試料調製のための試薬、コントロール試薬、検出可能な信号を取得するために分析物と反応する試薬、および/または分析物を検出するために必要な試薬を含む。そのような試薬は、分析物を分離させるための試薬、および/または試料を処理するための試薬、および/または検出可能な信号を取得するために分析物と反応するために必要な試薬、および/または洗浄剤、および/または希釈剤を含んでもよい。そのような試薬は、試薬容器または試薬カセットに提供されてもよい。試薬カセットは、試薬の液体または懸濁液を含む容器を指してもよい。または、試薬カセットは、試薬の液体または懸濁液を含む容器を保持するためのホルダであってもよい。
検査室機器によって実行される処理に関連する一時データがシステムメモリに書き込まれるので、データがユーザメモリに記憶される場合に、それぞれ2つの動作およびコマンドが必要とされるのと比べて、データを識別および読み取るために、それぞれ1つの動作およびコマンドのみが必要である。ISO/IEC15693−3に規定される「Get System Information」などの、単一のコマンドのみを使用することによって、UIDおよび記憶された一時データがRFIDタグからRFIDリーダに送信され、UIDに加えて動的または一時データの非常に高速な識別につながる。したがって、通信時間の多くを節約することができ、データがユーザメモリから読み取られなければならない処理と比較すると、検査室機器によって実行される処理が加速される。
システムメモリは、特殊機能バイト(special function bytes)を備えてもよく、特殊機能バイトは、一時データを記憶するために使用される。
本明細書において使用される「特殊機能バイト」という用語は、応用分野識別子(AFI)またはデータ記憶形式識別子(DSFID)などの、システムメモリのバイトを指す。メモリは、特定の方法で構造化される。たとえば、RFIDチップメモリの構成は、ISO規格のISO/IEC15693に準拠してもよい。それぞれの、1024ビットの電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)は、32ブロックに分割される。ブロックは、最小のアクセス可能ユニットである。各ブロックは、4バイトから構成される(1ブロック=32ビット)。各バイトにおけるビット0が最下位ビット(LSB)を、ビット7が最上位ビット(MSB)をそれぞれ表す。それによって、UIDおよびこれらの特殊機能バイトの値が、RFIDタグからRFIDリーダに送信され、UIDに加えて動的データの非常に高速な識別につながる。言うまでもなく、様々な大きさのメモリを有する集積回路が市場に存在する。また、様々なメモリブロックを有する集積回路が市場に存在する。さらに、様々なメモリブロックの幅、たとえば32ビットまたは64ビットブロックの幅を有する集積回路が市場に存在する。
消耗品は、試薬容器、生体試料容器、ピペットチップおよびキュベットからなる群から選択される少なくとも1つの要素であってもよい。したがって、方法は、検査室機器と共に使用される消耗品のすべてに適用される。
処理は処理ステップを含み、一時データは処理ステップに関連し、一時データは、消耗品が処理ステップの1つに入るたびにシステムメモリに書き込まれ、消耗品が処理ステップの1つを終了させると消去される。したがって、データは、処理が加速されるような高速または動的な方法で、システムメモリに書き込まれ、システムメモリから消去され得る。さらに、外部データシステムとの通信が必要でない。
一時データは、消耗品についての情報を含んでもよい。したがって、検査室機器は、消耗品について情報を与えられ、処理が実行されるように管理する。
検査室機器は、制御ユニットを備えてもよく、制御ユニットは、一時データをシステムメモリに書き込む。通常、検査室機器は制御ユニットを備えるため、この制御ユニットは、一時データをシステムメモリに書き込むように構成されてもよい。したがって、書き込み処理のためにさらなる装置を必要としないが、検査室機器内に存在する構成要素は、書込み機能を果たすように構成または修正されてもよい。
制御ユニットは、システムメモリに書き込まれた一時データを読み取ってもよい。通常、検査室機器は制御ユニットを備えるため、この制御ユニットは、システムメモリから一時データを読み取るように構成されてもよい。したがって、読取り処理のためにさらなる装置を必要としないが、検査室機器内に存在する構成要素は、読取り機能を果たすように構成または修正されてもよい。
システムメモリに書き込まれた一時データは、制御ユニットから発行されるコマンドによって、制御ユニットに送信されてもよい。詳細には、データがユーザメモリに記憶される場合に2つのコマンドが必要であることに比べて、RFIDタグを識別し、一時データを読み取るために単一のコマンドのみが必要である。ISO/IEC15693−3に規定される「Get System Information」などの、単一のコマンドのみを使用することによって、UIDおよび記憶された一時データが、RFIDタグから制御ユニットのRFIDリーダに送信され、UIDに加えて動的または一時データの非常に高速な識別につながる。なお、RFIDタグは、データの読取りおよび書込みが可能である。したがって、通信時間の多くを節約することができ、データがユーザメモリから読み取られなければならない処理と比較すると、検査室機器によって実行される処理が加速される。
情報は、消耗品の目標位置、消耗品の実際の位置、消耗品の状態、消耗品の種類、および消耗品の内容物を含む群から選択される少なくとも1つの要素を含んでもよい。したがって、多くの情報がシステムメモリに記憶されてもよい。物品の実際の位置は、他の方法によって判定され、最初にこれらの特殊バイトに記憶される。停電の場合、または手動で再読込みする場合、メモリ内の目標位置は、他の方法、たとえば、機器のエンコーダを用いて読み出された位置に適合するはずである。
消耗品は、試薬または生体試料を収納するように構成される容器であってもよい。たとえば、容器は、試料管、試薬カセットまたは試薬容器であってもよい。検査室機器は、容器を受容するように構成される複数の区画を備えるロータを備えてもよい。換言すると、複数の区画のそれぞれが、容器を受容するように構成される。したがって、ロータは、基本的に、容器のためとなり得る複数の位置を提供する。一時データは、ロータ上の容器の目標位置および/または実際の位置に関する情報を含んでもよく、目標位置は、区画の1つに関連する。したがって、容器が配置されるべき位置および/または容器の現在の位置が、システムメモリ内に情報として記憶されてもよい。したがって、容器の動的な追跡が可能になる。
制御ユニットは、ロータ上の容器の実際の位置が目標位置に対応するかどうかを確認してもよい。したがって、制御ユニットは、容器がロータ上の正しい位置に配置されているかどうかを確認する。
制御ユニットは、容器のRFIDタグから制御ユニットに送信される信号の質を基に、ロータ上の容器の実際の位置が目標位置に対応するかどうかを確認してもよい。RFIDタグの、RFIDリーダまでの距離の増加とともにシグナルの質および強度それぞれが低下すると、実際の信号が目標信号に対応しない場合、実際の位置の、目標位置からのずれが検出される。したがって、実際の信号を目標信号と単純に比較することによって、実際の位置が目標位置に対応するかどうかが検出され得る。
複数の消耗品が提供されてもよく、制御ユニットが、コマンドを発行し、1つの消耗品から応答信号を受信することによって、消耗品の1つを識別する、および/または消耗品の1つの位置を検出する。他のセンサと合わせることによって、または連続する位置読取りシーケンスを確認することによって位置の検出が機能する。したがって、コマンドによって、制御ユニットが通信を求める消耗品からのみ応答信号が受信されることが確実になる。したがって、制御ユニットは、対象とする消耗品以外の他の消耗品からのどのような情報の受信も防止される。
さらに、開示される方法/システムによれば、試薬または生体試料を処理するための検査室機器、消耗品、および消耗品に関連するRFIDタグを備えるシステムが開示される。RFIDタグはメモリを備え、メモリは、ユーザデータを記憶するように構成されるユーザメモリ、およびシステムデータを記憶するように構成されるシステムメモリを備え、検査室機器は、開示される方法/システムの方法のそれぞれを実行するように構成される。検査室機器によって実行される処理に関連する一時データがシステムメモリに書込み可能であるため、データがユーザメモリに記憶される場合に、それぞれ2つの動作およびコマンドが必要とされるのと比べて、データを識別および読み取るために、それぞれ1つの動作およびコマンドのみが必要である。ISO/IEC15693−3に規定される「Get System Information」などの、単一のコマンドのみを使用することによって、UIDおよび記憶された一時データがRFIDタグからRFIDリーダに送信され、UIDに加えて動的または一時データの非常に高速な識別につながる。したがって、通信時間の多くを節約することができ、データがユーザメモリから読み取られなければならない処理と比較すると、検査室機器によって実行される処理が加速される。
本発明のシステムにおいて、一時データはシステムメモリに書き込まれてもよい。
システムメモリは、特殊機能バイトを備えてもよく、特殊機能バイトは、一時データを一時記憶するように構成される。それによって、UIDおよびこれらの特殊機能バイトの値がRFIDタグからRFIDリーダに送信され、UIDに加えて動的データの非常に高速な識別につながる。
消耗品は、試薬容器、生体試料容器、ピペットチップおよびキュベットからなる群から選択される少なくとも1つの要素であってもよい。したがって、システムは、検査室機器と共に使用される消耗品のすべてを使用してもよい。
一時データは、検査室機器によって実行される処理に関連してもよい。詳細には、処理は、処理ステップを含んでもよく、一時データは処理ステップに関連し、検査室機器は、消耗品が処理ステップの1つに入るたびに一時データをシステムメモリに書き込こむように、および消耗品が処理ステップの1つを終了させると一時データを消去するように構成される。したがって、データは、処理が加速されるような高速または動的な方法で、システムメモリに書き込まれ、システムメモリから消去され得る。さらに、外部データシステムとの通信が必要でない。
一時データは、消耗品に関する情報を含んでもよい。したがって、検査室機器は、消耗品について情報を与えられ、処理が実行されるように管理してもよい。
検査室機器は制御ユニットを備えてもよく、制御ユニットは、一時データをシステムメモリに書き込むように構成される。通常、検査室機器は制御ユニットを備えるため、この制御ユニットは、一時データをシステムメモリに書き込むように構成されてもよい。したがって、書き込み処理のためにさらなる装置を必要としないが、検査室機器内に存在する構成要素は、書込み機能を果たすように構成または修正されてもよい。
制御ユニットは、システムメモリに書き込まれた一時データを読み取るように構成されてもよい。通常、検査室機器は制御ユニットを備えるため、この制御ユニットは、システムメモリから一時データを読み取るように構成されてもよい。したがって、読取り処理のためにさらなる装置を必要としないが、検査室機器内に存在する構成要素は、読取り機能を果たすように構成または修正されてもよい。
制御ユニットは、システムメモリに書き込まれた一時データを送信するために、コマンドを発行するように構成されてもよい。詳細には、データがユーザメモリに記憶される場合に2つのコマンドが必要であることに比べて、RFIDタグを識別し、一時データを読み取るために単一のコマンドのみが必要である。ISO/IEC15693−3に規定される「Get System Information」などの、単一のコマンドのみを使用することによって、UIDおよび記憶された一時データがRFIDタグから制御ユニットのRFIDリーダに送信され、UIDに加えて動的または一時データの非常に高速な識別につながる。したがって、通信時間の多くを節約することができ、データがユーザメモリから読み取られなければならない処理と比較すると、検査室機器によって実行される処理が加速される。
制御ユニットは、一時データを読み取るように構成されるアンテナを備えてもよい。したがって、送信された信号を受信するための簡易の受信機が設けられる。
情報は、消耗品の目標位置、消耗品の実際の位置、消耗品の状態、消耗品の種類、および消耗品の内容物を含む群から選択される少なくとも1つの要素を含んでもよい。したがって、多くの情報がシステムメモリに記憶されてもよい。
消耗品は、試薬または生体試料を収納するように構成される容器であってもよい。たとえば、容器は、試料管、試薬カセットまたは試薬容器であってもよい。検査室機器は、容器を受容するように構成される複数の区画を備えるロータを備えてもよい。換言すると、複数の区画のそれぞれが、容器を受容するように構成される。したがって、ロータは、基本的に、容器のためとなり得る複数の位置を提供する。一時データは、ロータ上の容器の目標位置および/または実際の位置に関する情報を含んでもよく、目標位置は、区画の1つに関連する。したがって、容器が配置されるべき位置および/または容器の現在の位置が、システムメモリ内に情報として記憶されてもよい。したがって、容器の動的な追跡が可能になる。
制御ユニットは、ロータ上の容器の実際の位置が目標位置に対応するかどうかを確認するように構成されてもよい。したがって、制御ユニットは、容器がロータ上の正しい位置に配置されているかどうかを確認する。
制御ユニットは、容器のRFIDタグから制御ユニットに送信される信号の質を基に、ロータ上の容器の実際の位置が目標位置に対応するかどうかを確認するように構成されてもよい。RFIDタグの、RDIDリーダまでの距離の増加とともにシグナルの質および強度それぞれが低下すると、実際の信号が目標信号に対応しない場合、実際の位置の、目標位置からのずれが検出される。したがって、実際の信号と目標信号との単純な比較によって、実際の位置が目標位置に対応するかどうかが検出され得る。
本発明のシステムは複数の消耗品をさらに備えてもよく、制御ユニットが、コマンドを発行し、消耗品の1つから応答信号を受信することによって、消耗品の1つを識別するように構成される。したがって、コマンドによって、制御ユニットが通信を求める消耗品からの応答信号のみが受信されることが確実になる。したがって、制御ユニットは、対象とする消耗品以外の他の消耗品からのどのような情報の受信も防止される。
開示される方法/システムは、プログラムがコンピュータまたはコンピュータネットワーク上で実行されると、本明細書に含まれる実施形態の1つまたは複数において、開示される方法/システムによる方法を実行するための、コンピュータが実行可能なインストラクションを含むコンピュータプログラムをさらに開示および提案する。具体的には、コンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能なデータキャリアに記憶されてもよい。したがって、具体的には、コンピュータまたはコンピュータネットワークを使用することによって、好ましくは、コンピュータプログラムを使用することによって、上記の方法ステップの1つ、複数、またはすべてが行われてもよい。
開示される方法/システムは、プログラムがコンピュータまたはコンピュータネットワーク上で実行されると、本明細書に含まれる実施形態の1つまたは複数において、開示される方法/システムによる方法を行うために、プログラムコード手段を有するコンピュータプログラム製品をさらに開示および提案する。具体的には、プログラムコード手段は、コンピュータが読み取り可能なデータキャリアに記憶されてもよい。
さらに、本発明は、コンピュータまたはコンピュータネットワークへの、たとえばコンピュータまたはコンピュータネットワークのワーキングメモリまたはメインメモリ内などへの読み込み後に、本明細書において開示される実施形態の1つまたは複数による方法を実行してもよいデータ構造を記憶したデータキャリアを開示および提案する。
本発明は、プログラムがコンピュータまたはコンピュータネットワーク上で実行されると、本明細書において開示される実施形態の1つまたは複数による方法を行うために、機械が読み取り可能なキャリアに記憶されるプログラムコード手段を有するコンピュータプログラム製品をさらに提案および開示する。本明細書に使用されるように、コンピュータプログラム製品とは、取引可能な製品としてのプログラムを指す。製品は、概して、紙の形式で、またはコンピュータが読み取り可能なデータキャリア上に、など任意の形式で存在してもよい。具体的には、コンピュータプログラム製品は、データネットワークを通じて分配されてもよい。
最後に、本発明は、本明細書において開示される実施形態の1つまたは複数による方法を行うために、コンピュータシステムまたはコンピュータネットワークによって読み取り可能であるインストラクションを含む変調データ信号を提案および開示する。
好ましくは、本発明のコンピュータで実施される態様を参照すると、本明細書において開示される実施形態の1つまたは複数による方法の、方法ステップの1つまたは複数、または方法ステップの全てが、コンピュータまたはコンピュータネットワークを使用することによって行われてもよい。したがって、概して、データの提供および/または操作を含む方法ステップのいずれも、コンピュータまたはコンピュータネットワークを使用することによって行われてもよい。概して、これらの方法ステップは、典型的には、試料の提供および/または実測の実行の特定の態様など、手作業を要する方法ステップを除く方法ステップのいずれも含んでもよい。
具体的には、開示される方法/システムは、
少なくとも1つのプロセッサを備えるコンピュータまたはコンピュータネットワークであって、プロセッサが、本明細書において記載される実施形態の1つによる方法を行うように構成される、コンピュータまたはコンピュータネットワークと、
コンピュータ上で実行される間、本明細書において記載される実施形態の1つによる方法を行うように構成される、コンピュータが読み込み可能のデータ構造と、
コンピュータ上で実行される間、本明細書において記載される実施形態の1つによる方法を行うように構成されるコンピュータプログラムと、
コンピュータまたはコンピュータネットワーク上で実行される間、本明細書において記載される実施形態の1つによる方法を行うためのプログラム手段を備えるコンピュータプログラムと、
先行する実施形態によるコンピュータプログラム手段を備えるコンピュータプログラムであって、プログラム手段が、コンピュータが読み取り可能である記憶媒体に記憶される、コンピュータプログラムと、
記憶媒体であって、データ構造が、記憶媒体に記憶され、データ構造が、コンピュータの、またはコンピュータネットワークのメイン記憶装置および/またはワーキング記憶装置に読み込まれた後に、本明細書において記載される実施形態の1つによる方法を行うように構成される、記憶媒体と、
プログラムコード手段を有するコンピュータプログラム製品であって、プログラムコード手段がコンピュータ上またはコンピュータネットワーク上で実行される場合、本明細書において記載される実施形態の1つによる方法を行うために、プログラムコード手段が記憶媒体に記憶可能である、または記憶されている、コンピュータプログラム製品と、
をさらに開示する。
開示される方法/システムの結果を要約すると、以下の実施形態が開示される。
実施形態1 試薬または生体試料を処理するための検査室機器の消耗品に関連するRFIDタグのメモリに一時データを記憶する方法であって、
消耗品に関連するRFIDタグを提供することであって、RFIDタグがメモリを備え、メモリが、ユーザデータを記憶するように構成されるユーザメモリ、および集積回路のシステムデータを記憶するように構成されるシステムメモリを備える、RFIDタグを提供することと、
検査室機器が一時データをシステムメモリに書き込むことであって、一時データが、検査室機器によって実行される処理に関連する、一時データをシステムメモリに書き込むことと、
を含む方法。
実施形態2 システムメモリが、一時データを記憶するために使用される特殊機能バイトを備える、実施形態1に係る方法。
実施形態3 消耗品が、試薬容器、生体試料容器、ピペットチップおよびキュベットからなる群から選択される少なくとも1つの要素である、実施形態1または2に係る方法。
実施形態4 処理が処理ステップを含み、一時データが処理ステップに関連し、一時データが、消耗品が処理ステップの1つに入るたびにシステムメモリに書き込まれ、消耗品が処理ステップの1つを終了させると消去される、実施形態1〜3のいずれか1つに係る方法。
実施形態5 一時データが、消耗品に関する情報を含む、実施形態3または4に係る方法。
実施形態6 検査室機器が制御ユニットを備え、制御ユニットが一時データをシステムメモリに書き込む、実施形態1〜5のいずれか1つに係る方法。
実施形態7 制御ユニットが、システムメモリに書き込まれた一時データを読み取る、実施形態6に係る方法。
実施形態8 システムメモリに書き込まれた一時データが、制御ユニットから発行されるコマンドによって、制御ユニットに送信される、実施形態7に係る方法。
実施形態9 情報が、消耗品の目標位置、消耗品の実際の位置、消耗品の状態、消耗品の種類、および消耗品の内容物を含む群から選択される少なくとも1つの要素を含む、実施形態5〜8のいずれか1つに係る方法。
実施形態10 消耗品が、試薬または生体試料を収納するように構成される容器であり、検査室機器が、容器を受容するように構成される複数の区画を備えるロータを備え、一時データが、ロータ上の容器の目標位置および/または実際の位置に関する情報を含み、目標位置が、区画の1つに関連する、実施形態5〜9のいずれか1つに係る方法。
実施形態11 制御ユニットが、ロータ上の容器の実際の位置が目標位置に対応するかどうかを確認する、実施形態10に係る方法。
実施形態12 制御ユニットが、容器の集積回路から制御ユニットに送信される信号の質を基に、ロータ上の容器の実際の位置が目標位置に対応するかどうかを確認する、実施形態11に係る方法。
実施形態13 複数の消耗品が提供され、制御ユニットが、コマンドを発行し、消耗品の1つから応答信号を受信することによって、消耗品の1つを識別する、および/または消耗品の1つの位置を検出する、実施形態5〜12のいずれか1つに係る方法。
実施形態14 試薬または生体試料を処理するための検査室機器、消耗品、および消耗品に関連するRFIDタグを備えるシステムであって、RFIDタグがメモリを備え、メモリが、ユーザデータを記憶するように構成されるユーザメモリ、および集積回路のシステムデータを記憶するように構成されるシステムメモリを備え、検査室機器が、実施形態1〜13のいずれか1つに係る方法のそれぞれを実行するように構成される、システム。
実施形態15 一時データがシステムメモリに書き込まれる、実施形態14に係るシステム。
実施形態16 システムメモリが、一時データを一時記憶するように構成される特殊機能バイトを備える、実施形態14または15に係るシステム。
実施形態17 消耗品が、試薬容器、生体試料容器、ピペットチップおよびキュベットからなる群から選択される少なくとも1つの要素である、実施形態14〜16のいずれか1つに係るシステム。
実施形態18 処理が処理ステップを含み、一時データが処理ステップに関連し、検査室機器が、消耗品が処理ステップの1つに入るたびに一時データをシステムメモリに書き込むように、および消耗品が処理ステップの1つを終了させると一時データを消去するように構成される、実施形態14〜17のいずれか1つに係るシステム。あるいは、処理の不完全な終了の場合、一時データは、元の正しい構成/読込みを復元するために使用され得る。
実施形態19 一時データが、消耗品に関する情報を含む、実施形態17または18に係るシステム。
実施形態20 検査室機器が制御ユニットを備え、制御ユニットが、一時データをシステムメモリに書き込むように構成される、実施形態14〜19のいずれか1つに係るシステム。
実施形態21 制御ユニットが、システムメモリに書き込まれた一時データを読み取るように構成される、実施形態20に係るシステム。
実施形態22 制御ユニットが、システムメモリに書き込まれた一時データを送信するためのコマンドを発行するように構成される、実施形態21に係るシステム。
実施形態23 制御ユニットが、一時データを読み取るように構成されるアンテナを備える、実施形態21または22に係るシステム。
実施形態24 情報が、消耗品の目標位置、消耗品の実際の位置、消耗品の状態、消耗品の種類、および消耗品の内容物からなる群から選択される少なくとも1つの要素を含む、実施形態19〜23のいずれか1つに係るシステム。
実施形態25 消耗品が、試薬または生体試料を収納するように構成される容器であり、検査室機器が、容器を受容するように構成される複数の区画を備えるロータを備え、一時データが、ロータ上の容器の目標位置に関する情報を含み、目標位置が、区画の1つに関連する、実施形態19〜24のいずれか1つに係るシステム。
実施形態26 制御ユニットが、ロータ上の容器の実際の位置が目標位置に対応するかどうかを確認するように構成される、実施形態25に係るシステム。
実施形態27 制御ユニットが、容器の集積回路から制御ユニットに送信される信号の質を基に、ロータ上の容器の実際の位置が目標位置に対応するかどうかを確認するように構成される、実施形態26に係るシステム。
実施形態28 複数の消耗品をさらに備え、制御ユニットが、コマンドを発行し、消耗品の1つから応答信号を受信することによって、消耗品の1つを識別するように構成される、実施形態19〜27のいずれか1つに係るシステム。
本発明のさらなる特徴および実施形態が、以下に続く実施形態の説明において、好ましくは従属請求項と共に、より詳細に開示される。そこでは、それぞれの特徴が、当業者が理解するように、単独で、および任意の実行可能な組み合わせで実現されてもよい。図面において、実施形態を概略的に説明する。そこでは、図面中の同一の参照番号は、同一の要素または機能的に同一の要素を指す。
開示される方法/システムによるシステムの斜視図を示す。 システムのRFIDタグの拡大図を示す。 システムの動作の概略図を示す。 システムの動作の概略図を示す。 システムの動作の概略図を示す。
図1は、試薬または生体試料を処理するための検査室機器102、少なくとも1つの消耗品104、および消耗品104に関連するRFIDタグ106を備えるシステム100の斜視図である。消耗品104は、試薬容器、生体試料容器、ピペットチップおよびキュベットからなる群から選択される少なくとも1つの要素であってもよい。本実施形態では、消耗品は試薬容器108であり、RFIDタグは試薬容器108の側面に付着してもよい。検査室機器102は、ロータ110を備える。ロータ110は、1つの試薬容器108または複数の試薬容器108を受容するように構成される複数の区画112を備える。
図2は、開示される方法/システムに関連して使用されるRFIDタグ106の拡大図である。RFIDタグ106はメモリ114を備える。メモリ114は、以下においてより詳細に説明するように、少なくとも2つの部分に分けられる。詳細には、メモリ114は、ユーザデータを記憶するように構成されるユーザメモリ116、およびシステムデータを記憶するように構成されるシステムメモリ118を備える。たとえば、メモリ114は、ISO規格のISO/IEC15693に準拠して構造化されてもよい。関連の書込み保護状態に応じて、ユーザメモリ116への直接読取り/書込みアクセスが可能である。システムメモリ118内には、一意識別子、書込み保護、アクセス制御情報、パスワード、応用分野識別子、電子式物品監視などの、すべての必要情報が記憶される。システムメモリ118は直接アクセスすることができない。詳細には、一意識別子は、変更することができず、各RFIDタグの一意性を保証する。上記のように、システムメモリ118は、パスワード保護され、それによって、指定されたRFIDタグ106が、所定のコマンド内において正しいパスワードがRFIDタグに送信される場合にのみ、電子式物品監視のステータスおよび応用分野識別子の値が変更可能であるようなモードにセットされることが可能になる。
さらに、システムメモリ118は、特殊機能バイト120を備える。検査室機器102は、一時データをシステムメモリ118に書き込むように構成される。一時データは、検査室機器102によって実行される処理に関連する。開示される方法/システムによると、特殊機能バイト120は、一時データを一時記憶するように構成される。一時データは、処理ステップに関連する。検査室機器102は、消耗品が処理ステップの1つに入るたびに一時データをシステムメモリ118に書き込み、消耗品が処理ステップの1つを終了させると一時データを消去する。
図1に示されるように、この目的のために、検査室機器102は、制御ユニット122をさらに備える。制御ユニット122は、システムメモリ118に一時データを書き込むように構成される。制御ユニット122は、また、システムメモリ118に書き込まれた一時データを読み取るように構成される。この目的のために、制御ユニット122は、一時データを読み取るように構成されるRFIDリーダアンテナなどのアンテナ124を備える。さらに、制御ユニット122は、システムメモリ118に書き込まれた一時データを送信するためのコマンドを発行するように構成される。したがって、制御ユニット122がコマンドを発行すると、一時データは、消耗品104のRFIDタグ106から送信され、アンテナ124によって受信される。
図3〜5は、システム100の可能な動作を示す。上記のように、検査室機器102は、ロータ110を備える。ロータ110は、複数の試薬容器108を受容するための複数の区画112を備える。一時データは、ロータ110上の試薬容器108の目標位置に関する情報を含む。換言すると、一時データは、試薬容器108がどの位置に配置されるかに関する情報を含む。したがって、目標位置は、区画112の1つに関連する。制御ユニット122は、ロータ110上の試薬容器108の実際の位置が目標位置に対応するかどうかを確認するように構成される。たとえば、制御ユニット122は、以下においてより詳細に説明するように、試薬容器108のRFIDタグ106から制御ユニット122に送信される信号の質を基に、容器108およびロータ110の実際の位置が目標位置に対応するかどうかを確認するように構成される。
図3は、システムの動作の概略図を示す。説明的な理由のために、ロータ110および区画112は、図3において単純化されて示される。区画112は、様々なロータ位置を表す。図3において、第1ロータ位置126が左手に示され、第2ロータ位置128が中央に示され、そして第3ロータ位置130が右手に示される。言うまでもなく、複数の区画112は、4、5、10、20、30またはそれ以上など、3つより多くのロータ位置を表してもよい。さらに、図3には、それぞれが区画112の1つに収納される3つの試薬容器108が示される。試薬容器108は、試薬容器108のシステムメモリのみが図示されるように、単純化されて図示される。詳細には、第1システムメモリ132が第1ロータ位置126に示され、第2システムメモリ134が第2ロータ位置128に示され、第3システムメモリ136が第3ロータ位置130に示される。第1システムメモリ132において、この試薬容器108の目標位置が第1ロータ位置126であるという情報を含む一時データが記憶される。第2システムメモリ134において、この試薬容器108の目標位置が第2ロータ位置128であるという情報を含む一時データが記憶される。第3システムメモリ136において、この試薬容器108の目標位置が第3ロータ位置130であるという情報を含む一時データが記憶される。第2ロータ位置128から制御ユニット122のアンテナ124までの距離は、第1ロータ位置126または第3ロータ位置130からアンテナ124までの距離よりも近い。制御ユニット122が、試薬容器108がそれらの正しい位置に配置されているかどうかを確認するために通信コマンドを発行する場合、制御ユニット122は、応答信号の強度を確認してもよい。図3に示される例において、制御ユニット122は、第2ロータ位置128にある試薬容器108が、その正しい位置にあるかどうかを確認する。したがって、第2ロータ位置128がアンテナ124に面するようにロータ110が回転する。制御ユニット122は、第2ロータ位置128にある試薬容器108に通信コマンドを発行する。第2システムメモリ134中に、この試薬容器108の目標位置が第2ロータ位置128であり、第2システムメモリ134が第2ロータ位置128に配置されているという情報を含む一時データが記憶されるため、アンテナ124に送信される応答信号は、アンテナ124への可能な限り最も短い距離のために最大強度を含む。それによって、制御ユニット122は、第2システムメモリ134および第2ロータ位置128の特殊機能バイト値の適合を判定する。換言すると、制御ユニット122は、第2ロータ位置128にある試薬容器108の実際の位置が試薬容器108の目標位置に対応することを判定する。
図4は、システムの動作の概略図を示す。詳細には、図4は、第2システムメモリ134が第3ロータ位置130に配置され、一方で、第3システムメモリ136が第2ロータ位置128に配置されるように、試薬容器108が交換された場合を示す。図4に示される例において、制御ユニット122は、第2ロータ位置128にある試薬容器108が正しい位置にあるかどうかを確認する。したがって、第2ロータ位置128がアンテナ124に面するようにロータ110が回転する。制御ユニット122は、第2ロータ位置128にある試薬容器108に通信コマンドを発行する。第2システムメモリ134中に、この試薬容器108の目標位置が第2ロータ位置128であり、第2システムメモリ134が第3ロータ位置130に配置されているという情報を含む一時データが記憶されるため、アンテナ124に送信される応答信号は、アンテナ124へのより長い距離のために図3に示される例よりも弱い強度を含む。それによって、制御ユニット122は、第2システムメモリ134および第2ロータ位置128の特殊機能バイト値の不適合を判定する。換言すると、制御ユニット122は、第2ロータ位置128にある試薬容器108の実際の位置が試薬容器108の目標位置に対応しないことを判定する。
図5は、システムの動作の概略図を示す。詳細には、制御ユニット122は、以下においてさらに説明するように、特定のコマンドを発行することによって試薬容器108の所定の1つを識別するように構成されてもよい。複数のタグを有する物品という状況、すなわち、リーダの電磁場内にある複数のRFIDタグとともに1つの読取りアンテナ124を表す、示される例では、どのような受信信号評価アルゴリズムも使用することなく、ロータ位置IDは、電磁場内のRFIDタグの1つに相互関連し得る。さらに、パラメータとしてのロータ位置IDとともにコマンドを送信することによって、その特定のRFIDタグのみが応答し、通信時間を大きく節約する。
たとえば、制御ユニット122は、「第2ロータ位置128のRFIDタグ106と通信したい」というコマンドを発行する。すると、制御ユニット122は、第2システムメモリ134の実際の位置がその目標位置と対応する限り、中央に示される第2システムメモリ134と通信する。この場合、アンテナ124は、第2ロータ位置128のRFIDタグのみから応答信号を受信する。
100 システム
102 検査室機器
104 消耗品
106 RFIDタグ
108 試薬容器
110 ロータ
112 区画
114 メモリ
116 ユーザメモリ
118 システムメモリ
120 特殊機能バイト
122 制御ユニット
124 アンテナ
126 第1ロータ位置
128 第2ロータ位置
130 第3ロータ位置
132 第1システムメモリ
134 第2システムメモリ
136 第3システムメモリ

Claims (16)

  1. 試薬または生体試料を処理するための検査室機器(102)の消耗品(104)に関連するRFIDタグ(106)のメモリ(114)に一時データを記憶する方法であって、前記方法が、
    前記消耗品(104)に関連する前記RFIDタグ(106)を提供することであって、前記RFIDタグ(106)がメモリ(114)を備え、前記メモリ(114)が、ユーザデータを記憶するように構成されるユーザメモリ(116)、およびシステムデータを記憶するように構成されるシステムメモリ(118)を備える、前記RFIDタグ(106)を提供することと、
    前記検査室機器(102)が前記一時データを前記システムメモリ(118)に書き込むことであって、前記一時データが、前記検査室機器(102)によって実行される処理に関連し、前記一時データが、前記検査室機器(102)の処理の間に、前記システムメモリ(118)から消去され得る動的データである、前記一時データを前記システムメモリ(118)に書き込むことと、
    を含む、方法。
  2. 前記システムメモリ(118)が、前記一時データを記憶するために使用される特殊機能バイト(120)を備える、請求項1記載の方法。
  3. 前記処理が処理ステップを含み、前記一時データが前記処理ステップに関連し、前記一時データが、前記消耗品(104)が前記処理ステップの1つに入るたびに前記システムメモリ(118)に書き込まれ、前記消耗品(104)が前記処理ステップの1つを終了させると消去される、請求項2記載の方法。
  4. 前記一時データが、前記消耗品(104)に関する情報を含み、前記情報が、前記消耗品(104)の目標位置、前記消耗品(104)の実際の位置、前記消耗品(104)の状態、前記消耗品(104)の種類、および前記消耗品(104)の内容物を含む群から選択される少なくとも1つの要素を含む、請求項2または3記載の方法。
  5. 制御ユニット(122)が、前記システムメモリ(118)に書き込まれた前記一時データを読み取る、請求項4記載の方法。
  6. 前記消耗品(104)が、試薬または生体試料を収納するように構成される容器(108)であり、前記検査室機器(102)が、前記容器(108)を受容するように構成される複数の区画(112)を備えるロータ(110)を備え、前記一時データが、前記ロータ(110)上の前記容器(108)の目標位置および/または実際の位置に関する情報を含み、前記目標位置が、前記区画(112)の1つに関連する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 制御ユニット(122)が、前記ロータ(110)上の前記容器(108)の実際の位置が前記目標位置に対応するかどうかを確認する、請求項6記載の方法。
  8. 複数の消耗品(104)が提供され、前記制御ユニット(122)が、コマンドを発行し、前記消耗品(104)の1つからの応答信号を受信することによって、前記消耗品(104)の1つを識別する、および/または前記消耗品(104)の1つの位置を検出する、請求項7記載の方法。
  9. 試薬または生体試料を処理するための検査室機器(102)、消耗品(104)、および前記消耗品(104)に関連するRFIDタグ(106)を備えるシステム(100)であって、前記RFIDタグ(106)がメモリ(114)を備え、前記メモリ(114)が、ユーザデータを記憶するように構成されるユーザメモリ(116)、および集積回路のシステムデータを記憶するように構成されるシステムメモリ(118)を備え、前記検査室機器(102)が、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法のそれぞれを実行するように構成される、システム(100)。
  10. 一時データが前記システムメモリ(118)に書き込まれる、請求項9記載のシステム(100)。
  11. 一時データが前記システムメモリ(118)に書き込まれ、前記システムメモリ(118)が、前記一時データを一時記憶するように構成される特殊機能バイト(120)を備える、請求項9記載のシステム(100)。
  12. 前記消耗品(104)が、試薬容器(108)、生体試料容器(108)、ピペットチップおよびキュベットを含む群から選択される少なくとも1つの要素である、請求項9〜11のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  13. 前記処理が処理ステップを含み、前記一時データが前記処理ステップに関連し、前記検査室機器(102)が、前記消耗品(104)が前記処理ステップの1つに入るたびに前記一時データを前記システムメモリ(118)に書き込むように、および前記消耗品(104)が前記処理ステップの1つを終了させると前記一時データを消去するように構成される、請求項9〜12のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  14. 前記検査室機器(102)が制御ユニット(122)を備え、前記制御ユニット(122)が、前記一時データを前記システムメモリ(118)に書き込むように、および/または前記システムメモリ(118)に書き込まれた前記一時データを読み取るように構成される、請求項9〜13のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  15. 前記一時データが、前記消耗品(104)に関する情報を含み、前記情報が、前記消耗品(104)の目標位置、前記消耗品(104)の実際の位置、前記消耗品(104)の状態、前記消耗品(104)の種類、および前記消耗品(104)の内容物からなる群から選択される少なくとも1つの要素を含む、請求項9〜14のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  16. 前記消耗品(104)が、試薬または生体試料を収納するように構成される容器(108)であり、前記検査室機器(102)が、前記容器(108)を受容するように構成される複数の区画(112)を備えるロータ(110)を備え、前記一時データが、前記ロータ(110)上の前記容器(108)の目標位置に関する情報を含み、前記目標位置が、前記区画(112)の1つに関連する、請求項9〜15のいずれか1項に記載のシステム(100)。
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