JP6856339B2 - 弾丸暗渠形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、弾丸暗渠形成装置に関し、詳しくは、圃場などにおける排水性を向上させるために設けられる弾丸暗渠を形成するための弾丸暗渠形成装置に関する。
従来から、圃場などの排水性を向上させるため、地中に弾丸暗渠を形成することが行われている。弾丸暗渠を形成する装置としては、一般的に、下端に弾丸を設けた溝形成用ブレード(チゼル)を地中に進入させた状態で、ブルドーザなどの作業機で牽引又は押動するものが知られている。また、弾丸暗渠の形成と同時に、溝形成用ブレードで形成した溝内に籾殻などの疎水材を投入するものも知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−325554号公報
しかし、従来の弾丸暗渠形成装置は、弾丸暗渠を1本ずつ形成するものであるため、弾丸暗渠の形成効率が悪いという問題があった。
そこで本発明は、複数の弾丸暗渠を同時に形成することができ、弾丸暗渠の形成効率を向上できる弾丸暗渠形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の弾丸暗渠形成装置は、走行可能な作業機の後部に、上下方向に移動可能に設けられる弾丸暗渠形成装置において、前記作業機の後部に設けられた鉛直方向の取付フレームと、該取付フレームの下端部に水平方向の支軸を介して回動可能に設けられた回動フレームと、該回動フレームを、前記支軸を中心として回動端を下方に回動させた作業位置と回動端を上方に回動させた待機位置とに回動させるためのシリンダと、前記回動フレームに設けられた複数の溝形成用ブレードと、各溝形成用ブレード
の下端にそれぞれ設けられた弾丸とを備えるとともに、前記取付フレーム及び前記回動フレームと、取付フレームに平行な縦リンクと、前記回動フレームに平行な横リンクとによって形成された平行リンクを備え、前記縦リンクに、鉛直方向に立設したレーザ光受光部材を装着したことを特徴としている。また、前記回動フレームは骨組と平板と前後方向に向けて設けられた軸着部材とからなり、前記軸着部材は、前端部が前記支軸に連結され、前後方向中間部に前記下部シリンダ受けが設けられていることを特徴としている。
さらに、本発明の弾丸暗渠形成装置は、前記複数の溝形成用ブレードは、前記回動フレームの幅方向両端部の2箇所と、前記回動フレームの幅方向中央部の1箇所との合計3箇所に等間隔で設けられていること、また、前記走行可能な作業機がブルドーザであることを特徴としている。
本発明の弾丸暗渠形成装置によれば、複数の弾丸暗渠を同時に形成することができ、弾丸暗渠の形成効率を向上できる。
本発明の弾丸暗渠形成装置の一形態例を示す斜視図である。 同じく側面図である。 弾丸暗渠形成装置をブルドーザの後部に装着して弾丸暗渠を形成している作業中の状態を示す側面図である。
図1乃至図3は、本発明の弾丸暗渠形成装置の一形態例を示している。本形態例に示す弾丸暗渠形成装置11は、走行可能な作業機であるブルドーザ12の後部に装着して地中に3本の弾丸暗渠13を同時に形成する構成を有している。
弾丸暗渠形成装置11は、ブルドーザ12の後部に取付部材12aを介して取り付けられる取付フレーム14と、該取付フレーム14の下端部に回動可能に設けられた回動フレーム15と、該回動フレーム15に設けられた3枚の溝形成用ブレード16,16,16と,各溝形成用ブレード16の下端にそれぞれ設けられた弾丸17,17,17とを有している。
取付フレーム14は、ブルドーザ12の後部に鉛直方向に向けて設けられており、下端両側部には、ブルドーザ12の幅方向で水平方向を向いた回動フレーム取付用の支軸18,18がそれぞれ設けられている。また、取付フレーム14の上端両側部には、左右一対の上部シリンダ受け19,19が後方に向けて突設され、前記支軸18の軸線に対して鉛直方向上方の取付フレーム幅方向中央には、横リンク取付軸20が設けられている。
回動フレーム15は、骨組15aの下部に平板15bを固着して平面視矩形状に形成したものであって、回動フレーム15の前後方向に向けて設けられた軸着部材21の前端部が前記支軸18,18に連結され、回動フレーム15の後部側が前記支軸18を中心にして上下方向に回動可能な状態で設けられている。回動フレーム15の下面側には、回動フレーム15の幅方向両端部の2箇所と、幅方向中央部の1箇所の合計3箇所に、等間隔で前記溝形成用ブレード16がそれぞれ設けられている。また、回動フレーム15の上面部で、後端縁中央部には、縦リンク取付軸22が設けられており、前記軸着部材21の前後方向中間部には、前記上部シリンダ受け19,19に対応した下部シリンダ受け23,23が設けられている。
溝形成用ブレード16は、帯板状の取付板部16aと板状のブレード部16bとによってT字状に形成したもので、取付板部16aが平板15bの下面に複数のボルト24にて固着され、ブレード部16bが鉛直方向かつ前後方向を向いた状態になっている。また、ブレード部16bは、弾丸暗渠を形成している標準的な作業中の状態において、後端縁16cが地表面に対して垂直になり、前端縁16dの下部が上部に対して後方に傾斜した後退角を有する略三角形状に形成されており、前端縁16dは、土砂の切り裂き効果を高めるために進行方向を先鋭化している。
弾丸17は、弾丸先端に装着したチェーン17aを介してブレード部16bの下端部に連結されており、回動フレーム15の回動によってブレード部16bの角度が上下方向に変化しても、進行方向後方に所定形状の弾丸部13aを形成できるようにしている。
上下に対向する上部シリンダ受け19,19と下部シリンダ受け23,23との間には、油圧シリンダ25,25がそれぞれ装着されている。この油圧シリンダ25は、ブルドーザ12からの油圧によって作動するもので、最も短縮した状態で、図2に想像線で示すように、溝形成用ブレード16及び弾丸17を地表面より上方に上昇させた待機状態にでき、適度に伸長させた状態で、図2に実線で示すように、ブレード部16b及び弾丸17を地中に挿入して弾丸暗渠を形成する作業状態にできるように、伸縮範囲が設定されている。
横リンク取付軸20に基部が回動可能に連結された横リンク26と、縦リンク取付軸22に基部が回動可能に連結された縦リンク27とは、両リンクの先端部が連結軸28によって回動可能に連結されており、支軸18、横リンク取付軸20、縦リンク取付軸22及び連結軸28をジョイント部とした平行リンク29が、取付フレーム14の下部、回動フレーム15、横リンク26及び縦リンク27によって形成されている。そして、縦リンク27には、鉛直方向に立設したレーザ光受光部材30が装着されている。このように、ブルドーザ12の後部に鉛直方向に向けて設けられた取付フレーム14に対して平行移動する縦リンク27にレーザ光受光部材30を装着することにより、溝形成用ブレード16の地中への挿入量が変化して回動フレーム15が支軸18を中心に回動しても、レーザ光受光部材30の鉛直性を保つことができる。
このように形成した弾丸暗渠形成装置11を使用して弾丸暗渠を形成する際には、取付部材12aを介して取付フレーム14をブルドーザ12の後部に取り付けることにより、ブルドーザ12の後部に弾丸暗渠形成装置11を装着する。同時に、油圧シリンダ25をブルドーザ12の適宜な油圧回路に接続するとともに、レーザ光受光部材30を油圧シリンダ25の伸縮制御手段に接続する。なお、油圧シリンダ25の伸縮制御手段は、従来から用いられている周知の制御手段を使用することができる。
油圧シリンダ25を短縮させて溝形成用ブレード16を地表面より上昇させた状態でブルドーザ12を走行させ、溝形成用ブレード16を溝形成開始位置に配置する。この状態で伸縮制御手段を作動させて油圧シリンダ25を伸長させ、回動フレーム15を回動させて溝形成用ブレード16を地中に挿入する。あらかじめ設定された深さに溝形成用ブレード16が挿入された状態でブルドーザ12を走行させることにより、弾丸暗渠形成装置11の進行方向後方に、所定深さに弾丸部13aを有する弾丸暗渠13を形成することができる。
このとき、溝形成用ブレード16は、回動フレーム15及び支軸18を介して取付フレーム14の下端部に回動可能な状態で強固に連結されており、回動フレーム15の回動状態は、取付フレーム14の上部シリンダ受け19と回動フレーム15の下部シリンダ受け23との間に設けた油圧シリンダ25によって直接的に調節するので、弾丸暗渠形成中にブレード部16b及び弾丸17に作用する負荷を、支軸18及び油圧シリンダ25で確実に受けることができ、平行リンク29には、弾丸暗渠形成時の負荷がまったく作用しないので、横リンク26及び縦リンク27に安価な細い部材を利用しても、レーザ光受光部材30を鉛直状態に保持して伸縮制御手段を確実に作動させることができる。これにより、3箇所の溝形成用ブレード16によって互いに平行な3本の弾丸暗渠13をあらかじめ設定された深さ及び間隔で同時に形成することができる。
また、板状のブレード部16bを油圧シリンダ25で所定位置に保持するので、弾丸暗渠形成部周辺の地表面を荒らすことなく、所望の弾丸暗渠13を効率よく形成することができる。所定の位置まで弾丸暗渠13を形成したら、油圧シリンダ25を短縮させてブレード部16b及び弾丸17を地上に引上げて待機状態とし、次の弾丸暗渠形成位置に移動して弾丸暗渠形成作業を繰り返す。これにより、従来の半分以下の作業時間で弾丸暗渠を形成することができ、面積が広い場所での弾丸暗渠形成作業を効率よく行うことができる。
なお、溝形成用ブレードの設置数は任意であり、各部材の形状なども任意に設定することができる。
11…弾丸暗渠形成装置、12…ブルドーザ、12a…取付部材、13…弾丸暗渠、13a…弾丸部、14…取付フレーム、15…回動フレーム、15a…骨組、15b…平板、16…溝形成用ブレード、16a…取付板部、16b…ブレード部、16c…後端縁、16d…前端縁、17…弾丸、17a…チェーン、18…支軸、19…上部シリンダ受け、20…横リンク取付軸、21…軸着部材、22…縦リンク取付軸、23…下部シリンダ受け、24…ボルト、25…油圧シリンダ、26…横リンク、27…縦リンク、28…連結軸、29…平行リンク、30…レーザ光受光部材

Claims (4)

  1. 走行可能な作業機の後部に、上下方向に移動可能に設けられる弾丸暗渠形成装置において、前記作業機の後部に設けられた鉛直方向の取付フレームと、該取付フレームの下端部に水平方向の支軸を介して回動可能に設けられた回動フレームと、該回動フレームを、前記支軸を中心として回動端を下方に回動させた作業位置と回動端を上方に回動させた待機位置とに回動させるためのシリンダと、前記回動フレームに設けられた複数の溝形成用ブレードと、各溝形成用ブレードの下端にそれぞれ設けられた弾丸とを備えるとともに、前記取付フレーム及び前記回動フレームと、取付フレームに平行な縦リンクと、前記回動フレームに平行な横リンクとによって形成された平行リンクを備え、前記縦リンクに、鉛直方向に立設したレーザ光受光部材を装着し、
    前記シリンダは、前記取付フレームの上端部に設けられた上部シリンダ受けと前記回動フレームの前後方向中間部に設けられた下部シリンダ受けに装着されていることを特徴とする弾丸暗渠形成装置。
  2. 前記回動フレームは骨組と平板と前後方向に向けて設けられた軸着部材とからなり、
    前記軸着部材は、前端部が前記支軸に連結され、前後方向中間部に前記下部シリンダ受けが設けられていることを特徴とする請求項1記載の弾丸暗渠形成装置。
  3. 前記複数の溝形成用ブレードは、前記回動フレームの幅方向両端部の2箇所と、前記回動フレームの幅方向中央部の1箇所との合計3箇所に等間隔で設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の弾丸暗渠形成装置。
  4. 前記走行可能な作業機がブルドーザであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の弾丸暗渠形成装置。
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