JP6855041B2 - 飲料抽出フィルタ及び飲料抽出バッグ - Google Patents

飲料抽出フィルタ及び飲料抽出バッグ Download PDF

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Description

本発明は、飲料抽出フィルタ及び飲料抽出バッグに関する。
飲料抽出フィルタに関連する技術として特許文献1が開示されている。この公報に記載された飲料抽出フィルタは、濾紙や不織布等からなるフィルタ本体と、このフィルタ本体を保持しながら容器の上端に置いて掛止させるためのホルダとを有している。
フィルタ本体は、使用前の状態において、下方が窄む扇形又は五角形の一対のシート材を上方が開口するように貼り合わせて形成されている。
ホルダは、フィルタ本体の外表面に貼着されている。このホルダの構成の左右方向の中央部分を構成する中央貼着部は、フィルタ本体に貼着され固定されている。中央貼着部の左右両側に形成されたアーム部は、下端側の連結部がフィルタ本体に貼着され、連結部を介して前記中央貼着部と連続的につながっている。アーム部は、連結部以外においてフィルタ本体から離れて引き起こし可能になっている。アーム部とその上端側で連続した掛止部は、アーム部を取り囲むように形成され、フィルタ本体から離れて引き出し可能で、容器の外表面に掛けられるようになっている。
このように、飲料抽出フィルタは、連結部以外のアーム部の全体及び掛止部がフィルタから離れて引き延ばされる構成になっている。
特開2014−109133号公報
従来の飲料抽出フィルタのフィルタ本体は、アーム部と連結部のみでつながっているため、フィルタ本体が搖動しやすく、フィルタ本体を開口させてカップ等に設置した際のフィルタ本体の安定性に欠けるという問題があった。
そこで本発明は、カップ等の容器への設置時にフィルタ本体の安定性のある飲料抽出フィルタ及び飲料抽出バッグを提供する。
本発明の飲料抽出フィルタは、下方に向かってすぼむ二辺を有する一対の基材を互いに対向させ、前記二辺を閉じ、上端側を開口させた袋状のフィルタ本体と、このフィルタ本体の外表面に貼着された中央貼着部と、この中央貼着部の左右両側に形成され且つ前記中央貼着部の下端と連結部を介して連続したアーム部と、このアーム部とその上端側で連続し前記アーム部を取り囲むように形成され前記フィルタ本体から離間して容器の外表面に係止される係止部とを有したホルダとを備え、前記左右両側のアーム部の互いに対向する内側辺の少なくとも一部が、前記連結部よりも上方において、谷折り線として中央貼着部に固定され、前記谷折り線を軸として前記左右両側のアーム部の外側が立ち上がり可能に形成されている。
この構成によれば、アーム部の内側辺が連結部よりも上方において中央貼着部に固定されているので、アーム部がフィルタ本体に固定される部分が大きくなる。したがって、フィルタ本体の搖動が起きにくい。
本発明の前記内側辺の全体は、前記谷折り線として中央貼着部に固定されていてもよい。
この構成によれば、アーム部の内側辺の全体が中央貼着部に固定されているため、フィルタ本体の搖動がより起きにくい。
本発明の前記アーム部の互いに対向する前記内側辺どうしの成す角は、6度以上90度以下のV字状に形成されていてもよい。
この構成では、アーム部が撓みにくい。
本発明の前記アーム部の互いに対向する内側辺は、下方に向かって急峻にすぼむ上辺部と、下方に向かって緩やかにすぼむ下辺部とを有していてもよい。
この構成によれば、アーム部の一部がV字状に形成されているため撓みにくい。
本発明の前記係止部は、下方に向かってすぼむ一対の傾斜辺部を有していてもよい。
この構成によれば、係止部を容器の外周面にフィットさせやすい。
本発明の前記アーム部の下端部外側から内側に向かって切込みが形成され、前記下端部外側が前記フィルタ本体から浮き上がり可能に形成されていてもよい。
この構成によれば、アーム部の外側の立ち上がりが容易となる。
本発明の前記係止部には、その内側辺に沿って立ち上がり可能な可動片が形成されていてもよい。
この構成によれば、係止部の表面と角度を変えることができるタブを、容器の外周面により確実にフィットさせやすくなる。
本発明の前記係止部は、前記アーム部の端部から水平方向両外側に延びた左右一対の肩部と、この左右一対の肩部から下方にすぼむ傾斜辺部を有する係止腕部とを有し、前記肩部と前記係止腕部との境目近傍の内側辺には、鉛直下方に延びる辺が形成されていてもよい。
この構成によれば、前記内側辺により容器の開口部を確実に保持しやすい。
(9) 本発明の飲料抽出フィルタは、下方に向かってすぼむ二辺を有する一対の基材を互いに対向させ、前記二辺を閉じ、上端側を開口させた袋状のフィルタ本体と、
このフィルタ本体の外表面に貼着された中央貼着部と、この中央貼着部の左右両側に形成されたアーム部と、このアーム部の上端側で連続し前記アーム部を取り囲むように形成され前記フィルタ本体から離間して容器の外表面に係止される係止部とを有したホルダとを備え、前記アーム部が前記フィルタ本体から離間可能であるとともに下方に向かってすぼむ向きに形成され、前記左右両側のアーム部の互いに対向する前記内側辺どうしの成す角が、10度以上90度以下のV字状に形成されている。
この構成によれば、係止部を引き出した際にアーム部がV字状の上端すなわち外側から引き起こされることでアーム部にねじれが生じ、バネ効果すなわち元に戻ろうとする力が働きやすくなる。したがって、アーム部にフィルタ本体と係止部とを引き寄せようとする力すなわちバネ効果が生まれる。
本発明の飲料抽出バッグは、上記いずれか一項に記載の飲料抽出フィルタに抽出原料が収容されて開口部が封止されている。
この構成によれば、上記いずれかの作用を有する飲料抽出バッグとなる。
本発明の飲料抽出フィルタ及び飲料抽出バッグは、カップ等の容器への設置時にフィルタ本体の安定性を有するという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態である飲料抽出フィルタを折り畳んだ状態で示す正面図である。 本発明の第1の実施形態である飲料抽出フィルタのフィルタ本体を示した正面図である。 本発明の第1の実施形態である飲料抽出フィルタを開口して容器にセットした状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態である飲料抽出フィルタを開口して容器にセットした状態を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態である飲料抽出フィルタを開口して容器にセットした状態を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態である飲料抽出フィルタを開口して容器にセットした状態を示す上面斜視図である。 本発明の第2の実施形態である飲料抽出フィルタを折り畳んだ状態で示す正面図である。 本発明の第2の実施形態である飲料抽出フィルタを開口して容器にセットした状態を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態である飲料抽出フィルタを折り畳んだ状態で示す正面図である。 本発明の第3の実施形態である飲料抽出フィルタを開口して容器にセットした状態を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態である飲料抽出フィルタを開口して容器にセットした状態を示す側面図である。
以下、本発明の例示として第1の実施形態から第3の実施形態の飲料抽出フィルタ及び飲料抽出バッグについて図を参照して説明する。なお、各実施形態において、上下左右とは、飲料抽出フィルタを容器に設置した状態での向きを意味している。また、図3−図5,図8,図10及び図11については、容器の下部を省略して示すとともに、飲料抽出フィルタを容器に掛けた際に容器内での飲料抽出フィルタの状態が分かるように、便宜上、容器の一部を破断して示している。
<第1の実施形態>
図1に示すように、本発明の第1の実施形態である飲料抽出フィルタ1Aは、上端側に開口部2が形成された袋状のフィルタ本体3と、フィルタ本体3の外表面に取り付けられ、フィルタ本体3を図3に示す容器100に係止させるとともに、フィルタ本体3の開口部2の形状を保持するホルダ4とを備えている。
図2に示すように、フィルタ本体3は、第1基材5とこれに対向配置させる第2基材6とを備えている。
第1基材5は、水平方向に延びる第1の上辺7aと、第1の上辺7aの両端から互いに離間するように斜め下方に延びる第2の上辺7b,7bと、上辺7bの下端から頂部E方向に延びる左右の下辺7c,7cとに囲まれた5角形に形成されている。
第1の上辺7aと第2の上辺7bとが成す角度は約135度、第2の上辺7bと下辺7cとが成す角は約90度、下辺7c,7cが成す角は約90度にされている。
第2基材6は、第1基材5と同形状に形成されている。なお、第2基材6を取り囲んでいる各辺の符号は第1基材5の対向する又は重なり合う各辺の符号と同じである。
第1基材5と第2基材6とは、濾紙や不織布などからなる通液性を有する材料により形成されており、各辺を揃えて重ねられ、左右の下辺7c,7cの直近を直線状かつ連続的に溶着し、第1の上辺7a及び第2の上辺7b,7bを解放した状態で貼り合わされている。これにより、第1の上辺7a及び第2の上辺7bにおいて開口可能で、閉じられた下辺7c,7cが頂部Eに向かってすぼむ形状になっている。
ホルダ4は、フィルタ本体3の第1基材5に固定された第1保持部9と、第2基材6に固定された第2保持部10とを有している。このホルダ4は、紙又は合成樹脂等の材料により剛性のある薄板状に形成されている。
第1保持部9は、上辺9a,9b,9bと、下辺9c,9c,9dとによりほぼ六角形に形成されている。
上辺9a,9b,9bは、第1基材5の第1の上辺7a及び第2の上辺7b,7bに沿って形成されている。上辺9aの左側半分には、上辺9aから突出するタブ11が形成されている。
下辺9c,9cは、第1基材5の下辺7c,7cに沿って形成されている。
下辺9dは、第1の上辺7aにほぼ平行で第1の上辺7aよりもやや短く形成されている。
図1に示すように、ホルダ4の一方の基材を構成する第1保持部9は、上辺9aに沿って形成された正面上側貼着部15と、正面上側貼着部15の左右方向の中央で縦方向に形成された中央貼着部16と、中央貼着部16の左右両側に形成されたアーム部17,17と、一方のアーム部17の上端から他方のアーム部17の上端までアーム部17,17の下方を取り囲むように形成された係止部18とを有している。第1保持部9は、更に係止部18の外側に形成され、フィルタ本体3の開口時に図3に示す側面Sを支持する側面貼着部19を有している。
正面上側貼着部15は、上辺9aと、上辺9b,9bから下方に窄むように斜め方向に延びる山折り線20と、上辺9aに平行で係止部18の一部を形成する肩部26の外側辺26b,26bを結んだ仮想線Lに囲まれて形成されている。正面上側貼着部15の少なくとも一部は、フィルタ本体3に貼着されている。この正面上側貼着部15は、図3に示すように、フィルタ本体3が開口した際の正面F及び背面Bの開口部2を形成し、支持する部分となっている。
なお、山折り線20同士が成す角度は約80度に設定されており、図3に示すように、図1に示す第1保持部9及び第2保持部10の4本の山折り線20でフィルタ本体3を四角錐にするようになっている。
図1及び図4に示すように、中央貼着部16は、正面上側貼着部15の左右方向の中間の位置から下方に延びている。中央貼着部16は、正面上側貼着部15の下方に形成された略V字形の谷折り線21に挟まれた部分である。中央貼着部16の少なくとも一部はフィルタ本体3に貼着されている。
谷折り線21は、中央貼着部16とアーム部17とを分けており、アーム部17の内側辺17aを構成している。この谷折り線21は、型押しされた直線若しくは浅い切込みによるものを含む間欠的な又は破線の切込みにより形成され、中央貼着部16とアーム部17の内側とが分離しないように且つ折り曲げ易くされている。この谷折り線21,21同士が成す角度は、6度以上90度未満に設定されており、10度以上80度以下に設定されることが好ましく、20度以上60度以下に設定されていることがより好ましい。
谷折り線21,21同士の成す角度が6度未満であると、アーム部17が略垂直方向に立ち上るため、一対のアーム部17,17により、図3に示す正面Fと背面Bの2か所でフィルタ本体3を支持する格好となる。このような構成では、フィルタ本体3を開口してその内部に注液した際に、液体の荷重でアーム部17が外側に弧を描くように撓みやすくなる。また、谷折り線21,21同士の成す角度が90度以上であると係止部18を引き起こし難くなる。
しかし、図4に示すように、谷折り線21,21同士の成す角度が10度以上であると撓み難くなり、20度以上であると、略撓まなくなる。また、谷折り線21,21同士の成す角度が80度以下であると係止部18を引き起こし易くなり、20度以上60度以下であると、引き出し易さが適度になる。
本実施形態では、谷折り線21,21同士の成す角は40度に設定されている。
図4に示すように、アーム部17,17は、互いに対向する内側辺17a,17a及び外側辺17b,17bにより、略V字型に形成されている。外側辺17bは、内側辺17aに平行に設けられ、下端pにおいて内側辺17aの下端よりも少し下方で、中央方向に緩やかに折れ曲がって各アーム部17の幅方向中間部に達している。各外側辺17bは下端pから斜め上方に向かう一続きの切込みにより形成されている。これによりアーム部17の下端部外側が立ち上がりやすい構造となっている。
なお、外側辺17bの下端pは、内側辺17aに交差しない限り、内側辺17aの下端と同じ高さ位置(上下方向の位置)まで延びていてもよい。
これらのアーム部17,17の少なくとも外側は、フィルタ本体3に貼着されずに、谷折り線21を基端として外側辺17bから立ち上がり可能になっている。
図1に示すように、中央貼着部16及びアーム部17,17の下方には、これらをつなげている連結部25が形成されている。連結部25は、アーム部17及び中央貼着部16の下方において略水平方向に延び、その両端でアーム部17に沿って、一定の幅で、アーム部17の左右両外側に延びている。連結部25は、中央貼着部16及びアーム部17の下方の少なくとも一部においてフィルタ本体3に貼着されている。本実施形態では、連結部25の全体がフィルタ本体3に貼着されている。
なお、連結部25は、中央貼着部16及びアーム部17をつなげている限り、中央貼着部16及びアーム部17と連結部25との間に折れ目又はスリットが入っていてもかまわない。
係止部18は、一対のアーム部17の上端から左右両外側に略水平方向に延びた左右一対の肩部26と、両肩部26,26からアーム部17及び連結部25の側方及び下方を取り囲むように略V字状又は略U字状に形成された係止腕部27とを有している。係止腕部27は、肩部26から折れ曲がって下方に向かってすぼむ一対の傾斜辺部28とその下端で傾斜辺部28,28同士を結ぶ底辺部29とを有している。
係止部18の輪郭を構成する内側辺18aは、連結部25と切り離されるように、また、外側辺18bは、側面貼着部19と切り離されるように、それぞれ一続きの切込みにより形成されている。
具体的に言うと、肩部26は、アーム部17の外側辺17bの上端から連続して略水平方向に切り込まれた内側辺26aと、谷折り線21の上端から斜め上方に湾曲した後略水平方向に切り込まれ、更にその後斜め下方に切り込まれた外側辺26bとにより形成されている。肩部26は、本実施形態では係止腕部27よりも幅広に形成されている。
また、係止腕部27は、肩部26の内側辺26aの両端から略鉛直下方に所定寸法下がった後、連結部25及びアーム部17,17を取り囲むように形成された内側辺27aと、内側辺27aと一定の間隔を空けて一定の幅寸法を持たせて外側辺26bから連続して形成された外側辺27bとにより形成されている。
この構成により、係止腕部27は、肩部26の外側端部から下方に向かってすぼむ方向に延びる一対の傾斜辺部28と、傾斜辺部28,28の下端間に亘って延びる底辺部29とを有している。左右の傾斜辺部28は、ホルダ4の一対の下辺9cに沿って延びており、互いに90度に交差する方向に延びている。
係止腕部27の内側辺27aの鉛直下方に延びる辺40(図1,図3,図4参照)の直下には、内側辺27aに沿って固定されているとともにこの内側辺27aを基端として起き上がり可能な可動片Kが形成されている。可動片Kは、図1に示すように傾斜辺部28と連結部25との隙間を埋めるように形成されている。なお、内側辺27aの上端において鉛直下方に延びる辺40は、肩部26と係止腕部27との境目の近傍に形成されていれば、係止腕部27を形成するものか肩部26を形成するものか厳密に問うものではない。
この係止部18は、フィルタ本体3に貼着されておらず、上述のとおり内側辺18a及び外側辺18bがそれぞれ一続きの切込みにより形成されているため、引き起こしてフィルタ本体3から離間させることができるようになっている。
図1及び図5に示すように、側面貼着部19は、正面上側貼着部15に隣り合って肩部26の上方で隣り合う側面上側支持部30と、傾斜辺部28に沿って形成された側面中心支持部31とを有している。
側面上側支持部30は上辺9bにほぼ沿って延び、その少なくとも一部がフィルタ本体3に貼着されており、図3及び図5に示す側面Sの上端開口部を支持する部分である。側面中心支持部31は、下辺9cに沿って左右の角部付近から長尺に延び、その少なくとも一部がフィルタ本体3に貼着されており、フィルタ本体3が開口した際に、図2に示す下辺7cを挟んで側面の中心を縦方向に支持する部分である。
本実施形態では、側面上側支持部30及び側面中心支持部31共に、全体がフィルタ本体3に貼着されている。
次に、飲料抽出フィルタ1Aの使用方法と作用について説明する。
図1に示す飲料抽出フィルタ1Aを図3に示す容器100に設置するには、図1に示すようにホルダ4の係止腕部27の底辺部29を把持して、表裏に位置する底辺部29同士が離れるようにフィルタ本体3から引き起こす。そうすると、肩部26がわずかにフィルタ本体3から立ち上がりつつ係止腕部27がやや水平方向に立ち上がって、山折り線20で第1保持部9及び第2保持部10が折れ曲がり、開口部2が少し開く。
この状態で飲料抽出フィルタ1Aを容器100の上方に位置させ、底辺部29の裏面(フィルタ本体3に対向する面)を容器100の外周面に当て、そのまま下方に押し下げる。そうすると、係止腕部27が容器100の外周面を摺動し、これに伴って肩部26の外側が少しずつ立ち上がる。こうして一対の係止部18は、容器100の径方向に広げられる。
一対の係止部18,18の間が広げられると、図3に示すように、係止部18に連続しているアーム部17,17どうしも係止部18に引っ張られて径方向に離間し、ホルダ4が山折り線20で折れ曲がり、正面上側貼着部15が正面F及び背面Bを、側面上側支持部30が側面Sを向いて、フィルタ本体3が概略四角錐になるように大きく開口する。この際、アーム部17の内側辺17a,17aの略全体が中央貼着部16に固定されている(言い換えると中央貼着部16から離れない)ため、一対の係止部18,18どうしの離間に伴って、アーム部17が上下方向の全体に亘って第1基材5と第2基材6とを引き離すように引っ張られ、フィルタ本体3の全体がしっかりと開口する。
そして、図1に示す連結部25のアーム部17の左右両側に延びた部分は、図5に示すように側面S側に回り込んで側面Sにおいて正面Fとの境目の近傍及び側面Bとの境目の近傍を縦方向に支持するとともに、これと間を空けて側面中心支持部31が側面Sの中央部分を縦方向に支持する。
更に、肩部26の内側辺26aに容器100の上端が当接するまで係止部18を引き下げると、係止部18は容器100をしっかりと把持した状態となる。
すなわち、図4に示すように、係止部18が容器100に掛けられた状態において、アーム部17の内側辺17aは、中央貼着部16から分離しないように固定されているため、アーム部17は、内側辺17aを中心線にしてその外側辺から立ち上がっている。また、アーム部17は、その下端でフィルタ本体3に貼着されている連結部25に固定されているため、幅方向の全体が起き上がれる上端に対し、下端は外側辺17bの先端まですなわち外側寄りの少しの幅しか立ち上がることができない。
すなわち、アーム部17は、上方が立ち上がり易いのに対して下方は立ち上がり難い捻じれ構造になっているため、アーム部17が元の平坦な形状に戻ろうとすることにより容器100に掛けられた係止部18を引き寄せようとするバネ効果が働く。
また、肩部26については、アーム部17及び係止腕部27との各々の間において折り目を形成する線なしに連続しており、またアーム部17よりも少し大きく立ち上がるため、係止部18が容器100に掛けられたとき、係止部18に元の平坦な形状に戻ろうとするバネ力が働く。
したがって、係止部18は、図3に示すように、肩部26の内側辺26aが容器100の上端に当接するまで容器100の外周面に押し下げられた際に、フィルタ本体3側に近づこうとするバネ力がしっかりと働いて容器100に固定される。言い換えると、係止部18は容器100の外周面に固定されているため、バネ力はフィルタ本体3を開口させておく方向に働くため、フィルタ本体3をしっかりと開口させた状態で維持されやすくなる。
また、係止腕部27は、一対の傾斜辺部28が下方に向かって窄む略V字型に形成されているため、容器100の円周面にフィットした状態で設置される。したがって、容器100の外周面にフィットした係止腕部27に前述のアーム部17及び係止部18のバネ効果が有効に働き、係止部18が容器100の外周面にしっかりと固定された状態が生まれる。
更に、係止腕部27は内側辺に沿って立ち上がり可能な可動片Kを有しているため、可動片Kが容器100の外周面に沿うように立ち上がることで、外周面に対する密着性が高められる。したがって、係止部18が容器100の外周面に強く固定される効果が一層強くなる。
そして更に、係止部18は、図6に示すように、肩部26が容器100の円周上の2点R1−R2間に跨るように掛けられるため、前述のバネ効果の働きもあってこの2点R1−R2から互いに対向する方向にも容器100を把持する力が働く。ここで、図4に示すように、係止腕部27の内側辺27aの上端は、略鉛直方向にカットされた辺40を構成しているため、寸胴又は下方にやや窄むテーパ状に形成された外周面に対し上下方向にぴったりと密着して容器100を把持する。したがって、係止部18は、係止腕部27の上端において前記2点R1−R2を結ぶ方向にもより一層強く容器100に固定される。
そして、図3及び図5に示すように、肩部26は外側及び上端側をやや立ち上がらせて容器100の上端に食い込むように堅固に設置されるとともに、係止腕部27が略V字型に形成されているため、一旦係止部18が容器100の上端に固定されると係止部18が容器100から外れる方向に動き難くなる。すなわち、係止腕部27が略V字型であるため、係止部18が上方に移動しようとすると係止腕部27の内側辺27aが容器100の外周面と当接して徐々に大きな摩擦が生じるのである。
このように、飲料抽出フィルタ1Aは、アーム部17及び係止部18のバネ効果により、容器100に強く固定することができるという効果を奏する。
また、飲料抽出フィルタ1Aは、肩部26が容器100に対し強く食い込むことができるとともに、係止腕部27を容器100の外周面になじむようにフィットさせることが出来る。また、係止腕部27の内側辺27aの上端の鉛直方向の辺40や可動片Kの存在により、容器100への密着性を高めることができる。また、肩部26が円周上の互いに離れた2点に跨って掛けられていることから、一対の係止部18どうしが近接する方向のみならず、2点を結ぶ方向にも把持力を発揮することができる。
したがって、飲料抽出フィルタ1Aは、容器100により強く固定することができるという効果を奏する。
また、図4に示すようにアーム部17の外側辺17bの下端pは、外側から内側に向かって切り込まれており、フィルタ本体3から浮き上がり可能に形成されている。したがって、アーム部17の外側辺17bにおいてある程度立ち上がりやすくなっているという効果を奏する。
また、図5に示すように連結部25のアーム部17の左右両側に延びた部分が、側面において正面と側面との境目の近傍を縦方向に支持し、側面中心支持部31が、側面の中央部分を縦方向に支持するため、フィルタ本体3の側面部もしっかりと支持することができるという効果を奏する。
また、図3に示すように正面上側貼着部15と側面上側支持部30とが、フィルタ本体3の開口部2を略連続的に支持しているため、フィルタ本体3の内部に注液した際にフィルタ本体3の開口部2がよれることを有効に防止することができるという効果を奏する。
なお、本実施形態において、アーム部17の内側辺17aは、図1に示すように、その全体において、すなわち肩部26の外側辺26bの近傍まで中央貼着部16に固定された構成を例として説明したがこれに限定されるものではなく、連結部25よりも上方において少なくとも一部が固定されていればよい。具体的には、アーム部17の内側辺17aは、連結部25よりも上方に設定された内側辺17aの下端側、上端側又はこれらの間の中央付近の少なくともいずれかで中央貼着部16に固定されていればよい。
アーム部17の内側辺17aがこのように構成されていれば、内側辺17aがフィルタ本体3から立ち上がりにくくなるとともに、谷折り線21を軸としてアーム部17の外側が立ち上がって、バネ効果を発揮し得るからである。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態の飲料抽出フィルタ1Bについて、図7及び図8を用いて説明する。
本実施形態では、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略し、第1の実施形態と相違する点を中心に説明する。
本実施形態の飲料抽出フィルタ1Bが第1の実施形態の飲料抽出フィルタ1Aと異なる点は、アーム部17の内側辺17aが、下方に向かって急峻にすぼむ上辺部35と、下方に向かって緩やかにすぼむ下辺部36とを有している点である。言い換えると、飲料抽出フィルタ1Bは、下方から上方に向かって大きく、その後小さく、2段階拡開している。本実施形態ではアーム部17の内側辺17aの下端から上下方向ほぼ中央まで(下辺部36)が55度前後で拡開しており、その残り(上辺部35)が、25度前後で拡開している。
アーム部17の内側辺がこのように2段階拡開することにより、アーム部17をV字型に形成しつつも肩部26の立ち上がりが若干容易になり、結果、容器100の外周面への係止腕部27の密着性がより高くなる。したがって、飲料抽出フィルタ1Bは、容器100への固定が堅固になるという効果を奏する。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について図9−図11を用いて説明する。
本実施形態では、前述の第1の実施形態及び第2の実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略し、前述の実施形態と相違する点を中心に説明する。
本実施形態の飲料抽出フィルタ1Cが第1の実施形態又は第2の実施形態の飲料抽出フィルタ1A,1Bと異なる点は、アーム部17の内側辺17aが切り込み線で形成されており、中央貼着部16に固定されていない点である。
前述のとおり、開口時のフィルタ本体3の安定性の観点及びバネ効果の観点からは、アーム部17の内側辺が中央貼着部16に固定されていることが最も好ましいが、アーム部17の内側辺17aは中央貼着部16に固定されていなくてもバネ効果を発揮し得る。
なぜなら、アーム部17は、V字型に形成されフィルタ本体3から引き起こされた際に、外側が立ち上がりやすくなっているのに対し、下端は連結部25に固定されているため、捻じれ構造をなし、アーム部17に元の平坦形状に戻ろうとするバネ効果が働くからである。また、アーム部17は、V字型に形成されているため、垂直に形成されている場合に比べて引き起こし難くなっていることからもバネ効果が働く。
また、アーム部17は、V字型に形成されており、すなわちフィルタ本体3から引き起こされた際に頂部Eを中心として略4方向に延びた状態となる。
従ってフィルタ本体3の内部に注液され荷重がかかっても、垂直に形成された従来のアーム部17のように撓んでしまうことを回避することができ、開口されたフィルタ本体3をしっかりと保持しつつ、容器100に固定することができるという効果を奏する。
本発明は、以上で例示した実施形態を含む本発明の飲料抽出フィルタ1A等のフィルタ本体3の内部に引いたコーヒー豆等の飲料の抽出原料を収容して開口部2を封止した飲料抽出バッグであってもよい。
このような飲料抽出バッグは、飲料のドリップに非常に便利であり、タブ11により収容した抽出原料をこぼさずに開口部2を容易に開封することができるという効果を奏する。そして、飲料抽出バッグは、上述した機能により飲料抽出フィルタ1A等を安定的に設置して飲料の抽出を行うことができる。
なお、タブ11は、飲料抽出フィルタ1A−1C内に抽出原料を収容させて開口部2を封止した飲料抽出バッグを開封する際に把持する部分として、特に有効に機能するパーツとして上記各実施形態にて示した。しかし本発明の飲料抽出フィルタは、予め抽出原料を封入せずに飲料の抽出時に抽出原料を充填した場合にも上記した作用及び効果を奏するものであり、本発明においてタブ11が形成されていることは必須ではない。
1A,1B,1C…飲料抽出フィルタ
2…開口部
3…フィルタ本体
4…ホルダ
7c…下辺(下方に向かってすぼむ2辺)
5…第1基材
6…第2基材
16…中央貼着部
17…アーム部
17a…内側辺
18…係止部
21…谷折り線
25…連結部
26…肩部
27…係止腕部
28…傾斜辺部
35…上辺部
36…下辺部
40…鉛直下方に延びる辺
100…容器
E…頂部
p…下端(切込み)

Claims (9)

  1. 下方に向かってすぼむ二辺を有する一対の基材を互いに対向させ、前記二辺を閉じ、上端側を開口させた袋状のフィルタ本体と、
    このフィルタ本体の外表面に貼着された中央貼着部と、この中央貼着部の左右両側に形成され且つ前記中央貼着部の下端と連結部を介して連続したアーム部と、このアーム部とその上端側で連続し前記アーム部を取り囲むように形成され前記フィルタ本体から離間して容器の外表面に係止される係止部とを有したホルダとを備え、
    前記左右両側のアーム部の互いに対向する内側辺の少なくとも一部が、前記連結部よりも上方において、前記中央貼着部と前記アーム部の少なくとも一部とを分離させない谷折り線として前記中央貼着部に固定され、前記谷折り線を軸として前記左右両側のアーム部の外側が立ち上がり可能に形成されている飲料抽出フィルタ。
  2. 前記内側辺の全体が、前記谷折り線として中央貼着部に固定されている請求項1に記載の飲料抽出フィルタ。
  3. 前記アーム部の互いに対向する前記内側辺どうしの成す角が、6度以上90度以下のV字状に形成されている請求項1又は2に記載の飲料抽出フィルタ。
  4. 前記アーム部の互いに対向する内側辺が、下方に向かって急峻にすぼむ上辺部と、下方に向かって緩やかにすぼむ下辺部とを有している請求項1から3のいずれか一項に記載の飲料抽出フィルタ。
  5. 前記係止部が、下方に向かってすぼむ一対の傾斜辺部を有している請求項1から4のいずれか一項に記載の飲料抽出フィルタ。
  6. 前記アーム部の下端部外側から内側に向かって切込みが形成され、前記下端部外側が前記フィルタ本体から浮き上がり可能に形成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の飲料抽出フィルタ。
  7. 前記係止部には、その内側辺に沿って立ち上がり可能な可動片が形成されている請求項1から6のいずれか一項に記載の飲料抽出フィルタ。
  8. 前記係止部は、前記アーム部の端部から水平方向両外側に延びた左右一対の肩部と、この左右一対の肩部から下方にすぼむ傾斜辺部を有する係止腕部とを有し、前記肩部と前記係止腕部との境目近傍の内側辺には、鉛直下方に延びる辺が形成されている請求項1から7のいずれか一項に記載の飲料抽出フィルタ。
  9. 請求項1からのいずれか一項に記載の飲料抽出フィルタに抽出原料が収容されて開口部が封止された飲料抽出バッグ。
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