JP6854305B2 - 地盤改良装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、地盤改良装置1は、掘削機5に敷設され地盤2に対して垂直方向に配設されたオーガロッド6の先端に取付けられる。図2、図3に示すように、地盤改良装置1は、オーガロッド6の先端に着脱自在に取付けられるロッド本体7と、ロッド本体7の下端に配設された食込歯8と、ロッド本体7の下部(下端よりも上側)に放射状に配置され、ロッド本体7と一体的に回転する複数の掘削翼9と、掘削翼9よりもロッド本体7の上部に配置されロッド本体7と一体的に回転して地盤2を撹拌する撹拌翼10と、掘削翼9と撹拌翼10との間に配置される共回り防止翼11と、ロッド本体7の内部を通ってセメントスラリー12を地盤2に吐出可能な吐出路13とを備える。
図2、図3に示すように、ロッド本体7の下端に配設された食込歯8は、先端がロッド本体7の貫入時に先立って地盤2に貫入されるよう尖った板状に形成されている。食込歯8は、その外周に配置された先端ビット28を備えている。先端ビット28は、食込歯8の板面の両側にあって、その先端をロッド本体7の軸心に向くよう形成されている。
掘削翼9は、一対の掘削ブレード30,31と、各掘削ブレード30,31に複数個配置された掘削ビット(ビットに相当する)32,33と、各掘削ブレード30,31に複数個配置された撹拌子34,35とを備える。
図2、図3に示すように、撹拌翼10は、ロッド本体7に対して上下一組とした撹拌翼10を備える。撹拌翼10の構成は、ロッド本体7を中心とする周方向の配置が異なるだけで同様であるから、上側の撹拌翼10をもってその構成を兼用するする。
図2、図3に示すように、共回り防止翼11は、掘削ブレード30,31と撹拌ブレード36,37との間に配置されている。共回り防止翼11は、防止ブレード本体40,41と、軸受機構部44とを備えている。防止ブレード本体40,41は、ロッド本体7を中心として、掘削ブレード30,31および撹拌ブレード36,37より長い半径とされて、ロッド本体7の外周から放射状に配置される。
吐出路13の構成について述べる。図5に示すように、吐出路13は、オーガロッド6(駆動装置20)から供給されたセメントスラリー12を、ロッド本体7の外部へ吐出させる。
上記構成を備えた地盤改良装置1における施工方法を説明する。なお、地盤改良装置1の施工方法では、掘削機5が備えたオーガロッド6にジョイント15を介して取付けられた状態としている。また、地盤改良装置1は、掘削機5が有する制御装置の機能により、駆動装置20の回転によって、地盤2に正回転方向で貫入される。地盤改良装置1を地盤2に正回転方向で貫入されるのは、予め決められた所定深度である(図8参照)。
地盤改良装置1の貫入の際の施工方法の概ねを説明する。地盤改良装置1の貫入の際、地盤2の状態によっては、加水により地盤2をほぐした状態としておく。地盤改良装置1の貫入時は、地盤改良装置1の先端ビット28が地盤2に貫入され、続いて食込歯8とともに貫入される。さらに、ロッド本体7を地盤2に貫入すると、掘削翼9が地盤2に貫入される。また、さらにロッド本体7を地盤2に貫入すると、共回り防止翼11、撹拌翼10が地盤2に順次貫入される。そして、掘削翼9の第一掘削ビット32、第二掘削ビット33の先端32a,33aが貫入された時点が、前記所定深度である。また、地盤改良装置1の貫入および引抜きにおいて、貫入では下部吐出口23、引抜きでは上部吐出口66からセメントスラリー12を吐出させる。
次に、掘削翼9における貫入時の掘削工程を詳細に説明する。ロッド本体7を正転して地盤2に貫入させると、ロッド本体7に一体的に回転する食込歯8、食込歯8に後続して複数の掘削翼9が、その掘削ブレード30,31に配置された第一掘削ビット32、第二掘削ビット33により、地盤2を掘削する。第一掘削ビット32、第二掘削ビット33の先端32a,33aは、掘削ブレード30,31よりも下方に配置されているから、掘削ブレード30,31よりも第一掘削ビット32、第二掘削ビット33が先行する。
次に、貫入時における撹拌翼10の撹拌工程を説明する。撹拌ブレード36,37は、ロッド本体7の正転方向D1の回転において、前方が下傾斜され、前方が下傾斜する上面36a,37a、下面36b,37bを有している。このため、掘削翼9で掘削された地盤2が、撹拌翼10とは別に撹拌ブレード36,37によって撹拌される。また、撹拌ブレード36,37は、ロッド本体7から下面36b,37bに沿って延長される補強部材38を備えて、撹拌ブレード36,37はロッド本体7に強固に固定されているから、地盤2の撹拌が安定する。
地盤改良装置1が所定深度まで到達すると、先端処理工程(ダブリング)として、ロッド本体7の正回転を継続したまま(セメントスラリー12を下部吐出口23から吐出させずに)、ロッド本体7を上側の撹拌翼10位置まで上動させ、その後、所定深度まで再び到達させる(セメントスラリー12を下部吐出口23から吐出)。
地盤改良装置1の引抜きの際の施工方法の概ねを説明する。地盤改良装置1では、先端処理工程の後にロッド本体7を逆転方向D2させた状態で、上部吐出口66からセメントスラリー12を吐出し、掘削翼9においては撹拌子34,35によりセメントスラリー12と地盤2を撹拌し、共回り防止翼11によりセメントスラリー12と地盤2を撹拌する。なお、ロッド本体7を逆転方向D2させた状態で、上部吐出口66からセメントスラリー12を吐出させる機構としては、後に詳述する。
地盤改良装置1を地盤2に貫入する前は、ロッド本体7に形成された案内板26に、食込歯8に形成されたピンが遊嵌されて、食込歯8は下動し、地盤改良装置1を地盤2に貫入すると、食込歯8が地盤2から抵抗を受け、食込歯8が上動して、ロッド本体7の下端に、食込歯8の当接面22が当接して、食込歯8の上動が制限されて、セメントスラリー12を下部吐出口23から吐出させることができる。
引抜き工程における掘削翼9の機能について説明する。引抜き工程では、掘削翼9の第一掘削ビット32、第二掘削ビット33については、上部吐出口66からセメントスラリー12を吐出させているので、第一掘削ビット32、第二掘削ビット33も、セメントスラリー12と地盤2の撹拌に供せられる。
Claims (2)
- 地盤における改良対象土と、処理剤とを撹拌させて円柱状の造成体を形成する地盤改良装置であって、
正転によって地盤に貫入し逆転によって地盤から引抜かれるロッド本体と、該ロッド本体の内部を通って前記処理剤を地盤に吐出可能な吐出路と、該ロッド本体の下部に放射状に配置され該ロッド本体と一体的に回転する複数の掘削翼と、該掘削翼よりも前記ロッド本体の上部に配置され前記ロッド本体と一体的に回転して地盤を撹拌する撹拌翼とを備え、
前記掘削翼は、前記ロッド本体の外周から径方向外向きに突設されて正転方向の前方へ向け下傾斜する板状の掘削ブレードと、該掘削ブレードの下端部に離間するように複数並べられて該下端部から下傾斜方向下向きに突出するビットとを備え、
前記少なくとも一つの掘削翼は、前記掘削ブレードに配置された一つまたは複数の撹拌子をさらに備え、
該撹拌子は、板状であり、前記掘削ブレードの延びる方向において前記掘削ブレードにおける前記ビットの間に配置され、前記掘削ブレードにおける逆転方向の前方側の設置面から、逆転方向における前方向に突設され、しかも突出先端が前記ビットの下端部よりも上側に配置されていることを特徴とする地盤改良装置。 - 前記吐出路は、前記ロッド本体の下部に設けられて前記処理剤を前記ロッド本体の外部に吐出するための下部吐出口と、該下部吐出口より前記ロッド本体の上部に設けられて前記処理剤を前記ロッド本体の外部に吐出するための上部吐出口とを備え、
前記吐出路は、前記ロッド本体の貫入時に前記下部吐出口から前記処理剤が吐出され、前記ロッド本体の引抜き時に前記上部吐出口から前記処理剤が吐出されるように、前記吐出路における処理剤の吐出口を切替える弁装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の地盤改良装置。
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