JP6854146B2 - ネットワークシステム、サーバ、情報処理方法および冷蔵庫 - Google Patents

ネットワークシステム、サーバ、情報処理方法および冷蔵庫 Download PDF

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Description

本発明の一態様は、音声メッセージを出力するネットワークシステム、サーバ、情報処理方法および冷蔵庫の技術に関する。
従来から、状況に適したメッセージを出力するための技術が知られている。たとえば、特開2016−24636号公報(特許文献1)には、制御装置、制御方法および制御プログラムが開示されている。特許文献1によると、制御装置は、対話エージェントシステムとユーザとの会話における音の特徴に基づいて、応答メッセージとして出力する広告に関する情報である広告情報を検索する検索部と、検索部によって検索された広告情報に関する広告を応答メッセージとして出力するよう制御する出力制御部と、を備えたことを特徴とする。このため、制御装置は、ユーザに適したメッセージを出力することができる。
特開2016−24636号公報
本発明の一態様の目的は、状況に適したタイミングでメッセージを出力することができるネットワークシステム、サーバ、情報処理方法および冷蔵庫を提供することにある。
本発明の一態様に従うと、ネットワークシステムが提供される。ネットワークシステムは、複数の冷蔵庫と、複数の冷蔵庫それぞれの過去の扉の開閉動作に基づいて、複数の冷蔵庫それぞれに複数種類のメッセージのそれぞれを音声出力させるためのタイミングを決定するサーバと、を備える。
以上のように、本発明の一態様によれば、状況に適したタイミングでメッセージを出力することができるネットワークシステム、サーバ、情報処理方法および冷蔵庫が提供される。
第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示す図である。 第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1を構成するサーバ100の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる冷蔵庫300の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるネットワークシステム1の機能構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる発動条件データ121を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる発話データ122を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる操作・対話ログデータベース123を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかる操作・対話ログの回数の推移のグラフ123Bを示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるタイミング予測用のグラフ124Bを示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるタイミング予測データ124を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるユーザ情報データ125を示すイメージ図である。 第1の実施の形態にかかるサーバ100におけるログ蓄積処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるサーバ100におけるメッセージ提供処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかる冷蔵庫300におけるメッセージ出力処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる事象関連データ126を示すイメージ図である。 第2の実施の形態にかかるタイミング予測データ124Cを示すイメージ図である。 第2の実施の形態にかかるサーバ100におけるメッセージ提供処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる応答データ127を示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかる集計データ128を示すイメージ図である。 第3の実施の形態にかかるサーバ100におけるメッセージ提供処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる冷蔵庫300におけるメッセージ出力処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる発話データ122Dを示すイメージ図である。 第4の実施の形態にかかるタイミング予測データ124Dを示すイメージ図である。 第5の実施の形態にかかる発話データ122Eを示すイメージ図である。 第5の実施の形態にかかるタイミング予測データ124Eを示すイメージ図である。 第5の実施の形態にかかるサーバ100におけるメッセージ提供処理を示すフローチャートである。 第6の実施の形態にかかる第1の発話データ122Fを示すイメージ図である。 第6の実施の形態にかかる第2の発話データ122Gを示すイメージ図である。 第7の実施の形態にかかるタイミング予測データ124Hを示すイメージ図である。 第7の実施の形態にかかる発動条件データ121Hを示すイメージ図である。 第8の実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成と動作概要とを示す図である。 第8の実施の形態にかかる冷蔵庫300におけるログ蓄積処理を示すフローチャートである。 第8実施の形態にかかる冷蔵庫300におけるメッセージ出力処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の全体構成>
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。ネットワークシステム1は、主に、メッセージ提供サービスを実現するためのサーバ100Aと、当該サーバ100に天気予報やニュースやおススメ料理やユーザのカレンダ情報などを提供する他のサーバ100B,100Cと、ルータ200やインターネットなどを介して当該サーバ100と通信可能な冷蔵庫300などを含む。
<ネットワークシステム1の動作概要>
次に、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。図1(A)を参照して、ユーザが起床後すぐに冷蔵庫300の扉を開けると、冷蔵庫300が起床時に適したメッセージを出力する。図1(B)を参照して、ユーザが朝食の準備時に冷蔵庫300の扉を開けると、冷蔵庫300が朝食の準備時に適したメッセージを出力する。図1(C)を参照して、ユーザが出勤前に冷蔵庫300の扉を開けると、冷蔵庫300が出勤時に適したメッセージを出力する。
このように本実施の形態にかかるネットワークシステム1では、冷蔵庫を利用するユーザが置かれている状況に適したメッセージが出力される。以下、このような機能を実現するためのネットワークシステム1の具体的な構成について詳述する。
<サーバ100の構成>
図2を参照して、ネットワークシステム1を構成するサーバ100の構成について説明する。まず、サーバ100の構成について説明する。サーバ100は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、操作部140と、通信インターフェイス160とを含む。
CPU110は、メモリ120あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、冷蔵庫300の各部を制御する。
メモリ120は、各種のRAM(Random Access Memory)、各種のROM(Read Only Memory)などによって実現される。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、操作部130を介して入力されたデータなどを記憶する。
操作部130は、サービスの管理者などからの命令を受け付けてCPU110に入力する。
通信インターフェイス160は、無線LANまたは有線LANなどの通信モジュールによって実現される。通信インターフェイス160は、有線通信あるいは無線通信によって、冷蔵庫300や他のサーバなどとの間でデータをやり取りする。
<冷蔵庫300の構成>
図3を参照して、冷蔵庫300の構成について説明する。冷蔵庫300は、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、ディスプレイ330と、操作部340と、通信インターフェイス360と、スピーカ370と、マイク380と、機器駆動部390と、扉センサ391とを含む。
CPU310は、メモリ320あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、冷蔵庫300の各部を制御する。
メモリ320は、各種のRAMや各種のROMなどによって実現される。メモリ320は、CPU310によって実行されるプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータなどを記憶する。
ディスプレイ330は、CPU310からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。ディスプレイ330は、単にライトであってもよい。操作部340は、各種のユーザ操作を受け付けて、操作命令をCPU310に入力する。なお、ディスプレイ330と操作部340とは、タッチパネルを構成してもよい。
通信インターフェイス360は、無線LANまたは有線LANなどの通信モジュールによって実現される。通信インターフェイス360は、有線通信あるいは無線通信によって、サーバなどの他の装置などとの間でデータをやり取りする。
スピーカ370は、CPU310からの信号に基づいて音声を出力する。マイク380は、音声を受け付けて、音声信号をCPU310に受け渡す。
機器駆動部390は、CPU110からの信号に基づいて、電気機器の各部(モータやヒータなど)を制御する。
扉センサ391は、冷蔵室や冷凍室の扉の開閉動作を検知するためのものであって、検知結果をCPU310に入力する。
<ネットワークシステム1の機能構成>
次に、図4を参照して、ネットワークシステム1を構成するサーバ100と冷蔵庫300の機能構成について説明する。サーバ100は、ログ記録部111と学習部112と発話制御部113とを含む。ログ記録部111と学習部112と発話制御部113とは、CPU110がメモリ120のプログラムを実行することによって実現される。また、サーバ100のメモリ120には、事象の発動条件データ121と発話データ122と操作・対話ログデータベース123と事象のタイミング予測データ124とが格納される。
まず発動条件データ121は、図5に示すように、予期される標準的な事象毎に、事象IDと、事象名と、時間帯条件と、扉の開閉条件との対応関係を含む。
また発話データ122は、図6に示すように、予期される標準的な事象毎に、事象IDと、事象名と、発話内容の種別と、発話内容本体との対応関係を含む。
そして、操作・対話ログデータベース123は、図7に示すように、冷蔵庫300に対するユーザ操作の履歴のデータである。操作・対話ログデータベース123は、ユーザの操作毎に、機器を特定するためのIDと、冷蔵庫の扉の累積開閉回数と、冷凍庫の扉の累積開閉回数と、当該ユーザ操作が検知された日時との対応関係を含む。
本実施の形態においては、ログ記録部111が、冷蔵庫300に対するユーザ操作に関する情報を受信するたびに、操作・対話ログデータベース123にデータを蓄積していく。そして、学習部112が、操作・対話ログデータベース123に基づいて、図8に示すようなユーザ毎または冷蔵庫毎の一日のドアの開閉回数の推移のグラフ123Bを作成する。
学習部112は、当該推移のグラフ123Bに基づいて、発動条件データ121を参照することによって、図9に示すようなタイミング予測のグラフ124Bを作成する。すなわち、学習部112は、ユーザ毎または冷蔵庫毎に、事象毎の、事象が生じる可能性が高いタイミングを特定する。図10に示すように、タイミング予測データ124は、事象毎に、機器IDと、事象IDと、事象名と、日付と、事象が生じやすい時間帯の開始時刻と、事象が生じやすい時間帯の終了時刻との対応関係を含む。たとえば、学習部112は、朝6時以降に初めて扉を開いた時刻に起床の事象を対応付けたり、2回目に扉を開いた時刻に朝食の支度の開始の事象を対応付けたり、3分以内に2回以上または5分以内に3回以上扉を開いた期間に朝食の支度の最中の事象を対応付けたりする。
なお、学習部112は、一日の操作・対話ログデータに基づいて、次の日の事象の予測時間を決定することができる。あるいは、学習部112は、1週間の操作・対話ログデータに基づいて、次の週の事象の予測時間を決定することができる。あるいは、学習部112は、1か月の操作・対話ログデータに基づいて、次の月の事象の予測時間を決定することができる。あるいは、学習部112は、曜日毎の過去の操作・対話ログデータに基づいて、曜日毎の事象の予測時間を決定することができる。あるいは、学習部112は、ユーザ毎のカレンダ情報やユーザ操作などに基づいて、平日と休日とを判断してから、平日の操作・対話ログデータに基づいて平日の事象の予測時間を決定し、休日の操作・対話ログデータに基づいて休日の事象の予測時間を決定してもよい。
なお、事象毎の予測タイミングは、1つの時刻であってもよいし、複数の時刻の平均の時刻であってもよいし、本実施の形態のように測定期間中のバラツキに応じた期間、たとえば平均の時刻から前後方向に開閉時間のバラツキに対応する標準偏差までを含む期間であってもよい。
発話制御部113は、タイミング予測データ124を参照して、発話データ122のメッセージや音声出力すべき期間などを当該冷蔵庫300に送信することによって、状況に適したタイミングで冷蔵庫300に音声メッセージを出力させる。
なお、メモリ120には、図11に示すようなユーザ情報データ125も格納される。ユーザ情報データ125は、ユーザ毎または冷蔵庫毎に、ユーザID、ユーザ名、機器ID、機器の型番、ユーザの住所、機器のアドレスなどの対応関係を含む。これによって、CPU110は、対象となる冷蔵庫300毎に、周囲の状況に適したタイミングで音声メッセージを出力させることができる。
<サーバ100の情報処理>
次に、図12を参照して、本実施の形態にかかるサーバ100のタイミング予測データ124の作成更新処理について説明する。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、冷蔵庫300からデータを受信すると以下の処理を実行する。
ログ記録部111としてのCPU110は、受信データから、冷蔵庫300の機器IDを取得する(ステップS102)。CPU110は、受信データから操作ログや対話ログを読み出して、機器IDに対応付けて操作・対話ログデータベース123に蓄積する(ステップS104)。学習部112としてのCPU110は、最新の操作・対話ログデータベース123に基づいて、発動条件データ121を参照することによって、タイミング予測データ124を作成したり更新したりする(ステップS106)。
次に、図13を参照して、本実施の形態にかかるサーバ100のメッセージ出力処理について説明する。まず、CPU110は、対象となる冷蔵庫300毎に、タイミング予測データ124を読み出す(ステップS112)。CPU110は、未だ処理が完了していない事象のうちで、開始時刻が最も早い事象を特定する(ステップS114)。
CPU110は、当該事象の発話内容を読み出す(ステップS122)。
CPU110は、ユーザ情報データ125を参照して、通信インターフェイス160を介して、発話開始時刻と終了時刻と発話内容の音声データとを対象となる冷蔵庫300に送信する(ステップS138)。
CPU110は、冷蔵庫から発話実行ログを受信するか、発話内容の音声データの有効期限の終了まで待機する(ステップS142)。
CPU110は、タイミング予測データ124を参照して、まだ処理が完了していない事象があるか否かを判断する(ステップS148)。CPU110は、対象となる事象が見つかった場合(ステップS148においてYESである場合)、ステップS114からの処理を繰り返す。CPU110は、対象となる事象が見つからなかった場合(ステップS148においてYESである場合)、本日の一連の処理を終了する。
<冷蔵庫300の情報処理>
次に、図14を参照して、本実施の形態にかかる冷蔵庫300のメッセージ出力処理について説明する。CPU310は、通信インターフェイス360を介して、サーバ100から発話内容の音声データを受信する(ステップS152)。CPU310は、音声データの有効期限の開始時刻まで待機する(ステップS154)。
開始時刻になると、CPU310は、音声データをスタンバイさせてユーザの操作を待ち受ける(ステップS156)。本実施の形態においては、ユーザの操作は、冷蔵室か冷凍室の扉を開けることであるが、他の扉を開けることや、それらの扉の閉じることや、タッチパネルに命令を入力することであってもよい。
CPU310は、ユーザの操作を受け付けか否かを判断する(ステップS160)。CPU310は、ユーザの操作を受け付けた場合(ステップS160においてYESである場合)、待機させていたメッセージをスピーカ370に音声出力させる(ステップS172)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、サーバ100に発話実行ログを通知する(ステップS174)。CPU310は、通信インターフェイス360を介してサーバ100から次のデータを待ち受ける。
CPU310は、ユーザの操作を受け付けていない場合(ステップS160においてNOである場合)、音声データの有効期限が終了したか否かを判断する(ステップS180)。音声データの有効期限が終了していない場合(ステップS180においてNOである場合)、CPU310は、ステップS156からの処理を繰り返す。音声データの有効期限が終了した場合(ステップS180においてYESである場合)、CPU310は、通信インターフェイス360を介してサーバ100から次のデータを待ち受ける。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態においては、事象毎に有効期限の開始時刻と終了時刻が設定されるものであった。本実施の形態においては、それに加えて事象と事象との間隔が考慮されるものである。
具体的には、サーバ100のメモリ120が、図15に示すような事象関連データ126を記憶する。事象関連データ126は、他の事象との関連を有する事象毎に、事象IDと、関連先の事象のIDと、当該関連先の事象からの最小経過時間と、当該関連先の事象からの最大経過時間との対応関係を含むものである。
これよって、本実施の形態においては、学習部112は、図8に示すようなユーザ毎または冷蔵庫毎の一日のドアの開閉回数の推移のグラフ123Bに基づいて、発動条件データ121と事象関連データ126とを参照することによって、図16に示すようなタイミング予測データ124Cを作成する。タイミング予測データ124Cは、事象毎に、機器IDと、事象IDと、事象名と、日付と、事象が生じやすい時間帯の開始時刻と、事象が生じやすい時間帯の終了時刻と、関連する事象と、関連する事象からの最小経過時間と、関連する事象からの最大経過時間との対応関係を含む。
次に、図17を参照して、本実施の形態にかかるサーバ100のメッセージ出力処理について説明する。まず、CPU110は、対象となる冷蔵庫300毎に、タイミング予測データ124Cを読み出す(ステップS112)。CPU110は、未だ処理が完了していない事象のうちで、開始時刻が最も早い事象を特定する(ステップS114)。
CPU110は、当該事象の発話内容を読み出す(ステップS122)。CPU110は、タイミング予測データ124Cに基づいて、当該事象に関する事象があるか否かを判断する(ステップS128)。当該事象に関する事象がない場合(ステップS128にてNOである場合)、CPU110は、ステップS138からの処理を実行する。
当該事象に関する事象がある場合(ステップS128にてYESである場合)、CPU110は、当該関連する事象が既に発話されたか否かを判断する(ステップS130)。当該関連する事象が既に発話されていない場合(ステップS130にてNOである場合)、CPU110は、ステップS138からの処理を実行する。
当該関連する事象が既に発話された場合(ステップS130にてYESである場合)、CPU110は、下記の式(1)に基づいて発話開始時刻すなわち発話可能期間の開始時刻を算出し、下記の式(2)に基づいて発話終了時刻すなわち発話可能期間の終了時刻を算出する(ステップS134)。
発話開始時刻=関連する事象の発話時刻+関連する事象からの最小経過時間・・・(1)
発話終了時刻=関連する事象の発話時刻+関連する事象からの最大経過時間・・・(2)
CPU110は、ユーザ情報データ125を参照して、通信インターフェイス160を介して、発話開始時刻と終了時刻と発話内容の音声データを対象となる冷蔵庫300に送信する(ステップS138)。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して冷蔵庫300から発話実行ログを受信するか、発話内容の音声データの有効期限の終了まで待機する(ステップS142)。
CPU110は、タイミング予測データ124Cを参照して、まだ処理が完了していない事象があるか否かを判断する(ステップS148)。CPU110は、対象となる事象が見つかった場合(ステップS148においてYESである場合)、ステップS114からの処理を繰り返す。CPU110は、対象となる事象が見つからなかった場合(ステップS148においてYESである場合)、本日の一連の処理を終了する。
<第3の実施の形態>
本実施の形態においては、冷蔵庫300が出力したメッセージに対するユーザの応答メッセージを取得して、その後の処理に利用するものである。
具体的には、本実施の形態にかかるサーバ100のメモリ120が、図18に示すような応答データ127を記憶する。応答データ127は、ユーザの応答毎に、機器IDと、冷蔵庫の質問内容と、ユーザの応答の種類と、当該応答ログの取得日時との対応関係を含む。本実施の形態においては、ユーザの応答の種類は、ユーザの応答が肯定的であったか否定的であったかを含む。
また、サーバ100のメモリ120は、図19に示すような集計データ128を記憶する。集計データ128は、事象毎に、機器IDと、事象名と、ユーザからの肯定的な応答の回数と、ユーザからの否定的な応答の回数と、いずれの応答が多いかを示す情報との対応関係を含む。
本実施の形態においては、学習部112としてのCPU110は、通信インターフェイス160を介して、ユーザの応答を受け付けると、応答データ127に、応答ログを追加する。そして、CPU110は、最新の応答データ127に基づいて、集計データ128を更新する。
次に、図20を参照して、本実施の形態にかかるサーバ100のメッセージ出力処理について説明する。まず、CPU110は、対象となる冷蔵庫300毎に、タイミング予測データ124を読み出す(ステップS112)。CPU110は、未だ処理が完了していない事象のうちで、開始時刻が最も早い事象を特定する(ステップS114)。
ここで本実施の形態においては、CPU110は、集計データ128を参照して、当該事象が発話NGであるか否かを判断する(ステップS116)。CPU110は、当該事象が発話NGである場合(ステップS116にてYESである場合)、ステップS114からの処理を繰り返す。
CPU110は、当該事象が発話NGでない場合(ステップS116にてNOである場合)、当該事象が発話OKであるか否かを判断する(ステップS118)。当該事象が発話OKである場合(ステップS118にてYESである場合)、CPU110は、当該事象の発話内容を発話データ122から読み出す(ステップS120)。CPU110は、ステップS138からの処理を実行する。
当該事象が発話OKでない場合(ステップS118にてNOである場合)、CPU110は、当該事象の発話内容を発話データ122から読み出して、当該事象の発話の確認フレーズを応答データ127から読み出す(ステップS122B)。
CPU110は、ユーザ情報データ125を参照して、通信インターフェイス160を介して、発話開始時刻と終了時刻と発話内容の音声データと、必要であれば確認フレーズの音声データと、を対象となる冷蔵庫300に送信する(ステップS138B)。
CPU110は、通信インターフェイス160を介して冷蔵庫300から発話実行ログを受信するか、発話内容の音声データの有効期限の終了まで待機する(ステップS142)。なお、確認フレーズを冷蔵庫300に送信していた場合には、CPU110は、ユーザからの肯定的な回答または否定的な回答を受け付けて、応答データ127や集計データ128を更新する。
CPU110は、タイミング予測データ124を参照して、まだ処理が完了していない事象があるか否かを判断する(ステップS148)。CPU110は、対象となる事象が見つかった場合(ステップS148においてYESである場合)、ステップS114からの処理を繰り返す。CPU110は、対象となる事象が見つからなかった場合(ステップS148においてYESである場合)、一連の処理を終了する。
次に、図21を参照して、本実施の形態にかかる冷蔵庫300のメッセージ出力処理について説明する。CPU310は、通信インターフェイス160を介して、サーバ100から発話内容の音声データを受信する(ステップS152)。CPU310は、音声データの有効期限の開始時刻まで待機する(ステップS154)。
有効期限の開始時刻に達すると、CPU310は、音声データをスタンバイさせてユーザの操作を待ち受ける(ステップS156)。CPU310は、ユーザの操作を受け付けか否かを判断する(ステップS160)。CPU310は、ユーザの操作を受け付けた場合(ステップS160においてYESである場合)、受信データに発話確認フレーズが含まれているか否かを判断する(ステップS162)。
受信データに発話確認データが含まれている場合(ステップS162にてYESである場合)、CPU310は、スピーカ370に発話確認フレーズを出力させる(ステップS164)。CPU310は、マイク380を介して、ユーザから肯定的な応答を受けたか否かを判断する(ステップS166)。CPU310は、ユーザから肯定的な応答を受けたと判断できた場合(ステップS166にてYESである場合)、ステップS172からの処理を実行する。
CPU310は、ユーザから肯定的な応答を受けなかった場合(ステップS166にてNOである場合)、通信インターフェイス360を介してサーバ100に発話NGログを送信する(ステップS168)。CPU310は、通信インターフェイス360を介してサーバ100から次のデータを待ち受ける。
受信データに発話確認データが含まれていない場合(ステップS162にてNOである場合)、CPU310は、スピーカ370に発話内容の音声を出力させる(ステップS172)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、サーバ100に発話OKログと発話実行ログとを通知する(ステップS174B)。CPU310は、通信インターフェイス360を介してサーバ100から次のデータを待ち受ける。
CPU310は、ユーザの操作を受け付けていない場合(ステップS160においてNOである場合)、音声データの有効期限が終了したか否かを判断する(ステップS180)。音声データの有効期限が終了していない場合(ステップS180においてNOである場合)、CPU310は、ステップS156からの処理を繰り返す。音声データの有効期限が終了した場合(ステップS180においてYESである場合)、CPU310は、通信インターフェイス360を介してサーバ100から次のデータを待ち受ける。
なお、応答データ127や集計データ128は、複数のユーザに共通のデータを準備してもよいし、ユーザ毎の応答内容や事象名や肯定的な応答の回数や否定的な応答の回数やいずれの応答が多いかを示す情報などを準備してもよい。すなわち、図20のステップS116やステップS118において、複数のユーザに共通の判断を行ってもよいし、ユーザ毎の判断を行ってもよい。
<第4の実施の形態>
さらに、ユーザが外出している時間帯を特定したり、当該時間帯に冷蔵庫が操作された際に雑談用のメッセージを出力したり、してもよい。より詳細には、本実施の形態においては、図22に示すように、発話データ122Dが、外出していることが多い時間帯用のメッセージを格納する。そして、図23に示すように、ユーザ毎または冷蔵庫毎に、タイミング予測データ124Dが、外出という事象に関する各種データを格納する。
たとえば、学習部112としてのCPU110が、操作・対話ログデータベース123に基づいて、ユーザの操作が数時間以上、たとえば3時間以上、行われることがない可能性が高い期間をユーザの外出期間と判断する。そして、CPU110は、当該時間帯を外出という事象に対応付けてタイミング予測データ124Dに格納する。これによって、外出しているはずのユーザが冷蔵庫300を操作した際に、CPU110は当該冷蔵庫300に、「あれっ、今日はお休みですか?」という音声メッセージを出力させる。
<第5の実施の形態>
あるいは、起床という事象に加えて、通常よりも遅めの起床の時間帯を設定したり、当該時間帯に冷蔵庫が操作された際に雑談用のメッセージを出力したり、してもよい。当然に、通常よりも早めの起床の時間帯を設定したり、当該時間帯に冷蔵庫が操作された際に雑談用のメッセージを出力したり、してもよい。
より詳細には、本実施の形態においては、図24に示すように、発話データ122Eが、遅めの起床の時間帯用のメッセージを格納する。そして、図25に示すように、ユーザ毎または冷蔵庫毎に、タイミング予測データ124Eが、遅めの起床という事象に関する各種データを格納する。なお、本実施の形態においては、雑談用の事象に関しては、関連する事象は設定されるが、当該関連する事象からの最小経過時間や最大経過時間が設定されない。
この場合は、図26に示すように、当該関連する事象が既に発話された場合(ステップS130にてYESである場合)、CPU110は、当該関連する事象からの経過時間の設定がされているか否かを判断する(ステップS132)。CPU110は、経過時間の設定がされていない場合(ステップS132においてNOである場合)、ステップS148からの処理を実行する。これによって、起床時のメッセージと遅めの起床時のメッセージセージとが両方出力されてしまうことを防止することができる。
CPU110は、経過時間の設定がされている場合(ステップS132においてYESである場合)、発話開始時刻すなわち発話可能期間の開始時刻を算出し、発話終了時刻すなわち発話可能期間の終了時刻を算出する(ステップS134D)。
<第6の実施の形態>
第1〜第5の実施の形態においては、メッセージの有効期限内に冷蔵庫300が操作されると、当該メッセージがすぐに音声出力されるものであった。しかしながら、本実施の形態においては、事象毎に、冷蔵庫300が操作されてからメッセージが出力させるまでの間隔が異なるものである。
たとえば、ユーザの起床時には扉が開くとすぐにメッセージが出力される。たとえば、朝食などの料理中には、扉が開いてから数秒してからメッセージが出力される。
本実施の形態においては、図27に示すように、発話データ122Fは、予期される標準的な事象毎に、事象IDと、事象名と、発話内容の種別と、発話内容本体と、冷蔵庫へのユーザ操作から音声出力までの時間との対応関係を含む。これによって、たとえば、図13を参照して、CPU110は、ステップS138において、ユーザ情報データ125を参照して、通信インターフェイス160を介して、発話開始時刻と終了時刻と発話内容の音声データとユーザ操作から音声出力までの時間とを対象となる冷蔵庫300に送信する。そして、図14を参照して、CPU310は、ステップS172において、当該時間待機してからスピーカ370に音声を出力させる。
あるいは、事象毎に、扉が開いた際にメッセージを出力するか、扉が閉じた際にメッセージを出力するか、が指定されていてもよい。たとえば、料理に関係した情報やニュースや挨拶など、忘れてもユーザが困る可能性が低い情報は扉を開けた際に出力し、持ち物やスケジュールなど、忘れるとユーザが困る可能性が高い情報は扉を閉める際に出力する。
本実施の形態においては、図28に示すように、発話データ122Gは、予期される標準的な事象毎に、事象IDと、事象名と、発話内容の種別と、発話内容本体と、音声出力すべきユーザ操作の種類との対応関係を含む。これによって、たとえば、図13を参照して、CPU110は、ステップS138において、ユーザ情報データ125を参照して、通信インターフェイス160を介して、発話開始時刻と終了時刻と発話内容の音声データとユーザ操作の種類とを対象となる冷蔵庫300に送信する。そして、図14を参照して、CPU310は、ステップS172において、当該ユーザ操作の種類の操作を検知したときにスピーカ370に音声を出力させる。
<第7の実施の形態>
各種のデータベースの構成は、第1〜第6の実施の形態のものには限られない。たとえば、図16のような第2の実施の形態のタイミング予測データ124Cの代わりに、図29に示すように、タイミング予測データ124Hは、1番目以外の全ての事象に関連事象が対応付けられ、1番目以外の全ての事象に関連事象からの経過時間が対応付けられてもよい。
あるいは、図5のような第1の実施の形態のような事象の発動条件データ121の代わりに、図30に示すように、事象の発動条件データ121Hが、事象毎の時間帯の幅、すなわちユーザ操作の待ち受け期間を含んでもよい。これによって、学習部112は、事象毎の予測タイミングの期間を決める際に、事象毎の平均の時刻を中心にして、発動条件データ121Hの待ち受け時間に基づいて、開始時間と終了時間とを決定することができる。
<第8の実施の形態>
上記の実施の形態の冷蔵庫300の役割の一部や全部を、サーバ100やスマートフォンなどの通信端末やリモートコントローラなどが担ってもよい。あるいは、サーバ100の役割の一部や全部を、複数のサーバや冷蔵庫300やスマートフォンなどの通信端末やリモートコントローラなどが担ってもよい。
たとえば、上記の第1〜第7の実施の形態ではサーバ100が1つのメッセージ毎に、メッセージの音声データと有効期限とを冷蔵庫300に提供するものであったが、サーバ100が1時間分のメッセージや有効期限をまとめて冷蔵庫300に提供するものであってもよいし、サーバ100が1日分のメッセージや有効期限をまとめて冷蔵庫300に提供するものであってもよいし、サーバ100が1週間分のメッセージや有効期限をまとめて冷蔵庫300に提供するものであってもよいし、サーバ100が1か月分のメッセージや有効期限をまとめて冷蔵庫300に提供するものであってもよいし、サーバ100が全ての期間のメッセージや有効期限をまとめて冷蔵庫300に提供するものであってもよい。
あるいは、サーバ100のほとんどの機能を冷蔵庫300が有してもよい。図31は、本実施の形態にかかるネットワークシステム1を構成する冷蔵庫300の動作概要を示す図面である。図31(A)を参照して、ユーザが起床後すぐに冷蔵庫300の扉を開けると、冷蔵庫300が起床時に適したメッセージを出力する。図31(B)を参照して、ユーザが朝食の準備時に冷蔵庫300の扉を開けると、冷蔵庫300が朝食の準備時に適したメッセージを出力する。図31(C)を参照して、ユーザが出勤前に冷蔵庫300の扉を開けると、冷蔵庫300が出勤時に適したメッセージを出力する。
本実施の形態においては、冷蔵庫300のCPU310が、ログ記録部111と学習部112と発話制御部113とを実現する。また、メモリ320が、操作・対話ログデータベース123と事象の発動条件データ121と事象のタイミング予測データ124と発話データ122とを格納する。
図32を参照して、冷蔵庫300のCPU310は、ログ記録部111としてユーザ操作やユーザの音声に基づいて、操作ログや対話ログを操作・対話ログデータベース123に蓄積する(ステップS204)。学習部112としてのCPU310は、最新の操作・対話ログデータベース123に基づいて、発動条件データ121を参照することによって、タイミング予測データ124を作成したり更新したりする(ステップS206)。
図33を参照して、CPU310は、タイミング予測データ124を読み出す(ステップS212)。CPU310は、未だ処理が完了していない事象のうちで、開始時刻が最も早い事象を特定する(ステップS214)。
CPU310は、当該事象の発話内容を読み出す(ステップS222)。CPU310は、音声データの有効期限の開始時刻まで待機する(ステップS254)。
CPU310は、音声データをスタンバイさせてユーザの操作を待ち受ける(ステップS256)。CPU310は、ユーザの操作を受け付けか否かを判断する(ステップS260)。CPU310は、ユーザの操作を受け付けた場合(ステップS260においてYESである場合)、スピーカ370に音声を出力させる(ステップS272)。CPU310は、ステップS288からの処理を実行する。
CPU310は、ユーザの操作を受け付けていない場合(ステップS260においてNOである場合)、音声データの有効期限が終了したか否かを判断する(ステップS280)。音声データの有効期限が終了していない場合(ステップS280においてNOである場合)、CPU310は、ステップS256からの処理を繰り返す。
音声データの有効期限が終了した場合(ステップS280においてYESである場合)、CPU110は、タイミング予測データ124を参照して、まだ処理が完了していない事象があるか否かを判断する(ステップS288)。CPU110は、対象となる事象が見つかった場合(ステップS288においてYESである場合)、ステップS214からの処理を繰り返す。CPU110は、対象となる事象が見つからなかった場合(ステップS288においてYESである場合)、一連の処理を終了する。
<その他の応用例>
本発明は、システム或いは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。そして、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体(あるいはメモリ)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の効果を享受することが可能となる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる他の記憶媒体に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ネットワークシステム
100 :サーバ
110 :CPU
111 :ログ記録部
112 :学習部
113 :発話制御部
120 :メモリ
121 :発動条件データ
122 :発話データ
123 :対話ログデータベース
124 :タイミング予測データ
125 :ユーザ情報データ
126 :事象関連データ
127 :応答データ
128 :集計データ
140 :操作部
160 :通信インターフェイス
200 :ルータ
300 :冷蔵庫
310 :CPU
320 :メモリ
330 :ディスプレイ
340 :操作部
360 :通信インターフェイス
370 :スピーカ
380 :マイク
390 :機器駆動部
391 :扉センサ

Claims (9)

  1. 複数の冷蔵庫と、
    複数種類のメッセージと、当該メッセージを音声出力する時間帯条件および前記冷蔵庫の扉の一日における累積開閉回数条件と、前記複数の冷蔵庫それぞれの扉の開閉動作を記録するログデータベースとを格納するメモリと、前記ログデータベースの情報に基づいて、前記複数の冷蔵庫それぞれの前記時間帯条件内で前記累積開閉回数条件を満たした時刻から前記複数種類のメッセージを音声出力するタイミングデータを作成する学習部と、前記タイミングデータおよび前記メッセージを前記複数の冷蔵庫それぞれに送信する発話制御部と、を含むサーバと、を備えるネットワークシステム。
  2. 前記メッセージ毎のタイミングデータは、前記冷蔵庫の扉が開けられた際に当該メッセージを音声出力させるべき期間を含み、前記発話制御部は、前記期間内、且つ、未処理の前記メッセージおよび前記タイミングデータを前記複数の冷蔵庫それぞれに送信する、請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記時間帯条件には、前記複数のメッセージのうちの第1のメッセージが出力されてから次の第2のメッセージが出力されるまでの最小経過時間と最大経過時間とが設定されて、前記第2のメッセージに対応する前記タイミングデータは、前記第1のメッセージが出力されたタイミングから前記最小経過時間後かつ前記最大経過時間経過前に設定される、請求項1または2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記サーバは、前記複数の冷蔵庫から前記メッセージに対するユーザの反応を取得し、当該反応に基づいてその後に前記メッセージを音声出力するか否かを決定する、請求項1からのいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  5. 前記サーバは、前記複数の冷蔵庫それぞれの前記ログデータベースの情報に基づいて、当該扉の開閉が行われることが少ない期間を特定し、
    当該期間に冷蔵庫が開けられた際に所定のメッセージを前記冷蔵庫に出力させる、請求項1からのいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  6. 前記複数のメッセージ毎に、前記扉を開けてから音声出力が始まるまでの間隔、または音声出力を始めるタイミングとなるユーザ操作の種類、が設定されている、請求項1からのいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  7. 複数の冷蔵庫と通信するための通信インターフェイスと、
    前記通信インターフェイスを介して前記複数の冷蔵庫それぞれから取得した前記扉の開閉動作の一日における累積開閉回数および時刻データに基づいて複数事象の発生タイミングを予測し、前記予測した複数事象の発生タイミングと前記複数事象のそれぞれに対応した複数種類のメッセージのそれぞれとを、前記通信インターフェイスを介して前記複数の冷蔵庫それぞれに送信するためのプロセッサと、を備えるサーバ。
  8. サーバにおける情報処理方法であって、
    プロセッサが、通信インターフェイスを介して、複数の冷蔵庫それぞれの扉の開閉動作を取得するステップと、
    前記プロセッサが、取得した前記扉の開閉動作の一日における累積開閉回数および時刻データに基づいて複数事象の発生タイミングを予測するステップと、
    前記プロセッサが、前記予測した複数事象の発生タイミングと、前記複数事象のそれぞれに対応した複数種類のメッセージのそれぞれとを、前記通信インターフェイスを介して前記複数の冷蔵庫それぞれに送信するステップと、を備える情報処理方法。
  9. 扉と、
    スピーカと、
    複数種類のメッセージと、当該メッセージを音声出力する時間帯条件および前記扉の一日における累積開閉回数条件と、前記扉の開閉動作を記録するログデータベースとを格納するメモリと、
    前記ログデータベースの情報に基づいて、前記時間帯条件内で前記累積開閉回数条件を満たした時刻から前記複数種類のメッセージを前記スピーカから音声出力するタイミングデータを作成する学習部と、前記タイミングデータに基づく音声出力有効期間内にユーザ操作を受け付けた場合に当該タイミングデータに対応するメッセージを音声出力する発話制御部と、を備える冷蔵庫。
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