JP6577201B2 - 安否確認システム、及び冷蔵庫 - Google Patents

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本発明の実施形態は、安否確認システム、及び冷蔵庫に関する。
高齢化がすすむ中で、高齢者のみの世帯や、高齢者の一人暮らしの世帯が増加している。こういった状況に対して、外部(例えば離れて住む家族の家)から、高齢者の方の安否を確認するサービスが考えられている。例えば、情報端末のボタンを毎日押すことで安否を確認したり、家電製品の使用の有無情報にて安否を確認したりする方法が提案されている。
特開2003−228784号公報
しかしながら、ボタンを押す等の非日常の動作は、継続して行うことに負担感があり、また、家電の使用状況による安否確認では、ユーザの詳細な状況を把握することが難しい。そこで、利用者にとって負担が少なく、取得する情報を豊富化させることにより利便性を高めた安否確認システム、及び冷蔵庫を提供する。
実施形態に係る安否確認システムは、少なくとも人感センサ、扉開閉センサ、又は操作部のうちの何れかと、音声入出力手段を備える冷蔵庫と、これにインターネットを介して接続可能な外部機器とを有する。少なくとも人感センサにより取得された検知信号、扉開閉センサにより取得された検知信号、又は操作部への入力信号のうちの何れかの送信を受け、音声入出力手段を介して対象者に対する発話制御を行う初期発話手段と、これに応答して対象者が音声入出力手段に入力した音声データを取得する安否情報取得手段と、音声データを解析することにより安否状態を認識し、安否情報を生成する安否状態認識手段と、安否状態に応じた内容で再度対象者に対する発話制御を行う再発話手段とを有する。安否情報は外部機器に記憶され、外部機器にインターネットを介して接続し、安否情報を閲覧可能な安否情報確認手段を備える。
第1実施形態による安否確認システム、及び冷蔵庫の構成の一例を示す図 第1実施形態による家電機器の構成の一例を示す図 第2実施形態による安否確認システムの構成の一例を示す図 第2実施形態による家電機器の構成の一例を示す図
以下、安否確認システム、及び冷蔵庫に係る複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態で実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に第1実施形態に係る安否確認システム10の構成の一例を示す。安否確認システム10は、家電機器11を備える。家電機器11は、例えば、冷蔵庫、温水便座、掃除機、電子レンジ、IHクッキング機器、炊飯器、エアコン、照明機器、AV機器、その他の家電機器とすることができる。本実施形態では、冷蔵庫11として説明する。冷蔵庫は、毎日一度は使用する家電機器であり、安否確認を媒介する家電機器としては適している。
安否確認システム10において、冷蔵庫11及び宅内端末14が、通信機器16を介して相互に通信可能に接続されている。冷蔵庫11、宅内端末14、及び通信機器16は、家庭内ネットワーク18を構成している。宅内端末14は例えばパソコンである。冷蔵庫11は、操作パネル12、扉13、扉開閉センサ201、人感センサ202、音声制御部203を有している。宅内端末14は、通信機器16を介して冷蔵庫11と接続されており、宅内端末14の表示装置を介して、冷蔵庫11の様々な設定や操作を行うことができる。
家庭内ネットワーク18は、通信機器16を介してインターネット22に接続されている。通信機器16は、家庭内ネットワーク18とインターネット22との中継ぎ機能を有する通信機器である。インターネット22には、クラウドサーバ(外部機器)24が接続されている。クラウドサーバ24は、冷蔵庫11から送信された安否情報(発話内容、入力内容など)を記憶し、これに例えば分析的、解析的処理を施して、安否状態を認識する(安否状態認識手段)。また、インターネット22には、端末26が接続されている。端末26は、例えば、パソコン、スマートフォン、携帯電話などである。端末26は、例えば安否確認対象者の遠く離れた住居地に住む家族などが想定される。端末26は、これを用いて家族が安否確認対象者の安否情報を確認する、という用途に用いられる(安否情報確認手段)。
図2は、第1実施形態に係る冷蔵庫11の構成の一例を示した図である。冷蔵庫11は、主制御装置30を有している。主制御装置30は、CPU、RAM、ROM、時計、などを備えており、例えばROMに記憶されたプログラムを実行することで、冷蔵庫11の種々の制御を行う。主制御装置30は、また、初期発話手段、及び再発話手段を有している。冷蔵庫11は、操作パネル12、扉開閉センサ201、人感センサ202、音声制御部203、音声入出力部204を備えている。操作パネル12、扉開閉センサ201、人感センサ202、音声制御部203は主制御装置30に接続されている。音声入出力部204は音声制御部203に接続されている。
操作パネル12は、冷蔵庫11の温度管理、チャイルドロック、照明、などの各種操作内容を入力する装置であり、入力部を有している。入力部は機械式のボタンとして構成してもよいし、操作パネル12をタッチパネル機能を有する液晶画面として構成し、これに入力部を表示させる構成としてもよい。操作パネル12に入力された入力信号は主制御装置30に送信される。扉開閉センサ201は、冷蔵庫11の扉13の開閉を検知するセンサである。扉開閉センサ201は、ユーザ(この場合は、安否確認対象者)が冷蔵庫11の扉13を開閉した際に、扉13の開閉を検知し、検知信号を主制御装置30に送信する。人感センサ202は、ユーザが冷蔵庫11に近づいた際にユーザの存在を検知するセンサである。人感センサ202は、例えば赤外線センサにより構成されている。人感センサ202は、検知した検知信号を、主制御装置30に送信する。操作パネル12、扉開閉センサ201、人感センサ202の何れかによりユーザの存在、生活活動を確認することが可能であるため、安否情報取得手段としても機能する。
音声入出力部203は、ユーザの発話を入力する音声入力部である。音声入出力部203は、安否確認対象者に発話を行う音声出力部の機能を有する。音声入出力部203は、例えばスピーカ/マイク(図示せず)であり、音声制御部203を介して音声の入出力を行う。音声制御部203は主制御装置30からの指令により、所定の発話制御を行う。また、音声入出力部204から入力された音声を認識し、主制御装置30に認識結果を送信する。なお、冷蔵庫11は、図示はしていないが、冷蔵庫本体、貯蔵室、冷凍室、冷却器、送風機、圧縮機、除霜ヒータ、温度センサなどの冷蔵庫としての基本的な構成を有していることは言うまでもない。
安否確認システム10は、安否確認対象者に対して音声で安否確認する初期発話手段と、安否確認対象者の安否状態、健康状態、近況等を音声等により取得する安否情報取得手段、取得した音声データを解析し、安否状態を認識する安否状態認識手段と、安否状態認識後に再度、安否確認対象者に発話する再発話手段を有する。初期発話手段、及び再発話手段は主制御装置30がその機能を備えており、例えば主制御装置30のROMに記憶されたプログラムを実行することによりその機能が達成される。安否状態認識手段はクラウドサーバ24がその機能を担う。すなわち、クラウドサーバ24は入力された音声データを解析することで辞書データ等と照合し、言語認識を行い、対応する特定の文字データに変換する。安否情報取得手段は、冷蔵庫11が音声入出力手段を備え、これによる発話、及び音声データの入力により、その機能を担う。
操作パネル12に操作内容が入力された場合、扉開閉センサ201が扉13の開閉を検知した場合、及び人感センサ202が安否確認対象者を検知した場合は、主制御装置30において以下の制御が実行される。すなわち、操作パネル12、扉開閉センサ201及び人感センサ202は、主制御装置30に信号を送信する。信号の送信を受けた主制御装置30は、初期発話手段を起動し、所定の処理を行う。初期発話手段は、主制御装置30での処理結果に基づき、音声制御部203に発話を行うための指令を出力する。当該指令を受けた音声制御部203は指令に基づき、所定の発話を行う音声信号を生成し、音声入出力部204に音声信号を出力する。これにより音声入出力部204から音声が出力(発話)される。
音声入出力部204からの発話は、例えば以下のように制御される。音声入出力部204は、安否確認対象者に対して安否確認のための問いかけを行うかのように発話する。例えば「今日の調子はいかがですか?」「いつもと変わりありませんか?」などと言うように発話される。このように、音声入出力部204からは、自然な発話で話すように発話制御される。
それを聞いた安否確認対象者は、例えば、「今日も良い調子だよ」「腰が痛いねぇ」「ちょっと疲れているよ」「絶好調!」のように答える。そうすると、音声入出力部204は安否確認対象者の音声を取得し(安否情報取得手段)、音声制御部203において例えばデジタル処理が施され、音声データに変換される。音声データは、主制御装置30を介して、通信機器16に送信され、次いで、インターネット22を介してクラウドサーバ24に送信される。音声データはクラウドサーバ24において解析処理が施される。音声データは、例えば冷蔵庫11の主制御装置30で解析してもよいが、本実施形態ではクラウドサーバ24で解析処理を行うことにしている。クラウドサーバ24においては、解析資源が豊富で、かつ、解析のための新たな辞書情報データベースを日々更新できるなど、音声データを解析するシステムとしてより望ましい。音声データは、クラウドサーバ24において解析され、辞書情報データベースと照合するなどして、特定の言語、言葉として認識される。上述した「今日も良い調子だよ」「腰が痛いねぇ」「ちょっと疲れているよ」「絶好調!」などの音声データの解析結果から、安否確認対象者の安否だけでなく、健康状態、近況などを認識することができる(安否状態認識手段)。
音声データの解析結果は、例えば文字情報、又はあらかじめ準備されたコードなどに変換され、これを安否情報とすることができる。安否情報は、クラウドサーバ24に記憶される。また、音声データそのものもクラウドサーバ24に送信され、記憶することができる。安否情報、及び音声データは、インターネット22を介して、クラウドサーバ24にアクセスすることで、端末26から閲覧、及び聴取することができる。また、クラウドサーバ24は、音声データの解析結果から健康状態を判定してもよい。例えば、「今日も良い調子だよ」「腰が痛いねぇ」「ちょっと疲れているよ」「絶好調!」などの音声データの解析結果から、健康状態=「良」「中」「悪」などの判定結果を生成し、これを端末26から閲覧できるようにしてもよい。端末26の使用者としては、例えば離れて暮らす家族が想定される。端末26は、異なる場所に存在する複数の機器であってもよい。端末26は安否情報確認手段となる。
上述した安否確認システム10によれば、安否確認対象者の毎日の生活の中の動作を契機として、音声の入力により安否情報を生成できるので、安否確認対象者は特段の操作を必要とせず、毎日負担なく、安否情報を発信することができる。また、端末26の使用者は、安否確認対象者の安否情報などを閲覧及び聴取することで、離れて暮らしていても、安否確認対象者の安否確認だけでなく、健康状態、近況などの情報も容易に取得することができる。このため、安否確認システム10の利便性が向上し、継続的な安否確認の負担軽減と、共有情報の深化がもたらされる。
また、初期発話手段は、以下のような発話を行う指令を発する制御を行う。初期発話手段は、時間帯によって発話内容を変化させる。主制御装置30は時計を有している。初期発話手段は時計から取得した時刻情報を用いて、当該時刻に対応した発話内容を含むように制御を行う。例えば、初期発話手段は、朝であれば「おはよう!今日はどんな調子ですか?」というように発話する指令を音声制御部203に送信する。例えば、昼であれば「こんにちは。気分はどうですか?」と言うように発話する指令を、夜であれば「こんばんは、今日はどうでしたか?」という指令を音声制御部203に送信する。このように、時間帯によって毎回の問いかけ内容に変化を持たせる。このような構成とすることで、安否確認対象者は、飽きることなく、年日新鮮な気持ちで、問いかけを受けることができる。これにより、継続して安否確認の応答を継続することができる。
また、初期発話手段は、季節により発話内容を変化させる制御を行う。例えば、冷蔵庫11(主制御装置30)又はクラウドサーバ24にカレンダー機能を備えさせておくようにする。ここではクラウドサーバ24がカレンダー機能を有する場合について説明する。主制御装置30は、クラウドサーバ24からカレンダー情報を取得しておくことで、日付、季節を把握することができる。初期発話手段は、このカレンダー情報に対応した発話制御を行う。例えば、季節が秋から冬にかけては、初期発話手段は「寒くなってきましたね。体調はいかがですか?」という発話する指令を音声制御部203に送信する。また例えば春であれば、初期発話手段は「今日から暦の上では春です。ご気分はいかがですか?」などという発話を、夏であれば「今日から8月。ご気分はいかがですか?」などと発話をするような制御を行い、音声制御部203にその旨の指令を送信する。また、あらかじめ誕生日情報を入力しておき、安否確認対象者の誕生日には、初期発話手段は「お誕生日おめでとうございます。ごきげんいかがですか?」などと発話する指令を音声制御部203に送信する。安否確認対象者の誕生日は、例えば、操作パネル12から入力してもよいし、あるいは、遠く離れた家族により端末26からクラウドサーバ24を介して冷蔵庫11に入力するようにしてもよい。また、このような情報をクラウドサーバ24に記憶させておくこととしてもよい。また、気温や天気情報をクラウドサーバ24から取得しておき、これに対応して、主制御装置30は「今日は気温が30℃を超えそうです。夏バテしていませんか?」「今日は氷点下になりそう。風邪などひいていませんか?」「今日は花粉がたくさん飛びそう。調子はどうですか?」などと発話する指令を音声制御部203に送信するようにしてもよい。
このように、初期発話手段は、クラウドサーバ24から取得した季節情報や日付情報、あるいは、気温、天気情報に基づいて、これらに対応した発話制御を実行することが可能である。このような構成により、毎回同じ問いかけによる発話ではなく、季節に適した発話内容とすることができるため、より親しみのある問いかけが可能となり、継続的な安否確認が可能となる。
再発話手段は、初期発話手段の実行に対応して入力された、安否確認対象者の音声データの認識結果、すなわち安否情報に対応した発話内容を含むような発話制御を行う。例えば、入力された音声データの認識結果により、例えば安否確認対象者の健康状態が良い時と、良くない時で、発話内容を変えることで、より親しみのある安否確認となる。例えば、健康状態が「悪」の場合は、再発話手段は「そうですか、お大事にしてくださいね」などと発話する指令を音声制御部203に送信する。健康状態が「良」の場合は「よかった。」などと発話する指令を音声制御部203に送信する。健康状態が「中」の場合は、「そうですか、わたしもまあまあです」などと発話する指令を音声制御部203に送信する。このように、直観的で、人間味のある返答内容となるように発話制御することで、気持ちのよい安否確認システム10を構築することができる。これにより、継続的な安否確認の負担軽減と、使い勝手の向上が図られる。
また、再発話手段は、安否確認対象者への再度の返答内容に、安否確認対象者のスケジュール情報に対応した発話内容を含む発話制御を行うことができる。スケジュール情報としては例えば「ごみの日」「タ方にお稽古」「友達と会う日」などが挙げられる。例えば、再発話手段は「そうですか。お元気で何よりです。今日はゴミの日ですよ!」「よかった。今日は10時に公民館で敬老会ですよ」などと発話する指令を音声制御部203に送信する。このような構成とすることで、単なる対話による安否確認より、有用な情報が得られるため、進んで冷蔵庫11を使用することができる。このため、安否確認対象者は、毎日継続して冷蔵庫11を使用するようになり、安否情報の取得が容易となる。
ところで、スケジュール内容を付加した発話制御を、上述の初期発話手段によって実行させることも可能であるが、会話の初めに問いかけ内容が長くなると、安否確認対象者は待ちきれないことがある。そのため、安否確認対象者が発話する前の問いかけ内容に上述のスケジュール情報を含めるよりも、発話後の再度の返答内容に含めるほうが望ましい。このように、再発話手段による発話に、スケジュール情報を含めることで、安否確認対象者は有用な情報を得られるとともに、飽きずに安否確認の入力を継続することができる。スケジュール情報は、例えば、操作パネル12、端末26を操作することにより、情報を入力し、クラウドサーバ24に記憶させるようにする。
さらに、再発話手段は、発話内容に外部からの伝言情報を含めるような発話制御を実行することができる。冷蔵庫11、宅内端末14及び端末26は、クラウドサーバ24に接続されているため、例えば端末26から送信された伝言情報(例えば電子メールなどにより送信された内容)を受け取ることができる。再発話手段は、安否確認対象者に対する発話内容に、これら伝言情報の内容を含める処理を行うことができる。このような構成とすれば、電子メールなどの操作に不慣れなユーザに対しても、音声により伝言内容を伝えることができるため、使い勝手がよい安否確認システム10を構築できる。例えば、離れて暮らす家族から端末26を用いて、「○○ちやん、はいはいしたよ」との伝言が冷蔵庫11に対して送信されると、再発話手段は、例えば「よかった。○○さんからお手紙です。○○ちやん、はいはいしたよ〜、とのことです。」などと発話する指令を音声制御部203に送信する。ちょっとしたことを伝え合えることで、毎日の安否確認を、より楽しく続けることができる。このような構成にすることにより、安否確認時に伝言情報に対応した発話内容を含ませることで、有用な情報を得られるとともに、継続的な安否確認の負担軽減と、使い勝手の向上が図られる。
また、クラウドサーバ24は、端末26に対し、指定したタイミングで認識結果を送信するように構成される。クラウドサーバ24は、冷蔵庫11から送信された安否情報を記憶することができ、この内容を例えば端末26に登録された電子メールのメールアドレスに、あらかじめ定めた時刻に送信するようにする。また、電子メールを利用することに代えて、端末26に常時起動する常駐アプリをインストールし、これによってクラウドサーバ24に定期的にアクセスすることで安否情報を取得してもよい。このような構成にすれば、離れて暮らす家族は端末26を用いて、クラウドサーバ24に接続する特段の操作を必要とすることなく安否情報を確認しやすくなり、安否確認システム10の使い勝手が向上する。
また、安否情報に健康状態が付加された情報をクラウドサーバ24に記憶させる場合に、クラウドサーバ24は、健康状態=「良」「中」「悪」などの判定結果に分類して記憶するように構成されるようにする。分類は、「良」「中」「悪」に代えて、より親しみやすい表現である「元気」「まあまあ」「よくない]などの三段階による分類とすることもできるし、また、「とっても元気」「元気」「まあまあ」「ちょっと元気ない」「よくない]などのように五段階の分類とすることもできる。これら健康状態の情報を、離れて暮らす家族などが端末26を用いて確認することができる。これらの健康状態の情報だけでも有用であるが、安否確認対象者が発話した発話内容もあわせて確認することで、より詳細な安否確認対象者の情報を把握することができる。また、発話内容から、認知症の徴候を検知することも対応できる。これにより、共有情報の深化が図られ、さらに使い勝手の良い安否確認システム10を構築することができる。また、利用者にとって負担が少なく、取得する情報を豊富化させることにより利便性を高めた安否確認システムを提供することができる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態について説明する。図3に第2実施形態に係る安否確認システム10の構成の一例を示す。図4に、第2実施形態に係る冷蔵庫11の構成の一例を示す。操作パネル12は、通信部205、制御部206、音声入出力部204及び表示部207を備えている。通信部205は冷蔵庫11の主制御装置30と通信を行い、種々のデータの授受を行う。通信部205による通信は有線通信であってもよいし、無線通信でもよいが、後述するように操作パネル12を冷蔵庫11本体から取り外し可能とする場合は、無線通信とする。制御部206は、操作パネル12の制御を担い、音声入出力部204及び表示部207の制御を行う。第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、操作パネル12に音声入出力部204及び表示部207の備えた点である。その他の構成、及び制御内容は第1実施形態と同じである。
第2実施形態において、安否確認システム10は、第1実施形態と同様に、初期発話手段、安否状態認識手段、安否情報取得手段、及び再発話手段を有する。初期発話手段、及び再発話手段は主制御装置30がその機能を担うものであり、例えば主制御装置30のROMに記憶されたプログラムを実行することによりその機能が達成される。図2においては、主制御装置30が初期発話手段、及び再発話手段を備える構成を例示しているが、これに代えて、操作パネル12の制御部206が初期発話手段、及び再発話手段を備える構成としてもよい。安否状態認識手段は第1実施形態と同様にクラウドサーバ24がその機能を担う。安否情報取得手段は、操作パネル12が備える音声入出力部204が発話及び音声データの入力を受けることにより、また、表示部207が安否確認対象者の手入力を受けることにより、その機能を担う。なお、表示部207は例えばタッチパネル機能を有した液晶表示機器であり、入力部を表示させ、これを押下することによりコマンドの入力が可能となるように構成されている。操作パネル12は冷蔵庫11本体から取り外し可能とする構成としてもよい。この場合は、操作パネル12が備える通信部205は、無線通信を可能とする構成とする。
このように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を有する。また、第2実施形態によれば、操作パネル12に、初期発話手段、再発話手段を備えさせる構成とすることで、安否確認システム10の利便性がより向上する。さらに操作パネル12を冷蔵庫11本体から取り外し可能とすれば、さらに安否確認システム10の利便性がより向上する。これにより継続的な安否確認の負担軽減と、安否確認システム10の使い勝手の向上が図られる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、10は安否確認システム、11は冷蔵庫(家電機器、安否情報取得手段)、12は操作パネル(操作部、初期発話手段、再発話手段、安否情報取得手段)、16は通信機器、18は家庭内ネットワーク、22はインターネット、24はクラウドサーバ(外部機器、安否状態認識手段)、26は端末(安否情報確認手段)、30は主制御装置(初期発話手段、再発話手段)、201は扉開閉センサ、202は人感センサ、203は音声制御部、204は音声入出力部(音声入出力手段、安否情報取得手段)、205は通信部、206は制御部(初期発話手段、再発話手段)、207は表示部を示す。

Claims (9)

  1. 少なくとも、人感センサ、扉開閉センサ、又は操作部のうちの何れかと、音声入出力手段を備える冷蔵庫と、
    前記冷蔵庫にインターネットを介して接続可能な外部機器と、を有し、
    少なくとも、前記人感センサにより取得された安否確認対象者(以下、対象者と称する)の検知信号、扉開閉センサにより取得された扉開閉の検知信号、又は操作部への入力信号のうちの何れかの送信を受け、前記音声入出力手段を介して前記対象者に対する発話制御を行う初期発話手段と、
    これに応答して前記対象者が音声入出力手段に入力した音声データを取得する安否情報取得手段と、
    前記音声データを解析することにより安否状態を認識し、安否情報を生成する安否状態認識手段と、
    前記安否状態に応じた内容で再度対象者に対する発話制御を行う再発話手段と、を有し、
    前記安否情報は前記外部機器に記憶され、
    前記外部機器にインターネットを介して接続し、前記安否情報を閲覧可能な安否情報確認手段を備える安否確認システム。
  2. 前記冷蔵庫又は前記外部機器は、さらに時計を有しており、
    前記初期発話手段による発話内容は、前記時計から取得した時刻情報に対応した発話内容を含むことを特徴とする請求項1に記載の安否確認システム。
  3. 前記冷蔵庫又は前記外部機器は、カレンダー機能を有しており、
    前記初期発話手段による発話内容は、前記外部機器のカレンダー機能から取得した日付情報、季節情報に対応した発話内容を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の安否確認システム。
  4. 前記再発話手段による発話制御は、前記安否情報取得手段により認識された安否情報に対応した発話内容を含むことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の安否確認システム。
  5. 前記外部機器は対象者のスケジュール情報を記憶可能であり、
    前記再発話手段による発話内容は、前記外部機器から取得した前記スケジュール情報に対応した発話内容を含むことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の安否確認システム。
  6. 前記発話手段は外部からの伝言情報を有しており、
    前記発話手段による発話内容は、前記伝言情報に対応した発話内容を含むことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の安否確認システム。
  7. 前記安否情報を前記外部機器に記憶し、
    前記外部機器は、所定の日時に前記安否情報を所定のメールアドレスに送信することを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の安否確認システム。
  8. 前記安否情報と前記音声データを、前記外部機器に記憶させることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の安否確認システム。
  9. 少なくとも、人感センサ、扉開閉センサ、又は操作部のうちの何れかと、音声入出力手段とを有し、
    少なくとも、前記人感センサにより取得された安否確認対象者(以下、対象者と称する)の検知信号、扉開閉センサにより取得された扉開閉の検知信号、又は操作部への入力信号のうちの何れかの送信を受け、前記音声入出力手段を介して前記対象者に対する発話制御を行う初期発話手段と、
    これに応答して前記対象者が音声入出力手段に入力した音声データを取得する安否情報取得手段と、
    前記安否状態に応じた内容で再度対象者に対する発話制御を行う再発話手段と、を有し、
    前記音声データを解析することにより安否状態を認識して安否情報を生成する安否状態認識手段を有し、前記安否情報を記憶可能な外部機器に、インターネットを介して接続可能に構成されていることを特徴とする冷蔵庫。
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