JP6852443B2 - ポータブルスポット溶接装置 - Google Patents
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Description
上記電極体が上記板組に接触した後に上記剛体を後退位置まで移動させることが可能な駆動装置と、を備えることを特徴とするポータブルスポット溶接装置。
(5)前記複合電極を金属板方向から平面視した際に、対向して配置された複合電極の少なくとも一方において、前記電極体の接線であって、該接線から外側1mmを超える領域に前記剛体が存在しないような接線が1本以上存在することを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかのポータブルスポット溶接装置。
(6)前記複合電極を金属板方向から平面視した際に、対向して配置された複合電極の少なくとも一方において、前記剛体が存在しない部分が2箇所以上存在することを特徴とする前記(5)のポータブルスポット溶接装置。
(8)前記剛体の前記板組に平行な方向の厚さをd(mm)、前記剛体の先端面を前記板組に押し付けた際に、前記板組に接触する前記剛体の径方向の長さをL(mm)としたときに、d≧3.0、かつ、0.2≦L/d≦0.5であることを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれかのポータブルスポット溶接装置。
本発明のポータブルスポット溶接装置と、従来技術によるポータブルスポット溶接装置を用い、板厚1.6mmのGA1180DP材を2枚重ね、溶接した。ポータブルスポット溶接装置はエアー駆動式ポータブルタイプのスポット溶接ガンとし、溶接条件は、通電時間18サイクル(電源周波数50Hz)、初期加圧50サイクル、保持15サイクル、加圧力350kgf、電流値8.2kA、電極DR6φ−40R(Cu−Cr合金製、電極の装置側の直径16φ)として、図2に示す角度θを0から10°まで1°刻みで変化させた。
本発明例の剛体は、MCナイロン製で、内径16.3φ、d:3.5mm、L:1.9mm、L/d=0.54とし、剛体に押付け圧力を加える手段は圧縮コイルバネとした。スポット溶接後、ナゲットの中心を通るように鋼板を切断し、断面を観察して、ナゲット径を測定した。溶接条件は実施例1と同様とし、打角を0度から10度の範囲でランダムに変化させて100打点に溶接を行った。
実施例1と同様の溶接条件下で、剛体の形状の異なる本発明のポータブルスポット溶接装置を用いて、剛体の耐久性を評価した。剛体は、芳香族ポリエーテルケトン(PEEK)性とした。剛体に押付け圧力を加える手段は空気圧シリンダー(エアシリンダー)とした。
12 ハンドル部
21 電極体
22 金属板
31 電極体
32 剛体
41 電極体
42 剛体
43 圧縮コイルバネ
51 電極体
52 剛体
61 ハット型部材
62 フランジ
71 電極体
72 剛体
73 電極体の接線
81 電極体
82 剛体
83a、83b 電極体の接線
91 ハット型部材
92 平板部材
111 電極体
112 剛体
113 金属板
Claims (8)
- 積み重ねられた複数の金属板を含む板組に抵抗スポット溶接を行う、対向して配置された一対の複合電極を備えたポータブルスポット溶接装置であって、
上記各複合電極は、
抵抗スポット溶接の際に、先端面が上記板組に接触して押し付けられる電極体と、
前記電極体の周囲に配置され、抵抗スポット溶接が行われる前に先端面が上記板組に接触して押し付けられる1つ以上の剛体と、
上記剛体の後端に連結され、上記板組への上記電極体及び上記剛体の押付けにともなって、上記剛体に押付け圧力を加える手段と、
上記電極体が上記板組に接触した後に上記剛体を後退位置まで移動させることが可能な駆動装置と、
を備えることを特徴とするポータブルスポット溶接装置。 - 前記剛体に押付け圧力を加える手段は弾性体であることを特徴とする請求項1に記載のポータブルスポット溶接装置。
- 前記弾性体は圧縮コイルバネであることを特徴とする請求項2に記載のポータブルスポット溶接装置。
- 前記剛体に押付け圧力を加える手段は空気圧シリンダ、油圧シリンダ、又は電動シリンダであることを特徴とする請求項1に記載のポータブルスポット溶接装置。
- 前記複合電極を金属板方向から平面視した際に、対向して配置された複合電極の少なくとも一方において、前記電極体の接線であって、該接線から外側1mmを超える領域に前記剛体が存在しないような接線が1本以上存在することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のポータブルスポット溶接装置。
- 前記複合電極を金属板方向から平面視した際に、対向して配置された複合電極の少なくとも一方において、前記剛体が存在しない部分が2箇所以上存在することを特徴とする請求項5に記載のポータブルスポット溶接装置。
- 前記剛体の前記板組に平行な方向の厚さをd(mm)、前記剛体の先端面を前記板組に押し付けた際に、前記板組に接触する前記剛体の径方向の長さをL(mm)としたときに、
d<3.0、かつ、0.2≦L/d
であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のポータブルスポット溶接装置。 - 前記剛体の前記板組に平行な方向の厚さをd(mm)、前記剛体の先端面を前記板組に押し付けた際に、前記板組に接触する前記剛体の径方向の長さをL(mm)としたときに、
d≧3.0、かつ、0.2≦L/d≦0.5
であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のポータブルスポット溶接装置。
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- 2017-02-15 JP JP2017026269A patent/JP6852443B2/ja active Active
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