JP6850150B2 - 集塵機 - Google Patents

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Description

本開示は、外部機器に連動して運転可能な集塵機に関する。
従来、外部機器に電源供給するためのコンセントを備え、コンセントから外部機器に流れる電流に基づき外部機器の動作を検出して、集塵用のモータを駆動するよう構成された集塵機が知られている。
また、集塵機のコンセントに、外部機器から送信されてくる無線信号を受信して抵抗負荷に電流を流すように構成されたアダプタを設けることで、集塵機を、バッテリ駆動の外部機器に連動して運転させることも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の集塵機によれば、外部機器と連動して集塵用のモータを駆動できるので、例えば、マルノコやグラインダ等の電動工具と連動運転させることで、電動工具の使用時に発生する粉塵を集塵機で自動で集塵させることができるようになる。
特許第4955332号公報
ところで、上記集塵機では、運転モードが、外部機器と連動して運転可能な連動モードに設定されている場合、モータは、外部機器の運転時にだけ駆動されることになり、外部機器の運転停止時に使用者が一時的にモータを駆動させることはできなかった。
このため、集塵機が連動モードに設定されている場合、外部機器の運転停止時にモータを駆動させるには、使用者は、集塵機の運転モードを外部機器と連動させない非連動モードに切り替えてからモータを駆動させる必要があり、使い勝手が悪いという問題があった。
本開示の一局面では、外部機器に連動して運転可能な集塵機において、運転モードが連動運転を行う連動モードに設定されているときに、運転モードを切り替えることなく、集塵機を外部機器と非連動に運転できるようにすることが望ましい。
本開示の一局面の集塵機においては、集塵用のモータと、このモータの運転状態を切替可能な運転スイッチと、少なくともモータを外部機器と連動して運転させる連動モードを選択可能なモード切替スイッチと、制御部とを備える。
そして、制御部は、モード切替スイッチを介して連動モードが選択されているときに、外部機器の運転中を表す連動信号が入力されるか、又は、運転スイッチから切替信号が入力されると、モータを駆動するよう構成されている。
このため、本開示の集塵機によれば、集塵機の運転モードが連動モードに設定されていても、使用者は、運転スイッチを介して切替信号を入力することで、モータを駆動(換言すれば集塵機を運転)させることができる。
従って、集塵機の運転モードが連動モードに設定されているとき、使用者は、モード切替スイッチを操作して集塵機の運転モードを切り替えることなく、集塵機を外部機器とは非連動で運転させることができるようになり、集塵機の使い勝手を向上することができる。
ここで、制御部は、モード切替スイッチを介して連動モードが選択されているときに連動信号が入力された際には、運転スイッチの操作状態にかかわらず、連動信号に応じてモータを駆動制御するよう構成されていてもよい。
このようにすれば、制御部の運転モードが連動モードであるときには、運転スイッチからの切替信号よりも連動信号の方が優先的に利用されて、モータが駆動制御されることになる。
このため、連動モードでは、使用者は、運転スイッチから切替信号を入力することで集塵機を外部機器とは非連動に運転させることができるだけでなく、この非連動運転よりも外部機器との連動運転を優先的に実施させることができ、連動運転の機能が低下するのを抑制できる。
また、制御部は、モータの駆動中に、モード切替スイッチにて運転モードが切り替えられると、一旦モータを停止させるようにしてもよい。このようにすれば、使用者が切り替えた運転モードと集塵機の運転状態が一致しない状態になることを抑制できる。
実施形態の集塵機と集塵機に接続された電源コード式電動工具とを表す斜視図である。 集塵機と集塵機に接続された充電式電動工具とを表す斜視図である。 集塵機を前方からみた正面図である。 集塵機を上方からみた図であり、図4Aは駆動・停止スイッチの操作用のカバーを取り外した状態を表わす平面図、図4Bは図4Aよりも下方の内部構成を説明図である。 集塵機と集塵機に接続される電源コード式電動工具及び充電式電動工具の回路構成を表すブロック図である。 モード切替スイッチによるモード切替を説明する図であり、図6Aは切り替え位置と接点の状態を表す説明図、図6Bは連動モードでのモータ駆動状態の遷移を表す説明図、図6Cは非連動モードでのモータ駆動状態の遷移を表す説明図である。 集塵機の制御部にて実行されるモータ制御処理を表すフローチャートである。 図7に示すモータ駆動判定処理の一部を表すフローチャートである。 モータ駆動判定処理の残りの一部を表すフローチャートである。 図7に示すモータ出力制御の詳細を説明する図であり、図9Aはモータ出力制御処理を表すフローチャートであり、図9Bはモータ出力制御処理で位相角を設定するのに用いられるマップを表す説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態の集塵機2は、商用電源等の交流電源から電源コード3を介して電力供給を受けて動作する電源コード式の集塵機であり、集塵用のホース8を連結可能な吸込口11と、外部機器に交流電力を供給するためのコンセント12を備える。
このため、図1に示すように、コンセント12に、電源コード式電動工具の一つであるマルノコ4の電源コード5を接続し、吸込口11にホース8を介してマルノコ4の吸込口を連結すれば、マルノコ4に交流電力を供給して、マルノコ4を駆動できるようになる。
そして、マルノコ4の駆動時に、集塵機2を運転させれば、マルノコ4の回転刃4Aで切断される被加工材から発生する粉塵を、集塵機2の吸込口11から集塵機2内に吸い込むことができる。
また、図2に示すように、集塵機2の吸込口11に連結されたホース8の先端を、直流電源であるバッテリパック7から電力供給を受けて動作する充電式電動工具の一つであるグラインダ6に固定することもできる。
そして、この状態で、集塵機2を運転させれば、グラインダ6の先端工具6Aによる被加工材の加工時(研削、研磨、切断等)に発生する粉塵を、吸込口11から集塵機2内に吸い込むことができる。
なお、集塵機2には、外部機器として、図1,図2に示したマルノコ4やグラインダ6に限らず、交流電源から電力供給を受けて動作する電源コード式の電動工具若しくは電動作業機であっても、バッテリから電力供給を受けて動作する充電式の電動工具若しくは電動作業機であっても接続できる。また、集塵機2は、これらの外部機器に接続することなく、単体でも使用することができる。
集塵機2は、図4,図5に示す集塵用のモータ(集塵モータ)19や、集塵モータ19により回転駆動される集塵用のファン、粉塵蓄積用の袋、等をケース10内に収納することにより構成されている。
そして、ケース10の底には移動用のキャスタ13が設けられ、ケース10の上面には、手持ち用の取っ手14が上方に回動可能に設けられている。
また、ケース10において、吸込口11やコンセント12が設けられる前面には、吸込力調整ダイヤル16、集塵機2の駆動/停止指令を入力するための操作部17A、及び、集塵機2の運転モードを手動で設定するためのモード切替スイッチ18が設けられている。
ここで、吸込力調整ダイヤル16は、吸込口11からの吸込力、換言すれば集塵モータ19の回転速度、を手動で設定するためのダイヤルである。
また、操作部17Aは、ケース10の前面から上面に至る角部を覆うカバーにて構成されており、ケース10に対し上方から押下可能に設けられている。そして、図4Aに示すように、ケース10には、操作部17Aが押下されたときにオン状態となるマイクロスイッチにて構成された駆動/停止スイッチ17が設けられている。
なお、駆動/停止スイッチ17は、操作部17Aが押下されてオン状態となる度に、集塵モータ19の運転状態を切り替える切替信号として、集塵モータ19の駆動指令及び停止指令を交互に入力するものであり、本開示の運転スイッチに相当する。
また、モード切替スイッチ18は、集塵機2の運転モードを、集塵モータ19を駆動しない停止モード、集塵機2を外部機器と連動運転させる連動モード、及び、集塵機2を駆動/停止スイッチ17からの指令に従い運転させる非連動モード、の何れかに切り替えるためものである。
また、ケース10の前面には、吸込力調整ダイヤル16の下方に、無線通信ユニット20が配置されている。無線通信ユニット20は、グラインダ6等の外部機器からの送信信号を受信するためのものであり、図5に示すように、アンテナ22と受信部24とを備える。
そして、無線通信ユニット20にて取り込まれた受信信号は、モード切替スイッチ18を介して設定された運転モードが連動モードであるときに、集塵機2を、グラインダ6等の外部機器と連動運転するのに用いられる。
また、図4Bに示すように、ケース10内には、無線通信ユニット20を動作させて、受信信号を取り込むためのサブコントローラ30や、集塵モータ19を駆動制御するためのメインコントローラ40が設けられている。
次に、これらサブコントローラ30やメインコントローラ40を含む集塵機2の電気系の構成、及び、集塵機2に接続されるマルノコ4及びグラインダ6の電気系の構成を、図5に基づき説明する。
図5に示すように、集塵機2において、電源コード3は、モード切替スイッチ18の2つの接点C1,C2を介して、メインコントローラ40内の集塵モータ19への2本の電力供給経路に接続されている。
また、コンセント12は、メインコントローラ40内の2本の電力供給経路に接続されることで、電源コード3の先端の電源プラグが差し込まれる交流電源(商用電源等)のコンセントから直接電力供給されるようになっている。
そして、メインコントローラ40内の電力供給経路からコンセント12に至る一方の電源供給経路には、コンセント12を介してマルノコ4等の外部機器に供給される電流を検出するための電流検出部44が設けられている。
なお、モード切替スイッチ18は、3つの接点C1,C2,C3を備えており、図6に示すように、各接点C1,C2,C3は、モード切替スイッチ18が中間のオフ位置に切り替えられているときに、オフ状態(開状態)となる。
また、接点C1,C2は、モード切替スイッチ18が中間のオフ位置から右側に回転操作されて非連動位置になるか、或いは、モード切替スイッチ18が中間のオフ位置から左側に回転操作されて連動位置になると、オン状態(閉状態)となる。
このため、接点C1,C2は、集塵機2の運転モードが停止モードであるときには、オフ状態となり、集塵機2の運転モードが連動モード若しくは非連動モードであるときには、オン状態となって、コンセント12及び集塵モータ19への電力供給が可能となる。
また、接点C3は、モード切替スイッチ18がオフ位置若しくは非連動位置にあるときには、オフ状態(開状態)となり、モード切替スイッチ18が連動位置にあるとき、オン状態(閉状態)となる。
このため、この接点C3のオン/オフ状態を検出することで、集塵機2の運転モードが連動モードであるか、他の運転モード(詳しくは停止モード若しくは非連動モード)であるかを検知できるようになる。
そこで、メインコントローラ40には、この接点C3の状態(換言すれば集塵機2の運転モードが連動モードであるか否か)を検出するための接点検出部54が設けられている。
なお、接点C3は、モード切替スイッチ18が連動位置にあるときにオフ状態(開状態)となり、モード切替スイッチ18が非連動位置にあるときにオン状態(閉状態)となるように構成されていてもよい。このようにしても、この接点C3のオン/オフ状態から、集塵機2の運転モードが連動モードであるか非連動モードであるのかを検知できる。
また、メインコントローラ40には、モード切替スイッチ18の接点C1,C2を介して入力される交流電力のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出部48や、駆動/停止スイッチ17が押下されたことを検出するSW検出部52も設けられている。なお、本明細書及び図面において、SWはスイッチを表す。
また、メインコントローラ40には、接点C1,C2に接続される電力供給経路から交流電力を取り込み、内部回路を駆動するための電源電圧(直流定電圧)Vccを生成する電源部56も設けられている。
次に、接点C2から集塵モータ19に至る電力供給経路には、集塵モータ19への供給電力(電流)を調整して、集塵モータ19の回転速度(延いては集塵機2の吸込力)を制御するためのモータ駆動部42が設けられている。
なお、本実施形態では、集塵機2に設けられる集塵モータ19は、電源コード3を介して供給される交流電力にて駆動可能なACモータであるが、モータ駆動部42内に交流電力を整流して直流電力に変換する整流回路を設けるようにすれば、集塵モータ19にDCモータを利用することもできる。
また、メインコントローラ40には、モータ駆動部42を介して集塵モータ19を駆動制御する制御部50が設けられている。制御部50は、CPU,ROM,RAM等を含むマイコンにて構成されており、吸込力調整ダイヤル16,電流検出部44,ゼロクロス検出部48,SW検出部52,接点検出部54等からの入力信号に基づき、集塵モータ19を駆動制御する。なお、制御部50は、電源部56にて生成された電源電圧Vccを受けて動作する。
次に、サブコントローラ30には、メインコントローラ40の電力供給経路から交流電力を取り込み、無線通信ユニット20の受信部24を動作させるための電源電圧(直流電圧)を生成する電源部32と、フォトカプラ34とが備えられている。
フォトカプラ34は、無線通信ユニット20の受信部24から入力される受信信号にて発光ダイオードを発光させ、その光を受光素子(図ではフォトダイオード)に入力することで、無線通信ユニット20から受信信号を非接触に取り込むためのものである。そして、フォトカプラ34を介して取り込まれた受信信号は、メインコントローラ40に入力される。
メインコントローラ40には、サブコントローラ30から入力される受信信号の中から、予め登録された外部機器からの無線信号を識別して取り込む無線信号検出部46が設けられている。そして、この無線信号検出部46を介して取り込まれた受信信号は、外部機器が動作していることを表す連動信号として制御部50に入力される。
なお、電流検出部44にて検出される電流は、コンセント12に接続されたマルノコ4等の外部機器が動作しているときに大きくなり、外部機器が動作を停止していれば小さくなる。このため、電流検出部44からの検出信号も、外部機器が動作していることを表す連動信号として、制御部50に入力される。
次に、マルノコ4は、回転刃4Aが装着される出力軸を回転させるためのACモータ60を備える。そして、電源コード5からACモータ60への電力供給経路には、その経路を導通/遮断するための操作スイッチ62と、ACモータ60への供給電力(電流)を調整して、ACモータ60の回転速度を制御するためのモータ駆動部64が設けられている。
また、マルノコ4には、モータ駆動部64を介してACモータ60を駆動制御する制御部66、及び、操作スイッチ62よりもACモータ60側の電力供給経路から電力供給を受けて、制御部66を動作させるための電源電圧を生成する電源部68が備えられている。
なお、制御部66は、集塵機2の制御部50と同様、マイコンにて構成されており、電源部68は、マイコンを動作させるために、電源電圧として直流定電圧を生成する。
このように構成されたマルノコ4は、電源コード5の先端に設けられた電源プラグを集塵機2のコンセント12に差し込むことで、外部の交流電源から集塵機2を介して電力供給を受けることができるようになる。
そして、この状態で、操作スイッチ62がオンされると、電源部68から制御部66に電源電圧が供給されて、制御部66が起動し、モータ駆動部64を介してACモータ60の駆動を開始することになる。
この状態では、集塵機2のコンセント12からマルノコ4にACモータ60駆動用の電流が流れ、その電流が電流検出部44にて検出されることから、電流検出部44から制御部50には、マルノコ4が運転中であること表す連動信号が入力されることになる。
また、マルノコ4の操作スイッチ62がオフされると、ACモータ60及び電源部68への電力供給経路が遮断されて、ACモータ60が停止される。すると、コンセント12からマルノコ4に流れる電流が低下することから、制御部50には電流検出部44から連動信号が入力されなくなる。
従って、集塵機2の制御部50においては、マルノコ4の運転/停止を、電流検出部44から入力される連動信号にて検知できるようになる。
一方、グラインダ6は、先端工具6Aが装着される出力軸を回転させるためのDCモータ70を備える。そして、バッテリパック7からDCモータ70への電力供給経路には、その経路を導通/遮断するための操作スイッチ72と、DCモータ70への供給電力(電流)を調整して、DCモータ70の回転速度を制御するためのモータ駆動部74が設けられている。
また、グラインダ6には、モータ駆動部74を介してDCモータ70を駆動制御する制御部76、及び、操作スイッチ72よりもDCモータ70側の電力供給経路から電力供給を受けて、制御部76を動作させるための電源電圧を生成する電源部78が備えられている。
なお、制御部76は、集塵機2やマルノコ4の制御部50,66と同様、マイコンにて構成されており、電源部78は、マイコンを動作させるために電源電圧として直流定電圧を生成する。
また、グラインダ6には、電源部78から電力供給を受けて動作し、制御部76からの入力信号に従い、制御部76がDCモータ70を駆動しているときに、グラインダ6が運転中であることを表す信号を無線送信する無線通信ユニット80が備えられている。
無線通信ユニット80は、アンテナ82と、制御部76からの入力信号に従い、グラインダ6が運転中であることを表す送信信号を生成して、アンテナ82から送信させる送信部84とが備えられている。
このため、グラインダ6からは、バッテリパック7からの供給電力にてDCモータ70を駆動しているときに、その旨を表す送信信号が無線送信されることになる。このため、集塵機2側では、無線通信ユニット20にてその送信信号が受信されて、その受信信号がサブコントローラ30を介してメインコントローラ40に入力される。
そして、メインコントローラ40内の無線信号検出部46にて、受信信号がグラインダ6からのものであることが識別されると、無線信号検出部46から制御部50に、グラインダ6が運転中であること表す連動信号が入力されることになる。
また、グラインダ6の操作スイッチ72がオフされると、DCモータ70及び電源部78への電力供給経路が遮断されて、DCモータ70が停止され、無線通信ユニット80からの送信が停止する。このため、集塵機2側では、無線信号検出部46から制御部50に連動信号が入力されなくなる。
従って、集塵機2の制御部50においては、グラインダ6の運転/停止を、無線信号検出部46から入力される連動信号にて検知できるようになる。
次に、このように集塵機2の制御部50に入力される連動信号は、図6Bに示すように、集塵機2の運転モードが連動モードであるときに、集塵モータ19を駆動して、集塵機2をマルノコ4若しくはグラインダ6と連動運転させるのに利用される。
ところで、外部機器と連動運転可能な集塵機において、運転モードが連動モードであるときには、通常、連動信号の入力及び入力停止に応じて、集塵モータ19を駆動したり(遷移4)、集塵モータ19の駆動を停止したり(遷移5)するだけである。
しかし、本実施形態では、集塵モータ19が停止している状態で、駆動/停止スイッチ17が押下されて、駆動指令が入力されると、集塵モータ19を外部機器とは非連動に駆動する(遷移1)。
また、このように外部機器とは非連動に集塵モータ19駆動しているときに、駆動/停止スイッチ17が押下されて、停止指令が入力されると、集塵モータ19の駆動を停止する(遷移2)。
また更に、本実施形態では、外部機器とは非連動に集塵モータ19駆動しているときに、連動信号が入力されると、駆動/停止スイッチ17からの駆動/停止指令を受け付けることなく、連動信号に応じて集塵モータ19を駆動する制御に移行する(遷移3)。
そこで、このように集塵モータ19を駆動制御するために、制御部50において実行されるモータ制御処理を、図7〜図9に示すフローチャートに沿って説明する。
なお、モータ制御処理では、運転モードが非連動モードに設定されているときには、図6Cに示すように、駆動/停止スイッチ17が押下されて、駆動指令若しくは停止指令が入力されることにより、集塵モータ19を駆動若しくは停止させる制御を実施する。
モータ制御処理は、モード切替スイッチ18が連動位置若しくは非連動位置にあり、電源部56から制御部50に電源電圧(直流定電圧)が供給されているときに、制御部50にてメインルーチンの一つとして実行される処理である。
図7に示すように、この処理が開始されると、まずS110(Sはステップを表す)にて、集塵モータ19を駆動するのに必要な交流電源の周期をゼロクロス検出部48を介して取り込む、AC電源周期判定処理を実行する。
次に、S120では、モード切替スイッチ18が連動位置に切り替えられているか、非連動位置に切り替えられているかを、接点検出部54からの入力信号に基づき判定する、モード切替スイッチ入力判定処理を実行する。
また、続くS130では、SW検出部52からの入力信号に基づき、駆動/停止スイッチ17が押下されたか否かを判定する、駆動/停止スイッチ入力判定処理を実行し、続くS140では、連動信号が入力されているか否かを判定する、連動信号入力判定処理を実行する。
なお、S140の連動信号入力判定処理は、電流検出部44及び無線信号検出部46の一方から連動信号が入力されたか否かを判定する処理であり、この処理により、電流検出部44若しくは無線信号検出部46が運転されたことを検出できる。
次に、S150では、吸込力調整ダイヤル16からダイヤル位置を読み込むことで、吸込力調整ダイヤル16を介して指定された吸込力を検出する、ダイヤル位置判定処理を実行する。
また、続くS160では、上記S120〜S140の判定処理にて得られたモード切替スイッチ18及び駆動/停止スイッチ17の状態、及び、連動信号の入力状態に基づき、集塵モータ19を駆動するか否かを判定する、モータ駆動判定処理を実行し、S170に移行する。
そして、S170では、S160での集塵モータ19の駆動判定結果と、S150にて取得した吸込力と、S110にて取得した交流電源の周期とに基づき、集塵モータ19を位相制御するための制御量である位相角(換言すれば通電角)を設定して、モータ駆動部42に出力する、モータ出力制御処理を実行する。
また、S170の処理実行後は、S180にて、モード切替スイッチ18がオフされるか、或いは、電源コード3の電源プラグが外部の交流電源から外されてオフ状態になったか否かを判断する。
そして、モード切替スイッチ18又は電源プラグがオフ状態になると、電源部56への交流電力の入力が遮断されて、電源部56から制御部50に供給される電源電圧が低下するので、モータ制御処理を終了し、そうでなければ、S120に移行し、S120以降の処理を再度実行する。
次に、S160のモータ駆動判定処理は、図8A及び図8Bに示す手順で実行される。
図8Aに示すように、モータ駆動判定処理においては、まずS210にて、モード切替スイッチ18がオフ位置に切り替えられて、運転モードが停止モードになったか否かを判断する。そして、運転モードが停止モードになっていれば、S230に移行して、集塵モータ19の停止を設定し、当該モータ駆動判定処理を終了する。
次に、S210にて、集塵機2の運転モードは停止モードになっていないと判断されると、S220に移行して、モード切替スイッチ18の切替位置が前回から変化したか否かを判断する。具体的には、集塵機2の運転モードが前回非連動モードであった場合には、連動モードに変化したか否かを判断し、集塵機2の運転モードが前回連動モードであった場合には、非連動モードに変化したか否かを判断する。
そして、S220にて、モード切替スイッチ18の切替位置が変化して、運転モードが前回の運転モードから切り替えられたと判断された場合には、S230に移行して、集塵モータ19の停止を設定し、当該モータ駆動判定処理を終了する。
なお、S220の判定処理は、運転モードが連動モードから非連動モード、或いは、その逆方向に切り替えられたときには、集塵モータ19の駆動状態がモード切替スイッチ18の運転モードと一致しない場合があるため、一旦、集塵モータ19の駆動を停止させて、初期状態に戻すために実施される。そして、この処理により、集塵モータ19を設定された運転モードで、適正に駆動又は停止させることが可能となる。
次に、S220にて、モード切替スイッチ18の切替位置は前回から変化していないと判断された場合には、S240に移行し、モード切替スイッチ18にて非連動モードが選択されているか否かを判断する。
そして、モード切替スイッチ18にて非連動モードが選択されていれば、S250に移行して、駆動/停止スイッチ17が押下されたか否かを判断する。S250にて、駆動/停止スイッチ17は押下されていないと判断されると、S260にて、集塵モータ19の駆動/停止状態を変更することなく、前回の状態を継続するように設定し、当該モータ駆動判定処理を終了する。
一方、S250にて、駆動/停止スイッチ17は押下されたと判断されると、S270に移行して、現在、集塵モータ19は停止中であるか否かを判断する。そして、集塵モータ19は停止中でなければ(つまり、駆動中であれば)、S280に移行して、集塵モータ19を停止するように設定し、当該モータ駆動判定処理を終了する。
また、S270にて、集塵モータ19は停止中であると判断された場合には、S290にて、集塵モータ19を非連動モードで駆動するように設定し、当該モータ駆動判定処理を終了する。
この結果、S250〜S290の処理では、集塵機2の運転モードが非連動モードであるときに、図6Cに示す遷移図に従い、駆動/停止スイッチ17が押下される度に、集塵モータ19の駆動/停止を切り替えることになる。従って、使用者は、駆動/停止スイッチ17を操作することで、集塵機2を手動で運転させることができる。
次に、S240にて、モード切替スイッチ18にて連動モードが選択されていると判断された場合には、S300に移行して、現在、集塵モータ19は停止中であるか否かを判断する。
そして、集塵モータ19は現在停止中であれば、S310に移行して、連動信号が入力されて、オン状態となっているか否かを判断する。そして、連動信号は入力されておらず、オン状態ではないと判断されると、S320に移行して、駆動/停止スイッチ17が押下されたか否かを判断する。
S320にて、駆動/停止スイッチ17は押下されていないと判断されると、S330に移行して、集塵モータ19を停止するように設定し、当該モータ駆動判定処理を終了する。
また、S320にて、駆動/停止スイッチ17は押下されたと判断されると、S340に移行して、集塵モータ19を非連動モードで駆動するように設定し、当該モータ駆動判定処理を終了する。
なお、S320〜S340の処理は、集塵機2の運転モードが連動モードであっても、集塵モータ19が外部機器と連動して駆動されていないときには、駆動/停止スイッチ17が押下される度に、集塵モータ19の駆動/停止を切り替えるための処理である。
この結果、集塵モータ19は、図6Bに示す遷移1/遷移2に従い、外部機器とは非連動で駆動/停止されることになり、使用者は、運転モードが連動モードであっても、駆動/停止スイッチ17を操作することで、集塵機2を手動で運転させることができるようになる。
また、S310にて、連動信号はオン状態となっていると判断されると、S350に移行して、集塵モータ19を連動モードで駆動するように設定する。この結果、集塵モータ19は、図6Bに示す停止状態から連動モードでの駆動状態へと変化(遷移4)し、集塵機2は外部機器に連動して運転されることになる。
また、S350にて、集塵モータ19の駆動が設定されると、S360に移行して、連動信号のオフ時間をクリアし、当該モータ駆動判定処理を終了する。この連動信号のオフ時間は、連動信号が入力されなくなってからの経過時間であり、連動モードで集塵モータ19を駆動しているときに、後述の処理にてカウント(計時)される。
次に、S300にて、現在、集塵モータ19は停止中ではない(つまり、駆動中である)と判断されると、図8Bに示すS370に移行し、集塵モータ19は、連動モードで駆動されているのか、或いは、非連動モードで駆動されているのかを判断する。
そして、集塵モータ19は連動モードで駆動されていなければ(つまり、非連動モードで駆動されていれば)、S380に移行して、連動信号はオン状態となっているか否かを判断する。
S380にて、連動信号はオン状態ではないと判断されると、S390に移行して、駆動/停止スイッチ17が押下されたか否かを判断する。そして、S390にて、駆動/停止スイッチ17は押下されていないと判断されると、S400に移行して、集塵モータ19の非連動モードでの駆動を継続するように設定し、当該モータ駆動判定処理を終了する。
また、S390にて、駆動/停止スイッチ17は押下されたと判断されると、S410に移行して、集塵モータ19の駆動を停止するように設定し、当該モータ駆動判定処理を終了する。
この結果、集塵機2の運転モードが連動モードで、集塵モータ19が駆動されているとき、その駆動が連動信号の入力に基づく連動モードでの駆動でなければ、駆動/停止スイッチ17が押下されまで、その駆動が継続されることになる。
そして、その状態で、駆動/停止スイッチ17が押下されると、集塵モータ19の駆動状態が図6Bに示す遷移2に沿って変化し、集塵モータ19の駆動が停止されることになる。
また次に、S380にて、連動信号がオン状態になったと判断されると、S420に移行して、集塵モータ19の駆動状態が、図6Bに示す遷移3に従い、非連動モードでの駆動から連動モードでの駆動に切り替えられる。そして、S420の処理実行後は、S430に移行して、連動信号のオフ時間をクリアし、当該モータ駆動判定処理を終了する。
次に、S370にて、集塵モータ19は、連動モードで駆動されていると判断されると、S440に移行し、連動信号はオン状態となっているか否かを判断する。S440にて連動信号はオン状態になっていないと判断された場合、連動信号の入力が停止されているので、S450にて、その入力停止後の経過時間である連動信号オフ時間をカウントし、S460に移行する。
S460では、S450でカウントした連動信号オフ時間に基づき、連動信号の入力が停止されて、オフ状態となってから、所定時間が経過したか否かを判断する。
そして、S460にて、連動信号オフ後、所定時間が経過したと判断されると、S480に移行して、集塵モータ19を停止するように設定する。この結果、集塵モータ19の駆動状態は、図6Bに示す遷移5に従い変化し、集塵モータ10は停止することになる。
また、S460にて、連動信号オフ後、所定時間が経過していないと判断されると、S470に移行して、連動モードでの集塵モータ19の駆動を継続するように設定し、当該モータ駆動判定処理を終了する。
次に、S440にて、連動信号はオン状態となっていると判断されると、S490に移行して、連動モードでの集塵モータ19の駆動を継続するように設定し、続くS500に移行して、連動信号のオフ時間をクリアした後、当該モータ駆動判定処理を終了する。
このように、S160のモータ駆動判定処理では、集塵機2の運転モード(連動モード/非連動モード)に応じて、集塵モータ19の駆動/停止が、駆動/停止スイッチ17からの入力信号或いは連動信号に基づき設定されることになる。
そして、S170のモータ出力制御では、その設定された集塵モータ19の駆動/停止状態に従い、集塵モータ19を駆動することが設定されているときに、モータ駆動部42を介して集塵モータ19を駆動させる。
すなわち、このモータ出力制御では、図9Aに示すように、S610にて、集塵モータ19の駆動が設定されているか否か(モータ駆動判定中であるか否か)を判断する。
そして、モータ駆動判定中でなければ、S640に移行して、モータ駆動部42への出力を停止し、当該モータ出力制御を終了する。この結果、集塵モータ19の位相制御が終了して、集塵モータ19が停止されることになる。
一方、S610にて、モータ駆動判定中であると判断されると、S620に移行して、集塵モータ19を位相制御にて駆動すべく、AC電源周波数と、吸込力調整ダイヤル16のダイヤル位置とに基づき、集塵モータ19へ通電させる位相角(換言すれば通電角)を決定する。
なお、この位相角の決定には、図9Bに例示する位相角データ(マップ)が用いられる。このマップは、吸込力調整ダイヤル16のダイヤル位置を10段階に分割して、1〜10迄の各段階毎に、AC電源周波数に対応した位相角を設定するように構成されている。
また、このマップでは、AC電源周波数は、日本国内での商用電源の周波数に対応して、50Hzと60Hzに設定されているが、使用可能な交流電源の周波数に応じて設定すればよい。
そして、続くS630では、S620にて決定した位相角に対応した制御信号をモータ駆動部42へ出力して、集塵モータ19を駆動させ、当該モータ出力制御を終了する。
以上説明したように、本実施形態の集塵機2においては、モード切替スイッチ18を介して連動モードが選択されているときに、連動信号が入力されるか、又は、駆動/停止スイッチ17から集塵モータ19の駆動指令が入力されると、集塵モータ19を駆動する(S300〜S360)。
このため、本実施形態の集塵機2によれば、集塵機2の運転モードが連動モードに設定されていても、使用者は、駆動/停止スイッチ17を押下することで、集塵モータ19を駆動し、集塵機2を運転させることができる。
つまり、集塵機2の運転モードが連動モードに設定されているとき、使用者は、モード切替スイッチ18を操作して集塵機2の運転モードを非連動モードに切り替えることなく、集塵機2を外部機器とは非連動で運転させることができる。
従って、本実施形態の集塵機2によれば、従来の集塵機に比べて、使い勝手を向上することができる。
また、集塵機2の運転モードが連動モードに設定されているとき、使用者が駆動/停止スイッチ17を押下することで、集塵モータ19を外部機器とは非連動で駆動させても、連動信号が入力されると、S420にて、集塵モータ19を連動運転しているものとして設定する。
そして、その後は、S440〜S500の処理において、駆動/停止スイッチ17からの指令信号の入力を無視することで、駆動/停止スイッチ17の操作状態にかかわらず、連動信号の入力状態だけで集塵モータ19を駆動制御する。
この結果、集塵機2の運転モードが連動モードであるときには、駆動/停止スイッチ17からの入力よりも連動信号の方が優先的に利用されて、集塵モータ19が駆動制御されることになり、連動運転の機能が低下するのを抑制できる。
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
例えば、上記実施形態では、モード切替スイッチ18は、集塵機2の運転モードを、停止モードと連動モードと非連動モードとの何れかに設定できるものとして説明したが、モード切替スイッチ18は、集塵モータ19の駆動条件をより細かく設定できるようにしてもよい。また、逆に、連動モードと停止モード、或いは、連動モードと非連動モードというように、運転モードを2段階に切り替えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、集塵機2の運転モードが非連動モードであるときには、駆動/停止スイッチ17からの駆動/停止指令に応じて、集塵モータ19を駆動/停止するものとして説明したが、集塵機2が非連動モードにあるときには、集塵モータ19を駆動するように構成されていてもよい。
そして、この場合、集塵機2が非連動モードになれば、集塵モータ19は駆動されることになるので、本開示の運転スイッチとしては、集塵機2が連動モードであるときに使用者により操作(例えば押下)が操作されると、集塵機2の運転モードを一時的に非連動モードに切り替える切替信号を入力する操作スイッチを設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、集塵機2が連動モードであるとき、連動信号が入力されて集塵モータ19を駆動しているときには、S440〜S500の処理にて、駆動/停止スイッチ17からの指令信号の入力は無視し、連動信号だけで集塵モータ19を駆動制御するようにしている。
これに対し、集塵機2が連動モードであるとき、連動信号が入力されて集塵モータ19を駆動しているときには、その後、連動信号が入力されなくなって、集塵モータ19の駆動を停止するまで、S130の入力判定処理にて駆動/停止スイッチ17からの入力を判定するのを禁止するようにしてもよい。
また、集塵機2が連動モードであるとき、連動信号が入力されて集塵モータ19を駆動しているときには、駆動/停止スイッチ17からの信号経路を遮断するか、或いは、駆動/停止スイッチ17を操作できないように、構成してもよい。
つまり、このようにしても、集塵機2が連動モードであるとき、連動信号が入力されて集塵モータ19を駆動しているときには、駆動/停止スイッチ17の操作状態にかかわらず、連動信号だけで、集塵モータ19を駆動制御することができるようになる。
また、上記実施形態では、集塵機2が連動モードであるとき、連動信号が入力されて集塵モータ19の駆動を開始したときと、駆動指令が入力されて集塵モータ19の駆動を開始し、その後、連動信号が入力されて集塵モータ19の駆動を継続しているときに、駆動/停止スイッチ17からの指令信号の入力を無視するものとしている。
これに対し、駆動指令が入力されて集塵モータ19の駆動を開始し、その後、連動信号が入力されて集塵モータ19の駆動を継続しているときにだけ、駆動/停止スイッチ17からの指令信号の入力を無視するようにしても、連動信号を優先的に利用して集塵モータ19を駆動制御することはできる。
また、制御部50は、マイコンにて構成されるものとして説明したが、制御部50の機能の一部を、論理回路やアナログ回路等を組み合わせたハードウェアを用いて実現するようにしてもよい。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
2…集塵機、3…電源コード、4…マルノコ、4A…回転刃、5…電源コード、6…グラインダ、6A…先端工具、7…バッテリパック、8…ホース、10…ケース、11…吸込口、12…コンセント、16…吸込力調整ダイヤル、17…駆動/停止スイッチ、17A…操作部、18…モード切替スイッチ、19…集塵モータ、20…無線通信ユニット、22…アンテナ、24…受信部、30…サブコントローラ、32…電源部、34…フォトカプラ、40…メインコントローラ、42…モータ駆動部、44…電流検出部、46…無線信号検出部、48…ゼロクロス検出部、50…制御部、52…SW検出部、54…接点検出部、56…電源部。

Claims (3)

  1. 集塵用のモータと、
    前記モータの運転状態を切替可能な運転スイッチと、
    前記モータの運転モードを、少なくとも前記モータを外部機器と連動して運転させる連動モードと、前記モータを前記運転スイッチから入力される切替信号に応じて運転させる非連動モードと、の何れかに設定可能なモード切替スイッチと、
    前記運転モードが前記連動モードに設定されているときには、前記外部機器の運転中を表す連動信号が入力されると前記モータを駆動し、前記運転モードが前記非連動モードに設定されているときには、前記切替信号に応じて前記モータを駆動するよう構成された制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記運転モードが前記連動モードに設定されていて、前記連動信号が入力されていないときに、前記運転スイッチから前記切替信号が入力されると、前記モータを駆動するよう構成されている、集塵機。
  2. 前記制御部は、
    前記運転モードが前記連動モードに設定されているときに、前記連動信号が入力されると、前記運転スイッチの操作状態にかかわらず、前記連動信号に応じて前記モータを駆動するよう構成されている、請求項1に記載の集塵機。
  3. 前記制御部は、前記モータの駆動中に、前記モード切替スイッチにて、前記モータの運転モードが切り替えられると、前記モータを停止させるように構成されている、請求項1又は請求項2に記載の集塵機。
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