JP6849900B2 - 検出素子及び検出器 - Google Patents
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Description
図1及び図2は検出素子の一例の説明図である。図1及び図2にはそれぞれ、検出素子の一例の要部断面を模式的に図示している。
検出素子100Aには、赤外線等の光が基板110側から内部に入射する。画素101Aの積層体101Aaには更に、上部電極層160上に設けられた光結合構造170、及びその上に設けられた金属膜180が含まれる。光結合構造170には、例えば、ノンドープ又はn型のGaAsが用いられる。金属膜180には、金(Au)等の金属が用いられる。光結合構造170及び金属膜180は、基板110側から入射する光を回折、反射させる。
また、図2に示す検出素子100Bは、下部電極層120上に、下部活性層130、中間電極層140、上部活性層150、上部電極層160、光結合構造170及び金属膜180が積層された積層体101Baを含む画素101Bを有する。この図2に示す検出素子100Bは、下部電極層120及び上部電極層160を、溝300で所定部位が分離された複数の画素101B間で共通としている点で、上記図1に示した検出素子100Aと相違する。
図3〜図6は第1の実施の形態に係る検出素子の一例を示す図である。図3には、検出素子の一例の要部平面を模式的に図示している。図4には、検出素子に含まれる画素の一例の要部断面を模式的に図示している。図5(A)及び図5(B)並びに図6(A)及び図6(B)には、検出素子に含まれる画素の一例の要部平面を模式的に図示している。
検出素子1には、赤外線等の光が基板11側から内部に入射する。画素10の積層体10Aaには更に、上部電極層16上に設けられた光結合構造17、及びその上に設けられた金属膜18が含まれる。光結合構造17には、例えば、ノンドープ又はn型のGaAsが用いられる。金属膜18には、Au等の金属が用いられる。光結合構造17及び金属膜18は、基板11側から入射する光を回折、反射させる。
検出素子1では、下部電極層12が画素10群で共通とされ、画素10群の配置領域の周辺部に下部電極層12のコンタクト部(図示せず)が設けられる。各画素10に設けられる上部電極層16には、画素10の上面に設けられるバンプ電極20cが電気的に接続される。そして、中間電極層14には、その側面14aにコンタクト部21が設けられ、コンタクト部21が、配線22を介して、画素10の上面に設けられるバンプ電極20bと電気的に接続される。
図7は第1の実施の形態に係る検出素子の活性層の一例を示す図である。
ここでは、上記のような構成を有する検出素子1の形成方法の一例を、第2の実施の形態として説明する。
まず、図8に示すように、基板11上に、分子線エピタキシー(Molecular Beam Epitaxy;MBE)法又は有機金属気相成長(Metal Organic Chemical Vapor Deposition;MOCVD)法を用いて、下部電極層12、下部活性層13、中間電極層14、上部活性層15、上部電極層16及び光結合構造層17aが積層された構造を含む積層体10Aが形成される。
下部電極層12、中間電極層14及び上部電極層16には、例えば、1×1018cm−3程度又はそれ以上のSiをドーピングしたn型のGaAsが用いられる。下部活性層13と上部活性層15との間に設けられる中間電極層14には、多層反射膜構造が採用されてもよい。中間電極層14に多層反射膜構造を採用することで、基板11側から入射した光のうち、下部活性層13での検出対象である光が、中間電極層14を透過して上部活性層15に入射することが抑えられ、下部活性層13での検出対象の光の吸収効率が高められる。
下部電極層12の厚さは、例えば1.5μmとされる。下部活性層13の厚さは、例えば0.3μm〜2.0μmとされる。中間電極層14の厚さは、例えば1.5μmとされる。上部活性層15の厚さは、例えば0.3μm〜2.0μmとされる。上部電極層16の厚さは、例えば0.5μm〜1.5μmとされる。光結合構造層17aの厚さは、例えば0.5μm〜1.0μmとされる。
基板11上に下部電極層12、下部活性層13、中間電極層14、上部活性層15、上部電極層16及び光結合構造層17aが積層された積層体10Aの形成後、光結合構造層17aが所定の形状にパターニングされる。この光結合構造層17aのパターニングにより、図9に示すように、上部電極層16上に、光結合構造17が形成される。
光結合構造17及び金属膜18の形成後、図10に示すように、まず上方側(金属膜18側)から、下部活性層13の下端を越えて下部電極層12に達する深さの溝30が形成される。溝30の形成には、例えば、フォトリソグラフィ技術、及びドライ又はウェットエッチング技術が用いられる。溝30の形成には、レーザー加工技術が用いられてもよい。溝30により、下部電極層12上に形成された各画素10の下部活性層13、中間電極層14、上部活性層15、上部電極層16、光結合構造17及び金属膜18が分離され、図10のような積層体10Aaが得られる。
溝30及び絶縁膜19aの形成後、図11に示すように、絶縁膜19aが形成された溝30内に、溝30の底の絶縁膜19aから下部活性層13の上端を越えて中間電極層14の下部に達する高さの被覆材、例えばレジスト60が形成される。レジスト60の形成には、フォトリソグラフィ技術が用いられる。
レジスト60の形成後、図12に示すように、レジスト60をマスクにして絶縁膜19aの一部が除去される。絶縁膜19aの除去には、例えば、ドライ又はウェットエッチング技術が用いられる。レジスト60をマスクにして絶縁膜19aの一部が除去されることで、画素10の積層体10Aaの、中間電極層14の下部よりも上の側面10a、及び上面10bが露出する。
絶縁膜19aの一部の除去後、まず、図13に示すように、溝30内に、溝30の底の絶縁膜19aから中間電極層14の中部に達し中間電極層14の上端を越えない高さの被覆材、例えばレジスト61が形成される。レジスト61の形成には、フォトリソグラフィ技術が用いられる。
レジスト61、絶縁膜19b及びレジスト62の形成後、レジスト62をマスクにして、溝30内の、絶縁膜19bの底部が除去される。これにより、図14に示すような構造が得られる。絶縁膜19bの除去には、例えば、ドライ又はウェットエッチング技術が用いられる。尚、絶縁膜19bをドライエッチングで除去すると、レジスト61上には、側面10a上に形成されたレジスト62の厚み程度で絶縁膜19bのバリが形成され得るが、そのドライエッチング後にウェットエッチングを行うことで、絶縁膜19bのバリは除去可能である。
溝30内の、絶縁膜19bの底部の除去後、その除去に用いられたレジスト62、及びレジスト61が除去される。これにより、図15に示すような、中間電極層14の側面14aに通じる開口部19cを有する絶縁膜19(絶縁膜19a,19b)が形成される。
開口部19cを有する絶縁膜19の形成後、図16に示すように、コンタクト部21及び配線22が形成される。例えば、レジスト等によるマスクの形成後、真空スパッタ法等の成膜技術を用いて所定の導体材料が形成される。導体材料の形成後、マスクは除去される。絶縁膜19の開口部19cに形成される導体材料がコンタクト部21となり、そのコンタクト部21と連続し絶縁膜19上の所定の部位に形成される導体材料が配線22となる。
次に、第3の実施の形態について説明する。
図17は第3の実施の形態に係る検出素子形成方法の一例を示す図である。図17には、検出素子形成における、絶縁膜の開口部形成工程の要部断面を模式的に図示している。
次に、第4の実施の形態について説明する。
図18〜図23は第4の実施の形態に係る検出素子形成方法の一例を示す図である。図18〜図23には、検出素子形成の各工程の要部断面を模式的に図示している。以下、各工程について順に説明する。
この第4の実施の形態では、上記第2の実施の形態で述べた図8及び図9のような工程後、図18に示すように、まず上方側(金属膜18側)から、上部活性層15の下端を越えて下部活性層13の上端に達しない深さの溝30aが形成される。溝30aは、画素10の周囲に設けられる。この溝30aにより、各画素10の、中間電極層14の一部、上部活性層15、上部電極層16、光結合構造17及び金属膜18が分離され、図18に示すような積層体10Abが形成される。溝30aの形成には、例えば、フォトリソグラフィ技術、及びドライ又はウェットエッチング技術が用いられる。溝30aの形成には、レーザー加工技術が用いられてもよい。
溝30a及び絶縁膜19dの形成後、図19に示すように、溝30aの底の絶縁膜19dが露出する開口部68aを有するレジスト68が形成される。レジスト68の形成には、フォトリソグラフィ技術が用いられる。
開口部19eを有する絶縁膜19dの形成後、図21に示すように、導体材料23が形成される。例えば、レジスト等によるマスクの形成後、真空スパッタ法等の成膜技術を用いて所定の導体材料23が形成される。導体材料23の形成後、マスクは除去される。導体材料23は、溝30a内の絶縁膜19dの開口部19e、及び絶縁膜19d上の所定の部位に形成される。絶縁膜19d上の導体材料23は、開口部19eに形成される導体材料23と連続し、配線22として形成される。
導体材料23の形成後、図22に示すように、溝30a内に更に、下部活性層13の下端を越えて下部電極層12に達する深さの溝30bが形成される。溝30bは、画素10の周囲に設けられる。溝30bにより、各画素10の、中間電極層14の残部及び下部活性層13が分離され、この溝30bと先に形成された溝30aとにより、各画素10が分離され、図22のような積層体10Acが得られる。溝30bの形成には、例えば、フォトリソグラフィ技術、及びドライ又はウェットエッチング技術が用いられる。溝30bの形成には、レーザー加工技術が用いられてもよい。
溝30b及び絶縁膜19fの形成後、図23に示すように、画素10の上面の絶縁膜19fから露出する配線22上に、バンプ電極20bが形成される。更に、図23に示すように、絶縁膜19dを貫通して金属膜18に接続されるバンプ電極20cが形成される。バンプ電極20b及びバンプ電極20cには、例えばInが用いられる。
この第4の実施の形態に係る検出素子1aでは、溝30aの幅と溝30bの幅との寸法差、換言すれば、上部活性層15と下部活性層13との寸法差(断面視又は平面視での寸法差)を、絶縁膜19dと導体材料23との合計厚さ程度に抑えることができる。検出素子1aでは、画素10の形成時に、中間電極層14の上面の一部にコンタクト部を設ける場合(図1及び図2)に比べて、上部活性層15の、下部活性層13との寸法差を十分小さく抑えることができる。コンタクト部21を中間電極層14の側面14aに設ける手法を採用することで、上部活性層15の、下部活性層13との寸法差が十分小さく抑えられ、その感度の低下や面内分布の発生が抑えられた、高感度、高性能の検出素子1aが実現される。
上記のような構成を有する検出素子1,1a等は、ROIC等の信号処理用の回路と接続される。
ここでは検出素子として、上記第1の実施の形態で述べた検出素子1を例にする。図24に示す検出器70は、検出素子1と、ROIC等の信号処理用の回路71(基板)とを含む。回路71は、所定の信号処理機能を有する半導体チップ(半導体素子)若しくは半導体パッケージ(半導体装置)、又は所定の信号処理機能を有する半導体チップ若しくは半導体パッケージが搭載された回路基板等である。
次に、第6の実施の形態について説明する。
図25に示すように、例えば上記図24に示したような検出器70が、電子機器80に搭載(内蔵)される。検出素子1により、高感度、高性能の検出器70が実現され、そのような検出器70が搭載された、高感度、高性能の電子機器80が実現される。
以上説明した実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 第1電極層と、前記第1電極層の画素領域上に設けられた第1活性層と、前記第1活性層上に設けられた第2電極層と、前記第2電極層上に設けられた第2活性層と、前記第2活性層上に設けられた第3電極層とを含む積層体と、
前記積層体の表面に設けられた絶縁膜と、
前記絶縁膜を貫通し、前記第2電極層の側面に接続された第1導体部と、
前記第1導体部に接続され、前記絶縁膜を介して前記第2活性層及び前記第3電極層の側面に沿って前記第3電極層の上方に延在する第2導体部と
を含むことを特徴とする検出素子。
(付記3) 前記第1導体部は、前記第2電極層の側面の複数箇所に設けられることを特徴とする付記1に記載の検出素子。
(付記5) 前記第2導体部は、前記積層体の側面を覆うことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の検出素子。
(付記7) 前記第1活性層は、量子井戸構造、量子細線構造、超格子構造、又は量子ドット構造であり、
前記第2活性層は、量子井戸構造、量子細線構造、超格子構造、又は量子ドット構造であることを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の検出素子。
(付記9) 第1電極層と、前記第1電極層上に設けられた第1活性層と、前記第1活性層上に設けられた第2電極層と、前記第2電極層上に設けられた第2活性層と、前記第2活性層上に設けられた第3電極層とを含む第1積層体を形成する工程と、
前記第1積層体に、前記第1電極層に通じる溝を形成し、前記第1電極層の画素領域上に、前記溝で分離された前記第1活性層と前記第2電極層と前記第2活性層と前記第3電極層とを含む第2積層体を形成する工程と、
前記第2積層体の表面に、前記第2電極層の側面に通じる開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
前記開口部に第1導体部を形成する工程と、
前記第1導体部に接続され、前記絶縁膜を介して前記第2活性層及び前記第3電極層の側面に沿って前記第3電極層の上方に延在する第2導体部を形成する工程と
を含むことを特徴とする検出素子の製造方法。
前記第2積層体の表面に、前記絶縁膜の材料を形成する工程と、
前記第2電極層の側面の少なくとも一部に形成された前記材料を、エッチングにより除去し、前記開口部を形成する工程と
を含むことを特徴とする付記9に記載の検出素子の製造方法。
前記第2積層体の表面に、前記絶縁膜の材料を形成する工程と、
前記第2電極層の側面の少なくとも一部に形成された前記材料を、レンズを介したフェムト秒レーザーの照射により除去し、前記開口部を形成する工程と
を含むことを特徴とする付記9に記載の検出素子の製造方法。
前記第1積層体に、前記第2電極層の内部に通じる第1溝を形成し、画素領域上に、前記第1溝で分離された前記第2活性層と前記第3電極層とを含む第2積層体を形成する工程と、
前記第2積層体の表面に、前記第1溝の側面の前記第2電極層に通じる開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
前記開口部に第1導体部を形成する工程と、
前記第1導体部に接続され、前記絶縁膜を介して前記第2活性層及び前記第3電極層の側面に沿って前記第3電極層の上方に延在する第2導体部を形成する工程と、
前記第1導体部及び前記第2導体部が形成された前記第2積層体の前記第1溝内に、前記第1電極層に通じる第2溝を形成する工程と
を含むことを特徴とする検出素子の製造方法。
前記積層体の表面に設けられた絶縁膜と、
前記絶縁膜を貫通し、前記第2電極層の側面に接続された第1導体部と、
前記第1導体部に接続され、前記絶縁膜を介して前記第2活性層及び前記第3電極層の側面に沿って前記第3電極層の上方に延在する第2導体部と
を含む検出素子と、
前記検出素子が実装された基板と
を備えることを特徴とする検出器。
10,101A,101B 画素
10A,10Aa,10Ab,10Ac,101Aa,101Ba 積層体
10a,14a 側面
10b 上面
11,110 基板
12,120 下部電極層
13,130 下部活性層
14,140 中間電極層
15,150 上部活性層
16,160 上部電極層
17,170 光結合構造
17a 光結合構造層
18,180 金属膜
19,19a,19b,19d,19f,190 絶縁膜
19c,19e,22a,68a 開口部
20b,20c,200a,200b,200c バンプ電極
21,210a,210b コンタクト部
22,220a,220b,220c 配線
23 導体材料
30,30a,30b,300 溝
40 量子井戸構造
41,51 半導体層
50 量子ドット構造
52 半導体ドット
60,61,62,68 レジスト
65 フェムト秒レーザー
66 レンズ
67 焦点位置
70 検出器
71 回路
80 電子機器
Claims (5)
- 第1電極層と、前記第1電極層の第1領域に設けられた第1活性層と、前記第1活性層の前記第1電極層とは反対の側に設けられた第2電極層と、前記第2電極層の前記第1活性層とは反対の側に設けられた第2活性層と、前記第2活性層の前記第2電極層とは反対の側に設けられた第3電極層とを含む積層体と、
前記積層体の積層方向の前記第3電極層側の表面と前記積層方向に沿った表面である側面とに設けられ、前記積層体の側面における前記第2電極層の側面に通じる開口部を有する絶縁膜と、
前記絶縁膜の前記開口部内に設けられ、前記第2電極層の側面に接続され、金属が用いられた第1導体部と、
前記第1導体部に接続され、前記絶縁膜を介して前記積層体の側面における前記第2活性層及び前記第3電極層の側面に沿って前記第3電極層の前記第2活性層とは反対の側に延在する第2導体部と
を含み、
前記第1活性層と前記第2活性層との前記積層方向から見た平面視での寸法が同一であるか、又は、
前記第1活性層と前記第2活性層との前記積層方向から見た平面視での寸法差が、前記積層体の側面に設けられる前記絶縁膜と、前記積層体の側面に前記絶縁膜を介して設けられる前記第2導体部との合計厚さであることを特徴とする検出素子。 - 前記開口部は、前記積層体の側面における前記第2電極層の側周面に通じるように設けられ、
前記第1導体部は、前記第2電極層の側周面に接続されることを特徴とする請求項1に記載の検出素子。 - 前記開口部は、前記積層体の側面における前記第2電極層の側面の複数箇所に通じるように設けられ、
前記第1導体部は、前記第2電極層の側面の前記複数箇所に接続されることを特徴とする請求項1に記載の検出素子。 - 前記第2導体部は、前記積層体の側面を覆うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の検出素子。
- 第1電極層と、前記第1電極層の第1領域に設けられた第1活性層と、前記第1活性層の前記第1電極層とは反対の側に設けられた第2電極層と、前記第2電極層の前記第1活性層とは反対の側に設けられた第2活性層と、前記第2活性層の前記第2電極層とは反対の側に設けられた第3電極層とを含む積層体と、
前記積層体の積層方向の前記第3電極層側の表面と前記積層方向に沿った表面である側面とに設けられ、前記積層体の側面における前記第2電極層の側面に通じる開口部を有する絶縁膜と、
前記絶縁膜の前記開口部内に設けられ、前記第2電極層の側面に接続され、金属が用いられた第1導体部と、
前記第1導体部に接続され、前記絶縁膜を介して前記積層体の側面における前記第2活性層及び前記第3電極層の側面に沿って前記第3電極層の前記第2活性層とは反対の側に延在する第2導体部と
を含み、
前記第1活性層と前記第2活性層との前記積層方向から見た平面視での寸法が同一であるか、又は、
前記第1活性層と前記第2活性層との前記積層方向から見た平面視での寸法差が、前記積層体の側面に設けられる前記絶縁膜と、前記積層体の側面に前記絶縁膜を介して設けられる前記第2導体部との合計厚さである検出素子と、
前記検出素子が実装された基板と
を備えることを特徴とする検出器。
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