JP6849748B2 - エレベータの主索振れ止め装置 - Google Patents
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Description
<構成>
かご側振れ止め装置20と、重り側振れ止め装置21の構成は、基本的に同一であるため、以下では、かご側振れ止め装置20を例に説明する。
次に、第1実施形態の作用を説明する。図1におけるかご側振れ止め装置20及び重り側振れ止め装置21は巻上機4の駆動に伴い、振れ止め装置用ロープ27がかご側振れ止め装置20を支持する支持滑車22及び重り側振れ止め装置21を支持する支持滑車25を上下させる。これにより、かご1及び釣合い重り3と連動してかご側振れ止め装置20及び重り側振れ止め装置21が、ガイドレール6に沿って昇降する。このとき振れ止め体は滑車の数によって昇降量がかご及び釣合い重りの2分の1に調整されており、常に巻上機4とかご1及び釣合い重り3との中間に位置することで主索2の振動を抑制することができる。
以上のように、かご側振れ止め装置20及び重り側振れ止め装置21は、かご1及び釣合い重り3と直接接触することなく主索2の振動を抑えることができる。また、振れ止め装置を構成する用品のすべてが昇降路5内に配置されているため、機械室のないエレベータにも適用することができる。
第1実施形態では、ロープ案内部20bに設けられたロープ案内孔30は6本の主索2のそれぞれに対応する6個の案内孔で構成した。第2実施形態では、図4に示すように、ロープ案内部20bに設けられた案内孔としては、2つの長孔から成るロープ案内孔40で構成している。一方のロープ案内孔40には、3本の主索2が挿通され、他方のロープ案内孔40にも3本の主索2が挿通される。なお、第2実施形態でも、主索2の本数は6本に限定されるものではない。
第3実施形態では、第1実施形態及び第2実施形態の構成に加えて、図5に示すように、かご側振れ止め装置20の本体部20aの下面側に感圧スイッチ41を設置するようにしている。
<変形例1>
かご側振れ止め装置20及び重り側振れ止め装置21に、例えばレーザー式測定装置及び記録装置を取り付け、主索2の径を記録することで主索の損耗程度を点検する装置として活用することができる。
図1におけるかご側振れ止め装置20及び重り側振れ止め装置21の各支持滑車22,25と昇降路天井24との間にダンパや防振ゴムを追加で取り付けることによって、主索2の振動に起因するかご1及び釣合い重り3の揺れを抑制でき、かご1の更なる乗り心地の改善が期待できる。
振れ止め装置用ロープ27の材質、直径を主索2と異ならせることで、支持滑車22,25との接触による振れ止め装置用ロープ27の損耗を防止する。例えば、振れ止め装置用ロープ27を樹脂製のロープで構成し、直径も6本構成の主索2のそれぞれ1本の直径よりも小さくしたり、逆に大きくすることで、かご1の大きさや昇降路の長さ等に応じて適宜選択するようにしてもよい。
Claims (7)
- 巻上機にかけ渡されるとともに、かごと釣合い重りとを連結する主索の振れを抑制するエレベータの主索振れ止め装置であって、
前記かごの上方に配置されたかご側の支持滑車によって懸架され、かご側の主索が挿通される案内孔を有するかご側振れ止め装置と、
前記釣合い重りの上方に配置された釣合い重り側の支持滑車によって懸架され、釣合い重り側の主索が挿通される案内孔を有する釣合い重り側振れ止め装置と、
前記かご側の支持滑車、前記釣合い重り側の支持滑車及び前記巻上機にかけ渡され、前記かご側振れ止め装置及び前記釣合い重り側振れ止め装置を懸吊する振れ止め装置用ロープとを備え、
前記かご側振れ止め装置の昇降量が前記かごの昇降量に対して2分の1になるように前記かご側の支持滑車の数が決定され、
前記かご及び前記釣合い重りの昇降に連動して前記かご側振れ止め装置及び前記釣合い重り側振れ止め装置を昇降させるエレベータの主索振れ止め装置。 - 前記釣合い重り側振れ止め装置の昇降量が前記釣合い重りの昇降量に対して2分の1になるように前記釣合い重り側の支持滑車の数が決定される請求項1に記載のエレベータの主索振れ止め装置。
- 巻上機にかけ渡されるとともに、かごと釣合い重りとを連結する主索の振れを抑制するエレベータの主索振れ止め装置であって、
前記かごの上方に配置されたかご側の支持滑車によって懸架され、かご側の主索が挿通される案内孔を有するかご側振れ止め装置と、
前記釣合い重りの上方に配置された釣合い重り側の支持滑車によって懸架され、釣合い重り側の主索が挿通される案内孔を有する釣合い重り側振れ止め装置と、
前記かご側の支持滑車、前記釣合い重り側の支持滑車及び前記巻上機にかけ渡され、前記かご側振れ止め装置及び前記釣合い重り側振れ止め装置を懸吊する振れ止め装置用ロープとを備え、
前記釣合い重り側振れ止め装置の昇降量が前記釣合い重りの昇降量に対して2分の1になるように前記釣合い重り側の支持滑車の数が決定され、
前記かご及び前記釣合い重りの昇降に連動して前記かご側振れ止め装置及び前記釣合い重り側振れ止め装置を昇降させるエレベータの主索振れ止め装置。 - 前記案内孔は、複数本の主索が挿通される長孔で構成される請求項1〜3の何れか1項に記載のエレベータの主索振れ止め装置。
- 前記かご側振れ止め装置の下面側には、かご上の用品との接触を検知する接触センサが設けられる請求項1〜4の何れか1項に記載のエレベータの主索振れ止め装置。
- 前記振れ止め装置用ロープの材質及び直径は、前記主索と異なる請求項1〜5の何れか1項に記載のエレベータの主索振れ止め装置。
- 前記巻上機、前記かご側の支持滑車、前記釣合い重り側の支持滑車、前記かご側振れ止め装置及び前記釣合い重り側振れ止め装置は、昇降路内に配置されている請求項1〜6の何れか1項に記載のエレベータの主索振れ止め装置。
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