JP6849639B2 - 製氷方法 - Google Patents
製氷方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6849639B2 JP6849639B2 JP2018177000A JP2018177000A JP6849639B2 JP 6849639 B2 JP6849639 B2 JP 6849639B2 JP 2018177000 A JP2018177000 A JP 2018177000A JP 2018177000 A JP2018177000 A JP 2018177000A JP 6849639 B2 JP6849639 B2 JP 6849639B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice
- ice making
- temperature
- pieces
- reamer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 37
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 105
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 71
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 50
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 46
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims description 43
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims description 43
- 230000008014 freezing Effects 0.000 claims description 15
- 238000007710 freezing Methods 0.000 claims description 15
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims description 10
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 9
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 8
- 239000002826 coolant Substances 0.000 claims 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 65
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 29
- 239000003570 air Substances 0.000 description 22
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 16
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 9
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 8
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 6
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 6
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 3
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 2
- ZPUCINDJVBIVPJ-LJISPDSOSA-N cocaine Chemical compound O([C@H]1C[C@@H]2CC[C@@H](N2C)[C@H]1C(=O)OC)C(=O)C1=CC=CC=C1 ZPUCINDJVBIVPJ-LJISPDSOSA-N 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 2
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 2
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 2
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 2
- 239000012080 ambient air Substances 0.000 description 1
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Images
Description
リーマ式の製氷装置は、内周面または外周面を製氷面とする略円筒状の製氷シリンダと、製氷シリンダの内周面または外周面に向けて氷を形成する水を散水供給する散水部と、製氷シリンダの下側に配設されて、製氷シリンダで凍結せずに流下した水を受止めて貯留する貯留部と、製氷シリンダの内周面または外周面に沿って移動しつつ氷を割るリーマとを備え、リーマは、略円柱状の回動軸の周囲に刃先を螺旋状配置とされる割氷用の複数の刃を有し、リーマの製氷シリンダの回転軸線まわりの公転および/または回動軸まわりの自転により、製氷面に形成される氷薄層を剥がすことが可能なようにしている。
製氷されたフレーク状氷片である氷片は、通常、たとえば、砕氷装置を用いて砕氷されて、所定粒径の氷粒とされて、利用されてきた。
たとえば、従来から、完成モデルの車両を室内に置き、さまざまな自然環境・気象条件を設定し、車両への負荷をデータとして収集し、分析するための環境試験室が用いられている。
その一例として、環境試験室内で人工雪により吹雪を模擬して、吹雪を車両に向かって吹き出し、エンジンルーム内への雪の混入による不具合問題、足回り部品の凍結等の着氷問題に対処することが行われている。
吹雪発生装置は、フレーク状の氷片を製造する製氷機と、製造されたフレーク状の氷片を所定粒径の氷粒に砕氷する砕氷機と、砕氷された所定粒径の氷粒により模擬された人工雪を風洞内に搬送する配管と、配管の先端に設置され、車両の前部に向かって吹き出す吹き出しノズルとを有する。
このような環境試験室によれば、吹雪発生装置を利用して、風洞内において、吹雪を車両に向かって吹き出すことにより、自然環境・気象条件を模擬した環境試験を行うことが可能である。
この場合、従来のリーマ式の製氷方法においては、単位時間当たり製氷量のみに着目して、冷媒の蒸発温度、リーマの回転数および給水温度を適当に調整していたことに起因して、以下のような技術的問題が存する。
すなわち、製氷された氷片の氷温度あるいは氷質に留意していなかったことから、氷片を砕氷して氷粒とするのに、技術的障害が生じることがある。
この場合、製氷された氷片の氷厚が一定限度を超えると、砕氷機において氷片の破砕が困難となり、砕氷機の強制停止を生じたり、砕氷機の一対の破砕ドラムの製品寿命の短命化を引き起こす。
また、製氷された氷片の水分含有率が一定限度を超えると、砕氷機において氷片の破砕が困難となることは生じにくいが、砕氷後の氷粒が搬送されるまでに、搬送路内において、内表面に付着しやすくなり、搬送路の閉塞を生じたり、閉塞を生じないとしても、氷粒同士が付着して氷粒の大径化、ひいては氷質の変質を引き起こす。
このような技術的問題点は、物理的な剥離によるリーマ式の製氷方法に限定される問題でなく、給水を冷媒により冷却することにより、製氷面に薄氷層を形成し、それを製氷面から脱氷させて、氷片を生成する限りにおいて、共通の問題である。
製氷面を流れる給水を冷媒により冷却して氷を形成し、製氷面上に形成した氷を氷片として脱氷し、脱氷した氷を破砕して、氷粒とする氷の製氷方法において、
単位時間当たり要求製氷量および要求氷片温度を予め設定する段階と、
要求される氷の最大厚みおよび要求される最大水分含有
率に応じて、単位時間当たり要求製氷量および要求氷片温度に基づいて、製氷面上での氷
の形成速度および形成した氷の製氷面からの脱氷速度を調整する段階を有する、構成としている。
ことにより行い、
前記氷の製氷面からの脱氷速度の調整段階は、氷の機械的剥離速度の調整であるのがよい。
前記氷の製氷面からの脱氷速度の調整段階は、氷の加熱時間の間隔調整であるのがよい。
凍結により氷層を形成するのに用いる給水の温度、給水を凍結するのに用いる冷媒の蒸発温
度、および形成される氷層の周面から氷片を剥離させる剥離速度を調整することに
より氷片を製氷する製氷方法において、
氷片を剥離する前に形成される氷層の最大厚み、および製氷する氷片の氷温度を予め設定
する段階と、
設定した氷層の最大厚みおよび氷温度に応じて、冷媒蒸発温度を一定に維持しつつ、単位
時間当たり製氷量の増大とともに、給水温度を低下させながら、剥離速度を増大する段階
を有する、構成としている。
を線形に増大する段階を有するのがよい。
凍結により氷を形成するのに用いる給水の温度、給水を凍結するのに用いる冷媒の蒸発温
度、および形成される氷層の周面から氷片を剥離させる剥離速度を調整することに
より氷片を製氷する製氷方法において、
氷片を剥離する前に形成される氷層の厚みを予め設定する段階と、
氷層の厚みが一定となるように、単位時間当たり製氷量の増大とともに、冷媒蒸発温度を
低下させつつ、給水温度を低下させながら、剥離速度を増大する段階を有する、構成としている。
凍結により氷を形成するのに用いる給水の温度、給水を凍結するのに用いる冷媒の蒸発温
度、および形成される氷層の周面から氷片を剥離させる剥離速度を調整することに
より氷片を製氷する製氷方法において、
製氷する氷片の氷温度を予め設定する段階と、
氷温度が一定となるように、単位時間当たり製氷量の増大とともに、冷媒蒸発温度を
低下させつつ、給水温度を低下させながら、剥離速度を増大する段階を有する、構成としている。
線形に低下させながら、前記剥離速度を線形に増大する段階を有するのがよい。
なお、氷の材料である水の温度は、従来既知の方法で、調整可能としている。
この点で、風洞16は、いわゆる空力風洞16でなく、簡易的な風洞16とすることから、吹き出しノズル36と車両Vの前部との距離は、約1メートルないし3メートルであるところ、この短い距離の間で、吹き出しノズル36より吹き出す吹雪が、車両Vの前部において高さ全体に亘って拡散するようにしている。
吹き出し口102は、車両Vの高さ全体に亘ってカバーするように高さ方向に間隔を隔てて、複数設けられ、各々の吹き出し口102から吹き出される雪の量を互いに独立に調整可能とし、車両Vの高さに応じて、吹雪の濃度分布を調整可能とした。
吹雪は、風洞内に配置された静止車両に向かって吹き出され、静止車両に対して環境試験を行うのに用いられ、吹き出し口102と車両Vとの間隔D2が、1ないし3メートルであり、吹雪が車両Vに到達する際、吹雪の空間濃度分布がほぼ均一となるように、吹き出し口102と車両Vとの間隔D2、および吹き出し口102背後からの気流速度に応じて、対向面104の大きさが定められる。
雪環境試験方法は、吹雪供給システムについて、各系統において、リーマ式製氷機22によるフレーク状氷片の製氷段階、砕氷機による氷粒への砕氷段階、砕氷された氷粒を圧送しながら、分配装置により分配する分配段階、分配されたそれぞれの氷粒を湿雪装置により湿雪化する湿雪化段階、湿雪化された氷粒の吹き出しノズル36からの吹き出し段階、および拡散プレート74による吹雪の拡散段階を経る一方、気流供給システムについて、各系統の吹き出しノズル36から吹き出される吹雪を背後からの気流に乗せて車両に向かって吹き付けるのに、送風機により気流を供給する段階を有する。
すなわち、試験当初(フェイズA)はリーマ式製氷機22を2機稼働する単位時間当たり製氷量で足り、試験経過とともに、リーマ式製氷機22が2機分(フェイズB)、リーマ式製氷機22が4機分(フェイズC)、最終的にリーマ式製氷機22が5機分(フェイズD)が必要となるとする。
なお、製氷されたフレーク状氷片は、砕氷機26において砕氷されて氷粒とされ、氷粒は雪供給管40を通じて気流により圧送され、分配装置34により複数の分岐管に分配され、分岐管それぞれにおいて湿雪装置32により湿雪化され、各分岐管の先端に設けられた吹き出しノズル36から吹き出しノズル36の背後からの低温気流に乗せて吹き出され、吹雪は拡散プレート74により拡散されて車両に向かって吹き付けられ、種々の環境試験に利用される。なお、単位時間当たり製氷量の制御を行う場合に、環境試験に用いる人工雪の全体必要量に対する製氷機の必要台数のテーブルおよび環境試験に用いる人工雪の必要量の変化テーブルを、たとえばデータベースとして作成し、制御を行ってもよい。
この場合、各系統において、複数のリーマ式製氷機22から製氷されるフレーク状氷片は、混合されて環境試験に用いられるところ、氷質が重要な試験の場合には、氷質がなるべく一様となるように、各リーマ式製氷機22における製氷条件、水温、冷媒の蒸発温度あるいはリーマ108のリーマ回転数は同じであるのが好ましい。
また、必要な単位時間当たり製氷量の変動が予め決定されている場合に、試験の進捗次第で必要な単位時間当たり製氷量が現場で変動することがあるが、そのような場合であっても、このような粗制御と微制御とを併用することにより、柔軟に対応することが可能である。
破砕後の氷粒の粒径を縮径化が要求される場合には、一対の破砕ドラム間の間隔を狭めることを前提に、選択しているリーマ式製氷機22により薄氷層から製氷されるフレーク状氷片を破砕ドラムにより砕氷して氷粒とする際、単位時間当たり製氷量の増大により、給水温度、冷媒の蒸発温度およびリーマの回転数を調整することに伴い、薄氷層の厚みが増大することに起因して砕氷に支障が生じないようにするとともに、薄氷層の表面が濡れることにより、砕氷された氷粒同士が付着して、氷粒の拡径化が生じないようにするために、以下のような調整を行う。
図6に示すように、リーマによりフレーク状氷片を剥離する前に形成される氷層の最大厚み、および製氷するフレーク状氷片の氷温度を予め設定したうえで、設定した氷層の最大厚みおよび氷温度に応じて、冷媒蒸発温度を一定に維持しつつ、単位時間当たり製氷量の増大とともに、給水温度を低下させながら、リーマ回転数を増大する段階を有する。この場合、単位時間当たり製氷量の増大とともに、給水温度を線形に低下させながら、リーマ回転数を線形に増大する。
これにより、従来のように、単位時間当たり製氷量の増大に伴い、給水温度、冷媒の蒸発温度およびリーマの回転数の調整を無秩序に行うことにより、砕氷に支障が生じたり、氷粒同士の付着により拡径化が生じたりするのを未然に防止し、縮径化した氷粒を用いて環境試験を円滑に行うことが可能である。
また、破砕後の氷粒の粒径の変更がない場合には、単位時間当たり製氷量の増大により、給水温度、冷媒の蒸発温度およびリーマの回転数を調整することに伴い、薄氷層の厚みが増大することに起因して砕氷に支障が生じないようにする必要性は、同様であるが、薄氷層の表面が濡れることにより、砕氷された氷粒同士が付着して、氷粒の拡径化が生じる可能性は低減することから、以下のような調整を行えばよい。
図7に示すように、リーマによりフレーク状氷片を剥離する前に形成される氷層の厚みを予め設定したうえで、氷層の厚みが一定となるように、単位時間当たり製氷量の増大とともに、冷媒蒸発温度を低下させつつ、給水温度を低下させながら、リーマ回転数を増大する段階を有する。この場合、単位時間当たり製氷量の増大とともに、冷媒蒸発温度を線形に低下させつつ、給水温度を線形に低下させながら、リーマ回転数を線形に増大する。
これにより、従来のように、単位時間当たり製氷量の増大に伴い、給水温度、冷媒の蒸発温度およびリーマの回転数の調整を無秩序に行うことにより、砕氷に支障が生じるのを未然に防止し、環境試験を円滑に行うことが可能である。
いずれの場合も、図6および図7に示すような、単位時間当たり製氷量と給水温度、冷媒の蒸発温度、およびリーマの回転数それぞれとの関係を線形近似するのに、リーマ式製氷機22において、試運転を行いデータを取得しておけばよい。
本実施形態の特徴は、製氷装置22にあり、製氷面を設け、冷媒により冷却された製氷面に沿って水を流すことにより、製氷面に薄氷層を形成し、製氷面には接触しない態様で、製氷面から薄氷層を剥離させることにより、フレーク状氷片を得る点では、第1実施形態と共通であるが、本実施形態の特徴部分は、製氷装置22において、製氷面の態様および製氷された氷の剥離態様にある。
固定刃202について、円筒ドラム206の上下方向に亘る長さを有し、円筒ドラム206が公転することにより、製氷面200に形成される薄氷層が、固定刃202によって剥離され、製氷装置22の中央部前面に落下するようにしている。なお、固定刃202は、製氷面200に接触しないようにしている。
本実施形態の特徴は、製氷装置300にあり、製氷面200を設け、冷媒により冷却された製氷面200に沿って水を流すことにより、製氷面200に薄氷層を形成し、氷片を得る点では、第1実施形態および第2実施形態と共通であるが、本実施形態の特徴部分は、製氷装置300において、形成された製氷の脱氷の態様にある。
要求単位時間当たり製氷量および要求氷片温度を予め設定し、要求単位時間当たり製氷量および要求氷片温度に基づいて、製氷面200上での氷の形成速度を調整するには、第1実施形態および第2実施形態と同様に、凍結により氷を形成するのに用いる給水の温度を調整すればよいが、製氷面200からの脱氷速度を調整するには、製氷面200に付着する氷層の内表面さえ溶ければ脱氷して、製氷面200から下方に落下するから、加熱システムにおける冷媒ホットガス320による加熱時間間隔を調整すればよく、加熱時間間隔を長くすれば、その分、要求単位時間当たりの脱氷、すなわち製氷量が減少し、一方、加熱時間間隔を短くすれば、その分、要求単位時間当たりの脱氷、すなわち製氷量が増大する。
なお、第1実施形態および第2実施形態と同様に、単位時間当たり製氷量の増大とともに、給水温度を線形に低下させながら、剥離速度に相当する脱氷速度を線形に増大する段階を有してもよいし、または、単位時間当たり製氷量の増大とともに、冷媒蒸発温度を線形に低下させつつ、給水温度を線形に低下させながら、剥離速度に相当する脱氷速度を線形に増大する段階を有してもよい。
また、自然雪を模擬した雪上試験を行う場合、雪上試験で要求される単位時間当たり製氷量および/または氷質に応じて、氷層の厚みおよび/または製氷する氷片の氷温度を予め設定してもよいし、冷媒により給水を凍結させて氷層を形成する場合、雪上試験の開始前に、給水が凍結する程度に冷媒を用いてステンレス製氷結板302の製氷面200を十分冷却しておく段階を有するのでもよい。
さらに、第1実施形態と同様に、本実施形態のプレート式製氷装置を用いて、人工雪を利用した環境試験を行う場合に、製氷装置の台数を選択することによる製氷量の粗調整する段階と、人工雪の必要量と粗調整された単位時間当たり製氷量との差分に応じて、選択した製氷機において、単位時間当たり製氷量を微調整する段階とにより、製氷量を調整してもよい。
本実施形態の特徴は、製氷装置22にあり、製氷面を設け、冷媒により冷却された製氷面に沿って水を流すことにより、製氷面に薄氷層を形成し、製氷面には接触しない態様で、製氷面から薄氷層を剥離させることにより、フレーク状氷片を得る点では、第1実施形態と共通であるが、本実施形態の特徴部分は、製氷装置22において、製氷面の態様および製氷された氷の剥離態様にある。
なお、給水システムおよび冷媒システムについては、第2実施形態とほぼ同様であるので、その説明は省略する。
なお、第2実施形態と比較した場合、第2実施形態(図10(A))においては、回転ドラムの回転数を調整するのに対して、本実施形態においては、回転刃の回転数を調整しており、第2実施形態においては、回転ドラムの外周面に形成される環状薄氷層が回転ドラムの回転に伴い、外周面から剥離あるいは脱落する可能性があるが、本実施形態においては、そのような可能性をなくすメリットがある。
本実施形態の特徴は、製氷装置22にあり、製氷面を設け、冷媒により冷却された製氷面に沿って水を流すことにより、製氷面に薄氷層を形成し、製氷面には接触しない態様で、製氷面から薄氷層を剥離させることにより、フレーク状氷片を得る点では、第1実施形態と共通であるが、本実施形態の特徴部分は、製氷装置22において、製氷面の態様および製氷された氷の剥離態様にある。
なお、給水システムおよび冷媒システムについては、第2実施形態とほぼ同様であるので、その説明は省略する。
なお、第2実施形態と比較した場合、第2実施形態(図10(A))においては、回転ドラムの回転数を調整するのに対して、本実施形態においては、回転刃の回転数を調整しており、第2実施形態においては、回転ドラムの外周面に形成される環状薄氷層が回転ドラムの回転に伴い、外周面から剥離あるいは脱落する可能性があるが、本実施形態においては、そのような可能性をなくすメリットがある。
また、第4実施形態と比較した場合、第4実施形態においては、製氷面を固定円筒ドラム206の外周面に形成するのに対して、本実施形態においては、製氷面を固定円筒ドラム206の内周面に形成している。
たとえば、本実施形態において、リーマ式の製氷を前提として説明したが、それに限定されることなく、凍結により氷を形成するのに用いる給水の温度、給水を凍結するのに用いる冷媒の蒸発温度、および環状に形成される氷層の周面にからフレーク状氷片を剥離させる剥離速度を調整することによりフレーク状氷片を製氷する製氷方法において、フレーク状氷片を剥離する前に形成される氷層の最大厚み、および製氷するフレーク状氷片の氷温度を予め設定する段階と、設定した氷層の最大厚みおよび氷温度に応じて、冷媒蒸発温度を一定に維持しつつ、単位時間当たり製氷量の増大とともに、給水温度を低下させながら、剥離速度を増大する段階を有するのでもよく、あるいは、凍結により氷を形成するのに用いる給水の温度、給水を凍結するのに用いる冷媒の蒸発温度、および環状に形成される氷層の周面にからフレーク状氷片を剥離させる剥離速度を調整することによりフレーク状氷片を製氷する製氷方法において、フレーク状氷片を剥離する前に形成される氷層の厚みを予め設定する段階と、氷層の厚みが一定となるように、単位時間当たり製氷量の増大とともに、冷媒蒸発温度を低下させつつ、給水温度を低下させながら、剥離速度を増大する段階を有するのでもよい。
たとえば、本実施形態において、リーマ式製氷において、リーマを公転および自転するものとして説明したが、それに限定されることなく、リーマを公転するのみで、公転の回転数を調整するのでもよい。
たとえば、本実施形態において、製氷した氷を環境試験において、吹き出しノズルからの噴雪を背後気流に乗せて吹雪として利用するものとして説明したが、それに限定されることなく、吹き出しノズルからの圧送空気のみにより吹雪として利用するのでもよく、または、製氷した氷を環境試験において自然降雪として利用するのでもよい。
10 雪環境試験システム
12 吹雪供給システム
14 気流供給システム
16 風洞
18 低温室
20 製氷室
22 製氷機
24 氷温安定化コンベア
26 砕氷機
28 ブロアー
30 冷却器
32 湿雪装置
34 分配装置
36 吹き出しノズル
38 吹雪捕集装置
40 雪供給管
42 吸引口
44 空気ダクト
102 製氷シリンダ
104 散水部
106 貯留部
108 リーマ
112 刃
110 冷媒流路
111 中心軸
200 製氷面
202 固定刃
204 ケーシング
206 円筒ドラム
208 散水管
210 スロットバルブ
211 円筒ドラム
212 上部トレー
214 スタッフィングボックス
216 パイプ
218 スタッフィングボックス
220 ポンプ
222 貯水槽
300 製氷装置
302 ステンレス製氷結板
314 散水
316 氷
318 冷媒
320 冷媒ホットガス
Claims (6)
- 製氷面を流れる給水を冷媒により冷却して氷を形成し、製氷面上に形成した氷を氷片として脱氷し 、
脱氷した氷を破砕して氷粒とする砕氷段階と、圧送空気により、搬送路内を通じて氷粒を搬送する氷の供給方法において、
単位時間当たり要求製氷量および要求氷片温度を予め設定する段階と、
砕氷段階で要求される氷の最大厚みに応じて、前記要求氷片温度に基づいて、製氷面上での氷の形成速度および形成した氷の製氷面からの脱氷速度を調整する段階を有する、ことを特徴とする氷の供給方法。 - 前記製氷面上に形成した氷を脱氷する段階は、製氷面上に形成した氷を機械的に剥離することにより行い、
前記氷の製氷面からの脱氷速度の調整段階は、氷の機械的剥離速度の調整である、請求項1に記載の供給方法。 - 凍結により氷層を形成するのに用いる給水の温度、給水を凍結するのに用いる冷媒の蒸発温度、および形成される氷層の周面から氷片を剥離させる剥離速度を調整することにより、剥離した氷片を破砕して氷粒とする砕氷段階と、圧送空気により、搬送路内を通じて氷粒を搬送する氷の供給方法において、
氷片を剥離する前に形成される氷層の最大厚み、および製氷する氷片の氷温度を予め設定する段階と、
設定した氷層の最大厚みおよび氷温度に応じて、冷媒蒸発温度を一定に維持しつつ、単位時間当たり製氷量の増大とともに、給水温度を低下させながら、剥離速度を増大する段階を有する、ことを特徴とする供給方法。 - 単位時間当たり製氷量の増大とともに、給水温度を線形に低下させながら、前記剥離速度を線形に増大する段階を有する、請求項3に記載の供給方法。
- 凍結により氷を形成するのに用いる給水の温度、給水を凍結するのに用いる冷媒の蒸発温度、および形成される氷層の周面から氷片を剥離させる剥離速度を調整することにより、剥離した氷片を破砕して氷粒とする砕氷段階と、圧送空気により、搬送路内を通じて氷粒を搬送する氷の供給方法において、
氷片を剥離する前に形成される氷層の厚みを予め設定する段階と、
氷層の厚みが一定となるように、単位時間当たり製氷量の増大とともに、冷媒蒸発温度を低下させつつ、給水温度を低下させながら、剥離速度を増大する段階を有する、ことを特徴とする供給方法。 - 単位時間当たり製氷量の増大とともに、冷媒蒸発温度を線形に低下させつつ、給水温度を線形に低下させながら、前記剥離速度を線形に増大する段階を有する、 請求項5に記載の供給方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016151032 | 2016-08-01 | ||
JP2016151032 | 2016-08-01 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017144297A Division JP6409921B2 (ja) | 2016-08-01 | 2017-07-26 | 製氷方法および環境試験方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018197650A JP2018197650A (ja) | 2018-12-13 |
JP6849639B2 true JP6849639B2 (ja) | 2021-03-24 |
Family
ID=61193684
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017144297A Active JP6409921B2 (ja) | 2016-08-01 | 2017-07-26 | 製氷方法および環境試験方法 |
JP2018177000A Active JP6849639B2 (ja) | 2016-08-01 | 2018-09-21 | 製氷方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017144297A Active JP6409921B2 (ja) | 2016-08-01 | 2017-07-26 | 製氷方法および環境試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP6409921B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6409921B2 (ja) * | 2016-08-01 | 2018-10-24 | 三菱重工冷熱株式会社 | 製氷方法および環境試験方法 |
CN108956961B (zh) * | 2018-07-13 | 2023-06-09 | 内蒙古工业大学 | 混凝土抗冰水冲蚀性能试验装置及试验方法 |
CN109307753B (zh) * | 2018-10-15 | 2024-06-25 | 河南理工大学 | 一种冰基相似模拟实验系统及使用方法 |
JP7289050B2 (ja) * | 2021-11-01 | 2023-06-09 | 三菱重工冷熱株式会社 | 吹雪濃度調整用噴雪ノズル、吹雪濃度調整装置および吹雪濃度調整方法並びに環境試験システム |
CN116878812B (zh) * | 2023-09-08 | 2023-11-17 | 中国空气动力研究与发展中心计算空气动力研究所 | 从轴向方向观测结霜的圆管结霜实验模型及实验方法 |
CN117109212B (zh) * | 2023-10-10 | 2024-06-21 | 广州冰泉制冷设备有限责任公司 | 一种基于桃酥式制冰机的不同酥脆程度控制方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4538428A (en) * | 1984-04-02 | 1985-09-03 | Wilkerson Kenneth L | Ice-making machine |
US4799390A (en) * | 1987-03-11 | 1989-01-24 | Kabushiki-Kaisha Toyo Seisakusho | Snow-weathering test apparatus for self-propelled vehicle |
US5431027A (en) * | 1992-03-23 | 1995-07-11 | Henry Vogt Machine Co. | Flake ice-making apparatus |
JPH10205940A (ja) * | 1997-01-20 | 1998-08-04 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機 |
JPH11294914A (ja) * | 1998-04-10 | 1999-10-29 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 人工造雪装置 |
EP1669705A1 (en) * | 2003-10-03 | 2006-06-14 | Hoshizaki Denki Kabushiki Kaisha | Auger-type ice-making machine |
JP2010223479A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Mitsubishi Electric Corp | 製氷装置 |
JP5552324B2 (ja) * | 2010-01-15 | 2014-07-16 | ホシザキ電機株式会社 | ドラム式製氷機 |
JP3161921U (ja) * | 2010-06-03 | 2010-08-12 | 株式会社タガワ | シャーベットアイス製造装置 |
JP5692715B2 (ja) * | 2010-07-08 | 2015-04-01 | 有限会社柴田熔接工作所 | 鮮度保持システム及び鮮度保持方法 |
JP6114978B2 (ja) * | 2011-09-15 | 2017-04-19 | 佐藤 一雄 | シャーベット氷製造方法 |
WO2014175434A1 (ja) * | 2013-04-27 | 2014-10-30 | 株式会社東洋製作所 | 人工雪による吹雪を利用した環境試験方法および環境試験装置 |
JP6409921B2 (ja) * | 2016-08-01 | 2018-10-24 | 三菱重工冷熱株式会社 | 製氷方法および環境試験方法 |
JP6459095B2 (ja) * | 2017-10-12 | 2019-01-30 | 三菱重工冷熱株式会社 | 吹雪用吹き出しノズル |
-
2017
- 2017-07-26 JP JP2017144297A patent/JP6409921B2/ja active Active
-
2018
- 2018-09-21 JP JP2018177000A patent/JP6849639B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018197650A (ja) | 2018-12-13 |
JP6409921B2 (ja) | 2018-10-24 |
JP2018025378A (ja) | 2018-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6849639B2 (ja) | 製氷方法 | |
JP5843247B2 (ja) | 人工雪による吹雪を利用した環境試験方法および環境試験装置 | |
CN105371549B (zh) | 造雪方法和装置 | |
JP6589927B2 (ja) | シャーベットの生成方法およびシャーベット生成用破砕ポンプ | |
JP5994208B2 (ja) | 吹雪の拡散用部材および吹雪の拡散用部材の形成方法 | |
JP6459095B2 (ja) | 吹雪用吹き出しノズル | |
JP5843240B2 (ja) | 湿雪の生成方法および湿雪の生成装置 | |
JP5679363B2 (ja) | 粉粒体の分配装置 | |
JP6638777B2 (ja) | 湿雪の生成方法および湿雪の生成装置 | |
JP2014215006A (ja) | 吹雪の発生装置 | |
JP7289050B2 (ja) | 吹雪濃度調整用噴雪ノズル、吹雪濃度調整装置および吹雪濃度調整方法並びに環境試験システム | |
JP6663121B2 (ja) | シャーベットの生成噴射システム | |
JP6182825B2 (ja) | 吹雪の拡散用部材および吹雪の調整方法 | |
JP6198087B2 (ja) | 吹雪の制御方法および噴雪装置 | |
JP2023062634A (ja) | 製氷装置および製氷装置の改修方法 | |
JP6160936B2 (ja) | 吹雪の拡散方法 | |
JP6763792B2 (ja) | 雪片の生成装置および生成方法 | |
JP6907454B2 (ja) | シャーベットの生成噴射システム | |
JP2024134574A (ja) | 薄氷雪片の生成方法 | |
JP6233666B2 (ja) | 湿雪の生成方法および湿雪の生成装置 | |
JP2024095903A (ja) | 吹雪発生システムおよび吹雪発生方法 | |
JP2024095904A (ja) | 降雪システムおよび降雪試験方法 | |
US20240230200A9 (en) | Artificial snowmaking equipment | |
JP2024095905A (ja) | 吹雪発生システムおよび吹雪発生方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180921 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190813 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191004 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20191106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200203 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20200203 |
|
C11 | Written invitation by the commissioner to file amendments |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11 Effective date: 20200213 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20200309 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20200310 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20200327 |
|
C211 | Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211 Effective date: 20200331 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20200717 |
|
C13 | Notice of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13 Effective date: 20201009 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20201013 |
|
C19 | Decision taken to dismiss amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C19 Effective date: 20201022 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20201022 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201204 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20210201 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20210304 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20210304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6849639 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |