JP6848257B2 - 車両用の冷却システム、及びその制御方法 - Google Patents

車両用の冷却システム、及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両用の冷却システム、及びその制御方法に関し、より詳細には、暖機時間を短縮する車両用の冷却システム、及びその制御方法に関する。
車両用の冷却システムとして、エンジンの回転数が所定回転数以下で、且つ冷却水の温度が所定温度以下の場合には、電子制御バルブを閉とし、エンジンの回転数が所定回転数を上回った場合には、電子制御バルブを開とするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この冷却システムは、エンジンの回転数に基づいて、冷却水の水圧が閾値を超えないように電子制御バルブを開閉することで、エンジンの回転数の増大に伴う冷却水の圧力の増加を回避している。
特開2013−234605号公報
ところで、車両用のヒータは、冷却水を熱源としている。ヒータは、冷却水をヒータコアで熱交換により冷却すると共に、その熱交換で生じた熱風をファンで車内各所に送風している。
しかしながら、上記の装置においては、エンジンの回転数が所定回転数以下で、且つ冷却水の温度が所定温度以下の場合には、電子制御バルブを閉じてしまう。それ故、このような制御がなされた場合に、冷却水がヒータコアに流れずに、ヒータが効かなくなるという問題があった。
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、暖機時にヒータコアに冷却水を流しつつ、暖機時間を短縮することができる車両用の冷却システム、及びその制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明の車両用の冷却システムは、エンジンから出力される回転動力により駆動するウォータポンプと、そのエンジンの内部に形成されたウォータジャケットと、このウォータジャケットを流れた冷却水が通過するラジエータ及びヒータコアとを備え、前記ウォータポンプ、前記ウォータジャケット、及び前記ラジエータが配管により冷却水の流れに関して環状に接続されているラジエータ流路と、前記ウォータポンプ、前記ウォータジャケット、及び前記ヒータコアが冷却水の流れに関して環状に接続されているヒータ流路と、前記ラジエータ流路に設けられて冷却水の流れに関して前記ラジエータの上流側から分岐して下流側で合流するバイパス路と、が形成されている車両用の冷却システムにおいて、前記ラジエータ、前記ヒータコア、及び前記バイパス路のそれぞれに流れる冷却水の流量を調節する流量調節部と、前記ウォータジャケットを通過後の冷却水の温度を取得する温度取得装置と、前記ウォータポンプから吐出される冷却水の吐出流量を間接的又は直接的に取得する流量取得装置と、前記温度取得装置および前記流量取得装置のそれぞれに信号線を介して接続されて前記流量調節部による冷却水の流量の調節を制御する制御装置とを備えており、前記温度取得装置により取得した冷却水の温度が予め設定した閾値を下回る場合は、前記流量取得装置により取得した吐出流量に基づいて、前記制御装置により、前記流量調節部を調節して、前記ヒータコアを流れる冷却水のヒータ用流量を予め設定した一定量の制限流量に維持すると共に、前記ウォータジャケットを流れる冷却水のジャケット用流量をそのヒータ用流量以下にする構成にしたことを特徴とするものである。
上記の目的を達成する本発明の車両用の冷却システムの制御方法は、エンジンから出力される回転動力によりウォータポンプを駆動して、このウォータポンプから吐出された冷却水を、そのエンジンの内部に形成されたウォータジャケットに流した後に、前記ウォータポンプ、前記ウォータジャケット、及びラジエータが配管により冷却水の流れに関して環状に接続されているとともにバイパス路が冷却水を前記ラジエータの上流側から分岐させて下流側で合流させるラジエータ流路と、前記ウォータポンプ、前記ウォータジャケット、及びヒータコアが冷却水の流れに関して環状に接続されているヒータ流路と、を通過させて、前記ウォータジャケットを通過した冷却水の温度を所定範囲に維持する車両用の冷却システムの制御方法において、前記ウォータジャケットを通過後の冷却水の温度を取得し、前記ウォータポンプから吐出される冷却水の吐出流量を間接的又は直接的に取得し、取得したその温度が予め設定した閾値を下回る場合は、取得した吐出流量に基づいて、前記ヒータコアを流れる冷却水のヒータ用流量を予め設定した一定量の制限流量に維持すると共に、前記ウォータジャケットを流れる冷却水のジャケット用流量をそのヒータ用流量以下にすることを特徴とする方法である。
本発明によれば、冷却水の温度が閾値を下回る場合は、制限流量のヒータ用流量に合わせてジャケット用流量を制限するので、エンジンの暖機時に、ヒータコアに冷却水を流しつつ、ウォータジャケットを流れる冷却水の流量を制限して、ウォータジャケットにおける冷却水の流速を低下できる。これにより、ウォータジャケットでの早期の冷却水の温度上昇には有利になり、暖機時間を短縮することができる。これに伴って、ヒータが使用可能になる時間も短縮することができる。
本発明の車両用の冷却システムの第一実施形態の暖機時を例示する構成図である。 本発明の車両用の冷却システムの第一実施形態の暖機時以外を例示する構成図である。 図1のロータリ式バルブを例示する斜視図である。 図3の各開口部を周方向に展開し、開度に基づいて整列した説明図である。 図1のロータリ式バルブの開度に基づいた各開口面積を例示した関係図である。 本発明の車両用の冷却システムの制御方法を例示するフロー図である。 温度が閾値を下回る場合の、エンジンの回転速度とロータリ式バルブの開度との関係を例示した関係図である。 温度が閾値を下回る場合の、エンジンの回転速度とヒータ用流量との関係を例示した関係図である。 温度が閾値以上の場合の、温度とロータリ式バルブの開度との関係を例示した関係図である。 図1のウォータジャケットにおける熱伝達の状態を例示する説明図である。 本発明の車両用の冷却システムの第二実施形態の暖機時を例示する構成図である。 エンジンの負荷及び回転速度とヒータ用流量との関係を例示する関係図である。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図中では、W1を冷却水、A1を吸気、G1を排気ガス、G2をEGRガスとして示している。
図1〜図4に例示するように、第一実施形態の車両用の冷却システム30は、エンジン10を冷却するシステムである。
図1及び図2に例示するように、エンジン10は、車両用のディーゼルエンジンやガソ
リンエンジンである。エンジン10においては、吸気通路11へ吸入された吸気A1が、ターボチャージャ12のコンプレッサ13により圧縮されて高温になり、インタークーラ14で冷却される。その後、この吸気A1は、インテークマニホールド15を経て、気筒16に供給される。
気筒16に供給された吸気A1は、図示しないインジェクタから噴射された燃料と混合されて燃焼して熱エネルギーを発生させた後に、排気ガスG1となる。また、このときに発生した熱エネルギーが、クランクシャフト17を回転させ、その回転動力が駆動輪に伝達される。
排気ガスG1は、エキゾーストマニホールド18を経由して排気通路19へ排気されて、ターボチャージャ12のタービン20を駆動した後に図示しない排気ガス浄化装置で浄化されてから大気中へ放出される。また、排気ガスG1の一部は、排気通路19から分岐するEGR通路21に分流し、EGRクーラー22で冷却された後に、EGRバルブ23により流量が調節されて、吸気通路11に供給される。
冷却システム30は、ウォータポンプ31、ウォータジャケット32、ラジエータ33、及びヒータコア34を備えており、ラジエータ流路35、ヒータ流路36、吸気冷却流路37、及びバイパス路38が形成されている。
ウォータポンプ31は、クランクシャフト17に無端状のベルトやチェーンなどの動力伝達機構24を介して連結されており、エンジン10から出力される回転動力により駆動している。
ウォータジャケット32は、エンジン10の内部で、気筒16や図示しない排気ポートを囲うように形成されている。
ラジエータ33は、車両の前方側に配置されていて、ラジエータ33の後方にはクランクシャフト17に連結されて駆動する冷却ファン25が配置されている。ラジエータ33は、車速風と後続の冷却ファン25による冷却風とを利用して内部を通過する冷却水W1を冷却している。
ヒータコア34は、図示しないダッシュボードの内部に配置されていて、ヒータ26の一部を構成しており、ヒータコア34の前方には電動ファン27が配置されている。ヒータ26は、ヒータコア34が、電動ファン27による風を利用して内部を通過する冷却水W1を冷却する一方で、ヒータコア34の熱交換により温められた温風を、電動ファン27により車内各所に送風している。
ラジエータ流路35は、ウォータポンプ31、ウォータジャケット32、及びラジエータ33が配管により冷却水W1の流れに関して環状に接続されている。
バイパス路38は、ラジエータ流路35に設けられている。バイパス路38は、ラジエータ33をバイパスするようにラジエータ流路35を横断しており、冷却水W1の流れに関してラジエータ33の上流側に配置された分岐点P1から分岐して下流側に配置された合流点P2で合流している。
ヒータ流路36は、ウォータポンプ31、ウォータジャケット32、及びヒータコア34が冷却水W1の流れに関して環状に接続されている。ヒータ流路36は、冷却水W1の流れに関して合流点P2から分岐点P1までの間の流路をラジエータ流路35と共用している。
吸気冷却流路37は、ウォータポンプ31、インタークーラ14、及びラジエータ33が冷却水W1の流れに関して環状に接続されている。吸気冷却流路37は、冷却水W1の流れに関してウォータポンプ31とウォータジャケット32との間に配置された分岐点P3からウォータジャケット32とラジエータ33との間に配置された合流点P4までの間の流路をラジエータ流路35と共用している。
冷却システム30は、流量調節部40、流量取得装置としての回転速度センサ41、温度取得装置としての温度センサ42、及び制御装置43を備えている。
流量調節部40は、ウォータジャケット32を通過後の冷却水W1がラジエータ流路35、ヒータ流路36、及びバイパス路38のそれぞれに分岐する分岐点P1に配置されている。流量調節部40は、電動モータ44及びロータリ式バルブ45から構成されている。流量調節部40は、電動モータ44によりロータリ式バルブ45の開度Axを調節することで、ラジエータ33、ヒータコア34、及びバイパス路38のそれぞれに流れる冷却水W1の流量を調節している。
回転速度センサ41は、流量取得装置として動作しており、エンジン10のクランクシャフト17の回転速度Nxを取得するセンサである。エンジン10の回転動力により駆動するウォータポンプ31から吐出される冷却水W1の吐出流量は、エンジン10の回転速度Nxに比例する。この実施形態では、吐出流量と回転速度Nxとの関係を用いて、回転速度Nxから間接的に吐出流量を取得している。
温度センサ42は、温度取得装置として動作しており、ウォータジャケット32を通過後の冷却水W1の温度Txを取得するセンサである。温度センサ42は、ラジエータ33やヒータコア34よりも冷却水W1の流れに関して上流側に配置されることが好ましく、この実施形態では、ウォータジャケット32の出口から分岐点P1までの間の流路に介在している。
制御装置43は、各種情報処理を行うCPU、その各種情報処理を行うために用いられるプログラムや情報処理結果を読み書き可能な内部記憶装置、及び各種インターフェースなどから構成される。制御装置43は、信号線(一点鎖線で示す)を介して流量調節部40、回転速度センサ41、及び温度センサ42に接続されている。
制御装置43は、冷却水W1の温度Txが閾値Taを下回る場合は、流量調節部40の開度Axを調節して、ヒータコア34を流れる冷却水W1のヒータ用流量Qyを制限流量Qaにする機能要素を有している。また、制御装置43は、ウォータジャケット32を流れる冷却水W1のジャケット用流量Qxをヒータ用流量Qy以下にする機能要素を有している。また、制御装置43は、冷却水W1の温度Txが閾値Ta以上になる場合は、その温度Txに基づいて、流量調節部40の開度Axを調節して、温度Txを予め設定した温度範囲に維持する機能要素を有している。この実施形態で、これらの機能要素は、プログラムとして制御装置43の内部記憶装置に記憶されているが、これらの機能要素が個別のハードウェアで構成されてもよい。また、制御装置43は、エンジン10のインジェクタなどの各種装置を制御する機能要素を有してもよい。
閾値Taは、予め実験や試験により、エンジン10の暖機が必要か否かを判定可能な温度に設定されている。閾値Taは、外気温により補正してもよい。
図3及び図4に例示するように、ロータリ式バルブ45は、ケーシング46及びロータ47を有しており、ロータ47に三つの開口部48a、48b、48c(図中の背面側に
形成されている開口部48cは省略)のそれぞれが形成されている。図中では、xをロータ47の軸方向とし、yをロータ47の周方向とする。
図3に例示するように、ケーシング46は、両端が開口した円筒状に形成されており、一端が冷却水W1の流路に接続されており、他端がロータ47により閉口している。ケーシング46の外周面には、ラジエータ流路35、ヒータ流路36、及びバイパス路38のそれぞれが接続されている。
ロータ47は、有低の円筒状に形成されており、一端の開口部が冷却水W1の流路と連通しており、他端の底部に回転軸49を有しており、この回転軸49が電動モータ44に直結している。ロータ47の外周面には、ラジエータ用開口部48a、ヒータ用開口部48b、及びバイパス用開口部48cが形成されている。
図4に例示するように、ロータ47の外周面は、その周方向yに領域Iと領域IIとに区分されている。図中の流量調節部40の開度Axは、0%から100%まで設定されており、ロータ47の回転角度が初期位置(ゼロ度)で、各開口部48a、48b、48cのそれぞれが閉じている状態が0%であり、ラジエータ用開口部48aのみが全開となり、他が閉じている状態が100%である。
領域Iは、エンジン10の暖機時、つまり、温度Txが閾値Taを下回る場合に、エンジン10の回転速度Nxに基づいて、流量調節部40の開度Axが調節される領域である。領域IIは、温度Txが閾値Ta以上の場合に、その温度Txに基づいて、流量調節部40の開度Axが調節される領域である。Aaは、領域Iと領域IIとの境界となる開度である。
領域Iにおけるヒータ用開口部48bの開口形状は、ウォータポンプ31の吐出流量、つまり、この実施形態では、エンジン10の回転速度Nxに基づいて設定されている。領域IIにおける開口部48a、48b、48cの開口形状のそれぞれは、冷却水W1の温度Txに基づいて設定されている。
ラジエータ用開口部48aは、領域IIに配置されて周方向yに延在する長穴である。ラジエータ用開口部48aは、軸方向xの開口幅が、領域IIの中途位置から開度100%側に向かって拡径している。
ヒータ用開口部48bは、領域I及び領域IIの両方に跨って周方向yに延在する長穴である。ヒータ用開口部48bは、軸方向xの開口幅が、開度0%側から領域IIに向かって縮径し、領域Iと領域IIとの境界から開度100%側に向かって、一旦拡径した後に縮径している。
バイパス用開口部48cは、領域IIに配置されて周方向yに延在する長穴である。バイパス用開口部48cは、軸方向xの開口幅が、領域Iと領域IIとの境界から開度100%側に向かって、一旦拡径した後に縮径している。
ロータリ式バルブ45では、ケーシング46の内部で、ロータ47が回転することにより、各開口部48a、48b、48cが周方向yに移動する。これにより、ラジエータ流路35、ヒータ流路36、及びバイパス路38のそれぞれと連通する開口面積Sa、Sb、Scが変化する。図中では、斜線部分が開口面積Sa、Sb、Scを示している。
図5に例示するように、領域Iにおいて、ラジエータ用開口部48a及びバイパス用開口部48cにおける開口面積Sa、Scはゼロであり、ヒータ用開口部48bにおける開
口面積Sbは、開度Axがゼロ%の場合を除いて、開度Axが大きくなるにつれて狭くなる。
領域Iにおける開口面積Sbは、エンジン10の始動直後を除いて、ヒータ用流量Qyが一定量の制限流量Qaになるように設定されている。この制限流量Qaは、ヒータ26のヒータ性能を維持するために必要な最低限の流量であり、ヒータコア34の容積や、ヒータコア34における熱交換の効率などの感温特性に基づいて設定されている。なお、制限流量Qaは、制御による目標値であり、完全に一定ではなく、実際のヒータ用流量Qyには、ある程度の振れ幅があってもよい。
以上のことから、領域Iにおいて、ラジエータ33及びバイパス路38に対しては冷却水W1の流れが停止した状態になり、ヒータコア34に対しては一定量の制限流量Qaの冷却水W1が流れている状態になる。そして、ウォータジャケット32に対しては、ヒータ用流量Qyから吸気冷却流路37に流れる吸気冷却用流量Qzを減算した制限流量Qa以下の冷却水W1が流れている状態になる。
領域IIにおいて、ラジエータ用開口部48aにおける開口面積Saは、中途位置から開度Axが大きくなるにつれて広くなる。ヒータ用開口部48bにおける開口面積Sbは、開度Axが大きくなるにつれて、一旦広くなった後に徐々に狭くなる。バイパス用開口部48cにおける開口面積Scは、中途位置まで開度Axが大きくなるにつれて広くなった後に狭くなり、最終的に領域IIの中途位置でゼロになる。
図6に例示するように、冷却システム30の制御方法は、エンジン10が始動してからスタートし、エンジン10が停止すると終了する。
スタートすると、温度センサ42がウォータジャケット32を通過後の冷却水W1の温度Txを取得する(S10)。次いで、制御装置43が取得した温度Txが閾値Taを下回るか否かを判定する(S20)。
温度Txが閾値Taを下回る、つまりエンジン10の暖機が必要と判定すると、回転速度センサ41がエンジン10の回転速度Nxを取得する(S30)。次いで、制御装置43は、取得した回転速度Nxに基づいて、ロータ47の領域Iの範囲内で、開度Axを調節する(S40)。
図7に例示するように、このステップで、制御装置43は、エンジン10の回転速度Nxに応じたロータ47の開度Axが設定されている速度制御マップを参照して、開度Axを調節する。速度制御マップは、予め実験や試験により作成しておき、制御装置43に記憶させておく。
ロータ47の開度Axは、エンジン10の回転速度Nxに対して比例する。エンジン10の回転速度Nxが高速になるにつれて、ウォータポンプ31から吐出される冷却水W1の吐出流量は多くなる。これに対して、エンジン10の回転速度Nxが高速になるにつれてロータ47の開度Axを大きくすると、ヒータ用開口部48bにおける開口面積Sbは狭くなる。
図8に例示するように、速度制御マップを用いてエンジン10の回転速度Nxに応じて開度Axを制御すると、ヒータコア34を流れる冷却水W1のヒータ用流量Qyは、エンジン10の始動直後を除いて、一定量の制限流量Qaに維持される。そして、ウォータジャケット32を流れる冷却水W1のジャケット用流量Qxがヒータ用流量Qy以下になる。以上のステップは、温度Txが閾値Ta以上になるまで繰り返し行われる。
次いで、温度Txが閾値Ta以上になる、つまりエンジン10の暖機が必要無いと判定すると、制御装置43は、取得した温度Txに基づいて、ロータ47の領域IIの範囲内で、開度Axを調節する(S50)。このステップで、制御装置43は、温度Txに応じたロータ47の開度Axが設定されているマップを参照して、開度Axを調節する。
図9に例示するように、このステップで、制御装置43は、温度Txに応じたロータ47の開度Axが設定されている温度制御マップを参照して、開度Axを調節する。温度制御マップは、予め実験や試験により作成しておき、制御装置43に記憶させておく。温度制御マップは、外気温などの周囲環境により補正してもよい。
領域IIにおけるロータ47の開度Axは、温度Txに対して比例する。冷却水W1の温度Txが高温になるにつれて、ロータ47の開度Axを大きくすると、ラジエータ用開口部48aにおける開口面積Saは広くなる一方で、バイパス用開口部48cにおける開口面積Scは狭くなる、あるいはゼロになる。また、冷却水W1の温度Txが低温になるにつれて、ロータ47の開度Axを小さくすると、ラジエータ用開口部48aにおける開口面積Saは狭くなる、あるいはゼロになる一方で、バイパス用開口部48cにおける開口面積Scは広くなる。このように、温度制御マップを用いて温度Txに応じて開度Axを制御すると、ラジエータ33を流れる冷却水W1の流量と、バイパス路38を流れる冷却水W1の流量とが、温度Txを閾値Taよりも高い所定範囲に維持するように調節される。以上のステップは、エンジン10が停止するまで繰り返し行われる。
以上のような制御を行うことで、冷却システム30は、冷却水W1の温度Txが閾値Taを下回る場合は、一定量の制限流量Qaにヒータ用流量Qyを制限する。また、そのヒータ用流量Qyに合わせてジャケット用流量Qxを制限流量Qa以下に制限する。それ故、エンジン10の暖機時に、ヒータコア34に冷却水W1を流しつつ、ウォータジャケット32を流れる冷却水W1の流量を制限して、ウォータジャケット32における冷却水W1の流速を低下できる。これにより、ウォータジャケットでの早期の冷却水の温度上昇には有利になり、暖機時間を短縮することができる。これに伴って、ヒータ26が使用可能になる時間も短縮することができる。
図10に例示するように、ジャケット用流量Qxを制限流量Qa以下に制限すると、ジャケット用流量Qxは、ラジエータ33あるいはバイパス路38に冷却水W1が流れている場合に比して少なくなる。それ故、ウォータジャケット32を流れる冷却水W1の流速を遅くすることができる。これにより、ウォータジャケット32を流れる冷却水W1における気筒16、あるいは排気ポートから部材(シリンダブロック、シリンダヘッド)を介して伝達される熱の吸収量の増加には有利になり、冷却水W1から部材を介して外気へと放出される放熱量を低減することができる。これに伴って、冷却水W1の温度Txが早期に上昇すると共に、エンジン10の暖機が促進される。
また、上記の冷却システム30は、ヒータ流路36を流れる冷却水W1も早期に昇温されるので、ヒータ26により早期に車内各所を温めることができる。
さらに、ウォータジャケット32を流れる冷却水W1の昇温効果に伴って、エンジン10の内部の油温、排気ガスG1、及びEGRクーラー22の昇温時間も短縮することができる。これにより、油温の昇温時間の短縮により、フリクションの低減には有利になり、暖機時の燃費を向上することができる。また、排気ポートにおける排気ガスG1からの放熱量を早期に低減したことによる排気ガスG1の昇温時間の短縮により、図示しない排気ガス浄化装置の昇温時間の短縮には有利になり、暖機時の排気ガスG1の浄化率を向上できる。さらに、EGRクーラー22の昇温時間の短縮により、EGRクーラー22を凝縮水が生じない温度まで早期に昇温できるので、EGRガスG2を吸気A1に供給できる時間の短縮にも有利になり、暖機時の排気ガスG1の浄化率を向上できる。
従来、ラジエータ33及びバイパス路38を流れる冷却水W1の流量の調節には、サーモスタットを用いている。サーモスタットは、冷却水W1の温度Txに応じて内部のワックスが膨張、又は収縮することで、流量を調節するものである。したがって、温度Txによりワックスが変化するまで間にタイムラグが生じて、応答性が遅れるおそれがある。
これに対して、ロータリ式バルブ45は、温度Txに応じて開度Axを調節するだけでよく、応答性に優れている。この実施形態では、流量調節部40としてロータリ式バルブ45を用いているので、サーモスタットを用いる従来の構成に比して、冷却水W1の温度Txを所定の温度範囲に維持する制御において、よりリニアに冷却水W1の流量を調節することができる。
また、ロータリ式バルブ45のロータ47の外周面を領域Iと領域IIとの区分することで、エンジン10の回転速度Nxに基づいた制御と、温度Txに基づいた制御とを一つのバルブで行うことができる。これにより、冷却システム30に要する部品点数を少なくするには有利になると共に、制御の単純化にも有利になり、掛かるコストを削減することができる。
ロータ47の各開口部48a、48b、48cの開口形状は、上記に限定されずに、適時変更可能である。例えば、ヒータ用開口部48bは、領域Iに配置されて周方向yに延在する長穴と、領域IIに配置されて周方向yに延在する長穴との二つの長穴から構成されてもよい。また、ヒータ用開口部48bの領域IIにおける開口形状は、軸方向xの開口幅が開度100%に向かって一定の形状でもよい。また、開口部48a、48b、48cのそれぞれは長穴に限定されずに、複数の穴から構成されてもよい。
図11に例示するように、第二実施形態の車両用の冷却システム30は、第一実施形態に対して、流量調節部40が異なっている。この実施形態の流量調節部40は、サーモスタット50、バイパスバルブ51、及びヒータバルブ52から構成されている。
サーモスタット50は、バイパス路38の分岐点に配置されており、ワックスなどの熱膨張体の温度Txに応じた膨張又は収縮によりラジエータ33及びバイパス路38を流れる冷却水W1の流量を調節している。この実施形態では、バイパス路38の分岐点P1に配置したが、バイパス路38の合流点P2に配置してもよい。
バイパスバルブ51は、バイパス路38に介在しており、バイパスバルブ51を開放又は遮断するバルブである。
ヒータバルブ52は、ヒータ流路36に介在しており、開度Ayが調節自在で、ヒータ流路36を流れる冷却水W1のヒータ用流量Qyを調節するバルブである。
この実施形態の冷却システム30は、冷却水W1の温度Txが閾値Taを下回る場合に、サーモスタット50によりラジエータ流路35を遮断し、バイパスバルブ51を全閉することによりバイパス路38を遮断し、ヒータバルブ52の開度を回転速度Nxに基づいて調節することによりヒータコア34を流れる冷却水W1のヒータ用流量Qyを一定量の制限流量Qaに維持する。
一方、冷却水W1の温度Txが閾値Ta以上になる場合に、サーモスタット50が温度Txに基づいて開度を変化させることによりラジエータ流路35及びバイパス路38のそ
れぞれの冷却水W1の流量を調節し、バイパスバルブ51を全開することによりバイパス路38を開放し、ヒータバルブ52の開度を回転速度Nxに基づいて調節することによりヒータコア34を流れる冷却水W1のヒータ用流量Qyを一定量の制限流量Qaに維持する。
このように制御することで、一定量の制限流量Qaに制限されたヒータ用流量Qyに合わせてジャケット用流量Qxを制限する。それ故、エンジン10の暖機時に、ヒータコア34に冷却水W1を流しつつ、ウォータジャケット32を流れる冷却水W1の流量を制限して、ウォータジャケット32における冷却水W1の流速を低下できる。これにより、ウォータジャケットでの早期の冷却水の温度上昇には有利になり、暖機時間を短縮することができる。これに伴って、ヒータ26が使用可能になる時間も短縮することができる。
この実施形態は、バイパスバルブ51及びヒータバルブ52を追加することで、サーモスタット50によりラジエータ33及びバイパス路38を流れる冷却水W1の流量を調節していた従来の構成に適用することができる。
また、流量調節部40が、サーモスタット50、バイパスバルブ51、及びヒータバルブ52のそれぞれから構成されている。これにより、ヒータバルブ52の開度を調節することで、冷却水W1の温度Txが閾値Ta以上になり、サーモスタット50によりラジエータ流路35及びバイパス路38のそれぞれの冷却水W1の流量を調節する場合でも、ヒータ用流量Qyを一定量の制限流量Qaに維持することができる。
図12に例示するように、既述した実施形態の冷却システム30は、冷却水W1の温度Txが閾値Ta以下の場合のヒータ用流量Qyをエンジン10の負荷に応じて変化させてもよい。エンジン10の負荷は、エンジン10の回転速度Nxと、図示しないインジェクタから噴射される燃料噴射量とから求めている。
冷却水W1の温度Txは、エンジン10の負荷に比例しており、冷却水W1の温度上昇に伴う膨張による圧力も、エンジン10の負荷に比例する。そこで、所定のエンジン10の負荷を基準として、その基準よりもエンジン10の負荷が低い場合はヒータ用流量Qyを少なくし、その基準よりもエンジン10の負荷が高い場合はヒータ用流量Qyを多くするとよい。このように、ヒータ用流量Qyをエンジン10の負荷に対して負の関係になる量に調節することで、冷却水W1の圧力増加により冷却システム30に掛かる負荷を抑制することができる。
既述した実施形態では、流量取得装置としてエンジン10の回転速度Nxを取得する回転速度センサ41を用いたが、ウォータポンプ31の回転速度を取得するセンサや、吐出流量を直接的に取得するセンサを用いてもよい。
既述した実施形態に、オイルクーラーなどを追加した構成にしてもよく、また、既述した実施形態から、吸気冷却流路37が省いた構成にしてもよい。また、ヒータ流路36が、ウォータジャケット32の出口で分岐したり、吸気冷却流路37が、ウォータポンプ31の出口で分岐したりしてもよい。なお、暖機時において、ラジエータ流路35、ヒータ流路36以外のウォータジャケット32の出入口で分岐合流する流路(例えば、吸気冷却流路37)を設けることにより、ジャケット用流量Qxがヒータ用流量Qyよりも少なくなる。一方、他の流路を設けない場合は、ジャケット用流量Qxがヒータ用流量Qyに等しくなる。
既述した実施形態は、冷却水W1が常時、ヒータコア34を流れる構成を例に説明したが、ヒータ流路36に介在するバルブを備えて、このバルブにより、ヒータ26を使用す
るときに、冷却水W1がヒータコア34を流れる構成にしてもよい。但し、このバルブは、暖機時に全開になるように制御されることが好ましい。
10 エンジン
30 冷却システム
31 ウォータポンプ
32 ウォータジャケット
33 ラジエータ
34 ヒータコア
35 ラジエータ流路
36 ヒータ流路
38 バイパス路
40 流量調節部
41 回転速度センサ
42 温度センサ
43 制御装置
Qx ジャケット用流量
Qy ヒータ用流量

Claims (5)

  1. エンジンから出力される回転動力により駆動するウォータポンプと、そのエンジンの内部に形成されたウォータジャケットと、このウォータジャケットを流れた冷却水が通過するラジエータ及びヒータコアとを備え、前記ウォータポンプ、前記ウォータジャケット、及び前記ラジエータが配管により冷却水の流れに関して環状に接続されているラジエータ流路と、前記ウォータポンプ、前記ウォータジャケット、及び前記ヒータコアが冷却水の流れに関して環状に接続されているヒータ流路と、前記ラジエータ流路に設けられて冷却水の流れに関して前記ラジエータの上流側から分岐して下流側で合流するバイパス路と、が形成されている車両用の冷却システムにおいて、
    前記ラジエータ、前記ヒータコア、及び前記バイパス路のそれぞれに流れる冷却水の流量を調節する流量調節部と、前記ウォータジャケットを通過後の冷却水の温度を取得する温度取得装置と、前記ウォータポンプから吐出される冷却水の吐出流量を間接的又は直接的に取得する流量取得装置と、前記温度取得装置および前記流量取得装置のそれぞれに信号線を介して接続されて前記流量調節部による冷却水の流量の調節を制御する制御装置とを備えており、
    前記温度取得装置により取得した冷却水の温度が予め設定した閾値を下回る場合は、前記流量取得装置により取得した吐出流量に基づいて、前記制御装置により、前記流量調節部を調節して、前記ヒータコアを流れる冷却水のヒータ用流量を予め設定した一定量の制限流量に維持すると共に、前記ウォータジャケットを流れる冷却水のジャケット用流量をそのヒータ用流量以下にする構成にしたことを特徴とする車両用の冷却システム。
  2. 前記制限流量が、前記ヒータコアによるヒータ性能に基づいて設定されている請求項1に記載の車両の冷却システム。
  3. 前記ヒータ流路が、前記ラジエータ流路における前記バイパス路の合流点から分岐点までの間の流路をそのラジエータ流路と共用しており、
    前記流量調節部が、その分岐点に配置されて、前記ラジエータ流路、前記ヒータ流路、及び前記バイパス路のそれぞれに接続されたロータリ式バルブで構成されている請求項1または2に記載の車両用の冷却システム。
  4. 前記流量調節部が、前記ラジエータ流路における前記バイパス路の合流点又は分岐点のどちらか一方に配置されたサーモスタットと、前記バイパス路に介在するバイパスバルブと、前記ヒータ流路に介在するヒータバルブとから構成されている請求項1または2に記載の車両用の冷却システム。
  5. エンジンから出力される回転動力によりウォータポンプを駆動して、このウォータポンプから吐出された冷却水を、そのエンジンの内部に形成されたウォータジャケットに流した後に、前記ウォータポンプ、前記ウォータジャケット、及びラジエータが配管により冷却水の流れに関して環状に接続されているとともにバイパス路が冷却水を前記ラジエータの上流側から分岐させて下流側で合流させるラジエータ流路と、前記ウォータポンプ、前記ウォータジャケット、及びヒータコアが冷却水の流れに関して環状に接続されているヒータ流路と、を通過させて、前記ウォータジャケットを通過した冷却水の温度を所定範囲に維持する車両用の冷却システムの制御方法において、
    前記ウォータジャケットを通過後の冷却水の温度を取得し、
    前記ウォータポンプから吐出される冷却水の吐出流量を間接的又は直接的に取得し、
    取得したその温度が予め設定した閾値を下回る場合は、取得した吐出流量に基づいて、前記ヒータコアを流れる冷却水のヒータ用流量を予め設定した一定量の制限流量に維持すると共に、前記ウォータジャケットを流れる冷却水のジャケット用流量をそのヒータ用流量以下にすることを特徴とする車両用の冷却システムの制御方法。
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