JP6846978B2 - 防塵構造および通信装置 - Google Patents
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Description
図1Aおよび図1Bは、実施の形態1に係る通信装置の全体を示す図である。通信装置は、例えば、ケーブルを分岐する際等に設置される装置である。実施の形態1に係る通信装置は、筐体100を備える。筐体100は、固定カバー1、シャーシ2、およびスライドカバー3により構成される。
立設される。
防塵構造部12aは筐体100の防塵機能を実現する。防塵構造部12aは、第1の弾性部4、カウンタ5、およびベース6を備える。防塵構造部12aは、ケーブル導出方向Dにおいて、第1のコネクタ部10と導出孔30との間となる位置に形成される。
第1の弾性部4は、ケーブル8を固定する機能、および筐体100の防塵機能を担う。図3に示すように、第1の弾性部4は第1のスリット41を有する。第1のスリット41は、第1の弾性部4に設けられた切込みである。第1のスリット41は、一端が開口している。以下、当該開口している部分を、第1のスリット41の開口部という。作業者は、ケーブル8を第1のスリット41に挿入する。第1のスリット41は、ケーブル8を挟持する。第1のスリット41における開口部とは反対側の端部は、ケーブル8を挟持して固定する。
図3に示すように、第1のスリット41と対向する位置のベース6には、U字形の切り欠き部6bが複数形成される。複数の切り欠き部6bは、第1のスリット41が挟持するケーブル8を挿通するために設けられている。
実施の形態1では、スライドカバー3のカウンタ5が、第1の弾性部4を面圧縮する構成について説明した。実施の形態2では、スライドカバー3のカウンタ5が、第1の弾性部4を局部圧縮する構成について説明する。実施の形態2に係る筐体100は、防塵構造部12bを有する。以下、実施の形態1で説明した構成と同一または相当する機能を有する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
実施の形態1では、スライドカバー3のカウンタ5が、第1の弾性部4を面圧縮する構成について説明した。実施の形態2では、スライドカバー3のカウンタ5が、第1の弾性部4を局部圧縮する構成について説明した。実施の形態3では、スライドカバー3のカウンタ5が、第1の弾性部4を面圧縮し、かつ第1の弾性部4を局部圧縮する構成について説明する。実施の形態3に係る筐体100は、防塵構造部12cを有する。以下、実施の形態1および実施の形態2で説明した構成と同一または相当する機能を有する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
実施の形態1では、スライドカバー3のカウンタ5が、第1の弾性部4を面圧縮する構成について説明した。実施の形態4では、第1の弾性部4および第2の弾性部7を用いて防塵機能を実現する構成について説明する。実施の形態4に係る筐体100は、防塵構造部12dを有する。以下、実施の形態1〜3で説明した構成と同一または相当する機能を有する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略化する。
図10に示すように、第2の弾性部7は第1の弾性部4と隣接するように、シャーシ2に載置される。第2の弾性部7は、ケーブル導出方向Dにおいて、導出孔30と第1の弾性部4との間となる位置に載置される。
第1のスリット41fおよび第1のスリット71は、スリット幅が広いため、ケーブル8の挿抜作業が容易である。
Claims (14)
- 部品が収容されるシャーシと、前記シャーシを覆うスライドカバーと、ケーブルの導出孔とを有する筐体の防塵構造であって、
前記シャーシに載置され、前記ケーブルを挟持する第1のスリットを有する第1の弾性部と、
前記シャーシに設けられた形状であり、前記第1の弾性部を支持するベースと、
前記スライドカバーに設けられた形状であり、前記第1の弾性部と対向するカウンタとを備え、
前記スライドカバーを前記シャーシに挿入すると、前記カウンタが前記ケーブルの導出方向に対して平行にスライドして前記第1の弾性部を圧縮し、前記第1の弾性部が変形することを特徴とする防塵構造。 - 前記カウンタは平面部を有し、前記平面部が前記第1の弾性部を面圧縮することを特徴とする請求項1記載の防塵構造。
- 部品が収容されるシャーシと、前記シャーシを覆うスライドカバーと、ケーブルの導出孔とを有する筐体の防塵構造であって、
前記シャーシに載置され、前記ケーブルを挟持する第1のスリット、および、前記第1のスリットの幅方向両側となる位置に、前記第1のスリットと平行に形成された第2のスリットを有する第1の弾性部と、
前記シャーシに設けられた形状であり、前記第1の弾性部を支持するベースと、
前記スライドカバーに設けられた形状であり、前記第2のスリットに進入し、前記第1の弾性部を局部圧縮する複数の突部であるカウンタとを備え、
前記スライドカバーを前記シャーシに挿入すると、前記カウンタが前記第1の弾性部を圧縮し、前記第1の弾性部が変形することを特徴とする防塵構造。 - 部品が収容されるシャーシと、前記シャーシを覆うスライドカバーと、ケーブルの導出孔とを有する筐体の防塵構造であって、
前記シャーシに載置され、前記ケーブルを挟持する第1のスリット、および、前記第1のスリットの幅方向両側となる位置に、前記第1のスリットと平行に形成された第2のスリットを有する第1の弾性部と、
前記シャーシに設けられた形状であり、前記第1の弾性部を支持するベースと、
前記スライドカバーに設けられた形状であり、平面部および前記平面部に形成された複数の突部を有し、前記平面部が前記第1の弾性部に接触し、前記第1の弾性部を面圧縮するとともに、前記複数の突部が前記第2のスリットに進入し、前記第1の弾性部を局部圧縮するカウンタとを備え、
前記スライドカバーを前記シャーシに挿入すると、前記カウンタが前記第1の弾性部を圧縮し、前記第1の弾性部が変形することを特徴とする防塵構造。 - 部品が収容されるシャーシと、前記シャーシを覆うスライドカバーと、ケーブルの導出孔とを有する筐体の防塵構造であって、
前記シャーシに載置され、前記ケーブルを挟持する第1のスリット、および、前記第1のスリットの幅方向両側となる位置に、前記第1のスリットと平行に形成された第2のスリットを有する第1の弾性部と、
前記シャーシに設けられ、複数の突部が形成された形状であり、前記第1の弾性部を支持するベースと、
前記スライドカバーに設けられた形状であり、平面部を有し、前記平面部が前記第1の弾性部に接触して、前記第1の弾性部を面圧縮するとともに、前記ベースに形成された複数の突部が前記第2のスリットに進入して、前記第1の弾性部を局部圧縮するカウンタとを備え、
前記スライドカバーを前記シャーシに挿入すると、前記カウンタが前記第1の弾性部を圧縮し、前記第1の弾性部が変形することを特徴とする防塵構造。 - 部品が収容されるシャーシと、前記シャーシを覆うスライドカバーと、ケーブルの導出孔とを有する筐体の防塵構造であって、
前記シャーシに載置され、前記ケーブルを挟持する第1のスリットを有する第1の弾性部と、
前記シャーシに設けられた形状であり、前記第1の弾性部を支持するベースと、
前記スライドカバーに設けられた形状であり、前記第1の弾性部と対向するカウンタと、
前記第1の弾性部と前記カウンタとの間となる位置の前記シャーシに載置され、前記ケーブルを挟持する第1のスリットを有する第2の弾性部とを備え、
前記スライドカバーを前記シャーシに挿入すると、前記カウンタが前記第2の弾性部を圧縮し、前記第1の弾性部および前記第2の弾性部が変形することを特徴とする防塵構造。 - 前記第1の弾性部は、前記第1の弾性部における前記第1のスリットの開口部が、前記スライドカバー側となるように載置され、
前記第2の弾性部は、前記第2の弾性部における前記第1のスリットの開口部が、前記シャーシの底面側となるように載置されることを特徴とする請求項6記載の防塵構造。 - 前記第1の弾性部における前記第1のスリット、および前記第2の弾性部における前記第1のスリットは、U字形の切り欠きであることを特徴とする請求項7記載の防塵構造。
- 前記第1のスリットは、前記第1のスリットにおける開口部とは反対側の端部に形成された、前記ケーブルの径より小径の丸穴を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の防塵構造。
- 前記第1のスリットは、前記第1のスリットにおける開口部とは反対側の端部に形成された、十文字形状の切込みを備えることを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の防塵構造。
- 前記第1のスリットは、前記第1のスリットにおける開口部とは反対側の端部に形成された、放射状の切込みを備えることを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の防塵構造。
- 前記第1のスリットは、前記十文字形状の切込みの交点に形成された、前記ケーブルの径より小径の丸穴を備えることを特徴とする請求項10記載の防塵構造。
- 前記第1のスリットは、前記十文字形状の切込みの各末端に形成された、小径の丸穴を備えることを特徴とする請求項12記載の防塵構造。
- 請求項1から請求項13のうちのいずれか1項記載の防塵構造を備えた通信装置。
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