JP6846631B2 - プログラム、情報端末装置の制御方法、表示システム、端末制御装置、および表示装置 - Google Patents

プログラム、情報端末装置の制御方法、表示システム、端末制御装置、および表示装置 Download PDF

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本発明は、一般にプログラム、情報端末装置の制御方法、表示システム、端末制御装置、および表示装置に関し、より詳細には情報端末装置のコンピュータに用いるプログラム、情報端末装置の制御方法、表示システム、端末制御装置、および表示装置に関する。
従来、需要家施設の消費電力量を示す使用量データを、表示装置に表示する表示システムが知られている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の(電力計量器検針・)表示システムは、電力計量器から送信される消費電力量(電力使用量)に関するデータを、需要家施設(需要家宅)内のパソコン、タブレット、テレビ等の表示装置(屋内表示装置)に表示する。また、特許文献1には、消費電力量を、たとえばエアコン、電気温水器、電子レンジ等の家電製品毎に測定し表示装置に表示すること、さらに、消費電力量の推移を表示装置に表示することが記載されている。このように、表示装置は、需要家施設内において、電力の使用状況をリアルタイムに、かつ詳細に把握できるように表示し、需要家の節電意識を喚起する。
特開2014−130015号公報
しかし、上述したような表示システムでは、表示装置は、需要家施設での資源(電力)の消費データに基づく消費情報を節電意識の向上のみを目的として表示しており、消費情報の表示を、より有効に活用することが望まれる。
本発明は上記事由に鑑みてなされており、需要家施設での資源の消費データに基づく消費情報の表示を、より有効に活用できるプログラム、情報端末装置の制御方法、表示システム、端末制御装置、および表示装置を提供することを目的とする。
本発明のプログラムは、表示部を有する情報端末装置のコンピュータを、前記表示部の画面に第1の領域および第2の領域を設定して、前記第1の領域には、需要家施設における資源の消費データに基づく消費情報を表示させ、前記第2の領域には、前記需要家施設における複数の対象機器に関して、予め定められた条件を満たす動作状況が発生した場合に、前記動作状況を通知するメッセージを含むステータス情報を時系列に並べて表示させる表示制御部として機能させるためのプログラムである。
本発明の情報端末装置の制御方法は、表示部を有する情報端末装置の制御方法であって、前記表示部の画面に第1の領域および第2の領域を設定して、前記第1の領域には、需要家施設における資源の消費データに基づく消費情報を表示させ、前記第2の領域には、前記需要家施設における複数の対象機器に関して、予め定められた条件を満たす動作状況が発生した場合に、前記動作状況を通知するメッセージを含むステータス情報を時系列に並べて表示させることを特徴とする。
本発明の表示システムは、表示部と、前記表示部の画面に第1の領域および第2の領域を設定して、前記第1の領域には、需要家施設における資源の消費データに基づく消費情報を表示させ、前記第2の領域には、前記需要家施設における複数の対象機器に関して、予め定められた条件を満たす動作状況が発生した場合に、前記動作状況を通知するメッセージを含むステータス情報を時系列に並べて表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の端末制御装置は、表示部を有する情報端末装置との通信を行う通信部と、前記表示部の画面に第1の領域および第2の領域を設定して、前記第1の領域には、需要家施設における資源の消費データに基づく消費情報を表示させ、前記第2の領域には、前記需要家施設における複数の対象機器に関して、予め定められた条件を満たす動作状況が発生した場合に、前記動作状況を通知するメッセージを含むステータス情報を時系列に並べて表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の表示装置は、表示部と、前記表示部の画面に第1の領域および第2の領域を設定して、前記第1の領域には、需要家施設における資源の消費データに基づく消費情報を表示させ、前記第2の領域には、前記需要家施設における複数の対象機器に関して、予め定められた条件を満たす動作状況が発生した場合に、前記動作状況を通知するメッセージを含むステータス情報を時系列に並べて表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする。
本発明のプログラムによれば、需要家施設での資源の消費データに基づく消費情報の表示を、より有効に活用できる、という利点がある。
本発明の情報端末装置の制御方法によれば、需要家施設での資源の消費データに基づく消費情報の表示を、より有効に活用できる、という利点がある。
本発明の表示システムによれば、需要家施設での資源の消費データに基づく消費情報の表示を、より有効に活用できる、という利点がある。
本発明の端末制御装置によれば、需要家施設での資源の消費データに基づく消費情報の表示を、より有効に活用できる、という利点がある。
本発明の表示装置によれば、需要家施設での資源の消費データに基づく消費情報の表示を、より有効に活用できる、という利点がある。
実施形態に係る表示システムを含む全体構成を示すシステム構成図である。 実施形態に係る情報端末装置の概略構成を示すブロック図である。 実施形態に係る表示部の画面の一例を示す説明図である。 実施形態に係る表示部の画面の一例を示す説明図である。
(1)全体概要
本実施形態では、需要家施設(facility)における資源の消費データに基づく消費情報を表示する機能を、基本的な機能として有する表示システムについて説明する。本実施形態においては、表示システム10は、図1に示すように表示部11を備えた情報端末装置1にて構成されている。
ここでいう「資源」は、供給事業者から需要家施設に供給され、需要家施設にて消費される電力、ガス、水道、熱などの資源である。以下では、一例として資源が電力である場合について説明するが、資源を電力に限る趣旨ではない。また、ここでいう「需要家施設」は、資源(ここでは電力)の需要家の施設を意味しており、電力会社等の電気事業者から電力の供給を受ける施設だけでなく、太陽光発電設備等の自家発電設備から電力の供給を受ける施設も含む。本実施形態では、戸建住宅を需要家施設5の一例として説明する。
情報端末装置1は、図1に示すように、計測システム20にネットワーク4を介して接続される。計測システム20は、需要家施設5における資源の消費データを計測するシステムであって、本実施形態では消費電力と消費電力量との少なくとも一方を消費データとして計測する。さらに詳しくは、計測システム20は、需要家施設5における複数の分岐回路の各々について、消費電力と消費電力量との少なくとも一方を消費データとして計測するシステムである。
また、情報端末装置1は、図1に示すように、判定システム30にネットワーク4を介して接続される。判定システム30は、需要家施設5における対象機器50の動作状況を判定するシステムである。ここでいう「対象機器50」は、需要家施設5に設けられた種々の機器であって、たとえば照明器具、エアコン(エアーコンディショナ)、洗濯機、食器洗浄機、給湯機、調理家電等の資源(電力)を消費する電気機器である。さらに、「対象機器50」には、自家発電設備などの資源(電力)を生成する機器や、温度センサ等のセンサ機器なども含む。また、ここでいう「対象機器50の動作状況」は、たとえば対象機器50が動作(運転)中か否か、対象機器50の動作の開始および終了など、現在あるいは過去の対象機器50の動作を表す。
対象機器50は、需要家施設5の使用者により判定システム30に登録されている。対象機器50として登録される機器は、1台であってもよく、複数台であってもよい。勿論、同一種類の複数台の機器が対象機器50として登録されていてもよいし、異なる種類の複数台の機器が対象機器50と登録されていてもよい。なお、ここでいう「需要家施設5の使用者」は、需要家施設5を使用する人を意味し、需要家施設5が住宅である本実施形態においては、需要家施設5の住人である。需要家施設5の住人が複数人である場合には、「需要家施設5の使用者」は、複数の住人のうちの一人を指すこともあり、二人以上(全員も含む)を指すこともある。以下では「需要家施設5の使用者」を単に「住人」ともいう。また、判定システム30は、消費電力と消費電力量との少なくとも一方(消費データ)に基づいて、対象機器50とする機器を自動的に判別し、対象機器50を登録する構成であってもよい。
情報端末装置1は、計測システム20で計測された消費データに基づく消費情報を表示部11に表示させる。これにより、本実施形態の表示システム10は、情報端末装置1の所有者である顧客に対して、需要家施設5における資源の消費データ(ここでは、消費電力と消費電力量との少なくとも一方)に関する情報(消費情報)を提示することが可能である。つまり、顧客は、表示部11に表示される画面を見ることで、視覚的に、需要家施設5での資源(ここでは電力)の使用状況を確認することができる。
さらに、情報端末装置1は、対象機器50の動作状況に基づくステータス情報を、消費情報と共に表示部11に表示させる。ここでいう「ステータス情報」は、判定システム30で判定された対象機器50の動作状況に基づく情報である。これにより、本実施形態の表示システム10は、情報端末装置1の所有者である顧客に対して、対象機器50の動作状況に基づく情報(ステータス情報)を提示することが可能である。つまり、顧客は、表示部11に表示される画面を見ることで、視覚的に、対象機器50の動作状況を確認することができる。
すなわち、情報端末装置1の表示部11には、需要家施設5における資源の消費データに基づく消費情報と、需要家施設5における対象機器50の動作状況に基づくステータス情報とが、一緒に表示される。しかも、ステータス情報については、表示部11に時系列に表示される。したがって、顧客は、時系列に表示されるステータス情報から、対象機器50がどのように使われているかを、いつからいつまで使われているか等、時間の概念を含めて知ることができる。さらに、ステータス情報と、併せて表示される消費情報との対比により、顧客は、対象機器50がどのように使われたときに資源がどのように消費されるか、といった情報を知ることができる。つまり、顧客は、表示部11に表示される画面から、対象機器50の使われ方と、需要家施設5における資源の消費との因果関係を見出すことが可能である。その結果、顧客は、資源の消費を抑えるように、対象機器50の使用計画を立てることなどが可能である。
表示システム10によるサービスの提供を受ける顧客(情報端末装置1の所有者)は、住人(需要家施設5の使用者)と同一人であってもよく、あるいは、たとえば住人と離れて暮らす親族等、住人とは別人であってもよい。
(2)システム構成
次に、本実施形態に係る表示システム10、計測システム20、および判定システム30の構成について説明する。
(2.1)表示システム
まず、本実施形態の表示システム10の構成について、図1および図2を参照して説明する。本実施形態では、表示システム10は、上述したように情報端末装置1にて構成されている。
情報端末装置1は、一例として表示部11を備えるスマートフォンである。情報端末装置1は、CPU(Central Processing Unit)およびメモリを有するコンピュータを主構成としており、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータを表示制御部12として機能させる。プログラムは、ここではインターネットなどの電気通信回線を通じて、あるいはメモリカードなどの記録媒体に記録されて提供されるが、コンピュータのメモリに予め記録されていてもよい。ここでいう表示制御部12は、表示部11に表示させる画面を作成し、表示部11を制御することにより、作成した画面を表示部11に表示させる機能を持つ。つまり、スマートフォンからなる情報端末装置1は、専用のアプリケーションソフトをインストールし、このアプリケーションソフトを起動することにより、表示部11を制御するための表示制御部12としての機能を実現する。
情報端末装置1は、表示部11および表示制御部12の他、通信部13、入力部14、および記憶部15をさらに備えている。
通信部13は、ネットワーク4に接続されることで、情報端末装置1と計測システム20および判定システム30との間の通信を可能にする。ここでは、情報端末装置1はスマートフォンであるから、通信部13は、通信事業者が提供する携帯電話網(キャリア網)を介して、たとえばインターネットからなるネットワーク4に接続される。携帯電話網には、たとえば3G(第3世代)回線、LTE(Long Term Evolution)回線等がある。なお、通信部13は、公衆無線LAN(Local Area Network)を介してネットワーク4に接続されてもよい。
入力部14は、顧客(情報端末装置1の所有者)の操作を受け付ける機能を有している。本実施形態では、情報端末装置1はタッチパネルディスプレイを搭載したスマートフォンであり、タッチパネルディスプレイが表示部11および入力部14として機能する。そのため、以下の説明では、表示部11に表示される画面上のアイコンに対する種々のタッチ操作を、「タップ」、「スワイプ」、「ドラッグ」などと表現する。ただし、入力部14は、タッチパネルディスプレイに限らず、たとえばキーボードやポインティングデバイス、メカニカルなスイッチなどであってもよい。
記憶部15は、たとえばフラッシュメモリなどの電気的に書換可能な不揮発性の半導体メモリで構成される。
(2.2)計測システム
次に、本実施形態の計測システム20の構成について説明する。
計測システム20は、図1に示すように、計測ユニット21と、通信アダプタ22と、コントローラ23と、電流センサ24,25とを備えている。このうち、計測ユニット21、通信アダプタ22、および電流センサ24,25は、分電盤6のキャビネット内に配置されている。分電盤6は、系統電源9に電気的に接続される主幹ブレーカ61と、主幹ブレーカ61の二次側に電気的に接続された複数の分岐ブレーカ62とをキャビネット内に備えている。
計測ユニット21は、電流センサ24,25に電気的に接続されている。電流センサ24は、主幹ブレーカ61の一次側に設けられ、幹線を流れる電流の値を計測する。電流センサ25は、複数の分岐ブレーカ62に対応して設けられ、複数の分岐回路に流れる電流の値をそれぞれ計測する。ここでいう「分岐回路」は、複数の分岐ブレーカ62にて幹線から分岐された各回路を意味する。「分岐回路」には、分岐ブレーカ62に接続される配線、照明器具や調理家電等の機器、コンセント(アウトレット)、壁スイッチなどを含んでいる。このような分岐回路は、本実施形態のように住宅からなる需要家施設5においては、たとえばリビング、寝室、玄関、トイレ、子供部屋、キッチン等の部屋ごと、かつ照明器具、調理家電、エアコン(エアーコンディショナ)等の機器の種類ごとに設けられる。なお、本実施形態では、複数の分岐回路に含まれるエアコン(エアーコンディショナ)、洗濯機等の複数台の機器が、対象機器50として登録されている。
計測ユニット21は、電流センサ24,25の出力を用いて、幹線および複数の分岐回路の各々について、消費電力と消費電力量との少なくとも一方を、資源の消費データとして計測する。通信アダプタ22は、計測ユニット21で計測された消費データを、コントローラ23へ送信する。コントローラ23は、ルータ7を介してネットワーク4に接続されている。なお、幹線の消費電力および消費電力量は、需要家施設5全体での総消費電力および総消費電力量に相当する。
要するに、計測システム20で計測される消費データは、需要家施設5における複数の分岐回路の各々について、計測ユニット21で計測される消費電力と消費電力量との少なくとも一方を含んでいる。つまり、消費データは、瞬時電力を表す消費電力であってもよいし、あるいは一定時間における電力の消費量(使用量)を表す消費電力量であってもよい。また、消費データは、消費電力と消費電力量との両方であってもよい。本実施形態では一例として、消費データは、消費電力を一定時間(たとえば1分間)積算した消費電力量であることとする。
(2.3)判定システム
次に、本実施形態の判定システム30の構成について説明する。
判定システム30は、図1に示すように、本実施形態ではサーバ装置3にて構成されている。サーバ装置3は、情報端末装置1にネットワーク4を介して接続される。
サーバ装置3は、所定のアルゴリズムに従って対象機器50の動作状況を判定する。サーバ装置3で判定可能な対象機器50の動作状況としては様々な項目がある。本実施形態では、サーバ装置3が判定する対象機器50の動作状況として、対象機器50が動作(運転)中か否か、対象機器50の動作の開始や終了、対象機器50の連続動作時間などがある。
ただし、対象機器50の動作状況を全て通知する必要はないので、サーバ装置3は、対象機器50の動作状況のうち、通知が必要な特定の動作状況についてのみ判定するように構成されている。言い換えれば、サーバ装置3は、対象機器50の動作状況を、通知の要否も含めて判定する。たとえば、単に対象機器50が動作を開始しただけではなく、当該対象機器50の連続動作時間が設定時間以上になったことをもって、サーバ装置3は、特定の動作状況が発生したと判定する。ここでいう「対象機器50の連続動作時間」は、対象機器50が連続して動作している時間を意味する。ただし、完全に連続して動作している時間だけでなく、たとえば間欠運転を行うエアコンなどの対象機器50であれば、一時的に運転を停止している時間も連続して動作している時間に含むことがある。
本実施形態においては、需要家施設5における複数の分岐回路のうちの少なくとも1つの分岐回路を判定用回路とし、サーバ装置3は、判定用回路についての消費データの時間変化(時間経過に伴う変化)に基づいて判定を行っている。ここでは、サーバ装置3は、計測システム20で計測された消費データを一定期間分(たとえば1ヶ月分)蓄積する機能を有しており、蓄積した消費データに基づいて対象機器50の動作状況を判定する。
たとえば、ある対象機器50を含む複数の分岐回路からなる判定用回路について、消費電力が所定の閾値以上であれば、サーバ装置3は、この対象機器50が動作(運転)中であると判定する。一方、ある対象機器50を含む複数の分岐回路からなる判定用回路について、消費電力が所定の閾値未満であれば、サーバ装置3は、この対象機器50が停止中であると判定する。また、ある対象機器50を含む複数の分岐回路からなる判定用回路について、消費電力が略ゼロから所定の閾値以上に増加した場合に、サーバ装置3は、この対象機器50が動作を開始したと判定する。一方、ある対象機器50を含む複数の分岐回路からなる判定用回路について、消費電力が所定の閾値以上から略ゼロに減少した場合に、サーバ装置3は、この対象機器50が動作を終了したと判定する。これらの判定結果を総合的に用いることで、サーバ装置3では、たとえば対象機器50の連続動作時間等の判定が可能である。
また、サーバ装置3は、たとえばコントローラ23が対象機器50との通信によって対象機器50から取得する情報に基づいて、対象機器50の動作状況を判定する機能を有していてもよい。たとえば対象機器50としてのエアコンについては、動作(運転)中か否か、さらに設定温度などの動作状況に関する情報をコントローラ23が取得し、この情報をネットワーク4経由でサーバ装置3が取得することで、エアコンの動作状況を判定する。
また、サーバ装置3は、ネットワーク4に接続された入力受付装置8に対する住人の操作に基づいて、対象機器50の動作状況を判定する機能を有していてもよい。ここでは、入力受付装置8は、情報端末装置1と同様にタッチパネルディスプレイからなる表示部81を備えたスマートフォンであって、ルータ7との間でたとえばWi−Fi(登録商標)に準拠した近距離無線通信の機能を有している。これにより、入力受付装置8は、ルータ7を介してネットワーク4に接続可能となる。たとえば対象機器50としての洗濯機を住人が使用する場合に、入力受付装置8の表示部81に表示される洗濯開始のアイコンを住人がタップすると、この操作(タップ操作)を受けて、サーバ装置3は、洗濯機が動作(運転)を開始したと判定する。
ところで、サーバ装置3は、上述のようにして得られた判定結果(対象機器50の動作状況)に基づくステータス情報を生成する機能を有している。つまり、本実施形態では、情報端末装置1の表示部11に表示されるステータス情報は、サーバ装置3にて生成されている。ここで、サーバ装置3は、対象機器50の動作状況に基づき、顧客に通知すべきメッセージをステータス情報として生成する。ステータス情報は、多岐のパターンに亘って定型化されており、サーバ装置3に登録されている。サーバ装置3は、所定のアルゴリズムに従って、対象機器50の動作状況の判定結果から、ステータス情報のパターンを選択し、時間、時刻等を変数に代入することでステータス情報を生成する。
さらに本実施形態では、ステータス情報は、複数の種別のいずれかに分類されている。本実施形態では、ステータス情報の種別としては、「省エネ」、「家事」、「家と電気」、「家族」の4つを例示する。「省エネ」に分類されるステータス情報は、資源の消費の抑制と関連の深いステータス情報である。「家事」に分類されるステータス情報は、住人(需要家施設5の使用者)の家事(炊事、洗濯、掃除など)と関連の深いステータス情報である。「家と電気」に分類されるステータス情報は、現在の対象機器50の状態と関連の深いステータス情報である。「家族」に分類されるステータス情報は、住人(需要家施設5の使用者)と関連の深いステータス情報である。
ステータス情報の具体例として、「省エネワンポイントアドバイス」、「家事サポート」、「つけっぱなしお知らせ」、「気象情報」の4項目を例示する。
「省エネワンポイントアドバイス」のステータス情報は、「省エネ」に分類され、たとえば同一の対象機器50の動作状況について、第1の期間と第2の期間とで比較した結果などである。「省エネワンポイントアドバイス」の一例として、エアコンからなる対象機器50の電気使用量(消費電力量)について先週と先々週とで比較した結果がある。「省エネワンポイントアドバイス」のステータス情報としては、需要家施設5全体での総消費電力量について第1の期間と第2の期間(たとえば先週と先々週)とで比較した結果などもある。「家事サポート」のステータス情報は、「家事」に分類され、たとえば住人の家事に関連する対象機器50の動作の開始と終了との少なくとも一方の通知である。「家事サポート」の一例として、洗濯機からなる対象機器50の動作の終了の通知がある。
「つけっぱなしお知らせ」のステータス情報は、「家と電気」に分類され、たとえば対象機器50の連続動作時間が設定時間以上であることの通知などである。「つけっぱなしお知らせ」の一例として、エアコンからなる対象機器50の連続動作時間が設定時間以上であること、つまり対象機器50の消し忘れの通知がある。「気象情報」のステータス情報は、「家族」に分類され、たとえば気温が規定値未満であることの通知などである。「気象情報」の一例として、風邪をひきやすい気象条件であることの通知がある。なお、ステータス情報としての「気象情報」は、たとえば対象機器50としての温度センサの動作状況(計測値)に基づく情報である。
(2.4)システム間の関連性
以上説明したような構成により、表示システム10の情報端末装置1は、ネットワーク4を介して、計測システム20からは消費データを取得し、判定システム30からはステータス情報を取得することが可能である。ただし、本実施形態ではサーバ装置3が消費データを一定期間分蓄積する機能を有しているので、情報端末装置1は、消費データを、計測システム20から直接取得するのではなく、サーバ装置3から取得する。言い換えれば、情報端末装置1は、計測システム20で計測された消費データを、サーバ装置3を介して取得することになる。その結果、情報端末装置1が計測システム20および判定システム30の各々から、別々にデータ(消費データ、ステータス情報)を取得する場合に比べて、情報端末装置1での処理量が低減される。
情報端末装置1は、取得した消費データおよびステータス情報を用いて、表示制御部12にて表示部11を制御して所望の画面を表示部11に表示させる。本実施形態では一例として、情報端末装置1は、ステータス情報については判定システム30からのプッシュ通知を受けて取得し、ステータス情報を受けた状態で所定の操作がされることにより消費データを取得する。ただし、情報端末装置1がこれらのデータ(消費データ、ステータス情報)を取得するトリガは、たとえば判定システム30からのプッシュ通知であってもよいし、情報端末装置1の入力部14に対する所定の操作であってもよい。なお、判定システム30からのプッシュ通知は、情報端末装置1においてオン(有効)、オフ(無効)を切替可能であることが好ましい。
(3)詳細説明
以下、本実施形態に係る情報端末装置1の制御方法について詳しく説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、下記実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(3.1)プログラム
本実施形態に係るプログラムは、表示部11を有する情報端末装置1のコンピュータを、表示制御部12として機能させるためのプログラムである。
表示制御部12は、図3に示すように、表示部11の画面100に第1の領域101および第2の領域102を設定する。表示制御部12は、第1の領域101には、需要家施設5における資源(ここでは電力)の消費データに基づく消費情報を表示させる。第2の領域102には、需要家施設5における対象機器50の動作状況に基づくステータス情報111〜114を時系列に表示させる。以下、複数のステータス情報111〜114の各々を区別しない場合には、単に「ステータス情報110」という。
要するに、情報端末装置1のコンピュータは、本実施形態のプログラムを実行することで表示制御部12として機能し、表示部11に任意の画面を表示させることができる。このプログラムによれば、表示部11の画面100には、たとえば図3に示すように、消費情報が表示される第1の領域101と、ステータス情報110が時系列に表示される第2の領域102とが設定される。
すなわち、情報端末装置1の表示部11には、需要家施設5における資源の消費データに基づく消費情報と、需要家施設5における対象機器50の動作状況に基づくステータス情報110とが、一緒に表示される。これにより、顧客(情報端末装置1の所有者)は、表示部11に表示される画面100を見ることで、需要家施設5に関連する2つの情報(消費情報およびステータス情報110)を視覚的に確認することができる。しかも、ステータス情報110については、表示部11に時系列に表示される。したがって、顧客は、時系列に表示されるステータス情報110から、対象機器50がどのように使われているかを、いつからいつまで使われているか等、時間の概念を含めて知ることができる。さらに、ステータス情報110と、併せて表示される消費情報との対比により、顧客は、対象機器50がどのように使われたときに資源がどのように消費されるか、といった情報を知ることができる。つまり、顧客は、表示部11に表示される画面から、対象機器50の使われ方と、需要家施設5における資源の消費との因果関係を見出すことが可能である。その結果、顧客は、資源の消費を抑えるように、対象機器50の使用計画を立てることなどが可能である。
したがって、本実施形態のプログラムによれば、需要家施設5での資源の消費データに基づく消費情報の表示を、より有効に活用できる、という利点がある。
(3.2)画面の構成
以下、表示部11の画面100の構成についてさらに詳しく説明する。
(3.2.1)消費情報
本実施形態では、画面100は、表示部11の表示エリアの長手方向を縦とするように、縦向きに表示されている。つまり、画面100は、縦長の画面である。消費情報が表示される第1の領域101は、画面100における第2の領域102の上方に設定される。図3の例では、画面100の縦方向において上から約1/4の範囲のうち左半分が第1の領域101となる。
消費情報は、所定の計測期間における消費データの累積値である。本実施形態では一例として計測期間は当日の午前0時から現在時刻までの期間である。消費データは一例として幹線の消費電力量、つまり需要家施設5全体での総消費電力量である。ただし、太陽光発電設備等の自家発電設備が設置されている需要家施設5においては、需要家施設5全体での総消費電力量は、幹線の消費電力量と自家発電設備の発電電力量との和になる。そこで、自家発電設備が設置されている需要家施設5では、消費データは幹線の消費電力量のみであってもよいし、幹線の消費電力量と自家発電設備の発電電力量との和であってもよい。
消費情報は、たとえば図3に示すような形態で画面100の第1の領域101に表示される。図3の例では、消費情報は消費電力量を表す数値(図3の例では「6.0kWh」)である。さらに、図3の例では、消費情報は、消費電力量と電気料金単価との積である電気料金の形態も含んでいる。したがって、第1の領域101には、「今日使用した電気」として、当日の需要家施設5の消費電力量の累積値、および当日の需要家施設5の電気料金が消費情報として表示される。
ところで、本実施形態では、表示制御部12は、消費データが表す資源の消費量の大きさによって、第1の領域101における消費情報の表示態様を変化させる。そのため、第1の領域101における消費情報の表示態様は固定的ではなく、需要家施設5での資源(ここでは電力)の消費量の大きさに応じて変化する。ここでいう表示態様は、たとえば第1の領域101における消費情報の背景色である。具体的には、消費情報に含まれる消費電力量が大きくなるほど、背景色が寒色系の色(たとえば水色)から暖色系の色(たとえば赤色)へと変化する。なお、表示態様は背景色に限らず、たとえば消費情報の背景となる図形の大きさ、形状などであってもよい。
また、表示制御部12は、消費データが表す資源の消費量の大きさの過去データとの比較結果によって、第1の領域101における消費情報の表示態様を変化させてもよい。この場合、たとえば当日の現在時刻までの消費電力量の累積値と、前日(昨日)の現在時刻と同時刻までの消費電力量の累積値(過去データ)との比較結果により、消費情報の表示態様が変化する。さらに、比較対象となる過去データを抽出する期間は、プログラムの利用期間の長さによって変化してもよい。ここでいうプログラムの利用期間は、情報端末装置1がプログラムを利用し、サーバ装置3等と連携して本実施形態で説明するような動作(画面100の表示)が可能になった時点からの経過期間をいう。たとえば情報端末装置1にアプリケーションソフトがインストールされた後、サーバ装置3で情報端末装置1の認証が完了し、計測システム20および判定システム30の運用が開始した時点からの経過期間が、プログラムの利用期間になる。すなわち、プログラムの利用期間が長くなるほど、サーバ装置3に蓄積される消費データのデータ量は多くなるため、これらの消費データの平均値等を求めることで、過去データの信頼性が向上する。たとえば利用初期には前日の消費データを過去データとし、利用期間が長くなれば、当日と同じ曜日の数週間または1ヶ月分の消費データの平均値を過去データとすることで、利用期間の経過に伴って過去データの信頼性が向上する。
(3.2.2)ステータス情報
ステータス情報110が表示される第2の領域102は、画面100における第1の領域101の下方に設定される。図3の例では、画面100の縦方向において下から約3/4の領域が第2の領域102となる。
図3では、第2の領域102に4つのステータス情報111〜114が表示されている。これら4つのステータス情報111〜114は時系列に沿って並んでいる。ここでは、画面100の上方ほど新しいステータス情報110が表示され、画面100の下方ほど古いステータス情報110が表示されている。
ステータス情報110は、たとえば図3に示すような形態で画面100の第2の領域102に表示される。図3の例では、ステータス情報110はテキスト形式で表示される。さらに、ステータス情報110は、ステータス情報110が通知された時刻、つまり情報端末装置1が判定システム30からステータス情報110を取得した時刻と併せて表示される。なお、図3の例においては、第2の領域102は日付(2月26日の場合は「2/26」)の表記も含んでいる。
図3では、最新のステータス情報111は、「18:15」に通知されており、「家事サポート 洗濯が終わったようです。」というテキスト情報である。このステータス情報111は上述の「家事サポート」に相当する情報であり、洗濯機からなる対象機器50の動作の終了を通知する情報である。ステータス情報111の次に新しいステータス情報112は、「18:10」に通知されており、「つけっぱなしお知らせ エアコンがつけっぱなしのようです。」というテキスト情報である。このステータス情報112は上述の「つけっぱなしお知らせ」に相当する情報であり、エアコンからなる対象機器50の連続動作時間が設定時間以上であることを通知する情報である。
ステータス情報112の次に新しいステータス情報113は、「18:00」に通知されており、「省エネワンポイントアドバイス 先週のエアコンの電気使用量は先々週を超えています。」というテキスト情報である。このステータス情報113は上述の「省エネワンポイントアドバイス」に相当する情報であり、エアコンからなる対象機器50の電気使用量(消費電力量)が先週は先々週より多かったことを通知する情報である。ステータス情報113の次に新しいステータス情報114は、「17:00」に通知されており、「気象情報 〔注意〕 風邪をひきそうな気象条件です。」というテキスト情報である。このステータス情報114は上述の「気象情報」に相当する情報であり、気温が低く風邪をひきやすい気象条件であることを通知する情報である。
さらに、第2の領域102に表示されるステータス情報110は、ステータス情報110に関連する詳細情報画面や設定画面を開くためのアイコンを兼ねていてもよい。詳細情報画面は、ステータス情報110に関連する詳細な情報を表示する画面であって、ステータス情報110がタップされることで第2の領域102にポップアップ表示される。たとえば「省エネワンポイントアドバイス」のステータス情報110であれば、詳細情報画面には、対象機器50の消費電力量などの情報が表示される。設定画面は、ステータス情報110に関連する設定を行うための画面である。たとえば「つけっぱなしお知らせ」のステータス情報110であれば、設定画面では、通知のオン(有効)、オフ(無効)の設定や、設定時間の設定(変更)などが可能である。
なお、図3の例では、最新のステータス情報111に「新着」との表記が付加されている。「新着」の表記は未読状態にあるステータス情報110に付加されており、ステータス情報110がタップ操作されるなどして既読状態になると、「新着」の表記は消える。
上述したステータス情報110は一例に過ぎず、他にも、様々なステータス情報110が第2の領域102に表示される。たとえば、「家事サポート」に相当するステータス情報110であれば、洗濯機以外に、食器洗浄機や炊飯器等の動作の開始、終了の少なくとも一方の通知がある。ここで、対象機器の動作の開始の通知には、予め設定されている開始予定時刻に対象機器50の動作が開始されなかった場合になされる通知も含まれている。また、「省エネワンポイントアドバイス」に相当するステータス情報110であれば、対象機器50の使用頻度について先月と今月との比較結果や、前年同月比などがある。さらに、特定の対象機器50の電気使用量(消費電力量)が設定値を超えたことの通知や、対象機器50のメンテナンス時期の通知、対象機器50の異常(エラー)通知などがステータス情報110に含まれる。
また、本実施形態では、上述したようにステータス情報110は複数の種別のいずれかに分類されている。そして、表示制御部12は、ステータス情報110の種別を表す種別情報121〜124を、ステータス情報111〜114に対応付けて第2の領域102に表示させる。ここでは、種別情報121〜124は、第2の領域102におけるステータス情報111〜114の左方に、ステータス情報111〜114と一対一に対応して表示されるアイコンである。すなわち、ステータス情報111に対応する種別情報121は「家事」を表すアイコンである。ステータス情報112に対応する種別情報122は「家と家電」を表すアイコンである。ステータス情報113に対応する種別情報123は「省エネ」を表すアイコンである。ステータス情報114に対応する種別情報124は「家族」を表すアイコンである。以下、複数の種別情報121〜124の各々を区別しない場合には、単に「種別情報120」という。
ここで、種別情報120には、対応するステータス情報110の重要度に応じた重要度アイコン131,132が付加されている。ここでは、2種類の重要度アイコン131,132が用いられている。図3の例では、重要度アイコン132が付されたステータス情報112の重要度が最も高く、重要度アイコン131が付されたステータス情報111,113、重要度アイコンが付されていないステータス情報114の順に重要度が低くなる。
また、本実施形態では、表示制御部12は、情報端末装置1の入力部14に対する顧客のスライド操作により、第2の領域102に表示させるステータス情報110を時系列に沿って変化させる。すなわち、ステータス情報110は、時間軸方向、つまり縦方向へスクロール可能である。本実施形態では、上述したようにタッチパネルディスプレイが表示部11および入力部14として機能している。そのため、画面100が表示された状態で、画面100のうちの第2の領域102に対して縦方向のスワイプ操作がなされると、このスワイプ操作に従って、第2の領域102に表示されているステータス情報110が縦方向へスクロールする。その結果、第2の領域102に表示されるステータス情報110が時系列に沿ってシフトし、過去のステータス情報110を遡って表示することが可能である。
ただし、当然ながら現在時刻よりも将来のステータス情報110を表示することはできないので、スクロール可能な範囲の上限(上端)は現在時刻となる。なお、画面100が表示された際に第2の領域102に最初に表示されるステータス情報110は、最新のステータス情報111から所定数(たとえば4つ)のステータス情報110となる。あるいは、重要度の高いステータス情報112については、画面100が表示された際に最初に表示されてもよい。なお、スライド操作は、スワイプ操作に限らず、たとえばスクロールバー上のスライダに対するドラッグ操作などでもよい。
また、本実施形態では、表示制御部12は、情報端末装置1の入力部14に対する顧客の所定の更新操作により、第2の領域102に表示させるステータス情報110を更新する。たとえば、画面100のうちの第2の領域102に対する下方へのドラッグ操作を更新操作とする。この場合、画面100が表示された状態で、画面100のうちの第2の領域102に対し下方へドラッグ操作がなされると、このドラッグ操作に従って、第2の領域102に表示されるステータス情報110が最新のステータス情報110に更新される。勿論、既に最新のステータス情報110が表示されている状態で更新操作がなされても、第2の領域102に表示されるステータス情報110は変化しない。なお、更新操作は、ドラッグ操作に限らず、たとえば画面100上の更新ボタンのアイコンに対するタップ操作などでもよい。
ところで、本実施形態においては、上述したようにステータス情報110は複数の種別のいずれかに分類されている。そして、表示制御部12は、これら複数の種別のうち、情報端末装置1の入力部14に対する顧客の操作により選択された少なくとも1つの種別のステータス情報110を、第2の領域102に表示させる。すなわち、第2の領域102に表示されるステータス情報110については、ステータス情報110の種別に基づいて並べ替えるソート処理が可能である。画面100における第1の領域101と第2の領域102との間に、選択中の種別を表す選択種別名105が表示されている。図3の例では、全ての種別が選択されているため、選択種別名105は「すべて」の表記である。
ソート処理は、画面100における選択種別名105の右方に表示されているプルダウンボタン106がタップ操作されることで開始する。プルダウンボタン106がタップ操作されると、図4に示すように、プルダウン(ドロップダウン)メニュー方式の選択メニュー108が第2の領域102に表示される。選択メニュー108には、4つの種別「省エネ」、「家と電気」、「家事」、「家族」に加えて、全ての種別を選択する「すべて」、および選択メニュー108を閉じる操作のための「閉じる」の項目が含まれている。この選択メニュー108上で、いずれかの項目がタップされることで、タップされた項目に対応する種別(あるいは操作)が選択されて、第2の領域102に表示されるステータス情報110の種別が決定する。たとえば、「省エネ」が選択された場合には、種別情報120が「省エネ」であるステータス情報110のみが第2の領域102に表示されることになる。1つの種別に限定される場合でも、ステータス情報110は時系列に表示される。
なお、第2の領域102には、対象機器50の動作状況に基づくステータス情報110が少なくとも1つ表示されていればよく、対象機器50の動作状況に基づいていない参考情報など、ステータス情報110以外の情報が併せて表示されてもよい。たとえば、上述した「気象情報 〔注意〕 風邪をひきそうな気象条件です。」のように、気象条件の通知などは、対象機器50としての温度センサの動作状況(計測値)に基づく場合には、ステータス情報である。一方、同様の通知であっても、気象サーバからの情報に基づく場合には、ステータス情報ではなく参考情報として第2の領域102に表示されることになる。
(3.2.3)その他の表示
表示制御部12は、表示部11の画面100に第3の領域103をさらに設定し、第3の領域103には、需要家施設5の地域の天候に関する天候情報を表示させる。図3の例では、第3の領域103は、画面100の上部における第1の領域101の右方に設定されている。天候情報は、需要家施設5の地域の過去、現在、および将来のいずれかの天候に関する情報である。これらの天候情報は、天気予報などの情報を提供している気象サーバなどから、情報端末装置1またはサーバ装置3が適宜取得する。天候情報の具体例としては、天気(晴れ、曇り、雨など)を表す天気アイコン107と、「XY県YZ市 21時 10℃」のように、地名、時刻、および気温を表すテキスト情報とがある。
さらに、画面100における第3の領域103の上方には、メッセージを表示するための第4の領域104が設定されている。第4の領域104に表示されるメッセージは、たとえば「このアプリ上で表示している金額は参考値です。」のように、第1の領域101に表示されている消費情報に関連する内容であることが好ましい。
(3.3)プログラム以外の具現化手段
上述した本実施形態は、プログラムという手段に限らず、下記の各手段によっても具現化することができる。下記の各手段によって本実施形態が具現化される場合でも、上述した種々の構成、および後述する変形例を適宜組み合わせて適用可能である。
(3.3.1)情報端末装置の制御方法
本実施形態に係る情報端末装置1の制御方法は、表示部11を有する情報端末装置1の制御方法である。この制御方法では、表示部11の画面100に第1の領域101および第2の領域102を設定するように情報端末装置1を制御する。この制御方法では、第1の領域101には、需要家施設5における資源の消費データに基づく消費情報を表示させる。この制御方法では、第2の領域102には、需要家施設5における対象機器50の動作状況に基づくステータス情報110を時系列に表示させる。
このような制御方法は、本実施形態のようにコンピュータを主構成とする情報端末装置(スマートフォン)1においては、アプリケーションソフトをインストールして、CPUがプログラムを実行することによって実現される。
(3.3.2)表示システム
本実施形態に係る表示システム10は、表示部11と、表示制御部12とを備えている。表示制御部12は、表示部11の画面100に第1の領域101および第2の領域102を設定する。表示制御部12は、第1の領域101には、需要家施設5における資源の消費データに基づく消費情報を表示させる。表示制御部12は、第2の領域102には、需要家施設5における対象機器50の動作状況に基づくステータス情報を時系列に表示させる。
このような表示システム10は、たとえばコントローラ23やサーバ装置3、情報端末装置1の組み合わせによって構成される。
(3.3.3)端末制御装置
本実施形態に係る端末制御装置は、表示部11を有する情報端末装置1との通信を行う通信部と、表示制御部12とを備えている。表示制御部12は、表示部11の画面100に第1の領域101および第2の領域102を設定する。表示制御部12は、第1の領域101には、需要家施設5における資源の消費データに基づく消費情報を表示させる。表示制御部12は、第2の領域102には、需要家施設5における対象機器50の動作状況に基づくステータス情報を時系列に表示させる。
このような端末制御装置は、たとえばコントローラ23やサーバ装置3によって構成される。
(3.3.4)表示装置
本実施形態に係る表示装置は、表示部11と、表示制御部12とを備えている。表示制御部12は、表示部11の画面100に第1の領域101および第2の領域102を設定する。表示制御部12は、第1の領域101には、需要家施設5における資源の消費データに基づく消費情報を表示させる。表示制御部12は、第2の領域102には、需要家施設5における対象機器50の動作状況に基づくステータス情報を時系列に表示させる。
このような表示装置は、たとえばコントローラ23との通信機能を有する専用の表示装置によって構成される。
(4)効果
以上説明したように、本実施形態のプログラムによれば、情報端末装置1の表示部11には、需要家施設5における資源の消費データに基づく消費情報と、需要家施設5における対象機器50の動作状況に基づくステータス情報110とが、一緒に表示される。これにより、顧客(情報端末装置1の所有者)は、表示部11に表示される画面100を見ることで、需要家施設5に関連する2つの情報(消費情報およびステータス情報110)を視覚的に確認することができる。しかも、ステータス情報110については、表示部11に時系列に表示される。したがって、顧客は、時系列に表示されるステータス情報110から、対象機器50がどのように使われているかを、いつからいつまで使われているか等、時間の概念を含めて知ることができる。さらに、ステータス情報110と、併せて表示される消費情報との対比により、顧客は、対象機器50がどのように使われたときに資源がどのように消費されるか、といった情報を知ることができる。つまり、顧客は、表示部11に表示される画面100から、対象機器50の使われ方と、需要家施設5における資源の消費との因果関係を見出すことが可能である。その結果、顧客は、資源の消費を抑えるように、対象機器50の使用計画を立てることなどが可能である。
したがって、本実施形態のプログラムによれば、需要家施設5での資源の消費データに基づく消費情報の表示を、より有効に活用できる、という利点がある。「(3.3)プログラム以外の具現化手段」の欄で説明した情報端末装置の制御方法、表示システム、端末制御装置、および表示装置においても、同様の利点がある。
また、本実施形態のように、消費情報は、所定の計測期間における消費データの累積値であることが好ましい。これにより、消費情報は、現在の消費データだけでなく過去の消費データも反映した情報となるため、ステータス情報110との関連性が高い情報が消費情報として表示されることになり、消費情報の表示を、より有効に活用できる。
また、本実施形態のように、ステータス情報110は複数の種別のいずれかに分類されており、表示制御部12は、ステータス情報110の種別を表す種別情報120を、ステータス情報110に対応付けて第2の領域102に表示させることが好ましい。これにより、顧客は、ステータス情報110の種別を種別情報120から容易に把握でき、ステータス情報110の確認が容易になる。表示制御部12が種別情報120をステータス情報110に対応付けて第2の領域102に表示させることは、本実施形態に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
また、本実施形態のように、ステータス情報110は複数の種別のいずれかに分類されていることが好ましい。この場合に、表示制御部12は、複数の種別のうち、情報端末装置1の入力部14に対する顧客の操作により選択された少なくとも1つの種別のステータス情報を、第2の領域102に表示させることが好ましい。これにより、顧客は、必要な種別のステータス情報110のみを第2の領域に102に表示させることができ、ステータス情報110の確認が容易になる。表示制御部12が、複数の種別のうち顧客の操作により選択された少なくとも1つの種別のステータス情報を、第2の領域102に表示させることは、本実施形態に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。そもそもステータス情報110が複数の種別のいずれかに分類されていることも、本実施形態に必須の構成ではない。
また、本実施形態のように、表示制御部12は、情報端末装置1の入力部14に対する顧客のスライド操作により、第2の領域102に表示させるステータス情報110を時系列に沿って変化させることが好ましい。これにより、第2の領域102に表示されるステータス情報110が時系列に沿ってスクロール可能となり、過去のステータス情報110を遡って表示させることが可能である。ただし、このようなスクロール機能は、本実施形態に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
また、本実施形態のように、表示制御部12は、情報端末装置1の入力部14に対する顧客の所定の更新操作により、第2の領域102に表示させるステータス情報110を更新することが好ましい。これにより、顧客は、第2の領域102に表示されるステータス情報110を、必要に応じて、最新のステータス情報110に更新することができる。ただし、このようなステータス情報110の更新機能は、本実施形態に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
また、本実施形態のように、表示制御部12は、消費データが表す資源の消費量の大きさによって、第1の領域101における消費情報の表示態様を変化させることが好ましい。これにより、顧客は、資源の消費量の大きさを、消費情報の表示態様から直感的に把握することができ、資源の消費量の確認が容易になる。ただし、表示制御部12が消費情報の表示態様を変化させることは、本実施形態に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
また、本実施形態のように、ステータス情報110は、対象機器50が連続して動作している時間が設定時間以上であることの通知を含むことが好ましい。これにより、対象機器50の消し忘れがあった場合に、その旨をステータス情報110として通知できるので、資源の無駄な消費を抑えることに役立つという利点がある。ただし、ステータス情報110がこのような通知を含むことは、本実施形態に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
また、本実施形態のように、ステータス情報110は、対象機器50の動作の開始と終了との少なくとも一方の通知を含むことが好ましい。これにより、顧客は、対象機器50から離れた位置でも、ステータス情報110にて、対象機器50の動作の開始と終了との少なくとも一方を容易に確認することができる。ただし、ステータス情報110がこのような通知を含むことは、本実施形態に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
また、本実施形態のように、ステータス情報110は、同一の対象機器50の動作状況について、第1の期間と第2の期間とで比較した結果を含むことが好ましい。これにより、顧客は、たとえばある対象機器50での資源の消費量について、先週に比べて今週が多いこと等を確認することができる。ただし、ステータス情報110がこのような通知(比較結果)を含むことは、本実施形態に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
また、本実施形態のように、表示制御部12は、表示部11の画面100に第3の領域103をさらに設定し、第3の領域103には、需要家施設5の地域の天候に関する天候情報を表示させることが好ましい。これにより、顧客は、表示部11に表示される画面から、対象機器50の使われ方と、需要家施設5における資源の消費との因果関係に加えて、需要家施設5の地域の天候を確認することができる。ただし、表示制御部12が第3の領域103に天候情報を表示させることは、本実施形態に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
(5)変形例
本実施形態では、戸建住宅を需要家施設の一例として説明しているが、この例に限らず、需要家施設は、集合住宅の各住戸などの戸建住宅以外の住宅、あるいは事務所、店舗等の非住宅であってもよい。
また、情報端末装置1は、スマートフォンに限らず、タブレット端末等のスマートフォン以外の携帯情報端末、あるいはパーソナルコンピュータ、スマートテレビ等のネットワークに接続可能な情報端末装置であってもよい。
また、表示システム10は、本実施形態では情報端末装置1によって構成されているが、この構成に限らず、表示部11と表示制御部12とを備え、本実施形態の表示システム10と同等の機能を実現できる構成であればよい。たとえば表示システム10は、1つの装置に限らず複数の装置によって構成されてもよい。つまり、表示システム10は一例として、情報端末装置1とサーバ装置3とで構成されていてもよいし、情報端末装置1とサーバ装置3とコントローラ23とで構成されていてもよい。このように、表示システム10が複数の装置で構成される場合、画面100の生成は、たとえばサーバ装置3など、情報端末装置1以外の装置で行ってもよい。この場合、情報端末装置1は、サーバ装置3から提供される画面を表示するブラウザとして機能する。
さらに、情報端末装置1とは別に、たとえばスマートテレビ等の外部表示装置が設けられている場合には、情報端末装置1は、表示制御部12によって外部表示装置の表示部を制御して、外部表示装置に画面100を表示させるように構成されていてもよい。具体的には、情報端末装置1は、たとえばケーブルによって外部表示装置と接続され、あるいはLAN等のネットワーク経由で外部表示装置と接続され、映像信号を外部表示装置へ伝送することで外部表示装置の表示部に画面100を表示させる。すなわち、情報端末装置1は、自身の表示部11に画面100を表示する構成に限らず、外部表示装置の表示部に画面100を表示させる構成であってもよい。このように外部表示装置の表示部に画面100を表示させる場合には、情報端末装置1は表示部11を備えていていなくてもよい。この場合、外部表示装置も表示システム10の構成要素に含まれることになる。
同様に、計測システム20および判定システム30の構成についても、本実施形態で説明した構成に限らない。たとえば、判定システム30は、サーバ装置3とコントローラ23とを構成要素としてもよい。表示システム10、計測システム20、および判定システム30は、それぞれクラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
また、情報端末装置1は、本実施形態のように計測システム20で計測された消費データを、サーバ装置3を介して取得する構成に限らず、計測システム20から消費データを取得可能に構成されていればよい。たとえば、情報端末装置1は、消費データについては計測システム20から直接取得し、ステータス情報110については判定システム30から直接取得するように構成されていてもよい。あるいは、1つのシステムが計測システム20と判定システム30とで共用されている場合、情報端末装置1は、判定システム(計測システム20)30から消費データを取得するように構成されていてもよい。
また、本実施形態では、情報端末装置(表示システム10)1−計測システム20間の通信経路と、情報端末装置(表示システム10)1−判定システム30間の通信経路とは、共通のネットワーク4を含んでいるが、この構成に限らない。つまり、情報端末装置1−計測システム20間の通信経路と、情報端末装置1−判定システム30間の通信経路とは、別々のネットワークによって構成されていてもよい。
また、情報端末装置1は、携帯電話網を介してネットワーク4に接続される構成に限らない。たとえば需要家施設5内で使用される場合には、情報端末装置1は、ルータ7との間でWi−Fi(登録商標)に準拠した近距離無線通信を行うことにより、ルータ7を介してネットワーク4に接続されてもよい。
また、第1の領域101に表示される消費情報が、所定の計測期間における消費データの累積値である場合に、計測期間は当日の午前0時から現在時刻までの期間に限らず、たとえば今月の開始時点から現在時刻までの期間などでもよい。さらに、消費情報は、消費データの累積値に限らず、消費データの瞬時値であってもよい。
また、本実施形態では、消費データは一例として幹線の消費電力量、つまり需要家施設5全体での総消費電力量であるが、この例に限らず、複数の分岐回路の少なくとも1つの消費電力量であってもよい。
また、計測システム20は、本実施形態のように分電盤6のキャビネット内に計測ユニット21が設けられた構成に限らず、たとえば分電盤6のキャビネット外に計測ユニット21が設けられた構成であってもよい。さらには、分岐回路に含まれるコンセント(アウトレット)に計測装置が内蔵された構成、あるいはコンセントと電気機器との間に計測装置が接続される構成の計測システム20であってもよい。
1 情報端末装置
5 需要家施設
10 表示システム
11 表示部
12 表示制御部
50 対象機器
100 画面
101 第1の領域
102 第2の領域
103 第3の領域
110,111〜114 ステータス情報
120,121〜124 種別情報

Claims (15)

  1. 表示部を有する情報端末装置のコンピュータを、
    前記表示部の画面に第1の領域および第2の領域を設定して、前記第1の領域には、需要家施設における資源の消費データに基づく消費情報を表示させ、前記第2の領域には、前記需要家施設における複数の対象機器に関して、予め定められた条件を満たす動作状況が発生した場合に、前記動作状況を通知するメッセージを含むステータス情報を時系列に並べて表示させる表示制御部
    として機能させるためのプログラム。
  2. 前記消費情報は、所定の計測期間における前記消費データの累積値である
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記ステータス情報は複数の種別のいずれかに分類されており、
    前記表示制御部は、前記複数の種別のうち前記ステータス情報に対応する種別を表す種別情報としてのアイコンを、前記ステータス情報に対応付けて前記第2の領域に表示させる
    請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記ステータス情報は複数の種別のいずれかに分類されており、
    前記表示制御部は、前記複数の種別のうち、前記情報端末装置の入力部に対する顧客の操作により選択された少なくとも1つの種別の前記ステータス情報を、前記第2の領域に表示させる
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のプログラム。
  5. 前記表示制御部は、前記情報端末装置の入力部に対する顧客のスライド操作により、前記第2の領域に表示させる前記ステータス情報を時系列に沿って変化させる
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のプログラム。
  6. 前記表示制御部は、前記情報端末装置の入力部に対する顧客の所定の更新操作により、前記第2の領域に表示させる前記ステータス情報を更新する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 前記表示制御部は、前記消費データが表す前記資源の消費量の大きさによって、前記第1の領域における前記消費情報の表示態様を変化させる
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 前記ステータス情報は、前記対象機器が連続して動作している時間が設定時間以上であることの通知を含む
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のプログラム。
  9. 前記ステータス情報は、前記対象機器の動作の開始と終了との少なくとも一方の通知を含む
    請求項1〜8のいずれか1項に記載のプログラム。
  10. 前記ステータス情報は、同一の前記対象機器の動作状況について、第1の期間と第2の期間とで比較した結果を含む
    請求項1〜9のいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記表示制御部は、前記表示部の画面に第3の領域をさらに設定し、前記第3の領域には、前記需要家施設の地域の天候に関する天候情報を表示させる
    請求項1〜10のいずれか1項に記載のプログラム。
  12. 表示部を有する情報端末装置の制御方法であって、
    前記表示部の画面に第1の領域および第2の領域を設定して、前記第1の領域には、需要家施設における資源の消費データに基づく消費情報を表示させ、前記第2の領域には、前記需要家施設における複数の対象機器に関して、予め定められた条件を満たす動作状況が発生した場合に、前記動作状況を通知するメッセージを含むステータス情報を時系列に並べて表示させる
    ことを特徴とする情報端末装置の制御方法。
  13. 表示部と、
    前記表示部の画面に第1の領域および第2の領域を設定して、前記第1の領域には、需要家施設における資源の消費データに基づく消費情報を表示させ、前記第2の領域には、前記需要家施設における複数の対象機器に関して、予め定められた条件を満たす動作状況が発生した場合に、前記動作状況を通知するメッセージを含むステータス情報を時系列に並べて表示させる表示制御部と
    を備えることを特徴とする表示システム。
  14. 表示部を有する情報端末装置との通信を行う通信部と、
    前記表示部の画面に第1の領域および第2の領域を設定して、前記第1の領域には、需要家施設における資源の消費データに基づく消費情報を表示させ、前記第2の領域には、前記需要家施設における複数の対象機器に関して、予め定められた条件を満たす動作状況が発生した場合に、前記動作状況を通知するメッセージを含むステータス情報を時系列に並べて表示させる表示制御部と
    を備えることを特徴とする端末制御装置。
  15. 表示部と、
    前記表示部の画面に第1の領域および第2の領域を設定して、前記第1の領域には、需要家施設における資源の消費データに基づく消費情報を表示させ、前記第2の領域には、前記需要家施設における複数の対象機器に関して、予め定められた条件を満たす動作状況が発生した場合に、前記動作状況を通知するメッセージを含むステータス情報を時系列に並べて表示させる表示制御部と
    を備えることを特徴とする表示装置。
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