JP6846143B2 - プリントユニット、及びプリンタ - Google Patents

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    • B41J15/165Means for tensioning or winding the web for tensioning continuous copy material by use of redirecting rollers or redirecting nonrevolving guides

Description

本発明の実施形態は、プリントユニット、及びプリンタに関する。
近年、連続紙(例えば、ロール紙から取り出された用紙)を使用した装置が多く使用される。例えば、商品情報処理装置(例えば、POS端末)は、多くの場合、ロール紙から取り出された用紙に取引明細等の情報を印刷するレシートプリンタを備える。
連続紙は、搬送速度の変化やロール紙の径の変化に伴い、装置内部で張力が変化する。連続紙の張力の変化は印刷品質の低下をもたらすので、多くのプリンタは、連続紙の張力を調整する機構を備える。連続紙の張力を調整する機構は、多くの場合、連続紙の一方の面に接して回転するダンパーローラと、ダンパーローラを揺動させて連続紙の張力を調整する揺動機構と、により構成される。
特開平09-234924
ダンパーローラは、プリントエンジンの手前(上流)に配置されるので、多くの場合、プリントユニットの上流側端部付近に位置する。この位置は、ユーザ或いは装置製造者にとって掴むのに丁度良い位置である。そのため、一部の者は、プリンタからプリントユニットを取り外す際に、若しくは、プリントユニットを持ち運ぶ際に、思わずダンパーローラを掴んでしまう。この場合、ダンパーローラ及び揺動機構には、プリントユニットの自重で大きな荷重が加わる。
このような事態が発生してもダンパーローラ及び揺動機構が壊れないように、ダンパーローラ及び揺動機構は強度の高いものとならざるを得ない。こうなると、連続紙の張力を調整する機構を備える装置(プリントユニットを含む。)はコストの高いものとなる。
本発明が解決しようとする課題は、連続紙の張力を調整する機構を備える装置のコストを低いものとすることである。
実施形態のプリントユニットは、印刷機能を備える装置に装着される。プリントユニットは、連続紙に印刷を行うプリントエンジンと、プリントエンジンの用紙入口の上流に設けられ、プリントエンジンに供給される連続紙の張力を調整するダンパーと、を備える。ダンパーは、連続紙を用紙入口に導く面状のガイド部を有する用紙ガイドと、ガイド部と平行な方向かつ用紙進行方向と垂直な方向が軸方向となるようにプリントユニットのフレームに固定されたシャフトと、を備える。ガイド部の用紙進行方向側の端部は用紙入口に位置が固定した固定端となっており、反対側の端部はダンパースプリングのばね力によって揺動する揺動端となっている。用紙ガイドは、シャフトの干渉を受けて揺動端の揺動方向を規制する揺動ガイドを備える。
実施形態のプリンタを備える商品情報処理装置を示す斜視図である。 実施形態のプリンタの斜視図である。 実施形態のプリンタのブロック図である。 実施形態1のプリンタの内部構造を示す図である。 プリントユニットの斜視図である。 図5に示すプリントユニットのA−A’線断面である。 プリントユニットを背面から見た図である。 図7に示すプリントユニットからダンパーを取り出したものである。 図8に示すダンパーから用紙ガイドを取り除いたものである。 (A)は、図9のB−B’線断面図であり、(B)は、図9のC−C’線断面図である。 連続紙の搬送速度が遅いときのプリントユニットを示す図である。 連続紙の搬送速度が速いときのプリントユニットを示す図である。 実施形態2のプリンタの内部構造を示す図である。
以下、発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
(実施形態1)
図1は、実施形態のプリンタ10を備える商品情報処理装置1を示す斜視図である。商品情報処理装置1は、例えば、POS(Point of sales)端末である。商品情報処理装置1は、各ストアに設置され、オペレータによって操作される。商品情報処理装置1は不図示のストアサーバ(POSサーバ)とネットワークを介して接続されている。プリンタ10は商品情報処理装置1に固定或いは内蔵されている。
なお、以下の説明には、X軸、Y軸、及びZ軸から構成される直交座標系を用いる。図中、矢印の指し示す方向がプラス方向である。X軸プラス方向が左方向であり、X軸マイナス方向が右方向である。また、Y軸プラス方向が背面方向(後側)であり、Y軸マイナス方向が正面方向(前側)である。また、Z軸プラス方向が上方向であり、Z軸マイナス方向が下方向である。正面とはオペレータが位置する側のことである。図1の例であれば、正面は白抜き矢印の方向である。なお、本実施形態において、左方向は、正面を向いたとき(オペレータが向く方向とは反対方向を向いたとき)の左手方向のことであり、右方向は、正面を向いたときの右手方向のことである。図1及び図2では、右方向および左方向は、図面の左右と逆となっているので注意を要する。
図2は、商品情報処理装置1からプリンタ10を取り出したものである。プリンタ10は、レシートを発行するためのレシートプリンタである。プリンタ10は、上部に蓋19を備え、内部にロール紙PRを装着可能である。ロール紙PRは、連続紙Sが巻き回されたロール状の印字媒体である。連続紙Sは、帯状の用紙である。プリンタ10は、ロール紙PRから連続紙Sを取り出し、取引明細等の情報を印刷する。プリンタ10は、連続紙Sを排出する排出口18を備える。排出口18は、正面に向けて連続紙Sを排出するように、水平方向に開口している。なお、図1及び図2に示した外観はあくまで一例であり、様々な変形が可能である。
図3は、プリンタ10のブロック図である。プリンタ10は、通信インタフェース11と、出力部12と、制御部13と、カット部14と、プリントユニット15と、を備える。
通信インタフェース11は、商品情報処理装置1の制御装置(例えば、プロセッサ)と通信する通信インタフェースである。通信インタフェース11は、商品情報処理装置1から各種データを取得する。通信インタフェース11が商品情報処理装置1から取得するデータには、プリントユニット15が連続紙Sに印刷する情報(例えば、取引明細)が含まれる。
出力部12は、ユーザに情報を通知するための出力装置である。出力部12は、例えば、スピーカー、ブザー等の音響発生装置である。出力部12は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(Organic Electroluminescence Display)等の表示装置であってもよい。出力部12は、ユーザに対し、ロール紙PRの紙切れ、連続紙Sの搬送異常等を通知する。
制御部13は、プロセッサ等の処理装置で構成される。制御部13は、プリンタ10の各部を制御する制御装置として機能する。制御部13は、制御部13内の或いは制御部13外の記憶装置(ROM(Read Only Memory)及び/又はRAM(Random Access Memory))に格納されているプログラムに従って動作することで、プリントユニット15の印刷制御、連続紙Sの搬送制御等、種々の動作を実現する。
図4は、プリンタ10の内部構造を示す図である。プリンタ10は、ロール紙PRが着脱可能に構成されている。ロール紙PRから取り出された連続紙Sは、プリントユニット15で情報が印刷される。そして、連続紙Sは、カット部14でカットされて排出口18から排出される。
カット部14は、連続紙Sから印刷完了部分(例えば、レシートとなる部分)を切り離すためのカッターである。カット部14は、スライド式カッターであってもよいし、ローラ式カッターであってもよい。図4には、カット部14の一例として、スライド式カッターが示されている。勿論、カット部14の構成はこれに限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
プリントユニット15は、連続紙Sに取引明細等の情報を印字する部分である。図5は、プリントユニット15の斜視図である。また、図6は、図5に示すプリントユニット15のA−A’線断面である。図6では、プリントユニット15の構造を視認容易にするため、一部構成を簡略化している。
プリントユニット15は、プリンタ10の印刷を担うアッシー(ASSY)である。アッシーとは、複数のパーツが組み合わされた構成部品のことである。プリントユニット15は一体構造であり、それ単体で持ち運び可能である。プリントユニット15は、プリンタ10の製造工場で、工員によってプリンタ10に取り付けられる。プリンタ10のメンテナンスを容易にするため、プリントユニット15はプリンタ10に着脱可能であってもよい。プリントユニット15は、図5に示すように、プリントエンジン16と、ダンパー17と、を備える。
プリントエンジン16は、連続紙Sに実際に情報を印刷する部分である。ここで、プリントエンジンとは、印刷機能を持つ装置(例えば、プリンタ、商品情報処理装置)の物理的な印刷工程を担う部分のことである。電子写真方式のプリンタであれば、プリントエンジンは、例えば、像担持体(例えば、感光体ドラム)への帯電、像担持体へ光(例えば、レーザー光)の照射、像担持体へのトナーの塗布、トナーの用紙への転写、及びトナー定着などを担う部分である。また、プリントエンジンが、サーマル方式のプリンタなのであれば、プリントエンジンは、例えば、インクを用紙に転写したり、或いは、熱等で感熱紙を発色させたりする部分である。
本実施形態では、プリントエンジン16は、一例として、サーマル方式のプリントエンジンとする。プリントエンジン16は、図6に示すように、筐体161と、用紙入口162と、用紙出口163と、プリントヘッド164と、ローラ165と、を備える。
筐体161は、長方形の箱体である。筐体161の上面には、図5に示すように、取っ手161aが取り付けられている。取っ手161aは、工員、ユーザ、或いはメンテナンス要員がプリントユニット15を持ち運ぶ際に使用される。図6に示すように、筐体161の上流側(Y軸プラス方向側)の面には用紙入口162が設けられており、下流側(Y軸マイナス方向側)の面には用紙出口163が設けられている。
用紙入口162はプリントエンジン16の連続紙Sの取り込み口である。また、用紙出口163はプリントエンジン16の連続紙Sの排出口である。本実施形態では、用紙入口162及び用紙出口163は、それぞれ、筐体161に設けられた開口となっている。用紙入口162には、不図示の搬送ローラが配置されており、ユーザが連続紙Sの端部を用紙入口162に挿し込むと、プリントエンジン16は筐体161の内部に連続紙Sを引き込む。用紙入口162から筐体161の内部に入ってきた連続紙Sは、プリントヘッド164とローラ165との間を通過して用紙出口163から排出される。筐体161には、用紙ガイド171の端部を載置するための載置部161bが設けられている。載置部161bは、用紙入口162の上流に設けられた水平部分である。
筐体161の内部には、プリントヘッド164とローラ165とが配置されている。プリントヘッド164は、サーマルヘッドであり、ローラ165は、プラテンローラである。ローラ165は、連続紙Sを搬送する搬送部(搬送手段)としても機能する。筐体161の内部には、ローラ165以外の搬送手段(例えば、搬送ローラ、搬送ベルト)が配置されていてもよい。プリントエンジン16は、制御部13の制御に従ってプリントヘッド164とローラ165を動作させることにより、連続紙Sに情報を印字する。
ダンパー17は、プリントエンジン16に供給される連続紙Sの張力を調整するための機構である。ダンパー17は、プリントエンジン16の用紙入口162の上流(Y軸プラス方向)に設けられている。図7は、プリントユニット15を背面(図5に示すD1の方向)から見た図である。また、図8は、図7に示すプリントユニット15からダンパー17を取り出したものである。図7および図8では、ダンパー17の構造を視認容易にするため、一部構成を簡略化している。
ダンパー17は、図8に示すように、用紙ガイド171と、ダンパースプリング172L、172Rと、シャフト173と、フレーム174L、174Rと、を備える。
用紙ガイド171は、連続紙Sの進行をガイドする部品である。用紙ガイド171には大きな荷重が加わることがないので、必ずしも強度の高い素材(例えば、鉄、アルミ等の金属)でなくてもよい。用紙ガイド171の素材は、安価な硬質樹脂でよい。用紙ガイド171は、図5に示すように、ガイド部171aと、サイドガイド171b1、171b2と、揺動ガイド171cと、カバー171dと、を備える。
ガイド部171aは、連続紙Sを用紙入口162に導く面状の部分である。図6の例であれば、ガイド部171aは、2つの一点鎖線(P1とP2)で挟まれた部分である。本実施形態では、ガイド部171aの上面側(P1側)が連続紙Sと対向する面となる。以下の説明では、ガイド部171aの連続紙Sと対向する面を用紙対向面P1、その反対側の面を反対面P2と呼ぶ。
ガイド部171aの用紙進行方向側の端部E2は用紙入口162に位置が固定した固定端となっている。また、ガイド部171aの反対側(上流側)の端部E1はダンパースプリング172L、172Rのばね力によって揺動する揺動端となっている。ここで用紙進行方向とは、用紙対向面P1に沿った方向のうち連続紙Sが進行する方向のことである。図6の例であれば、D4の矢印の方向のことである。揺動端E1の揺動方向は、用紙進行方向D4の垂直方向、或いは用紙進行方向D4の垂直方向に対してやや傾いた方向(図6に示すD3の矢印の方向)である。なお、固定端E2は、筐体161の載置部161bに載置されているのみである。すなわち、固定端E2は、用紙入口162に対して位置が固定しているのであり、筐体161に固着されているわけではない。
ガイド部171aの用紙対向面P1には、サイドガイド171b1、171b2が設けられている。サイドガイド171b1、171b2は、図5に示すように、ガイド部171aの用紙幅方向D2の両端に設けられている。サイドガイド171b1はガイド部171aの左側端部に位置しており、サイドガイド171b2はガイド部171aの右側端部に位置している。用紙幅方向D2は、用紙対向面P1に位置する連続紙Sの幅方向となる方向である。本実施形態では、用紙幅方向D2は、X軸方向である。サイドガイド171b1、171b2は、用紙入口162に向う連続紙Sの傾きを補正する。
揺動ガイド171cは、揺動端E1の揺動方向を規制する部分である。揺動ガイド171cは、図6に示すように、ガイド部171aの反対面P2側に配置されている。揺動ガイド171cには、シャフト173の軸方向(X軸方向)から見て、揺動端E1の揺動方向D3に長手方向を有する長孔Hを有している。この長孔Hには、シャフト173が挿通されている。揺動ガイド171cは、シャフト173の干渉を受けて揺動端E1の揺動方向を図6に示すD3の方向に規制する。
用紙ガイド171には、図8に示すように、シャフト173と揺動端E1との間の隙間を覆うカバー171dが設けられている。本実施形態では、カバー171dは揺動ガイド171cの一部となっているが、必ずしも揺動ガイド171cの一部でなくてもよい。カバー171dの幅Wは、揺動端E1の幅と略同じ幅となっている。カバー171dが揺動端E1の右端から左端までを覆っているので、揺動端E1とシャフト173との間に工員等が手を挿入することは困難である。
ダンパースプリング172L、172Rは、用紙ガイド171を揺動させるためのスプリングである。本実施形態では、ダンパースプリング172L、172Rは、それぞれ、ねじりばね(トーションバーばね)となっている。勿論、ダンパースプリングは、ねじりばねに限定されず、例えば、圧縮コイルばねであってもよい。ダンパースプリング172Lのコイル部分は、プリントエンジン16の左側のフレーム174Lに固定されている。また、ダンパースプリング172Rのコイル部分は、プリントエンジン16の右側のフレーム174Rに固定されている。
ダンパースプリング172L、172Rは、それぞれ2本のアームを有している。ダンパースプリング172Lの一方のアームは、フレーム174Lの突起に固定されており、他方のアームは、揺動ガイド171cの下端と接している。同様に、ダンパースプリング172Rの一方のアームは、フレーム174Rの突起に固定されており、他方のアームは、揺動ガイド171cの下端と接している。ダンパースプリング172L、172Rは、それぞれ用紙ガイド171を上向きに付勢している。用紙ガイド171の揺動端E1は、ダンパースプリング172L、172Rのばね力によって揺動方向D3に揺動する。
シャフト173は、用紙ガイド171の揺動を規制する基軸である。シャフト173は、ガイド部171aと平行な方向かつ用紙進行方向D4と垂直な方向が軸方向となるようにプリントユニット15のフレームに固定されている。図9は、図8に示すダンパー17から用紙ガイド171を取り除いたものである。シャフト173は、プリントユニット15の左側のフレーム174Lと右側のフレーム174Rとを懸架するよう固定されている。シャフト173は、フレーム174L、174Rに対して非可動である。シャフト173は、荷重が加えられても変形しないように、剛性の高い金属、例えば、鉄やアルミで形成されている。
シャフト173は、図5及び図6に示すように、連続紙Sがガイド部171a上にないときには、用紙ガイド171の揺動端E1側の下端(図6に示すL)に位置する。下端Lは、シャフト173の軸方向(X軸方向)と平行である。工員、ユーザ、或いはメンテナンス要員は、プリントユニット15を持ち上げる際、シャフト173と用紙ガイド171の下端Lとを同時に把持できるので、プリントユニット15に大きな荷重(ストレス)が加わることがない。
また、シャフト173は、用紙ガイド171の揺動端E1の下端Lにおいて用紙ガイド171から露出している。本実施形態のプリントユニット15の場合、シャフト173の軸方向中央(図5に示すF)が用紙ガイド171から露出している。シャフト173が露出しているので、工員等は、プリントユニット15を持ち上げる際、シャフト173を把持しやすい。なお、露出部Fやその近く(例えば、カバー171d)に、シャフト173が把持されるべきところであることを知らせる旨の表示(例えば、“ここを持って持ち上げる事”)がなされていてもよい。
フレーム174L、174Rは、ダンパー17を用紙幅方向D2の両側から支えるプリントエンジン16のフレームである。フレーム174L(第1のフレーム)は、用紙ガイド171の用紙幅方向D2の一方側(左側)に位置しており、フレーム174R(第2のフレーム)は、用紙ガイド171の用紙幅方向D2の他方側(右側)に位置している。フレーム174L、174Rは、いずれも板状のフレームである。フレーム174L、174Rは、シャフト173に荷重が加わっても変形するとことなくシャフト173を支えられるように、剛性の高い金属、例えば、鉄やアルミで形成されている。
図10(A)は、図9のB−B’線断面図であり、図10(B)は、図9のC−C’線断面図である。フレーム174L、174Rは、左右対称形状となっている。フレーム174Lは、X軸マイナス方向に突出する突出部T1を有している。また、フレーム174Rは、X軸プラス方向に突出する突出部T2を有している。突出部T1には、ダンパースプリング172Lのコイル部分が固定されており、突出部T2には、ダンパースプリング172Rのコイル部分が固定されている。
フレーム174Lは、プリントエンジン16の筐体161に固定される連結部C1を有している。また、フレーム174Rは、プリントエンジン16の筐体161に固定される連結部C2を有している。フレーム174L、174Rは、連結部C1、C2を介し、平面を対向させた状態で筐体161に固定されている。
次に、このような構成を有するプリンタ10(プリントユニット15)の動作について説明する。
プリンタ10の制御部13は、商品情報処理装置1から印刷開始命令を受け取ると印刷処理を開始する。印刷処理が開始されると、プリンタ10の搬送手段(例えば、ローラ165)は連続紙Sの搬送を開始する。搬送手段は、制御部13の制御に従って、連続紙Sの搬送速度を変更する。
図11は、連続紙Sの搬送速度が遅いとき(例えば、通常印刷時、或いは、連続紙Sの搬送開始直後)のプリントユニット15の状態を示している。連続紙Sの搬送速度が遅いとき、或いはロール紙PRの径が小さいときは、ロール紙PRのイナーシャ(慣性モーメント)に対して搬送手段(例えば、ローラ165)が連続紙Sを引っ張る力はそれほど大きくない。すなわち、連続紙Sには大きな張力はかかっていない。そのため、連続紙Sが用紙ガイド171のガイド部171aを押し下げる力はそれほど大きくないので、用紙ガイド171の揺動端E1は、ダンパースプリング172L、172R(以下、単にダンパースプリング172という。)のばね力によって大きく持ち上げられた位置でつり合い、連続紙Sは、ロール紙PRのイナーシャ(慣性モーメント)に対してわずかに低い張力で搬送される。
図12は、連続紙Sの搬送速度が速いとき(例えば、高速印刷時)のプリントユニット15の状態を示している。連続紙Sの搬送速度が速いとき、或いはロール紙PRの径が大きいときは、連続紙Sはロール紙PRのイナーシャ(慣性モーメント)に対して搬送手段から強く引っ張られ、連続紙Sには大きな張力がかかる。そのため、用紙ガイド171の揺動端E1は、ダンパースプリング172のばね力に抗して大きく押し下げられた位置でつり合い、用紙ガイド171から連続紙Sに加わる張力は少なくなる。連続紙Sはロール紙PRのイナーシャ(慣性モーメント)に対してはるかに低い張力で搬送される。
このように、用紙ガイド171が揺動することにより、連続紙Sの張力が低減される。具体的には、連続紙Sに加わっている張力が小さいときは、用紙ガイド171が小さく揺動し、連続紙Sに加わっている張力が大きいときは、用紙ガイド171が大きく揺動する。これにより、連続紙Sの張力が低くなる。
本実施形態によれば、ダンパー17が、連続紙の一方の面に接して揺動するダンパーローラではなく、連続紙の一方の面に接して揺動する用紙ガイド171により構成されている。用紙ガイド171は面状のガイド部171aによって構成されており、ロール状ではない。ユーザは、用紙ガイド171が掴むところでないことが明確に認識できる。よってユーザが誤って用紙ガイド171を掴むことは少ない。結果として、ダンパー17を強度の高いものとしなくてもよくなるので、プリントユニット15のコストを低くできる。プリントユニット15を備える装置(プリンタ10及び商品情報処理装置1)のコストも低くなる。
なお、ダンパーローラが揺動機構(例えば、揺動アーム)によって揺動する従来のプリンタの場合、ユーザが誤ったところに連続紙Sをセットしてしまうことがあった。例えば、本来、連続紙Sはダンパーローラの上側を通過すべきところ、ユーザが誤って連続紙Sをダンパーローラの下側を通してしまことがあった。この場合、用紙Sの搬送異常や印刷品質の低下をもたらしていた。しかし、本実施形態のプリントユニット15の場合、揺動するのは、ダンパーローラではなく、用紙ガイド171である。用紙ガイド171は、面状のガイド部171aを有しており、連続紙Sが通過すべき場所が見た目から明確である。よって、ユーザが誤ったところに連続紙Sをセットする可能性は低い。
また、プリントユニット15は、フレーム174L、174Rに固定されたシャフト173を備えている。例えユーザがプリントユニット15を持ち運ぶ際にダンパー17を掴んだとしても、ユーザが掴む場所は、用紙ガイド171ではなくシャフト173となる。よって、ユーザがプリンタ10からプリントユニット15を取り外す際に、若しくは、プリントユニット15を持ち運ぶ際に、プリントユニット15が壊れる可能性は低い。なお、シャフト173は単にフレームに固定されているだけの非可動部材であるので、プリントユニット15のコストに与える影響は小さい。
また、プリントユニット15は、シャフト173と揺動端E1との間の隙間を覆うカバー171dを有している。ユーザは、シャフト173と揺動端E1との間の隙間に手を入れることができなくなるので、用紙ガイド171を掴むことが物理的に困難となる。従って、プリントユニット15が壊れる可能性はさらに低くなる。また、カバー171dがあることにより、ユーザが誤ってシャフト173と揺動端E1の間に連続紙Sをセットしてしまうことも少なくなる。
(実施形態2)
実施形態1では、プリンタ10は1つのロール紙PRのみ装着可能であったが、複数のロール紙を装着可能に構成されていてもよい。
図13は、実施形態2のプリンタ10を示す図である。実施形態2のプリンタ10は、複数のロール紙PR1、PR2が装着可能である。プリンタ10は、複数の排出口18A、18Bを備える。複数の排出口18A、18Bの上流には、それぞれ、カット部14A、14Bが配置されている。また、プリントユニット15は、プリントエンジン16と、複数のダンパー17A、17Bと、を備える。プリンタ10のその他の構成は、実施形態1のプリンタ10と同じである。
プリントエンジン16は、連続紙S1、S2の入口となる複数の用紙入口162A、162Bを備える。ダンパー17A、17Bは、それぞれ、用紙入口162A、162Bの上流に設けられている。ダンパー17A、17Bは、それぞれ、連続紙S1、S2いずれか1つを用紙入口162A、162Bのいずれか1つに導く面状のガイド部171aを有している。プリントエンジン16及びダンパー17A、17Bのその他の構成は、上述の実施形態で説明したプリントエンジン16及びダンパー17と同じである。
複数のロール紙を装着可能なプリンタは、ユーザにとって連続紙をセットする位置が分かり難い。特に、連続紙の張力を調整する機構がダンパーローラの場合、プリントエンジン上流に複数のローラが位置することになるので、ユーザはどこに連続紙を通せばよいか分かり難い。しかし、本実施形態のプリンタは、連続紙の張力を調整する機構が面状のガイド部171aとなっている。連続紙S1、S2をセットする場所が見た目から明確であるので、ユーザが誤ったところに連続紙S1、S2をセットする可能性は低い。
上述の各実施形態はそれぞれ一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
例えば、実施形態1、2では、プリントエンジン16は筐体161を有するものとしたが、プリントエンジン16は筐体161を有していなくてもよい。プリントエンジン16は枠状フレームで囲まれただけであってもよいし、板状フレームで左右が挟まれただけであってもよい。
また、実施形態1、2では、プリントエンジン16の用紙入口162、162A、162Bは、筐体161に形成された開口であるものとしたが、用紙入口162、162A、162Bは筐体161に形成された開口でなくてもよい。例えば、用紙入口162、162A、162Bは、プリントヘッド164とローラ165の上流に設けられた搬送手段(例えば、搬送ベルト、搬送ローラ)の設置位置であってもよい。このとき、用紙入口162、162A、162Bは、搬送ローラと搬送ローラで挟まれた部分であってもよいし、搬送ベルトと搬送ローラで挟まれた部分であってもよい。また、用紙入口、162A、162Bは、単に、連続紙Sの搬送経路のうちの、プリントエンジン16の内部と外部の境界であってもよい。
また、実施形態1、2では、ガイド部171aの固定端E2は用紙入口、162A、162Bに載置されていたが、固定端E2の位置を用紙入口162、162A、162Bに固定する方法は載置に限られない。例えば、固定端E2は用紙入口162、162A、162B上流の筐体161部分に回動可能(例えば、ヒンジの連結部状)に固定されていてもよい。勿論、固定端E2の位置が用紙入口162、162A、162Bに対して固定されるのであれば、その配置方法は任意である。
また、実施形態1、2では、シャフト173及びフレーム174L、174Rは金属製であるものとしたが、シャフト173及びフレーム174L、174Rは金属製でなくてもよい。シャフト173及びフレーム174L、174Rは硬質樹脂で構成されていてもよい。
また、実施形態1、2では、用紙ガイド171、171A、171Bは硬質樹脂で構成されるものとしたが、用紙ガイド171、171A、171Bの素材は必ずしも硬質樹脂でなくてもよい。用紙ガイド171は、鉄、アルミ等の金属で構成されていてもよい。
また、実施形態1、2では、カバー171dは用紙ガイド171、171A、171Bの一部であるものとしたが、カバー171dは用紙ガイド171、171A、171Bとは別体であってもよい。例えば、カバー171dは、用紙ガイド171、171A、171Bとは別に、シャフト173に固定された板状体であってもよい。
また、実施形態1、2では、長孔Hは揺動方向D3に直線状に延びていたが、長孔Hは必ずしも直線状でなくてもよい。例えば、長孔Hは円弧状に緩やかに湾曲していてもよい。このとき、揺動端E1の揺動方向D3も長孔Hに沿って湾曲していてもよい。
また、実施形態1、2では、プリントエンジン16はサーマル方式のプリントエンジンであるものとしたが、プリントエンジン16はサーマル方式のプリントエンジンに限定されない。例えば、プリントエンジン16は、ドットインパクト方式、インクジェット方式、或いは電子写真方式のプリントエンジンであってもよい。
また、実施形態1、2では、プリンタ10は商品情報処理装置1に固定或いは内蔵されるものとしたが、プリンタ10は商品情報処理装置1に外付できるよう構成されていてもよい。例えば、プリンタ10はUSB(Universal Serial Bus)等の接続インタフェースを備え、USBケーブル等の通信ケーブルで商品情報処理装置1に接続できるよう構成されていてもよい。
また、プリンタ10は、ユーザインタフェースを備え、商品情報処理装置1から独立して単体動作できるよう構成されていてもよい。また、プリンタ10は、パーソナルコンピュータに接続され、パーソナルコンピュータの指示に基づいて動作するよう構成されていてもよい。また、上述の実施形態では、プリンタ10は出力部12を備えるものとしたが、プリンタ10は出力部12を備えていなくてもよい。
また、実施形態1、2では、商品情報処理装置1は、POS端末であるものとしたが、商品情報処理装置1はPOS端末に限定されない。例えば、商品情報処理装置1は、ネットワーク接続機能を持たない単体動作型のキャッシュレジスターであってもよい。
また、実施形態1、2では、プリンタ10はPOS端末或いは単体動作型のキャッシュレジスターに設置されるものとしたが、プリンタ10が設置される装置はこれらに限定されない。例えば、プリンタ10が設置される装置は、金融情報処理装置であってもよい。金融情報処理装置は、銀行のATM(Automated Teller Machine)であってもよい。この場合、商品情報処理装置1は金融情報処理装置1と言い換えることができる。勿論、プリンタ10が設置される装置は、商品情報処理装置および金融情報処理装置、以外の装置であってもよい。
また、実施形態1、2では、商品情報処理装置1或いは金融情報処理装置1は、プリンタ10が固定或いは内蔵されるものとした。しかし、商品情報処理装置1或いは金融情報処理装置1は、プリンタ10を介することなく、直接、連続紙Sに印刷できるよう構成されていてもよい。例えば、商品情報処理装置1或いは金融情報処理装置1は、通信インタフェース11と、出力部12と、制御部13と、カット部14と、プリントユニット15と、を備えていてもよい。制御部13は商品情報処理装置1或いは金融情報処理装置1の各部を制御する制御装置(例えば、プロセッサ)と共通であってもよい。商品情報処理装置1或いは金融情報処理装置1をプリンタ10そのものとみなすことも可能である。
また、実施形態1、2では、プリンタ10はレシートプリンタであるものとして説明したが、プリンタ10はレシートプリンタに限定されない。例えば、プリンタ10はラベルプリンタであってもよい。このとき、プリンタ10に格納されるロール紙PR1は、ラベル台紙が巻き回された、ラベル用のロール紙であってもよい。ラベル台紙も連続紙の一種である。
なお、プリンタ10は、ジャーナルプリンタ、ラベルプリンタ以外のプリンタであってもよい。例えば、プリンタ10は、レシートや銀行のステートメントに印刷を行うプリンタであってもよいし、ジャーナル情報を印刷するジャーナルプリンタであってもよい。プリンタ10が用紙Sに印刷する情報は取引情報に限定されず、他の情報であってもよい。
また、連続紙Sは、ロール紙から取り出された用紙に限定されない。連続紙Sは、例えば、折り畳み連続紙であってもよい。
また実施形態2では、プリンタ10に2つのロール紙が装着可能であるものとしたが、プリンタ10は、2つより多くのロール紙が装着可能であってもよい。このとき、プリントエンジン16は、2つより多くの用紙入口を有していてもよい。そして、それら用紙入口にそれぞれダンパー17A、17Bが配置されていてもよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
上述の実施形態は以下の付記のようにも記載され得る。もちろん、上述の実施形態は、以下の付記のみに限定されるものではない。
(付記1)
印刷機能を備える装置に装着されるプリントユニットであって、
連続紙に印刷を行うプリントエンジンと、
前記プリントエンジンの用紙入口の上流に設けられ、前記プリントエンジンに供給される前記連続紙の張力を調整するダンパーと、を備え、
前記ダンパーは、前記連続紙を前記用紙入口に導く面状のガイド部を有する用紙ガイドを備え、
前記ガイド部の用紙進行方向側の端部は前記用紙入口に位置が固定した固定端となっており、反対側の端部はダンパースプリングのばね力によって揺動する揺動端となっている、
プリントユニット。
(付記2)
前記ダンパーは、前記ガイド部と平行な方向かつ前記用紙進行方向と垂直な方向が軸方向となるように前記プリントユニットのフレームに固定されたシャフトを備え、
前記用紙ガイドは、前記シャフトの干渉を受けて前記揺動端の揺動方向を規制する揺動ガイドを備える、
付記1に記載のプリントユニット。
(付記3)
前記揺動ガイドは、前記シャフトの軸方向から見て、前記揺動端の揺動方向に長手方向を有する長孔を有している、
付記2に記載のプリントユニット。
(付記4)
前記揺動ガイドは、前記ガイド部の用紙対向面の反対面側に配置されており、
前記シャフトは、前記ガイド部の前記反対面側に位置しており、前記揺動ガイドの前記長孔に挿通されている、
付記3に記載のプリントユニット。
(付記5)
前記用紙ガイドの用紙幅方向の一方に位置する第1のフレームと、
前記用紙ガイドの用紙幅方向の他方に位置する第2のフレームと、を備え、
前記シャフトは、前記第1のフレームと前記第2のフレームとを懸架するよう固定されている、
付記2乃至4のいずれか1つに記載のプリントユニット。
(付記6)
前記シャフトと前記揺動端との間の隙間を覆うカバーを備える、
付記2乃至5のいずれか1つに記載のプリントユニット。
(付記7)
前記カバーは、前記用紙ガイドに形成されている、
付記6に記載のプリントユニット。
(付記8)
前記ガイド部の用紙幅方向の両端には、前記連続紙の傾きを補正するサイドガイドが設けられている、
付記1乃至7のいずれか1つに記載のプリントユニット。
(付記9)
前記ダンパーは、前記ガイド部と平行な方向かつ前記用紙進行方向と垂直な方向が軸方向となるように前記プリントユニットのフレームに固定されたシャフトを備え、
前記シャフトは、前記連続紙が前記ガイド部の上にないときには、前記用紙ガイドの前記揺動端側の下端に位置する、
付記1乃至8のいずれか1つに記載のプリントユニット。
(付記10)
前記ダンパーは、前記ガイド部と平行な方向かつ前記用紙進行方向と垂直な方向が軸方向となるように前記プリントユニットのフレームに固定されたシャフトを備え、
前記シャフトは、前記連続紙が前記ガイド部の上にないときには、前記用紙ガイドの前記揺動端側の下端に位置するとともに、前記用紙ガイドの前記揺動端側の下端において前記用紙ガイドから露出している、
付記1乃至8のいずれか1つに記載のプリントユニット。
(付記11)
印刷機能を備える装置に装着されるプリントユニットであって、
連続紙の入口となる用紙入口を複数備え、複数の連続紙に印刷可能なプリントエンジンと、
前記複数の用紙入口の上流にそれぞれ設けられ、前記プリントエンジンに供給される前記連続紙の張力を調整する複数のダンパーと、を備え、
前記複数のダンパーは、それぞれ、前記複数の連続紙いずれか1つを前記複数の用紙入口のいずれか1つに導く面状のガイド部を有する用紙ガイドを備え、
前記ガイド部の用紙進行方向側の端部は前記用紙入口に位置が固定した固定端となっており、反対側の端部はダンパースプリングのばね力によって揺動する揺動端となっている、
プリントユニット。
(付記12)
付記1乃至11のいずれか1つに記載のプリントユニットを備える、
プリンタ。
(付記13)
付記1乃至11のいずれか1つに記載のプリントユニットを備える、
商品情報処理装置。
(付記14)
付記1乃至11のいずれか1つに記載のプリントユニットを備える、
金融情報処理装置。
1…商品情報処理装置(金融情報処理装置)
10…プリンタ
11…通信インタフェース
12…出力部
13…制御部
14、14A、14B…カット部
15…プリントユニット
16…プリントエンジン
161…筐体
161a…取っ手
161b…載置部
162、162A、162B…用紙入口
163…用紙出口
164…プリントヘッド
165…ローラ
17、17A、17B…ダンパー
171…用紙ガイド
171a…ガイド部
171b1、171b2…サイドガイド
171c…揺動ガイド
171d…カバー
172、172L、172R…ダンパースプリング
173…シャフト
174L、174R…フレーム
18、18A、18B…排出口
19…蓋
D2…用紙幅方向
D3…揺動方向
D4…用紙進行方向
E1…揺動端
E2…固定端
P1…用紙対向面
P2…反対面
PR…ロール紙
S…連続紙

Claims (4)

  1. 印刷機能を備える装置に装着されるプリントユニットであって、
    連続紙に印刷を行うプリントエンジンと、
    前記プリントエンジンの用紙入口の上流に設けられ、前記プリントエンジンに供給される前記連続紙の張力を調整するダンパーと、を備え、
    前記ダンパーは、
    前記連続紙を前記用紙入口に導く面状のガイド部を有する用紙ガイドと、
    前記ガイド部と平行な方向かつ用紙進行方向と垂直な方向が軸方向となるように前記プリントユニットのフレームに固定されたシャフトと、を備え、
    前記ガイド部の前記用紙進行方向側の端部は前記用紙入口に位置が固定した固定端となり、反対側の端部はダンパースプリングのばね力によって揺動する揺動端となっており
    前記用紙ガイドは、
    前記シャフトの干渉を受けて前記揺動端の揺動方向を規制する揺動ガイドを備える、
    プリントユニット。
  2. 前記揺動ガイドは、前記シャフトの軸方向から見て、前記揺動端の揺動方向に長手方向を有する長孔を有しており、
    前記揺動ガイドは、前記ガイド部の用紙対向面の反対面側に配置されており、
    前記シャフトは、前記ガイド部の前記反対面側に位置しており、前記揺動ガイドの前記長孔に挿通されている、
    請求項に記載のプリントユニット。
  3. 前記シャフトと前記揺動端との間の隙間を覆うカバーを備える、
    請求項又はに記載のプリントユニット。
  4. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のプリントユニットを備える、
    プリンタ。
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