JP6845376B2 - 一列に吊るして搬送する鳥肉の脚を持ち上げるように設計した持ち上げ装置 - Google Patents

一列に吊るして搬送する鳥肉の脚を持ち上げるように設計した持ち上げ装置 Download PDF

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Description

本発明は、一列に懸架して搬送する鳥肉の脚を持ち上げるように構成した持ち上げ装置に関し、持ち上げ装置は、直線搬送線において搬送方向で搬送要素に沿って移動可能な鳥肉運搬器を有する搬送デバイスであって、各鳥肉運搬器は、搬送要素から懸架した運搬器懸架部品、及び足引っ掛けデバイスが上に形成される足運搬部品を有し、足引っ掛けデバイスには、鳥肉の脚の足首の球関節により少なくとも1本の鳥肉の脚を懸架し、懸架した状態で搬送することができる、搬送デバイス、並びに鳥肉の脚位置決めデバイスを有する鳥肉の脚持ち上げデバイスであって、鳥肉の脚位置決めデバイスは、鳥肉の脚持ち上げ進路と関連付けた少なくとも1つの位置決め要素を有し、少なくとも1つの位置決め要素は、足引っ掛けデバイスの外側で、鳥肉運搬器の重量を軽減すると共に、搬送する鳥肉の脚と係合し、これにより、搬送する鳥肉の脚、したがって、鳥肉の脚の足首の球関節を鳥肉の脚搬送進路内で持ち上げ、足首の球関節持ち上げ位置に至らせる、したがって、持ち上げることができる。
汎用型持ち上げ装置は、WO2015/117668A1から公知である。側方又は軸方向に搬送される鳥肉のそれぞれの脚は、懸架開始位置から基準位置に持ち上げられ、基準位置において、脚は更に搬送される、特に、脚保持・案内デバイス内で処理される。鳥肉の脚を基準位置に持ち上げることは、鳥肉の脚持ち上げデバイスの位置決め要素が鳥肉の脚を係合するという点で行われ、基準位置において、鳥肉の脚を、膝関節の位置で脚保持・案内デバイスの保持・案内間隙に挿通するようにする。そのような持ち上げ装置の詳細は、参照を行うWO2015/117668A1で見いだされる。鳥肉の脚を持ち上げる際、鳥肉の脚の足首の球関節も持ち上げることが重要である。鳥肉の脚が持ち上げられない限り、足首の球関節は、足引っ掛けデバイス、例えば、鳥肉運搬器のU字形運搬器吊り具内に垂直懸架位置で懸架される。この場合、足引っ掛けデバイスは、鳥肉の脚の全重量を支持する。しかし、鳥肉の脚を持ち上げた場合、この荷重は、鳥肉の脚持ち上げデバイスの位置決め要素に伝達され、鳥肉の脚を鳥肉の脚持ち上げデバイス内に更に搬送すると、荷重は、脚保持・案内デバイスに伝達される。WO2015/117668A1に詳細に説明されるように、足引っ掛けデバイス内で担う荷重を伝達する際、足首の球関節は、上方に移動可能でなければならない、特に、足首の球関節は、運搬器吊り具内で摺動式に上方に曲げることができなければならない。実際には、この足首の球関節の上方への曲げ運動は、邪魔される又は更には妨害されることがある。このことは、搬送デバイスが、本質的に、足首の球関節を可能な限り留めずに受け取るように設計した、均一な又は規格化された足引っ掛けデバイスを備えるため、並びに足首の球関節のサイズ及び/又は形状は、わずかな解剖学的構造の差のために様々であるためであり、この結果、一部の足首の球関節は、足引っ掛けデバイス内に詰まることになる。この場合、影響を受けた鳥肉の脚の足首の球関節は、十分に自由に持ち上げることができず、このため、特に持ち上げる際、位置決めが不正確であり、特に作業が中断され、したがって、可能性としては鳥肉の脚持ち上げデバイスが破損することがある。
WO2015/117668A1
本発明の基礎をなす目的は、鳥肉の脚持ち上げ進路内で搬送する鳥肉の脚を持ち上げる際、及び必要な場合、持ち上げ位置を維持する際にも、搬送中に鳥肉運搬器内で懸架される鳥肉の脚の足首の球関節に対し、十分に自由で円滑な垂直可動性を保証し、不正確な位置決め及び破損を回避することである。
上記で述べた持ち上げ装置の特徴に関連して、この目的は、鳥肉の脚持ち上げデバイスの領域内に配置した鳥肉運搬器及び運搬器案内デバイスを備える運搬器持ち上げデバイスによって達成され、各鳥肉運搬器は、運搬器懸架部品上で足運搬部品を自由に垂直に移動可能に支持し、固定した下側懸架高さと、下側懸架高さの上にある懸架高さとの間を垂直に調節し、運搬器案内デバイスは、鳥肉の脚持ち上げデバイスの領域内に配置した、鳥肉の脚持ち上げ進路の少なくとも一部分に関連付けた案内進路を有する動的に移動可能な持ち上げ案内部材、及び持ち上げ案内部材を支持する案内軸受デバイスを有し、鳥肉の脚の持ち上げにより影響を受ける鳥肉運搬器の重量を軽減すると共に、持ち上げ案内部材を上下させることによって動的に垂直に移動可能であるようにし、持ち上げ案内部材は、足運搬部品と係合するように構成し、各足引っ掛けデバイスが、足運搬部品により案内進路に沿って懸架高さまで持ち上げられるようにし、懸架高さは、鳥肉の脚持ち上げデバイス内で持ち上げる足首の球関節位置と対応する。
本発明による方策により、荷重が鳥肉運搬器から、鳥肉の脚持ち上げデバイスの位置決め要素及び/又は案内要素等の運搬部品に伝達される際、足首の球関節は、鳥肉の脚を持ち上げる間及び/又は持ち上げ位置において、鳥肉運搬器の足運搬部品と共に、十分に自由に、更には特に円滑に上方に移動可能又は曲げることができる。足首の球関節を足引っ掛けデバイス内に固定した際又は留めた際に搬送が妨げられないこと、及び特に、処理が定性的に損なわれないことも保証される。特定の方策は、持ち上げ案内部材を動的に組み付けることにより、持ち上げ案内部材の案内進路と、鳥肉の脚持ち上げ進路の少なくとも一部分を関連付けると、上述の荷重の伝達を使用して、足運搬部品を足引っ掛けデバイスの懸架高さまで案内し、持ち上げることを促進、支援、したがって、円滑にすることにあり、この懸架高さは、足首の球関節持ち上げ位置と対応し、特に、鳥肉の脚持ち上げ進路における連続的な、鳥肉運搬器内での1本又は2本の鳥肉の脚の持ち上げ状態に応じてもたらされる。重量を軽減するか又は中立にすることにより達成される動的な案内運動は、持ち上げ案内部材を上下させるという自由度と共に、大腿部又は下腿部の長さに解剖学的構造上のばらつき及び/又は差がある場合でさえ、持ち上げるか又は位置決めすべき、連続する鳥肉の脚の懸架高さを適合させる。
有利には、足運搬部品は、滑り軸受により、直線での垂直調節が嵌め込み式に構成されるように運搬器懸架部品上に組み付けられる。したがって、案内部材に続く運搬器運搬部品の垂直調節は、枢動運動を伴わずに構成される。
動的に移動可能な持ち上げ案内部材の案内進路は、有利には、案内長さを有し、案内長さは、多くとも、2つの連続する鳥肉運搬器の間の搬送距離に等しく、搬送距離は、鳥肉運搬器の搬送位置で終端し、鳥肉運搬器の搬送位置において、規定した足首の球関節持ち上げ位置が鳥肉の脚持ち上げ進路の端部で達成される。連続する脚持ち上げ部品の相互に独立した持ち上げのみならず、規定した点における足首の球関節の特に正確な持ち上げが達成され、この規定した点は、特に、基準持ち上げ位置として、脚保持・案内デバイスによる鳥肉の脚の更なる搬送及び処理のために使用することができる。
動的に組み付けた持ち上げ案内部材の案内進路を、鳥肉の脚持ち上げ進路に最適に適合させることは、持ち上げ案内部材が、上りになっている上昇案内部分及び後続の水平案内部分によって形成される点で構成することができ、上昇案内部分は、水平案内部分と比較して、わずかな案内長さを有し、この案内長さは、有利には、鳥肉の脚持ち上げデバイスの鳥肉の脚持ち上げ進路の進入領域のみと関連付けられる。上昇案内部分及び水平案内部分は、有利には、一体案内体の一部として永続的に一緒に接続される。特に、持ち上げ案内部材を同時に上げ下げし、最下持ち上げ位置に至らせることを達成することができる。特に、この動的持ち上げ案内部材の構成のため、案内軸受デバイスは、動的持ち上げ部材が垂直に、直線搬送線に対して平行に移動可能であるように構成される。
持ち上げ案内部材の最大持ち上げ高さは、特に、鳥肉の脚持ち上げ進路の端部において、基準高さ位置の上の足首の球関節が占領し得る領域を考慮することにより、運搬器案内デバイス上の関連する高さ停止部によってもたらすことができる。
有利には、案内軸受デバイスは、調節可能な反力又は復元力に反して持ち上げ案内部材を動的に支持し、反力又は復元力は、持ち上げるべき足運搬部品が持ち上げ案内部材と係合すると、持ち上げ案内部材に加えられる重量の力を相殺する。例えば、レバーに沿って変位可能な釣り合い錘により調節可能である、調節可能な反力/復元力により、持ち上げ案内部材の上げ下げを、鳥肉の脚の重量範囲又は重量群に特に単純に、目的をもって効果的に適合することができ、解剖学的構造の差に合わせることもできる。更に、重量を軽減することによって決定される持ち上げ案内は、例えば、鳥肉の脚持ち上げ進路内の鳥肉の脚位置決めデバイスに従って、特に、連続する1本の鳥肉の脚又は一対の鳥肉の脚の持ち上げの様式に適合させることができる。例えば、屈曲作業への適合が行われ、屈曲作業により、鳥肉の脚が位置決めされ、持ち上げられる。特に、異なる屈曲作業は、一方で、鳥肉の脚を側方に搬送することにある。WO2015/117668A1に詳細に記載されているように、側方搬送は、搬送中、鳥肉の脚の側方の一方が先頭又は前側であることが規定される。もう一方で、鳥肉の脚は、例えば、膝蓋骨を先頭にして軸方向に搬送することができる。軸方向搬送とは、鳥肉の脚を、膝蓋骨又は膝窩が先頭若しくは前側に位置する脚の軸側で搬送することを意味すると理解されたい。
反力/復元力の調節は、持ち上げ案内部材が、足運搬部品が動的持ち上げ案内部材と係合する運搬器挿入位置において、下側案内位置に移動可能であることにあり、下側案内位置は、動的持ち上げ案内部材に、反力/復元力よりも大きい重量の力が加えられた時に確立される。鳥肉の脚の重量範囲、サイズ若しくは解剖学的構造上のばらつき、及び/又は様々な屈曲作業により影響を受ける重量に適合させるため、持ち上げ案内部材は、足運搬部品が持ち上げ案内部材と係合する運搬器挿入位置において、復元力の調節により、浮動領域を有する所望の持ち上げ浮動案内位置に設定可能であることが特に有利であり、この浮動位置は、持ち上げ案内部材に、復元力によって平衡を保たれる重量の力が加えられた時に確立される。重量を加えることと、重量を軽減することとの相互作用は、必要な場合、持ち上げ案内部材が、足運搬部品と第1の係合にある際、又はその後、持ち上げ案内進路を通過する際、浮動案内位置に移動するように調節することができ、浮動案内位置では、足運搬部品に作用する重量の平衡が合っている。第1の持ち上げに関し、持ち上げ案内部材は、上りになっている部分を伴って、進入側上に形成することができる。浮動領域とは、中立浮動案内位置周囲の高さ領域を意味すると理解されたい。
運搬器案内デバイスの好ましい構成では、案内軸受デバイスは、両側レバーを有する少なくとも1つの持ち上げ枢動軸受デバイスを有し、両側レバーは、2つの側方レバーによって決定され、特に直線搬送線に平行である軸受枢動軸回りに枢動可能であり、第1の側方レバーは、動的持ち上げ案内部材を支持し、第2の側方レバーは、復元力をもたらす釣り合い錘を支持する。
有利には、各鳥肉運搬器上に、制御可能な阻止要素を配置し、阻止要素は、好ましくは、運搬器懸架部品と足運搬部品との間の垂直調節を自動的に妨げ、持ち上げ装置の運搬器案内デバイスは、係止解除制御部材を有し、係止解除制御部材は、鳥肉の脚を運搬器持ち上げデバイスに挿入する位置より前の搬送位置において、阻止要素と係合させることができ、運搬器懸架部品と足運搬部品との間の垂直調節を可能にするようにする。
いくつかの鳥肉運搬器の足引っ掛けデバイスは、例えば、少なくとも1つの吊り具によって、鳥肉の脚を持ち上げる際、吊り具内で少なくともいくつかの足首の球関節の自由な持ち上げを可能にするように構成することができる。一方で、特に、足引っ掛けデバイス内に全ての足首の球関節を固定する、即ち、不動にする足引っ掛けデバイスを提供することができる。
便宜的に、上述の側方搬送のための足引っ掛けデバイスは、一羽の鳥の鳥肉の2本の、左右の脚を懸架するように設計され、これらの脚は、互いに離され、特に対であり、前後に搬送される。上述の軸方向搬送に関し、足引っ掛けデバイスは、互いに離して、並べて搬送される鳥肉の2本の脚を懸架するように設計される。
便宜的に、鳥肉の脚持ち上げデバイスは、少なくとも1つの位置決め要素を有する脚屈曲デバイスを有し、少なくとも1つの位置決め要素は、それぞれ搬送される鳥肉の脚を膝関節で屈曲し、足首の球関節を、好ましくは、規定した足首の球関節持ち上げ位置に持ち上げる。一構成では、鳥肉の脚持ち上げデバイスの少なくとも1つの搬送部分は、脚保持・案内デバイスによって形成され、脚保持・案内デバイスは、少なくとも1つの位置決め要素を有し、基準搬送進路において鳥肉運搬器により搬送される鳥肉の脚、特に、既に実質的に持ち上げられている鳥肉の脚を、足首の球関節を持ち上げた状態で保持、案内する。足運搬部品が動的持ち上げ案内部材ともはや係合していないという条件で、特定の足首の球関節持ち上げ位置に到達するとすぐに、鳥肉の脚は、鳥肉の脚持ち上げデバイスによってもはや持ち上げられず、持ち上げ位置で保持されず、鳥肉運搬器の足運搬部品への荷重伝達を行うことができる。次に、鳥肉の脚は、垂直懸架位置に搬送される、即ち、足運搬部品は、持ち上げられない。
便宜的に、WO2015/117668A1において既に述べ、詳細に説明したように、鳥肉の脚持ち上げデバイスが、脚保持・案内デバイスを備えることを規定し、脚保持・案内デバイスは、基準搬送進路内で、足首の球関節を持ち上げた状態で、規定の位置に持ち上げられ、鳥肉運搬器により搬送される鳥肉の脚を保持、案内する。有利には、脚保持・案内デバイスは、保持・案内間隙を有し、保持・案内間隙内に鳥肉の脚を膝関節により垂直の向きで懸架することができる。この構成は、足首の球関節がこれにより下側位置から上側位置に持ち上げられるようなものとすることができる。特に、側方搬送の場合、案内基準縁部が、保持・案内間隙に先行し、案内基準縁部は、規定した持ち上げ位置に鳥肉の脚を保持し、任意選択で鳥肉の脚を更に持ち上げる。脚保持・案内デバイスを有する鳥肉の脚持ち上げデバイスは、持ち上げ案内部材の案内進路が、基準搬送進路の始点の位置と関連付けた鳥肉運搬器の搬送位置で終端し、足運搬部品が、運搬器懸架部品上に組み付けられ、足運搬部品が、基準搬送進路に沿って自由に垂直に移動可能であるように構成することができる。足運搬部品は、持ち上げ案内部材を離れると、次に、足引っ掛けデバイス内に留められる足首の球関節上で支持される。これにより、所望の高さでの鳥肉の脚の案内は、脚保持・案内デバイスにより行われる。特に、鳥肉の脚を側方に搬送する場合の下腿部、及び軸方向に搬送する場合の大腿部は、規定された高さで案内され、1つ又は複数の処理ステーションで正確に処理し、肉を取り外すことができる。足首の球関節は、上述の案内基準縁部又は保持案内間隙に沿って搬送する間、特に、下腿部の様々な長さに応じて、脚保持・案内デバイス内で持ち上げることができる。
本発明による運搬器案内デバイスは、持ち上げ案内部材の搬送進路が、脚保持・案内デバイスの少なくとも一部分、好ましくは開始位置を少なくとも部分的に覆うように構成することができる。
構造の観点から特に有利である構成において、持ち上げ案内部材は、一対の持ち上げ案内棒によって形成し、持ち上げ案内棒は、垂直搬送中央平面に対して対称に形成、組み付け、各鳥肉運搬器の足運搬部品は、搬送線に直交して向けた運搬器案内要素、例えば、運搬器案内ウェブを有し、運搬器案内要素は、一対の持ち上げ案内棒に取り付けて持ち上げ案内部材と係合することができる。
従属請求項は、上述の本発明の実施形態及び他の便宜的で有利な実施形態を対象とする。特に便宜的で有利な形態及び実施形態の可能性のみ、概略図で示す例示的な実施形態に関する以下の記載を参照してより詳細に説明する。例示的な実施形態内で説明するあらゆる単一の特徴又は詳細な特徴は、本発明の範囲内にあるが説明されていないか若しくは完全に説明されていない他の実施形態又は形態に対し、独立した詳細な例であると理解されたい。特に、一般的な特徴を示しており、特徴は、組合せ又は例示的な実施形態の他の特徴から分離されている場合でさえ、本発明の一般的な教示に対する、本発明による、特に主要請求項による成功に寄与すると理解されたい。
本発明による、鳥肉の脚持ち上げ進路における位置において、及び基準搬送進路における持ち上げ処理位置において、側方に搬送される鳥肉の脚を持ち上げる持ち上げ装置の長手方向の図である。 本発明による持ち上げ装置の運搬器案内デバイスの不等角投影図である。 図1に対応する、本発明による持ち上げ装置の長手方向の図であり、鳥肉の脚は軸方向に搬送される。
図1からわかるように、本発明による持ち上げ装置1は、鳥肉の脚を持ち上げるデバイス12、及び更には運搬器案内デバイス132を有する運搬器持ち上げデバイス13を備え、運搬器案内デバイス132は、鳥肉の脚持ち上げデバイス12の合計搬送進路の一部分によって画定される鳥肉の脚持ち上げ進路hと関連付けられ、鳥肉の脚持ち上げ進路hを通過する鳥肉の脚9の持ち上げと協働するように構成される。
持ち上げ装置1及び持ち上げ装置1のデバイスの重要な部分が図で明確に見えるように、部材、ユニット、構成要素全般が上に組み付けられ一緒に接続される支持体、枠及び接続部品、並びにデバイス、駆動要素及び同様の要素は、図示しないか又は詳細に図示しない。
持ち上げ装置1は、搬送デバイス11を備え、搬送デバイス11は、直線搬送線10に沿って一列の鳥肉運搬器131を有し、鳥肉運搬器131は、均一な高さで全体的に等間隔Aで搬送要素111から懸架され、例えば搬送鎖112により搬送方向Fで搬送される。この搬送デバイス11は、典型的なオーバーヘッド・コンベアであり、鳥肉運搬器131は、環状に搬送される。
各鳥肉運搬器131は、足引っ掛けデバイス31を有し、足引っ掛けデバイス31は、足運搬部品3上に設けられ、搬送方向Fで互いに対で隣接するU字形吊り具311により形成され、これにより、鳥肉の脚9を足首の球関節911で各吊り具311に懸架し、側方に搬送する、即ち、前脚側と後脚側との間の2つの側方脚側の一方を先頭にする状態で搬送することができる。図1では、いずれの場合にも、、吊り具対のうち先頭の運搬吊り具311のみに鳥肉の左脚が設けられる。もう一方の運搬吊り具311には、通常、一羽の鳥からのもう一方の、鳥肉の右脚が設けられる。各鳥肉の脚9は、屠殺した一羽の鳥から完全に分離されている一部である。
文献WO2015/117668A1から公知であり、参照を行う、鳥肉の脚持ち上げデバイス12は、進入側、即ち上流に、脚屈曲デバイス7を備え、脚屈曲デバイスの後、下流に脚保持・案内デバイス14を備える。脚屈曲デバイス7は、鳥肉の脚位置決めデバイス70の一部である。例示的な実施形態では、鳥肉の脚位置決めデバイスは、搬送方向Fで延在する静置位置決め要素71から74、及び更には同時進行位置決め要素75を有する。同時進行位置決め要素75はそれぞれ、搬送される鳥肉の脚9と関連付けられ、鳥肉の脚9と共に同時に進行する。上流に配置した位置決め要素72は、鳥肉の脚持ち上げ進路hと共に進行する案内経路であり、それぞれの同時進行位置決め要素75は、鳥肉の脚持ち上げ進路hで持ち上げられ、側方に搬送される鳥肉の脚9の前側の大腿部に接して、持ち上げアーム750と当接する。これにより、鳥肉の脚9は、静置位置決め要素71、72と連携して、位置決め要素74の始点において、膝関節の領域で屈曲される。鳥肉の脚9を屈曲する過程において、鳥肉の脚は持ち上げられ、これにより、膝窩部は、搬送方向Fで延在する案内基準縁部を有する位置決め要素74に接して、規定された持ち上げ上側位置に移動し、搬送方向Fにおいて、鳥肉の脚9は、垂直基準位置に移動する。
例示的な実施形態では、案内基準縁部は、鳥肉の脚9が垂直基準位置に向かう搬送位置Rで、脚保持・案内デバイス14の保持・案内間隙141に合流する。案内基準縁部は、鳥肉の脚9を、その上側位置で膝関節93のレベルで保持・案内間隙141に挿入し、これにより、鳥肉の脚9は膝関節で懸架され、保持・案内間隙141内に垂直に配置され、鳥肉の脚の下腿部は、図1に示すように上方に突出する。鳥肉の脚9を保持・案内間隙141内で懸架することにより、鳥肉の脚の後側の膝関節93は、保持・案内間隙141に沿った任意の点で基準位置に位置する。図1からわかるように、鳥肉の脚9は、基準位置で処理することができる。脚保持・案内デバイス14は、鳥肉の脚9を処理する処理デバイスとして構成される。進入側に配置された前側切断ステーション142は、円形ナイフの形態の切断手段145を有し、切断手段145は、保持・案内間隙141の上に配置される。後続の後側切断ステーション143は、円形ナイフによって形成した切断手段146を有し、切断手段146は、保持・案内間隙141の上で作動する。
脚屈曲デバイス7における鳥肉の脚持ち上げ進路hに沿い、鳥肉の脚9が隆起した基準位置に向かう基準搬送進路rに沿って、鳥肉の脚9全体を連続的に持ち上げる間、鳥肉の脚9は、足首の球関節911も鳥肉の脚9と共に持ち上げられるように向けられるか、又は持ち上げる間、及び次の、特に処理のための持ち上げ状態において、規定した鳥肉の脚9の垂直向きを保証するために持ち上げ位置になければならない。この目的で、運搬器案内デバイス132を有する運搬器持ち上げデバイス13を本発明に従って配置、構成する。鳥肉の脚持ち上げデバイス12に到達する前、持ち上げられていない鳥肉の脚9は、上流に搬送される限り、全重量が鳥肉運搬器131のみによって支えられており、これにより、足首の球関節911は、多くの場合、足引っ掛けデバイス31内に、例では運搬器吊り具311内に堅固に、即ち、留められるか又は固定されるように嵌まっている。鳥肉の脚9を鳥肉の脚持ち上げ進路h内で持ち上げると、鳥肉の脚9の荷重は、持ち上げている同時進行位置決め要素75に伝達され、最終的に、案内基準縁部を形成する棒及び板等の静置部品、又は保持・案内間隙141に伝達される。
本発明によれば、図1に示すように、運搬器持ち上げデバイス13の運搬器案内デバイス132は、一般に、鳥肉の脚持ち上げデバイス12の隣に配置され、運搬器案内デバイス132の持ち上げ案内部材4が、鳥肉の脚持ち上げ進路hの案内進路fと関連付けられ、垂直基準位置に達するまでこの案内進路の一部分を覆うようにする。以下で詳細に説明するように、持ち上げ案内部材4は、動的持ち上げ部材として、鳥肉の脚9を持ち上げる間、鳥肉の脚位置決めデバイス70の脚屈曲デバイス7と相互作用する状態で働くように構成される。
鳥肉運搬器131も、運搬器持ち上げデバイス13の一部であり、各鳥肉運搬器131は、運搬器懸架部品2及び足運搬部品3によって形成され、運搬器懸架部品2は、搬送デバイス11、例えば搬送要素111から同じ高さで懸架され、運搬器懸架部品2が、転動によって移動可能であるようにし、足運搬部品3は、垂直に、好ましくは、全体が嵌め込み式に運搬器懸架部品2上に組み付けられる。例示的な実施形態では、足運搬部品3は、滑り軸受24により、運搬器懸架部品2上に組み付けられ、足運搬部品3が、垂直調節のために、下側停止部又は阻止位置の上の直線方向Vで自由に垂直に移動可能であるようにする。足運搬部品3上には、足引っ掛けデバイス31が形成され、足引っ掛けデバイス31は、鳥肉の脚9を垂直に運ぶ間、即ち、鳥肉の脚9が鳥肉の脚持ち上げデバイス12に到達する前、鳥肉の脚9の全重量が鳥肉運搬器131に加えられる懸架位置において、下側停止/阻止位置にある。更に、足運搬部品3上に、例示的な実施形態ではシャフト32の上側端部に、運搬器案内要素33が配置され、運搬器案内要素33は、図1に示すように、案内進路fの領域又は鳥肉の脚持ち上げ進路h内に設けられ、動的持ち上げ案内部材4と搬送方向Fで摺動係合し、係合中、足運搬部品3の高さを調節するようにする。
図1に示すように、鳥肉の脚位置決めデバイス70の脚屈曲デバイス7と共に構成される運搬器案内デバイス132を図2で詳細に示す。
運搬器案内デバイス132は、動的持ち上げ案内部材4を有し、動的持ち上げ案内部材4は、直線搬送線10内に延在する仮想垂直搬送中央平面に対して、全ての部品と対称であるように設計される。したがって、例示的な実施形態により提供される運搬器案内デバイス132は、対称半部を参照して説明し、参照数字に属する部品は、常に対称的に重複する構成であると理解されたい。一般に、運搬器案内デバイスの部品を重複構成を伴わずに構成し、提供することが可能である。
案内軸受デバイス42は、静置式に静置枠部品133上、例えば、装置枠(図示せず)の支持梁又は棒上に配置される。案内軸受デバイス42は、搬送線10に平行な軸受枢動軸422を有する持ち上げ枢動軸受デバイス421である。両側レバーは、この軸回りに枢動可能に組み付けられる。平行棒部品によって形成される第1の側方レバー423は、持ち上げ案内棒41の形態の動的持ち上げ案内部材4を支持し、持ち上げ案内棒41は、搬送線10に従って延在する。第2の側方レバー424は、復元錘としての釣り合い錘425を支持し、釣り合い錘425は、持ち上げ案内部材4、したがって、第1の側方レバー423にかかる重量を相殺する。両側レバーにより、持ち上げ案内棒41は、2つの垂直位置の間、即ち、中間高さを有する搬送線10に平行な下側停止位置44と上側停止位置43の間を上下に枢動可能である。
運搬器案内デバイス132上に更に配置されるのは、枠部品133に取り付けられる静置案内体であり、即ち、上述の対称構成において、摺動案内する水平案内棒の形態の搬送案内部材5であり、同様に対称構成において、棒の形態の係止解除制御部材6が配置され、この棒は、搬送線10と共に延在する。枠部品133への搬送案内部材5及び係止解除制御部材6の取り付けは、図1には示さないが図2に示す。
持ち上げ案内部材4の案内進路fに属する案内長さlは、有利には、全体が2つの部分、即ち、上りになっている上昇案内部分411、及び上昇案内部分411に固定される後続の水平案内部分412に分割され、これらの部分は、有利には、例示的な実施形態のように、持ち上げ案内棒41の一体構成要素である。水平案内部分412と比較すると、上昇案内部分411は、鳥肉の脚持ち上げ進路hの開始領域に関連付けたわずかな案内長さのみを有する。有利には、この構成は、一般に、図1及び図2に示すように、深さ停止部44が、水平案内部分412の下側案内位置を、ある高さに制限するようなものであり、この高さは、少なくとも、例えば、搬送案内部材5により案内される運搬器案内要素33と同じ高さであるか又は、運搬器案内要素33を上回る高さである。この場合、案内される足運搬部品3は、下方に制限される持ち上げ懸架高さで、案内進路fに沿って位置する。図1からわかるように、持ち上げ案内部材4は、全体に設けられる案内長さlを有し、案内長さlは、多くとも、2つの連続する運搬器案内要素33又は鳥肉運搬器131の間の搬送距離Aにほぼ等しく、任意のケースでは、搬送距離Aよりも小さい。
本発明に従って設計、構成した運搬器案内デバイス132は、鳥肉の脚持ち上げデバイス12の鳥肉の脚位置決めデバイス70と特定の方法で協働する。このことは、一般に、案内軸受デバイス42により、持ち上げ案内部材4が、荷重に応じて上下させることによって動的に垂直に移動可能であるという点で達成され、この荷重は、鳥肉の脚持ち上げ進路hの関連部分における鳥肉運搬器131に加えられるか又は鳥肉運搬器131から軽減されるものである。運搬器案内デバイス132は、後で説明するように、相互作用が、特に、搬送される鳥肉の脚9の平均重量及び/又は脚の平均の解剖学的構造若しくはサイズに応じて調節可能であり、持ち上げのばらつきに適合可能であるように構成される。
上記で説明したように、鳥肉の脚9の足首の球関節911は、足引っ掛けデバイス31の垂直懸架高さにおいて、想定されるように、足運搬部品3又は足運搬部品3の運搬器案内要素33が動的案内部材4との係合から外れている限り、運搬器吊り具311内に留められる。そのような搬送位置を図1の上流に示す。図1において、この場合、位置は、鳥肉の脚持ち上げ進路h内に示され、鳥肉の脚持ち上げ進路hにおいて、鳥肉の脚9、したがって、足首の球関節911は、同時進行位置決め要素75によって、足運搬部品3の懸架高さ自体が持ち上げ案内部材4と係合する状態にある位置に持ち上げられている。このことは、以下の手順によって達成される。搬送案内部材5により運搬器持ち上げデバイス13に案内される運搬器案内要素33と接触すると、足運搬部品3から第1の重量の軽減が行われる。復原力は、復元/釣り合い錘425の変位によって、足運搬部品3が上昇案内部分411に沿って持ち上げられるように調節し、持ち上げた足首の球関節911に懸架高さを適合させることができる。この持ち上げには、同時に、重量を加えることにより、持ち上げ案内部材4の降下を付随して生じさせることができる。概して、持ち上げは、降下よりも大きな度合いで行うことができる。持ち上げ案内部材4は、例えば、持ち上げ案内部材4が下側案内位置内で移動可能であるように構成又は調節され、下側案内位置自体は、持ち上げ案内部材4に復元力よりも大きい重量の力が加えられた時を確立する。足運搬部品3から重量を更に軽減すると、持ち上げ案内部材4は上昇し、中立浮動状態に入り、中立浮動状態では、足運搬部品3に依然として作用する荷重は、復元力によって平衡を保たれる。
持ち上げ案内部材4は、浮動状態において、軸受枢動軸422回りに浮動領域内で傾くか又は前後に揺動し得ることが重要である。釣り合い錘425による例示的実施形態では、復元力の調節に応じて、この揺動状態は、鳥肉の脚持ち上げ進路hの領域における所望の点で目的をもって確立することができ、持ち上げ領域に浮動領域を適合させるようにし、この持ち上げ領域内で鳥肉の脚9を連続的に持ち上げる。有利には、復元力は、釣り合い錘425の変位によって、持ち上げ案内部材4が運搬器挿入位置において浮動案内位置を既に取っているように調節することができ、運搬器挿入位置では、足運搬部品3は、持ち上げ案内部材4と係合する。特に、この場合、第1の持ち上げは、持ち上げ案内長さと比較するとわずかな上昇案内部分411と組み合わせて、鳥肉の脚持ち上げ進路hの始点で行われる。原則的に、調節は、復元力又は反力によって、鳥肉の脚9の持ち上げ始点で生じる足運搬部品3上の最大荷重が持ち上げの過程でほとんどなくなるように行われる。鳥肉の脚持ち上げデバイス12の鳥肉の脚持ち上げ進路hに沿った鳥肉の脚9の持ち上げにより連続的に重量を軽減することによって、持ち上げ案内部材4は、上方に枢動し、各足運搬部品3は、持ち上げ案内部材4と係合し、したがって、運搬器吊り具311を有する足引っ掛けデバイス31は、懸架高さまで連続的に円滑に持ち上げられ、この懸架高さは、鳥肉の脚持ち上げ進路hを通過する際の鳥肉の脚9の足首の球関節911の持ち上げ高さに対応する。最大持ち上げ高さは、停止位置43によって制限される。足引っ掛けデバイス31、例では、運搬器吊り具311内に留められるか又は他の方法で固定される足首の球関節911は、持ち上げる際、案内される足引っ掛けデバイス31と共に自由に上方に曲げられ、持ち上げる際の作業の中断又は不正確な位置決めを確実に回避するようにする。
図1による例示的な実施形態では、案内進路fは、規定した足首の球関節持ち上げ位置に到達する点で終端する、即ち、側方に搬送される鳥肉の脚9が、案内基準縁部上で鳥肉の膝関節93の領域と当接した時又は当接している時に終端する。案内基準縁部、及び次に保持・案内間隙141が鳥肉の脚9の案内を引き継ぎ、鳥肉の脚9の重量が加えられる。規定された足首の球関節持ち上げ位置では、運搬器案内要素33は、持ち上げ案内部材4との係合から外れ、この結果、持ち上げ案内部材4は、後続の鳥肉運搬器131の足運搬部品3と係合する前に、所望の浮動位置又は停止位置で、上記で説明した復元力の調節によって決定される案内開始位置に戻される。
本発明による持ち上げ装置は、図1による例示的な実施形態のように、鳥肉の脚持ち上げデバイス12が、脚保持・案内デバイス14を有し、脚保持・案内デバイス14が、上述の規定した足首の球関節持ち上げ位置で鳥肉の脚9を受け取り、保持、案内する場合、特に有利である。基準搬送進路rに沿って、足引っ掛けデバイス31内に留められる又は他の方法で固定される足首の球関節911が、この固定によって邪魔されないことが依然として必要である。足首の球関節911は、規定された足首の球関節持ち上げ位置の高さに留まり、更に、わずかではあるが、案内基準縁部の取り入れ領域内で持ち上げることもできるため、足運搬部品3が、足引っ掛けデバイス31により妨げられずに、継続して上方に移動可能であることが必要であり、対応する懸架高さを保証するようにし、これにより、足首の球関節持ち上げ位置も、搬送される鳥肉の脚9の解剖学的構造の差のために変化させることができる。
本発明による運搬器持ち上げデバイス13の鳥肉運搬器131の足運搬部品3は、依然として垂直に移動可能であり、運搬器案内デバイス132を離れた後でさえ、垂直に調節される。基準搬送進路rに沿って搬送される足首の球関節911は、既に足首の球関節持ち上げ位置にあり、鳥肉の脚9は、膝関節93領域内で運搬、支持される。したがって、足運搬部品3はそれぞれ、鳥肉の脚9の重量から完全に解放され、図1の左手半部の下流に示すように、足運搬部品3が、十分に円滑な垂直可動性を伴って足首の球関節911に嵌まることが達成される。
鳥肉運搬器131は、脚保持・案内デバイス14を離れるときにのみ、いずれの場合にも、滑り軸受24により下方に移動し、これにより、鳥肉運搬器131は、鳥肉の脚9を運ぶ垂直懸架高さで鳥肉運搬器131を保持する停止部に衝突する。係止レバー等の阻止要素23により、足運搬部品3は、好ましくは、破線のみで示す垂直懸架高さで、運搬器懸架部品2上に自動的に固定することができる。この運搬器係止器は、鳥肉運搬器131が持ち上げ案内部材4と係合する前に解放すべきものである。この目的で、運搬器案内デバイス132は、阻止要素23と係合する案内要素6を備え、阻止要素23を係止解除するようにする。
本発明による持ち上げデバイスは、持ち上げるべき鳥肉の脚を軸方向に搬送するようにも構成することができる。そのような形態の一例を図3に示す。同一又は対応するデバイス及び要素に関し、図1の参照数字に対応する参照数字を使用する。この点に関し、図3による例示的な実施形態の説明のために、図1に関連する説明を参照されたい。
図3による軸方向搬送は、鳥肉運搬器131の二重運搬器吊り具を有する足引っ掛けデバイス31が、足運搬器部品3のシャフト32回りに90°回転するという点で図1による側方搬送とは異なる。一羽の鳥から分離した鳥肉の左右の脚は、膝蓋骨が先頭に位置する脚側で搬送される。図3では、鳥肉運搬器131を、鳥肉の左脚9のみが搬送される状態で示す。したがって、鳥肉の左脚9を持ち上げ、位置決めし、処理する、一方のみの鳥肉の脚持ち上げデバイス12を、鳥肉の脚位置決めデバイス70及び脚保持・案内デバイス14と共に図示する。鳥肉運搬器131によって同時に搬送される鳥肉の右脚を持ち上げ、位置決め、処理する、図示しないデバイスは、鳥肉の左脚用のデバイスに対応して構成される。運搬器持ち上げデバイス13の運搬器案内デバイス132は、図2に示す運搬器案内デバイス132に対応し、これに対する説明を参照されたい。
図3による、足引っ掛けデバイス31によって対で搬送される鳥肉の脚9は、図3の上流に示すように垂直懸架位置から鳥肉の脚位置決めデバイス70の脚屈曲デバイス7に入り、足引っ掛けデバイス31及び鳥肉の脚位置決めデバイス70は一緒に、鳥肉の脚持ち上げデバイス12を形成する。デバイス12、70及び7は、軸方向に対で搬送される鳥肉の脚9を屈曲、持ち上げ、位置決めするように構成される。鳥肉の脚を対で軸方向に搬送するそのような装置は、既に参照したWO2015/117668A1に詳細に記載されている。
本発明によれば、運搬器案内デバイス132は、図3による軸方向搬送の例示的な実施形態では、脚屈曲デバイス7の案内進路hの案内進路fに沿った案内長さlと関連付けられる。鳥肉の脚持ち上げ進路hの関連付けた部分に沿った屈曲及び位置決めは、静置位置決め要素76により行われ、静置位置決め要素76は、搬送方向Fで上方に延びる傾斜案内部、及び一列の同時進行位置決め要素78を有し、一列の同時進行位置決め要素78はそれぞれ、鳥肉の脚9と関連付けられ、それぞれ、脚の前側を先頭に搬送される鳥肉の脚9の膝窩内に係合する位置決めアーム780を有する。静置位置決め要素77は、細長い直線経路を形成する。本発明によれば、案内進路fに含まれる持ち上げ進路hの部分に沿った鳥肉の脚9の持ち上げが、支持、促進され、運搬器案内デバイス132は、屈曲、持ち上げ作業に対して、いずれの場合にも、足引っ掛けデバイス31が、持ち上げ、位置決めの間、鳥肉の脚9の重量が軽減されるのに具体的に応じて、懸架高さ内を通過するように調節可能であり、この懸架高さは、持ち上げ、位置決めの間、足首の球関節911の曲げ又は持ち上げに適合される。
脚保持・案内デバイス14の保持・案内間隙141は、脚保持・案内デバイス14の保持・案内間隙141が、膝関節の領域内の膝蓋骨を先頭にして、即ち、搬送点Rにおいて、それぞれの鳥肉の脚9を受け取るように構成され、例示的な実施形態では、この搬送点Rにおいて、脚屈曲デバイス7に属する鳥肉の脚持ち上げ進路hの部分が終端する。この点で、運搬器案内デバイス132も案内進路fの端部に残される。したがって、鳥肉の脚9は、基準搬送進路rに入り、基準縁部を形成する保持・案内デバイス141及び鳥肉の脚9は、図3の下流に示す垂直位置に入り、垂直位置では、足首の球関節911の重さを軽減し、保持・案内間隙141によって鳥肉の脚9を懸架することにより更に持ち上げられる。側方搬送の例示的な実施形態に関係して上記で説明したように、足引っ掛けデバイス31は、足首の球関節911の下の下腿部91上に嵌まっているか、又は足首の球関節911は、例えば、足引っ掛けデバイス31上で留められるように固定される。
脚保持・案内デバイス14は、一対の切断手段148を有する切断ステーション147を有し、一対の切断手段148は、円形ナイフによって形成され、搬送進路に沿ってずらして配置される。切断ステーション147において、切断は、鳥肉の脚9の2つの側方脚側における膝関節のレベルで保持・案内間隙141の下で行われる。切断ステーション147の後、脚保持・案内デバイス14の更なる処理ステーション(図示せず)が続く。
本発明は、図1及び3による例示的な実施形態の運搬器案内デバイス132の構成に限定するものではない。特に、説明した運搬器案内デバイス132は、例えば、目的をもって、脚屈曲デバイス7の終端区分及び脚保持・案内デバイス14の開始区分と関連付けることができる。したがって、脚保持・案内デバイス14は、鳥肉の脚9を保持・案内間隙141に挿通した後、鳥肉の脚9を持ち上げることを強調する。したがって、本発明は、例えば、特に開始区分において、脚保持・案内デバイス14のみと関連付けられる運搬器案内デバイス132の構成も含む。例えば、図2により説明した形態の本発明による運搬器案内デバイスを、搬送進路に沿って前後に複数列で配置し得ることも明らかである。これにより、2つの隣接する運搬器案内デバイスは、搬送進路に沿った使用に応じて、互いに直接追従していても、離間していてもよい。いずれの場合にも、持ち上げ案内部材4が、多くとも、2つの連続する鳥肉運搬器13の間の搬送距離Aに等しい案内長さlを有する構成が規定される。

Claims (23)

  1. 一列に懸架して搬送する鳥肉の脚(9)を持ち上げるように構成した持ち上げデバイス(1)であって、前記持ち上げデバイス(1)は、
    −直線搬送線(10)内の搬送要素(111)に沿って搬送方向(F)で移動可能な鳥肉運搬器(131)を有する搬送デバイス(11)であって、前記各鳥肉運搬器(131)は、前記搬送要素(111)から懸架した運搬器懸架部品(2)、及び足引っ掛けデバイス(31)が形成されている足運搬部品(3)を有し、足引っ掛けデバイス(31)には、鳥肉の脚(9)の足首の球関節(911)で少なくとも1本の鳥肉の脚(9)を懸架して、懸架した状態で搬送することができる、搬送デバイス(11)、並びに
    −鳥肉の脚位置決めデバイス(70)を有する鳥肉の脚持ち上げデバイス(12)であって、前記鳥肉の脚位置決めデバイス(70)は、鳥肉の脚持ち上げ進路(h)に関連付けた少なくとも1つの位置決め要素(71から78、141)を有し、前記位置決め要素は、前記足引っ掛けデバイス(31)の外側で、前記鳥肉運搬器(131)の重量を軽減すると共に、搬送される鳥肉の脚(9)と係合し、これにより、搬送される鳥肉の脚(9)、したがって、鳥肉の脚(9)の足首の球関節(911)が、前記鳥肉の脚持ち上げ進路(h)内で足首の球関節持ち上げ位置に持ち上げることができるようにする、鳥肉の脚持ち上げデバイス(12)
    を備える、持ち上げデバイス(1)において、
    −運搬器持ち上げデバイス(13)は、前記鳥肉の脚持ち上げデバイス(12)の領域内に配置した前記鳥肉運搬器(131)及び運搬器案内デバイス(132)を備え、
    −前記各鳥肉運搬器(131)は、前記運搬器懸架部品(2)上で、自由に垂直に移動可能に前記足運搬部品(3)を支持して、固定した下側懸架高さと前記下側懸架高さの上にある懸架高さとの間を垂直に調節し、
    −前記運搬器案内デバイス(132)は、前記鳥肉の脚持ち上げデバイス(12)の領域内に配置した、前記鳥肉の脚持ち上げ進路(h)の少なくとも一部分に関連付けた案内進路(f)を有する動的に移動可能な持ち上げ案内部材(4)、及び鳥肉の脚(9)の持ち上げにより影響を受ける前記鳥肉運搬器(131)の重量を軽減すると共に、上下させることによって動的に垂直に移動可能に前記持ち上げ案内部材(4)を支持する案内軸受デバイス(42)を有し、前記持ち上げ案内部材(4)は、前記足運搬部品(3)と係合するように構成し、前記各足引っ掛けデバイス(31)が、前記足運搬部品(3)により前記案内進路(f)に沿って懸架高さまで持ち上げられるようにし、前記懸架高さは、前記鳥肉の脚持ち上げデバイス(12)内で持ち上げられる足首の球関節位置と対応することを特徴とする、持ち上げデバイス(1)。
  2. 前記持ち上げ案内部材(4)の前記案内進路(f)は、案内長さ(l)を有し、前記案内長さ(l)は、多くとも、2つの連続する鳥肉運搬器(13)の間の搬送距離(A)に等しく、規定した足首の球関節位置持ち上げ位置に到達する前記鳥肉運搬器(131)の搬送位置で終端することを特徴とする、請求項1に記載の持ち上げ装置。
  3. 前記持ち上げ案内部材(4)は、上りになっている上昇案内部分(411)及び後続の水平案内部分(412)によって形成し、前記上昇案内部分(411)の案内長さは、前記水平案内部分(412)の案内長さよりも小さいことを特徴とする、請求項1又は2に記載の持ち上げ装置。
  4. 前記運搬器案内デバイス(132)は、前記持ち上げ案内部材(4)の最大持ち上げ高さを決定する高さ停止部(43)を有することを特徴とする、請求項2又は3に記載の持ち上げ装置。
  5. 前記案内軸受デバイス(42)は、前記持ち上げ案内部材(4)を、前記直線搬送線(10)に対して平行に移動可能にするデバイスの形態であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  6. 前記案内軸受デバイス(42)は、調節可能な復力に反して前記持ち上げ案内部材(4)を支持し、前記復力は、持ち上げるべき前記足運搬部品(3)が前記持ち上げ案内部材(4)と係合する際、前記持ち上げ案内部材(4)に加えられる重量の力を相殺することを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  7. 前記持ち上げ案内部材(4)は、前記足運搬部品(3)が前記持ち上げ案内部材(4)と係合する運搬器挿入位置において、下側案内位置に移動可能であり、前記下側案内位置は、前記持ち上げ案内部材(4)に、前記復元力よりも大きい重量の力が加わった時に確立されることを特徴とする、請求項6に記載の持ち上げ装置。
  8. 前記下側案内位置は、深さ停止部(44)によって制限することを特徴とする、請求項7に記載の持ち上げ装置。
  9. 前記深さ停止部(44)は、ある高さに前記下側案内位置を制限するものであり、前記高さにおいて、前記足運搬部品(3)はそれぞれ、下方に制限される持ち上げ懸架高さに位置することを特徴とする、請求項8に記載の持ち上げ装置。
  10. 前記持ち上げ案内部材(4)は、前記足運搬部品(3)が前記持ち上げ案内部材(4)と係合する運搬器挿入位置において、浮動領域に属する浮動案内位置に移動可能であり、前記浮動領域は、前記持ち上げ案内部材(4)に、前記復元力によって平衡を保たれる重量の力が加えられた時に確立されることを特徴とする、請求項6から9のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  11. 前記持ち上げ案内部材(4)は、自身と前記足運搬部品(3)とが互いに係合すると、持ち上げ案内位置をもたらすように上下するように構成されていることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  12. 前記案内軸受デバイス(42)は、少なくとも、両側レバーを有する持ち上げ枢動軸受デバイス(421)によって形成し、前記両側レバーは、2つの側方レバー(423、424)を有し、軸受枢動軸(422)周りに枢動可能であり、前記第1の側方レバー(423)は、前記持ち上げ案内部材(4)を支持し、前記第2の側方レバー(424)は、復力をもたらす釣り合い錘(425)を支持することを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  13. 各鳥肉運搬器(131)上に、制御可能な阻止要素(23)を配置し、前記阻止要素(23)は、前記運搬器懸架部品(2)と前記足運搬部品(3)との間の垂直調節を妨げ、前記持ち上げ装置(1)の前記運搬器案内デバイス(132)は、係止解除制御部材(6)を有し、前記係止解除制御部材(6)は、鳥肉の脚(9)を前記運搬器持ち上げデバイス(13)に挿入する位置より前の搬送位置において、前記阻止要素(23)と係合することができ、前記運搬器懸架部品(2)と前記足運搬部品(3)との間の前記垂直調節を可能にするようにすることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  14. いくつかの前記鳥肉運搬器(131)の前記足引っ掛けデバイス(31)はそれぞれ、少なくとも1つの吊り具(311)によって形成し、前記吊り具(311)は、鳥肉の脚(9)を持ち上げる際、前記吊り具(311)内で少なくともいくつかの足首の球関節(911)の自由な持ち上げを可能にすることを特徴とする、請求項1から13のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  15. 前記少なくともいくつかの鳥肉運搬器(131)の前記足引っ掛けデバイス(31)は、少なくともいくつかの足首の球関節(911)が前記足引っ掛けデバイス(31)内で固定されるように設計し、前記足引っ掛けデバイス(31)内で持ち上がるのを妨げることを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  16. 前記足引っ掛けデバイス(31)は、2本の鳥肉の脚(9)を懸架するように設計し、2本の鳥肉の脚(9)は、互いに離され、前後に又は並べて搬送されることを特徴とする、請求項1から15のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  17. 前記鳥肉の脚持ち上げデバイス(12)の前記鳥肉の脚位置決めデバイス(70)は、少なくとも1つの位置決め要素(71〜78)を有する脚屈曲デバイス(7)によって形成し、前記位置決め要素(71〜78)は、搬送される鳥肉のそれぞれの脚(9)を膝関節領域(93)で屈曲し、足首の球関節(911)を足首の球関節持ち上げ位置に至らせることを特徴とする、請求項16に記載の持ち上げ装置。
  18. 前記鳥肉の脚持ち上げデバイス(12)は、脚保持・案内デバイス(14)を備え、前記脚保持・案内デバイス(14)は、基準搬送進路(r)内で、前記鳥肉運搬器(131)により搬送される鳥肉の脚(9)を、足首の球関節(911)を持ち上げた状態で保持、案内することを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  19. 前記脚保持・案内デバイス(14)は、前記脚保持・案内デバイス(14)が足首の球関節(911)を下側位置から上側位置に持ち上げるように構成することを特徴とする、請求項18に記載の持ち上げ装置。
  20. 前記脚保持・案内デバイス(14)は、保持・案内間隙(141)を有し、前記保持・案内間隙(141)内で、鳥肉の脚(9)を膝関節(93)により垂直の向きで懸架することができることを特徴とする、請求項19に記載の持ち上げ装置。
  21. 前記持ち上げ案内部材(4)の前記案内進路(f)は、前記基準搬送進路(r)の始点と関連付けた前記鳥肉運搬器(131)の搬送位置で終端すること、及び前記足運搬部品(3)は、運搬器懸架部品(2)上に組み付け、前記足運搬部品(3)が前記基準搬送進路(r)に沿って垂直に移動可能であるようにすることを特徴とする、請求項18から20のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  22. 前記持ち上げ案内部材(4)の前記案内進路は、前記基準搬送進路(r)の少なくとも一部分を少なくとも部分的に含むことを特徴とする、請求項18から20のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
  23. 前記持ち上げ案内部材(4)は、一対の持ち上げ案内棒(41)によって形成し、前記持ち上げ案内棒(41)は、垂直搬送中央平面に対して対称に形成、組み付け、前記各鳥肉運搬器(131)の前記足運搬部品(3)は、運搬器案内要素(33)を有し、前記運搬器案内要素(33)は、前記一対の持ち上げ案内棒(41)に取り付けて前記持ち上げ案内部材(4)と係合することができることを特徴とする、請求項1から22のいずれか一項に記載の持ち上げ装置。
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