JP6844878B1 - 陰圧作業台、及び陰圧作業台付キャビネット - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者に無理な姿勢を強いることのない陰圧作業台付キャビネットを提供する。【解決手段】本発明は、安全キャビネット等の曝露防止用キャビネットの作業室3に設置する陰圧作業台1である。陰圧作業台1は、中空板状をなす基台11と、基台11の後部に設けられる吸込み部12とを備える。基台11は、基台前縁吸引孔115と、基台前縁吸引孔と吸込み部12の間に作業面116とを有し、作業室3に設置した際に、前縁が安全キャビネット10の前縁吸引口51aより後方に位置するよう設けられている。吸込み部12は、中空箱状をなし、曝露防止用吸引口6に収容される吸込み室と、吸込み室の内部空間123を作業室3へ連通する吸込み口117と、内部空間123を作業台5の下部空間に連通する排出口とを有する。【選択図】図1

Description

この発明は、抗癌剤の調製に用いる安全キャビネットや毒性の高い有機溶剤の取り扱いに用いる局所排気装置等の作業室内に付設して、抗癌剤や有機溶剤等による曝露事故を抑制する陰圧作業台、及びこれを備えた陰圧作業台付キャビネットに関する。
近年、開放型の安全キャビネットや局所排気装置等の曝露防止用キャビネットでは、作業用開口部を気流でシールドするだけでは、抗癌剤や有機溶剤等を調製する際の曝露事故を十分に防止できない可能性が指摘されている。
そこで、本発明者は、先に特許文献1において、かかる作業を行う際に安全キャビネットや局所排気装置の作業室に付設する曝露防止箱を提案している。特許文献1の曝露防止箱は、箱の内部に設置したバイアルに対し、箱の天壁に設けた貫通孔(充填具挿入口)からシリンジを刺し込んで、箱の内部でシリンジの針をバイアルの蓋に刺し込むようにしたもので、この際漏れ出た薬剤は、箱の下部に設けた排気口から作業室の下部空間へ吸引するようにしている。
ところが、特許文献1に係る曝露防止箱は、気密性に優れるものの、バイアル等を出し入れするための扉の開閉が煩わししいという課題があった。
そこで、本発明者は、特許文献2や特許文献3において、抗癌剤等を遮蔽する仕切り板を備えた曝露防止具を提案している。これらの曝露防止具は、安全キャビネットの作業台の中ほどに立設される透明な遮蔽板の両側から手を回して、遮蔽板の後ろで抗癌剤等の調製作業を行うことで、扉の開閉等を不要としたものである。
特許第6251839号公報 特許第6614182号公報 特開2019−162580号公開公報
しかし、特許文献2や特許文献3の曝露防止具では、遮蔽板の両側から向こうへ手を回して作業を行うので、無理な姿勢を強いられたり、手を動かす範囲が限られたりするため、作業者の負担が大きいという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、作業者の負担を増大させることなく、既存の曝露防止用キャビネットの曝露防止性を高めることが可能な陰圧作業台の提供を目的とする。
上記の課題を解決するためになされた発明は、前方に作業用開口部を有する作業室と、前記作業室の底壁からなる作業台の前縁に沿って設けられる前縁吸引口と、前記前縁吸引口より後方において前記作業台を貫通する曝露防止用吸引口とを備え、前記作業用開口部から前記作業室へ流入する外部の空気と、前記作業室内の空気とを前記前縁吸引口から作業台の下部空間へ吸引することにより設けた気流により前記作業用開口部をシールドするとともに、前記曝露防止用吸引口から前記作業室内の空気を前記下部空間へ吸引するよう構成された曝露防止用キャビネットの前記作業室に設置して、薬剤や有機溶剤の調製を行う際に使用可能な陰圧作業台であって、中空板状をなし、前記作業台に伏せ置きされる基台と、前記基台の後部に設けられる吸込み部と、を備え、前記基台は、前縁に沿って設けられる基台前縁吸引孔と、前記基台前縁吸引孔と前記吸込み部の前後方向の間における当該基台の上面からなる作業面とを有し、当該陰圧作業台を前記作業室に設置した際に、前縁が前記前縁吸引口より後方に位置するよう設けられており、前記吸込み部は、中空箱状をなし、前記曝露防止用吸引口に収容される吸込み室と、前記吸込み室の内部空間を作業台の上方へ連通する吸込み口と、当該内部空間を作業台の下部空間に連通する排出口とを有することを特徴とする。
本発明の陰圧作業台は、このように、基台の作業面前方に遮蔽板を設ける代わりに基台前縁吸引孔を設けることで、基台の左右方向だけでなく基台の前方も開放したので、作業者が作業面上で抗癌剤や有機溶剤等を取り扱う際に、無理な姿勢を強いられることがない。
前記基台前縁吸引孔は、前記吸込み室の内部空間に連通していることが好ましい。こうすることで、既存の曝露防止キャビネットの作業台に曝露防止用吸引口を1つ開けるだけで、基台前縁吸引孔から吸引された空気と吸込み口から吸引された空気の両方を曝露防止用吸引口から吸引できるので、作業台に開ける吸引口が1つで済み、陰圧作業台の付設コストを抑制できる。
前記基台は、下方に開口していることが好ましい。こうすることで、基台前縁吸引孔から基台内部へ零れ落ちた抗癌剤や有機溶剤等を、曝露防止キャビネットの作業台上へ落とすことができるため、当該陰圧作業台とともに誤って作業室の外へ抗癌剤等を持ち出してしまうことを抑制できる。また、基台の下に保護シートを敷くことで、基台内部へ零れ落ちた抗癌剤等を当該保護シートで吸収することができる。
本発明は、上述した曝露防止用キャビネットと、陰圧作業台とを備えた陰圧作業台付キャビネットを含む。
本発明の陰圧作業台は、前記吸込み室を収容する吸込み部収容室を備え、前記吸込み部収容室は、前方に開口する前方開口部と後方に開口する後方開口部とを有することが好ましい。
こうすることで、吸込み部収容室内に前後方向の気流を流すことができるので、吸込み部から漏れ出た抗癌剤等の蒸気を、例えば後方へ流して、曝露防止キャビネット内の下流側に設けたHEPAフィルタ等で効果的に捕集することができる。
以上説明したように、本発明の陰圧作業台、及び陰圧作業台付キャビネットによれば、作業者の負担を増大させることなく、既存の曝露防止用キャビネットの曝露防止性を高めることができる。
本発明の一の実施形態に係る陰圧作業台付キャビネットの作業室周辺を示した部分斜視図である。 図1に示した陰圧作業台付キャビネットの作業台に設けられた曝露防止用吸引口の斜視図である。 図1の陰圧作業台付キャビネットから陰圧作業台を取り外した状態の作業台の前縁吸引口より後ろ側の部分を示す(a)平面図、(b)側面図である。 図1の作業台上に陰圧作業台を設置した状態を示す平面図である。 図1におけるX−X線断面図である。 図1におけるY−Y線断面図である。
以下、適宜図面を用いながら本発明の実施形態について詳述する。ただし、本発明は、以下の実施形態に限られるものではない。
図1は、本発明の一の実施形態に係る陰圧作業台付キャビネット100を示している。陰圧作業台付キャビネット100は、薬剤や病原体等を取り扱う際に使用されるもので、図1に示すように、安全キャビネット(曝露防止用キャビネット)10と、陰圧作業台1とを備えている。
安全キャビネット10は、日本工業規格JISK3800におけるバイオハザード対策用クラスIIキャビネットの分類B2に属する開放型・全排気型に構成された安全キャビネットである。
安全キャビネット10は、シャッター2と、作業室3と、作業室3の前方に開口する作業用開口部4とを備え、作業用開口部4は、作業室3の底壁からなる作業台5の前端部に設けられるグレーチング51の前縁吸引口51aから、作業室3の空気と作業用開口部4から流入した空気を吸引して設けた気流により、エアシールドされる。
作業台5は、図2、図3に示すように、前縁吸引口51aより後方において、厚み方向に貫通する横長長方形の貫通孔からなる曝露防止用吸引口6を有している。
また、作業室3の後壁52には、下端縁に沿って、作業室の空気を作業室後方の排気路8(図8参照)に吸引する後壁吸引口52aが列設されている。
作業台5には、曝露防止用吸引口6が、付設する陰圧作業台1の数に合わせて、1個、又は複数個(図1の例では、1個)設けられている。曝露防止用吸引口6は、図2に示すように作業台5を貫通する平面視長方形の開口からなり、蓋板61により開閉される。曝露防止用吸引口6の下方には、吸込み部収容室62が設けられている。
吸込み部収容室62は上方、及び前方に開口した直方体の箱状をなし、曝露防止用吸引口6を囲繞するようにして作業台5の下面から吊設されて、曝露防止用吸引口6に内部空間63を連通している。
吸込み部収容室62は、板材を折り曲げて形成した左右の側壁66,66と底壁67からなるコ字材の後方をパンチングボードからなる後壁64で閉塞して形成され、左右の側壁66,66の上端から左右へ延出する鍔部66a,66aを、上壁111の下面に溶接された4本のスタッドボルト19,19,…にネジ固定して、作業台5に固定される。後壁64は、多数の貫通孔からなる後方開口部64a,…が分散配置されたパンチングボードにより形成され、内部空間63を吸込み部収容室62の後方における作業台5の下部空間7に連通している。こうして、吸込み部収容室62は、前方開口部65から後方開口部64aへと空気が流れるよう構成されている。
陰圧作業台1は、図1に示すように、安全キャビネット10の作業室3に設置した際に、作業台5に伏せ置きされる基台11と、基台11の後部に設けられる吸込み部12とを備え、アルミニウム合金やステンレス鋼等の金属板を板金加工して形成されている。
基台11は、上壁111と、前壁112と、左右の側壁113,113と後壁114とからなり下方に開口した中空板状(扁平直方体)をなしている。
上壁111は、前縁に沿って、左右方向(図3の左右方向)に長いスリットからなる多数の基台前縁吸引孔115が前後3列に形成されている。上壁111の基台前縁吸引孔115に隣接して後方には、凹凸や孔の無い作業面116が設けられ、さらにその後方に左右方向に長い矩形の吸込み口117が設けられている。前壁112、側壁113,113、及び後壁114は、上壁111の端縁から垂下し、下端に内方へ折り返す折り返し部118をそれぞれ備えている。
陰圧作業台1は、作業室3に設置した際に、基台11の前縁が作業台5の前縁吸引口51a後方に位置するよう設けられている。
吸込み部12は、基台11の吸込み口117と、曝露防止用吸引口6に収容される中空箱状の吸込み室121と、吸込み口117を覆うカバー122とを備えている。
吸込み室121は、図5、図6に示すように、上方に開口した直方体の箱状をなし、四方の壁で、吸込み口117を囲繞するようにして、基台11の上壁111の下面から吊設され、内部空間123が吸込み口117に連通している。吸込み室121は図5に示すように、吸込み室121の左右の側壁125,125の上端から左右へ延出する鍔部125a,125aを、上壁111の下面に溶接された4本のスタッドボルト19,19,…にネジ固定して、上壁111に固定される。
吸込み室121は、図6に示すように、吸込み部収容室62に収容されて、底壁127が、吸込み部収容室62の底壁67にネジ20で固定される。
図5、図6に示すように、吸込み室121の前壁124の上端部には、吸込み室121の内部空間123を基台11の内部空間119に連通する前側開口124aが設けられ、後壁126には、下側の過半を占める排出口126aが設けられており、基台前縁吸引孔115から基台11の内部空間119へ吸引された空気を、前側開口124a、及び排出口126aを介して吸込み室121の後方へ排出するよう構成されている。また、後壁126は、内部空間123と、基台11の内部空間119の吸込み口117よりも後方の空間119aとを隔離している。
カバー122は、前方、及び下方に開口した中空箱状をなし、左右の側壁が長方形の角を切り落とした五角形をなしている。カバー122は、前方に吸込み窓128が設けられ、下方の開口が吸込み口117に連通して、基台11の作業面116上の空気を吸込み口117に案内するよう構成されている。カバー122は、後壁下端が基台11の後端部と左右一対の蝶番21,21で連結され、後方へ倒して、吸込み口117の上方を開放するよう構成されている。
次に、陰圧作業台付キャビネット100を用いて、薬剤の調製を行う際の手順と、各部の作用効果について説明する。
陰圧作業台付キャビネット100を用いて薬剤の調製を行う際には、まず、安全キャビネット10の空調システム(不図示)を起動する。シャッター2を上げて作業用開口部4を設け、図2に示すように、蓋板61を取り外して曝露防止用吸引口6を開放する。
しかるのち、陰圧作業台1を、作業台5に設置する。陰圧作業台1は、図5、図6に示すように、吸込み室121を曝露防止用吸引口6、及び吸込み部収容室62へ刺し込み、吸込み室121の底壁127を吸込み部収容室62の底壁67にネジ20で固定して設置する。カバー122を手前側へ倒して吸込み口117の上方を閉塞する。
陰圧作業台1を設置したら、基台前縁吸引孔115を塞がないようにして、作業面116に吸水性ポリマーを備えた保護シート(不図示)を敷設する。
図6の白抜き矢印は、陰圧作業台1を作業台5に設置した状態における作業室3、及びその周辺の空気の流れを示している。安全キャビネット10の作業用開口部4から作業室3内へ流入する空気と、作業室3の天壁(不図示)から作業室3内へ供給された空気は、前縁吸引口51aに吸引されることにより作業用開口部4にエアカーテンを形成する。前縁吸引口51aから作業台5の下部空間7へ吸引された空気は、作業室3の後方の排気路8を介して、作業室3上方の排気ファンや、給気ファン(ともに不図示)により、屋外、又は作業室内へ流送される。
作業室3の空気は、陰圧作業台1の基台前縁吸引孔115、及び吸込み口117から吸込み室121の内部空間123を介して、下部空間7へ吸引される。
陰圧作業台1の設置が終了したら、薬剤の調整を行う。薬剤の調整は、図1に二点鎖線で示したように、作業面116上で行う。
ここで、陰圧作業台1は、作業面116の前方、及び左右に遮蔽板等の基台11から上方へ突出する部材を有さないため、左右と前方の3方向から自由に作業面116上のスペースへ手を差し入れることができるため、作業者が無理な姿勢を強いられることなく薬剤を調整することができる。
尚、図1の符号Aは作業者の手を、符号Bはバイアルを、符号Cはシリンジを表している。
作業面116上で発生した薬剤や有機溶剤の蒸気等は、基台前縁吸引孔115、及び吸込み口117から吸引される空気と共に、基台11の内部空間119、吸込み室121の前側開口124a、排出口126aを介して、作業台5の下部空間7へ排出される。
このように、基台前縁吸引孔115が、内部空間119を介して内部空間123に連通しているので、既存の安全キャビネット10の作業台5に曝露防止用吸引口6を1つ開けるだけで、陰圧作業台1を付設できる。
基台11は、内部空間119が下方に開口しているので、基台前縁吸引孔115から基台内部へ零れ落ちた抗癌剤や有機溶剤等を、安全キャビネット10の作業台5上へ落とすことができるため、陰圧作業台1とともに誤って抗作業室の外へ零れた癌剤等を持ち出してしまうことを抑制できる。 また、基台11と作業台5の間に保護シートを敷くことで、基台内部へ零れ落ちた抗癌剤等を保護シートで吸収することができる。
吸込み部収容室62には、前方開口部65から後方開口部64aへ向けて前後方向に空気が流れるので、吸込み室121から漏れ出た薬剤等の蒸気を、後方へ流して、下部空間7へ排出することができる。
下部空間7へ排出された薬剤の蒸気等は、安全キャビネット10内の下流側に設けたHEPAフィルタ(不図示)等で捕集される。
以上、本発明は、上記の実施形態に限らず、例えば、曝露防止用キャビネットは、作業用開口部が同様にエアシールドされるものであれば、安全キャビネットに限らず、有機溶剤を取り扱ういわゆる局所配置装置の他、アイソレーター等、同様の構成を備えるものを適宜使用できる。吸込み部は、カバーを備えなくともよいし、基台の後部ではなく、後方に吸込み室を取り付けるようにして設けてもよい。基台前縁吸引孔は、吸込み部に連通するのではなく、曝露防止用吸引口とは別に作業台に設けた基台前縁吸引孔専用の吸引口に連通するようにしてもよい。基台は、下方に開口していなくともよい。曝露防止用キャビネットは、吸込み部収容室を備えなくともよいし、吸込み部収容室は、前方又は後方以外に、例えば、左右の側壁や底壁に開口部を備えていてもよい。
100 陰圧作業台付キャビネット
10 曝露防止用キャビネット
1 陰圧作業台
11 基台
12 吸込み部
115 基台前縁吸引孔
116 作業面
117 吸込み口
121 吸込み室
123 内部空間
126a 排出口
2 シャッター
3 作業室
4 作業用開口部
5 作業台
51a 前縁吸引口
6 曝露防止用吸引口
62 吸込み部収容室
65 前方開口部
64a 後方開口部

Claims (5)

  1. 前方に作業用開口部を有する作業室と、前記作業室の底壁からなる作業台の前縁に沿って設けられる前縁吸引口と、前記前縁吸引口より後方において前記作業台を貫通する曝露防止用吸引口とを備え、前記作業用開口部から前記作業室へ流入する外部の空気と、前記作業室内の空気とを前記前縁吸引口から作業台の下部空間へ吸引することにより設けた気流により前記作業用開口部をシールドするとともに、前記曝露防止用吸引口から前記作業室内の空気を前記下部空間へ吸引するよう構成された曝露防止用キャビネットの前記作業室に設置して、薬剤や有機溶剤の調製を行う際に使用可能な陰圧作業台であって、
    中空板状をなし、前記作業台に伏せ置きされる基台と、
    前記基台の後部に設けられる吸込み部と、
    を備え、
    前記基台は、前縁に沿って設けられる基台前縁吸引孔と、前記基台前縁吸引孔と前記吸込み部の前後方向の間における当該基台の上面からなる作業面とを有し、当該陰圧作業台を前記作業室に設置した際に、前縁が前記前縁吸引口より後方に位置するよう設けられており、
    前記吸込み部は、中空箱状をなし、前記曝露防止用吸引口に収容される吸込み室と、前記吸込み室の内部空間を作業台の上方へ連通する吸込み口と、当該内部空間を作業台の下部空間に連通する排出口とを有することを特徴とする陰圧作業台。
  2. 前記基台前縁吸引孔は、前記吸込み室の内部空間に連通している請求項1に記載の陰圧作業台。
  3. 前記基台は、下方に開口している請求項1、又は請求項2に記載の陰圧作業台。
  4. 請求項1に記載の曝露防止用キャビネット、及び陰圧作業台を備えた陰圧作業台付キャ
    ビネット。
  5. 前記吸込み室を収容する吸込み部収容室を備え、
    前記吸込み部収容室は、前方に開口する前方開口部と後方に開口する後方開口部とを有する請求項4に記載の陰圧作業台付キャビネット。
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