JP6841697B2 - タイヤ補強材及び空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、タイヤ補強材、及びそれを用いた空気入りタイヤに関するものである。
空気入りタイヤの補強材として、平行に配列された複数本のコードをトッピングゴムで被覆してなるプライからなるタイヤ補強材が知られている。例えば、タイヤの骨格となるカーカスを構成するカーカスプライや、ビード部を補強するサイド補強層などが挙げられる。
タイヤ補強材は、通常、図5(A)に示すように、コード50をトッピングゴム52で被覆してなるプライ54の端部56,58同士を重ね合わせて接合した接合部60を有する。かかる接合部60は、プライ54がオーバーラップしているが故に、他の部位に比べて剛性が高く、逆に接合部60の両側の脇部62,62は剛性が低くなっている。
タイヤ補強材を用いてグリーンタイヤを作製する段階やその後のタイヤ加硫時には、図5(B)に示すように、端部56,58同士を引き離す方向への横力Xが入力される。その場合、上記従来のタイヤ補強材では、剛性の低い脇部62が引き伸ばされてトッピングゴム52が薄くなりすぎることがあり、タイヤ内面にコード50が現れる、いわゆる糸見えが生じることがある。特に最近ではタイヤの軽量化のためカーカスプライ等のタイヤ補強材においてトッピングゴムの厚みを薄くすることが求められているため、トッピングゴムの薄肉化により糸見えの不良率が高くなる傾向にある。
タイヤ補強材の接合部に関する技術として、例えば、特許文献1には、コードをトッピングゴムで被覆してなるプライにおいて、その両端部を重ね合わせて接合部を形成する際に、プライの両端部の間に中間ゴムシートを介在させて接合することが開示されている。しかしながら、中間ゴムシートは、タイヤ成形時に接合部に生じる凹部を改善するために、接合部におけるせん断変形を可能にするべく挿入されたものであり、トッピングゴムの厚みを変更することは開示されていない。
また、特許文献2には、プライの端部を重ね合わせて接合した接合部に導電性のゴムテープを介在させることが開示されている。しかしながら、このゴムテープはタイヤの導電性を確保するために、非導電性ゴムからなるプライの端部同士の重ね合わせ部に挿入されたものであり、プライのトッピングゴムの厚みを変更することは開示されていない。
特開平10−6414号公報 特開2014−125005号公報
本発明の実施形態は、接合部の脇部における糸見えを抑えることができるタイヤ補強材、及びそれを用いた空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係るタイヤ補強材は、平行に配列された複数本のコードをトッピングゴムで被覆してなるプライからなるタイヤ補強材であって、前記プライの端部同士を重ね合わせて接合した接合部を有し、前記接合部の脇部におけるプライのトッピングゴムの厚みが、前記接合部におけるプライのトッピングゴムの厚みよりも大きいものである。
本発明の実施形態に係る空気入りタイヤは、該タイヤ補強材を用いて作製されたものである。
本発明の実施形態によれば、接合部の脇部におけるトッピングゴムの厚みを大きくしたことにより、横力がかかったときに脇部のトッピングゴムが薄くなりすぎるのを防いで、糸見えを抑えることができる。
一実施形態に係るタイヤ補強材の接合部の断面図 同タイヤ補強材の接合前におけるプライ端部の断面図 一実施形態に係る空気入りタイヤの断面図 一実施形態に係るタイヤ補強材の製造時における概略断面図 (A)従来のタイヤ補強材の接合部の断面図、(B)同タイヤ補強材に横力が入力したときの接合部の断面図
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係るタイヤ補強材10の接合部12を示したものである。タイヤ補強材10は、平行に配列された複数本のコード14をトッピングゴム16で被覆してなるプライ18からなるものである。コード14としては、特に限定されず、例えば、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、アラミドなどの有機繊維コード、あるいはスチールなどの金属コードが挙げられ、通常はその表面に接着処理が施される。
プライ18は、複数本のコード14を互いに平行に引き揃え、この引き揃え体の表裏両側をトッピングゴム16となる2枚の未加硫のゴムシートで挟み込むことにより形成されている。そのため、図1に示すように、トッピングゴム16は、タイヤを成形したときにタイヤ内面側となる内側トッピングゴム16Aと、タイヤ外面側となる外側トッピングゴム16Bとからなる。
タイヤ補強材10は、図1に示すように、プライ18の端部20,22同士を重ね合わせて接合してなる接合部12を備え、接合により円筒状に形成されている。ここで、タイヤを成形したときにタイヤ内面側になる端部20を第1端部とし、タイヤ外面側になる端部22を第2端部としたとき、接合部12は、第1端部20がタイヤ内面側になるように、第1端部20と第2端部22を重ね合わせてなる。接合部12は、プライ18におけるコード14の延在方向に沿って延びる端部20,22同士を重ねて接合してなる。タイヤ補強材10は、1枚のプライ18の両端部20,22を重ね合わせて接合することにより円筒状に形成したものでもよく、複数のプライ18の互いに隣接する端部20,22を重ね合わせて接合することにより円筒状に形成したものでよい。いずれの場合も、コード14の延在方向が、円筒の周方向に略直交するように配置される。
図1,2に示すように、接合部12の両側の脇部24,26におけるプライ18のトッピングゴム16の厚みT1,T2は、接合部12におけるプライ18のトッピングゴム16の厚みT3,T4よりも大きく設定されている。すなわち、一方の脇部24でのトッピングゴム厚みT1はその先端側のプライ端部20でのトッピングゴム厚みT3よりも大きく(T1>T3)、他方の脇部26でのトッピングゴム厚みT2はその先端側のプライ端部22でのトッピングゴム厚みT4よりも大きい(T2>T4)。ここで、脇部24,26とは、2層構造のプライ18からなる接合部12に隣接しその近傍に位置する1層構造のプライ18からなる部分である。
接合部12の両側の脇部24,26におけるプライ18のトッピングゴム16の厚みT1,T2は、また、脇部24,26に隣接する(即ち、脇部24,26よりも幅方向中央側の)プライ本体部28におけるトッピングゴム16の厚みT5よりも大きく設定されている(T1>T5,T2>T5)。従って、接合部12の両側の脇部24,26におけるトッピングゴム厚みT1,T2は、その他の部分(即ち、脇部24,26の両側部分)におけるトッピングゴム厚み(即ち、脇部24についてはT3及びT5、脇部26についてはT4及びT5)よりも大きい。
ここで、脇部24,26におけるトッピングゴム厚みT1,T2をプライ本体部28でのトッピングゴム厚みT5に対して増肉する程度は、特に限定されないが、T1,T2がT5に対して1.2〜1.4倍程度であることが好ましい。
一方、接合部12におけるプライ18のトッピングゴム16の厚みT3,T4は、プライ本体部28におけるトッピングゴム16の厚みT5よりも小さく設定されている(T3<T5,T4<T5)。これにより、脇部24,26でのトッピングゴム厚みを増やすことによる重量増加を抑えることができ、材料費の増加やタイヤバランスの悪化を抑えることができる。
ここで、接合部12におけるトッピングゴム厚みT3,T4をプライ本体部28でのトッピングゴム厚みT5に対して薄肉化する程度は、特に限定されないが、T3,T4がT5に対して0.6〜0.8倍程度であることが好ましい。
以上のようなトッピングゴム16の厚み変化を持たせるため、この例では、内側トッピングゴム16Aと外側トッピングゴム16Bの厚みが以下のように設定されている。
内側トッピングゴム16Aは、脇部24,26において接合部12よりも厚くかつプライ本体部28よりも厚く形成されている。すなわち、タイヤ内面側の第1端部20及びその近傍において、内側トッピングゴム16Aは、脇部24での厚みT1aが接合部12での厚みT3aよりも大きく(T1a>T3a)、かつプライ本体部28での厚みT5aよりも大きい(T1a>T5a)。また、タイヤ外面側の第2端部22及びその近傍において、内側トッピングゴム16Aは、脇部26での厚みT2aが接合部12での厚みT4aよりも大きく(T2a>T4a)、かつプライ本体部28での厚みT5aよりも大きい(T2a>T5a)。
かかる脇部24,26での増肉は、内側トッピングゴム16Aをタイヤ内面側に隆起させることによりなされている。図1,2に示すように、脇部24,26において内側トッピングゴム16Aは、接合部12の端(即ち、接合部12と脇部24,26との境界)から間隔をおいた位置に頂点24A,26Aを持つ断面山形状に隆起形成されており、即ち、タイヤ内面側に断面山形状の隆起部25,25が設けられている。詳細には、脇部24,26において内側トッピングゴム16Aの厚みは、接合部12の端を起点として当該接合部12から離れるに従い漸次大きくなり、かつ最大値となる頂点24A,26Bを経て漸次小さくなるように設定されている。ここで、上記の脇部24,26での厚みT1,T1a,T2,T2aは、その最大厚み、即ち頂点24A,26Bでの厚みである。
また、内側トッピングゴム16Aの厚みは、接合部12での厚みT3a,T4aがプライ本体部28での厚みT5aよりも小さく設定されている(T3a<T5a,T4a<T5a)。この例では、タイヤ内面側の第1端部20での内側トッピングゴム16Aの厚みT3aが、タイヤ外面側の第2端部22での内側トッピングゴム16Aの厚みT4bよりも大きく設定されている(T3a>T4a)。
一方、外側トッピングゴム16Bについては、脇部24,26ではプライ本体部28に対して増肉されていない。すなわち、外側トッピングゴム16Bの厚みは、脇部24,26での厚みT1b,T2bがプライ本体部28での厚みT5bと同じであり、周方向で厚みが一定である(T1b=T2b=T5b)。
また、接合部12での外側トッピングゴム16Bの厚みT3b,T4bは、プライ本体部での厚みT5bと同等以下に設定されている(T3b≦T5b,T4b≦T5b)。この例では、タイヤ内面側の第1端部20及びその近傍では、外側トッピングゴム16Bの厚みは接合部12、脇部24及びプライ本体部28で一定である(T3b=T1b=T5b)。一方、タイヤ外面側の第2端部22及びその近傍では、外側トッピングゴム16Bの厚みが、プライ本体部28から脇部26までは一定であるが(T5b=T2b)、接合部12でそれよりも薄く設定されている(T4b<T2b=T5b)。
そのため、接合部12での外側トッピングゴム16Bの厚みは、タイヤ内面側の第1端部20での厚みT3bがタイヤ外面側の第2端部22での厚みT4bよりも大きい(T3b>T4b)ので、内側トッピングゴム16Aについての上記関係T3a>T4aと相俟って、タイヤ外面側の第2端部22におけるトッピングゴム16の厚みT4が、タイヤ内面側の第1端部20におけるトッピングゴム16の厚みT3よりも小さく形成されている(T3>T4)。
この実施形態では、タイヤ内面側での糸見え抑制効果を高めるために、トッピングゴム16は、プライ本体部28においても、内側トッピングゴム16Aの厚みT5aが外側トッピングゴム16Bの厚みT5bよりも大きく設定されている(T5a>T5b)。両者の比T5a/T5bは、特に限定されないが、1.2〜1.8であることが好ましい。
タイヤ補強材10を製造するに際しては、平行に引き揃えた複数本のコード14に対して接着処理を行った後、カレンダーロール等を用いて未加硫ゴムをトッピングしてプライ18を作製する。その際、トッピングに用いる2枚のゴムシートとして、端部に上述した厚み変化を持つものを用いることにより、当該厚み変化を持つプライが得られる。次いで、得られたプライ18の端部20,22同士を重ね合わせ、必要に応じて、ローラー等の押圧手段で厚み方向に押圧することにより、端部20,22同士を接合する。これにより、接合部12を備えるタイヤ補強材10が得られる。
図3は、一実施形態に係る空気入りタイヤ50を示した図である。空気入りタイヤ50は、一対のビード部51,51と、各ビード部51,51からタイヤ径方向外側に延びる一対のサイドウォール部52,52と、両サイドウォール部52,52の径方向外方端同士を連結するトレッド部53と、を備える。
タイヤの内部には、一対のビード部51,51間にまたがって延びるトロイド状のカーカス54が埋設されている。カーカス54は、少なくとも1枚のカーカスプライにより構成され、図示した例では1枚のカーカスプライ54Aで構成されている。カーカスプライ54Aは、その両端部がビード部51において係止されており、タイヤ周方向に対して略直交する方向に配列したコードを含んでいる。
ビード部51には、環状のビードコア51Aと、その径方向外側に配置された硬質ゴムからなるビードフィラー51Bが埋設され、その外側にはサイド補強層55が埋設されている。サイド補強層55は、タイヤ子午線方向(タイヤ表面上でタイヤ周方向に直交する方向)に延びるコードを含んでいる。
トレッド部53には、カーカス54の外周側にベルト56が埋設されている。ベルト56は、タイヤ周方向に対して傾斜したベルトコードを含む複数枚のベルトプライ56A,56Aからなる。ベルト56の外周側には、ベルト補強層57を介してトレッドゴム58が設けられている。また、カーカス54の内側にはガスバリアゴム層であるインナーライナー59が設けられている。
一実施形態に係る空気入りタイヤ50において、上記のタイヤ補強材10は、カーカスプライ54Aとして用いることができる。カーカスプライ54Aとして用いる場合、タイヤ補強材10は、例えば、図4に示すように、成形ドラム30の外周に、1枚のプライ18を、そのコード14の延在方向が成形ドラム30の周方向に略直交するように巻き付け、プライ18の両端部20,22を重ねて接合することにより、円筒状に形成される。あるいはまた、図示しないが、成形ドラム上で複数枚のプライ18の互いに隣接する端部20,22を接合することにより円筒状に形成してもよい。
このようにして成形ドラム30上にタイヤ補強材10を成形した後、他のタイヤ構成部材を成形ドラム30上に順次に供給し、所定の作業を行うことでグリーンタイヤを成形することができる。得られたグリーンタイヤは、常法に従い、モールドを用いて加硫成型することにより、空気入りタイヤ50が得られる。なお、上記のタイヤ補強材10は、サイド補強層55として用いてもよい。
以上説明した実施形態であると、プライ18の端部20,22同士を重ね合わせた接合部12の両側の脇部24,26において、そのトッピングゴム16の厚みを厚くしたので、グリーンタイヤの作製時やタイヤ加硫時に、接合部14において端部20,22同士を引き離す方向への横力が入力されたときに、脇部24,26のトッピングゴム16が薄くなりすぎるのを効率的に防ぐことができ、タイヤ内面での糸見えを抑えることができる。
なお、このように増肉する脇部24,26の幅W1,W2は、特に限定されないが、例えば接合部12の幅Wの1〜2倍程度に設定することにより、ゴムの重量増加を抑えながら糸見えの発生をより効果的に抑えることができる。
上記実施形態によれば、また、タイヤ内面側の内側トッピングゴム16Aが脇部24,26において接合部12よりも厚く形成されている。このように外側トッピングゴム16Bではなく、内側トッピングゴム16Aを増肉することにより、タイヤ内面側での糸見えを効果的に抑えることができる。カーカスプライ54Aのタイヤ内面側にはインナーライナー59があるが、インナーライナー59は薄いのでカーカスプライ54Aのコード14が透けて見えやすい。そのため、内側トッピングゴム16Aに限定して増肉することにより、重量増加を抑えながら、糸見えを効果的に抑えることができる。
上記実施形態によれば、また、脇部24,26において内側トッピングゴム16Aを、接合部24,26の端から間隔をおいた位置に頂点24A,26Bを持つ断面山形状に形成している。横力により伸びやすいのは接合部24,26の端よりもそこから少し離れた位置であるため、上記のような断面山形状にすることで、その部分を効果的に肉盛りすることができ、糸見え抑制効果を高めることができる。
上記実施形態では、また、接合部12において、タイヤ外面側の第2端部22におけるトッピングゴム厚みT4がタイヤ内面側の第1端部20におけるトッピングゴム厚みT3よりも小さく形成されている。第2端部22については、その内面側に第1端部20が重ねられており、タイヤ内面側から見えにくいので、その部分のトッピングゴム厚みT4を小さくすることにより、糸見え抑制効果を損なうことなく、ゴムの使用量を減らすことができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…タイヤ補強材、12…接合部、14…コード、16…トッピングゴム、16A…内側トッピングゴム、16B…外側トッピングゴム、18…プライ、20…第1端部、22…第2端部、24,26…脇部、28…プライ本体部、T1,T2…脇部でのトッピングゴム厚み、T3,T4…接合部でのトッピングゴム厚み、T5…プライ本体部でのトッピングゴム厚み

Claims (5)

  1. 平行に配列された複数本のコードをトッピングゴムで被覆してなるプライからなるタイヤ補強材であって、
    前記プライの端部同士を重ね合わせて接合した接合部と、前記接合部に隣接しその近傍に位置する1層のプライからなる部分である脇部と、前記脇部に隣接する1層のプライからなる部分であるプライ本体部と、を有し、
    記脇部におけるプライのトッピングゴムの厚みが、前記接合部におけるプライ端部のトッピングゴムの厚みよりも大きく、かつ、前記プライ本体部におけるプライのトッピングゴムの厚みよりも大きい、タイヤ補強材。
  2. 平行に配列された複数本のコードをトッピングゴムで被覆してなるプライからなるタイヤ補強材であって、
    前記プライの端部同士を重ね合わせて接合した接合部と、前記接合部に隣接しその近傍に位置する1層のプライからなる部分である脇部と、を有し、
    前記脇部におけるプライのトッピングゴムの厚みが、前記接合部における各プライ端部のトッピングゴムの厚みよりも大きく、
    タイヤ内面側のトッピングゴムが前記脇部において前記接合部よりも厚く形成されたタイヤ補強材。
  3. 前記脇部においてタイヤ内面側のトッピングゴムは、前記接合部の端から間隔をおいた位置に頂点を持つ断面山形状に隆起形成された、請求項に記載のタイヤ補強材。
  4. 平行に配列された複数本のコードをトッピングゴムで被覆してなるプライからなるタイヤ補強材であって、
    前記プライの端部同士を重ね合わせて接合した接合部と、前記接合部に隣接しその近傍に位置する1層のプライからなる部分である脇部と、を有し、
    前記脇部におけるプライのトッピングゴムの厚みが、前記接合部における各プライ端部のトッピングゴムの厚みよりも大きく、
    前記接合部は、前記プライの第1端部と第2端部を当該第1端部がタイヤ内面側になるように重ね合わせてなるものであり、タイヤ外面側の前記第2端部におけるトッピングゴムの厚みがタイヤ内面側の前記第1端部におけるトッピングゴムの厚みよりも小さく形成されたタイヤ補強材。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のタイヤ補強材を用いて作製された空気入りタイヤ。
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