JP2023095545A - 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】カーカスコードがタイヤ内面側へ露出することを抑えつつ、カーカスプライとその隣接部材との間におけるエアー溜まりの発生を抑えた空気入りタイヤを提供する。【解決手段】トレッドからサイドウォールを経て一対のビードにてカーカスプライ5a,5bが係止された空気入りタイヤにおいて、カーカスプライ5a,5bは、一対のビードの間に設けられた本体部5a1,5b1と、本体部5a1,5b1から延びてビードコア21の周りでタイヤ軸方向内側から外側へ折り返されビードフィラー22の先端よりタイヤ径方向外側まで延びる巻き上げ部5a2,5b2とを備え、巻き上げ部5a2,5b2は、ビードコア21からビードフィラー22の先端よりタイヤ径方向外側までの領域P2,P3に複数の貫通孔51,52を備え、本体部5a1,5b1は、巻き上げ部5a2,5b2が重ね合わせられた領域P1に貫通孔が存在しない。【選択図】図2
Description
本発明は、空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法に関する。
空気入りタイヤは、一般に、トレッドゴム、サイドウォールゴム、カーカスプライ、ビード、ビードフィラー、ベルトプライ等の、複数のタイヤ構成部材を成型ドラム上で貼り合わせ、トロイド状にシェーピングして未加硫のグリーンタイヤ(生タイヤ)を形成し、形成したグリーンタイヤをタイヤ成型用の加硫金型内で加硫成型することで製造される。
グリーンタイヤを構成する複数のタイヤ構成部材は、それぞれ所定の厚みを有しているため、複数のタイヤ構成部材を貼り合わせたとき、各部材の端部において段部を生じやすく、該段部に起因して各タイヤ構成部材間にはエアー溜まりが生じやすい。
そこで、従来から、カーカスプライとビードフィラーやビードコアとの間に介在する空気を抜くため、カーカスプライの全面に貫通孔を点在させて形成した空気入りタイヤが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
しかしながら、カーカスプライに貫通孔を設けると貫通孔の周りでカーカスコードの間隔が広がるため、下記特許文献1のようにカーカスプライの全面に貫通孔を点在させて形成すると、屈曲しやすいサイドウォールからバットレスまでの領域においてカーカスコードがタイヤ内面側へ露出してする不具合(オープンコード)が発生することがある。
そこで本発明は、カーカスコードがタイヤ内面側へ露出する不具合を抑えつつ、カーカスプライとその隣接部材との間におけるエアー溜まりの発生を抑えることができる空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法を提供することを課題とする。
本実施形態の空気入りタイヤは、ビードコアと前記ビードコアのタイヤ径方向外側に配置されたビードフィラーとを有する一対のビードと、前記一対のビードからタイヤ径方向外方に延びる一対のサイドウォールと、前記一対のサイドウォールの径方向外端同士を連ねるトレッドと、前記トレッドからサイドウォールを経て前記一対のビードにて係止されたカーカスプライと、前記トレッドにおける前記カーカスプライの外周側に配されたベルトとを備えた空気入りタイヤにおいて、前記カーカスプライは、一対の前記ビードの間に設けられた本体部と、前記本体部から延びて前記ビードコアの周りでタイヤ軸方向内側から外側へ折り返され前記ビードフィラーの先端よりタイヤ径方向外側まで延びる巻き上げ部とを備え、前記巻き上げ部は、前記ビードコアから前記ビードフィラーの先端よりタイヤ径方向外側までの領域に複数の貫通孔を備え、前記本体部は、前記巻き上げ部が重ね合わせられた領域に貫通孔が存在しないものである。
本実施形態の空気入りタイヤの製造方法は、ビードコアと前記ビードコアのタイヤ径方向外側に配置されたビードフィラーとを有する一対のビードと、前記一対のビードからタイヤ径方向外方に延びる一対のサイドウォールと、前記一対のサイドウォールの径方向外端同士を連ねるトレッドと、前記トレッドからサイドウォールを経てビードにて係止されたカーカスプライと、前記トレッドにおける前記カーカスプライの外周側に配されたベルトとを備え、前記カーカスプライは、一対の前記ビードの間に設けられた本体部と、前記本体部から延びて前記ビードコアの周りでタイヤ軸方向内側から外側へ折り返され前記ビードフィラーの先端よりタイヤ径方向外側まで延びる巻き上げ部とを備えた空気入りタイヤの製造方法において、前記本体部における前記巻き上げ部が重ね合わせられた領域に貫通孔を形成せず、前記巻き上げ部における前記ビードコアから前記ビードフィラーの先端よりタイヤ径方向外側までの領域に貫通孔を形成する工程を有する方法である。
上記本発明では、上記の特徴を備えることにより、カーカスコードがトッピングゴムから露出することを抑えつつ、カーカスプライとその隣接部材との間におけるエアー溜まりの発生を抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る空気入りタイヤ1の半断面図である。このタイヤ1は、左右一対のビード2と、ビード2からタイヤ径方向外側に延びる左右一対のサイドウォール3と、サイドウォール3の外周端同士を連結するトレッド4とを備える。本実施形態では、タイヤは、左右対称であるため、図では右半分のみを示している。図中、CLはタイヤ赤道面を示す。ビード2には、鋼線等の収束体をゴム被覆してなるビードコア21と、断面略三角形状をなす硬質ゴム製のビードフィラー22と、が一体化された環状のビード部材20が埋設されている。
タイヤ内部には、一対のビード2間にまたがって延びる少なくとも1枚のカーカスプライが埋設されており、この例では2枚のカーカスプライ5a、5bが埋設されている。カーカスプライ5a,5bは、タイヤ周方向に間隔をあけて設けられたラジアル方向(タイヤ周方向に対して略直交する方向)に沿って延びる複数のプライコードと、プライコードを被覆するトッピングゴムとを備えている。なお、プライコードには、ポリエステル、レーヨン、ナイロン、又はアラミド等の有機繊維や、スチール等の金属が好適に使用される。なお、この例では、2枚のカーカスプライ5a、5bを設ける場合について説明するが、1枚のカーカスプライをタイヤ1の内部に設けたり、3枚以上のカーカスプライをタイヤ1の内部に設けてもよい。
2枚のカーカスプライ5a、5bは、タイヤ内面側の第1カーカスプライ5aと、その外側に重ねて設けられた第2カーカスプライ5bとの2枚で構成されている。2枚のカーカスプライ5a、5bは、トレッド4から両側のサイドウォール3を経てビード2に至り、ビード2において、ビードコア21の周りに巻き上げられて係止されている。
具体的には、2枚のカーカスプライ5a,5bは、一対のビード2の間に設けられタイヤの骨格を形成する本体部5a1、5b1と、本体部5a1、5b1から延びてビードコア21及びビードフィラー22を包み込むようにビード2の周りでタイヤ幅方向内側から外側へ折り返された巻き上げ部5a2、5b2とを有する。
カーカスプライ5a、5bの巻き上げ部5a2、5b2は、ビードコア12及びビードフィラー13のタイヤ幅方向外側面に沿ってタイヤ径方向外側へ延びている。巻き上げ部5a2、5b2の先端(即ち、巻き上げ端5a3、5b3)は、ビードフィラー22の先端(即ち、タイヤ径方向外端)22aを越えて、サイドウォール3内で終端している。
第2カーカスプライ5bの巻き上げ部5b2は、ビードフィラー22のタイヤ径方向外方において本体部5b1に接触している。第1カーカスプライ5aの巻き上げ部5a2は、第2カーカスプライ5bの巻き上げ部5b2の外側を覆い、第2カーカスプライ5bの巻き上げ部5b2より巻き上げ位置が高く(即ち、タイヤ径方向外方に)形成されている。第1カーカスプライ5aの巻き上げ端5a3近傍は、第2カーカスプライ5bの本体部5b1に接触している。
このようなカーカスプライ5a,5bは、巻き上げ部5a2、5b2に複数の貫通孔51、52が設けられている。一方、本体部5a1、5b1のうち巻き上げ部5a2,5b2が重ね合わせられた領域P1に貫通孔が設けられていない。
より具体的には、第2カーカスプライ5bの巻き上げ部5b2には、ビードコア21のタイヤ幅方向外側からビードフィラー22の先端22aの径方向外側までの領域P3に巻き上げ部5b2を貫通する貫通孔52が点在して設けられている。また、第1カーカスプライ5aの巻き上げ部5a2には、ビードコア21のタイヤ幅方向外側からビードフィラー22の先端22aの径方向外側までの領域P2に巻き上げ部5a2を貫通する貫通孔51が点在して設けられている。
上記領域P3のタイヤ径方向外端は、ビードフィラー22の先端22aと第2カーカスプライ5bの巻き上げ端5b3の間に設定することができる。上記領域P2のタイヤ径方向外端は、第2カーカスプライ5bの巻き上げ端5b3と第1カーカスプライ5aの巻き上げ端5a3の間に設定することができる。
なお、本実施形態では、カーカスプライ5a,5bの本体部5a1、5b1において巻き上げ部5a2,5b2が重ね合わせられた領域P1に加え、第1カーカスプライ5aの巻き上げ端5a3からトレッド4に設けられたベルト40の端部(ベルト端)40aまでの領域P4にも貫通孔が設けられていない。
カーカスプライ5aの巻き上げ部5a2の外側には、ビード部材20を巻き込むようにチェーハー6が設けられている。チェーハー6としては、ナイロン繊維などの有機繊維を含む繊維チェーハーやラバーチェーハーなどを採用することができる。
トレッド4における第2カーカスプライ5bのタイヤ外面側にはベルト40が設けられている。ベルト40は、複数本のコード(例えば、スチールコード)がゴムで被覆されたもので、2枚のカーカスプライ5a、5bの外周でトレッド4を補強する。ベルト40よりタイヤ径方向外側には外表面が接地面となるトレッドゴム42が設けられている。
第1カーカスプライ5aのタイヤ内面側には、タイヤ1の内周面を構成する耐空気透過ゴム層としてのインナーライナー7が設けられている。サイドウォール3には、第1カーカスプライ5aのタイヤ幅方向両側にタイヤ10の外壁面を構成するサイドウォールゴム31が設けられている。
次に、上記した空気入りタイヤの製造方法について、図2~図4に基づき説明する。空気入りタイヤの製造工程は、大きく分けて、成型ドラム60を用いてグリーンタイヤを製造する成形工程と、製造したグリーンタイヤを加硫する加硫工程とからなる。
成型ドラム60は、図2(b)に示すように、ドラム軸方向(タイヤ軸方向と同じ)に三分割されており、中央部に位置する中央ドラム62と、その両側に位置する端部ドラム64とが、各々独立して拡縮可能に構成されている。端部ドラム64には、ターンアップブラダー66が設けられている。符号Lは、ドラム軸、即ち成型ドラムの回転軸を示す。
グリーンタイヤの成形工程においては、まず、図2(a)及び図2(b)に示すように、成型ドラム60の外周に、未加硫のインナーライナー7とチェーハー6を巻き付け、その外周に未加硫の第1カーカスプライ5aと第2カーカスプライ5bを重ねて円筒状に巻き付ける。
第1カーカスプライ5aは巻き上げ部5a2に相当する箇所に貫通孔51が点在して設けられ、第2カーカスプライ5bは巻き上げ部5b2に相当する箇所に貫通孔52が点在して設けられている。なお、第1カーカスプライ5aの巻き上げ部5a2において第2カーカスプライ5bが重ね合わされている箇所には、第2カーカスプライ5bに設けられた貫通孔52と連通するように貫通孔51が設けられている。
このような貫通孔51,52は、第1カーカスプライ5a及び第2カーカスプライ5bを成型ドラム60に巻き付ける前に予め互いに重ね合わせた後、巻き上げ部5a2、5b2に相当する箇所に針状の突起を押し付けて貫通孔51,52を形成する。その際、第1カーカスプライ5aの巻き上げ部5a2において第2カーカスプライ5bが重ね合わされている箇所では、針状の突起が2枚のカーカスプライ5a、5bを貫通するように押し付けられ、第1カーカスプライ5aの貫通孔51及び第2カーカスプライ5bの貫通孔52が連通するように設けられている。
次いで、巻き付けたカーカスプライ5a、5bの幅方向両端部における外周面に、それぞれ環状をなす未加硫のビード部材20、20を載置する。ビード部材20を装着する際には、端部ドラム64は中央ドラム62に対して縮径されており、従って、中央ドラム62の外周面と端部ドラム64の外周面との間には段差が形成されている。ビード部材20は、この段差部の外側に沿わせて装着される。
次いで、ステッチャーローラ等の不図示の押圧部材を用いて、左右一対のビードフィラー22、22を、それぞれ第2カーカスプライ5bの外周面に沿わせるようにドラム軸方向内側に押し曲げる。その後、図3に示すように、左右のビード部材20、20をそれぞれ包み込むように、カーカスプライ5a,5bの両側部分をドラム軸方向内側に折り返す(即ち、ターンアップする)。この例では、端部ドラム64に設けられたターンアップブラダー66の内部に気体が充填されることで、ターンアップブラダー66が膨張し、これにより、カーカスプライ5a、5bの側部部分が、ドラム周方向の全周にわたって同時に折り返されカーカスプライ5の巻き上げ部5a2,5b2となり、ビード部材20が2枚のカーカスプライ5a,5bに挟み込まれる。
ターンアップ後、図4に示すように、第1カーカスプライ5aの巻き上げ部5a2の外側に、予め所定形状に成形したサイドウォールゴム31を巻き付け、更にその後、サイドウォールゴム31の外周面にベルト40及びトレッドゴム42を貼り付けてグリーンタイヤが完成する。
そして、完成したグリーンタイヤは、加硫金型に入れられ、所定時間所定温度で保持され、加硫成型が行われる。加硫成型が終わると空気入りタイヤが完成する。
本実施形態では、カーカスプライ5a,5bの巻き上げ部5a2、5b2に複数の貫通孔51、52が点在して設けられているため、グリーンタイヤの成形時に段差が生じてエアーが溜まりやすいビード部材20の周りにおいて、エアーを貫通孔51、52より外部へ排出することができる。
しかも、カーカスプライ5a,5bの巻き上げ部5a2、5b2は、ビード部材20に沿って設けられており屈曲しにくい箇所であるため、貫通孔51,52を設けてもカーカスコードがタイヤ内面側へ露出してするオープンコードが発生することがない。
また、カーカスプライ5a,5bの本体部5a1,5b1は、巻き上げ部5a2,5b2が重ね合わせられた領域P1に貫通孔51,52が存在しないため、サイドウォール3においてオープンコードの発生を抑えることができる。しかも、本実施形態では、上記領域P1に加え、第1カーカスプライ5aの巻き上げ端5a3からトレッド4に設けられたベルト40aまでの領域P4にも貫通孔が設けられていないため、より確実に、サイドウォールからバットレスまでの領域においてオープンコードの発生を抑えることができる。
上記の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、図5に示すように、カーカスプライ5a、5bの本体部5a1,5b1におけるベルト40が重ね合わせられた領域P5に複数の貫通孔53を点在させて設けてもよい。このような場合、トレッド4内部におけるエアー溜まりの発生を抑えることができるとともに、貫通孔53が本体部5a1,5b1においてベルト40に沿って設けられた屈曲しにくい箇所に設けられているため、貫通孔51,52を設けてもオープンコードが発生することがない。
1…空気入りタイヤ、2…ビード、3…サイドウォール、4…トレッド、5a…カーカスプライ、5a1…本体部、5a2…折返し部、5a3…巻き上げ端、5b…カーカスプライ、5b1…本体部、5b2…折返し部、5b3…巻き上げ端、6…チェーハー、7…インナーライナー、20…ビード部材、21…ビードコア、22…ビードフィラー、22a…フィラー端、31…サイドウォールゴム、40…ベルト、42…トレッドゴム、51…貫通孔、52…貫通孔、53…貫通孔
Claims (3)
- ビードコアと前記ビードコアのタイヤ径方向外側に配置されたビードフィラーとを有する一対のビードと、前記一対のビードからタイヤ径方向外方に延びる一対のサイドウォールと、前記一対のサイドウォールの径方向外端同士を連ねるトレッドと、前記トレッドからサイドウォールを経て前記一対のビードにて係止されたカーカスプライと、前記トレッドにおける前記カーカスプライの外周側に配されたベルトとを備えた空気入りタイヤにおいて、
前記カーカスプライは、一対の前記ビードの間に設けられた本体部と、前記本体部から延びて前記ビードコアの周りでタイヤ軸方向内側から外側へ折り返され前記ビードフィラーの先端よりタイヤ径方向外側まで延びる巻き上げ部とを備え、
前記巻き上げ部は、前記ビードコアから前記ビードフィラーの先端よりタイヤ径方向外側までの領域に複数の貫通孔を備え、
前記本体部は、前記巻き上げ部が重ね合わせられた領域に貫通孔が存在しない空気入りタイヤ。 - 前記本体部は、前記ベルトが重ね合わせられた領域に複数の貫通孔を備える請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- ビードコアと前記ビードコアのタイヤ径方向外側に配置されたビードフィラーとを有する一対のビードと、前記一対のビードからタイヤ径方向外方に延びる一対のサイドウォールと、前記一対のサイドウォールの径方向外端同士を連ねるトレッドと、前記トレッドからサイドウォールを経てビードにて係止されたカーカスプライと、前記トレッドにおける前記カーカスプライの外周側に配されたベルトとを備え、
前記カーカスプライは、一対の前記ビードの間に設けられた本体部と、前記本体部から延びて前記ビードコアの周りでタイヤ軸方向内側から外側へ折り返され前記ビードフィラーの先端よりタイヤ径方向外側まで延びる巻き上げ部とを備えた空気入りタイヤの製造方法において、
前記本体部における前記巻き上げ部が重ね合わせられた領域に貫通孔を形成せず、前記巻き上げ部における前記ビードコアから前記ビードフィラーの先端よりタイヤ径方向外側までの領域に貫通孔を形成する工程を有する空気入りタイヤの製造方法。
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