JP6841655B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフボールに関し、より詳しくは、耐久性と飛距離の両方に優れたゴルフボールに関する。
ゴルフボールのコアは、ブタジエンゴム等の基材ゴムに共架橋剤としての不飽和カルボン酸またはその塩を配合したゴム組成物を加熱加圧成形することによって製造している。このゴム組成物において、不飽和カルボン酸またはその塩は、基材ゴムに対して多量に配合されるが、混練の際、混練機内壁の表面に付着する傾向が強く、混練作業が難しく、また基材ゴム中での分散性が悪く、これによりゴルフボールの硬度や、反発性、耐久性が不均一となり所望の性能が得られない等の問題があった。
そこで、特開平9−235413号公報には、シス1,4−構造を40%以上有するポリブタジエンゴムを含有する基材ゴム100質量部に対し、平均粒度5.0μm以下の不飽和カルボン酸金属塩30〜50質量部、および硫酸バリウム10〜30質量部配合するゴム組成物とすることで、混練中における作業性や基材ゴム中での分散性を著しく改良でき、硬度が適正でかつ反発性能が優れたゴルフボールが得られることが記載されている。
また、特開平11−57069号公報には、ゴム組成物の共架橋剤として粒度分布が0.1〜5μmの範囲内にあり、かつ平均粒度が1〜4.5μmの範囲内にあるアクリル酸亜鉛を用いることで、架橋時のアクリル酸亜鉛の反応性が均一化し、コンプレッションおよび硬度のバラツキが少なく、かつ反発性能および耐久性が優れたゴルフボールが得られることが記載されている。
一方、特表2003−507206号公報には、多層コアを備えるゴルフボールの製造方法が記載されている。
特開平9−235413号公報 特開平11−57069号公報 特表2003−507206号公報
ゴム組成物で生成されたコアの硬度を、コアの中心とコアの表面とで比較すると、コア表面の硬度の方がコア中心の硬度よりも硬いことが知られている。この硬度の差が大きい程、ゴルフボールのインパクト時に生じるスピン量が低下し、飛距離を伸ばすことができると考えられている。しかしながら、コアの中心と表面の硬度差を大きくするために、コア表面の硬度が硬くなるように生成したコアを用いたゴルフボールでは、ゴルフボールのインパクト時にコアに亀裂が生じたりコアが破壊されたりと、耐久性に劣るという問題が生じることとなった。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑み、コアの中心と表面の硬度差を大きくするために、コア表面の硬度を硬くする一方で、コアの亀裂や破壊を防ぐことができ、耐久性と飛距離の両方に優れたゴルフボールを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るゴルフボールは、基材ゴムと、共架橋剤として不飽和カルボン酸またはその塩とを含有するコアを備え、前記コアは、その表面の硬度がJIS−Cで80以上であり、前記コアの表面から中心方向に向かって2mmまでの領域において存在する前記不飽和カルボン酸またはその塩は、平均粒子径が90μm未満である。なお、平均粒子径は、沈降法による粒度分布測定装置で測定される値である。
前記コアは、コアの中心に位置する中心コアと、この中心コアの外周を包囲し、2mm以上の厚さを有する外側コアとを少なくとも備える複数層構造を有してもよく、この場合、前記中心コアに含有される不飽和カルボン酸またはその塩の平均粒子径は、90μm以上であり、前記外側コアに含有される不飽和カルボン酸またはその塩の平均粒子径は、90μm未満である。
前記コアの表面から中心方向に向かって2mmまでの領域において存在する不飽和カルボン酸またはその塩、又は前記外側コアに含有される不飽和カルボン酸またはその塩の平均粒子径は、15μm以下としてもよい。
前記コアは、金属と結合するカルボン酸が異なる2種類以上であり、且つ前記カルボン酸のうち少なくとも1種が炭素数8個以上であるカルボン酸金属塩をさらに含有してもよい。
前記コアの表面の硬度と前記コアの中心における硬度との差がJIS−Cで20以上であってもよい。
コアの表面の硬度をJIS−Cで80以上に硬くしたコアを用いたゴルフボールにおいて耐久性が低下してしまう原因を究明したところ、亀裂や破壊がコア表面から発生していることがわかった。これは、コア表面が硬すぎると、インパクト時の変形に耐え切れずに亀裂が発生し、そこから破壊が進んだためであると考えられる。更に、本発明者が原因究明を進めた結果、基材ゴム中には共架橋剤である不飽和カルボン酸またはその塩が粒子として分散して残っているが、コア表面が非常に硬い場合、大きな粒子の共架橋剤がコア表面に存在するときに限り、亀裂が生じることがわかった。すなわち、本発明によれば、コアの表面の硬度がJIS−Cで80以上と硬い場合であっても、コアの表面から中心方向に向かって2mmまでの領域において、平均粒子径が90μm以上の不飽和カルボン酸またはその塩が存在しないようにすることで、コアの亀裂を防止することができ、よって、耐久性と飛距離の両方に優れたゴルフボールを提供することができる。
また、基材ゴムに共架橋剤として添加する不飽和カルボン酸またはその塩として、平均粒子径の小さいものを使用することで、上記問題を解決することができるが、平均粒子径の小さい不飽和カルボン酸またはその塩を生成するのには時間がかかると共に製造工程も複雑になることから、コアおよびゴルフボールを製造する時間も長くなり、製造コストが増加するという更なる問題が生じ得る。そこで、本発明によれば、コアを、コアの中心に位置する中心コアと、この中心コアの外周を包囲し、2mm以上の厚さを有する外側コアとを少なくとも備える複数層構造としてもよく、中心コアに含有される不飽和カルボン酸またはその塩の平均粒子径を90μm以上とすることで、平均粒子径の小さい不飽和カルボン酸またはその塩の使用量を少なくし、その生成時間を短縮することができ、よって、製造コストの増加を抑えることができる。
本発明に係るゴルフボールの一実施の形態を模式的に示す断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るゴルフボールの一実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態のゴルフボール1は、ボールの中心に位置するコア10と、このコア10の外周を包囲するカバー20とを主に備え、更にコア10は、ボールの中心に位置する中心コア12と、この中心コア12の外周を包囲する外側コア14とを備える2層構造を有している。カバー20の表面には、複数のディンプル22が形成されている。なお、本実施の形態では、2層構造のコアについて説明するが、本発明はこれに限定されず、単層構造のコアであってもよいし、3層以上の複数層構造のコアであってもよい。また、コア10とカバー20との間に、中間層を設けてもよい。
コア10は、中心コア12および外側コア14のどちらも、主成分としてゴムを含むゴム組成物により形成することができる(以下、中心コア12と外側コア14の両方に共通するものは、単に、コア10として言及する)。この主成分となるゴム(基材ゴム)としては、広く合成ゴムおよび天然ゴムを用いることができ、これに限定されないが、ポリブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、天然ゴム(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)、ポリウレタンゴム(PU)、ブチルゴム(IIR)、ビニルポリブタジエンゴム(VBR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、ニトリルゴム(NBR)、シリコーンゴムを用いることができる。ポリブタジエンゴム(BR)としては、例えば、1,2−ポリブタジエンやシス1,4−ポリブタジエン等を用いることができる。
コア10は、このような基材ゴムに加えて、共架橋剤を含有し、その他に任意に、例えば、架橋開始剤、充填材、老化防止剤、硫黄、有機硫黄化合物、および加工性改善剤を含有することができる。
共架橋剤としては、不飽和カルボン酸またはその塩を用いる。塩としては金属塩が好ましい。不飽和カルボン酸またはその金属塩としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸およびこれらの亜鉛塩、マグネシウム塩、カルシウム塩などがある。共架橋剤は粉末状であり、その平均粒子径は、コアの亀裂または破壊を防止するために、コア10の表面10aから中心方向に向かって2mmまでの領域においては、90μm未満とする。例えば、外側コア14に使用する共架橋剤には、平均粒子径が90μm未満の不飽和カルボン酸またはその塩を用いる。一方、中心コア12には、平均粒子径が90μm以上の不飽和カルボン酸またはその塩を用いることが可能である。これは、中心コア12の表面に大きな粒子が存在しても、多層構造のコアの場合、中心コア12の表面では硬度が80以上と硬くなることはないからである。
共架橋剤の配合量は、平均粒子径の大きさに特に影響を受けず、中心コア12も外側コア14も同様の配合量でよい。共架橋剤の配合量は、これに限定されないが、例えば、基材ゴム100質量部に対して、下限は、約5質量部以上が好ましく、約10質量部以上がより好ましく、上限は、約70質量部以下が好ましく、約50質量部以下がより好ましい。
架橋開始剤としては、これに限定されないが、有機過酸化物を用いることが好ましく、例えば、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゾエート、ジ−t−ブチルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等がある。架橋開始剤の配合量は、これに限定されないが、例えば、基材ゴム100質量部に対して、下限は、約0.10質量部以上が好ましく、約0.15質量部以上がより好ましく、約0.30質量部以上が更に好ましく、上限は、約8質量部以下が好ましく、約6質量部以下がより好ましい。
充填材としては、これに限定されないが、例えば、銀、金、コバルト、クロム、銅、鉄、ゲルマニウム、マンガン、モリブデン、ニッケル、鉛、白金、スズ、チタン、タングステン、亜鉛、ジルコニウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、酸化マンガンなどを用いることができる。充填材は、粉末形状が好ましい。充填材の配合量は、これに限定されないが、例えば、基材ゴム100質量部に対して、下限は、約1質量部以上が好ましく、約2質量部以上がより好ましく、約3質量部以上が更に好ましく、上限は、約100質量部以下が好ましく、約80質量部以下がより好ましく、約70質量部以下が更に好ましい。
老化防止剤としては、これに限定されないが、例えば、ノクラックNS−6(大内新興化学工業社製)等の市販品を用いることができる。老化防止剤の配合量は、これに限定されないが、基材ゴム100質量部に対して、下限は、約0.1質量部以上が好ましく、約0.15質量部以上がより好ましく、上限は、約1.0質量部以下が好ましく、約0.7質量部以下がより好ましい。
有機硫黄化合物(しゃっかい材)を添加することで、コアの反発性を向上させることができる。有機硫黄化合物としては、チオフェノール類、チオカルボン酸類及びそれらの金属塩から選ばれる。チオフェノール類、チオカルボン酸類としては、ペンタクロロチオフェノール、4−t−ブチル−o−チオフェノール、4−t−ブチルチオフェノール、2−ベンズアミドチオフェノール等のチオフェノール類、チオ安息香酸等のチオカルボン酸類がある。また、これらの金属塩としては、亜鉛塩などが好ましい。有機硫黄化合物の配合量は、これに限定されないが、基材ゴム100質量部に対して、下限は、約0.01質量部以上が好ましく、約0.1質量部以上がより好ましく、上限は、有機硫黄化合物の配合は、約5質量部以下が好ましく、約3質量部以下がより好ましい。
ゴム組成物には、水を添加してもよく、これによりゴム組成物中の有機過酸化物の分解を促進することができる。水は、蒸留水であっても水道水であってもよいが、不純物を含まない蒸留水が好ましい。水の配合量は、これに限定されないが、基材ゴム100質量部に対して、下限は、0.1質量部以上が好ましく、0.3質量部以上がより好ましく、上限は、5質量部以下が好ましく、4質量部以下がより好ましい。
また、上記の水の代わりに、モノカルボン酸金属塩を用いることができる。モノカルボン酸金属塩は、モノカルボン酸金属塩は、脱水縮合反応をすることによりゴム組成物中に水をもたらすため、水と同様の効果を得ることができる。モノカルボン酸金属塩としてはこれに限定されないが、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、ステアリン酸のNa、K、Li、Zn、Cu、Mg、Ca、Co、Ni、Pbの各塩等が挙げられるが、好ましくはZnが好適に用いられる。具体例としては、モノアクリル酸亜鉛、モノメタクリル酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛等が挙げられ、特に、モノアクリル酸亜鉛を用いることが好ましい。モノカルボン酸金属塩の配合量は、これに限定されないが、基材ゴム100質量部に対して、下限は、1質量部以上が好ましく、3質量部以上がより好ましく、上限は、60質量部以下が好ましく、50質量部以下がより好ましい。
また、コア10は、コアの加工性を改善するために、所定のカルボン酸金属塩を含有してもよい。このカルボン酸金属塩は、金属と結合しているカルボン酸が異なる2種以上であり、且つカルボン酸のうちの少なくとも1種が炭素数8個以上である。ここで言う結合とは、金属とカルボン酸との結合であり、結合数は金属種によって異なる。具体的には、ナトリウムやカリウムは1個、亜鉛やカルシウムは2個、鉄やアルミニウムは3個の結合部位を有するが、ここで述べるカルボン酸金属塩は結合部位数が2個以上必要であるため、金属種はこれに限定される。例えば、亜鉛塩の場合、亜鉛の結合部位2箇所のうち、一方が炭素数8個以上のカルボン酸Aとするならば、もう一方のカルボン酸はカルボン酸A以外である必要がある。その際、ステアリン酸亜鉛のような金属と結合しているカルボン酸が同一である二結合金属塩(ジ塩)と区別するため、モノという接頭語を用いて物質名を表す。
具体的には、以下の構造式(1)又は構造式(2)で表される化合物である。
−M−R ・・・(1)
式(1)中、R及びRはそれぞれ異なるカルボン酸を表し、R及びRのうち少なくともいずれかが炭素数8個以上である。Mは2価の金属原子を表す。
Figure 0006841655
式(2)中、R、R及びRはそれぞれ異なるカルボン酸を表し、R、R及びRのうち少なくともいずれか1つが炭素数8個以上である。Mは3価の金属原子を表す。
具体的には、モノステアリン酸モノパルミチン酸亜鉛、モノステアリン酸モノミリスチン酸亜鉛、モノステアリン酸モノラウリル酸亜鉛、モノパルミチン酸モノミリスチン酸亜鉛、モノパルミチン酸モノラウリル酸亜鉛、モノステアリン酸モノアクリル酸亜鉛、モノステアリン酸モノメタクリル酸亜鉛、モノステアリン酸モノマレイン酸亜鉛、モノステアリン酸モノフマル酸亜鉛、モノパルミチン酸モノアクリル酸亜鉛、モノパルミチン酸モノメタクリル酸亜鉛、モノパルミチン酸モノマレイン酸亜鉛、モノパルミチン酸モノフマル酸亜鉛、モノミリスチン酸モノアクリル酸亜鉛、モノミリスチン酸モノメタクリル酸亜鉛、モノミリスチン酸モノマレイン酸亜鉛、モノミリスチン酸モノフマル酸亜鉛、モノラウリル酸モノアクリル酸亜鉛、モノラウリル酸モノメタクリル酸亜鉛、モノラウリル酸モノマレイン酸亜鉛、モノラウリル酸モノフマル酸亜鉛等が挙げられ、モノステアリン酸モノアクリル酸亜鉛が好ましい。なお、ステアリン酸亜鉛(後述する実施例においてカルボン酸金属塩Bとして使用)はこれらに含まれない。
これら所定のカルボン酸金属塩は、複数のカルボン酸共存下で金属化合物と反応させることで容易に得ることができる。具体的には、モノステアリン酸モノアクリル酸亜鉛の場合、反応溶液中にステアリン酸とアクリル酸とを溶解させ、そこへ溶媒に懸濁させた酸化亜鉛を混合して反応させることによって得ることができる。或いは、酸化亜鉛を溶媒へ懸濁させた溶液中へ、ステアリン酸とアクリル酸とを添加することによって得ることができる。
上記の所定のカルボン酸金属塩の配合量は、これらに限定されないが、基材ゴム100質量部に対して、好ましくは0.1〜50質量部、より好ましくは1〜25質量部である。また、共架橋剤である不飽和カルボン酸又はその塩に対するこのカルボン酸金属塩の質量比率は、好ましくは1〜99質量%であり、より好ましくは4〜50質量%である。上記範囲よりも少ないと、十分な加工性改善の効果が得られないおそれがあり、また、上記範囲よりも多いと、コアの初速が低下してしまう場合がある。
コア10の硬度は、コアの位置において大きく異なる。なお、コア10の硬度については全てJIS−Cでの硬度で示す。コア10の表面10aにおける硬度、すなわち、外側コア14の外側面10aにおける硬度Hは、スピン量および反発性の観点から、80以上に硬くする必要があり、85以上がより好ましい。硬度Hの上限は、特に限定されるものではないが、打感の観点から、例えば、95以下にすることが好ましい。
コア10の中心位置における硬度、すなわち、中心コア12の中心位置における硬度Hは、これに限定されなないが、耐久性の観点から、好ましくは45以上、より好ましくは50以上、更に好ましくは55以上とすることができる。硬度Hの上限は、これに限定されないが、スピン量の観点から、好ましくは65以下、より好ましくは62以下、更に好ましくは60以下とすることができる。
コアの中心硬度Hと表面硬度Hとの硬度差ΔHは、これに限定されないが、スピン量および飛距離の観点から、20以上が好ましく、25以上がより好ましく、30以上が更に好ましく、35以上が特に好ましい。硬度差ΔHの上限は、特に限定されるものではないが、45以下とすることができる。なお、硬度差ΔHは、単層構造のコアよりも、複数層構造のコアの方が大きくすることができるが、上記の各位置における硬度の数値範囲は、単層構造のコアの場合であっても同様の数値範囲とすることが好ましい。
コア10の荷重変形量、すなわち、初期荷重98N(10kgf)から終荷重1275N(130kgf)まで負荷したときの変形量は、下限は、スピン量や打感の観点から、2.5mm以上が好ましく、3.0mm以上がより好ましく、上限は、反発性や打感、耐久性の観点から、5.0mm以下が好ましく、4.5mm以下がより好ましい。
コア10の直径は、これに限定されないが、下限は、30mm以上が好ましく、32mm以上がより好ましく、34mm以上が更に好ましく、36mm以上が特に好ましく、上限は、40mm以下が好ましい。2層構造では、外側コア14は、下限は、所定の平均粒子径の共架橋剤を配合する観点から、10mm以上にすることが好ましく、15mm以上がより好ましく、上限は、これに限定されないが、30mm以下が好ましく、25mm以下がより好ましい。中心コア12の直径は、このような外側コア14の好ましい厚さに合わせて、上述したコア10の直径の範囲内となるようにする。
2層構造のコア10を形成する方法としては、公知の方法を採用することができる。例えば、先ず、所定の金型に外側コア14の材料を入れ、一次加硫(半加硫)して一対の半球殼状のハーフカップを作製する。次いで、予め作製した中心コア12を一対のハーフカップで包み、その状態で二次加硫(全加硫)を行う。すなわち、加硫工程を2段階に分けて行う。また、中心コア12の周囲に外側コア14の材料を射出して成形する方法も用いることができる。
カバー20を形成する材料としては、これらに限定されないが、アイオノマー樹脂、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、熱硬化性ポリウレタン、またはこれらの混合物を使用して形成することができる。また、カバー20には、上記の主成分の他に、他の熱可塑性エラストマーや、ポリイソシアネート化合物、脂肪酸又はその誘導体、塩基性無機金属化合物、充填材などを添加することができる。
カバー20の硬度は、これに限定されないが、ショアDにて、下限は、50以上が好ましく、55以上がより好ましく、上限は、75以下が好ましく、70以下がより好ましく、65以下が更に好ましい。
カバー20の厚さは、これに限定されないが、下限は、0.2mm以上が好ましく、0.4mm以上がより好ましく、上限は、4mm以下が好ましく、3mm以下がより好ましく、2mm以下が更に好ましい。カバー20の表面には、複数のディンプル22が形成されている。ディンプル22の大きさ、形状、数などは、ゴルフボール1の所望する空気力学的特性に応じて、適宜、設計することができる。
カバー20の形成方法は、特に限定されないが、例えば、射出成形法などによって形成することができる。具体的には、カバー用の金型内の中央に、上記のようにして形成したコア10を配置し、このコア10を覆うように、カバー材料を金型内に射出導入することで、カバー20を形成することができる。
コア10とカバー20との間には、任意に中間層(図示省略)を設けてもよい。コア的な機能を有する中間層を設けてもよいし、カバー的な機能を有する中間層を設けてもよい。また、複数の中間層を設けてもよく、例えば、コア的またはカバー的な機能を有する複数の中間層を設けてもよいし、コア的な機能を有する第1の中間層とカバー的な機能を有する第2の中間層を設けてもよい。
表1に示す配合(単位は質量部)および構造のコアを備えるゴルフボールをそれぞれ作製し、コアおよびゴルフボールの諸性能、特に、コアの生産性、ゴルフボールのスピン性能、ゴルフボールの耐久性についてそれぞれ試験を行った。その結果を表2に示す。
なお、実施例および比較例の全てのゴルフボールについて、アイオノマー樹脂を主成分とする同じ配合の材料を用いて同じディンプル配置を有するカバーを形成した。
Figure 0006841655
Figure 0006841655
表1のポリブタジエンゴムは、商品名「BR730」(JSR社製)を使用し、基材ゴムとして用いた。
酸化亜鉛は、商品名「三種酸化亜鉛」(堺化学工業社製)を使用した。
硫酸バリウムは、商品名「バリコ#100」(ハクスイテック社製)を使用した。
老化防止剤は、商品名「ノクラックNS−6」(大内新興化学工業社製)を使用した。
ペンタクロロチオフェノール亜鉛塩は、和光純薬工業社製のものを使用した。
不飽和カルボン酸金属塩Aは、和光純薬工業社製のアクリル酸亜鉛で、平均粒子径が7〜15μmのものを使用した。
不飽和カルボン酸金属塩Bは、和光純薬工業社製のアクリル酸亜鉛で、平均粒子径が90〜150μmのものを使用した。
なお、平均粒子径は、堀場製作所社製CAPA−700を用い、沈降法による粒度分布を測定した値であり、5回の測定結果のうち測定値の最大値と最小値を平均粒子径の範囲とした。
カルボン酸金属塩Aは、日本触媒社製のモノステアリン酸モノアクリル酸亜鉛を使用した。
カルボン酸金属塩Bは、和光純薬工業社製のステアリン酸亜鉛を使用した。
有機過酸化物Aは商品名「パークミルD」(日油社製)、有機過酸化物Bは商品名「パーヘキサC−40」(日油社製)を使用し、架橋開始剤として用いた。
表2の荷重変化量は、コアに100kgの荷重をかけた時の変形量(mm)であり、数値が大きいほどコアが軟らかいことを示す。
表2のコアの硬度分布について、その測定方法について説明する。コア中心Hは、球状のコアを、中心を通るように半分に切断して得た断面の中心位置に、硬度計の針を当てて計測した。中心コアの表面H、外側コアの内側面H、外側コアの外側面Hは、測定対象となる表面に対して硬度計の針が垂直になるように押し当てて計測した。硬度計は、JIS K 6301−1975に規定するスプリング式硬度計(JIS−C形)を用いた。なお、上記の硬度は、いずれも23℃に温調した後の測定値である。
表2の生産性は、コアの配合物を混練及び押出する際の、(i)混練時間、(ii)混練装置内壁への付着(残渣)、(iii)混練後のコア配合物のまとまり、(iv)押出し時のコアの表面粗度を主に評価し、これらを総合的に判断し、コアの生産性が極めて高いものを◎、生産性が高いものを○、生産性が低いものを×として評価した。
表2の初速は、R&Aの承認する装置であるUSGAのドラム回転式の初速計と同方式の初速測定器を用いて計測した。コア及びボールを23.9±1℃環境下で3時間以上温度調整した後、室温23±2℃の部屋でテストした。250ポンド(113.4kg)のヘッドを用いて打撃速度143.8ft/s(43.83m/s)にてボールを打撃し、各サンプルのボール30個を各々2回打撃して6.28ft(1.91m)の間を通過する時間を測定し、初速(m/s)を算出した。
表2のCOR耐久性の測定試験は、米国Automated Design Corporation製のADC Ball COR Durability Tester機を用いて、ゴルフボールの耐久性を評価した。この試験機は、ゴルフボールを空気圧で発射させた後、平行に設置した2枚の金属板に連続的に衝突させる機能を有する。金属板への入射速度は43m/sとした。そして、ゴルフボールが割れるまでに要した発射回数の平均値を求めた。この場合、平均値とは、各サンプルのボールを10個用意し、それぞれのボールを発射させてゴルフボールが割れるまでに要した発射回数を平均化した値である。なお、1ケタの数値は四捨五入した。
表2のスピン量の測定試験は、ドライバー(ブリヂストンスポーツ社製のTourStage X−Drive Type455 9.5°)をスウィングロボット(ミヤマエ社製)に装着し、ヘッドスピード45m/s、で打撃した時の打撃直後のボールを、高速カメラを使用してスピン量(rpm)を測定した。
表1および表2に示すように、2層構造のコアであり、コア表面の硬度Hが80以上であった実施例1〜3は、外側コアの共架橋剤として平均粒子径が7〜15μmの不飽和カルボン酸金属塩を用いたことから、中心コアの材料共架橋剤として平均粒子径が90〜150μmの不飽和カルボン酸金属塩を用いても、コアに亀裂や割れが生じにくく、優れた耐久性を示した。
一方、2層構造のコアであり、コア表面の硬度Hが80以上であった比較例1〜2は、中心コアおよび外側コアの共架橋剤としてどちらも平均粒子径が90〜150μmの不飽和カルボン酸金属塩を用いたことから、実施例1〜3と比べ、耐久性が大きく劣っていた。耐久性試験後のゴルフボールを調べたところ、コアの表面から深さ約1mmの領域においてコアに亀裂が発生していることが観察された。よって、亀裂の発生を抑えるために、広く見積もって、表面から深さ2mmの領域には、粒子径が大きい材料を使用しないこととする必要がある。
また、2層構造のコアであり、中心コアおよび外側コアの共架橋剤としてどちらも平均粒子径が90〜150μmの不飽和カルボン酸金属塩を用いたが、コア表面の硬度Hが78と低かった比較例3は、実施例1〜3と同等の耐久性の結果が得られたが、コアの表面硬度が低く、コアの中心との硬度差が小さいことから、実施例1、2及び比較例1と比べてスピン量が増加しており、飛距離の面で問題があった。飛距離に関しては、コア表面の硬度Hが85以上で、コア中心との硬度差ΔHが35以上あった実施例3は、実施例1、2と比べてスピン量が減少しており、飛距離を更に向上させることができた。
単層構造のコアであり、中心コア表面の硬度Hが85以上であった実施例4、5は、中心コアの共架橋剤として平均粒子径が7〜15μmの不飽和カルボン酸金属塩を用いたことから、コアに亀裂や割れが生じにくく、優れた耐久性を示した。一方、単層構造のコアであり、コア表面の硬度Hが85以上であった比較例4は、中心コアの共架橋剤として平均粒子径が90〜150μmの不飽和カルボン酸金属塩を用いたことから、実施例4、5と比べ、耐久性が大きく劣っていた。耐久性試験後のゴルフボールを調べたところ、やはり中心コアの表面から深さ約1mmの領域においてコアに亀裂が発生していることが観察された。
1 ゴルフボール
10 コア
12 中心コア
14 外側コア
20 カバー
22 ディンプル

Claims (4)

  1. 基材ゴムと、共架橋剤として不飽和カルボン酸またはその塩とを含有するコアを備えるゴルフボールであって、前記コアは、その表面の硬度がJIS−Cで80以上であり、前記コアが、コアの中心に位置する中心コアと、この中心コアの外周を包囲し、2mm以上の厚さを有する外側コアとを少なくとも備える複数層構造を有し、前記中心コアに含有される不飽和カルボン酸またはその塩の平均粒子径が、90μm以上であり、前記外側コアに含有される不飽和カルボン酸またはその塩の平均粒子径が、90μm未満であるゴルフボール。
  2. 前記外側コアに含有される不飽和カルボン酸またはその塩の平均粒子径が、15μm以下である請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 前記コアが、金属と結合するカルボン酸が異なる2種類以上であり、且つ前記カルボン酸のうち少なくとも1種が炭素数8個以上であるカルボン酸金属塩をさらに含有する請求項1又は2に記載のゴルフボール。
  4. 前記コアの表面の硬度と前記コアの中心における硬度との差がJIS−Cで20以上である請求項1〜のいずれか一項に記載のゴルフボール。
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