JP6841205B2 - フロントピラー - Google Patents

フロントピラー Download PDF

Info

Publication number
JP6841205B2
JP6841205B2 JP2017201598A JP2017201598A JP6841205B2 JP 6841205 B2 JP6841205 B2 JP 6841205B2 JP 2017201598 A JP2017201598 A JP 2017201598A JP 2017201598 A JP2017201598 A JP 2017201598A JP 6841205 B2 JP6841205 B2 JP 6841205B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
reinforcing rod
pillar body
filling member
gap filling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017201598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019073203A (ja
Inventor
訓司 小川
訓司 小川
宏和 藤ヶ森
宏和 藤ヶ森
伊藤 伸
伸 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017201598A priority Critical patent/JP6841205B2/ja
Publication of JP2019073203A publication Critical patent/JP2019073203A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6841205B2 publication Critical patent/JP6841205B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、フロントピラーに関する。
従来、車両に設けられたフロントピラーが知られている(たとえば、特許文献1参照)。このようなフロントピラーは、インナパネルおよびアウタパネルを含み、そのインナパネルおよびアウタパネルが結合されることにより閉断面構造が形成されている。
特開2011−98684号公報
ここで、ロールオーバー時(車両転覆時)には、フロントピラーに荷重が入力されるが、車室空間を確保するために、フロントピラーの変形が抑制されることが望ましい。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ロールオーバー時の変形を抑制することが可能なフロントピラーを提供することである。
本発明によるフロントピラーは、閉断面構造を有するピラー本体と、ピラー本体の内部空間に配置され、ピラー本体に沿って延びるように形成された補強ロッドと、ピラー本体の内部空間に配置され、補強ロッドをピラー本体に取り付けるためのバルク部材と、補強ロッドとピラー本体の内面との間の隙間を詰める隙詰め部材とを備える。隙詰め部材は、補強ロッドに結合され、ピラー本体の内面と間隔を隔てて配置されている。
このように構成することによって、ロールオーバー時に、ピラー本体に入力される曲げ荷重が隙詰め部材を介して補強ロッドに伝達されるので、ピラー本体の変形を抑制することができる。
本発明のフロントピラーによれば、ロールオーバー時の変形を抑制することができる。
本実施形態によるフロントピラーを模式的に示した側面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態によるフロントピラー100について説明する。
フロントピラー100は、たとえばルーフを開閉可能なコンバーチブル型車両に設けられており、車幅方向の両端部にそれぞれ配置されている。このフロントピラー100は、図1に示すように、ほぼ鉛直方向に延びるピラーロア10aと、ピラーロア10aの上端部から車両後方側に傾斜するピラーアッパ10bとを含んでいる。ピラーロア10aの内側には、エンジンコンパートメントとキャビンとを区画するダッシュパネルが設けられ、ピラーアッパ10bの内側には、フロントガラスが設けられている。また、フロントピラー100は、閉断面構造を有するピラー本体1と、ピラー本体1の内部空間S(図2参照)に配置された補強ロッド2と、補強ロッド2をピラー本体1に取り付けるためのバルク部材3と、補強ロッド2とピラー本体1との隙間を詰める隙詰め部材4とを備えている。
ピラー本体1は、図2および図3に示すように、車幅方向の内側(X1方向側)に配置されるインナパネル11と、車幅方向の外側(X2方向側)に配置されるアウタパネル12とを含んでいる。インナパネル11は、断面がほぼU字状に形成された本体部111と、本体部111の開放端に形成された一対のフランジ部112とを有する。本体部111は、開放端が車室外側を向くように配置され、フランジ部112は、本体部111に対して外側に延びるように形成されている。アウタパネル12は、断面がほぼU字状に形成された本体部121と、本体部121の開放端に形成された一対のフランジ部122とを有する。本体部121は、開放端が車室内側を向くように配置され、フランジ部122は、本体部121に対して外側に延びるように形成されている。そして、インナパネル11のフランジ部112とアウタパネル12のフランジ部122とが結合されることにより、ピラー本体1が内部空間Sを有する筒状に形成されている。
補強ロッド2は、たとえば中空状のパイプ材であり、ピラー本体1を補強するために設けられている。この補強ロッド2は、ピラー本体1の内部空間Sに配置され、ピラー本体1に沿って延びるように形成されている。
バルク部材3(図1参照)は、ピラー本体1の内部空間Sに配置され、補強ロッド2をピラー本体1に取り付けるために設けられている。このため、バルク部材3がピラー本体1に結合されるとともに、補強ロッド2がバルク部材3に結合されている。バルク部材3は、補強ロッド2の両端部にそれぞれ配置されている。すなわち、補強ロッド2の両端部がそれぞれバルク部材3により支持されている。
隙詰め部材4は、補強ロッド2に結合されており、補強ロッド2とピラー本体1の内面121aとの間の隙間を詰めるために設けられている。この隙詰め部材4は、ピラー本体1の内部空間Sに配置されるとともに、バルク部材3の間に配置されている。すなわち、隙詰め部材4は、補強ロッド2の中間部に設けられている。
また、隙詰め部材4は、平板状のベース部41(図3参照)と、補強ロッド2が取り付けられる取付部42とを有する。取付部42は、ベース部41に対して補強ロッド2側に隆起するように形成され、補強ロッド2が延びる方向におけるベース部41の両端にそれぞれ設けられている。すなわち、補強ロッド2が延びる方向において一対の取付部42の間にベース部41が配置されている。取付部42には断面が円弧状の溝部42aが形成されるとともに、溝部42aに補強ロッド2が配置され、接着材5により補強ロッド2が取付部42の溝部42aに結合されている。なお、溝部42aは、補強ロッド2の外周のほぼ半分を覆うように形成されている。
そして、ベース部41には、補強ロッド2が延びる方向と直交する方向(D方向)の両端部に、アウタパネル12の本体部121の内面121aと対向する対向面41aがそれぞれ形成されている。また、取付部42には、補強ロッド2が延びる方向と直交する方向(D方向)の両端部に、内面121aと対向する対向面42bがそれぞれ形成されている。対向面41aおよび42bは、補強ロッド2が延びる方向に連なるように設けられている。このため、補強ロッド2が延びる方向において一対の対向面42bの間に対向面41aが配置されている。対向面41aおよび42bは、内面121aと所定の間隔(たとえば3〜5mm)を隔ててその内面121aに沿うように形成されている。また、取付部42がベース部41に対して隆起され、対向面41aおよび42bがインナパネル11側に延びることから、対向面42bにおける補強ロッド2が延びる方向と直交する方向の長さが、対向面41aにおける補強ロッド2が延びる方向と直交する方向の長さよりも大きくなっている。
−効果−
本実施形態では、上記のように、補強ロッド2とピラー本体1の内面121aとの間の隙間を詰める隙詰め部材4を設けることによって、ロールオーバー時(車両転覆時)に、ピラー本体1が隙詰め部材4に当接されることにより、ピラー本体1に入力される曲げ荷重が隙詰め部材4を介して補強ロッド2に伝達されるので、ピラー本体1の変形を抑制することができる。
また、本実施形態では、隙詰め部材4をピラー本体1と所定の間隔を隔てて配置することによって、隙詰め部材とピラー本体とを結合する場合に比べて、製造工程を減らすことができるので、フロントピラー100の生産性の向上を図ることができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施形態では、ルーフを開閉可能なコンバーチブル型車両のフロントピラーに本発明を適用する例を示したが、これに限らず、開閉不能なルーフが設けられた車両のフロントピラーに本発明を適用してもよい。
また、本実施形態では、隙詰め部材4が補強ロッド2とアウタパネル12との間の隙間を詰める例を示したが、これに限らず、隙詰め部材が補強ロッドとインナパネルとの間の隙間を詰めるようにしてもよい。
また、本実施形態では、隙詰め部材4がベース部41を有する例を示したが、これに限らず、隙詰め部材がベース部を有していなくてもよい。
本発明は、閉断面構造を有するピラー本体を備えるフロントピラーに利用可能である。
1 ピラー本体
2 補強ロッド
4 隙詰め部材
100 フロントピラー
121a 内面

Claims (1)

  1. 閉断面構造を有するピラー本体と、
    前記ピラー本体の内部空間に配置され、前記ピラー本体に沿って延びるように形成された補強ロッドと、
    前記ピラー本体の内部空間に配置され、前記補強ロッドを前記ピラー本体に取り付けるためのバルク部材と、
    前記補強ロッドと前記ピラー本体の内面との間の隙間を詰める隙詰め部材とを備え
    前記隙詰め部材は、前記補強ロッドに結合され、前記ピラー本体の内面と間隔を隔てて配置されていることを特徴とするフロントピラー。
JP2017201598A 2017-10-18 2017-10-18 フロントピラー Active JP6841205B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017201598A JP6841205B2 (ja) 2017-10-18 2017-10-18 フロントピラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017201598A JP6841205B2 (ja) 2017-10-18 2017-10-18 フロントピラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019073203A JP2019073203A (ja) 2019-05-16
JP6841205B2 true JP6841205B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=66543013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017201598A Active JP6841205B2 (ja) 2017-10-18 2017-10-18 フロントピラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6841205B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731569U (ja) * 1993-12-02 1995-06-13 株式会社ネオックスラボ 中空構造物における発泡性材料の取り付け構造及び発泡性材料の取り付け用加工体
JPH1178995A (ja) * 1997-08-29 1999-03-23 Nissan Diesel Motor Co Ltd キャブオーバ型車両の運転台
JP2000177629A (ja) * 1998-12-11 2000-06-27 Toyota Motor Corp Aピラー補強構造
DE19939462C5 (de) * 1999-08-20 2011-01-27 Daimler Ag A-Säule für eine Fahrgastzelle eines Kraftfahrzeugs
JP2001328564A (ja) * 2000-05-22 2001-11-27 Neoex Lab Inc 中空構造物の補強具とその補強方法
DE102005057707B4 (de) * 2005-12-02 2014-01-02 Audi Ag A-Säule für ein Kraftfahrzeug
JP5883615B2 (ja) * 2011-10-31 2016-03-15 ダイハツ工業株式会社 自動車のピラー部構造
US9248862B1 (en) * 2015-01-09 2016-02-02 Nissan North America, Inc. Vehicle body structure
JP2016159813A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 トヨタ自動車株式会社 車両骨格構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019073203A (ja) 2019-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5927187B2 (ja) 自動車の中柱補強体
JP6411149B2 (ja) 車両のアッパーボディフレームシステム
JP5469425B2 (ja) 車両のドアフレーム製造方法
JP2013032088A (ja) 車両用バックドア構造
JPWO2010055589A1 (ja) 車両用構造部材
WO2011046068A1 (ja) 車両のドアフレーム構造及び車両のドアフレーム製造方法
US9394006B2 (en) Center pillar structure
US9914482B2 (en) Vehicle side structure
US20120261950A1 (en) Vehicle roof support assembly
JP2007069667A (ja) 車体骨格部材の結合部構造
JP5196018B2 (ja) 車両構造体
JP6841205B2 (ja) フロントピラー
JP6788788B2 (ja) ドアサッシュ構造
JP6264355B2 (ja) 車両用ドア構造
JP6237669B2 (ja) 車両の上部車体構造
JP6206372B2 (ja) 車両用ルーフ構造、及び車両用ルーフパネルの製造方法
JP6406504B2 (ja) 車体後部の構造
JP2020147255A (ja) 車両後部構造
JP6107209B2 (ja) ルーフサイドレール構造
JP5772512B2 (ja) 自動車のサイドドア構造
US11345408B2 (en) Body reinforcing apparatus for vehicle
JP2018171938A (ja) 車体後部構造
CN107444085A (zh) 车门构造
JP2009096287A (ja) 車両の上部車体構造
CN109987152A (zh) 车身构造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210201

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6841205

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151