JP6840977B2 - タイヤ加硫装置 - Google Patents

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本発明は、タイヤ金型に圧力を均一に作用させうるタイヤ加硫装置に関する。
例えば下記の特許文献1には、一対の支柱状のタイロッドにより、上の金型部が取り付く上側テーブルを、下の金型部が取り付く下側テーブルに対して上下移動可能に案内した構造のタイヤ加硫装置が提案されている。
このタイヤ加硫装置は、構造簡易であり装置コストを低減しうる。しかし加硫時、上側テーブルと下側テーブルとの間が、一対のタイロッドのみによって締め付けられる。そのため、タイヤ金型に圧力が不均一に掛かりやすくなり、加硫品質を低下させる傾向を招く。
そのため、タイロッドを2本から4本に増設することが考えられる。しかしこの場合、タイヤ金型を囲むように4本のタイロッドが立設するため、邪魔になり、ローダーによって生タイヤをタイヤ金型に投入するためのスペース、及びアンローダーによって加硫済みタイヤをタイヤ金型から取り出すためのスペースを十分確保することができないという問題が生じる。
特開2014−46645号公報
そこで本発明は、生タイヤを投入するためのスペース、及び加硫済みタイヤを取り出すためのスペースを十分に確保しながら、加硫時、タイヤ金型に圧力を均一に作用させうるタイヤ加硫装置を提供することを課題としている。
本発明は、下の金型部と上の金型部とを有するタイヤ金型、
前記下の金型部が取り付く下側テーブル、
前記上の金型部が前記下の金型部と上下に向かい合って取り付く上側テーブル、
前記上側テーブルと下側テーブルとを貫通して垂直にのびる支柱状をなし、前記上側テーブルを前記下側テーブルに対して相対的に上下移動可能に案内する一対の主タイロッド、
及び前記上側テーブル又は下側テーブルの一方である第1テーブルに一端部が固定され、かつ他端部が、他方である第2テーブルに上下に離間可能に係合する一対の補助タイロッドを具えるとともに、
前記主タイロッドと補助タイロッドとは、前記タイヤ金型の周りで周方向に交互に配置されることを特徴としている。
本発明に係るタイヤ加硫装置では、平面視において、前記主タイロッドは、前記タイヤ金型の中心jを通る第1の金型直径方向線上に配され、かつ補助タイロッドは、前記中心jを通りかつ前記第1の金型直径方向線と直交する第2の金型直径方向線上に配されることが好ましい。
本発明に係るタイヤ加硫装置では、前記一対の補助タイロッドは、一端部が前記上側テーブルに固定されることが好ましい。
本発明に係るタイヤ加硫装置では、前記タイヤ金型に、生タイヤを投入するためのローダーを含み、
前記ローダーは、前記上側テーブルが前記下側テーブルに対して相対的に上昇し前記補助タイロッドの他端部が前記下側テーブルから離間したとき、一方の補助タイロッドの下方を通って前記生タイヤをタイヤ金型に投入することが好ましい。
本発明に係るタイヤ加硫装置では、前記タイヤ金型から加硫済みタイヤを取り出すアンローダーを含み、
前記アンローダーは、前記上側テーブルが前記下側テーブルに対して相対的に上昇し前記補助タイロッドの他端部が前記下側テーブルから離間したとき、他方の補助タイロッドの下方を通って前記加硫済みタイヤをタイヤ金型から取り出すことが好ましい。
本発明に係るタイヤ加硫装置では、前記補助タイロッドの他端部は、前記の上金型部の下面よりも上方に位置することが好ましい。
本発明は叙上の如く、一対の主タイロッドと一対の補助タイロッドとが、タイヤ金型の周りで周方向に交互に配置される。そのため、上側テーブルと下側テーブルとの間を、合計4本のタイロッドによってバランス良く締め付けでき、加硫時、タイヤ金型に均一な圧力を作用させることができる。
又加硫終了後の金型開状態においては、補助タイロッドが、第2のテーブルから離間するため、補助タイロッドと下側テーブルとの間に、大きなスペースが提供される。従って、補助タイロッドは邪魔にはならず、前記スペースを利用して、生タイヤをタイヤ金型に容易に投入することができ、又加硫済みタイヤをタイヤ金型から容易に取り出すことができる。
本発明のタイヤ加硫装置の一実施例を概念的に示す斜視図である。 タイヤ加硫装置を、上側テーブルを省略して示す平面図である。 ローダーの一例を示す斜視図である。 ローダーの分解斜視図である。 アンローダーの一例を示す斜視図である。 上側テーブルの上下移動を示す断面図である。 アンローダーによる搬出工程、及びローダーによる投入工程を示す断面図である。 (A)、(B)は、搬出工程における加硫済みタイヤのアンローダーへの受け渡しを示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のタイヤ加硫装置1は、タイヤ金型2と、下側テーブル3Lと、上側テーブル3Uと、一対の主タイロッド4と、一対の補助タイロッド5とを具える。本例では2つのタイヤ加硫装置1が隣り合って設置された場合が示されており、タイヤ加硫装置1、1同士は、互いに線対称状に構成される。
前記タイヤ金型2は、下側テーブル3Lに取り付く下の金型部2Lと、上側テーブル3Uに取り付く上の金型部2Uとを有する。下の金型部2Lと、上側テーブル3Uとは上下に向かい合って配され、この間で生タイヤT1が加硫成形される。上下の金型部2U、2Lとしては、特に規定されることがなく、周知構造のものが使用できる。
図6に示すように、本例の下の金型部2Lは、タイヤの下サイドウォール部と下ビード部とを成形するための下サイドモールド11L、及びこの下サイドモールド11Lを支持する加熱用の下プラテン板12Lを含む。
本例の上の金型部2Uは、タイヤの上サイドウォール部と上ビード部とを成形するための上サイドモールド11U、タイヤのトレッド部を成形するためのトレッドモールド13、加熱用の上プラテン板12U、及びトレッドモールド13を拡縮径させる円筒状のコンテナ14を含む。
前記上プラテン板12Uは、上側テーブル3Uに取り付く例えばシリンダ(図示しない)を介して、上側テーブル3Uに対して上下移動可能に支持される。又上プラテン板12Uには、上サイドモールド11Uとトレッドモールド13とが、上プラテン板12Uとは一体に上下移動可能に取り付く。又上側テーブル3Uにはコンテナ14が取り付く。前記トレッドモールド13は、周方向に分割される複数のセグメントからなり、各セグメントは、前記コンテナ14のコーン状内周面に設けるガイド(図示しない)によって、コーン状内周面に沿って案内される。従って、上の金型部2Uでは、コンテナ14に対する各セグメントの上下方向の相対移動によって、トレッドモールド13を拡縮径しうる。
図中の符号15は、加硫時に、生タイヤT1を内側から加熱加圧するブラダー15Aを有する中心機構15であって、タイヤ金型2とは同心に前記下側テーブル3Lに取り付く。
図1、6に示すように、主タイロッド4は、上側テーブル3Uと下側テーブル3Lとを貫通して垂直にのびる支柱状をなし、上側テーブル3Uを、下側テーブル3Lに対して相対的に上下移動可能に案内する。本例では、下側テーブル3Lが固定テーブルであって、上下の金型部2U、2Lが閉じて金型閉状態Y1となる下降位置P1と、上下の金型部2U、2Lが開いて金型開状態Y2となる上昇位置P2との間を、上側テーブル3Uが上下移動する場合が示される。なお主タイロッド4の下端部は、下側テーブル3Lに固定されている。
主タイロッド4には、少なくとの下降位置P1及び上昇位置P2にて、上側テーブル3Uを停止させるための係止溝4g(図6に示す)が設けられる。又上側テーブル3Uには、下降位置P1及び上昇位置P2にて前記係止溝4gをクランプする周知構造のクランプ具16(図6に示す)が取り付いている。なお前記上側テーブル3Uは、例えば、下側テーブル3Lに支持される油圧シリンダ等の周知の昇降機(図示しない)によって、上下方向に駆動される。
主タイロッド4は、図2に示すように、平面視において、タイヤ金型2の中心jを通る第1の金型直径方向線X1上、かつ中心jの両側に配される。
図1、6に示すように、補助タイロッド5は、上側テーブル3U又は下側テーブル3Lの一方である第1テーブル18に一端部が固定され、かつ他端部が、他方である第2テーブル19に上下に離間可能に係合する。本例では、補助タイロッド5の上端部(一端部)が上側テーブル3U(第1テーブル18)に固定される。そして補助タイロッド5の下端部(他端部)が、上側テーブル3Uの下降位置P1において、下側テーブル3L(第2テーブル19)と係合する。補助タイロッド5の下端部(他端部)は、前記下降位置P1からの上側テーブル3Uの上昇に伴い、下側テーブル3L(第2テーブル19)から上下方向に離間しうる。
補助タイロッド5の下端部には、下側テーブル3L(第2テーブル19)と係合するための係止溝5g(図6に示す)が設けられる。又下側テーブル3L(第2テーブル19)には、補助タイロッド5が通る貫通孔、及び前記クランプ具16と略同構成をなし、前記係止溝5gをクランプするクランプ具17(図6に示す)が取り付いている。
主タイロッド4と補助タイロッド5とは、タイヤ金型2の周りで周方向に交互に配置される。本例では図2に示すように、補助タイロッド5は、平面視において、タイヤ金型2の中心jを通って前記第1の金型直径方向線X1とは直交する第2の金型直径方向線X2上、かつ中心jの両側に配される。特には、前記主タイロッド4と補助タイロッド5とは、前記中心jから等距離を離れた位置に配されるのが好ましい。
このようにタイヤ加硫装置1では、上側テーブル3Uと下側テーブル3Lとの間を、合計4本のタイロッド4、5によってバランス良く締め付けできるため、加硫時、タイヤ金型2に均一な圧力を作用させることができる。
又加硫終了後の上側テーブル3Uの上昇により、補助タイロッド5が、下側テーブル3Lから離間するため、補助タイロッド5と下側テーブル3Lとの間に、大きなスペースが提供される。従って、このスペースを利用して、生タイヤT1をタイヤ金型2に容易に投入でき、又加硫済みタイヤT2をタイヤ金型2から容易に取り出すことが可能となる。
本例のタイヤ加硫装置1は、タイヤ金型2に生タイヤT1を投入するためのローダー20、及びタイヤ金型2から加硫済みタイヤT2を取り出すためのアンローダー21を含む。
図7に示すように、前記ローダー20は、上側テーブル3Uが上昇位置P2まで上昇し、補助タイロッド5の下端部が下側テーブル3Lから離間したとき、一方の補助タイロッド5Aの下方を通って生タイヤT1をタイヤ金型2に投入する。又前記アンローダー21は、上側テーブル3Uが上昇位置P2まで上昇し、補助タイロッド5の下端部が下側テーブル3Lから離間したとき、他方の補助タイロッド5(B)の下方を通って加硫済みタイヤT2をタイヤ金型2から取り出す。図7では、便宜上、主タイロッド4を省略して示している。
本例の場合、加硫成形後、上の金型部2Uは、加硫済みタイヤT2を保持した状態で前記上昇位置P2まで移動する。これにより、加硫済みタイヤT2と下の金型部2Lとの間に、上下方向のスペースHが形成される。なお加硫済みタイヤT2の保持は、トレッドモールド13を縮径させた状態のまま上の金型部2Uを上昇させることで行いうる。そして、アンローダー21は、スペースHのうちの上側のスペース部HUを移動して、加硫済みタイヤT2を上の金型部2Uから受け取って搬出を行う。又ローダー20は、スペースHのうちの下側のスペース部HLを移動して、生タイヤT1を下の金型部2L上に投入する。
このように構成することで、加硫済みタイヤT2の搬出工程と、生タイヤT1の投入工程との少なくとも一部を、同時進行させることができ、生産性を向上させることができる。本例では、スペースHを有効利用するために、補助タイロッド5は、上側テーブル3Uに取り付くシリンダ22(図1に示す)を介して、上昇可能に支持される。これにより、補助タイロッド5の下端部が、上の金型部2Uの下面よりも上方となる待機位置Kまで補助タイロッド5を上昇させることができる。その結果、搬出工程における加硫済みタイヤT2と補助タイロッド5との接触の防止、或いは、スペースHの高さの低減を図ることができる。
図1、2に示すように、本例のローダー20は、横置き姿勢の生タイヤT1を把持するチャック具23と、チャック具23を昇降可能に支持する昇降手段24と、平面視においてチャック具23をタイヤ金型2の中心j位置まで移動させる移動手段25とを具える。
図3に示すように、昇降手段24は、本例では、例えば支柱26に、レール26Aを含むリニアガイドを介して上下移動可能に案内される昇降体27を有する。この昇降体27は、前記支柱26に取り付く例えばシリンダ(図示しない)によって作動する。
前記移動手段25は、本例では、前記昇降体27に設けた支軸28の周りで水平に旋回可能なアーム体29を有する。このアーム体29は、前記昇降体27に取り付く例えばシリンダ30によって作動する。
又図3、4に示すように、前記チャック具23は、本例では、前記アーム体29の先端に、例えばU字状のブラケット31を介して固定されるリング状の基板32を具える。この基板32に、生タイヤT1の上ビード部(図7に示す)を、例えば半径方向内側から把持しうる拡縮径可能な把持部33が支持される。
前記把持部33は、周方向に分割される複数の把持片33Aを有し、各把持片33Aは、拡縮径手段34を介して半径方向内外に移動する。
前記拡縮径手段34は、前記基板32の例えば下面に設けられ、各把持片33Aを半径方向に案内するガイド部35と、前記基板32に同心かつ回転可能に支持されるリング状の回転板36とを含む。回転板36は、その外周部に、例えば3個の支持ローラ36A(図3に示す)を具え、各支持ローラ36Aが基板32の外周面上を転動可能に係止されることにより、回転板36は、基板32に対して同心に回転しうる。又回転板36には、スパイラル状の複数のガイド溝36Bが形成される。又各把持片33Aには、前記ガイド溝36Bに案内されるガイドピン33A1が突設される。従って、回転板36の回転動作により、各把持片33Aは半径方向内外に一斉に移動でき、上側のビード部を把持しうる。なお回転板36は、アーム体29に取り付く例えばシリンダ37(図3に示す)によって作動する。
図5に示すように、本例のアンローダー21は、加硫済みタイヤT2を上の金型部2Uから受け取って保持する保持具40と、保持具40を昇降可能に支持する昇降手段41と、平面視において保持具40を中心j位置から装置外に移動させる移動手段42とを具える。
移動手段42は、本例では、タイヤ加硫装置1、1間を通って水平にのびる横フレーム43に、レール43Aを含むリニアガイドを介して横移動可能に案内される横移動体44を有する。又昇降手段41は、前記横移動体44の側面に、レール45Aを含むリニアガイドを介して上下に移動可能な昇降体45を具える。
保持具40は、前記昇降体45に取り付く支持板46と、加硫済みタイヤT2の下側のビード部を受ける保持部47とを具える。保持部47は、半円状に2分割された一対の保持片47Aからなり、各保持片47Aは、支持板46に、例えばレール48を含むリニアガイドを介して近離移動可能に支持される。なお保持片47Aは、支持板46に取り付く例えばシリンダ(図示しない)によって作動する。
従って、図8(A)に示すように、まず、加硫済みタイヤT2を保持した上側の金型部2Uの下方かつ同心位置に、上側のスペース部HUを通って保持具40が移動する。しかる後、図8(B)に示すように、上プラテン板12Uが下降し、トレッドモールド13が拡径することで、加硫済みタイヤT2の保持が解除される。これと同時に、保持具40が上昇することで、加硫済みタイヤT2が上側の金型部2Uから受け取られる。なお加硫済みタイヤT2は、保持片47A、47A同士の離間によって保持具40に保持された後、下降することで上側の金型部2Uから取り外されるとともに、上側のスペース部HUを通って装置外に搬出される。
なおタイヤ加硫装置1では、上側テーブル3Uを固定テーブルとし、下側テーブル3Lを上下移動させる如く構成することもできる。
又本例では、加硫済みタイヤT2を保持した状態で上の金型部2Uを上昇させたが、従来と同様、加硫済みタイヤT2を下の金型部2U上に残して上の金型部2Uのみ上昇させることもできる。この場合、下の金型部2U上の加硫済みタイヤT2を、アンローダーにより搬出した後、ローダーにより生タイヤT1が下の金型部2U上に投入される。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 タイヤ加硫装置
2 タイヤ金型
2L 下の金型部
2U 上の金型部
3L 下側テーブル
3U 上側テーブル
4 主タイロッド
5 補助タイロッド
18 第1テーブル
19 第2テーブル
20 ローダー
21 アンローダー
T1 生タイヤ
T2 加硫済みタイヤ
X1 第1の金型直径方向線
X2 第2の金型直径方向線

Claims (6)

  1. 下の金型部と上の金型部とを有するタイヤ金型、
    前記下の金型部が取り付く下側テーブル、
    前記上の金型部が前記下の金型部と上下に向かい合って取り付く上側テーブル、
    前記上側テーブルと下側テーブルとを貫通して垂直にのびる支柱状をなし、前記上側テーブルを前記下側テーブルに対して相対的に上下移動可能に案内する一対の主タイロッド、
    及び前記上側テーブル又は下側テーブルの一方である第1テーブルに一端部が固定され、かつ他端部が、他方である第2テーブルに上下に離間可能に係合する一対の補助タイロッドを具えるとともに、
    前記主タイロッドと補助タイロッドとは、前記タイヤ金型の周りで周方向に交互に配置され、
    平面視において、前記主タイロッドは、前記タイヤ金型の中心jを通る第1の金型直径方向線上に配され、かつ補助タイロッドは、前記中心jを通りかつ前記第1の金型直径方向線と直交する第2の金型直径方向線上に配され、
    前記一対の補助タイロッドは、前記一端部が前記上側テーブルに固定されており、
    前記一対の補助タイロッドの前記他端部が上昇して、前記上の金型部の下面よりも上方に位置することを特徴とするタイヤ加硫装置。
  2. 前記一対の補助タイロッドは、前記上側テーブルに取り付くシリンダを介して前記一端部が支持されることを特徴とする請求項1記載のタイヤ加硫装置。
  3. 前記タイヤ金型に生タイヤを投入するためのローダーを含み、
    前記ローダーは、前記上側テーブルが前記下側テーブルに対して相対的に上昇し前記補助タイロッドの他端部が前記下側テーブルから離間したとき、一方の補助タイロッドの下方を通って前記生タイヤをタイヤ金型に投入することを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ加硫装置。
  4. 前記タイヤ金型から加硫済みタイヤを取り出すアンローダーを含み、
    前記アンローダーは、前記上側テーブルが前記下側テーブルに対して相対的に上昇し前記補助タイロッドの他端部が前記下側テーブルから離間したとき、他方の補助タイロッドの下方を通って前記加硫済みタイヤをタイヤ金型から取り出すことを特徴とする請求項3記載のタイヤ加硫装置。
  5. 前記タイヤ金型に生タイヤを投入するためのローダーと、前記タイヤ金型から加硫済みタイヤを取り出すアンローダーとを含み、
    前記ローダーは、前記生タイヤの上ビード部を把持する把持部を有し、
    前記アンローダーは、前記加硫済みタイヤの下側のビード部を受ける保持部を具えることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のタイヤ加硫装置。
  6. 加硫成型後、前記タイヤ金型には、前記加硫済みタイヤと前記下の金型部との間に、上側のスペース部と、前記上側のスペース部の下方に配される下側のスペース部とを含むスペースが形成され、
    前記ローダーは、前記把持部を前記下側のスペース部で移動させる移動手段を有し、
    前記アンローダーは、前記保持部を前記上側のスペース部で移動させる移動手段を有することを特徴とする請求項5記載のタイヤ加硫装置。
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